JP2007072711A - オンデマンド印刷監視システム、オンデマンド印刷監視方法、オンデマンド印刷監視プログラムおよびオンデマンド印刷装置 - Google Patents

オンデマンド印刷監視システム、オンデマンド印刷監視方法、オンデマンド印刷監視プログラムおよびオンデマンド印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 オンデマンド方式おいても適切なタイミングで印刷装置の監視を開始させることを課題とする。
【解決手段】スプーラQ3が新たに印刷データを入力したことをきっかけとして、ステータス監視プログラムQ5が当該印刷データの監視を開始している。サーバPC10にて生成された印刷データであっても必ずスプーラQ3に入力されるため、スプーラ監視プログラムQ4がスプーラQ3に対する印刷データの投入状態を監視することにより、予めプリンタ30における印刷タイミングを予測することができる。すなわち、必要なときだけステータス監視プログラムQ5を起動すればよく、クライアントPC20における処理負担を軽減させることができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、オンデマンド印刷監視システム、オンデマンド印刷監視方法、オンデマンド印刷監視プログラムおよびオンデマンド印刷装置に関し、特に印刷装置が接続されたクライアント端末と、同クライアント端末と通信可能に接続されたサーバとを具備するオンデマンド印刷監視システム、オンデマンド印刷監視方法、オンデマンド印刷監視プログラムおよびオンデマンド印刷装置に関する。
従来、ネットワークを利用したオンデマンド印刷監視システムとして、スプーラを備えたプリンタサーバPCに対して、クライアントPCがアプリケーションやプリンタドライバにて生成した印刷データを送信することにより同プリンタサーバPCが制御するプリンタにて印刷を実行させるものが知られている(例えば、特許文献1、参照。)。同文献においては、プリンタサーバPCが印刷の開始と、印刷の終了とをクライアントに通知することが提案されている。かかる構成によれば、ユーザーが印刷の指示を行った印刷データについて印刷の開始と、印刷の終了とをクライアントPCにて知ることができ、プリンタサーバPCやプリンタまで行って確認しなくてもよかった。
一方、従来より印刷を実行する際にプリンタの状態を監視することが行われている。例えば、インク等の消耗品の残量管理や印刷用紙の給紙状態等の監視を行っている。上記文献のようにクライアントPCにプリンタドライバが備えられる場合では、同プリンタドライバが印刷データをプリンタサーバPCに送信したタイミングで、クライアントPCにて監視プログラムを起動させ、プリンタサーバPCを介してプリンタの監視開始することが可能であった。
特開2003−330635号公報
近年、クライアントPCの要求に応じてサーバPCが各種サービスを提供するオンデマンド方式が普及している。例えば、オンデマンド方式を実現させるソフトウェアとして、メタフレーム[Meta Frame]やリモートデスクトップ[remote desktop]やVNC[Virtual Network Computing]等が広く知られている。このようなオンデマンド方式にてクライアントPCが印刷を行おうとした場合、従来クライアントPCにて実行していたアプリケーションやプリンタドライバがサーバPCにて実行されることとなる。従って、クライアントPCにてユーザーが印刷を実行するための要求をしたにもかかわらず、同クライアントPCではプリンタドライバが実行されないため、どのタイミングで監視プログラムを実行させてよいかが分からないという問題があった。むろん、サーバPCとクライアントPCとの間で印刷データの出力タイミング等を通知するシステムを構築することも可能であるが、双方に手を加える必要があり、適用が困難であった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、オンデマンド方式おいても適切なタイミングで印刷装置の監視を開始することができるオンデマンド印刷監視システム、オンデマンド印刷監視方法、オンデマンド印刷監視プログラムおよびオンデマンド印刷装置の提供を目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するため請求項1にかかる発明では、クライアント端末とサーバとが相互に通信可能に接続され、クライアント端末には印刷装置が接続される。上記クライアント端末はユーザーから操作入力を受け付けることが可能であり、同クライアント端末にて受け付けた要求に応じて上記サーバが各種アプリケーションを実行させる。上記サーバには印刷データ生成手段と送信手段が備えられる。この印刷データ生成手段では、上記クライアント端末の要求に応じて上記印刷装置にて出力可能な印刷データを生成することができる。すなわち、上記印刷データ生成手段は上記サーバPCに備えられるが、同印刷データ生成手段は上記クライアント端末の要求に応じて印刷データを生成することができる。例えば、上記印刷データを作成可能なアプリケーションプログラムやプリンタドライバが上記サーバPCにて実行され、同アプリケーションプログラムやプリンタドライバが上記クライアント端末から遠隔操作可能な状態とされる。上記クライアント端末では上記印刷データ生成手段が操作可能なGUI等が提供され、実際の作業は上記サーバにて実行されることとなる。一方、上記送信手段は、上記印刷データ生成手段が生成した印刷データを上記クライアント端末に送信する。上記クライアント端末には上記印刷装置が接続されているため、同クライアント端末に上記印刷データを送信しておく。
