JP2007074694A - 画像編集装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像編集装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる絵柄の画像に対して操作履歴を適用した場合でも、ゴミの除去を効率的に実行できるようにする。
【解決手段】複数の編集対象画像データを格納する格納手段と、前記編集対象画像データを表示する表示手段とを備える画像編集装置であって、前記編集対象画像データを加工処理する加工処理手段と、以前に加工処理が行われた編集対象画像データの処理履歴に関する情報を格納する履歴格納手段と、前記処理履歴に関する情報から、前記加工処理が行われた位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報に基づき、前記表示手段の編集対象画像の表示領域に、前記編集対象画像のうち加工処理が行われる部位を表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像編集装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体に関する。
デジタル一眼レフカメラの構造上の問題点として、レンズ交換できないタイプ(一体型)のものとは異なり、レンズ交換時に撮像センサ等で構成される撮像部が外気にさらされるという点がある。そのため、撮像センサ上のローパスフィルタ等にごみが付着し、これが撮影データに写りこんでしまう。このような「ごみ問題」を解決するためにハードウェアの支援は欠かせないが、現時点でこの対策がなされていない機体で撮影した画像データを救うためには、PC上のソフトウェア(PCアプリケーション)による支援が有効である。
ごみ問題をPCアプリケーションで解決する方法としては、
(1)画像解析を用いた自動ごみ除去処理
(2)領域複製処理
といった方法が考えられる。(1)は画像からごみ位置を特定し、その領域を構成する画素値の推定を行うことでごみを除去する方法である。(2)は、ごみ領域上に別の領域の画素値をブレンドすることでごみを消す方法で、アプリケーション使用者がコピー元とコピー先の領域を指定することでごみ領域を手動で埋めることができる。
また、(1)はすべて自動で処理されるために作業コストは非常に低くできるが、ごみ領域特定用の画像を用意するなど解析処理が課題になる上、誤判定による画質劣化などのリスクがある。一方の(2)は、すべて手動で領域指定するために作業コストが高い反面、出力結果はアプリケーション使用者の意図と必ず一致させることができる。
領域複製処理は、Adobe社のPhotoShopに代表される画像加工アプリケーションに一般的に搭載されている機能であり、周りの似たような画像を使ってゴミを隠すレタッチ技法の一つである。
しかし、一般的な画像加工アプリケーションでは、複数の画像を処理する場合でも、全て一から処理しなくてはならず煩わしい。そこで、デジタル一眼レフカメラのごみの位置は、同時期の同じ機体であれば大体同じ位置にあるので、操作履歴をメモリ上に保存しておき、その操作履歴と全く同じ処理を別の画像に適用する方法が考えられる。このような機能を持つ画像加工アプリケーションには、操作履歴をコピーバッファに格納しておいて、コピーバッファ内の操作履歴と全く同じ処理を画像の回転方向を考慮して適用する機能が備えられているものもある。
また、動画像データを対象として連続するフレームの先頭フレームに対して補正処理を行い、その後のフレームに対しても同じ処理を自動的に適用する方法も提案されている(特許文献1を参照)。
特開平11-103447号公報
しかしながら、操作履歴をそのまま適用する方法では、全く同じ絵柄の画像に対しては有効であるが、異なる絵柄の画像に対して適用した場合に不適切な処理結果になってしまう可能性が高い。これは、例え画像の回転方向を考慮しても解決されない課題となる。
そこで、本発明は異なる絵柄の画像に対して操作履歴を適用した場合でも、ゴミの除去を効率的に実行できるようにすることを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明は、複数の編集対象画像データを格納する格納手段と、前記編集対象画像データを表示する表示手段とを備える画像編集装置であって、前記編集対象画像データを加工処理する加工処理手段と、以前に加工処理が行われた編集対象画像データの処理履歴に関する情報を格納する履歴格納手段と、前記処理履歴に関する情報から、前記加工処理が行われた位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報に基づき、前記表示手段の編集対象画像の表示領域に、前記編集対象画像のうち加工処理が行われる部位を表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、異なる絵柄の画像に対して操作履歴を適用した場合でも、ゴミの除去を効率的に実行することができる。
以下、添付する図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に対応する画像編集装置100の概略構成を示す図である。CPU101は、システム全体の動作をコントロールし、一次記憶102に格納されたプログラムの実行などを行う。一次記憶102は、主にメモリであり、二次記憶103に記憶されたプログラムなどを読み込んで格納する。二次記憶103は、例えばハードディスクで構成される。一般に一次記憶102の容量は二次記憶103の容量よりも小さく、一次記憶102に格納しきれないプログラムやデータなどは二次記憶103に格納されることとなる。また、長時間記憶しなくてはならないデータなども二次記憶に格納される。本実施形態では、プログラムを二次記憶103に格納し、プログラム実行時に一次記憶102に読み込んでCPU101が実行処理を行う。
入力デバイス104は、例えばシステムのコントロールに用いるマウスやキーボードの他、画像データの入力に必要なカードリーダー、スキャナ、フィルムスキャナなどで構成される。出力デバイス105は、例えばモニタやプリンタなどで構成される。バス106は、CPU101、一時記憶102、二次記憶103、入力デバイス104及び出力デバイス105を相互に接続する。
画像編集装置100の構成は他にも様々な形態が考えられるが、そのような構成形態の相違は本発明の主眼ではないので説明を省略する。
本実施形態に対応する画像編集装置100には、複数のプログラムを並列実行可能なオペレーティングシステムが搭載され、操作者はGUIを使って画像編集装置100上で動作するプログラムの操作ができる。例えば本実施形態では、オペレーティングシステムとしてマイクロソフト社のWindows(登録商標)であるとする。したがって、実施の形態はWindows(登録商標)の仕様に依存した記述になっているが、他の環境で実現しても構わないことは言うまでもない。
次に、加工情報スタックの一例として、領域複製処理を行うGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)について説明する。図2は、本実施形態における画像編集プログラムのGUIを示す図である。当該GUIは、出力デバイス105としてのモニタに表示される。
加工対象画像は、画像表示領域201に表示される。パレット202は、表示設定や加工パラメータを変更するためのボタン等を備える。該ボタンには以下のものが含まれる。
まず、コピー元位置指定モードボタン203、欠損領域補間モードボタン212、表示モード遷移ボタン204、全画面表示切り替えボタン205。コピー元座標がコピー先座標の変化に無関係に固定される固定モードと、コピー先座標との相対座標を維持しつつコピー先座標の変化に併せてコピー元座標が変化する可変モードとのいずれかを選択可能な、コピー元座標固定チェックボタン208。また、ブレンド領域の半径を指定する半径スライダ209、複数画像を加工対象とした場合の「次の画像」「前の画像」を選択する前選択ボタン210、及び、次選択ボタン211。更には、加工情報スタックを画像に添付する保存ボタン206、及び、加工情報スタック適用後の画像を出力するための変換ボタン207である。また、編集中の画像の加工情報スタックをメモリ上にコピーするコピーボタン213と、メモリ上にある加工情報スタックを編集中の画像に適用するペーストボタン214も備える。
図3は、図2に対応するGUI入力に応じて保持されるデータの一例である。(a)は複製対象画像300のデータ構造を示し、(b)は該複製対象画像300が登録されるファイルリスト311のデータ構造を示す。これらのデータは、二次記憶103内に保持される。
