JP2007073264A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立作業性が良好で種々の操作方法に適用可能なスイッチ装置を提供すること。
【解決手段】 スイッチ装置1はハウジング19内に、固定接点7を設けた回路基板6と、弾性的に座屈変形可能な膨出部8aを複数箇所に突設して回路基板6上に載置されたラバーシート8と、揺動支持部4に揺動可能に支持されたアクチュエータ9と、このアクチュエータ9に係合する駆動部13bを設けた操作部材(回転つまみ)13とを備えており、各膨出部8a内に付設された可動接点18が回路基板6上の固定接点7と接離可能に対向している。アクチュエータ9の両揺動端部9bはそれぞれ相異なる膨出部8a上に弾接状態で搭載されており、操作部材13の操作時に駆動部13bがアクチュエータ9を揺動回転させることによって揺動端部9bが下方の膨出部8aを押圧駆動するようになっている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、同一の操作部材によって一対のスイッチ素子を選択的に動作可能なスイッチ装置に関する。
この種のスイッチ装置の従来例としては、ハウジング内の回路基板上に配設された一対のスイッチ素子と、これらスイッチ素子上に跨って搭載されたアクチュエータと、このアクチュエータ上で揺動可能な操作部材とを備えた構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来のスイッチ装置において、ハウジング内に揺動可能に保持された操作部材の一部は操作者の手指で操作できるようにハウジングの窓部から露出させてあり、この操作部材が操作されるとアクチュエータの一端部が押し込まれて下方のスイッチ素子を押圧駆動するようになっているため、操作部材でアクチュエータの両端部を選択的に押し込むことにより、一対のスイッチ素子から選択的にスイッチオン信号を出力させることができる。
特開平8−7701号公報(第3−4頁、図1)
前述した従来のスイッチ装置は、アクチュエータがスイッチ素子と操作部材との間に挟持されており、操作部材の組み付けが完了して初めてアクチュエータが保持される構成になっているため、組立段階でアクチュエータが位置ずれや脱落を起こしやすく、このことが組立作業性を損なう大きな要因となっていた。また、かかる従来例では、操作部材でアクチュエータを下方へ押し込む必要があるため、操作部材の操作方法が大きな制約を受けることになり、例えばスライド操作型のスイッチ装置に適用させることは困難であった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、組立作業性が良好で種々の操作方法に適用可能なスイッチ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のスイッチ装置では、ハウジングの内部に設置された回路基板と、この回路基板上に載置されて複数箇所に弾性的に座屈変形可能な膨出部を突設したラバーシートと、これら回路基板およびラバーシートの存しない領域で前記ハウジングの内部に設けられた揺動支持部と、この揺動支持部に揺動可能に支持されたアクチュエータと、このアクチュエータに係合する駆動部を有して一部が前記ハウジングの外部に露出する操作部材とを備え、前記膨出部内に設けられた可動接点が前記回路基板上に設けられ固定接点と接離可能に対向していると共に、前記アクチュエータの揺動端部をそれぞれ相異なる前記膨出部上に弾接状態で搭載し、前記操作部材の操作時に前記駆動部が前記アクチュエータを揺動回転させることによって前記揺動端部が対応する前記膨出部を座屈変形させるように構成した。
このように構成されたスイッチ装置は、ハウジング内の揺動支持部に揺動可能に支持されたアクチュエータの両揺動端部が回路基板上に載置されたラバーシートの相異なる膨出部上に弾接状態で搭載されるため、このアクチュエータは組立段階で各揺動端部に下方の膨出部から反力が付与される予圧状態に設定することができる。したがって、アクチュエータをガタの生じない位置決め状態でハウジング内に取り付けることができると共に、ラバーシートの位置ずれや脱落をアクチュエータの各揺動端部で防止することができ、組立作業性が良好となる。また、揺動支持部に揺動可能に支持されているアクチュエータは下方だけでなく横方向や斜め方向の駆動力によっても容易に揺動回転させることができるので、回転操作やスライド操作等の種々の操作方法に無理なく適用させることができる。