上記クライアント端末には、スプール手段とスプーラ監視手段とステータス監視手段とが備えられる。上記スプール手段は上記サーバPCから受信した上記印刷データを順次上記印刷装置に出力する。また、上記印刷装置に対して一度に大量の上記印刷データが出力されないように、上記スプール手段は上記印刷データを一時的に記憶する。これにより、上記印刷装置が印刷可能な状態になったときに、記憶しておいた上記印刷データを順次出力することができる。上記スプーラ監視手段は、上記スプール手段における状態変化を検出する。そして、ステータス監視手段は、上記スプール手段における状態変化を上記スプーラ監視手段が検出したとき、上記印刷装置の状態を監視する。すなわち、上記スプール手段の状態に何らかの変動があったことをきっかけとして、上記ステータス監視手段が上記印刷装置の監視を開始させる。上記ステータス監視手段は、例えば上記印刷装置における消耗品の残量監視やエラー監視などを行う。
上記クライアント端末に上記印刷装置が接続されるため、同クライアント端末に備えられた上記ステータス監視手段が上記印刷装置の状態を監視することができる。しかしながら、上記印刷データ生成手段が上記サーバPCに備えられるため、どのようなタイミングで上記印刷データが生成されたかを上記クライアント端末に備えられた上記ステータス監視手段が直接的に認識することができない。従って、どのようなタイミングで上記ステータス監視手段が上記印刷装置の状態を監視すべきかを判別することができない。そこで、上記印刷データが一時的に記憶される上記スプール手段が上記クライアント端末に備えられることを利用することとした。具体的には、上記スプール手段では上記印刷データの受信と出力が行われるため、上記印刷データの入出力に関連して何らかの状態変化が起こることとなる。
そのため、上記印刷データの入出力に関連した状態変化をきっかけとして、適切なタイミングで上記ステータス監視手段が上記印刷装置の状態を監視を行うことができる。これにより、上記ステータス監視手段が必要なときだけ上記印刷装置の状態を監視することができるため、上記クライアント端末における処理負担を軽減させることができる。また、上記クライアント端末に備えられた上記スプール手段と上記スプーラ監視手段だけで、上記ステータス監視手段が上記印刷装置の状態を監視すべきタイミングを知ることができるため、上記サーバ端末に対して手を加える必要がなくて済む。さらに、上記印刷装置の状態を監視すべきタイミングを上記サーバ端末が上記クライアント端末に送信する必要がないため、情報漏洩の可能性が増大することもない。さらに、上記サーバ端末から上記クライアント端末までの伝送遅延を考慮する必要がないため、正確なタイミングを上記クライアント端末が検知することができる。
さらに、上記ステータス監視手段が上記印刷装置の監視をする好適なタイミングの一例として、請求項2にかかる発明では、上記スプール手段において新たな上記印刷データが記憶されたとき、上記スプーラ監視手段は状態変化があると検出する。すなわち、上記スプール手段において新たな上記印刷データが記憶されたことをきっかけとして、上記ステータス監視手段が上記印刷装置の監視を開始させる。上記スプール手段において新たな上記印刷データが記憶されれば、近い将来、当該印刷データは上記印刷装置にて印刷されることとなるため、同印刷装置の監視を行う必要性があると判断することができる。
また、上記ステータス監視手段が上記印刷装置の監視をする好適なタイミングの一例として、請求項3にかかる発明では、上記スプール手段において記憶された上記印刷データの識別IDを取得し、その識別IDが新たなものである場合に、上記スプーラ監視手段は状態変化があると検出する。上記スプール手段においては、各印刷データを区別するために各印刷データに対して固有の識別IDが付与される。そして、上記スプール手段に記憶された上記印刷データの識別IDが新たなものである場合に限り、上記ステータス監視手段が上記印刷装置の監視を開始させる。上記識別IDは各印刷データに固有であるため、新たな上記識別IDが取得されたことをもって、新たな上記印刷データが記憶されたことを認知することができる。このように、新たな上記印刷データに限り、上記ステータス監視手段が上記印刷装置を監視することにより、すでに監視を行っている上記印刷データに対して重複して監視が行われることが防止できる。
さらに、上記ステータス監視手段が行う監視の具体的な一例として、請求項4にかかる発明では、上記印刷データには同印刷データに関する印刷条件が対応づけられる。これにより、上記印刷データが出力された上記印刷装置では適切な条件で印刷を実行することができる。例えば、印刷色や印刷用紙や印刷解像度や印枚数の指定が上記印刷条件として取得される。このような印刷条件を上記ステータス監視手段が取得することにより、同印刷条件に応じた適切な監視を行うことができる。例えば、上記印刷データを出力する印刷用紙についての情報を取得しておけば、残量を監視すべき印刷用紙トレイを特定することができる。