本実施形態において、加工の対象となる複製対象画像300は全て、ファイルリスト311に登録されている。ファイルリスト311を構成するファイルエントリ312には、各画像のファイル名313、画像回転情報314および加工情報スタック315が含まれる。また、ファイルエントリ312を示す編集対象画像ポインタ316があり、このポインタ316で参照されているファイルエントリ312に対応するファイルが編集対象画像300となる。
編集対象画像300には、未加工状態の未加工画像301、及び、加工情報スタック304を適用した後のプレビュー画像302が含まれる。未加工画像301を含むのは、後述するUndo/Redo処理のためである。
図3では、編集対象画像300の加工情報スタック304とファイルエントリ312の加工情報スタック315が別のデータとして表現されているが、直接ファイルエントリ312の加工情報スタック315を参照しても良い。本実施形態では、加工情報スタック304が、ファイルエントリ312の加工情報スタック315を直接参照する形をとる。
また、1回のドラッグ操作によって複数の領域複製処理を1つの加工情報エントリ308に記録するため、ドラッグ操作に伴いOSから通知される座標は適用座標列306と呼ぶ配列に格納される。格納された座標の数は、適用座標数305で保持される。したがって、領域複製処理を開始した時点で適用座標数305を0に初期化する必要がある。
加工情報エントリ308内には、加工パラメータ309と加工画像キャッシュ310とが含まれる。加工パラメータ309とは、どの座標にどのような加工処理が適用されたかを示す情報である。本実施形態における加工処理には、加工処理IDが「0x0000」の領域複製処理、及び、加工処理IDが「0x0001」の欠損領域補間処理が含まれる。本実施形態における加工パラメータ309には、加工処理ID、加工IDに対応する加工処理の適用範囲を示す半径r、適用座標列306、及び、適用座標数305が含まれる。
加工画像キャッシュ310には、加工情報エントリ308に記録された加工処理を適用する前と適用した後の画像の差分が保持される。このようなキャッシュを保持することで、実際に加工処理を実行するよりも高速に加工処理を実行できる。このキャッシュは、主にUndo/Redo処理で利用される。
本実施形態に対応する画像編集プログラムでは、加工情報スタック304以外の画像加工情報として画像回転情報303を持つ。画像の回転については、画像データそのものを回転することもできる。その一方、画像自体を処理せず、画像の回転方向を示す情報を付与することで、適切な画像の回転方向を保存することもできる。この回転情報は、例えばExif(Exchangeable image file format for Digital Still Cameras)のOrientationタグを利用することができる。この場合、画像データ自体に変更を加えないため、回転処理のためのデコード処理による画質の劣化が無く、RAWデータに代表される特殊な画像データ形式にも対応可能である。
そこで本実施形態では、加工情報スタック304に合わせて画像の回転方向を示す画像回転情報303を画像に付与することで画像の回転結果を保持することとする。本実施形態における画像の回転指定については、例えば、入力デバイス104としてのキーボードのCtrlキーとLキーを同時に押下することで左90度回転を指定できる。また、CtrlキーとRキーを同時に押下することで右90度回転を指定できる。なお、画像回転情報303や加工情報スタック304の保存方法やデータ形式については後述する。
次に、図4を参照して、GUIの状態遷移について説明する。図4は、GUIの状態遷移の一例を示す図である。GUIは、画像をfit表示にするfitモード401と、画素等倍表示にする等倍モード402の2モードに分かれている。初期状態400からアプリケーションが起動されると、遷移コマンドに応じて互いの状態へ遷移(404、405)する。本実施形態では、fitモード401時では画像加工が禁止され、等倍モード402でのみ画像加工ができるようになっている。これは、画像加工を実行する範囲が広くなると、加工画像キャッシュ310における差分データサイズが大きくなるため、アプリケーションが使用するメモリ領域が非常に大きなものになってしまうからである。画像加工操作を等倍モード402に限定することで、画像加工範囲を限定し、使用メモリ量をできるだけ増やさないようにすることができる。
fitモード401では、等倍モード402への遷移404のみ実行可能である。等倍モード402への遷移404は、表示モード遷移ボタン204の押下、或いは、画像表示領域201にfit表示されている画像のダブルクリックにより可能である。もし、ボタン204が押下された場合には、編集対象画像300の中央部を画素等倍表示し、等倍モード402に遷移する。一方、fit表示画像がダブルクリックされた場合には、ダブルクリックした画像位置が中央に表示されるように画素等倍表示する。なお、等倍表示時において、画像外領域は黒で塗りつぶされて表示される。
等倍モード402では、画像加工が可能である。等倍モード時の状態遷移を図5を参照して説明する。図5は、等倍モード402における状態遷移の一例を示す図である。
fitモード401から等倍モード402に遷移(404)した直後は、移動モード502になる。移動モード502の状態でダブルクリックされるか、表示モード遷移ボタン204を押下されると、fitモード401へ遷移する(405)。
移動モード502では、表示位置の変更が可能である。スクロールバーで表示位置の変更ができる。移動モード502でキーボード上の"d"キーが押下されている間、或いは、欠損領域補間モードボタン212を押下されると、欠損領域補間モード503になる(506)。"d"キーが開放されるか、欠損領域補間モードボタン212が再度押下されると、移動モード502に戻る(507)。ここで更に表示モード遷移ボタン204が押下された場合には、fitモード401へ戻る(405)。欠損領域補間モード503において画像がクリックされた場合、クリックされた座標を中心とする半径スライダ209で指定された半径の円で示される領域について、欠損領域補間処理が実行される。欠損領域補間処理の詳細については、図6を参照して後述する。
移動モード502において、Altキーを押下されている間、或いは、コピー元位置指定モードボタン203が押下されると、コピー元位置指定モード504に遷移する(508)。Altボタンが開放されるか、コピー元位置指定モードボタン204が再度押下されると、移動モード502に戻る(509)。ここで更に表示モード遷移ボタン204が押下された場合には、fitモード401へ戻る(405)。コピー元位置指定モード504において画像がクリックされた場合、クリック位置をコピー元座標としてスタンプモード505に遷移する(510)。
スタンプモード505に入った後、最初にコピー先として左クリックされた座標に対し、領域複製処理を行う。この座標は、最初に指定されたコピー先座標であり、本実施形態では特に、「基準座標」と呼ぶ。基準座標が更新された場合、コピー相対座標を未設定状態にする。本実施形態において「コピー相対座標」とは、領域複製処理のコピー先の領域からコピー元の領域への相対座標を表す。
スタンプモード505において右クリックした場合、移動モード502に遷移する(511)。ここで更に表示モード遷移ボタン204が押下されれば、fitモード401へ戻る(405)。
図5の状態遷移図では、欠損領域補間モード503からコピー元位置指定モード504へ直接遷移することや、その逆ができない。そこで、欠損領域補間モード503の状態でAltキーが押下された場合、コピー元位置指定モード504へ遷移しても良い。この場合、この状態でコピー元位置が指定された後、Altキーが開放された場合はスタンプモード505へ遷移し、コピー元位置が指定される前にAltキーが開放された場合は欠損領域補間モード503へ戻ることができる。逆に、コピー元位置指定モード504やスタンプモード505の状態で"d"キーが押下された場合は、欠損領域補間モード503へ遷移しても良い。この場合、"d"キーが押下されている間はクリックされた座標に対し欠損領域補間処理を行い、"d"キーが開放されたら元のモードへ復帰することができる。
また、欠損領域補間モード503の状態でコピー元位置指定モードボタン203が押下された場合には、欠損領域補間モード503から抜けコピー元位置指定モード504へ遷移しても良い。さらに、コピー元位置指定モード504やスタンプモード505において欠損領域補間モードボタン212が押下された場合は、これらのモードから抜けて欠損領域補間モード503に遷移しても良い。
このように柔軟にモードを切り替えられるようにすることで、GUIの使いやすさを向上させることが可能になる。
次に、欠損領域補間処理、および領域複製処理の詳細について述べる。まず、欠損領域補間処理の一例を示すフローチャートを図6に示す。図6において、まずステップS601で、欠損領域判定を行う。欠損領域(ごみ領域)とは、次の条件全てを満たす領域とする。
(1) 指定領域内の平均輝度より暗い領域
(2) 指定領域を示す円と接しない領域
