JP2007069057A - ガスの処理方法及びシステム、ならびに二酸化炭素回収方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 二酸化炭素を固化させないが窒素酸化物又は硫黄酸化物を液化又は固化させる温度に有害ガス成分を含有するガスを冷却することにより、窒素酸化物又は硫黄酸化物を液化又は固化させて前記ガスから除去し、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスを二酸化炭素を固化させる温度に冷却することにより、前記ガスに含まれる二酸化炭素を、固化させ、前記ガスが供給された容器の内部の面に付着させて、前記固化した二酸化炭素が付着した前記面に振動を与えることによって、前記固化した二酸化炭素を前記面より分離し、前記ガスから除去する。
【選択図】図6
Description
=第1実施形態=
図2に本発明の第1実施形態として説明するガス処理システムの概略的な構成を示している。このガス処理システムによれば、発電所や化学プラント等における、石炭焚きボイラ・重油焚きボイラ、製鉄所における高炉、コークス炉、転炉等の排ガス発生源10から排出される窒素酸化物や硫黄酸化物等の有害ガス成分を含んだ排ガスについて、当該排ガスに含まれる水分や有害ガス成分を効率よく確実に除去できるだけでなく、排ガスに含まれる二酸化炭素(CO2)を効率よく確実に回収できる。特に、有毒ガスが硫黄酸化物を含んでいる場合に、好適に適用され得る。
本発明にかかる排ガス処理システムにおいては、脱水塔17のあとに、固液分離装置28を設けてもよい。脱水塔17において排ガスを流通させたことにより、液化又は固化した水分及び有害ガス成分を含むこととなったDMEは、シャーベット状態(スラリー)になっており、この固液分離装置28では、DMEと、当該DMEに含まれる固化物とが分離される。固液分離装置28により分離された後のDMEは、再利用するため、DME分離塔20へと導かれる。この固液分離装置28は、LNG焚きボイラ等から発生する排ガスのように、処理する排ガスに固化物(例えば、水分,NO2)が含まれている場合、好適に使用できる。
=第1実施形態=
図5は本発明の一実施形態として説明する二酸化炭素回収システム70の概略的な構成図である。
二酸化炭素貯留槽121は、ドライアイス回収容器60の第2の入口へ供給される液体状の二酸化炭素を貯留する容器であり、かつ、ドライアイス回収容器60の第3の出口112から排出される液体状の二酸化炭素を貯留する容器である。なお、二酸化炭素貯留槽121内の二酸化炭素を加温するために、二酸化炭素貯留槽121の壁面に伝熱管(伝熱器)122を埋設してもよいし、電熱式のヒーター(例えばシリコンゴムヒーター、フッ素樹脂ヒーター)を設けてもよい。伝熱管(伝熱器)122を用いる場合、伝熱管122の上流には伝熱管122に流通させる熱媒体の流量を制御するための手段の一例として制御バルブを設けることが好ましい。なお、上記熱媒体は、例えば乾きガスであることが好ましく、この熱媒体は熱源123から伝熱管122に輸送される。また、伝熱管122は二酸化炭素貯留槽121の壁面に埋設させるのではなく、二酸化炭素貯留槽121の内部に設けてもよい。
本実施形態では、容器103を冷却するための冷却装置109を容器103の内部に設ける。例えば、図6に示すように冷媒流通管217を第1の円筒管104の内部に挿入する。具体的には、例えば、長さ900mm×20本、管外表面積7.1m2、材質:銅管(フィン付)のような管として作製すればよい。挿入する冷媒流通管は、容器103の内部に流通させるガスとの間の接触面積を十分に確保するために、容器103の内部において2本に分岐させてもよい。また、第1の円筒管104の内部で蛇行させることによって、ガスとの間の接触面積が十分に確保してもよい。冷媒となる液体窒素は、第1の円筒管104の上面所定位置に設けられた入口218から供給し、出口219から排出させる。冷媒流通管217の上流には、冷媒の流量を制御するための手段の一例として制御バルブ220を設ける。
以下、上記いずれかの二酸化炭素回収システムを用いて、二酸化炭素回収装置30からドライアイス回収容器60に供給されたドライアイスを回収する方法について説明する。なお、初期状態では、制御バルブ113,114,116は全て閉じられているものとする。
図6に示す二酸化炭素回収装置30を用いて実験を行った。
二酸化炭素回収装置30は、容器103、冷却装置109から構成されており、第1の入口106、第1の出口107を備えている。また、第1の入口106に連結する配管には、ガスの供給量を制御するために制御バルブ113を、第1の出口107に連結する配管には、ガスの排出量を制御するために制御バルブ114を設けた。