上記の構成において、アクチュエータがスナップ結合によって揺動支持部に枢着されていると、組立作業性が一層良好なものとなるため好ましい。例えば、アクチュエータがその揺動中心に軸心を合致させた揺動軸部を有すると共に、ハウジング内の揺動支持部が略平行に起立する一対の立壁部を有し、これら立壁部の相対向する箇所に穿設された軸孔に揺動軸部の両端部が枢着される構成にしておけば、組立時にアクチュエータの揺動軸部を一対の立壁部の間に圧入して簡単にスナップ結合させることができる。
本発明のスイッチ装置は、アクチュエータの両揺動端部がラバーシートの相異なる膨出部上に弾接状態で搭載されるため、このアクチュエータを組立段階で予圧状態に設定することができ、それゆえアクチュエータをガタの生じない位置決め状態でハウジング内に取り付けることができると共に、ラバーシートの位置ずれや脱落をアクチュエータの各揺動端部で防止することができ、組立作業性が良好となる。また、揺動支持部に揺動可能に支持されているアクチュエータは下方だけでなく横方向や斜め方向の駆動力によっても容易に揺動回転させることができるので、種々の操作方法に無理なく適用させることができて汎用性の高いスイッチ装置が得られる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係るステアリングスイッチ装置の分解斜視図、図2は該スイッチ装置の組立完成品を示す斜視図、図3は該スイッチ装置を装着したステアリングホイールを示す正面図、図4は該スイッチ装置の回転操作時の動作説明図、図5は該スイッチ装置に組み込まれたラバーシートの要部断面図、図6は該スイッチ装置に組み込まれた復帰ばねの動作説明図である。
図3に示すように、本実施形態例に係るステアリングスイッチ装置1は、自動車のステアリングホイール30の円環部31の内側に左右一対装着されている。これら一対のステアリングスイッチ装置1は左右対称な形状に形成されているが基本的な構造は同等なため、以下、図3の右側に装着されているステアリングスイッチ装置1についてのみ説明する。
このステアリングスイッチ装置1は、位置決めピン3や揺動支持部4等が立設された下ケース2と、上面に固定接点7を含む配線パターンが形成されて下ケース2内に設置された回路基板6と、複数箇所にドーム形状の膨出部8aを有して回路基板6上に載置されたラバーシート8と、揺動軸部9aが揺動支持部4に軸支されて揺動端部9bが膨出部8a上に搭載されたアクチュエータ9と、回路基板6やラバーシート8を覆って下ケース2上に取り付けられた上ケース10と、窓部11aを有して上ケース10に一体化された枠状ケース11と、下ケース2内に回動可能に支持されて一部が窓部11aに露出する回転つまみ13と、回転つまみ13の回動軸13aに巻装されて回転操作時に復帰ばねとして動作する捩りコイルばね14と、枠状ケース11と隣接する2箇所で上ケース10に昇降可能に支持されて下端部が膨出部8a上に搭載された2個の操作キー15,16と、開口部17aを有して下ケース2および上ケース10を蓋閉するカバー体17とによって主に構成されている。そして、回転つまみ13に対する回転操作と操作キー15,16に対する押下操作とを行えるようになっており、いずれの操作を選択した場合にも、対応する膨出部8aが弾性的に座屈変形してクリック感が生起されると共に、該膨出部8a内の可動接点18が回路基板6上の固定接点7に当接してスイッチオンするようになっている(図5参照)。なお、下ケース2と上ケース10および枠状ケース11とによってハウジング19が構成されており、このハウジング19の内部空間に回路基板6やラバーシート8やアクチュエータ9や捩りコイルばね14等が収納されていると共に、回転つまみ13および操作キー15,16がハウジング19の上面側に露出して手指で操作できるようになっている。
各部の構成について詳しく説明すると、下ケース2の内部には、回路基板6やラバーシート8を位置決めする位置決めピン3と、アクチュエータ9用の軸孔4aを有する一対の立壁部4bからなる揺動支持部4と、回転つまみ13用の軸溝12aを有する支持壁12とが立設されており、一対の立壁部4bは略平行に起立して相対向する箇所に軸孔4aが穿設されている。また、下ケース2内の一側部には複数の端子孔2aが列設されており、下ケース2内の他側部には、軸溝12aと対向する箇所に回転つまみ13用の軸孔2bが穿設されていると共に、その近傍に捩りコイルばね14の両腕部14aを弾接させるための逆ハ字状に傾斜した係合段部5が設けられている。
