JP2007082020A - 情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置 - Google Patents

情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】入力した画像データに対する設定情報をタッチパネル上に表示させて設定を受け付ける情報表示装置を提供する。
【解決手段】情報表示装置10は、接触座標検出部11、接触時間検出部12,受付部13、設定判定部14、および表示制御部15を備える。入力する画像データをタッチパネル3上に表示し、設定すべき箇所に接触入力すると、接触座標検出部11が接触入力した座標値を検出し、接触時間検出部12が接触の継続時間を検出し、設定判定部14が座標値および継続時間によって設定すべき項目の候補を判定し、表示制御部15は判定された設定項目をタッチパネル3に表示し、受付部13がタッチパネル3で表示された設定項目から設定入力を受け付ける。画像形成装置の編集処理部4が設定項目に従って画像データに設定処理を施し、画像出力部5が処理された画像データに基づいて画像出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置に関する。
従来、デジタル複合機などの画像形成装置においては、付属しているタッチパネルが非常に狭いため、編集設定を行う場合に表示する編集メニューが見づらいという問題があった。特に、多機能化が進み設定項目が多くなるとこのような問題は深刻となってくる。このため、できるだけ簡単な操作で必要性の高い編集項目のみが表示されることが望まれていた。
このような問題を解決するために、例えば操作部におけるテンキーの「1」のキーが2回押下された場合、あるいは一定時間以上連続して押下された場合には、より下位の階層項目が選択して入力されたと判定して、編集項目を設定する技術が考案されている(特許文献1の段落0010)。
特開2005−234714号公報
しかしながら、この技術によると、テンキーの押下の仕方によって自動的に下位の編集項目が設定される点で操作の煩雑さを省略できる場合もあるが、どのような押下の仕方の場合にどのような編集項目が設定されるのかが不明であって、一々、押下の仕方と押下に対応する下位の編集項目を記憶しなければならないという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされ、その目的は、設定入力を受け付けながら、設定されようとする可能性の高い設定情報を判定して表示することによって、操作者にとって操作効率の高い情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、電子機器に付属し、前記電子機器に対する設定入力を操作表示手段から受け付けて、受け付けられた設定情報を前記操作表示手段に表示する情報表示装置において、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標を検出する接触座標検出手段と、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の継続時間を検出する接触時間検出手段と、前記接触座標検出手段によって検出された接触座標、および前記接触時間検出手段によって検出された継続時間に基づいて、前記電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定する設定判定手段と、前記設定判定手段によって判定された前記設定情報を前記操作表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の情報表示装置において、前記表示制御手段によって前記操作表示手段に表示された設定情報を介して設定入力を受け付ける受付手段を、さらに備えたことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の情報表示装置において、前記接触時間検出手段は、前記継続時間を前記接触入力の開始と終了によって検出するものであることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報表示装置において、前記接触時間検出手段は、前記継続時間を所定の時間単位ごとに検出し、前記設定判定手段は、前記接触座標および継続時間に基づいて、前記設定情報を前記所定の時間単位ごとに判定し、前記表示制御手段は、前記設定情報を前記操作表示手段に前記所定の時間単位ごとに表示させるものであることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報表示装置において、前記設定判定手段は、前記接触時間と前記設定情報とを対応付ける対応情報を有し、前記対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報表示装置において、前記接触時間と設定情報との履歴情報から前記対応情報を生成する対応情報生成手段を、さらに備え、前記設定判定手段は、前記対応情報生成手段が生成した対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報表示装置において、前記継続時間に基づいて、音声を、音声の強弱および高低の少なくともいずれかの変化において、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する音声出力手段を、さらに備えたことを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報表示装置において、前記表示制御手段は、前記継続時間に基づいて、前記操作表示手段に表示する画像を、連続的変化および離散的変化の少なくともいずれかの変化の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項8に記載の情報表示装置において、前記表示制御手段は、前記画像として、変化するアニメーション画像の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報表示装置において、前記継続時間に基づいて、振動、熱、および触覚情報を含む少なくともいずれかの力覚情報を、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する力覚情報出力手段を、さらに備えたことを特徴とする。
請求項11にかかる発明は、電子機器に付属し、前記電子機器に対する設定入力を操作表示手段から受け付けて、受け付けられた設定情報を前記操作表示手段に表示する情報表示装置の情報表示方法において、接触座標検出手段によって、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標を検出する接触座標検出工程と、接触時間検出手段によって、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の継続時間を検出する接触時間検出工程と、設定判定手段によって、前記接触座標検出工程で検出された接触座標、および前記接触時間検出工程で検出された継続時間に基づいて、前記電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定する設定判定工程と、表示制御手段によって、前記設定判定工程で判定された前記設定情報を前記操作表示手段に表示させる表示制御工程と、を含むことを特徴とする。
請求項12にかかる発明は、請求項11に記載の情報表示方法において、受付手段によって、前記表示制御工程で前記操作表示手段に表示された設定情報を介して設定入力を受け付ける受付工程を、さらに含むことを特徴とする。
請求項13にかかる発明は、請求項11または12に記載の情報表示方法において、前記接触時間検出工程は、前記継続時間を前記接触入力の開始と終了によって検出するものであることを特徴とする。
請求項14にかかる発明は、請求項11〜13のいずれか1つに記載の情報表示方法において、前記接触時間検出工程は、前記継続時間を所定の時間単位ごとに検出し、前記設定判定工程は、前記接触座標および継続時間に基づいて、前記設定情報を前記所定の時間単位ごとに判定し、前記表示制御工程は、前記設定情報を前記操作表示手段に前記所定の時間単位ごとに表示させるものであることを特徴とする。
請求項15にかかる発明は、請求項11〜14のいずれか1つに記載の情報表示方法において、前記設定判定工程は、前記接触時間と前記設定情報とを対応付ける対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする。