以下、上記の二酸化炭素回収装置を用いて、第1の出口107から排出した二酸化炭素の量を測定する方法について説明する。なお、実験は全て常圧で行った。
図7に示すように、容器103へ振動を与えると同時に、CO2回収率が約78%から徐々に上昇した。
以上より、容器103に振動を与えることによって、容器103の内側面又は冷媒流通管217の表面に付着したドライアイスを剥離させることができるので、本発明の二酸化炭素回収装置30を用いれば効率よくドライアイスを回収できることが判明した。
Claims (46)
- 二酸化炭素を含有するガスを、二酸化炭素を固化させる温度で冷却することにより、前記ガスに含まれる二酸化炭素を固化させ、前記ガスが導入された容器の内部の面に付着させて、前記固化した二酸化炭素が付着した前記面に振動を与えることによって、前記固化した二酸化炭素を前記面より分離し、前記ガスから除去することを特徴とする、ガス処理方法。
- 窒素酸化物又は硫黄酸化物の一方をさらに含有する前記ガスを、二酸化炭素を固化させないが前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を液化又は固化させる第1の温度に冷却することにより前記ガスに含まれる窒素酸化物又は硫黄酸化物を液化又は固化させて前記ガスから除去する第1の工程と、
前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスを二酸化炭素を固化させる第2の温度に冷却することにより、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスに含まれる二酸化炭素を、固化させ、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスが供給された容器の内部の面に付着させて、前記固化した二酸化炭素が付着した前記面に振動を与えることによって、前記固化した二酸化炭素を、前記面より分離し、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスから除去する第2の工程と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のガス処理方法。 - 前記第1の工程において、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物が液化又は固化する温度以下の温度の冷却媒体に、前記ガスを流通させることにより、前記ガスに含まれる窒素酸化物又は硫黄酸化物を前記ガスから除去することを特徴とする、請求項2に記載のガス処理方法。
- 前記第1の工程により前記ガスから分離される前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を含む前記冷却媒体を、前記冷却媒体は気化させるが前記窒素酸化物又は硫黄酸化物は気化させない温度に昇温することにより、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物と前記冷却媒体とを分離する第3の工程を含むことを特徴とする、請求項3に記載のガス処理方法。
- 前記窒素酸化物又は硫黄酸化物から分離される前記冷却媒体を、前記ガスを流通させる前記冷却媒体として再利用する第4の工程を含むこと、
を特徴とする、請求項4に記載のガス処理方法。 - 窒素酸化物及び硫黄酸化物をさらに含有する前記ガスを、二酸化炭素を固化させないが前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を液化又は固化させる第1の温度に冷却することにより前記ガスに含まれる窒素酸化物及び硫黄酸化物を液化又は固化させて前記ガスから除去する第1の工程と、
前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスを二酸化炭素を固化させる第2の温度に冷却することにより、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスに含まれる二酸化炭素を、固化させ、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスが供給された容器の内部の面に付着させて、前記固化した二酸化炭素が付着した前記面に振動を与えることによって、前記固化した二酸化炭素を、前記面より分離し、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスから除去する第2の工程と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のガス処理方法。 - 前記第1の工程において、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物が液化又は固化する温度以下の温度の冷却媒体に、前記ガスを流通させることにより、前記ガスに含まれる窒素酸化物及び硫黄酸化物を前記ガスから除去することを特徴とする、請求項6に記載のガス処理方法。