回路基板6はハウジング19内で窓部11aと略平行に設置されており、この回路基板6上には、固定接点7を含む図示せぬ配線パターンが形成されていると共に、照光用のLED20や外部接続用の端子21が配設されている。また、この回路基板6には、位置決めピン3が挿通される複数の透孔6aと、揺動支持部4の配置スペースとなる切除部6bとが形成されており、各透孔6aに対応する位置決めピン3を挿通し、かつ、各端子21を対応する端子孔2aに挿通した状態で、回路基板6は下ケース2上に正確に位置決めされて載置固定される。
ラバーシート8は弾性ゴムからなる一体成形品で、そのシート状部分から、座屈変形可能な6個の膨出部8aと、位置決めピン3に冠着される2個のピン係合部8bと、LED20が挿入される2個の角筒部8cとが突出形成されていると共に、回路基板6の切除部6bの真上に揺動支持部4の配置スペースとなる切除部8dが形成されている。このラバーシート8は各ピン係合部8bを対応する位置決めピン3に冠着させた位置決め状態で回路基板6上に載置固定されており、図5に示すように、各膨出部8aの天井面に付設された可動接点18がそれぞれ対応する固定接点7に接離可能に対向している。
アクチュエータ9は、その揺動中心に軸心を合致させた揺動軸部9aを有し、この揺動軸部9aの両端部を一対の立壁部4bの軸孔4aに枢着させることによって揺動支持部4に揺動可能に支持されている。図4に示すように、このアクチュエータ9は揺動軸部9aに関して線対称な形状に成形されており、図示両端の各揺動端部9bは切除部8dを介して並設されている2個の膨出部8a上に弾接状態で搭載されている。つまり、組立段階でアクチュエータ9の揺動軸部9aを一対の立壁部4bの間に圧入していくと、各揺動端部9bが対応する膨出部8a上に配置された後、揺動軸部9aの両端部が軸孔4aに入り込んで枢着されるため、アクチュエータ9が揺動支持部4にスナップ結合され、各揺動端部9bは対応する膨出部8aから反力を付与された予圧状態に保持される。このアクチュエータ9は回転つまみ13の一側部に位置する支持壁12に隣接して配置されており、アクチュエータ9の中央部に形成されている凹溝状の切欠き9c内に回転つまみ13の後述する駆動部13bが昇降可能に挿通されている。そして、切欠き9cを介して対向する内側壁が該駆動部13bを摺動可能に係合させる係合部9dとなっており、回転つまみ13が回転操作されると、駆動部13bが一体的に回転して片側の係合部9dを付勢するため、揺動軸部9aを中心にアクチュエータ9が一方向へ揺動回転し、付勢された側の揺動端部9bが下降して対応する膨出部8aを押圧駆動するようになっている。
回転つまみ13は回動軸13aを含む略半円柱形状に成形されており、この回動軸13aの両端部が支持壁12の軸溝12aと下ケース2の軸孔2bに回動可能に支持されている。回動軸13aの軸溝12a側の端部には支持壁12の外側でL字状に延びる駆動部13bが突設されており、この駆動部13bの先端部は所定の回転半径に設定されると共に、回動軸13aの軸線方向と平行に延びてアクチュエータ9の切欠き9c内に挿通されている。また、捩りコイルばね14は回転つまみ13の回動軸13aの軸孔2b側の端部近傍に巻装されており、図6に示すように、捩りコイルばね14の両腕部14aは下ケース2内の係合段部5に弾接している。これにより、回転つまみ13が回転操作されると、回転方向の腕部14aが係合段部5に強く押し付けられて弾性反発力を生起し、この弾性反発力によって回転操作後の回転つまみ13が自動復帰するようになっている。なお、図6は図1の矢線B方向、すなわち、ホルダ12の軸孔12c側からホルダ12の軸溝12a側へ向かう方向で見た断面図である。
上ケース10の所定位置には枠状ケース11が取り付けられており、この上ケース10はねじ22やかしめ等の適宜手段で下ケース2上に固定されている。上ケース10には操作キー15,16が昇降可能に支持されており、これら操作キー15,16の上面は枠状ケース11と隣接する2箇所に露出している。なお、本実施形態例では、上ケース10に別体の枠状ケース11を後付けする場合について例示しているが、上ケース10と枠状ケース11は一体成形品であってもよい。
カバー体17はスナップ結合等の適宜手段で下ケース2の外壁面に固定されており、このカバー体17の開口部17a内に回転つまみ13を露出させた枠状ケース11と操作キー15,16とが臨出している。そして、操作者がこの開口部17a内で手指を移動させることによって、回転つまみ13の回転操作と操作キー15,16の押下操作とを選択的に行えるようになっている。
次に、このように構成されたステアリングスイッチ装置1の動作について説明する。