請求項16にかかる発明は、請求項11〜15のいずれか1つに記載の情報表示方法において、対応情報生成手段によって、前記接触時間と設定情報との履歴情報から前記対応情報を生成する対応情報生成工程を、さらに含み、前記設定判定工程は、前記対応情報生成工程で生成した対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする。
請求項17にかかる発明は、請求項11〜16のいずれか1つに記載の情報表示方法において、音声出力手段によって、音声を、前記継続時間に基づいて、音声の強弱および高低の少なくともいずれかの変化において、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する音声出力工程を、さらに含むことを特徴とする。
請求項18にかかる発明は、請求項11〜17のいずれか1つに記載の情報表示方法において、前記表示制御工程は、前記継続時間に基づいて、前記操作表示手段に表示する画像を、連続的変化および離散的変化の少なくともいずれかの変化の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする。
請求項19にかかる発明は、請求項18に記載の情報表示方法において、前記表示制御工程は、前記画像として、変化するアニメーション画像の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする。
請求項20にかかる発明は、請求項11〜19のいずれか1つに記載の情報表示方法において、力覚情報出力手段によって、前記継続時間に基づいて、振動、熱、および触覚情報を含む少なくともいずれかの力覚情報を、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する力覚情報出力工程を、さらに含むことを特徴とする。
請求項21にかかる発明は、請求項11〜20のいずれか1つに記載の情報表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項22にかかる発明は、画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段によって取得された画像データを操作表示手段に表示し、設定情報を受け付けて受けて付けられた設定情報を表示する情報表示装置と、前記情報表示装置に表示されて設定された設定情報により画像データに対して設定処理を施して画像出力する出力手段と、を備えた画像形成装置であって、前記情報表示装置は、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標を検出する接触座標検出手段と、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の継続時間を検出する接触時間検出手段と、前記接触座標検出手段によって検出された接触座標、および前記接触時間検出手段によって検出された継続時間に基づいて、前記電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定する設定判定手段と、前記設定判定手段によって判定された前記設定情報を前記操作表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段によって前記操作表示手段に表示された設定情報から設定の指定を受け付けて前記出力手段に送信する受付手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標と、接触入力の継続時間とに基づいて、電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定し、判定された設定情報を操作表示手段に表示させることによって、設定しようとする項目や設定値のうちで可能性の高いものを表示させるので、操作者にとって、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項2にかかる発明によれば、操作表示手段に表示された設定情報を介して設定入力を受け付けるので、設定作業が容易となり、利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項3にかかる発明によれば、接触入力の開始から終了までの継続時間によって、設定しようとする項目や設定値のうち可能性の高いものを表示させるので、操作者にとって、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項4にかかる発明によれば、所定の時間単位で、接触入力の継続時間を検出し、設定情報を判定して操作表示手段に表示させることによって、継続時間に基づく設定情報が時間の経過と共にフィードバックされて操作表示手段に表示されるので、設定しようとする内容が時間的変化に応じて選択されて表示され、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項5にかかる発明によれば、接触時間と設定情報とを対応付ける対応情報に基づいて設定情報を判定することによって、操作者個人の操作のくせを加味して設定情報を判定することができるので、設定しようとする内容が的確に選択的に表示され、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項6にかかる発明によれば、対応情報生成手段が接触時間と設定情報との履歴情報から生成した対応情報に基づいて、設定情報を判定することによって、操作者個人の統計的な操作のくせを加味して設定情報の判定を行って表示できるので、設定しようとする内容が的確に表示され、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項7にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、音声を、強弱や高低の連続的変化と離散的変化の態様で出力することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを操作者に音声の変化の態様で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項8にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、操作表示手段に表示する画像の変化を、連続的変化と離散的変化の態様で、操作表示手段に画像表示することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを操作者に画像の変化で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項9にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、変化するアニメーション画像を連続的変化と離散的変化の態様で操作表示手段に表示することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを、操作者にアニメーション画像の変化で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項10にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、振動、熱、触覚情報などの力覚情報の変化を、連続的変化と離散的変化の態様で出力することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを、操作者に力覚情報の変化で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示装置を提供できるという効果を奏する。