(3) 領域を囲む矩形の幅と高さがl1以上、l2未満
ここで、指定領域とは、スタンプモードあるいは欠損領域補間モードにおいて、ユーザが左クリックした座標を中心とし、半径スライダ209で指定された値を半径とする円に含まれる領域である。本実施形態では、l1を5(画素)、l2を50(画素)とする。このように一定サイズの領域だけを扱うことで、孤立した小領域だけを欠損領域として扱うことが可能になる。もし、このような領域が存在する場合には(ステップS602において「YES」)、ステップS603へ移行して欠損領域補間を行う。一方、このような領域が存在しない場合には(ステップS602において「NO」)、本処理を終了する。
ステップS603で実行される欠損領域補間処理は、公知の方法で行うことができる。本実施形態では例えば、特開2001-223894号公報に開示されている方法で欠損領域補間処理を行うことができる。具体的には、まず、注目画素が欠損領域に含まれない正常画素であるか否かを判別し、正常画素と判別された場合に、注目画素が欠損領域の両端の画素と近色であるか否かを判別する。近色である場合には、注目画素が画像の端に来ていないかを判別する。画像の端に来ていない場合には、注目画素を正常画素パターンとして検出する。検出された正常画素パターンより欠損領域が大きいか否かを判別し、欠損領域の方が大きい場合には、次の画素を注目画素として、正常画素パターンが欠損画素領域以上になるまで同様の処理を繰り返す。
なお、特開2001-223894号公報では、は赤外光を用いて欠損領域を特定しているが、本発明では一般的なデジタルカメラで撮影した画像を対象としているので、ステップS601で検出された領域を欠損領域として扱う。
次に、図16を参照して、領域複製処理の詳細を説明する。図16は、領域複製処理の一例に対応するフローチャートである。
まず、ステップS1601では、コピー相対座標が設定されているか否かを判定する。もし、コピー相対座標が設定されていると判定された場合は(ステップS1601において「YES」)、ステップS1603へ移行する。一方、コピー相対座標が設定されていないと判定された場合は(ステップS1601において「NO」)、ステップS1602に移行する。ステップS1602では、基準座標からコピー元位置への相対座標を求め、これをコピー相対座標とする。
ステップS1603では、コピー元位置の相対座標を算出する。ここで、コピー元座標固定チェックボタン208において固定モードが選択され、コピー元位置を固定して扱う場合は、コピー元座標とコピー先座標の相対座標を用いる。一方、コピー元座標固定チェックボタン208において可変モードが選択され、コピー元位置を相対移動させて扱う場合、コピー相対座標を用いる。ステップS1604では、適用座標数を0に初期化する。続いて、ステップS1605では、マウスの左ボタンが押下されているか否かを判定する。もし左ボタンが押下されている場合は(ステップS1605において「YES」)、ステップS1606へ進む。そうでない場合は(ステップS1605において「NO」)、処理を終了する。
ステップS1606では、マウスのカーソルが指し示す座標をコピー先座標とし、複製マスクを用いてコピー相対座標からのブレンド処理を行う。ここで複製マスクは、半径スライダ209の状態に応じて生成されるもので、半径スライダ209の状態が変化する度に生成が行われる。複製マスク生成処理については後述する。また、ブレンド処理の詳細についても後述する。
ステップS1607では、適用座標数305を1つ増やし、適用座標列306にコピー先座標を追加する。その後、ステップS1605へ戻る。
次に、図17を参照して、図6における欠損領域補間処理及び図16における領域複製処理の結果を加工情報スタック304に登録する処理を説明する。図17は、当該登録処理の一例に対応するフローチャートである。
図17において、ステップS1701では、加工情報スタック終端位置情報307より先にある加工情報エントリ308が破棄される。続くステップS1702では、新たな加工情報エントリ308を作成し、これを参照するように加工情報スタック終端位値情報307を更新する。更に、ステップS1703では欠損領域補間処理、又は、領域複製処理によって変更された領域を含む部分画像を作成し、これを加工画像キャッシュ310とする。
ステップS1704では、ステップS1702で作成された加工情報エントリ308の加工パラメータ309として、加工処理ID、半径r、コピー相対座標、適用座標数、適用座標列を登録し、処理を終了する。ここで、ステップS1704で登録する加工パラメータ309の値は、処理内容により次のように異なる。欠損領域補間処理の場合、加工処理IDは0x0001、半径rは半径スライダ209で指定された半径、コピー相対座標はx、y方向共に0、適用座標数は1、適用座標列はユーザによって指定された座標である。
一方、領域複製処理の場合、加工処理IDは0x0000、半径は半径スライダ209で指定された半径、コピー相対座標はステップS1603で算出した相対座標、適用座標数と適用座標列はステップS1607で更新した値とする。
なお、コピー相対座標と適用座標列については、いずれの場合も画像回転情報を用い、画像回転処理適用前の座標に変換して登録する。このような処理により、画像の回転方向が変更されたとしても常に適切な位置に加工処理を適用することが可能になる。
次に、図16のステップS1606におけるブレンド処理の詳細について説明する。本実施形態におけるブレンド処理とは、コピー先座標を中心とした半径rの領域に、コピー元座標を中心とした半径rの領域を合成する処理をいう。ここで、コピー先座標から離れるほどコピー元座標の比率を落として合成処理しないと、領域複製処理を行った部分と行っていない部分との境界が目立ってしまうので、コピー先座標から離れるほど合成比率を落とすような処理を行う。そこで、合成処理を、半径をrの2倍の範囲で行う。この合成の比率を示すマップのことを、複製マスクと呼ぶ。
複製マスクの概要は図7に示す通りである。複製マスク701の各要素の値域は、[0.0、1.0]である。この値が大きいほどコピー元領域の画素値が優先される。複製マスクの要素は、複製マスクの中心(Cx,Cy)からの距離に応じて算出される値で算出する。この計算方法については後述する。コピー元座標F、コピー先座標Tをそれぞれ、x座標を−2*r、y座標を−2*rとした座標、複製マスクの左上を原点とした場合、座標(i,j)にある画素のブレンド処理を、次式に従って画素値を求める。
T'i,j = Bi,j * Fi,j + ( 1.0 - Bi,j ) * Ti,j
ここで、Fはコピー元座標の画素、Tはコピー先領域の画素、Bは複製マスクの要素、T’はブレンド処理後のコピー先領域の画素とする。本実施形態ではRGBそれぞれの色をブレンド率に応じて合成してブレンド後の画素値を算出する。
図16に示した処理においてマウスがドラッグ操作された場合の、ドラッグ中のマウスの軌跡に対する処理について述べる。Windows(登録商標)では、ドラッグ中に通過した全ての座標がOSからアプリケーションに通知されるわけではなく、一定間隔で通知される。しかし、この間隔が比較的長い。そこで、ドラッグ状態を示す通知を受けた場合、その座標A(xa,ya)と直前に通知された座標B(xb,yb)とを結ぶ線分上に一定距離L毎に領域複製処理を行う。このような処理を行うことで滑らかな領域複製結果を得ることができる。ここで、ドラッグ中の領域複製処理を適用する点の間隔Lを、半径スライダ209で指定された半径rを用いて次式で求める。
L = floor( r / B + 0.5 )
ただし、L = 0の場合、L = 1として処理する。ここで、floor(x)は、実数xの小数点以下を切り捨てた整数値を表す。また、Bは経験的に求められる値で、本実施形態ではB=4.7とする。
ここで、図7に示した複製マスクの要素の計算方法について述べる。マスクの要素Bi,j は、次式で求めることができる。
i,j = exp(−x2/2)
ここでxは、
x=(4/r)*{(Cx−i)2+(Cy−j)21/2
とする。Cx、Cyは図7に示したマスクの中央座標で、本実施形態では(Cx,Cy) = (2*r,2*r)とする。したがって、複製マスクサイズは、幅(4*r+1)要素、高さ(4*r+1)要素となる。i、jは左上を(i, j) = (0, 0)とする座標値であり、i,jの値域は [0, 4*r]となる。このとき、rは半径スライダ209で指定された半径である。
次に、図8を参照して、アプリケーションによってファイルが指定された場合や前選択ボタン210や次選択ボタン211によって編集対象画像300が変更された場合の処理について説明する。図8は、当該処理の一例に対応するフローチャートである。