また、請求項5にかかる発明では、上記印刷データに対応づけられた上記印刷条件から当該印刷データの有効性を取得する。その結果、当該印刷データが有効であれば当該印刷データについての監視を行うため、例えば印刷中止の指示がされている等の無効な上記印刷データについて無駄な監視が継続されることが防止できる。
さらに、上記ステータス監視手段が行う監視の具体的な一例として、請求項6にかかる発明では、上記印刷データに対応づけられた上記印刷条件から当該印刷データを印刷する用紙を特定する。そして、特定した用紙の残量が上記印刷装置においてどのような状況であるかを監視する。これにより、印刷指定された印刷用紙についての用紙切れを検知することが可能となり、ユーザーに印刷用紙の補充を促すことができる。
さらに、上記ステータス監視手段が行う監視の具体的な一例として、請求項7にかかる発明では、上記印刷データに対応づけられた上記印刷条件から当該印刷データの印刷に使用する色材を特定する。そして、特定した色材の状態が上記印刷装置においてどのようになっているかを監視する。これにより、インク切れやトナー切れ等を検知することが可能となり、ユーザーに必要なインクやトナーの補充を促すことができる。
むろん、以上の発明は、装置のみならず、請求項8のようなオンデマンド印刷監視方法によって実現することも可能であるし、請求項9のように上記方法に従った処理を実行するオンデマンド印刷監視プログラムによって実現することも可能である。また、本発明にかかる装置、方法、プログラムは単独で実施される場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で他の装置、方法、プログラムとともに実施されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものであり、適宜、変更可能である。さらに、請求項10のようにオンデマンド印刷監視システムの一部を構成する印刷装置においても本発明を実現することが可能である。
さらに、本発明のプログラムを記録した記録媒体として提供することも可能である。このプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。また、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地無く同等である。さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよい。また、必ずしも全部の機能を単独のプログラムで実現するのではなく、複数のプログラムにて実現させるようなものであっても良い。この場合、各機能を複数のコンピュータに実現させるものであればよい。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)オンデマンド印刷監視システムの構成:
(2)印刷処理の流れ:
(3)印刷監視処理の流れ:
(4)まとめ:
(1)オンデマンド印刷監視システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかるオンデマンド印刷監視システムの全体構成を示している。同図において、オンデマンド印刷監視システム1はサーバコンピュータ(サーバPC)10とクライアントコンピュータ(クライアントPC)20とから構成されており、クライアントPC20にはローカルでプリンタ30が接続されている。サーバPC10とクライアントPC20は相互にLAN[Local Area Network]接続されており、所定のプロトコルにしたがった双方向通信を行うことが可能となっている。ただし、サーバPC10とクライアントPC20はLAN接続されているものに限られず、インターネットを経由していても本発明を適用することは可能である。また、オンデマンド印刷監視システム1の一部を構成するクライアントPC20とプリンタ30が請求項10にかかる発明のオンデマンド印刷装置に相当する。なお、図の簡略化のためサーバPC10とクライアントPC20のみを図示したが、ネットワークを構成する端末はサーバPC10とクライアントPC20だけに限られるものではなく、他のコンピュータが接続されていてもよい。
サーバPC10には、内部バス10aによって接続されたCPU11とRAM12とHDD13とLANインターフェイス(I/F)14が備えられており、HDD13には各種プログラムデータが記憶されている。CPU11は、このプログラムデータを読み出して、同プログラムデータに基づいた処理をRAM12をワークエリアとして利用しながら実行する。そして、必要な場合にはLANI/F14を介して、LANに対するデータの授受を行っている。
一方、クライアントPC20には、内部バス20aによって接続されたCPU21とRAM22とHDD23とLANI/F24と、各インターフェイス(I/F)25,26を介してディスプレイ27とマウスとキーボードからなる入力機器28とが接続されている。HDD24には各種プログラムデータが記憶されており、CPU21は、このプログラムデータを読み出して、同プログラムデータに基づいた処理をRAM12をワークエリアとして利用しながら実行する。さらに、クライアントPC20の内部バス20aにはUSBインターフェイス(I/F)29が接続されており、同USBI/F29を介してプリンタ30が接続されている。