請求項11にかかる発明によれば、操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標と、接触入力の継続時間とに基づいて、電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定し、判定された設定情報を操作表示手段に表示させることによって、設定しようとする項目や設定値のうちで可能性の高いものを表示させるので、操作者にとって、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項12にかかる発明によれば、操作表示手段に表示された設定情報を介して設定入力を受け付けるので、設定作業が容易となり、利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項13にかかる発明によれば、接触入力の開始から終了までの継続時間によって、設定しようとする項目や設定値のうち可能性の高いものを表示させるので、操作者にとって、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項14にかかる発明によれば、所定の時間単位で、接触入力の継続時間を検出し、設定情報を判定して操作表示手段に表示させることによって、継続時間に基づく設定情報が時間の経過と共にフィードバックされて操作表示手段に表示されるので、設定しようとする内容が時間的変化に応じて選択されて表示され、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項15にかかる発明によれば、接触時間と設定情報とを対応付ける対応情報に基づいて設定情報を判定することによって、操作者個人の操作のくせを加味して設定情報を判定することができるので、設定しようとする内容が的確に選択的に表示され、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項16にかかる発明によれば、対応情報生成手段が接触時間と設定情報との履歴情報から生成した対応情報に基づいて、設定情報を判定することによって、操作者個人の統計的な操作のくせを加味して設定情報の判定を行って表示できるので、設定しようとする内容が的確に表示され、的確で効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項17にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、音声を、強弱や高低の連続的変化と離散的変化の態様で出力することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを操作者に音声の変化の態様で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項18にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、操作表示手段に表示する画像の変化を、連続的変化と離散的変化の態様で、操作表示手段に画像表示することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを操作者に画像の変化で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項19にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、変化するアニメーション画像を連続的変化と離散的変化の態様で操作表示手段に表示することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを、操作者にアニメーション画像の変化で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項20にかかる発明によれば、接触入力の継続時間に基づいて、振動、熱、触覚情報などの力覚情報の変化を、連続的変化と離散的変化の態様で出力することによって、接触入力し続けると設定しようとする内容が変化することを、操作者に力覚情報の変化で想起させることができるので、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能な情報表示方法を提供できるという効果を奏する。
請求項21にかかる発明によれば、請求項11〜20のいずれか1つに記載の情報表示方法をコンピュータに実行させることができるプログラムを提供できるという効果を奏する。
請求項22にかかる発明によれば、操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標と、接触入力の継続時間とに基づいて、電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定し、判定された設定情報を操作表示手段に表示させ、設定しようとする項目や設定値のうちで可能性の高いものを表示し、表示された設定情報によって入力した画像データに対して設定処理を施して画像出力するので、操作者にとって、利便性と効率の高い設定操作が可能な画像形成装置を提供できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置の最良な実施の形態を、実施の形態1〜4、および変形例1〜5に沿って詳細に説明する。
(1.実施の形態1)
図1は、実施の形態1による情報表示装置を含む画像形成装置の機能的ブロック図である。画像形成装置はスキャナ1、画像処理部2、タッチパネル3、編集処理部4、画像出力部5、メモリ(HDD)6、および情報表示装置10を備える。
実施の形態1による情報表示装置10は、画像形成装置に適用されている。情報表示装置10は、スキャナ1で読み込んだ画像データに対して、操作者によるタッチパネル3からの設定入力を受け付けて、受け付けられた設定入力によって判定した設定情報をタッチパネル3上に表示する。そして、タッチパネル3上に表示した設定情報を介して、操作者による設定入力を受け付ける。
スキャナ1は、原稿画像を読み取る。画像処理部2は、読み取った原稿画像をデジタルデータに変換して画像データを生成し、情報表示装置10に送信する。タッチパネル3は、操作者による接触入力を受け付ける。また、タッチパネル3は、読み込まれた画像データを表示する。また、タッチパネル3は、タッチパネル3上に表示される設定項目から接触入力による設定入力を受け付ける。
タッチパネル3は、人間の指先、スタイラスペン、その他の接触入力具を介して接触することによって入力を受け付ける。タッチパネル3は、指先やペン先からの押圧により抵抗の変化を検知する抵抗膜方式、赤外線検知方式、あるいはアナログ容量結合方式などの公知技術によって、表示するパネル面のそれぞれの位置における座標信号を検出する。
以下に入力の形態として、タッチパネル3に対して接触して入力を行う接触入力(以下、タッチ入力と称する)を例に挙げて説明する。しかし、必ずしもタッチ入力のみが本発明の実施の形態ではない。例えば、赤外線による位置検出の技術を適用して、入力する位置を検出することができる。また、入力方式として、マウスやキーボードを含む種々の入力方式を適用することができる。また、機械的に操作者による押下を受け付けて入力を行う操作部(不図示)を備えることができる。また、操作部は、印刷実行を指示する押下ボタンを備えることができる。
情報表示装置10は、画像処理部2から受信する画像データに対して、設定項目に基づいて設定処理を施す。編集処理部4は、情報表示装置10によって設定された処理項目に基づいて編集処理を施し、画像出力部5に送信する。画像出力部5は、編集処理を施された画像データに基づいて印刷出力する。
実施の形態1による情報表示装置10は、接触座標検出部11、接触時間検出部12、受付部13、設定判定部14、および表示制御部15を備える。
接触座標検出部11は、タッチパネル3においてタッチ入力がなされて検出されたパッチパネル3上の位置信号から座標情報を生成する。接触座標検出部11は、接触座標を接触入力の開始時に検出する。また、接触座標検出部11は、接触の終了時においても検出する構成としても良い。また、接触座標検出部11は、所定の時間ごとに忸怩検出する構成とすることができる。検出する座標位置を時間の経過と共にフィードバックするためである。
接触時間検出部12は、タッチパネル3においてタッチ入力がなされた場合、タッチ入力されている継続時間を検出する。ここでは、接触時間検出部12は、継続時間を接触入力の開始と終了時によって検出する。
設定判定部14は、接触座標検出部11によって検出された接触座標、および接触時間検出部12によって検出された継続時間に基づいて、画像形成装置における設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定する。
ハードディスク6は、タッチパネル3へのタッチ入力で検出される座標およびタッチ入力の継続時間と、設定項目および設定値などの設定情報とを対応させる対応テーブルを、格納している。設定判定部14は、入力する接触座標および接触時間に対応する設定情報を、対応テーブルから読み出して、判定結果とする。
