JP2007081591A - 携帯電話機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 照明手段として様々な用途に使用することができる携帯電話機を提供する。
【解決手段】 一様に発光するLCDパネル20を有する前面ディスプレイ3と、LCDパネル20に発光させる発光色及び発光パターンが定義付けられた発光パターンデータを複数記憶する不揮発性メモリ11と、発光パターンデータを選択する操作キー8とを備え、選択した発光パターンデータに基づいて、LCDパネル20を発光させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 一様に発光するLCDパネル20を有する前面ディスプレイ3と、LCDパネル20に発光させる発光色及び発光パターンが定義付けられた発光パターンデータを複数記憶する不揮発性メモリ11と、発光パターンデータを選択する操作キー8とを備え、選択した発光パターンデータに基づいて、LCDパネル20を発光させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、携帯電話機に関するものである。
近年、携帯電話機は急速に普及しており、一人一台の割合で所有されている。そして、常時携帯されている携帯電話機に通話機能以外に様々な機能を設け、使用者にとってより便利なものとなる携帯電話機が提案されている。例えば、特許文献1には、一般的な携帯電話機に設けられている着信状態を報知するランプ(以下、着信ランプ)を、懐中電灯として機能させる発明が開示されている。
ところが、一般的に着信ランプは、小さいものであり、懐中電灯として使用するには小さいため、大きくするためには着信ランプを大きなものとしなければならず、そうすると、携帯電話機のサイズが大きくなってしまう。また、着信ランプの発光色を変更しようとすると、その機能を設けるために高価なLEDを使用する必要がある。
そこで、本発明の目的は、照明手段として様々な用途に使用することができる携帯電話機を提供することである。
上記目的を達成するために、第1発明は、一様に発光する発光部を有する面発光表示部と、発光部に発光させる発光色及び発光パターンが定義付けられた発光パターンデータを複数記憶する第1記憶手段と、発光パターンデータを選択する選択手段と、選択した発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させる発光制御手段とを備えていることを特徴とする。
この構成によると、面発光表示部の発光部を選択された発光パターンデータに基づいて一様に発光させることができるようになっている。面発光表示部、例えば、近年普及している携帯電話機の大半に備えられている液晶画面は、フルカラー(1677万色)のものが多い。このため、面発光表示部を様々な色で一様に発光させることができるようになる。これにより、例えば、暗闇での照明手段として使用したり、コンサート会場等で使用されるペン型の小型懐中電灯の代わりに使用したりすることができ携帯電話機を様々な用途に使用することができる場合がある。さらに、液晶画面等の面発光表示部は、大半の携帯電話機に備えられているため、携帯電話機に別途LED等の照明用部材を設ける必要がなくなる。
また、第2発明は、第1発明において、アプリケーションプログラム及びアプリケーションプログラムに応じた発光パターンデータを記憶する第2記憶手段と、アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段とを備えており、光制御手段が、実行されるアプリケーションプログラムに応じた発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させるようにことを特徴とする。
この構成によると、実行するアプリケーションプログラムに応じた発光パターンデータに基づいて発光部が発光するようになっている。例えば、携帯電話機で音楽等を聴く場合、その音楽に合わせた発光パターンデータに基づいて発光されるようにしておけば、音楽をより楽しく聴くことができる場合がある。
第3発明は、第2発明において、アプリケーションプログラム及び発光パターンデータを、外部から受信する受信手段をさらに備えていることを特徴とする。
この構成によると、アプリケーションプログラム及び発光パターンデータを外部、例えば、サーバ等から受信できるようになっているため、多種多様なアプリケーションプログラムとそれに対応する発光パターンデータが実行できるようになる。