図8において、ステップS801では、編集対象画像300の加工情報スタック304について、加工情報スタック終端情報307より先の加工情報エントリ308を破棄する。続くステップS802では、編集対象画像300の加工情報スタック304について、加工情報スタック304の加工画像キャッシュ310を全て破棄する。更に、ステップS803では、新たに選択されたファイルのファイルエントリ312を参照するように、編集対象情報ポインタ316を更新する。ステップS804では、編集対象画像ポインタ316が参照する加工情報スタック315を参照するように、編集対象画像300の加工情報スタック304の参照先を更新する。
ステップS805では、ファイルをデコードし、未加工画像301を取得する。ステップS806では、ステップS805で得られた未加工画像301に対し、加工情報スタック304に保持された加工処理を適用し、プレビュー画像302を生成する。ステップS807では、GUIの状態をfitモード401に遷移して、プレビュー画像302をfit表示する。加工処理を適用しプレビュー画像302を生成する処理の流れは、図9を参照して後述する。
次に、本実施形態におけるUndo/Redo処理について説明する。Undoとは、直前に適用した加工処理を取り消す処理である。本実施形態では、加工情報スタック終端位置情報307を、一つ前の加工情報エントリ308を参照するよう修正する処理になる。
一方のRedoとは、Undoの取り消し処理である。本実施形態では、加工情報スタック終端位置情報307を、参照中の加工情報エントリ308ではなく次のエントリを参照するように更新する処理にあたる。
この機能により、加工処理を適用した座標が間違っている場合や加工結果が思わしくない場合に、何度でもやりなおしすることができるようになる。
Undo/Redo処理や新たなファイルが選択された場合、プレビュー画像302の更新処理が必要になる。プレビュー画像302の更新処理は、未加工画像301に対して加工情報スタック304に従って加工処理を適用して行う。
プレビュー画像の更新処理の流れを示すフローチャートを図9に示す。なお、加工情報スタック304が空の場合、この処理を適用しない。
ステップS901では、プレビュー画像302を破棄した後、未加工画像301を複製し、この複製を新たなプレビュー画像302とする。このプレビュー画像302は、画像回転情報303が示す方向になるように回転処理される。続くステップS902では、加工情報スタック304が参照する加工情報エントリ308を参照するポインタpを初期化する。ステップS903では、ポインタpが参照する加工情報スタック304に加工画像キャッシュ310が存在するか否かを判定する。もし、存在する場合は(ステップS903において「YES」)、ステップS904へ移行し、存在しない場合は(ステップS903において「NO」)、ステップS905へ進む。
ステップS904では、画像回転情報303とキャッシュ回転情報とを比較し、画像回転情報303で指定された画像の方向に合うように、差分画像を回転し、差分をプレビュー画像302に反映し、ステップS906へ進む。ステップS905では、ポインタpが参照する加工情報エントリ308の加工パラメータ309を用い、プレビュー画像に加工処理を適用する。ただし、加工処理を適用する前に、コピー相対座標、適用座標列に格納された座標を、画像回転情報が示す方向に回転し、回転後の座標に対して加工処理を適用する。加工処理適用後、ステップS906へ進む。
ステップS906では、未適用の加工情報エントリ308が存在するか否かを判定する。もしそのような加工情報エントリ308が存在する場合(ステップS906において「YES」)、ステップS907へ進む。存在しない場合は(ステップS906において「NO」)、処理を終了する。ステップS907では、ポインタpが未適用の加工情報エントリ308を参照するようにポインタを更新し、ステップS903へ戻る。
次に、保存ボタン206と変換ボタン207について説明する。保存ボタン206が押下された場合、加工情報スタック304および画像回転情報303がファイルに付与される。この機能を利用することで、元画像データを破壊することなく加工結果を保存することができる。変換ボタン207が押下された場合、元画像データに加工情報スタック304に応じた画像処理を適用し、画像回転情報303に従って画像を回転後、新たなファイルとして保存する。画像の回転前に加工情報スタック304を適用することで、加工情報スタック304内の座標変換を行わなくても良いという利点がある。しかし、本実施形態では処理の共通化のため、画像回転情報303に合わせて画像を回転した後、図9に示す処理によって加工情報スタック304に沿った加工処理を適用する。
保存ボタン206によって付与されるデータ形式の一例を図10に示す。図10に示すデータを加工情報(1000)と呼び、以前に加工処理が行われた編集対象画像300の処理履歴に関する情報が登録されるものである。画像回転方向1001は、回転しない状態を0、右90度回転時は1、180度回転時は2、左90度回転時は3の値をそれぞれ2バイト(Byte)で格納する。加工情報スタックエントリ数1002は4Byteの値で、加工情報スタックエントリの数を格納する。加工情報スタックエントリ内には、加工処理ID1007、適用半径1008、画像回転前の座標値で表現されたコピー相対座標1009および適用座標1011と、適用座標数1010が保持される。座標はx座標2Byte、y座標2Byteの計4バイトで、その他の数値は2バイトとする。加工処理IDには、各加工情報エントリ308の加工パラメータ309内に格納されている加工処理IDの値が格納される。
加工情報1000は、JPEGデータのEOI(End Of Image)の後やTiffデータの末尾、RAWデータファイルの末尾に付与しても問題無い。但し、RAWデータファイルの末尾に特別な意味、例えばRAWファイルの識別コードなどが含まれている場合がある。そこで、加工情報1000の末尾の16バイトには加工情報1000をファイルに添付する前のファイルの末尾16バイトをコピーして記録する互換エリア1006を設けている。また、既に加工情報1000があるかどうかを判定するため、互換エリア1006の直前に、識別情報"ADT"\0(1004)、および、データ長1005をそれぞれ4バイトで格納している。
次に、加工情報1000の読み込み処理について図11を参照して説明する。図11は、当該処理の一例に対応するフローチャートである。
ステップS1101において、最初にファイル末尾から24バイト目の位置から4バイト分、即ち、識別情報1004に相当するデータを読み込む。次に、ステップS1102では、ステップS1101で読み込まれたデータが"ADT"\0であるか否かに基づいて、加工情報1000が画像データに付与されているか否かを判定する。もし、加工情報1000が付与されていると判定される場合には(ステップS1102において「YES」)、ステップS1103へ進む。加工情報1000が付与されていないと判定される場合には(ステップS1102において「NO」)、本読み込み処理を終了する。
ステップS1103では、ファイル末尾から20バイト目の位置から4バイト分読み込み、加工情報1000のデータ長1005を取得する。続いて、ステップS1104においてファイル末尾から加工情報1000のデータ長1005分だけ戻った位置から、ファイル末尾までを読み込む。読み込んだデータが加工情報1000となる。
このような画像編集プログラムを用いることで、編集加工対象となる画像データを破壊することなく画像を加工し、その加工結果を保存することが可能になる。
最後に、コピーボタン213とペーストボタン214の動作について説明する。コピーボタン213は、編集中の画像の加工情報スタック304を一時記憶102上にコピーして保持するためのボタンである。ペーストボタン214は一時記憶102上に加工情報スタック304の複製がある場合に有効になるボタンである。ボタン214が押下されると、一時記憶102上の加工情報スタック304の複製に記録されている処理を編集中の画像に対して適用する。処理を適用した後、加工情報スタック304の複製を破棄する。このようにすることで、コピー操作とペースト操作の繰り返しによる加工情報エントリ数の急激な増加を防ぐことが可能になる。これらの詳細については後述する。
ほぼ似た絵柄の画像が複数ある場合、一枚の画像に対して加工処理を行い、同様の処理を別の画像に適用することで、加工作業に費やす時間を削減することができる。本実施形態に対応する画像編集プログラムでは、編集手順を加工情報スタック304という形で保持しているため、この加工情報スタック304自体を別の画像に適用することで、このような処理を実現することができる。
まず、加工情報スタック304のコピー処理について述べる。加工情報スタック304のコピー処理とは、編集対象画像300の加工情報スタック304を一時記憶102に格納する処理である。ただし、コピーした加工情報スタック304をペーストする場合、ペーストするかどうかの判断にはコピー元画像の解像度が必要になるため、これを別途保持する。一時記憶102に格納する情報は、加工情報スタック304、画像回転情報303、元画像の回転処理前の画像解像度である。