- 前記第1の工程により前記ガスから分離される前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を含む前記冷却媒体を、前記冷却媒体は気化させるが前記窒素酸化物及び硫黄酸化物は気化させない温度に昇温することにより、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物と前記冷却媒体とを分離する第3の工程を含むことを特徴とする、請求項6に記載のガス処理方法。
- 前記窒素酸化物及び硫黄酸化物から分離される前記冷却媒体を、前記ガスを流通させる前記冷却媒体として再利用する第4の工程を含むこと、
を特徴とする、請求項8に記載のガス処理方法。 - 前記第1の工程により前記ガスから分離される前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を、硫黄酸化物は気化させるが窒素酸化物は気化させない温度に昇温することにより、硫黄酸化物と窒素酸化物とを分離する第5の工程を含むことを特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載のガス処理方法。
- 前記冷却媒体が、ジメチルエーテル、メタノール、エタノール、トルエン、エチルベンゼンのいずれかを含むことを特徴とする、請求項3〜5又は7〜10のいずれかに記載のガス処理方法。
- 前記容器が、二酸化炭素が固化する温度以下の温度の冷媒を流通させた冷媒流通装置を有し、
前記冷媒流通装置の外部に前記ガスを接触させることによって前記ガスを冷却させること、
を特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のガス処理方法。 - 前記冷媒流通装置は管状であり、前記容器の内部に蛇行して設けられていることを特徴とする、請求項12に記載のガス処理方法。
- 前記第1の工程は、前記ガスに含まれる水分を前記ガスから分離する工程を含むことを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載のガス処理方法。
- 前記振動は、振動モータによって行われることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載のガス処理方法。
- 前記ガスが、LNG焚きボイラから排出される排ガスであることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載のガス処理方法。
- 前記面より分離した前記固化した二酸化炭素を回収する回収工程をさらに含むことを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のガス処理方法。
- 前記回収工程において、
分離した前記固化した二酸化炭素を前記容器から排出して、ドライアイス回収容器へ入れ、
前記ドライアイス回収容器を密閉し、
二酸化炭素が液体の状態を取り得る圧力以上に前記ドライアイス回収容器の内部を加圧し、
液体二酸化炭素を前記ドライアイス回収容器へ導入し、
前記ドライアイス回収容器に存在する前記固化した二酸化炭素の一部又は全部を前記液体二酸化炭素に溶解させ、
前記溶解した二酸化炭素の一部又は全部を前記ドライアイス回収容器の外に排出し、
排出された前記溶解した二酸化炭素を回収する、
ことを特徴とする、請求項17に記載のガス処理方法。 - 前記液体二酸化炭素は、二酸化炭素貯留槽から前記ドライアイス回収容器へ供給され、
前記排出された前記溶解した二酸化炭素は、前記二酸化炭素貯留槽へ回収されること、
を特徴とする、請求項18に記載のガス処理方法。 - 前記二酸化炭素貯留槽内の圧力は、前記ドライアイス回収容器内の圧力と同一であることを特徴とする、請求項19に記載のガス処理方法。
- 前記圧力が、5.11atm以上であることを特徴とする、請求項18〜20のいずれかに記載のガス処理方法。
- 二酸化炭素を含有するガスを、二酸化炭素を固化させる温度で冷却することにより、前記ガスに含まれる二酸化炭素を固化させ、前記ガスが導入された容器の内部の面に付着させて、前記固化した二酸化炭素が付着した前記面に振動を与えることによって、前記固化した二酸化炭素を前記面より分離し、前記ガスから除去すること、