表示制御部15は、読み込んだ画像データをタッチパネル3上に表示する。また、表示制御部15は、設定判定部14によって読み出されて判定された設定情報を、タッチパネル3上に表示する。
受付部13は、ユーザがタッチパネル3上に表示された設定情報を介して設定入力を行った場合、この設定入力をタッチパネル3を介して受け付け、編集処理部4に受け付けた設定情報を送信する。
図2は、タッチパネルから接触入力を受け付けることを説明する図である。図2は、読み込まれた原稿画像200が段落、タイトル、写真などから構成されてタッチパネル3上に表示されている。今、操作者は符号201で表させるタッチパネル3上の点に対してタッチ入力を行う。
図3は、設定判定部が設定項目を判定する際に使用する対応テーブルの一例を示す模式図である。図3の対応テーブル300には、項目番号301、タッチパネル上で入力される矩形範囲302、接触入力の継続時間(秒)303、および設定項目304を規定している。
図4は、表示画像から入力される座標の検出を説明する図である。ここで、ユーザは、指またはスタイラスペンでタッチパネル3にタッチ入力する。接触入力における接触点の位置データを設定するx軸およびy軸は、図4に示すように設定する。これらの軸はそれぞれ、画像形成装置であれば主走査線方向および副走査線方向に設定するのが便利である。
図3に示された矩形範囲における2つのパラメータの組(x1、y1)、(x2、y2)によって、xy座標系での矩形領域が規定される。図3では、座標点が(10,20)および(30,70)で規定される矩形内において、接触時間が時間が3秒〜6秒であった場合、設定される項目は項目番号1の「綴じ代」305が該当する。また、座標点が(20,50)および(40,80)で規定される矩形内において、接触時間が時間が0.3秒〜3秒であった場合、設定される項目は項目番号2の「パンチ穴」306が該当する。ここでは、綴じ代とパンチ穴の設定を分ける継続時間は、3秒が閾値となっている。即ち、3秒より短い場合は、パンチ穴と判定され、3秒以上6秒までは綴じ代と判定される。
今、接触時間検出部12は、図2に示すポイント201がタッチ入力されて接触が開始し、タッチ入力が無検出状態となった時間が4秒であると計測したとする。今、接触座標検出部11は、タッチ入力のポイントを(25、60)であると検出した。検出されたこの座標は、項目1および2のいずれもが該当する。設定判定部14は、計測された接触時間が3〜6秒の場合であるので、図3に示す対応テーブルを参照して、項目1の綴じ代に該当すると判定した。そして、接触時間が0.3〜3秒の場合である項目2のパンチ穴を2番目の候補として判定した。また、設定判定部14が、綴じ代であると判定した場合、綴じ代としてデフォルトで設定されている5mmの数値を表示する。
図5は、設定判定部が、設定項目および設定値を判定してタッチパネル上に設定情報を表示した例を説明する図である。表示制御部15は、設定判定部14が判定した項目を表示する(符号501)。表示制御部15は、設定判定部14が判定した設定項目として「綴じ代」をタッチパネル3上に表示する(符号502)。そして、デフォルト値として決められている綴じ代の設定値として5mmを表示する(符号503)。この数値に対してはユーザからのタッチ入力によって変更可能とすることが望ましい。また、次に可能性の高い設定項目として、「パンチ穴」を表示する(符号504)。
ユーザは、表示された項目を介して設定入力するために、タッチパネル3に表示された設定項目の候補501の中から、所望の設定項目を選択してタッチ入力する。受付部13は、タッチ入力して受け付けられた設定項目についての情報を受信して編集処理部4に送信する。編集処理部4は、受信した設定項目情報に基づいて原稿画像データに編集処理を施し、画像出力部5に送信する。
図6は、実施の形態1による情報表示手順を説明するフローチャートである。タッチパネル3は、接触入力を検出し(ステップS101)、入力を検出した場合(ステップS101のYes)、接触時間検出部11は、接触時間をリセットする。これは接触している継続時間の計測を開始するためである(ステップS102)。
接触座標検出部12は、タッチパネル3上の接触座標を検出する。今、接触座標が(25,60)であったとする(ステップS103)。タッチパネル3は、接触入力が無検出状態になったか否かを検出し(ステップS104)、無検出状態になった場合(ステップS104のYes)、接触時間検出部11は、それまでの接触時間を検出する。ここで接触継続時間が5秒であったとする(ステップS105)。
設定判定部14は、図3に示した接触座標値および接触時間によって、設定情報を判定する。ここでは、該当する設定項目は図3から第1候補として「綴じ代」であると判定される。また第2候補として「パンチ穴」であると判定する(ステップS106)。表示制御部15は、設定判定部14によて判定された設定情報をタッチパネル3に、例えば図5の符号501〜503およびのように表示する。ここでは綴じ代のデフォルト値である5mmが同時に示されている(ステップS107)。
受付部13は、タッチパネル3上に表示した設定情報から入力を受け付けたか否かを検出する(ステップS108)。検出しなかった場合(ステップS108のNo)、最初に戻り、タッチパネル3が接触入力を検出する状態となる(ステップS101)。
受付部13が、タッチパネル3上から入力を受け付けた場合(ステップS108のYes)、編集処理部4は、受け付けた設定内容に従って編集処理を施す(ステップS109)。画像出力部5は、編集後の画像データに基づいて画像出力を行う(ステップS110)。
図7は、設定判定部が設定項目を判定する手順を説明するフローチャートである。この設定項目の判定手順は、図6のステップS108の詳細な手順である。設定判定部14は、検出した接触入力の座標値が、i番目の所定の矩形範囲の中にあるか否かを判定する。図中、Li、Riはx方向の範囲を画定し、TiおよびBiはy方向の範囲を画定する(ステップS201)。iの値を変化させることによって(ステップS202)、タッチパネル3上でタッチ入力された矩形範囲が特定される(ステップS201のYes)。
接触時間判定部12は、接触する継続時間を計測する。設定判定部14は、計測された継続時間が閾値より長いか否かを判定する。この場合、3秒が短時間接触と長時間接触との閾値であるとする(ステップS203)。接触継続時間が3秒より長いと判定した場合(ステップS203のYes)、長時間接触によって定まる設定項目を選択する。CLi→Cとは、i番目の領域における長時間接触による設定項目を設定することを表す。ここでは、図3から「綴じ代」である。また、この時デフォルト値である5mmが同時に選択される(ステップS204)。
そして、短時間接触の項目である「パンチ穴」が次の候補として図5に示すように選択される。ここで、CSi→Cとは、i番目の領域における短時間接触による設定項目を、設定項することを表す(ステップS205)。表示制御部15は、選択された設定項目情報を、タッチパネル3上に表示する(ステップS107)。
こうして、タッチパネル3から受け付けた接触入力の位置である接触座標と、接触入力の継続時間とに基づいて、電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定し、判定された設定情報をタッチパネル3に表示させることによって、設定しようとする項目や設定値のうちで可能性の高いものを判定して表示させ操作者の入力を受け付けるので、効率の高い設定操作が可能になる。
(2.実施の形態2)
図8は、実施の形態2による情報表示装置の機能的ブロック図である。実施の形態2による情報表示装置20が、実施の形態1と異なる点は、計時部27を備えて、接触入力を開始した時点から、接触座標検出部11は所定時間ごとに接触座標を検出し、接触時間検出部12は所定時間ごとに継続時間を検出し、設定判定部24は、接触座標および継続時間に基づいて、所定時間単位ごとに設定情報を判定し、表示制御部25は、所定時間単位ごとに設定情報をタッチパネル3に表示させる。
このようにして、所定の時間単位ごとに、接触入力の接触座標および継続時間に基づいて判定された設定情報がタッチパネル3にフィードバックされて表示させるので、継続時間の変化によって異なって判定される設定項目を操作者に提示することができる。
図9は、実施の形態2による画像表示手順を説明するフローチャートである。タッチパネル3は、接触入力を検出し(ステップS301)、検出した場合(ステップS301のYes)、計時部27は、接触時間をリセットする(ステップS302)。計時部27は、所定時間経過したか否かを検出し(ステップS303)、検出した場合(ステップS303のYes)、接触座標検出部11は、接触座標を検出し(ステップS304)、接触時間検出部12は、接触時間を検出する(ステップS305)。