次に、加工情報スタック304のペースト処理について述べる。加工情報スタック304のペースト処理とは、上記のコピー処理によって一時記憶102内に保持された加工情報スタック304を、編集対象画像300の加工情報スタック304に反映する処理である。
反映処理には、編集対象画像300の加工情報スタック304にペーストする加工情報スタック304をアペンドする方法と、編集対象画像300の加工情報スタック304を破棄してペーストする加工情報スタック304に置き換える方法がある。本実施形態では、後者を用いることにする。
以下、図12を参照してペースト処理の流れを説明する。図12は、ペースト処理の一例に対応するフローチャートである。
ステップS1201において、ペースト処理実行判定を行う。本実施形態では、一時記憶102に格納された元画像の回転前の画像解像度と、ペースト対象画像の回転前の画像解像度とを比較し、画像の幅および高さが一致した場合のみ、ペースト処理を実行する。ペースト処理を実行しない場合は(ステップS1201において「NO」)、処理を終了する。ペースト処理を実行可能と判定された場合は(ステップS1201において「YES」)、ステップS1202へ進む。ステップS1202では、ペースト対象画像の加工情報スタック304を破棄する。
更に、ステップS1203では、一時記憶102内の加工情報スタック304を複製し、これをペースト対象画像の加工情報スタック304とする。ステップS1204では、ペースト対象画像に対して図9に示したプレビュー画像更新処理を実行し、プレビュー画像、および加工画像キャッシュの再構成を行い、処理を終了する。
[第1の実施形態]
本発明の基礎となる上述の実施形態では、アプリケーションによってファイルが指定された場合や前選択ボタン210等により編集対象画像300が変更された場合に、表示モードをfitモード402に戻す場合(例えば図8のステップS807)を説明した。これに対し、本第1の実施形態では、表示モードを維持したまま、適切な領域を表示するものである。
また、同じく上述の実施形態では、センサ上についたゴミが撮像データに写りこんでしまった場合の、ごみ除去処理を行うGUIについて述べた。このセンサ上のゴミは、シャッターなどの衝撃によって若干移動する場合があるものの、連続して撮影した画像データには同じ位置にごみが写りこんでいる可能性が高いことが知られている。
そこで、本実施形態では、ユーザからのファイル指定や前選択ボタン210等により編集対象画像300の変更指示を受け付けた場合に、画像回転前の座標を維持しながら表示画像を切り替える。これにより、他の画像に切り替えた後も、直前に表示していたゴミと同じ位置のゴミが表示されるように編集対象画像300の表示を行う。
このような画像の切り替え方式を提供することで、複数の画像間で同じ位置にあるゴミに注目しながら編集作業を行うことができる。
図13に、本実施形態に対応する編集対象画像300の変更時の処理の流れを示すフローチャートを示す。ただし、fitモード401の状態での編集対象画像の変更処理は、第1の実施形態と同様の処理(図8を参照。)を行う。以下の説明において、直前まで選択されていた編集対象画像300を「第1の画像」、新たに選択された画像300を「第2の画像」とする。第1の画像、第2の画像は、画像回転情報303に従って回転した後の状態とする。回転前の画像は、それぞれ「第1の未回転画像」及び「第2の未回転画像」とする。
ステップS1301において第1の画像のうち、表示されている部分領域の中心座標Aを求める。ここで中心座標Aは、表示領域中の座標ではなく、第1の画像の全体における座標である。次に、ステップS1302において第1の画像の画像回転情報を用いて、中心座標Aの、第1の未回転画像上で対応する座標Bを算出する。この座標Bは、中心座標Aを、画像回転情報で示される回転方向を打ち消す方向に回転することで算出できる。
ステップS1303では座標B(XB,YB)を、次式で正規化する。W1とH1はそれぞれ、第1の未回転画像の画像幅、画像高さである。正規化後の座標を(X’B,Y’B)とする。
X’B = XB / W1
Y’B = YB / H1
次に、ステップS1304において、第2の未回転画像の画像幅W2、画像高さH2を用いて、第2の未回転画像上の中心座標C(XC,YC)を算出する。
XC = W2 * X’B
YC = H2 * Y’B
ステップS1305において、中心座標Cを第2の画像の画像回転情報303に従って回転した座標Dを求める。ステップS1306では、この座標Dが表示領域の中心となるように第2の画像を表示する。
このような処理を行うことで、未回転状態の画像上での相対位置を保ったまま、編集対象画像300を切り替えることができる。したがって、仮に同じ機体で撮った複数の画像を切り替えた場合、画像の回転方向に関係なくセンサ上でほぼ同じ位置が表示領域の中心となり、加工処理が行われることとなる部位を表示させることができるので、効率良くごみ除去処理を行うことができる。
以上のようにして、本実施形態によれば、編集対象画像300のゴミ除去処理において作成された加工情報スタック304を、新たな編集対象画像300に適用することができる。これにより、当該新たな編集対象画像300についても処理済みの画像について行ったものと同様の加工処理を施し、効率的にゴミ除去処理を行うことができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、第1の実施形態に加えて表示位置アシスト機能を備えることで、ごみ除去処理をより効率良く行う方法について述べる。本実施形態では、第1の実施形態の構成に加えて表示座標テーブルと表示座標テーブル更新フラグ、表示位置IDを備える。ここで、表示位置IDは、加工処理が行われた順序に対応する情報である。
表示座標テーブルを図14に示す。表示座標テーブル1400には、まず編集対象画像300の画像回転方向1401が含まれる。また、編集対象画像300の加工情報スタック304から取り出した座標列を編集対象画像300の幅と高さで[0.0, 1.0]に正規化した倍精度浮動少数点型の表示座標列1403と、座標数1402を格納する。図15に、加工情報1000から表示座標テーブル1400を生成する処理の流れを示す。
ステップS1501では、編集対象画像300の加工情報1000が存在するか否かを判定する。もし加工情報1000が存在する場合には(ステップS1501において「YES」)、ステップS1502に移行する。一方、加工情報1000が存在しない場合には(ステップS1501において「NO」)、本処理を終了する。ステップS1502では、表示座標テーブル1400の初期化処理を行う。具体的には、表示座標テーブル1400の先頭に、編集対象画像300の画像回転方向を示す値を格納する。画像回転方向を示す値は、図10で示した加工情報1000と同様とする。更に、座標数nを0に初期化し、表示座標列を空にする。
次に、ステップS1503では、加工情報1000の加工情報スタックエントリ1003の先頭を指すよう、ポインタpを初期化する。ステップS1504では、ポインタpが指し示す加工情報スタックエントリ1003から、座標を取得して変換する。座標が複数ある場合、先頭の座標を用いる。変換処理は、次式で行う。
X’ = X / (W−1)
Y’ = Y / (H−1)
ここで、X,Yは加工情報スタックエントリ1003から取得した座標、W、Hは編集対象画像300の画像幅と高さ、X’,Y’は変換後の座標である。変換した座標は、表示座標テーブル1400の末尾に追加する。
ステップS1505では、座標数nを1増やす。ステップS1506では、ポインタpによって指し示されている加工情報スタックエントリ1003に引き続くエントリが存在するか否かを判定する。もし、該エントリが存在しない場合は(ステップS1506において「NO」)処理を終了する。一方、該エントリが存在する場合は(ステップS1506において「YES」)、ステップS1507へ進む。ステップS1507では、ポインタpが指し示す加工情報スタックエントリ1003の次のエントリを、ポインタpが指すようにポインタpを更新してステップS1504に戻る。
次に、表示座標テーブル1400の更新処理について述べる。編集対象画像300をロードした場合、表示座標テーブル更新フラグをOFFにする。また、図6中のステップS603の欠損領域補間処理、あるいは図16中のステップS1606のブレンド処理が実行された場合、表示座標テーブル更新フラグをONにする。前選択ボタン210や次選択ボタン211によって編集対象画像300が変更された場合や、表示座標テーブル更新フラグがONの場合は、図15に示す処理により表示座標テーブル1400を更新し、表示位置IDを−1に初期化する。