を特徴とするガス処理装置。 - 二酸化炭素を含有するガスから前記二酸化炭素を除去するためのガス処理装置であって、
二酸化炭素を含有する前記ガスを供給するための第1の入口と、前記二酸化炭素の一部又は全部を除去した後のガスを排出するための第1の出口と、固化した二酸化炭素を排出するための第2の出口とを備えた容器と、
前記二酸化炭素を固化させるための冷却装置と、
前記冷却装置によって固化した二酸化炭素が付着した前記容器内部の面を振動させるための振動装置と、
を備え、
前記容器は、
前記第1の入口より供給される前記ガスの量を制御するための手段と、
前記第1の出口より排出される前記二酸化炭素の一部又は全部を除去した後のガスの量を制御するための手段と、
を備えることを特徴とするガス処理装置。 - 前記冷却装置が、二酸化炭素が固化する温度以下の温度の冷媒を流通させるための冷媒流通装置であることを特徴とする、請求項23に記載のガス処理装置。
- 前記冷媒流通装置は管状であり、前記容器内部に蛇行して設けられていることを特徴とする、請求項24に記載のガス処理装置。
- 前記振動装置が、振動モータであることを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載のガス処理装置。
- 二酸化炭素、及び窒素酸化物又は硫黄酸化物の一方を含有するガスを、二酸化炭素を固化させないが前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を液化又は固化させる第1の温度に冷却することにより、前記ガスに含まれる窒素酸化物又は硫黄酸化物を液化又は固化させて前記ガスから除去するための第1の装置と、
前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスを、二酸化炭素を固化させる第2の温度で冷却することにより、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスに含まれる二酸化炭素を固化させ、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスが導入された容器の内部の面に付着させて、前記固化した二酸化炭素が付着した前記面に振動を与えることによって、前記固化した二酸化炭素を前記面より分離し、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去したガスから除去するための第2の装置と、
を備えることを特徴とするガス処理システム。 - 二酸化炭素、及び窒素酸化物又は硫黄酸化物の一方を含有するガスから前記二酸化炭素、及び窒素酸化物又は硫黄酸化物を除去するためのガス処理システムであって、
前記ガス処理システムは、第1の装置と第2の装置を含み、
前記第1の装置は、
前記二酸化炭素、及び窒素酸化物又は硫黄酸化物を含有する前記ガスを供給するための第4の入口と、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスを排出するための第4の出口と、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を排出するための第5の出口とを備えた第1の容器と、
前記窒素酸化物又は硫黄酸化物を液化又は固化させるための第1の冷却装置と、
を備え、
前記第2の装置は、
前記第4の出口から排出された前記窒素酸化物又は硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスを供給するための第1の入口と、前記二酸化炭素の一部又は全部を除去した後のガスを排出するための第1の出口と、固化した二酸化炭素を排出するための第2の出口とを備えた第2の容器と、
前記二酸化炭素を固化させるための第2の冷却装置と、
第2の冷却装置によって固化した二酸化炭素が付着した前記容器内部の面を振動させるための振動装置と、
を備え、
前記第1の容器は、
前記第4の入口より供給される前記ガスの量を制御するための手段と、
前記第4の出口より排出される前記窒素酸化物又は硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスの量を制御するための手段と、
を備え、
前記第2の容器は、
前記第1の入口より供給される前記窒素酸化物又は硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスの量を制御するための手段と、
前記第1の出口より排出される前記二酸化炭素の一部又は全部を除去した後のガスの量を制御するための手段と、