ここで、所定時間経過したか否かを検出するのは、接触座標および接触時間をこの所定時間の刻み幅で検出するためである。従って、この所定時間は、例えば0.05秒、0.1秒、あるいは0.3秒という程度の単位である。
設定判定部24は、所定時間経過した接触座標と接触継続時間によって、設定情報を判定する。例えば、図3に示したテーブルに即して判定すると、接触座標の領域が項目番号1および2に該当する場合であって、現在までの継続時間が2秒の場合は、設定判定部24は、項目番号2の「パンチ穴」を第1候補と、そして項目番号1の「綴じ代」を第2候補であると判定し(ステップS306)、表示制御部25は、第1候補として「パンチ穴」の設定情報を、第2候補都として「綴じ代」を表示する(ステップS307)。
しかしながら、ここでユーザが第2候補である「綴じ代」を設定したい場合は設定入力を行わないので、そのまま押し続け、受付部13からの入力はなく(ステップS308のNo)、ステップS302に戻って、タッチ入力により接触する時間が経過する。そして、接触時間検出部12が、3秒以上の経過を検出した場合(ステップS305)、設定判定部24は、今度は、図3から該当する「綴じ代」を設定項目として判定して(ステップS306)、表示制御部25は表示する(ステップS307)。
受付部13が、表示した設定情報から入力を受け付けたと判定した場合(ステップS308のYes)、ステップS109(図5)に進み、受け付けないと判定した場合(ステップS308のNo)、再びステップS302に戻る。
ここでは、座標位置は変化しないものとして説明したが、しかし、タッチ入力する座標位置を変化させることによって、拡大縮小などの設定を判定して表示することができる。あるいは、のりしろの幅なども設定可能である。
このようにして、所定の時間単位ごとに、接触入力の接触座標および継続時間を検出し、設定情報を判定してタッチパネル3に表示させることによって、接触入力による接触座標と接触時間に基づく設定情報が時間の経過と共にフィードバックされてタッチパネル3に表示されるので、設定しようとする内容が時間に伴って変化する場合であっても、的確に判定されて表示され、操作者によって効率の高い設定操作が可能となる。
(3.実施の形態3)
実施の形態3による情報表示装置が実施の形態1と異なる点は、接触時間と設定情報との履歴情報から対応情報を生成する対応情報生成部をさらに備えて、設定判定部は、継続時間、および対応情報生成部が生成する対応情報に基づいて設定情報を判定する点である。これにより、操作者による設定の統計的な特徴が対応情報に盛り込まれるので、操作者のくせや特徴が加味されて、設定しようとする項目が判定されて表示させることができる。
図10は、実施の形態3による情報表示装置の機能的ブロック図である。情報表示装置30の備える対応情報生成部37は、タッチ入力された継続時間および受付部13が受け付けた設定項目の履歴的なデータを収集し、履歴情報してHDD6に格納する。対応情報生成部37は、受け付けた設定項目によって、履歴情報を書き換える。設定判定部34は、接触入力の継続時間と、対応情報生成部37によって書き換えられた履歴情報とを参照して、設定情報を判定する。
図11は、履歴情報の一例を説明する模式図である。この履歴ファイルは、パンチ穴と綴じ代について、操作者がタッチ入力によって設定入力した頻度を、時間軸に対応付けて表現したものである。図11は、長短接触時間の違いによって、入力される頻度が2つの山の形で出現する。最初の左側の山は、パンチ穴を入力した場合であり、右側の山は綴じ代を入力した場合である。
最初の設定ではグラフ1101に見られるように閾値を3秒として長めに設定されている。即ち、設定判定部34は、最初は、今まで通りに接触時間が3秒以下であればパンチ穴と判定し、3秒より長ければ綴じ代と判定する。しかし、2つの山の間の谷の高さh1が充分低い場合、この場合は山と山との距離L1は比較的大きいのであるが、閾値をより短い時間と設定できる。
これに対して、グラフ1102は、閾値を2秒にした場合の頻度のグラフである。長短の判断が2秒を境とするために、間違って入力することがやや多くなり、2つの山の間の谷の高さh2はh1よりも高くなる。この谷の高さh2が所定値より大きくなると、長短の違いが少なすぎて問題となる。
そこで、グラフ1103は、再び閾値を長くして、2.5秒とした場合である。この場合、谷の高さh3および2つの山の距離L3は、グラフ1101および1102で示されたものの中間的な値を取る。
ここで設定判定部34は、履歴情報1100を基にして、hの高さをある一定値以下になるようにして、閾値を定める。このように、設定判定部34は、閾値を最初は長目に設定されており、それが短く設定し直して不都合が生じるようであれば、さらにその中間に設定するというように、hの高さを基準にして漸近的に閾値を変化させる。このことによって、設定判定部34は、最適な長短の接触時間を判定するための閾値を設定することができる。
このようにして、対応情報生成部37は、履歴情報に基づいて対応情報を生成することができる。設定判定部34は、対応情報生成部37の生成した履歴情報に基づく対応情報を参照することによって設定情報を判定し、表示制御部15は、設定判定部34の判定した設定情報を表示する。
また、ここで、対応情報生成部37は、さらに接触座標と設定情報とを対応付けて対応情報を生成し、設定判定部34は、さらに接触座標、および対応情報に基づいて設定情報を判定することが望ましい。これについては、図11に示した継続時間と頻度のグラフの代わりに、xy2次元座標に対して頻度を第3の次元とすることによって、同様の手法で履歴情報を加味した対応情報を生成することができる。
また、設定判定部34は、生成した履歴情報でのxy座標平面における座標の閾値を最適に設定することができる。そして、設定判定部34は、履歴情報が加味されて最適化された接触時間および接触座標を含む対応情報に基づいて、設定項目を判定することができる。
ここで、長短の時間のしきい値を自動的にユーザに適応させる方法について補足する。ユーザの過去の操作履歴からタッチ時間の分布を求めると、既述のように基本的に2山の分布になるのは、長短タッチによって異なる設定項目が表示されることにより、ユーザは短時間のタッチと長時間のタッチとを意識的に区別しようとする自然な動作によるからである。
一般的に、長いタッチは設定されているしきい値以上でなければならないので、閾値を超える近傍に右の山が来る。短いタッチがどのくらいの長さかはユーザによって異なる。そのため、一般的に、左の山の位置はユーザごとに異なるものとなる。ここで、左の山と右の山の間が空いている場合(2つの山の間の距離が長い場合)、長いタッチを判定するまでの時間が長く感じられて操作者がイライラする事が考えられる。そこで閾値を左の山の麓まで左に移動する。すると長いタッチを判定するための時間が短くなり、操作者がイライラすることが解消される。その後の操作パターンでは右の山が左に移動する可能性がある。こうして、履歴情報をHDD6に格納し、閾値を自動的に調整することによって、最適な待ち時間に収束する。
このようにして、接触時間と設定情報とを対応付ける履歴情報を生成し、継続時間および履歴情報に基づいて対応情報を生成して設定情報を判定することによって、操作者個人の統計的な操作のくせを加味して設定情報の判定を行って表示するので、設定しようとする内容が個人的なくせをも加味して的確に表示され、効率の高い設定操作が可能となる。
また、接触座標と設定情報とを対応付けて履歴情報を生成し、接触座標、および履歴情報に基づいて設定情報を判定することによって、操作者個人のタッチパネル3上での平面的な入力の統計的な操作のくせをも加味して設定情報の判定を行って表示するので、設定しようとする内容が的確に表示され、効率の高い設定操作が可能となる。
(4.実施の形態4)
実施の形態4による画像表示装置が、実施の形態1と異なる点は、継続時間に基づいて、音声の強弱および高低の少なくともいずれかの変化において、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する音声出力部を、さらに備えた点である。
図12は、実施の形態4による画像表示装置の機能的ブロック図である。画像表示装置は40、スピーカ47および音声出力制御部48を備え、接触時間の経過に対して連続的、あるいは離散的な音量の変化を伴って音声出力する。あるいは、音量ではなく、音の高低の変化を伴った音声出力であっても良い。