また、第4発明は、第1発明において、楽曲再生機能を実行するアプリケーションプログラムを記憶する第3記憶手段と、アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段と、楽曲再生機能で再生される楽曲データを外部からダウンロードするダウンロード手段と、ダウンロードした楽曲データを複数記憶する楽曲データ記憶手段とを備えており、楽曲データは、予め設定された発光パターンデータを含み、発光制御手段が、再生される楽曲データに含まれる発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させることを特徴とする。
この構成によると、ダウンロードする楽曲データに予め設定された発光パターンデータが含まれているため、再生される楽曲データを聴くだけでなく、視覚的にも楽曲データを楽しめることができる場合がある。
さらに、第5発明は、第1発明において、楽曲再生機能を実行するアプリケーションプログラムを記憶する第3記憶手段と、アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段と、楽曲再生機能で再生される楽曲データを外部からダウンロードするダウンロード手段と、ダウンロードした楽曲データを複数記憶する楽曲データ記憶手段とを備え、第3記憶手段は、ダウンロードした楽曲データに対して発光パターンデータを設定する設定機能を実行するアプリケーションプログラムをさらに記憶しており、発光制御手段が、再生される楽曲データに設定された発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させることを特徴とする。
この構成によると、ダウンロードする楽曲データに発光パターンデータを設定できるため、再生される楽曲データを聴くだけでなく、視覚的にも楽しめることができる場合がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図6に基づいて以下に説明する。
本実施形態にかかる携帯電話機1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、上部筐体1aと、下部筐体1bとから構成される。そして、上部筐体1aには、前面に音声スピーカ部2及び前面ディスプレイ3、背面に、背面ディスプレイ4及び背面スピーカ部5、アンテナ6が設けられており、下部筐体1bには、前面にマイク部7及び操作キー8、側面に発光ボタン9が設けられている。さらに、図2に示すように、マイクロコンピュータ10、不揮発性メモリ11、音声回路12、無線部13及び二次電池14を内蔵された構成となっている。
なお、本実施の形態の携帯電話機1は、折り畳み式となっており、上部筐体1a及び下部筐体1bは、ヒンジ部1cにより連結されており、上部筐体1a及び下部筐体1bは、図1の開いた状態から、上部筐体1a及び下部筐体1bが互いに重なり合った、閉じた状態(図示せず)へと変形できるようになっている。より具体的には、閉じた状態では前面ディスプレイ3と操作キー8とが向かい合うように、上部筐体1aと下部筐体1bとが重合するようになっている。
前面ディスプレイ3は、上部筐体1aの前面側に設けられた大型の表示画面であり、様々な情報や画面、例えば、携帯電話機1の記憶手段(不揮発性メモリ等)に記憶された情報や、携帯電話機1の各種機能を設定する設定画面、実行されるアプリケーションプログラムの実行画面等を一画面に表示する。なお、前面ディスプレイ3は、詳しくは後述するが、発光ボタン9の押圧操作に応じて、全面が一様に同色で発光するようになっている。
背面ディスプレイ4は、上部筐体1aの背面側に設けられた小型の表示画面であり、簡単な情報、たとえば、電話を着信したときの相手先の電話番号や現在の時刻などを表示する。なお、携帯電話機1は、閉じた状態では、前面ディスプレイ3が視認できない状態となるが、背面ディスプレイ4を設けることで、簡単な情報であれば、閉じた状態でも確認することができるようになっている。
音声スピーカ部2及びマイク部7は、上部筐体1aの前面側の上方及び下部筐体1bの前面側の下方にそれぞれ設けられ、図2に示すように、音声回路12に接続されている。そして、音声回路12は、さらに無線部13に接続されている。無線部13は、マイクロコンピュータ10により制御されて、アンテナ6を通じて電波を媒体として図示しない基地局に対してデータを送受信する。また、音声回路12は、無線部13からマイクロコンピュータ10を通じて出力された受信信号を音声スピーカ部2に出力するとともに、マイク部7から出力された音声信号を送信信号としてマイクロコンピュータ10を通じて無線部13に出力する。