まず、回転つまみ13を回転操作した場合の動作を、主に図4に基づいて説明する。図4(a)に示す中立状態において操作者が手指で回転つまみ13を回転操作すると、下ケース2内で捩りコイルばね14が押し撓められると共に、駆動部13bが回転つまみ13と一体的に回転してアクチュエータ9を駆動するため、このアクチュエータ9によって所定の膨出部8aが押圧駆動されるようになっている。例えば、図4(b)に示すように回転つまみ13が矢印A方向へ回転操作されると、アクチュエータ9の切欠き9c内の駆動部13bが図示右側の係合部9dを押しながら回転するので、揺動軸部9aを中心にアクチュエータ9が時計回りに揺動回転するのに伴い、図示右側の揺動端部9bが下方の膨出部8aを押し込みながら下降する。その結果、該膨出部8aが弾性的に座屈変形してクリック感を生起すると共に、該膨出部8a内の可動接点18が対応する固定接点7に当接してスイッチオン信号が出力される。回転つまみ13が矢印A方向と逆向きに回転操作された場合の動作も同様であり、この場合は、図4に示す左側の揺動端部9bが下方の膨出部8aを押し込んで座屈変形させることによるスイッチオン信号が出力される。
また、図4(b)の状態で回転つまみ13に対する回転操作力が除去された場合には、座屈変形していた膨出部8aが自身の弾性力で元のドーム形状に復帰するため、可動接点18が固定接点7から離れてスイッチオフに切り替わると共に、同図右側の揺動端部9bが膨出部8aに押し上げられてアクチュエータ9が反時計回りに揺動回転する。これに加えて、回転操作時には図6(b)に示すように回転つまみ13が捩りコイルばね14を閉付勢して押し撓めているので、この捩りコイルばね14の弾性反発力が回転つまみ13やアクチュエータ9を元の位置へ復帰させる力として作用する。したがって、回転操作力が除去されると、回転つまみ13とアクチュエータ9は確実にそれぞれの中立位置まで逆回転し、図4(a)に示す中立状態に自動復帰する。
なお、回転操作後に操作力が除去されると、アクチュエータ9の揺動端部9bに押し込まれていた膨出部8aの弾性反発力によって回転つまみ13はほぼ中立位置まで自動復帰するので、捩りコイルばね14を省略した構成にすることも可能である。ただし、本実施形態例のように回転操作後の復帰ばねとして捩りコイルばね14を組み込んでおけば、非操作時に回転つまみ13の駆動部13bとアクチュエータ9との間に多少のガタがあっても、回転つまみ13自体は捩りコイルばね14によってガタのない状態に保たれるので、寸法精度を比較的ラフに設定できて部品コストの低減や組立性の向上が図れる。
次に、操作キー15を押下操作した場合の動作について説明すると、この操作キー15は対応する膨出部8a上に搭載されているので、押下操作時には該膨出部8aが弾性的に座屈変形してクリック感を生起すると共に、該膨出部8a内の可動接点18が対応する固定接点7に当接してスイッチオン信号が出力される。そして、押下操作力が除去されると、座屈変形していた該膨出部8aが自身の弾性力で元のドーム形状に復帰するため、可動接点18が固定接点7から離れてスイッチオフに切り替わると共に、押下されていた操作キー15が該膨出部8aに押し上げられて元の位置へ自動復帰する。なお、他の操作キー16を押下操作した場合の動作もこれと全く同じなので、その説明は省略する。
上記の如く本実施形態例に係るスイッチ装置1は、ハウジング19内に立設された揺動支持部4にアクチュエータ9が揺動可能に支持されると共に、該アクチュエータ9の両揺動端部9bがラバーシート8の相異なる膨出部8a上に弾接状態で搭載されているので、このアクチュエータ9は組立段階で両揺動端部9bに下方の膨出部8aから反力が付与される予圧状態に設定することができる。したがって、アクチュエータ9をガタの生じない位置決め状態でハウジング19内に取り付けることができると共に、ラバーシート8の位置ずれや脱落をアクチュエータ9の両揺動端部9bで防止することができ、組立作業性が良好となる。しかも、アクチュエータ9を取り付ける際に、その揺動軸部9aを一対の立壁部4bの間に圧入していけば揺動支持部4にスナップ結合させることができ、かつ、両揺動端部9bを対応する膨出部8a上に弾接させることができるので、極めて良好な組立作業性が期待できる。
また、本実施形態例に係るスイッチ装置1では、窓部11aを有する枠状ケース11が一体化された上ケース10と、この上ケース10が取り付けられる下ケース2とによってハウジング19を構成し、アクチュエータ9が下ケース2に揺動可能に支持されていると共に、回転つまみ13が下ケース2に回動可能に支持されているため、組立時には下ケース2内に回路基板6やラバーシート8やアクチュエータ9や回転つまみ13等を全て組み付けることができ、この下ケース2に上ケース10を取り付ければ組立が完了する。したがって、この点からも組立性に優れたスイッチ装置となっている。