図2は、オンデマンド印刷監視システム1のソフトウェア構成を示している。同図において、サーバPC10にて実行されるソフトウェアが示されている。サーバPC10においてはオペレーティングシステム(O/S)P1が実行されており、同O/S P1上にてアプリケーションP2と、プリンタドライバP3が実行されている。O/S P1は、例えばターミナルサービスやリモートデスクトップ等の遠隔制御機能を備えており、クライアントPC20の要求に応じてサーバPC10にてアプリケーションP2やプリンタドライバP3を実行するとともに、クライアントPC20に対してはアプリケーションP2やプリンタドライバP3の実行要求を具体的に行わせるためのGUI[Graphical User Interface ]を提供する。これにより、クライアントPC20では、あたかも自身がアプリケーションP2やプリンタドライバP3を実行しているような画面をディスプレイ27にて表示させることができるとともに、入力機器28を操作してアプリケーションP2やプリンタドライバP3に対する入力指示を行うことができる。
アプリケーションP2は、クライアントPC20の要求に応じて印刷データを生成するプログラムであり、例えばワープロソフトやCADソフト等が相当する。プリンタドライバP3は、アプリケーションP2が生成した印刷データを取得し、同印刷データをプリンタ30が取り扱うことが可能な形式に加工する。具体的には、印刷サイズや印刷用紙や印刷枚数や印刷モード(解像度)などの印刷条件を指定するためのGUIをクライアントPC20に送信し、各印刷条件の指定をクライアントPC20から取得する。そして、クライアントPC20にて指定された印刷条件に基づいて、アプリケーションP2が生成した印刷データのレンダリング処理や色変換処理やハーフトーン処理やラスター処理等をプリンタドライバP3が実行する。以上のように加工された印刷データは、印刷する画像データ自体が格納されたボディと、プリンタ30に対して印刷用紙等の印刷条件を指定するための記述が格納されたヘッダとから構成される。また、ヘッダには、印刷条件のほかに当該印刷データを識別するための固有番号である識別IDが格納される。
なお、以上はプリンタドライバP3がレンダリング処理等を行うものを例示したが、プリンタ30がレンダリング処理を行うものであってもよい。この場合、プリンタドライバP3は、所定のページ記述言語によって印刷画像の内容が表現されたボディに、上述した印刷条件を格納したヘッダが付加された印刷データを生成することとなる。いずれにしても、プリンタ30が取り扱うことができる形式に加工された印刷データがプリンタドライバP3にて生成されることには相違ない。プリンタドライバP3にて加工された印刷データはLANを経由してクライアントPC20に出力される。
一方、クライアントPC20においてもO/S Q1が実行されている。そして、O/S Q1上において、遠隔制御プログラムQ2とスプーラQ3とスプーラ監視プログラムQ4とステータス監視プログラムQ5とが実行されている。遠隔制御プログラムQ2とスプーラQ3とスプーラ監視プログラムQ4とステータス監視プログラムQ5はそれぞれ独立したプログラムであるが、O/S Q1が提供するAPI[Application Program Interface]により連携した機能を実現することが可能となっている。遠隔制御プログラムQ2は、サーバPC10にてアプリケーションP2やプリンタドライバP3の実行を要求するための処理や、サーバPC10から受信したGUIをディスプレイ27にて表示させるとともに、同GUI上にて入力機器28からの入力を受け付ける処理を行っている。例えば、サーバPC10のO/S P1が遠隔制御機能としてターミナルサービスを採用する場合には、クライアントPC20においてはターミナルサービスに対応可能な遠隔制御プログラムQ2としてメタフレームが適用される。
スプーラQ3は、サーバPC10から送信された印刷データを順次受信し、同印刷データを順次記憶する。各印刷データには固有の識別IDが添付されているため、印刷データが複数記憶された場合でも混同することはない。また、印刷データの記憶と並行してプリンタ30のアイドル状態を検出し、アイドル状態であれば記憶された印刷データを順次プリンタ30に出力する処理を行っている。これにより、プリンタ30における印刷データの一時的な混雑を解消することができる。
スプーラ監視プログラムQ4は、APIを介してスプーラQ3の状態を常時監視している。具体的には、スプーラQ3が新たに印刷データを記憶したことを検出する。そして、新たに記憶されている印刷データについての印刷条件と識別IDをAPIを介してスプーラQ3に問い合わせ、同印刷条件と識別IDを取得する。そして、識別IDが新たなものであり、その印刷条件が有効なものである場合には、APIを介して、ステータス監視プログラムQ5を起動させる。ステータス監視プログラムQ5はスプーラ監視プログラムQ4が検出した新たな印刷データの印刷が終了するまでプリンタ30の監視を行い、その印刷の終了とともに監視を終了させる。具体的には、プリンタ30のエラー検出や、印刷データに対応づけられた印刷条件を取得し、印刷を行う印刷用紙の残量等の監視を行う。ステータス監視プログラムQ5が行っている監視の状況はディスプレイ27に表示される。