背面スピーカ部5は、操作キー8の操作音や、電話や電子メールの着信を報知する報知音等を出力する。また、発光ボタン9は、前面ディスプレイ3を設定された発光色で発光させたり、その発光を停止させたりする切り替えボタンである。操作キー8は、携帯電話機1の操作、例えば、電話番号の入力や電子メールの文章入力、発光色、発光パターンの設定(図4の設定画面における選択)等を含む携帯電話機1の設定等を行うための「0」〜「9」までの数字や記号等が配列されたキーである。
上記の各装置は、マイクロコンピュータ10に接続され、マイクロコンピュータ10によって制御される。マイクロコンピュータ10は、CPU、ROM及びRAMから構成されたもので、例えば、電話の発着信処理、電子メールの作成送受信処理、インターネット処理、前面ディスプレイ3や背面ディスプレイ4の画像表示処理、前面ディスプレイ3の発光色及び発光パターンの設定や発光処理(後述の図6の処理ルーチン)、不揮発性メモリ11に記憶されるアプリケーションプログラムの実行等を行う。なお、電子メールの送受信及びインターネットによるデータの送受信は、マイクロコンピュータ10が無線部13及びアンテナ6を介して行う。
不揮発性メモリ11は、例えば、待受画像用の画像データ等の各種データやアプリケーションプログラム等の各種プログラム、各アプリケーションプログラムで使用されるデータ(例えば、後述の楽曲データ)、前面ディスプレイ3の発光パターンデータを不揮発的に記憶する。ここで、発光パターンデータは、前面ディスプレイ3を発光させる色(発光色)や、発光色の発光順序などの発光パターンを定義付けたデータである。例えば、発光色「ブルー」を常時発光させたり、点滅させたり、複数色を一定間隔で順番に発光させたりする。また、アプリケーションプログラムは、携帯電話機1で実行可能なプログラムであって、例えば、音楽プレイヤー、ゲーム等である。二次電池14は、マイクロコンピュータ10などに電力を供給し、携帯電話機1を動作可能にする。
ここで、前面ディスプレイ3の構造について説明する。なお、背面ディスプレイ4は、前面ディスプレイ3と同様に構成されている。
前面ディスプレイ3は、文字や画像を表示する表示装置であり、図3に示すように、LCD(Liquid Crystal Display)パネル20とバックライトユニット30とから構成される。LCDパネル20は、ガラス基板21aとガラス基板21bの間隙がスペーサ22を介在させることによって所定値に保たれた状態で密封空間とされ、この空間に液晶素子部23と、液晶素子部23を挟持するように配置される透明電極部24a・24bとが封入されている。そして、透明電極部24a・24bに所定の駆動信号を印加することによって所定の画像をドットマトリクスで液晶表示させることができるようになっている。さらに、透明電極部24aとガラス基板21aとの間にカラーフィルター25というRGBの色しか出なくなるようなフィルターを設け、光の3原色を出すようにしてカラー画像を出すことができるようになっている。
また、バックライトユニット30は、LCDパネル20の背面側に密接して設けられ、LCDパネル20の表示面を均一に背面から照射する光源システムである。バックライトユニットを設けることで液晶素子の全面に亘る均等照明が与えられるようになっている。バックライトユニットは、特に図示しないが、例えば、EL(Electro Luminescence)シートである。ELシートは、保護層、透明電極、発光層、背面電極、保護層が順に重ねられ、透明電極と背面電極とに電圧が印加できる構造となっている。そして、発光層は、電圧印加時に所定の発光を行う発光部として構成されている。
上記のように構成された前面ディスプレイ3には、例えば、不揮発性メモリ11に記憶される内容や操作画面、動作状態(例えば、着信の報知)等が表示されるようになっている。また、前面ディスプレイ3全体を同色で一様に発光させることで、前面ディスプレイ3を様々な色で発光する照明手段とすることができるようになっている。
例えば、暗闇での照明手段として使用したり、コンサート会場等で使用されるペン型の小型懐中電灯の代わりに使用したりすることができ携帯電話機1を様々な用途に使用することができる場合がある。また、携帯電話機1にLEDランプを設けて照明手段とする場合、単色のみ発光する照明手段となってしまうが、複数色表示可能な前面ディスプレイ3を照明手段として用いることで、携帯電話機に別途照明用部材を設けることなく様々な色で発光する照明手段を実現することができる。従って、照明手段としての用途を広げることができると共に、製造コストや携帯電話機の大きさ等を抑えることができる場合がある。
