JP2007065724A - 情報処理プログラム、および情報処理装置 - Google Patents

情報処理プログラム、および情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007065724A
JP2007065724A JP2005247425A JP2005247425A JP2007065724A JP 2007065724 A JP2007065724 A JP 2007065724A JP 2005247425 A JP2005247425 A JP 2005247425A JP 2005247425 A JP2005247425 A JP 2005247425A JP 2007065724 A JP2007065724 A JP 2007065724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
information processing
target object
procedure
processing program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005247425A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Fujita
優 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2005247425A priority Critical patent/JP2007065724A/ja
Publication of JP2007065724A publication Critical patent/JP2007065724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】 使用者によるポインティングデバイスの操作負荷を低減すること。
【解決手段】 カーソル移動方向判定部103aは、処理の対象となる対象オブジェクトに対する画面上におけるマウスカーソルの移動方向を判定する。表示オブジェクト決定部103bは、カーソル移動方向判定部103aによって判定されたマウスカーソルの移動方向先の所定範囲に存在する、対象オブジェクトに対して処理を施す処理オブジェクトを抽出する。そして、抽出した処理オブジェクトが対象オブジェクトの近傍に表示されるように表示位置を決定する。オブジェクト表示部103cは、表示オブジェクト決定部103bによって決定された表示位置に、処理オブジェクトを表示オブジェクトとして表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オブジェクトに対して選択した処理を実行する情報処理プログラム、および情報処理装置に関する。
次のようなマウスカーソルの制御装置が特許文献1によって知られている。このマウスカーソルの制御装置では、使用者によってマウスが操作されると、画面上に表示されているマウスカーソルの移動方向に直線を表示する。さらにその直線状に存在する操作可能なオブジェクトの色、または形状を変化させて選択可能な状態にする。
特開平10−40018号公報
しかしながら、従来の装置においては、使用者はオブジェクトを選択するために、マウスカーソルとマウスカーソルから遠く離れたオブジェクトとの両方を見ながら、マウスを微妙に操作する必要があり、操作がわずらわしいという問題が生じていた。
請求項1の情報処理プログラムは、処理の対象となる対象オブジェクトと、対象オブジェクトに対して処理を施す処理オブジェクトとを所定の表示領域内に表示し、処理オブジェクトの内のいずれかを選択オブジェクトとして選択して、対象オブジェクトに対して選択オブジェクトに割り当てられた処理を施すために、コンピュータに、ポインティングデバイスの操作によって、前記対象オブジェクトに対して所定の処理が施されたことを検出する検出手順と、検出手順によって対象オブジェクトに対して所定の処理が施されたことが検出されると、対象オブジェクトから処理オブジェクトまでの距離が、対象オブジェクトに対して所定の処理が施される前の距離よりも短くなる位置に、処理オブジェクトを表示オブジェクトとして表示する表示手順とを実行させることを特徴とする。
請求項2の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、検出手順は、対象オブジェクトから選択オブジェクトとして選択する処理オブジェクトへの向きを判別する手順を含み、表示手順は、判別された向きの所定範囲内に存在する処理オブジェクトを選択処理オブジェクトとして選択し、選択処理オブジェクトを表示オブジェクトとして表示する手順を含むことを特徴とする。
請求項3の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、表示手順は、処理オブジェクトの複製を表示オブジェクトとして表示する手順を含むことを特徴とする。
請求項4の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、表示手順は、表示オブジェクトを表示した場合には、表示した表示オブジェクトに対応する処理オブジェクトを所定の表示領域内から消去する手順を含むことを特徴とする。
