JP2007079021A - オンスクリーンディスプレイ回路 - Google Patents

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誠司 松本
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Abstract

【課題】 カーソル制御回路の規模を抑制して、カーソルの表示情報量を増やすことが可能なOSD回路を提供する。
【解決手段】 文字・図形表示用のキャラクタパターンを記憶するキャラクタROM27を有し、これを画面上に表示設定する文字・図形制御部4、カーソルの設定用のパラメータを格納するカーソル設定部33、カーソルに対応するキャラクタパターンを記憶するカーソルメモリ35、キャラクタパターンを格納するカーソルレジスタ37、属性データを格納する属性レジスタ38、属性データ付きのキャラクタパターンを格納するカーソル表示レジスタ39、及び、パラメータに従って、カーソルメモリ35からキャラクタパターンを呼び出して、属性を設定して、カーソル表示レジスタ39に格納し、画面に表示可能なカーソル用キャラクタパターンを、画面表示出力制御部41に転送するカーソル制御部31を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テレビ等の画面上に文字・図形等を表示するオンスクリーンディスプレイ(以下OSD(On Screen Display)と称す)回路に関する。
一般に、テレビ等の画面上に映像が表示されている時に、同一画面上に、例えば、チャネル、音量等を表わす文字や図形等を表示する場合には、通常、OSD回路が用いられる。また、テレビ等の画面上に、例えば、テレテキスト(Teletext、欧州)あるいはクローズトキャプション(Closed Caption、米国)等に基づく文字・図形映像を表示する場合は、文字表示機能を有するOSD回路が用いられる。
映像並びに文字表示が可能な上に、テレビ等の画面の表示機能の中に、多色のカーソル表示が欲しいという要望があり、多色のカーソル表示機能を有するOSD回路が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1は、次のような特徴を有している。EEPROMにプログラム、文字・図形表示用のキャラクタパターン及びカーソル表示用のキャラクタパターンを記憶し、アドレス切換回路がいずれを読み出すか制御する。カーソルキャラクタコードレジスタにキャラクタパターンのコードを記憶しておき、カーソル垂直制御回路からキャラクタパターンの垂直方向位置とあわせてキャラクタパターンの読み出しデータを特定する。垂直帰線期間にキャラクタパターンの1行分を読み出し、これをシフトレジスタにセットする。そして、カーソル水平制御回路により生成されたクロック信号に合わせて表示切換回路を制御してカーソルのデータを出力している。
この開示されたOSD回路では、カーソル表示用キャラクタパターンと文字・図形表示用キャラクタパターンを共通のEEROMに格納しており、カーソル用キャラクタパターンは、文字・図形用キャラクタパターンとタイミングをずらして読み出され、独立したカーソル用シフトレジスタに格納して、出力タイミングを制御しているので、文字・図形表示用の制御回路と同様なカーソル表示用の制御回路を別に1系統追加して設ける必要がある。従って、カーソルとして表示可能な文字数等の情報量を増やすことができるものの、カーソル表示用の制御回路(カーソル制御回路)の規模が大きくなるという問題がある。
特開平11−85123号公報(第3−5頁、図1)
本発明は、カーソル制御回路の規模を抑制して、カーソルの表示情報量を増やすことが可能なOSD回路を提供する。
本発明の一態様のオンスクリーンディスプレイ(OSD)回路は、第1のキャラクタパターンを記憶し、前記第1のキャラクタパターンを画面上に表示設定する文字・図形制御部と、カーソル表示用のキャラクタの設定用のパラメータを格納するカーソル設定部と、前記キャラクタに対応する第2のキャラクタパターンを記憶するカーソルメモリと、前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル格納部と、前記第2のキャラクタパターンの属性データを格納する属性格納部と、前記属性データ付きの前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル表示格納部と、前記パラメータに従って、前記カーソルメモリから前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル格納部に転送し、前記属性格納部に属性を設定して格納し、前記属性の付いた前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル表示格納部に格納し、前記カーソル表示格納部から、カーソル表示用の前記第2のキャラクタパターンを、画面表示出力制御部に転送するカーソル制御部とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の別態様のオンスクリーンディスプレイ(OSD)回路は、第1のキャラクタパターンを記憶し、前記第1のキャラクタパターンを画面上に表示設定する文字・図形制御部と、カーソル表示用のキャラクタの設定用のパラメータを格納するカーソル設定部と、前記キャラクタに対応する第2のキャラクタパターンを記憶するカーソルメモリと、前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル格納部と、前記第2のキャラクタパターンの属性データを格納する属性格納部と、前記属性データ付きの前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル表示格納部と、前記パラメータに従って、前記カーソルメモリから前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル格納部に転送し、前記属性格納部に属性を設定して格納し、前記属性の付いた前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル表示格納部に格納し、前記カーソル表示格納部から、カーソル表示用の前記第2のキャラクタパターンを、画面表示出力制御部に転送するカーソル制御部と、前記カーソルメモリから前記カーソル格納部への前記第2のキャラクタパターンの転送終了信号を検知して、次のラインに表示する前記第2のキャラクタパターンの前記カーソルメモリから前記カーソル格納部への転送を開始する直接記憶呼出し部とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、カーソル制御回路の規模を抑制して、カーソルの表示情報量を増やすことが可能なOSD回路を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。以下に示す図では、同一の構成要素には同一の符号を付す。
本発明の実施例1に係るOSD回路について、図1乃至図5を参照しながら説明する。図1はカーソル制御回路を有するOSD回路の構成を示すブロック図である。図2はカーソル表示用のキャラクタパターンの領域と具体的なキャラクタパターンを模式的に示す図である。図3はカーソル表示用の具体的なキャラクタパターン及び表示ドット信号を模式的に示す図である。図4はカーソル表示用のキャラクタパターンの色を削減して、数を増やした単色表示キャラクタパターンを模式的に示す図である。図5はカーソル表示用の単色表示キャラクタパターンの配列例を模式的に示す図である。
図1に示すように、OSD回路1は、文字放送表示用等のテキスト(文字・図形)表示を行う周知の所謂OSD回路に、カーソル制御回路5(2点鎖線囲み)が付加されている。本実施例では、カーソル制御回路5を含めてOSD回路1とするので、従来OSD回路としていた部分を、文字・図形制御部4(2点鎖線囲み)ということにする。OSD回路1は、マイクロコンピュータ(図示略)で制御されている。
まず、文字・図形制御部4は、OSD制御部23、表示メモリ25、及びキャラクタメモリであるキャラクタROM27を有する構成である。OSD制御部23に制御されて、表示メモリ25には、テキスト表示のための表示キャラクタに対応するキャラクタコードがテレビ等の画面の表示位置に対応して記憶される。水平位置デコーダ15a及び垂直位置デコーダ19aから出力されるテレビ等の画面表示ラインの位置信号に合わせて、また、水平同期信号HDに同期した発振回路21のクロック信号に従って、表示メモリ25からキャラクタコードが読み出される。
一方、キャラクタROM27は、テレビ等の画面に表示可能なキャラクタを、第1のキャラクタパターンであるキャラクタフォントのドットパターンとして記憶している。表示メモリ25から読み出されたキャラクタコードに応じて、キャラクタROM27から読み出された第1のキャラクタパターンが、表示メモリ25から出力される属性データ(色等を表わす)と共に、画面表示出力制御部41に転送されて、制御され、出力された表示ドット信号によって、テレビ等の画面に表示される。なお、このテレビ等の画面表示は、利用者によって、表示するか否かの選択の外、表示の色合いや明るさ等が選択される。