を備えることを特徴とするガス処理システム。 - 前記第1の冷却装置は、前記窒素酸化物又は硫黄酸化物が液化又は固化する温度以下の温度の冷却媒体に、前記二酸化炭素、及び窒素酸化物又は硫黄酸化物を含有するガスを流通させることにより、前記ガスに含まれる窒素酸化物又は硫黄酸化物を前記ガスから除去することを特徴とする、請求項28に記載のガス処理システム。
- 前記第1の装置により前記ガスから分離される窒素酸化物又は硫黄酸化物を含む前記冷却媒体を、前記冷却媒体については気化させるが前記窒素酸化物及び硫黄酸化物については気化させない温度に昇温することにより前記窒素酸化物又は硫黄酸化物と前記冷却媒体とを分離する装置を含むことを特徴とする、請求項29に記載のガス処理システム。
- 二酸化炭素、窒素酸化物、及び硫黄酸化物を含有するガスを、二酸化炭素を固化させないが前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を液化又は固化させる第1の温度に冷却することにより、前記ガスに含まれる窒素酸化物及び硫黄酸化物を液化又は固化させて前記ガスから除去するための第1の装置と、
前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスを、二酸化炭素を固化させる第2の温度で冷却することにより、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスに含まれる二酸化炭素を固化させ、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスが導入された容器の内部の面に付着させて、前記固化した二酸化炭素が付着した前記面に振動を与えることによって、前記固化した二酸化炭素を前記面より分離し、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去したガスから除去するための第2の装置と、
を備えることを特徴とするガス処理システム。 - 二酸化炭素、窒素酸化物、及び硫黄酸化物を含有するガスから前記二酸化炭素、窒素酸化物、及び硫黄酸化物を除去するためのガス処理システムであって、
前記ガス処理システムは、第1の装置と第2の装置を含み、
前記第1の装置は、
前記二酸化炭素、窒素酸化物、及び硫黄酸化物を含有する前記ガスを供給するための第4の入口と、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスを排出するための第4の出口と、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を排出するための第5の出口とを備えた第1の容器と、
前記窒素酸化物及び硫黄酸化物を液化又は固化させるための第1の冷却装置と、
を備え、
前記第2の装置は、
前記第4の出口から排出された前記窒素酸化物及び硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスを供給するための第1の入口と、前記二酸化炭素の一部又は全部を除去した後のガスを排出するための第1の出口と、固化した二酸化炭素を排出するための第2の出口とを備えた第2の容器と、
前記二酸化炭素を固化させるための第2の冷却装置と、
第2の冷却装置によって固化した二酸化炭素が付着した前記容器内部の面を振動させるための振動装置と、
を備え、
前記第1の容器は、
前記第4の入口より供給される前記ガスの量を制御するための手段と、
前記第4の出口より排出される前記窒素酸化物及び硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスの量を制御するための手段と、
を備え、
前記第2の容器は、
前記第1の入口より供給される前記窒素酸化物及び硫黄酸化物の一部又は全部を除去した後のガスの量を制御するための手段と、
前記第1の出口より排出される前記二酸化炭素の一部又は全部を除去した後のガスの量を制御するための手段と、
を備えることを特徴とするガス処理システム。 - 前記第1の冷却装置は、前記窒素酸化物及び硫黄酸化物が液化又は固化する温度以下の温度の冷却媒体に、前記二酸化炭素、窒素酸化物、及び硫黄酸化物を含有するガスを流通させることにより、前記ガスに含まれる窒素酸化物及び硫黄酸化物を前記ガスから除去することを特徴とする、請求項32に記載のガス処理システム。
- 前記第1の装置により前記ガスから分離される窒素酸化物及び硫黄酸化物を含む前記冷却媒体を、前記冷却媒体については気化させるが前記窒素酸化物及び硫黄酸化物については気化させない温度に昇温することにより前記窒素酸化物及び硫黄酸化物と前記冷却媒体とを分離する装置を含むことを特徴とする、請求項33に記載のガス処理システム。