請求項5の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、表示手順は、処理オブジェクトの中から、対象オブジェクトに対する処理に対応したものを選択して、表示オブジェクトとして表示する手順を含むことを特徴とする。
請求項6の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、コンピュータに、表示オブジェクトの中から前記選択オブジェクトを指定することを示すポインティングデバイスの操作を検出する指定操作検出手順と、指定操作検出手順で検出された操作に基づいて、表示オブジェクトの中から選択オブジェクトを決定する決定手順とをさらに実行させることを特徴とする。
請求項7の情報処理プログラムは、請求項6に記載の情報処理プログラムにおいて、コンピュータに、決定手順で決定された選択オブジェクトに割り当てられた処理を対象オブジェクトに対して実行する実行手順をさらに実行させることを特徴とする。
請求項8の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、コンピュータに、対象オブジェクトに対する所定の処理が終了した場合に、表示オブジェクトの表示を消去し、対象オブジェクトに対して所定の処理が施される前の処理オブジェクトの表示状態に回復する回復手順をさらに実行させることを特徴とする。
請求項9の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、表示手順は、表示オブジェクトが複数ある場合には、それぞれの表示オブジェクトが重ならないように配置する手順を含むことを特徴とする。
請求項10の情報処理プログラムは、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、表示手順は、表示オブジェクトが複数ある場合には、それぞれの表示オブジェクトの一部を重ねて表示する手順を含むことを特徴とする。
請求項11に記載の情報処理装置は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報処理プログラムを実行するための実行手段と、請求項1〜10に記載のポインティングデバイスと、請求項1〜10に記載の所定の表示領域を表示するためのモニタとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、処理の対象となる対象オブジェクトと、対象オブジェクトに対して処理を施す処理オブジェクトとの距離よりも短くなる位置に処理オブジェクトに対応する表示オブジェクトを表示するようにした。したがって、使用者は簡単なポインティングデバイスの操作によりオブジェクトを選択することができる。
図1は、本実施の形態における情報処理装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、例えばパソコン(PC)が用いられ、マウス101と、HDD102と、制御装置103と、モニタ104とを備えている。
マウス101は、使用者によって操作されるポインティングデバイスである。使用者はこのマウス101を使用して、モニタ104上に表示されているボタンやアイコンなどのオブジェクトをクリックしたり、ドラッグ&ドロップしたりすることができる。なお、クリックやドラッグ&ドロップについては、マウスの一般的な操作方法であるため説明は省略する。
HDD102には、後述するように制御装置103で実行される情報処理プログラムや、その他の種々のデータが記憶されている。モニタ104は、例えば液晶モニタやCRTであり、情報処理プログラムから出力されるアプリケーション画面を表示する。本実施の形態では、情報処理プログラムから出力されるアプリケーション画面の全体をモニタ104に表示しきれない場合には、表示可能な範囲のみをモニタ104に表示し、その他の範囲は、使用者がマウス101を操作してアプリケーション画面をスクロールすることによって表示できるようになっている。
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路で構成され、後述するようにHDD102から情報処理プログラムを読み込んで実行する。この制御装置103は、カーソル移動方向判定部103aと、表示オブジェクト決定部103bと、オブジェクト表示部103cと、処理実行部103dとを機能的に備えている。なお、本実施の形態では、制御装置103は、HDD102に記憶されている情報処理プログラムを実行することによって、103a〜103dの各機能を起動する。
制御装置103によって情報処理プログラムが実行されると、上述したように、情報処理プログラムからの出力によりアプリケーション画面がモニタ104に表示される。このアプリケーション画面は、モニタ104上で所定の範囲を占める表示領域である。例えば、情報処理プログラムが表示制御装置100にインストールされた画像編集プログラムなどの個別アプリケーションプログラムである場合には、当該アプリケーション固有の画面(ウィンドウ)が表示される。あるいは、情報処理プログラムが表示制御装置100で実行されるタスクを管理するOSプログラムである場合には、OSプログラムによって出力されるデスクトップ画面などが表示される。
なお、以下の説明においては、情報処理プログラムはOSプログラムである場合について説明する。また、情報処理プログラムからの出力に基づいて表示されるアプリケーション画面を、単に「画面」と呼ぶ。