次に、図1に示すように、本実施例で付加したカーソル制御回路5は、カーソル表示用のキャラクタの表示を制御するカーソル制御部31、カーソル設定のためのデータを格納するカーソル設定部33、カーソル用の第2のキャラクタパターン(以下、単にキャラクタパターンという場合は、第2のキャラクタパターンを指す)を格納するカーソルメモリ35、カーソルメモリ35から転送されるキャラクタパターンを一時的に格納するカーソル格納部であるカーソルレジスタ37、選択されたキャラクタパターンの色合い(RGB)等を格納する属性格納部である属性レジスタ38、及び、色の付いたキャラクタパターンを記憶するカーソル表示格納部であるカーソル表示レジスタ39を有している。カーソル制御回路5は、限定された情報をテレビ等の画面に表示するために、文字・図形制御部4に比較して、レジスタ等の容量は小さく、規模の小さな回路である。
また、カーソル制御回路5において、テレビ等の画面表示ラインの位置に関する信号(1点鎖線表示)は、水平同期信号HD及び垂直同期信号VDから、ジッタ除去回路でノイズが除去されて、それぞれ、水平位置カウンタ13及び垂直位置カウンタ17でそれぞれの位置情報をカウントして、更に、従来のOSD回路とは独立して設定された水平位置デコーダ15b及び垂直位置デコーダ19bを介して、デコードされた信号が、カーソル制御部31に供給される。
そして、発振回路21で発生したクロック信号(破線表示)は、水平同期信号HDに同期して、文字・図形制御部4と同様にカーソル制御部31に供給されている。このクロック信号は、例えば、キャラクタを表示する際の解像度に伴う1ライン上のドット数に対応した周波数に一致させてある。
次に、構成要素の説明及びキャラクタパターンの画面表示までの動きについて説明する。カーソル制御部31は、カーソル設定部33のデータに基づいて、カーソルメモリ35、カーソルレジスタ37、キャラクタの属性レジスタ38、カーソル表示レジスタ39を制御する。すなわち、カーソル設定部33のデータに基づき、要求項目の表示に必要なキャラクタに対応するキャラクタコードを指定して、カーソルメモリ35から表示に必要な記号の対応するキャラクタパターンをカーソルレジスタ37に格納し、属性レジスタ38に、例えば、R(赤)、G(緑)、B(青)及び明暗からなる4ビットの組合せで生成される色合いを指定して、カーソル表示レジスタ39に色の付いたキャラクタパターンの表示データ、すなわち、表示ドット信号を形成する。また、カーソル制御部31は、表示ドット信号のテレビ等の画面上の表示位置を指定する。更に、カーソル制御部31は、カーソル設定部33のカーソル表示色の減少と色指定、増加するキャラクタパターンの表示のタイミング等を調整する。
カーソル設定部33は、カーソル制御部31に供給するためデータを格納する。カーソル設定部33のデータは、利用者からのカーソル表示要求に基づいたパラメータ、例えば、チャネル番号、音量、時刻等の項目、及び表示項目を表わす図形やアイコン、それらの色合い、及び項目の詳細を表わす数値データ要求等を基にして作成されている。
カーソルメモリ35は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)で構成されており、カーソル表示用のキャラクタパターン、例えば、文字、図形あるいはアイコン等を格納する。キャラクタROM27のキャラクタパターンとは異なり、カーソル表示用に使用される限定されたキャラクタパターンを含んでも差し支えない。
カーソルレジスタ37は、CPU(Central Processing Unit、図示略)統制下でカーソル制御部31で制御されて、カーソルメモリ35から転送されるキャラクタパターンを、一時的に格納する。このカーソルレジスタ37は、カーソル制御回路5の中で、一定の容量に設定されている。
属性レジスタ38は、カーソル設定部33のデータに基づき、カーソル表示用のキャラクタの色合いを指定するデータを格納している。例えば、色合いを指定するデータは4ビットである。
カーソル表示レジスタ39は、色合いを表わすデータを持ったキャラクタパターン、すなわち、表示ドット信号を格納するレジスタである。このカーソル表示レジスタ39は、カーソル制御回路5の中で、一定の容量、例えば、16色で4つのキャラクタが格納できる容量に設定されている。
上記構成のカーソル制御回路5で表示要求された表示ドット信号は、画面表示出力制御部41に転送される。一方、画面表示出力制御部41には、テキスト表示のためのキャラクタパターンが表示メモリ25及びキャラクタROM27から転送される。しかしながら、カーソル表示用の表示ドット信号が送られた場合は、通常、カーソル表示を利用者に見えるように設定してあるので、カーソル表示がテキスト表示に重なって手前側(利用者に見える側)に表示される。
次に、限定された容量のカーソル表示レジスタ39を活用して、より多くの情報を表示する例を説明する。図2(a)に示すように、カーソル制御回路5を用いて、例えば、1つのキャラクタパターン50aを表示する場合を考える。1つのキャラクタパターン50aは、テレビ等の画面上にドットで構成される1つの長方形のキャラクタパターン領域50で特定される。