次に、上記の前面ディスプレイ3を発光させる発光色及び発光パターンの設定方法について説明する。前面ディスプレイ3を発光させる発光色は、例えば、発光設定機能を有するアプリケーションプログラムを実行することで起動される図4(a)に示す発光色設定画面40により設定される。かかる発光色設定画面40には、選択可能な発光色、「1.レッド」、「2.ブルー」、「3.グリーン」、「4.ホワイト」、「5.ランダム」が表示される。「ランダム」とは、所定の間隔で「レッド」、「ブルー」、「グリーン」、「ホワイト」の各色を順番に発光させる。そして、操作キー8により、何れかの数字を選択すると、その選択した発光色が設定値として記憶される。具体的には、操作キー8の「1」を押圧操作すると、発光色が「レッド」に設定されるようになる。
発光色が設定されると、次に、図4(b)に示す発光パターン設定画面41が表示される。発光パターン設定画面41には、「1.常時点灯」、「2.点滅」の項目が表示される。「常時点灯」は、設定された発光色を点灯させる。「点滅」は、設定された発光色を点滅させる。そして、操作キー8により、何れかの数字を選択すると、その選択した発光パターンが設定値として記憶される。
そして、発光ボタン9を押圧操作することで、前面ディスプレイ3の全面を選択した発光色及び発光パターンで発光し、発光ボタン9を再度押圧操作することで、発光を停止できるようになっている。
なお、発光パターン設定画面41で、点滅させる間隔を設定できるようにしてもよい。また、複数の発光色で発光させる場合、その発光色を選択できるようにしてもよい。例えば、「レッド」、「ブルー」を選択し、これら2色を順に点滅させたりできるようにしてもよい。
また、発光ボタン9を押圧操作して前面ディスプレイ3を発光した場合、前面ディスプレイ3には、文字・画像等が表示されないようになっている。これにより、前面ディスプレイ3には、設定された発光色のみが発光するようになる。なお、発光ボタン9を押圧操作すると前面ディスプレイ3が発光するようになっているが、図4(a)、図4(b)の設定画面40・41で発光色及び発光パターンを設定すると、前面ディスプレイ3が発光し、所定時間が経過すると自動的に発光が終了するようにしてもよい。
前面ディスプレイ3を発光させる発光色は、図4の設定画面のほかに、携帯電話機1で実行するアプリケーションプログラムの1つである音楽プレイヤーで演奏される音楽に応じて自動的に決定されるようになっている。不揮発性メモリ11には、音楽プレイヤーで再生される楽曲データが記憶されており、その楽曲データには、対応する発光パターンデータが含まれている。そして、再生される楽曲データに対応した発光色及び発光パターンで前面ディスプレイ3が発光するようになっている。
例えば、音楽プレイヤーを実行すると、図5に示すような、プレイ画面30が表示される。プレイ画面50には、上方部に、楽曲のタイトル名51、中央部には楽曲に合わせて動くアニメーション52、下方部には楽曲の再生時間を示すタイムバー53が表示される。そして、プレイ画面50の背景は、再生される楽曲に応じて複数の色が順番又はランダムに発光したり、同じ色が点滅したりする。このように、再生される楽曲に応じて背景色が変化することで、再生される楽曲を視覚的にも楽しむことできる場合がある。
上記の音楽プレイヤーで再生される楽曲データは、例えば、携帯電話機1のインターネット機能を利用して、携帯電話機のコンテンツを提供するサーバにアクセスし、様々な楽曲データをサーバから受信(ダウンロード)でき、不揮発性メモリ11に記憶できるようになっている。これにより、携帯電話機1の使用者は常に最新の楽曲を楽しんだり、自分の好みに合った楽曲を楽しんだりすることができるようになる。
なお、本実施の形態では、ダウンロードする楽曲データには、予め設定された発光パターンデータが含まれているが、ダウンロードした楽曲データに対して、例えば、図4に示す設定画面から発光パターンデータを変更したり新たに作成したりする等の設定ができるようにしてもよい。
また、上記の音楽プレイヤーで再生される楽曲以外にも、発光パターンデータのみをダウンロードできるようにしてもよい。さらに、アプリケーションプログラムは、上記の音楽プレイヤー以外であってもよく、そのアプリケーションプログラムをダウンロードできるようにしてもよい。例えば、上記したサーバ等にアクセスし、そのサーバからコンサート等で演奏される音楽に合わせた発光色で発光させる発光パターンデータを含むコンサートの演奏プログラムをダウンロードできるようにしておけば、コンサート中にその演奏プログラムを実行することで、コンサートで使用されるペン型の小型懐中電灯の代わりに使用できる場合がある。この場合、一般に単色しか発光しないペン型の小型懐中電灯に比べて演出効果をより高めることができるようになる。