プリンタ30は、スプーラQ3から印刷データを受け取ると、同印刷データから印刷条件を取得し、同印刷条件に応じた自己の設定を行う。そして、印刷データを構成する画像データを取得し、同画像データを印刷用紙に出力する。また、印刷画像がページ記述言語によって構成されている場合には、同ページ記述言語に基づいてプリンタ30がレンダリング処理を行い、その後の色変換処理やハーフトーン処理やラスター処理等を実行し、印刷用紙に出力する。プリンタ30の印刷方式はどのようなものであってもよいし、カラープリンタでもモノクロプリンタであってもよい。むろん、本発明の印刷装置としての構成を一部に含んでいればよく、スキャナ等を併合させた複合機であってもよい。
(2)印刷処理の流れ:
図3は、印刷処理の流れを示している。同図において、サーバPC10においてはアプリケーションP2が実行されている。クライアントPC20では遠隔制御プログラムQ2が実行されており、同遠隔制御プログラムQ2がサーバPC10のアプリケーションP2が提供するGUIをディスプレイ27にて表示させるとともに、同GUI上にて入力機器28からの入力を受け付ける処理を行っている。ステップS100において、クライアントPC20における入力機器28の操作にしたがってアプリケーションP2が文書データの作成を行う。ステップS110では、クライアントPC20における印刷実行の指示を受け付け、プリケーションP2が文書データをプリンタドライバP3に出力する。
ステップS120では、プリンタドライバP3が印刷条件を指定するためのGUIを生成し、クライアントPC20にて印刷条件の入力が受け付けられる。クライアントPC20にて印刷条件が確定されると、ステップS130にてレンダリング処理を行う。具体的には、印刷条件として指定された解像度や印刷サイズ等に基づく大きさで、印刷する画像の画像データを印刷ページごとに生成する。ステップS140においては、プリンタドライバP3がステップS130にて生成した各ページの画像データに対して色変換処理やハーフトーン処理やラスター処理等を実行する。そして、加工された画像データに印刷条件が格納されたヘッダを添付することにより、印刷データを生成する。さらに、ステップS150においてはクライアントPC20に対して生成した印刷データを送信する。これを受けクライアントPC20にて実行されているスプーラQ3は、印刷データをステップC110にて受信する。
図4は、クライアントPC20にて実行されるスプーラQ3が行う蓄積処理の流れを示している。同図において、ステップB100においてはサーバPC10からの印刷データの受信を待ち受けている。ステップB110にて受信があることが確認されるまで、ステップB100にて受信待ちが継続される。ステップB110にて印刷データの受信があると、ステップB120にて受信した印刷データをHDD23に記憶させる。HDD23には印刷データを記憶する領域が確保されており、印刷データが受信されるごとに順次印刷データを記憶することが可能となっている。
図5は、HDD23に記憶された印刷データを管理するジョブ管理テーブルを示している。スプーラQ3はジョブ管理テーブルT1を作成することにより、記憶した印刷データを管理する。印刷データにはそれぞれ固有の識別IDが付されているため、同識別IDを取得することにより各印刷データを混同することなく管理することができる。新たな印刷データが受信されるとジョブ管理テーブルT1が一行追加され、新たな印刷データに対応づけられた識別IDが追記されることとなる。
図6は、スプーラQ3が上述した蓄積処理と並行して実行させる出力処理の流れを示している。同図において、ステップD100においてはジョブ管理テーブルT1にて有効な印刷データを検索する。例えば、印刷中止の指示がされた印刷データについては有効な印刷データとして検出しない。ステップD110にて有効な印刷データが検出されない場合には、ステップD100に戻り再度、印刷データの検索を行う。一方、有効な印刷データが検出されたとき、ステップD120にてプリンタ30がアイドル状態となっているかどうかを判定する。そして、アイドル状態となっていない場合には、ステップD150にてプリンタ30がアイドル状態となるまで待機する。
ステップD120にてプリンタ30がアイドル状態となっていることが確認されると、ステップD130では、ステップD110にて検索された印刷データをプリンタ30に出力する。印刷データが出力されたプリンタ30は当該印刷データに基づいて印刷を実行させる。そして、ステップD140では、スプーラQ3はステップD130にて出力した印刷データを削除する。これにより、ジョブ管理テーブルT1における当該印刷データにつての識別IDも削除されることとなる。以上説明した蓄積処理と、出力処理をスプーラQ3がそれぞれ繰り返して実行することにより、プリンタ30がビジー状態のときには印刷データを一時的にバッファし、アイドル状態となったときにバッファした印刷データを順次印刷していくことができる。
(3)印刷監視処理の流れ:
図7は、印刷監視処理の流れを示している。同図において、ステップE100では、スプーラ監視プログラムQ4がスプーラQ3の状態変化をAPIを介して監視する。具体的には、スプーラQ3が新たな印刷データを記憶したという状態変化を検出する。なお、スプーラ監視プログラムQ4とスプーラQ3は、常駐プログラムであり、クライアントPC20の起動時には常時起動させられている。むろん、O/S P1は常時起動されているため、スプーラ監視プログラムQ4とスプーラQ3との仲介をなすAPIも常時機能させられている。上述したようにスプーラQ3が蓄積処理のステップB120にて印刷データを新たに記憶したことをAPIの関数を使用して、スプーラ監視プログラムQ4が検出する。ステップE120においては、スプーラ監視プログラムQ4がスプーラQ3から現在記憶されている印刷データの識別IDを取得する。図5のジョブ管理テーブルT1に示すように、スプーラQ3は記憶している印刷データの識別IDを管理しているため、スプーラ監視プログラムQ4はAPI関数を利用して、同識別IDの一覧を取得することができる。
ステップE130においては、取得した識別IDに新たなものが含まれているかどうかを判定する。印刷データが一つも記憶されていない状態から初めてスプーラQ3が印刷データを記憶させたときには、その印刷データの識別IDが新たなものとして判定されることとなる。一方、予めいくつかの印刷データを記憶している状態において、さらに新たな印刷データが記憶された場合には、前回取得した識別IDの一覧と、今回取得した識別IDの一覧とを比較し、今回の一覧にのみ含まれている識別IDが新たなものであると判定する。識別IDは各印刷データに対して固有に付されるため、以上のような判断手法によって、新規な印刷データが記憶されたことを判定することができ、すでに記憶されている印刷データについて重複して監視が行われることが防止できる。
ステップE140においては、新たな印刷データに関する印刷条件を取得する。具体的には、印刷許可情報や印刷枚数や印刷用紙や印刷モード等の情報を取得する。ステップE150においては、ステップE130にて新たなものであると判定した印刷データが有効なものであるかどうかを判定する。例えば、新たな印刷データに対して印刷中止の指示がされている場合や、新たな印刷データがエラーデータである場合には、当該印刷データが有効なものでないと判定する。ステップE140にて新たな印刷データに関する印刷条件を取得しているため、同印刷条件に基づいて有効/無効を判定することができる。
そして、新たな印刷データが有効なものである場合には、ステップE160において、ステータス監視プログラムQ5を起動させる。そして、検出した新たな印刷データについての識別IDと印刷条件をステータス監視プログラムQ5にAPIを介して受け渡す。すなわち、ステータス監視プログラムQ5を起動させるとともに、監視対象の印刷データ、および、具体的な監視方法を特定するためのデータをステータス監視プログラムQ5に受け渡す。
ただし、ステップE160を実行する時点で、すでにステータス監視プログラムQ5が起動されている場合もある。スプーラQ3が印刷未実行の印刷データを記憶している状態で、新たな印刷データが追加記憶された場合には、すでにステータス監視プログラムQ5が起動されていることとなる。このような場合には、ステータス監視プログラムQ5が起動された状態を維持しつつ、ステータス監視プログラムQ5が監視対象とする印刷データに今回検出された新たな印刷データを追加する。すなわち、今回検出された新たな印刷データの識別IDと印刷条件を起動されているステータス監視プログラムQ5に対して受け渡すことにより、監視対象の印刷データを追加する。
このようにすることにより、スプーラQ3が印刷データを一つも記憶していない状態にて新たな印刷データが記憶された場合には、ステータス監視プログラムQ5を起動させた上で当該新たな印刷データを監視対象として指定することとができるとともに、スプーラQ3が印刷データを記憶している状態にて新たな印刷データが記憶された場合には、すでに起動しているステータス監視プログラムQ5に対して当該新たな印刷データを監視対象として追加指定することができる。従って、スプーラQ3が複数の印刷データを記憶している場合には、起動しているステータス監視プログラムQ5に対して複数の印刷データが監視対象として指定されていることとなる。
図8は、ステータス監視プログラムQ5が実行するステータス監視処理の流れを示している。ステータス監視プログラムQ5が起動すると、ステップF100にて監視対象の印刷データの印刷が開始されたかどうかを検出する。上述した出力処理のステップD130でスプーラQ3が印刷データをプリンタ30に出力したことと、出力された印刷データの識別IDを、ステータス監視プログラムQ5がAPIを介してスプーラQ3から検出する。むろん、実際に印刷を行っているプリンタ30からステータス監視プログラムQ5が印刷中の印刷データの識別IDを取得するようにしてもよい。ステップF110においてはステータス監視プログラムQ5がプリンタ30とUSBI/F29を介して通信し、プリンタ30に関する種々の情報を取得する。