図2(b)に示すように、キャラクタパターン領域50に、実際に表示させたいキャラクタを割り当てる。例えば、割り当てられたキャラクタパターン50aは、右下に直角を有する直角三角形である。そして、暗い紫色51で表示という要求に応じて、このキャラクタパターン50aの直角三角形に暗い紫色51を割り当てることになる。
テレビ等の画面上に表示される直角三角形をしたキャラクタパターン50aは、模式的に細かく示すと、図3(a)に示すように、横方向の列を示す行、及び、縦方向の列を示す桁で構成された長方形をなすイメージになる。つまり、キャラクタパターン50aは、例えば、18行16桁で構成され、1行1桁で区切られた小さい長方形のドットで構成されている。そして、キャラクタパターン50aは、右上左下を結ぶ対角線上にあるドットを含んだ右下側にできる直角三角形である。直角三角形を同一色とするために、直角三角形を構成するドット毎に同一の表示ドット信号、例えば、暗い紫51及び非着色52が割り当てられる。
図3(b)に示すように、表示ドット信号は、例えば、R(赤)、G(緑)、B(青)または明暗信号の出力(“H”レベル)か出力なし(“L”レベル)かの組み合わせである。例えば、図3(a)のA−A帯のテレビ等の画面上への表示は、図3(b)のチャートで示すように、横軸に時間軸をとり、縦軸に出力レベルをとって表わされる。明暗は、表示される色の明暗を表わし、例えば、“H”レベルなら明るく、“L”レベルなら暗くなるので、色と同様に区別することが可能となり、以下、色として数えることにする。A−A帯の右端側の3個のドットでは、Rが“H”レベル、Gが“L”レベル、Bが“H”レベル及び明暗が“L”レベルとなり、暗い紫色51が表示されることになる。すなわち、R、G、B、及び明暗は、それぞれ、2通りの表示が可能となり、それが4色あるので、合計2(=16)通りの区分された色表示が可能である。
従って、例えば、カーソル表示において、音量を表示したい時、R、G、B及び明暗の4色からなる組み合わせでできる16色と音量の対照表(図示略)を作成しておくことにより、テレビの音量を、1つのキャラクタを使い、最大で16段階に区分して表わすことが可能である。
一方、カーソル制御回路5では、キャラクタパターンの別の表示が可能である。すなわち、カーソル設定部33(図1参照)に、キャラクタパターンを表す色を減らすことを指定することによって、図4に示すように、キャラクタパターンの数を増やすことが可能である。例として、図4(a)のB−B線に沿ったラインの表示ドット信号(R)を図4(b)に示す。なお、図4に示すキャラクタパターンの行桁数は、実際のテレビ等の画面表示とは異なっている。
図4(a)に示すように、文字「P」を表わすキャラクタパターンの色を1つ、例えば、背景の非着色58に対してRの単色である暗い赤57に絞ることにより、図3に示したG、B及び明暗の3色に相当する表示ドット信号を格納する容量が不要となる。不要となったカーソル表示レジスタ39のレジスタに、例えば、Gに相当する表示ドット信号を格納する部分に「Q」というR単色のキャラクタパターン、Bに相当する表示ドット信号を格納する部分に「R」というR単色のキャラクタパターン、明暗に相当する表示ドット信号を格納する部分に「S」というR単色のキャラクタパターンを表わす表示ドット信号を格納することが可能となる。これらの格納された表示ドット信号は、図4(b)に示すように、時系列的に走査線上に配列されるようにカーソル制御部31で制御されて、表示される。
つまり、16色表示のキャラクタパターンを単色表示することにより、4つのキャラクタ(文字)の表示が可能となり、例えば、その内の最初のキャラクタで、音量を表わす直角三角形、その次に音量を表わす3桁の数字あるいは文字を続けることが可能である。ここで、例えば、色分けで行っていた音量表示を、単色の数値を伴う表示に置き換える変更は、カーソル制御部31の制御により実行される。
上述したように、減色して、キャラクタの数を増やす方法を使うことによって、図5に示すように、テレビ等の画面上に表示されるカーソル表示用キャラクタは、その個数及び表示行数の変形が可能である。ここでは、キャラクタパターン50a、60aを長方形で示す。図5(d)に示される16色対応のキャラクタパターン50aを4個示すことができるカーソル制御回路5においては、例えば、単色表示可能として、図5(a)に示すように、1行に8個のキャラクタパターン60aを2行表示可能である。また、図5(b)に示すように、1行に16個のキャラクタパターン60aを1行表示可能である。また、図5(c)に示すように、1行に4個のキャラクタパターン60aを4行表示可能である。
図5(a)乃至図5(c)において、16個の文字(キャラクタ)を表示することができれば、記号や数値だけでなく、簡単な文を作成可能である。これらの表示は、上述のテキスト表示とは別に、カーソル表示として文を表示できることを意味している。また、図5(c)においては、キャラクタを組み合わせて表示することによって拡大表示、例えば、テレビ等の画面上に4倍に拡大された直角三角形の表示が可能である。