さらに、上記の発光パターンデータは、サーバ等の外部から受信できるようにするだけでなく、携帯電話機1で発光パターンデータを作成するアプリケーションプログラムを実行可能にして、携帯電話機1の使用者が発光パターンデータを作成できるようにしてもよい。この場合、各使用者に合った発光色や発光パターンで、前面ディスプレイ3を発光させることができるようになり、照明手段としての用途をより広げることができるようになる場合がある。さらに、携帯電話機に備えられているカメラから2次元コード等を読み取って、発光パターンデータを取得できるようにしてもよい。
また、発光ボタン9を押圧操作すると、前面ディスプレイ3が発光するようになっているが、背面ディスプレイ4を発光させるようにしても良いし、両方のディスプレイを同時に発光させるようにしてもよい。また、どちらのディスプレイを発光させるかを設定できるようにしてもよい。
(携帯電話機の動作)
次に、図6を参照しつつ、携帯電話機1の動作について説明する。まず、携帯電話機1の電源がオンにされると、図6の動作処理ルーチンが実行され、待ち受け状態とする(A1)。待ち受け状態とは、電話等が着信可能な状態であって、例えば、前面ディスプレイ3に待ち受け画面用の画像や現在時刻などを表示したりする。次に、発光設定機能が選択されたか否かを判定する(A2)。具体的には、発光設定のアプリケーションプログラムが選択されたか否かを判定する。発光設定機能が選択された場合(A2:YES)、図4(a)に示す、発光色設定画面40を前面ディスプレイ3に表示する(A3)。そして、発光色が設定されたか否かを判定する(A4)。設定されていない場合(A4:NO)、設定されるまで繰り返す。
次に、図6を参照しつつ、携帯電話機1の動作について説明する。まず、携帯電話機1の電源がオンにされると、図6の動作処理ルーチンが実行され、待ち受け状態とする(A1)。待ち受け状態とは、電話等が着信可能な状態であって、例えば、前面ディスプレイ3に待ち受け画面用の画像や現在時刻などを表示したりする。次に、発光設定機能が選択されたか否かを判定する(A2)。具体的には、発光設定のアプリケーションプログラムが選択されたか否かを判定する。発光設定機能が選択された場合(A2:YES)、図4(a)に示す、発光色設定画面40を前面ディスプレイ3に表示する(A3)。そして、発光色が設定されたか否かを判定する(A4)。設定されていない場合(A4:NO)、設定されるまで繰り返す。
発光色が設定された場合(A4:YES)、次に、図4(b)に示す発光パターン設定画面41を前面ディスプレイ3に表示する(A5)。そして、発光パターンが設定されたか否かを判定する(A6)。設定されていない場合(A6:NO)、設定されるまで繰り返す。設定された場合(A6:YES)、設定された設定値(発光色及び発光パターン)をRAMなどに記憶する(A7)。
次に、発光ボタン9が押圧操作されたか否かを判定する(A8)。押圧操作されていない場合(A8:NO)、A1に戻る。押圧操作された場合(A8:YES)、記憶されている設定値に基づいて発光処理を行う(A9)。具体的には、図4(a)の設定画面において、「ブルー」が発光色として設定され、図4(b)の設定画面において、「常時点灯」が設定されていれば、前面ディスプレイ3を「ブルー」に常時発光させる。そして、再び発光ボタン9が押圧操作されたか否かを判定する(A10)。
押圧操作されていない場合(A10:NO)、A9を繰り返し実行する。即ち、設定値に基づいて前面ディスプレイ3を発光し続ける。押圧操作された場合(A10:YES)、前面ディスプレイ3の発光を終了し(A11)、A1に戻る。
一方、A2において、発光色設定機能が呼び出されていない場合(A2:NO)、次に、音楽プレイヤーが選択されたか否かを判定する(A12)。音楽プレイヤーが選択されていない場合(A12:NO)、A8に移行する。音楽プレイヤーが選択された場合(A12:YES)、音楽プレイヤーで再生される楽曲データに応じた発光処理を行う(A13)。具体的には、再生される楽曲データは、予め設定された発光パターンデータを含んでおり、その発光パターンデータに基づいて発光処理を行う。
次に、楽曲が終了したか否かを判定する(A14)。楽曲が終了していない場合(A14:NO)、楽曲が終了するまで、A13を繰り返す。楽曲が終了した場合(A14:YES)、発光を終了し(A15)、A8に移行する。
(本実施形態の概要)
以上、説明したように、本実施の形態は、一様に発光する発光部(例えば、LCDパネル20)を有する面発光表示部(例えば、前面ディスプレイ3)と、発光部に発光させる発光色及び発光パターンが定義付けられた発光パターンデータを複数記憶する第1記憶手段(例えば、不揮発性メモリ11)と、発光パターンデータを選択する選択手段(例えば、操作キー8、マイクロコンピュータ10)と、選択した発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させる発光制御手段(例えば、マイクロコンピュータ10)とを備えている。