このようにすることで、最後に編集した画像の加工情報スタック304から表示座標テーブル1400を生成することができる。このような実装にすると、画像選択のために画像を順次表示させていったとしても加工作業を行うまでは表示座標テーブル1400が更新されないので、ユーザは、表示座標テーブル1400に登録されている内容を意識して作業を行うことができる。
最後に表示位置の更新処理について述べる。本実施形態では、表示位置IDと表示座標テーブル1400を用いて算出した座標と、編集対象画像300の幅と高さを用いて表示座標を算出し、表示座標が画像表示領域201の中央になるように表示位置を更新する。表示座標の更新処理の流れを、図18を参照して以下に説明する。図18は表示座標の更新処理の一例に対応するフローチャートである。
ステップS1801において、表示位置IDに1足した値をjとすると、表示座標列のj番目の座標を取得する。この座標をx、yとする。ステップS1802では、表示座標テーブル1400から画像回転方向1401を取得する。なお、ここで取得された回転方向1401の値をR1とする。ステップS1803では、後に算出される回転方向:Rcを0に初期化する。ステップS1804では、ステップS1802で取得した画像回転方向:R1と、編集対象画像300自体の画像回転方向(これをR2とする)とが等しいかどうかを判定する。もし、R1とR2とが等しいと判定されない場合には(ステップS1804において「NO」)、ステップS1808へ移行する。一方、R1とR2とが等しいと判定された場合には(ステップS1804において「YES」)、ステップS1805へ進む。ステップS1805では、x、yの回転方向Rcを、Rc = R2 - R1により算出する。
次に、ステップS1806では、Rcが0未満の場合に、Rc = 4 + Rc としてステップS1807へ進む。Rcの補正が終わると、ステップS1807に進む。
ステップS1807では、RCに応じて回転処理を行う。回転後の座標x’,y’の具体的な座標計算式を次に示す。
Rc=0の場合、
x’ = x
y’ = y
Rc=1の場合、
x’ = 1.0 - y
y’ = x
Rc=2の場合、
x’ = 1.0 - x
y’ = 1.0 - y
RC=3の場合、
x’ = y
y’ = 1.0 - x
ステップS1808では、x’,y’に編集対象画像300の画像幅W、画像高さhを乗じて表示座標を算出する。即ち表示座標(p、q)は、次式で表される。
p = x’ × w
q = y’ × h
ステップS1809では、ステップS1808で算出された座標が中心になるように、表示位置を更新する。
表示位置IDは、Ctrlキーと"f"キーを同時に押下された場合に+1する。逆に、Ctrlキーと"b"キーを同時に押下された場合に-1する。表示位置IDが負の数になった場合、表示座標テーブル1400内の表示座標数(1402)nから1減じた値を表示位置IDとする。また、表示位置IDが表示座標テーブル1400内の表示座標数(1402)n以上になった場合、表示位置IDを0にする。表示位置IDを変更した場合、図18に示した処理を実行して表示位置の更新を行う。
図19に、加工情報1000と表示位置の関係を示す。直前に加工した画像1901上の数字は、操作順序を表す。直前に加工した画像1901に対して編集操作順に表示座標テーブル1401に座標を登録し、編集対象画像300の表示位置変更に利用する。編集対象画像300上に記述された点線の枠1902から1904は、表示領域201に表示される範囲を示す。点線の枠の右上に添えられた数字は、表示位置IDと一致する。Ctrlキーと"f"キー、あるいはCtrlキーと"b"キーの押下によって、表示位置IDが更新され、表示位置IDに応じた位置が表示される。特に本実施形態では、常に表示位置の中心に編集加工位置が表示されるので、修正すべき位置の特定が容易になり作業効率が向上する。
このように、直前に編集した画像1901の加工位置を正順、逆順に表示することで、画像毎にごみの位置を探さなくてもよい。また、加工位置の表示の際に回転情報を考慮することで、画像の回転方向を意識することなく加工処理を行うことが可能になる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、第2の実施形態で述べた表示位置アシスト機能の拡張について説明する。上記の第1及び第2の実施形態に対応する画像編集装置では、等倍モードにおいて画像外の領域が表示される仕様になっている。しかし、表示領域サイズより編集対象画像のサイズが大きい場合、等倍モードにおいても画像外領域を表示しないアプリケーションも多い。この場合、図20に示すように、画像外領域が存在しないように表示位置を制御している。
図20は、表示位置補正処理の概要を表す図である。図20において、300は編集対象画像を示す。2001は編集対象画像300内で、表示領域の中心として指定された座標を示す。この座標2001に基づいて特定される表示範囲は2002に示すようなものとなる。しかし、表示範囲2002は、編集対象画像300からはみ出した領域を有している。そこで、表示範囲を2003に示すように移動して、編集対象画像300内に含まれるように補正することができる。
第1の実施形態で説明したように、本実施形態においても、fitモードで表示された画像をダブルクリックするか、表示モード遷移ボタン204を押すことによって、fitモードから等倍モードへ遷移することができる。以下では、画像をダブルクリックすることによってfitモードから等倍モードへ遷移する場合の、本実施形態における処理の流れを説明する。
fit表示状況に置ける表示座標系のパラメータは図21に示す通りである。なお、全ての座標系は左上を基準点とし、横軸をX軸、縦軸をY軸とする。X軸は右方向を正、Y軸は下方向を正とする。ここでは、図2に示す画像表示領域201の幅をWindowW、高さをWindowHとし、編集対象画像の幅をImageW、高さをImageHとする。また、fit表示された表示画像2101の表示サイズの幅をFitW、高さFitHとし、画像表示領域201の左上を基準点としたクリック位置2102の座標Cを、C=(ClickX, ClickY)とする。
次に、等倍表示モード時の表示座標系のパラメータを図22に示す。座標系の考え方は、図21のfit表示時と同様である。本実施形態では、図22(a)に示すように、画像表示領域201の幅あるいは高さが、編集対象画像300の幅あるいは高さより小さい場合は編集対象画像の一部が表示される。編集対象画像300における表示領域の左上2201の座標Mを(MX,MY)とし、編集対象画像上で表示する領域の幅をMW、高さをMHとする。
一方、図22(b)に示すように、画像表示領域201の幅あるいは高さが、編集対象画像300の幅あるいは高さより大きい場合は編集対象画像300が画像表示領域201の中央に位置するように表示される。この場合の画像表示位置のオフセット値を、X軸方向はOffsetX、Y軸方向はOffsetYで表す。
即ち、編集対象画像300における座標Mの範囲は、0≦MX≦ImageW-WindowW、0≦MY≦ImageH−WindowHとなる。以下では、座標Mを例として画像表示領域201の設定処理について説明するが、座標Mは画像表示領域201の位置を特定するための指標の一つに過ぎない。即ち、画像表示領域201を、該領域の左下、右上、右下、或いは、中心に基づいて設定してもよい。その場合の処理も、下記と同様に行える。
次に、図23のフローチャートを参照して、表示パラメータOffsetX、MX、MWの算出処理の詳細を説明する。
まずステップS2301では、編集対象画像300の幅ImageWが画像表示領域201の幅WindowW以下であるか否かが判定される。もし、ImageWがWindowW以下である場合には(ステップS2301において「YES」)、ステップS2302へ移行する。一方、ImageWがWindowW以下でない場合には(ステップS2301において「NO」)、ステップS2303へ移行する。
ステップS2302では、編集対象画像300の幅が画像表示領域201の幅以下の場合に、表示パラメータ算出処理1として、次式に基づき表示パラメータを算出する。
OffsetX = (WindowW - ImageW) / 2
MX = 0
MW = ImageW
ステップS2302において表示パラメータを算出した後は、処理を終了する。
次に、ステップS2303では、編集対象画像300の幅が画像表示領域201の幅を超える場合に、表示パラメータ算出処理2として、次式に基づき表示パラメータを算出する。
OffsetX = 0
MX = (ClickX / WindowW) × ImageW - WindowW / 2
MW = WindowW
ステップS2303において表示パラメータを算出した後は、ステップS2304に移行する。ステップS2304では、上記算出されたMXが負であるか否かが判定される。もし、MXが負の値の場合には(ステップS2304において「YES」)、画像表示領域201が編集画像画像300の外に出てしまうので、ステップS2305に移行してMXを0に設定する。その後、ステップS2306に移行する。一方、MXが0以上の場合には(ステップS2304において「NO」)、ステップS2306に移行する。