ステップF120においては、現在印刷を行っている印刷データの印刷に使用するインクのインク残量に問題がないかどうかを判定する。スプーラ監視処理のステップE160にてステータス監視プログラムQ5が監視対象の印刷データについての印刷条件を取得しているため、どのインクについて残量を監視すべきかを特定することができる。そして、使用インクの残量に問題がある場合には、ステップF150にて警告表示を行う。プリンタ30は、インクジェット方式を採用しており、CMYK等の複数のインクカートリッジが備えられている。従って、印刷データの内容によって、使用するインクの種類が変動する。例えば、モノクロを指定して印刷を行った場合には、Kインクのみが印刷に使用されることとなる。
そのため、どのようなインクを使用するかを印刷データから取得することにより、適切なインク残量の監視を実現させることができる。なお、プリンタ30はインクカートリッジに備えられたICから各インクのインク残量を取得可能とされており、ステータス監視プログラムQ5はプリンタ30から各インクの残量を取得することができる。警告においては、クライアントPC20に接続されているディスプレイ27において警告を示すウィンドウを表示させる。クライアントPC20を操作することによりユーザーが印刷実行をしているため、クライアントPC20のディスプレイ27において警告することによって、ユーザーに確実に警告することができる。なお、プリンタ30がレーザープリンタであれば、色材としてのトナー残量について監視を行えばよい。
一方、インク残量に問題がなければ、ステップF130にて、現在印刷を行っている印刷データの印刷に使用する印刷用紙の残量に問題がないかどうかを判定する。スプーラ監視処理のステップE160にてステータス監視プログラムQ5が監視対象の印刷データについての印刷条件を取得しているため、どの印刷用紙の残量を監視すべきかを特定することができる。そして、印刷用紙の残量に問題がある場合には、上記と同様にステップF150にて警告表示を行う。具体的には、プリンタ30は用紙フィーダや用紙トレイにセンサを有しており、同センサの検知状況によって用紙切れを認知することが可能となっている。
さらに、インク残量も印刷用紙の残量とも問題がない場合には、ステップF140にてプリンタ30にエラーが発生していないかどうかを検出する。例えば、動作異常や温度異常等を監視することができる。そして、プリンタ30にてエラーが発生している場合には、上記と同様にステップF150にて警告表示を行う。ステップF160においては、当該印刷データについての印刷がプリンタ30にて終了したかどうかを判定し、終了していないのであれば、ステップF110〜F160を継続的に行う。すなわち、印刷中においては常に消耗品やエラーの監視が継続されることとなる。
一方、当該印刷データについての印刷がプリンタ30にて終了した場合には、ステップF180にて当該印刷データについては監視を行う必要がないとして、監視対象から除外する。これにより、スプーラQ3が記憶した印刷データであって、印刷が未実行であるもののみを監視対象の印刷データとすることができる。ステップF180においては、監視対象の印刷データがあるかどうかが判断され、ある場合には、ステップF100に戻り、次の印刷データについて印刷開始を監視する。そして、次の印刷データの印刷が開始された場合には、当該印刷データについての監視を当該印刷データについての印刷条件に応じて実行する。一方、監視対象の印刷データがない場合には、そのままステータス監視プログラムQ5を終了させる。従って、次に新たな印刷データが記憶されない限り、ステータス監視プログラムQ5が起動しないこととなる。
(4)まとめ:
以上説明したように、本発明ではスプーラQ3が新たに印刷データを入力したことをきっかけとして、ステータス監視プログラムQ5が当該印刷データの監視を開始している。サーバPC10にて生成された印刷データであっても必ずスプーラQ3に入力されるため、スプーラ監視プログラムQ4がスプーラQ3に対する印刷データの投入状態を監視することにより、予めプリンタ30における印刷タイミングを予測することができる。すなわち、必要なときだけステータス監視プログラムQ5を起動すればよく、クライアントPC20における処理負担を軽減させることができる。
本発明の一実施形態にかかるオンデマンド印刷監視システムのハードウェア構成図である。 オンデマンド印刷監視システムのソフトウェア構成図である。 印刷処理のフローチャートである。 蓄積処理のフローチャートである。 ジョブ管理テーブルを示す表である。 出力処理のフローチャートである。 スプーラ監視処理のフローチャートである。 ステータス監視処理のフローチャートである。
符号の説明
1…オンデマンド印刷監視システム,10…サーバPC,20…クライアントPC,11,21…CPU,12,22…RAM,13,23…HDD,14,24…LANI/F,27…ディスプレイ,28…入力機器,29…USBI/F,30…プリンタ,P1,Q1…O/S,P2…アプリケーション,P3…プリンタドライバ,Q2…遠隔制御プログラム,Q3…スプーラ,Q4…スプーラ監視プログラム,Q5…ステータス監視プログラム,T1…ジョブ管理テーブル

Claims (10)

  1. 印刷装置が接続されたクライアント端末と、同クライアント端末と通信可能に接続され同クライアント端末にて受け付けられた要求に応じて各種アプリケーションを実行するサーバとを具備するオンデマンド印刷監視システムにおいて、
    上記サーバは、