以上、説明したように、本実施の形態は、一様に発光する発光部(例えば、LCDパネル20)を有する面発光表示部(例えば、前面ディスプレイ3)と、発光部に発光させる発光色及び発光パターンが定義付けられた発光パターンデータを複数記憶する第1記憶手段(例えば、不揮発性メモリ11)と、発光パターンデータを選択する選択手段(例えば、操作キー8、マイクロコンピュータ10)と、選択した発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させる発光制御手段(例えば、マイクロコンピュータ10)とを備えている。
この構成によると、面発光表示部の発光部を選択された発光パターンデータに基づいて一様に発光させることができるようになっている。面発光表示部、例えば、近年普及している携帯電話機の大半に備えられている液晶画面は、フルカラー(1677万色)のものが多い。このため、面発光表示部を様々な色で一様に発光させることができるようになる。これにより、例えば、暗闇での照明手段として使用したり、コンサート会場等で使用されるペン型の小型懐中電灯の代わりに使用したりすることができ携帯電話機を様々な用途に使用することができる場合がある。さらに、液晶画面等の面発光表示部は、大半の携帯電話機に備えられているため、携帯電話機に別途LED等の照明用部材を設ける必要がなくなる。
また、本実施の形態の携帯電話機1は、アプリケーションプログラム(例えば、音楽プレイヤー及び演奏曲)及びアプリケーションプログラムに応じた発光パターンデータを記憶する第2記憶手段(例えば、不揮発性メモリ11)と、アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段(例えば、マイクロコンピュータ10)とを備えており、発光制御手段が、実行されるアプリケーションプログラムに応じた発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させるようになっている。
この構成によると、実行するアプリケーションプログラムに応じた発光パターンデータに基づいて発光部が発光するようになっている。例えば、携帯電話機で音楽等を聴く場合、その音楽に合わせた発光パターンデータに基づいて発光されるようにしておけば、音楽をより楽しく聴くことができる場合がある。
また、本実施の形態は、アプリケーションプログラム及び発光パターンデータを、外部(例えば、サーバ)から受信する受信手段(例えば、アンテナ6、無線部13)をさらに備えた構成である。
この構成によると、アプリケーションプログラム及び発光パターンデータを外部、例えば、サーバ等から受信できるようになっているため、多種多様なアプリケーションプログラムとそれに対応する発光パターンデータが実行できるようになる。
また、本実施の形態は、楽曲再生機能を実行するアプリケーションプログラム(例えば、音楽プレイヤー)を記憶する第3記憶手段(例えば、不揮発性メモリ11)と、アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段(例えば、マイクロコンピュータ10)と、楽曲再生機能で再生される楽曲データを外部からダウンロードするダウンロード手段(例えば、マイクロコンピュータ10、アンテナ6)と、ダウンロードした楽曲データを複数記憶する楽曲データ記憶手段(例えば、不揮発性メモリ11)とを備えており、楽曲データは、予め設定された発光パターンデータを含み、発光制御手段(例えば、マイクロコンピュータ10)が、再生される楽曲データに含まれる発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させる構成となっている。
この構成によると、ダウンロードする楽曲データに予め設定された発光パターンデータが含まれているため、再生される楽曲データを聴くだけでなく、視覚的にも楽曲データを楽しめることができる場合がある。
さらに、本実施の形態は、楽曲再生機能を実行するアプリケーションプログラム(例えば、音楽プレイヤー)を記憶する第3記憶手段(例えば、不揮発性メモリ11)と、アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段(例えば、マイクロコンピュータ10)と、楽曲再生機能で再生される楽曲データを外部からダウンロードするダウンロード手段(例えば、マイクロコンピュータ10、アンテナ6)と、ダウンロードした楽曲データを複数記憶する楽曲データ記憶手段(例えば、不揮発性メモリ11)とを備え、第3記憶手段は、ダウンロードした楽曲データに対して発光パターンデータを設定する設定機能を実行するアプリケーションプログラム(例えば、発光設定機能、発光色設定画面40、発光パターン設定画面41)をさらに記憶しており、発光制御手段(例えば、マイクロコンピュータ10)が、再生される楽曲データに設定された発光パターンデータに基づいて、発光部を発光させることを特徴とする。