本実施例によれば、減色して、キャラクタの数を増やすことにより、例えば、音量を数値に置き換えることが可能となり、音量の大小はより細かく表示でき、音量差は明瞭となる。音量を細かく表示する必要がない場合は、図形あるいはアイコン等を多色表示で表わすことも可能でなる。カーソル制御回路5を付加することによって、利用者の多様な要求により適切に対応できるカーソル表示のキャラクタパターンを表示することが可能となる。
また、音量と同様に、チャネル番号や時刻等についても、カーソル用の図形あるいはアイコンと共に、文字による補足が可能となる。そのために、カーソル表示内容をより正確に伝えることが可能となる。すなわち、カーソル制御回路の規模を大きくすることなく、カーソルの表示情報量を増やすことが可能なOSD回路1を提供することができる。
本発明の実施例2に係るOSD回路について、図6を参照しながら説明する。図6はカーソル制御回路を有するOSD回路の構成を示すブロック図である。実施例1のOSD回路との違いは、カーソル制御部31とカーソルメモリ35からカーソルレジスタ37へのキャラクタパターン転送を直接記憶呼出し部(DMA、Direct Memory Access)を介して行うことである。なお、実施例1と同一構成部分には同一の符号を付して、重複部分の説明は省略する。
図6に示すように、文字・図形制御部4に、カーソル制御回路6が付加されて、制限されたメモリを有効に使って、カーソルの表示情報量を増やすことが可能なOSD回路2を構成している。
図6に示すように、カーソル制御回路6は、カーソル表示用のキャラクタの表示を制御するカーソル制御部71、カーソル設定のためのデータを収納するカーソル設定部33、カーソル用のキャラクタパターンを格納するカーソルメモリ35、カーソルメモリ35から転送されるキャラクタパターンを一時的に格納するカーソルレジスタ37、カーソルメモリ35からカーソルレジスタ37へのキャラクタパターン転送を直接的に行う直接記憶呼出し部73、選択されたキャラクタパターンの色合い(RGB)を記憶する属性レジスタ38、及び、色の付いたキャラクタパターンを記憶するカーソル表示レジスタ39を有している。カーソル制御回路6は、限定された情報をテレビ等の画面に表示するために、文字・図形制御部4に比較して、レジスタ等の容量は小さく、規模の小さな回路である。
カーソル表示用に使用されるキャラクタパターンは、カーソルメモリ35から、カーソルレジスタ37に転送される。キャラクタパターンの転送が終わり、カーソル制御部71で表示終了が検知されると、直接記憶呼出し部73は、CPU制御に割り込んで、次に表示すべきキャラクタパターンを、カーソルメモリ35からカーソルレジスタ37に転送することができる。表示すべきキャラクタパターンは、カーソル設定部33のデータに基づいて、カーソル制御部71で制御される。
この転送は、CPUを介しての転送を上回る速度で実行することが可能である。従って、カーソル制御部71で、最初のカーソル用のキャラクタの表示終了の検知を行い、2番目のカーソル用キャラクタの表示を指示し、カーソルメモリ35からカーソルレジスタ37に、2番目に表示すべきキャラクタパターンを転送すれば、2番目のカーソル用のキャラクタを表示することができる。2番目のカーソル用のキャラクタの表示終了の検知を行い、3番目のカーソル用キャラクタの表示を指示し、カーソルメモリ35からカーソルレジスタ37に、3番目に表示すべきキャラクタパターンを転送すれば、3番目のカーソル用のキャラクタを表示することができる。以下同様にして、カーソル用の文字(キャラクタ)を利用した複数行に及ぶ文字表示が可能となり、例えば、図5に示すように、単色表示とすることにより、文字数を増やして、複数行の文字表示が可能となる。文字放送のテキスト表示に加えて、新たな文字(キャラクタ)表示手段として、活用が可能である。
上述したように、直接記憶呼出し部73を更に追加することによって、実施例1で得られる効果と同様な効果を得ることができる。その他に、画面上により多くのカーソル用のキャラクタを表示可能となる。
以上、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
本発明の実施例1に係るOSD回路の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るOSD回路においてキャラクタパターン領域とキャラクタパターンを模式的に示す図。 本発明の実施例1に係るOSD回路においてキャラクタパターン及び表示ドット信号を模式的に示す図。 本発明の実施例1に係るOSD回路においてキャラクタパターンの色を削減して、数を増やしたキャラクタパターンを模式的に示す図。 本発明の実施例1に係るOSD回路において単色表示キャラクタパターンの配列を模式的に示す図。 本発明の実施例2に係るOSD回路の構成を示すブロック図。