    上記クライアント端末の要求に応じて、上記印刷装置にて出力可能な印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    上記印刷データを上記クライアント端末に送信する送信手段とを具備するとともに、 上記クライアント端末は、
    受信した上記印刷データを記憶するとともに、上記印刷装置に順次出力するスプール手段と、
    上記スプール手段における状態変化を検出するスプーラ監視手段と、
    上記スプール手段における状態変化が検出されたとき上記印刷装置の状態を監視するステータス監視手段とを具備することを特徴とするオンデマンド印刷監視システム。
  2. 上記スプーラ監視手段は、上記スプール手段において新たな上記印刷データが記憶されたとき、状態変化があると検出することを特徴とする請求項1に記載のオンデマンド印刷監視システム。
  3. 上記スプーラ監視手段は、上記スプール手段に記憶された上記印刷データの識別IDを取得するとともに、当該識別IDが新たなものであるとき、状態変化があると検出することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のオンデマンド印刷監視システム。
  4. 上記ステータス監視手段は、上記スプール手段が記憶した上記印刷データに対応づけられた印刷条件を取得するとともに、当該印刷条件に応じた監視を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のオンデマンド印刷監視システム。
  5. 上記ステータス監視手段は、上記スプール手段が記憶した上記印刷データに対応づけられた印刷条件から当該印刷データの有効性を取得するとともに、当該印刷データが有効であれば当該印刷データについての監視を行うことを特徴とする請求項4に記載のオンデマンド印刷監視システム。
  6. 上記ステータス監視手段は、上記スプール手段が記憶した上記印刷データに対応づけられた印刷条件から当該印刷データを印刷する用紙を特定するとともに、上記印刷装置における当該用紙の残量を監視することを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載のオンデマンド印刷監視システム。
  7. 上記ステータス監視手段は、上記スプール手段が記憶した上記印刷データに対応づけられた印刷条件から当該印刷データの印刷に使用する色材を特定するとともに、上記印刷装置における当該色材の残量を監視することを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載のオンデマンド印刷監視システム。
  8. 印刷装置が接続されたクライアント端末と、同クライアント端末と通信可能に接続され同クライアント端末にて受け付けられた要求に応じて各種アプリケーションを実行するサーバとを利用して行うオンデマンド印刷監視方法において、
    上記サーバに備えられた印刷データ生成手段にて、上記クライアント端末の要求に応じて、上記印刷装置にて出力可能な印刷データを生成する印刷データ生成工程と、
    上記サーバに備えられた送信手段にて、上記印刷データを上記クライアント端末に送信する送信工程と、
    上記クライアント端末に備えられたスプール手段にて、上記サーバから受信した上記印刷データを記憶するとともに、上記印刷装置に順次出力するスプール工程と、
    上記クライアント端末に備えられたスプーラ監視手段にて、上記スプール手段における状態変化を検出するスプーラ監視工程と、
    上記クライアント端末に備えられたステータス監視手段にて、上記印刷装置の状態変化が検出されたとき上記印刷装置の状態を監視するステータス監視工程とを具備することを特徴とするオンデマンド印刷監視方法。
  9. 印刷装置が接続されたクライアント端末と、同クライアント端末と通信可能に接続され同クライアント端末にて受け付けられた要求に応じて各種アプリケーションを実行するサーバ上にて各機能を実行させるオンデマンド印刷監視プログラムにおいて、
    上記クライアント端末の要求に応じて、上記印刷装置にて出力可能な印刷データを生成する印刷データ生成機能と、上記印刷データを上記クライアント端末に送信する送信機能とを上記サーバにて実行させるとともに、
    上記サーバから受信した上記印刷データを記憶するとともに、上記印刷装置に順次出力するスプール機能と、上記スプール機能における状態変化を検出するスプーラ監視機能と、上記印刷装置の状態変化が検出されたとき上記印刷装置の状態を監視するステータス監視機能とを上記クライアント端末にて実行させることを特徴とするオンデマンド印刷監視プログラム。
  10. 通信可能に接続されたサーバに対して各種アプリケーションの実行を要求するオンデマンド印刷装置において、
    上記サーバが生成した印刷データを受信し、同印刷データを記憶するとともに、同印刷データを順次出力するスプール手段と、
    上記スプール手段における状態変化を検出するスプーラ監視手段と、
    上記スプール手段における状態変化が検出されたとき上記印刷装置の状態を監視するステータス監視手段とを具備することを特徴とするオンデマンド印刷装置。
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