さらに、本実施形態例に係るスイッチ装置1では、回転つまみ13の軸線方向に沿って平行に延びる駆動部13bの先端部をアクチュエータ9の中央部に設けた切欠き9c内に挿通し、回転つまみ13の回転操作時に駆動部13bがアクチュエータ9の係合部9dに沿って摺動するように設計されているので、駆動部13bの回転運動に伴ってアクチュエータ9を円滑に揺動回転させることができ、常に安定した動作が期待できる。なお、アクチュエータ9の切欠き9cが凹溝状ではなく長孔状であってもよい。
図7は本発明の他の実施形態例に係るスイッチ装置の要部説明図であり、図1〜図6と対応する部分に同一符号を付すことで重複する説明は省略する。
図7に示すスイッチ装置は、操作ノブ23が図示左右方向に往復移動可能なスライド操作型であって、この操作ノブ23に垂設された駆動部23aがアクチュエータ9と摺動可能に係合しているため、操作ノブ23をスライド操作すると駆動部23aによってアクチュエータ9を揺動回転させることができる。つまり、本実施形態例では、アクチュエータ9の切欠き9cの溝形状が略C字形になっているので、スライド操作によって操作ノブ23の駆動部23aが図示左右方向に移動すると、この駆動部23aによってアクチュエータ9を円滑に揺動回転させることができ、駆動部23aがスライド移動した側でアクチュエータ9の揺動端部9bが下降して下方の膨出部8aが押圧駆動されるようになっている。なお、切欠き9cの溝形状は略V字形等であってもよい。
また、上記各実施形態例から明らかなように、ハウジング19内の揺動支持部4に揺動可能に支持されているアクチュエータ9は、回転つまみ13の駆動部13bや操作ノブ23の駆動部23aから付与される斜め方向や横方向の駆動力によって容易に揺動回転させることができるので、本発明に係るスイッチ装置は、回転操作やスライド操作等の種々の操作方法に無理なく適用させることができて高い汎用性を期待できる。
本発明の実施形態例に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 該スイッチ装置の組立完成品を示す斜視図である。 該スイッチ装置を装着したステアリングホイールを示す正面図である。 該スイッチ装置の回転操作時の動作説明図である。 該スイッチ装置に組み込まれたラバーシートの要部断面図である。 該スイッチ装置に組み込まれた復帰ばねの動作説明図である。 本発明の他の実施形態例に係るスイッチ装置の要部説明図である。
符号の説明
1 スイッチ装置
2 下ケース
4 揺動支持部
4a 軸孔
4b 立壁部
5 係合段部
6 回路基板
7 固定接点
8 ラバーシート
8a 膨出部
9 アクチュエータ
9a 揺動軸部
9b 揺動端部
9c 切欠き
9d 係合部
10 上ケース
11 枠状ケース
11a 窓部
12 支持壁
13 回転つまみ(操作部材)
13a 回動軸
13b 駆動部
14 捩りコイルばね(復帰ばね)
17 カバー体
18 可動接点
19 ハウジング
23 操作ノブ(操作部材)
23a 駆動部

Claims (3)

  1. ハウジングの内部に設置された回路基板と、この回路基板上に載置されて複数箇所に弾性的に座屈変形可能な膨出部を突設したラバーシートと、これら回路基板およびラバーシートの存しない領域で前記ハウジングの内部に設けられた揺動支持部と、この揺動支持部に揺動可能に支持されたアクチュエータと、このアクチュエータに係合する駆動部を有して一部が前記ハウジングの外部に露出する操作部材とを備え、
    前記膨出部内に設けられた可動接点が前記回路基板上に設けられ固定接点と接離可能に対向していると共に、前記アクチュエータの揺動端部をそれぞれ相異なる前記膨出部上に弾接状態で搭載し、前記操作部材の操作時に前記駆動部が前記アクチュエータを揺動回転させることによって前記揺動端部が対応する前記膨出部を座屈変形させるようにしたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1の記載において、前記アクチュエータがスナップ結合によって前記揺動支持部に枢着されていることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項2の記載において、前記アクチュエータがその揺動中心に軸心を合致させた揺動軸部を有すると共に、前記揺動支持部が略平行に起立する一対の立壁部を有し、これら立壁部の相対向する箇所に穿設された軸孔に前記揺動軸部の両端部が枢着されていることを特徴とするスイッチ装置。
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