符号の説明
1、2 OSD回路
4 文字・図形制御部
5、6 カーソル制御回路
11 ジッタ除去回路
13 水平位置カウンタ
15a、15b 水平位置デコーダ
17 垂直位置カウンタ
19a、19b 垂直位置デコーダ
21 発振回路
23 OSD制御部
25 表示メモリ
27 キャラクタROM
31、71 カーソル制御部
33 カーソル設定部
35 カーソルメモリ
37 カーソルレジスタ
38 属性レジスタ
39 カーソル表示レジスタ
41 画面表示出力制御部
50 キャラクタパターン領域
50a、56a、60a キャラクタパターン
51 暗い紫
52、58 非着色
53、59 表示ドット信号
57 暗い赤
73 直接記憶呼出し部(DMA)
HD 水平同期信号
VD 垂直同期信号

Claims (4)

  1. 第1のキャラクタパターンを記憶し、前記第1のキャラクタパターンを画面上に表示設定する文字・図形制御部と、
    カーソル表示用のキャラクタの設定用のパラメータを格納するカーソル設定部と、
    前記キャラクタに対応する第2のキャラクタパターンを記憶するカーソルメモリと、
    前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル格納部と、
    前記第2のキャラクタパターンの属性データを格納する属性格納部と、
    前記属性データ付きの前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル表示格納部と、
    前記パラメータに従って、前記カーソルメモリから前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル格納部に転送し、前記属性格納部に属性を設定して格納し、前記属性の付いた前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル表示格納部に格納し、前記カーソル表示格納部から、カーソル表示用の前記第2のキャラクタパターンを、画面表示出力制御部に転送するカーソル制御部と、
    を備えていることを特徴とするオンスクリーンディスプレイ回路。
  2. 第1のキャラクタパターンを記憶し、前記第1のキャラクタパターンを画面上に表示設定する文字・図形制御部と、
    カーソル表示用のキャラクタの設定用のパラメータを格納するカーソル設定部と、
    前記キャラクタに対応する第2のキャラクタパターンを記憶するカーソルメモリと、
    前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル格納部と、
    前記第2のキャラクタパターンの属性データを格納する属性格納部と、
    前記属性データ付きの前記第2のキャラクタパターンを格納するカーソル表示格納部と、
    前記パラメータに従って、前記カーソルメモリから前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル格納部に転送し、前記属性格納部に属性を設定して格納し、前記属性の付いた前記第2のキャラクタパターンを前記カーソル表示格納部に格納し、前記カーソル表示格納部から、カーソル表示用の前記第2のキャラクタパターンを、画面表示出力制御部に転送するカーソル制御部と、
    前記カーソルメモリから前記カーソル格納部への前記第2のキャラクタパターンの転送終了信号を検知して、次のラインに表示する前記第2のキャラクタパターンの前記カーソルメモリから前記カーソル格納部への転送を開始する直接記憶呼出し部と、
    を備えていることを特徴とするオンスクリーンディスプレイ回路。
  3. 前記カーソル制御部と前記文字・図形制御部は、共通の発振回路からクロック信号が供給されることを特徴とする請求項1または2に記載のオンスクリーンディスプレイ回路。
  4. 前記カーソル制御部に接続される水平位置デコーダ及び垂直位置デコーダと、前記文字・図形制御部に接続される水平位置デコーダ及び垂直位置デコーダとは異なることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のオンスクリーンディスプレイ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102008014698A1 (de) 2007-03-26 2008-10-02 Fujitsu Limited, Kawasaki Analytauswertungsvorrichtung

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