- 前記ガスが窒素酸化物及び硫黄酸化物を含有し、
前記第1の装置により前記ガスから分離される窒素酸化物及び硫黄酸化物を硫黄酸化物は気化させるが窒素酸化物は気化させない温度に昇温することにより前記硫黄酸化物と窒素酸化物とを分離する装置を含むことを特徴とする、請求項31〜34のいずれかに記載のガス処理システム。 - 前記ガスから分離される前記冷却媒体を、前記ガスを流通させる前記冷却媒体として再利用する装置を含むことを特徴とする、請求項30又は34に記載のガス処理システム。
- 前記冷却媒体が、ジメチルエーテル、メタノール、エタノール、トルエン、エチルベンゼンのいずれかを含むことを特徴とする、請求項29、30、33、34又は36のいずれかに記載のガス処理システム。
- 前記第2の冷却装置が、二酸化炭素が固化する温度以下の温度の冷媒を流通させるための冷媒流通装置であることを特徴とする、請求項28〜30、32〜34のいずれかに記載のガス処理システム。
- 前記冷媒流通装置は管状であり、前記第2の容器内部に蛇行して設けられていることを特徴とする、請求項38に記載のガス処理システム。
- 前記振動が、振動モータによって行われることを特徴とする、請求項27〜39のいずれかに記載のガス処理システム。
- 分離した前記固化した二酸化炭素を前記容器又は前記第2の容器から排出して、ドライアイス回収容器へ入れ、前記ドライアイス回収容器を密閉し、二酸化炭素が液体の状態を取り得る圧力以上に前記ドライアイス回収容器の内部を加圧し、液体二酸化炭素を前記ドライアイス回収容器へ供給し、前記ドライアイス回収容器に存在する前記固化した二酸化炭素の一部又は全部を前記液体二酸化炭素に溶解させ、前記溶解した二酸化炭素の一部又は全部を前記ドライアイス回収容器の外に排出するための第3の装置をさらに含むことを特徴とする、請求項27〜40のいずれかに記載のガス処理システム。
- 請求項22〜26のいずれかに記載のガス処理装置と、
前記ガス処理装置から排出された固化した二酸化炭素を回収するドライアイス回収容器と、
を含むガス処理システムであって
前記ドライアイス回収容器は、
第2の出口から排出される前記固化した二酸化炭素を供給するための第2の入口と、
液体二酸化炭素を供給するための第3の入口と、
前記液体二酸化炭素によって溶解した前記固化した二酸化炭素を排出するための第3の出口と、
前記第2の入口より前記固化した二酸化炭素を供給するための供給手段と、
前記第3の入口より前記液体二酸化炭素を供給するための液体二酸化炭素供給手段と、
前記第3の出口より前記溶解した二酸化炭素を排出するための排出手段と、
排出された前記溶解した二酸化炭素を回収するための回収手段と、
をさらに備えることを特徴とするガス処理システム。 - 前記ガス処理システムから排出された固化した二酸化炭素を回収するドライアイス回収容器をさらに含み、
前記ドライアイス回収容器は、
第2の出口から排出される前記固化した二酸化炭素を供給するための第2の入口と、
液体二酸化炭素を供給するための第3の入口と、
前記液体二酸化炭素によって溶解した前記固化した二酸化炭素を排出するための第3の出口と、
前記第2の入口より前記固化した二酸化炭素を供給するための供給手段と、
前記第3の入口より前記液体二酸化炭素を供給するための液体二酸化炭素供給手段と、
前記第3の出口より前記溶解した二酸化炭素を排出するための排出手段と、
排出された前記溶解した前記二酸化炭素を回収するための回収手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項27〜40のいずれかに記載のガス処理システム。 - 前記液体二酸化炭素を供給し、前記溶解した二酸化炭素を貯留するための二酸化炭素貯留槽を備えること、
を特徴とする請求項41〜43のいずれかに記載のガス処理システム。 - 前記二酸化炭素貯留槽の圧力と、前記ドライアイス回収容器内の圧力が同一になるように調節する調節手段を備えることを特徴とする、請求項44に記載のガス処理システム。
- 前記圧力が、5.11atm以上であることを特徴とする、請求項41又は45に記載のガス処理システム。
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JP (1) | JP2007069057A (ja) |
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- 2005-09-02 JP JP2005255559A patent/JP2007069057A/ja active Pending
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