ステップS2306では、MXとMWとの和が編集対象画像300の幅ImageWを超えてしまうか否かが判定される。もし、ImageWを超えない場合には(ステップS2306において「NO」)、そのまま処理を終了する。一方、ImageWを超える場合には(ステップS2306において「YES」)、画像表示領域201が編集対象画像300の外に出てしまうので、ステップS2307においてMXを次式で補正して、処理を終了する。
MX = ImageW - WindowW
この補正により、画像表示領域201を編集対象画像300内に納めることができる。
次に図24のフローチャートを参照して、表示パラメータOffsetY、MY、MHの算出処理の詳細を説明する。
まずステップS2401では、編集対象画像300の高さImageHが画像表示領域201の高さWindowH以下であるか否かが判定される。もし、ImageHがWindowH以下である場合には(ステップS2401において「YES」)、ステップS2402へ移行する。一方、ImageHがWindowH以下でない場合には(ステップS2401において「NO」)、ステップS2403へ移行する。
ステップS2402では、編集対象画像300の高さが画像表示領域201の高さ以下の場合に、表示パラメータ算出処理3として、次式に基づき表示パラメータを算出する。
OffsetY = (WindowH - ImageH) / 2
MY = 0
MH = ImageH
ステップS2402において表示パラメータを算出した後は、処理を終了する。
次に、ステップS2403では、編集対象画像300の高さが画像表示領域201の高さを超える場合に、表示パラメータ算出処理4として、次式に基づき表示パラメータを算出する。
OffsetY = 0
MY = (ClickY / WindowH) × ImageH - WindowH / 2
MH = WindowH
ステップS2403において表示パラメータを算出した後は、ステップS2404に移行する。ステップS2404では、上記算出されたMYが負であるか否かが判定される。もし、MYが負の値の場合には(ステップS2404において「YES」)、画像表示領域201が編集画像画像300の外に出てしまうので、ステップS2405に移行してMYを0に設定する。その後、ステップS2406に移行する。一方、MYが0以上の場合には(ステップS2404において「NO」)、ステップS2406に移行する。
ステップS2406では、MYとMHとの和が編集対象画像300の高さImageHを超えてしまうか否かが判定される。もし、ImageHを超えない場合には(ステップS2406において「NO」)、そのまま処理を終了する。一方、ImageHを超える場合には(ステップS2306において「YES」)、画像表示領域201が編集対象画像300の外に出てしまうので、ステップS2307においてMYを次式で補正して、処理を終了する。
MY = ImageH - WindowH
この補正により、画像表示領域201を編集対象画像300内に納めることができる。
このように、画像表示領域201内に表示される表示画像に編集対象画像300のみが含まれるように、編集対象画像300に対する画像表示領域201の位置を、編集対象画像300の幅及び高さの少なくともいずれかの方向において補正できる。これにより、等倍表示モード時に編集対象画像300が画像表示領域201よりも大きく、かつ、画像表示領域201内に編集対象画像300以外が含まれることとなった場合でも、編集対象画像300のみが含まれるように表示領域を設定できる。
以上のようにして、画像表示領域201の表示位置の補正を行うと、第2の実施形態で説明した表示アシスト機能を利用する際に、画像端の近くの座標をクリックしても、クリック位置が画面中央に来ない場合がある。このような場合、どこが修正されたのかが分からないおそれがある。また、画像中央付近であっても表示領域が大きい場合には、どこが中央なのか正確に把握できないおそれがある。
そこで本実施形態では、第2の実施形態と同様の処理を行って表示位置の算出を行い、図23及び図24で説明した処理に従って表示位置を変更した上で、加工情報が示す位置にマウスカーソルを移動させる。つまり、マウスカーソルの位置が、加工処理の適用位置になる。また、加工内容が分かるよう、加工内容に合わせて欠損領域補間モードかスタンプモードかのいずれかに切り替える。このようにすることで、どの位置にどのような処理を施したのかが正確に把握できるようになる。
本実施形態では、動作モードに応じてマウス形状を変更する。例えば、図25に示すように、スタンプモードでは半径スライダ209で指定された半径rの白い円2501を使用する。また、欠損領域補間モード503では半径rの緑色の円2502を、その他の場合は通常の矢印カーソル2503を使用する。
ここで、画像表示領域201の左上を基準点とするマウスカーソルの位置P(Px,Py)の決定方法について述べる。図23、図24で説明したような表示位置補正が無い場合、PxとPyは常に
Px = WindowW / 2
Py = WindowH / 2
となる。しかし表示位置が補正されると、Px、Pyは表示位置の補正量に応じて値が変化する。ここで、Px、Pyの補正量をPFx、PFyとすると、Px、Pyは次式で表される。
Px = WindowW / 2 + PFx
Py = WindowH / 2 + PFy
ここで、PFx、PFyの初期値は0である。表示位置補正が行われた場合のPFx、PFyの算出方法を以下に説明する。図23のステップS2305でMXが0に設定される以前の値MXと、ステップS2307で補正された値MX’とを用いると、PFxは以下のように求められる。
PFx = MX - MX'
PFyもPFxと同様に、ステップS2405でMYが0に設定される以前の値MYと、ステップS2407で補正された値MY’とを用いると、PFxは以下のように求められる。
PFy = MY - MY'
このようにして、画像表示領域201の表示位置の補正が行われた場合であっても、マウスカーソルの位置と形状を変更することで、直前に加工した画像について、どの位置にどのような処理を施したかが正確に把握できるようになる。
以上説明したように、本発明の画像編集装置を用いれば、元画像を破壊することなく画像加工処理を行うことができ、なおかつ複数の画像を扱う場合でも効率よく加工処理を遂行することが可能になる。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態に対応する画像編集装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するGUIの一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するGUI入力に応じて保持されるデータの一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するGUIの状態遷移の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する等倍モード402における状態遷移の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する欠損領域補間処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する複製マスクの一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する編集対象画像300の変更処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応するプレビュー画像の更新処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する保存ボタン206によって付与されるデータ形式の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する加工情報1000の読み込み処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する加工情報のペースト処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に対応する編集対象画像300の変更時の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に対応する表示座標テーブル1400の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に対応する加工情報スタック304から表示座標テーブル1400を生成する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する領域複製処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する欠損領域補間処理および領域複製処理結果を加工情報スタック304に登録する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に対応する表示座標の更新処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に対応する表示位置アシスト機能の一例を示す図である。 