この画面上には、例えば図2に示すように、処理の対象となる対象オブジェクトAと、対象オブジェクトAに対して処理を施す処理オブジェクトB〜Fとが表示されている。対象オブジェクトAは、テキストファイルや画像ファイルなどのように、OSプログラムで提供される種々の処理や、表示制御装置100にインストールされている種々のアプリケーションによる処理の対象となるファイルへのリンクが張られたアイコンやボタンである。
処理オブジェクトB〜Fは、OSプログラムによって表示される画面上に配置されたアイコンやボタンである。それぞれの処理オブジェクトには、OSプログラムで提供される種々の処理や、表示制御装置100にインストールされている種々のアプリケーションによって実行される処理が、OSプログラムによってあらかじめ割り当てられている。すなわち、処理オブジェクトには、上述した対象オブジェクトに対して処理を施すプログラムを実行するためのファイルへのリンクが張られている。
本実施の形態では、使用者によってマウス101が操作され、対象オブジェクトAがこれらの処理オブジェクトB〜Fのいずれかにドラッグ&ドロップされた場合に、制御装置103は、該当する処理オブジェクトに割り当てられている処理を、対象オブジェクトAに対して施す。
具体的には、制御装置103上で起動しているOSプログラムが、対象オブジェクトAの処理オブジェクトB〜Fのいずれかへのドラッグ&ドロップを監視する。そして、対象オブジェクトAが処理オブジェクトB〜Fのいずれかにドラッグ&ドロップされたことを検出した場合に、OSプログラムは、ドラッグ&ドロップ先の処理オブジェクトによる処理を起動して、ドラッグ&ドロップ先の処理オブジェクトに割り当てられている処理を、対象オブジェクトAに対して施す。
この実施の形態において、処理オブジェクトB〜Fは、次のような処理が割り当てられたオブジェクトである。なお、以下の説明では、対象オブジェクトAおよび処理オブジェクトB〜Fともに、アイコンである場合について説明するが、上述したように各オブジェクトはボタンであってもよい。
(1)処理オブジェクトB
処理オブジェクトBは、ファイルを格納するために用いられる任意のフォルダへのリンクが張られたアイコンである。この処理オブジェクトBには、処理オブジェクトB上にドラッグ&ドロップされた対象オブジェクトAを、処理オブジェクトBにリンクされているフォルダへコピーする処理が割り当てられている。すなわち、使用者によってマウス101が操作され、処理オブジェクトB上に対象オブジェクトAがドラッグ&ドロップされると、制御装置103は、対象オブジェクトAを処理オブジェクトBにリンクされているフォルダへコピーする。
(2)処理オブジェクトC
処理オブジェクトCは、ファイルを削除するために用いられるゴミ箱へのリンクが張られたアイコンである。この処理オブジェクトCには、処理オブジェクトC上にドラッグ&ドロップされた対象オブジェクトAを、処理オブジェクトBにリンクされているゴミ箱へ移動して削除する処理が割り当てられている。すなわち、使用者によってマウス101が操作され、処理オブジェクトC上に対象オブジェクトAがドラッグ&ドロップされると、制御装置103は、対象オブジェクトAをゴミ箱へ移動する。
(3)処理オブジェクトD
処理オブジェクトDは、任意のフォルダに格納されている個別ファイル、例えばテキストファイルや画像ファイルへのリンクが張られたアイコンである。この処理オブジェクトDには、処理オブジェクトD上に対象オブジェクトAがドラッグ&ドロップされた場合の処理が割り当てられていない。すなわち、処理オブジェクトD上に対象オブジェクトAがドラッグ&ドロップされた場合には、制御装置103は何も処理を行わない。
(4)処理オブジェクトE
処理オブジェクトEは、HDD102にインストールされている画像処理アプリケーションへのリンクが張られたアイコンである。この処理オブジェクトEには、対象オブジェクトAが画像ファイルのアイコンであるときに、対象オブジェクトAが処理オブジェクトE上にドラッグ&ドロップされた場合には、対象オブジェクトAを画像処理対象として画像処理アプリケーションを起動する処理が割り当てられている。すなわち、使用者によってマウス101が操作され、処理オブジェクトE上に対象オブジェクトA(画像ファイル)がドラッグ&ドロップされると、制御装置103は、対象オブジェクトAを画像処理対象として画像処理アプリケーションを起動する。すなわち、対象オブジェクトAが初期表示された状態で画像処理アプリケーションを起動する。
(5)処理オブジェクトF
処理オブジェクトFは、HDD102にインストールされているワープロアプリケーションへのリンクが張られたアイコンである。この処理オブジェクトFは、対象オブジェクトAがテキストファイルのアイコンであるときに、対象オブジェクトAが処理オブジェクトF上にドラッグ&ドロップされた場合には、対象オブジェクトAを編集対象としてワープロアプリケーションを起動する処理が割り当てられている。すなわち、使用者によってマウス101が操作され、処理オブジェクトF上に対象オブジェクトA(テキストファイル)がドラッグ&ドロップされると、制御装置103は、対象オブジェクトAを編集対象文書としてワープロアプリケーションを起動する。すなわち、対象オブジェクトAが初期表示された状態でワープロアプリケーションを起動する。