この構成によると、ダウンロードする楽曲データに発光パターンデータを設定できるため、再生される楽曲データを聴くだけでなく、視覚的にも楽しめることができる場合がある。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 携帯電話機
2 音声スピーカ部
3 前面ディスプレイ
4 背面ディスプレイ
5 背面スピーカ部
6 アンテナ
7 マイク部
8 操作キー
9 発光ボタン
10 マイクロコンピュータ
11 不揮発性メモリ
2 音声スピーカ部
3 前面ディスプレイ
4 背面ディスプレイ
5 背面スピーカ部
6 アンテナ
7 マイク部
8 操作キー
9 発光ボタン
10 マイクロコンピュータ
11 不揮発性メモリ
Claims (5)
- 一様に発光する発光部を有する面発光表示部と、
前記発光部に発光させる発光色及び発光パターンが定義付けられた発光パターンデータを複数記憶する第1記憶手段と、
前記発光パターンデータを選択する選択手段と、
選択した前記発光パターンデータに基づいて、前記発光部を発光させる発光制御手段と
を備えていることを特徴とする携帯電話機。 - アプリケーションプログラム及び前記アプリケーションプログラムに応じた前記発光パターンデータを記憶する第2記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段と
を備えており、
前記発光制御手段が、
実行される前記アプリケーションプログラムに応じた前記発光パターンデータに基づいて、前記発光部を発光させる
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。 - 前記アプリケーションプログラム及び前記発光パターンデータを、外部から受信する受信手段をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
- 楽曲再生機能を実行するアプリケーションプログラムを記憶する第3記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段と、
前記楽曲再生機能で再生される楽曲データを外部からダウンロードするダウンロード手段と、
ダウンロードした前記楽曲データを複数記憶する楽曲データ記憶手段と
を備えており、
前記楽曲データは、予め設定された前記発光パターンデータを含み、
前記発光制御手段が、
再生される楽曲データに含まれる前記発光パターンデータに基づいて、前記発光部を発光させる
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。 - 楽曲再生機能を実行するアプリケーションプログラムを記憶する第3記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムを実行させるアプリケーション実行手段と、
前記楽曲再生機能で再生される楽曲データを外部からダウンロードするダウンロード手段と、
ダウンロードした前記楽曲データを複数記憶する楽曲データ記憶手段と
を備え、
前記第3記憶手段は、
ダウンロードした前記楽曲データに対して前記発光パターンデータを設定する設定機能を実行するアプリケーションプログラムをさらに記憶しており、
前記発光制御手段が、
再生される楽曲データに設定された前記発光パターンデータに基づいて、前記発光部を発光させる
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005264584A JP2007081591A (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005264584A JP2007081591A (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | 携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007081591A true JP2007081591A (ja) | 2007-03-29 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007081591A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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