表示位置の補正処理の概要を表す図である。 本発明の第3の実施形態に対応するfit表示時の表示パラメータを示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応する等倍表示時の表示パラメータを示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応するX軸方向の表示パラメータ算出処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に対応するY軸方向の表示パラメータ算出処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に対応するカーソル形状の遷移を表す図である。

Claims (22)

  1. 複数の編集対象画像データを格納する格納手段と、前記編集対象画像データを表示する表示手段とを備える画像編集装置であって、
    前記編集対象画像データを加工処理する加工処理手段と、
    以前に加工処理が行われた編集対象画像データの処理履歴に関する情報を格納する履歴格納手段と、
    前記処理履歴に関する情報から、前記加工処理が行われた位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づき、前記表示手段の編集対象画像の表示領域に、前記編集対象画像のうち加工処理が行われる部位を表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像編集装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記位置情報に対応する画素が、前記表示領域の中央に位置するように前記部位を表示をさせることを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記表示領域内の表示画像に前記編集対象画像以外が含まれる場合に、
    前記表示制御手段は、前記表示画像に前記編集対象画像のみが含まれるように、前記編集対象画像に対する前記表示領域の位置を、前記編集対象画像の幅及び高さの少なくともいずれかの方向において補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像編集装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記補正を行った後の前記表示画像において、前記位置情報に対応する前記部位を識別可能に表示することを特徴とする請求項3に記載の画像編集装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記補正前の位置情報に対応する前記部位につき、該部位に行われた前記加工処理の種別を更に識別可能に表示することを特徴とする請求項4に記載の画像編集装置。
  6. 前記表示制御手段は、ユーザからの編集対象画像の変更指示に従い、新たな編集対象画像における前記位置情報に対応する部位を、加工処理が行われる部位として表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像編集装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記位置情報を、前記新たな編集対象画像の幅及び高さを利用して変換し、該変換後の位置情報に対応する部位を表示させることを特徴とする請求項6に記載の画像編集装置。
  8. 前記処理履歴に関する情報は、前記加工処理が行われた順序に応じて前記位置情報を含み、
    前記表示制御手段は、ユーザからの表示部位の変更指示に従い、前記部位を前記加工処理が行われた順序で表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像編集装置。
  9. 前記処理履歴に関する情報には、前記位置情報に加えて、少なくとも、加工処理を識別する加工処理識別情報、及び、加工処理が行われた順序、編集対象画像の回転方向に関する情報のいずれかが含まれることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像編集装置。
  10. 前記加工処理には、少なくとも、欠損画素領域を他の画素により補間する処理、及び、所定の画素領域を他の画素領域と合成する処理のいずれかが含まれることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像編集装置。
  11. 複数の編集対象画像データを格納する格納部と、前記編集対象画像データを表示する表示部とを備える画像編集装置の制御方法であって、
    前記編集対象画像データを加工処理する加工処理工程と、
    履歴格納部に格納された、以前に加工処理が行われた編集対象画像データの処理履歴に関する情報から、前記加工処理が行われた位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記位置情報に基づき、前記表示部の編集対象画像の表示領域に、前記編集対象画像のうち加工処理が行われる部位を表示させる表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像編集装置の制御方法。
  12. 前記表示制御工程では、前記位置情報に対応する画素が前記表示領域の中央に位置するように、前記部位が表示をされることを特徴とする請求項11に記載の画像編集装置の制御方法。
  13. 前記表示領域内の表示画像に前記編集対象画像以外が含まれる場合に、
    前記表示制御工程では、前記表示画像に前記編集対象画像のみが含まれるように、前記編集対象画像に対する前記表示領域の位置が、前記編集対象画像の幅及び高さの少なくともいずれかの方向において補正されることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像編集装置の制御方法。
  14. 前記表示制御工程では、前記補正を行った後の前記表示画像において、前記位置情報に対応する前記部位が識別可能に表示されることを特徴とする請求項13に記載の画像編集装置の制御方法。
  15. 前記表示制御工程では、前記補正前の位置情報に対応する前記部位につき、該部位に行われた前記加工処理の種別が更に識別可能に表示されることを特徴とする請求項14に記載の画像編集装置の制御方法。
  16. 前記表示制御工程では、ユーザからの編集対象画像の変更指示に従い、新たな編集対象画像における前記位置情報に対応する部位が、加工処理が行われる部位として表示されることを特徴とする請求項11乃至15に記載の画像編集装置の制御方法。
  17. 前記表示制御工程では、前記位置情報が、前記新たな編集対象画像の幅及び高さを利用して変換され、該変換後の位置情報に対応する部位が表示されることを特徴とする請求項16に記載の画像編集装置の制御方法。
  18. 前記処理履歴に関する情報は、前記加工処理が行われた順序に応じて前記位置情報を含み、
    前記表示制御工程では、ユーザからの表示部位の変更指示に従い、前記部位が前記加工処理が行われた順序で表示されることを特徴とする請求項11乃至17のいずれかに記載の画像編集装置の制御方法。
  19. 前記処理履歴に関する情報には、前記位置情報に加えて、少なくとも、加工処理を識別する加工処理識別情報、及び、加工処理が行われた順序、編集対象画像の回転方向に関する情報のいずれかが含まれることを特徴とする請求項11乃至18のいずれかに記載の画像編集装置の制御方法。
  20. 前記加工処理には、少なくとも、欠損画素領域を他の画素により補間する処理、及び、所定の画素領域を他の画素領域と合成する処理のいずれかが含まれることを特徴とする請求項11乃至19のいずれかに記載の画像編集装置の制御方法。
  21. 請求項11乃至20のいずれかに記載の画像編集装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  22. 請求項21に記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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