例えば、パーソナルコンピュータ(PC)では、同じ位置へのクリックに対して「シフトキーを押しながら」や「右クリック」などの使い分けで複数の意味を持たせることが可能である。しかし、タッチパネルではこのような多様な操作設定が基本的に不可能であるため、操作の自由度が極度に制限されるのが実情である。そこで、本発明はタッチしている時間の長短によって、複数の意味を持たせるものであった。
しかし、MFP(デジタル複合機)のような共用機器では、一般的に操作者に対してペーパーマニュアルを見ずにある程度の操作方法が推測できることが望ましい。このため、接触入力する接触時間の長短によって設定に関して2つの意味があることを、操作体験の中から、自然にユーザが自から発見できるように構成されていることが望ましい。
しかし、短いタッチで操作している限り、長いタッチで設定項目の表示が異なるという情報がユーザにフィードバックされることはないので、この入力時間の長短によって設定項目が異なるという事実が発見されにくい。
本実施の形態では、全く初めて操作する操作者に対しても「長いタッチが他の操作上の意味を有する」ことを、推測させるきっかけを提示する構成に特徴がある。すなわち、本実施の形態では、ユーザに長くタッチしてみるという試行を促させるようなフィードバックを表示画面を通して行うものである。
例えば、タッチしている間、連続的に高さが変化するような音を継続して出力する。これが、本発明における音声の連続的変化を構成する。
また、長短の境目となる時間(閾値)を超えた時点で、異なった高さや異なった大きさの音を出力する。これが、本発明における音声の離散的変化を構成する。つまり、接触を続けると例えば、接触により発生する音がだんだん大きくなり、閾値を超えたとたんに急に高温になる、というように音声出力する。
このような連続的変化および離散的変化の態様で音声出力することによって、ユーザに対して、接触入力を継続する時間の変化によって何かが変化するのではないかと予測せしめることができる。このような構成によって、ユーザをして、長押しする試行をなさしめる可能性が高くすることができる。
(変形例1)
画像表示装置の表示制御部45は、継続時間に基づいて、タッチパネル3に表示する画像において、連続的変化および離散的変化の態様で、情報表示することが望ましい。また、表示制御部45は、画像として、変化するアニメーション画像の態様で、タッチパネル3に情報表示することが望ましい。
図13は、変形例1による画像表示の例を示す模式図である。符号1301および1302で示された図形は、時間の経過を示すインジケータ様の図形である。台形形状の上に乗る三角形1303は、時間の経過に伴って左端から右方向へ移動する。
三角形1303を乗せている台形形状は、閾値1304を境界にして2つの領域に分かれている。例えば、三角形1303が閾値1304の左側にある場合(図形1301)は、設定項目としてパンチ穴が判定されて表示されている。そして、三角形1303が閾値1304の右側にある場合(図形1302)は、経過時間が閾値を超えたので、設定項目として綴じ代が判定される。
このように時間的な変化を動的な図形の変化によって表示するので、操作者は長くタッチして三角形が右側の領域に入ると「何か別のことが起こる」ということを予感、あるいは予測することができる。
このような図形による変化の予感を表現するためには、特に、アニメーション表現によることが望ましい。単純化した動的な図柄によって分かり易く設定変化をもたらす予感を与えることができるからである。この場合、音声によって、時間の経過と共に徐々に音声やタッチパネル3上での表示色の強度を上げ、閾値を超えることによって飛躍的に大きな音を出力させたり強調した表示をすることが望ましい。より、変化の予感を強調して与えることができるからである。
(変形例2)
また、図13の符号1301および1302に示した一次元的に伸張する表示が操作上の妨害となる場合は、たとえは、図13の符号1311〜1313に示したように、同心円の変化による表示とすることが望ましい。ここでは、タッチした点を中心として大小の同心円1311が表示され、同心円のうち内部の小円が時間の経過とともに波紋のように広がりながら水色からピンクに連続的に変化していき(符号1311および1312)、閾値を超えた場合には、赤の濃い色による大円1313だけになるというデザイン(符号1313)で表示することができる。
あるいは、ピンクの半径一定の大円があって、連続的変化として同心円の小円が徐々に大きくなって大円に達するまでは短いタッチであり,達した後は、長いタッチとして設定項目が判定されて表示される構成とすることができる。この場合、大円に達した時点で、2つの円は重なって例えば、赤く強調して表示する。このような変化は断続的ないしは離散的な変化の一例である。
(変形例3)
また他の変形例としては、接触入力の継続時間に基づいて、振動、熱、および触覚情報を含む少なくともいずれかの力覚情報の強弱の変化において、連続的変化や離散的変化などの変化の態様で、出力する力覚情報出力部を、さらに備える。
図14は、変形例3による情報表示装置の機能的ブロック図である。この情報表示装置50は、力覚情報出力制御部58と、バイブレータ57を備え、継続時間の経過と、判定される設定情報の変更をバイブレータ57による振動の連続的変化および断続的変化によって操作者に知らしめるものである。
また、他のハプティクス(haptics=触覚学)デバイスを使ってタッチパネル3を振動させることによって、触っている間、振動強度を徐々に強くしたり、断続的に振動強度を高めるなどのフィードバック出力をなして操作者に変化を予想させることができる。
このようにして、接触時間の経過、すなわち接触する継続時間に従って、音声の強弱や高低の変化、および力覚情報の変化を、連続的変化と離散的変化の態様で出力することによって、設定しようとする内容の変化を操作者に予想させることができるので、操作者に
とって効率の高い設定操作が可能となる。
(変形例4)
タッチパネル3上に表示するタッチ入力した接触時間の推移については、すでに説明した態様のデザインの他に、たとえば、時計様の長針と目盛りとを有して、時間の経過を長針の回転によって表示するデザインとすることが望ましい。これは、普段操作者が見慣れている時計のデザインと類似することから、時間の経過が意味を持つものと想像し易いためである。
また、360°の回転角の半分(180°)の位置に長押し時間の閾値を設定して、その前後で色彩、明暗によって区別を付けることが望ましい。これは、閾値であって、この時間を超過して押し続けることによって設定が変化することを想起させやすいからである。
この時計用の時間経過表示デザインは、例えば360°を6つに割った目盛りで、1周を約6秒と設定する。この場合、閾値として半分の3秒を境にデザインを変化させる。また、実施の形態に説明されているように、この閾値を変化させた場合には、境とするデザインも変化させることが望ましい。
(変形例5)
これまでの実施の形態では、主に情報表示装置を画像形成装置に適用した例を説明したが、本発明による情報表示装置はこのような適用に限定されるものではない。例えば、適用する電子機器として携帯電話機が挙げられる。通話手段、受話手段、および通話と受話を送受信する通信手段を備えた携帯電話機(不図示)の表示および操作入力画面に本発明の情報表示装置を適用できる。
携帯電話機に本発明の情報表示装置を適用する場合、携帯電話機の機能や送受信項目の設定などを表示し、操作者による設定を入力する液晶画面に対して、以上に説明した情報表示装置を適用することができる。これによって、携帯電話機の狭い情報表示および操作入力画面に対して、設定使用する内容の変化を操作者に粗相させることができ、操作者にとって分かり易く利便性と効率の高い設定操作が可能となる。
さらに、携帯電話機に限定することなく、電子機器であって、設定すべき項目があり、設定を画面表示させながら画面入力する操作表示部を有するものであれば、本発明は適用可能である。例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、テレビ受像器、ビデオレコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダなどの画像記録装置、各種試験用電子機器、および所謂デジタル家電などを含む各種の電子機器(不図示)に対して適用可能である。
(5.ハードウェア構成)
図15は、実施の形態による画像表示装置を有する画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、ファックスやスキャナなどの複合的機能を備える複合機(MFP)として構成されている。図に示すように、このMFPは、コントローラ1210とエンジン部2260とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ2210は、MFP全体の制御、情報表示制御、各種制御、画像処理制御など、FCUI/F2230、操作表示部(タッチパネル)2220からの入力を制御するコントローラである。エンジン部2260は、PCIバスに接続可能な画像処理エンジンなどであり、例えば取得した画像データに対して誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ2210は、CPU2211と、ノースブリッジ(NB)2213と、システムメモリ(MEM−P)2212と、サウスブリッジ(SB)2214と、ローカルメモリ(MEM−C)2217と、ASIC(Application Specific Integrated Cercuit)2216と、ハードディスクドライブ2218とを有し、ノースブリッジ2213とASIC2216との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス2215で接続した構成となる。また、MEM−P2212は、ROM(Read Only Memory)2212aと、RAM(Random Access Memory)2212bとをさらに有する。
CPU2211は、MFPの全体制御を行うものであり、NB2213、MEM−P2212およびSB2214からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB2213は、CPU2211とMEM−P2212、SB2214、AGP2215とを接続するためのブリッジであり、MEM−P2212に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P2212は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM2212aとRAM2212bとからなる。ROM2212aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM2212bは、プログラムやデータの展開用メモリ、画像処理時の画像描画メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB2214は、NB2213とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB2214は、PCIバスを介してNB2213と接続されており、このPCIバスには、FCUI/F2230なども接続される。
ASIC2216は、マルチメディア情報処理用のハードウェア要素を有するマルチメディア情報処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP2215、PCIバス、HDD2218およびMEM−C2217をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC2216は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC2216の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C2217を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部2260との間でPCIバスを介してUSB(Universal Serial Bus)2240、IEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、インタフェース2250が接続される。
MEM−C2217は、送信用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD2218は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストーレジである。
AGP2215は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P2212に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィクスアクセラレータカードを高速にするものである。
ASIC2216に接続する操作表示部(タッチパネル)2220は、操作者からの操作入力を受け付けて、ASIC2216に受け付けられた操作入力情報を送信する。
なお、実施の形態のMFPで実行される情報表示プログラムおよび画像形成プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
実施の形態のMFPで実行される情報表示プログラムおよび画像形成プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施の形態によるMFPで実行される情報表示プログラムおよび画像形成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施の形態のMFPで実行される情報表示プログラムおよび画像形成プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
実施の形態のMFPで実行される情報表示プログラムおよび画像形成プログラムは、上述した各部(接触座標検出部11、接触時間検出部12,受付部13、設定判定部14、表示制御部15、計時部27、対応情報生成部37、音声出力制御部48、および力覚情報出力制御部58など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから情報表示プログラムおよび画像形成プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、接触座標検出部11、接触時間検出部12,受付部13、設定判定部14、表示制御部15、計時部27、対応情報生成部37、音声出力制御部48、および力覚情報出力制御部58などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上説明した本発明の実施の形態あるいは変形例は、説明のための一例であって、本発明はここに説明したこれらの具体例に限定されるものではない。
以上のように、本発明にかかる情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置は、情報表示技術に有用である。
実施の形態1による情報表示装置を含む画像形成装置の機能的ブロック図である。 タッチパネルから接触入力を受け付けることを説明する図である。 設定判定部が設定項目を判定する際に使用する対応テーブルの一例を示す模式図である。 表示画像から入力される座標の検出を説明する図である。 設定判定部が、設定項目および設定値を判定してタッチパネル上に設定情報を表示した例を説明する図である。 実施の形態1による情報表示手順を説明するフローチャートである。 設定判定部が設定項目を判定する手順を説明するフローチャートである。 実施の形態2による情報表示装置の機能的ブロック図である。 実施の形態2による画像表示手順を説明するフローチャートである。 実施の形態3による情報表示装置の機能的ブロック図である。 履歴情報の一例を説明する模式図である。 実施の形態4による画像表示装置の機能的ブロック図である。 変形例1による画像表示の例を示す模式図である。 変形例3による情報表示装置の機能的ブロック図である。 実施の形態による画像表示装置を有する画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 接触座標検出部
12 接触時間検出部
13 受付部
14 設定判定部
15 表示制御部
27 計時部
37 対応情報生成部
48 音声出力制御部
58 力覚情報出力制御部

Claims (22)

  1. 電子機器に付属し、前記電子機器に対する設定入力を操作表示手段から受け付けて、受け付けられた設定情報を前記操作表示手段に表示する情報表示装置において、
    前記操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標を検出する接触座標検出手段と、
    前記操作表示手段から受け付けた接触入力の継続時間を検出する接触時間検出手段と、
    前記接触座標検出手段によって検出された接触座標、および前記接触時間検出手段によって検出された継続時間に基づいて、前記電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定する設定判定手段と、
    前記設定判定手段によって判定された前記設定情報を前記操作表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記表示制御手段によって前記操作表示手段に表示された設定情報を介して設定入力を受け付ける受付手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記接触時間検出手段は、前記継続時間を前記接触入力の開始と終了によって検出するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示装置。
  4. 前記接触時間検出手段は、前記継続時間を所定の時間単位ごとに検出し、
    前記設定判定手段は、前記接触座標および継続時間に基づいて、前記設定情報を前記所定の時間単位ごとに判定し、
    前記表示制御手段は、前記設定情報を前記操作表示手段に前記所定の時間単位ごとに表示させるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  5. 前記設定判定手段は、前記接触時間と前記設定情報とを対応付ける対応情報を有し、前記対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  6. 前記接触時間と設定情報との履歴情報から前記対応情報を生成する対応情報生成手段を、さらに備え、
    前記設定判定手段は、前記対応情報生成手段が生成した対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  7. 前記継続時間に基づいて、音声を、音声の強弱および高低の少なくともいずれかの変化において、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する音声出力手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記継続時間に基づいて、前記操作表示手段に表示する画像を、連続的変化および離散的変化の少なくともいずれかの変化の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記画像として、変化するアニメーション画像の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする請求項8に記載の情報表示装置。
  10. 前記継続時間に基づいて、振動、熱、および触覚情報を含む少なくともいずれかの力覚情報を、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する力覚情報出力手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  11. 電子機器に付属し、前記電子機器に対する設定入力を操作表示手段から受け付けて、受け付けられた設定情報を前記操作表示手段に表示する情報表示装置の情報表示方法において、
    接触座標検出手段によって、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標を検出する接触座標検出工程と、
    接触時間検出手段によって、前記操作表示手段から受け付けた接触入力の継続時間を検出する接触時間検出工程と、
    設定判定手段によって、前記接触座標検出工程で検出された接触座標、および前記接触時間検出工程で検出された継続時間に基づいて、前記電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定する設定判定工程と、
    表示制御手段によって、前記設定判定工程で判定された前記設定情報を前記操作表示手段に表示させる表示制御工程と、
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  12. 受付手段によって、前記表示制御工程で前記操作表示手段に表示された設定情報を介して設定入力を受け付ける受付工程を、さらに含むことを特徴とする請求項11に記載の情報表示方法。
  13. 前記接触時間検出工程は、前記継続時間を前記接触入力の開始と終了によって検出するものであることを特徴とする請求項11または12に記載の情報表示方法。
  14. 前記接触時間検出工程は、前記継続時間を所定の時間単位ごとに検出し、
    前記設定判定工程は、前記接触座標および継続時間に基づいて、前記設定情報を前記所定の時間単位ごとに判定し、
    前記表示制御工程は、前記設定情報を前記操作表示手段に前記所定の時間単位ごとに表示させるものであることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1つに記載の情報表示方法。
  15. 前記設定判定工程は、前記接触時間と前記設定情報とを対応付ける対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする請求項11〜14のいずれか1つに記載の情報表示方法。
  16. 対応情報生成手段によって、前記接触時間と設定情報との履歴情報から前記対応情報を生成する対応情報生成工程を、さらに含み、
    前記設定判定工程は、前記対応情報生成工程で生成した対応情報に基づいて前記設定情報を判定するものであることを特徴とする請求項11〜15のいずれか1つに記載の情報表示方法。
  17. 音声出力手段によって、音声を、前記継続時間に基づいて、音声の強弱および高低の少なくともいずれかの変化において、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する音声出力工程を、さらに含むことを特徴とする請求項11〜16のいずれか1つに記載の情報表示方法。
  18. 前記表示制御工程は、前記継続時間に基づいて、前記操作表示手段に表示する画像を、連続的変化および離散的変化の少なくともいずれかの変化の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする請求項11〜17のいずれか1つに記載の情報表示方法。
  19. 前記表示制御工程は、前記画像として、変化するアニメーション画像の態様で、前記操作表示手段に表示するものであることを特徴とする請求項18に記載の情報表示方法。
  20. 力覚情報出力手段によって、前記継続時間に基づいて、振動、熱、および触覚情報を含む少なくともいずれかの力覚情報を、連続的変化および離散的変化のうち少なくともいずれかの変化の態様で、出力する力覚情報出力工程を、さらに含むことを特徴とする請求項11〜19のいずれか1つに記載の情報表示方法。
  21. 請求項11〜20のいずれか1つに記載の情報表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段によって取得された画像データを操作表示手段に表示し、設定情報を受け付けて受けて付けられた設定情報を表示する情報表示装置と、
    前記情報表示装置に表示されて設定された設定情報により画像データに対して設定処理を施して画像出力する出力手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記情報表示装置は、
    前記操作表示手段から受け付けた接触入力の位置である接触座標を検出する接触座標検出手段と、
    前記操作表示手段から受け付けた接触入力の継続時間を検出する接触時間検出手段と、
    前記接触座標検出手段によって検出された接触座標、および前記接触時間検出手段によって検出された継続時間に基づいて、前記電子機器の設定項目および設定値の少なくともいずれかを含む設定情報を判定する設定判定手段と、
    前記設定判定手段によって判定された前記設定情報を前記操作表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって前記操作表示手段に表示された設定情報から設定の指定を受け付けて前記出力手段に送信する受付手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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