以下、対象オブジェクトAが、テキストファイルまたは画像ファイルであるものとした場合に、使用者によってマウス101が操作され、対象オブジェクトAが(1)〜(5)で上述した処理オブジェクトB〜Fへドラッグ&ドロップされた場合の処理について説明する。
この場合には、(4)で上述した処理オブジェクトE、または(5)で上述した処理オブジェクトFにおいては、使用者によってドラッグ&ドロップされる対象オブジェクトAが、テキストファイルか画像ファイルかによって、制御装置103が処理オブジェクトEまたは処理オブジェクトFに割り当てられた処理を実行するか否かが異なる。また、(3)で上述した処理オブジェクトDについては、処理オブジェクトD上にドラッグ&ドロップされるファイルの種類に関わらず、制御装置103は処理を実行しない。
このような対象オブジェクトAのファイルの種類と、処理オブジェクトB〜Fに割り当てられた処理を実行するか否かとの関係は、例えば図3に示すような処理判定テーブルによって管理されている。この処理判定テーブルは、OSセットアップ時、または個別アプリケーションのインストール時にOSプログラムによって自動的に作成されている。使用者は、マウス101を操作してテーブル内のデータを変更することもできる。
図3に示す例では、対象オブジェクトAのファイルの種類ごとに、処理オブジェクトB〜Fのそれぞれに割り当てられた処理を実行できるかできないかを○と×で表している。すなわち、対象オブジェクトAがテキストファイルである場合には、対象オブジェクトAに対しては処理オブジェクトB、C、およびFに割り当てられた処理が実行可能である。また、対象オブジェクトAが画像ファイルである場合には、対象オブジェクトAに対しては処理オブジェクトB、C、およびEに割り当てられた処理が実行可能である。
以下に、制御装置103の各部103a〜103dの処理について、具体例を挙げて説明する。以下で説明する具体例においては、対象オブジェクトAはテキストファイルであるものとする。
カーソル移動方向判定部103aは、使用者によってマウス101が操作され、モニタ104に表示された画面上の対象オブジェクトAのドラッグ&ドロップが開始されると、画面上におけるマウスカーソルの移動方向を判定する。例えば、図2に示すように、使用者によって画面上の対象オブジェクトAが、処理オブジェクトCに向けてドラッグ&ドロップが開始された場合には、その移動方向2aを判定する。カーソル移動方向判定部103aは、さらに、マウスカーソルの移動方向2aの延長線、すなわちマウスカーソルの移動軸を第1の移動軸2bとして設定する。
表示オブジェクト決定部103bは、カーソル移動方向判定部103aで設定された第1の移動軸2bの両側にそれぞれ所定の角度、例えば各10度の範囲を表示オブジェクト検索範囲として設定し、その表示オブジェクト検索範囲内に存在する処理オブジェクトを選択処理オブジェクトとして抽出する。そして、表示オブジェクト決定部103bは、抽出された選択処理オブジェクトが、対象オブジェクトAを実行可能なオブジェクトであるか否かを図3で上述した処理判定テーブルを参照して判定する。その結果、対象オブジェクトAを実行可能な選択処理オブジェクトのみを表示オブジェクト候補として抽出する。
例えば、図2に示す例において、対象オブジェクトAがテキストファイルである場合には、表示オブジェクト決定部103bは、表示オブジェクト検索範囲内から処理オブジェクトB〜Fを選択処理オブジェクトとして抽出する。そして、表示オブジェクト決定部103bは、図3で上述した処理判定テーブルを参照して、テキストファイルを実行可能な選択処理オブジェクトB、C、およびFを、表示オブジェクト候補として抽出する。すなわち、表示オブジェクト検索範囲内にある処理オブジェクトの中から、対象オブジェクトAに対する処理に対応したものを選択して表示オブジェクト候補とする。
次に、表示オブジェクト決定部103bは、抽出した表示オブジェクト候補の中から第1の移動軸2b上に存在する表示オブジェクト候補のみを第1の表示オブジェクト候補として抽出する。そして、抽出した第1の表示オブジェクト候補が1つのみである場合には、当該第1の表示オブジェクト候補のコピーを、画面上の対象オブジェクトAまでの距離が短くなる位置(近傍)、かつ第1の移動軸2b上に表示するように、表示オブジェクトの表示位置を決定する。
これに対して、第1の表示オブジェクト候補が複数抽出された場合には、表示オブジェクト決定部103bは、対象オブジェクトAからの距離が最も近い第1の表示オブジェクト候補を選択する。そして、画面上の対象オブジェクトAの近傍、かつ第1の移動軸2b上に、選択した第1の表示オブジェクト候補のコピーを表示するように、表示オブジェクトの表示位置を決定する。
さらに、表示オブジェクト決定部103bは、コピーを表示した第1の表示オブジェクト候補を除いた他の第1の表示オブジェクト候補の中から、対象オブジェクトAからの距離が最も近い第1の表示オブジェクト候補を選択する。そして、第1の移動軸2b上の既に表示されている表示オブジェクトと重ならない位置に、その第1の表示オブジェクト候補のコピーを表示するように、それぞれの表示オブジェクトの表示位置を決定する。
表示オブジェクト決定部103bは、この処理を抽出した全ての第1の表示オブジェクト候補に対して実行することによって、全ての第1の表示オブジェクト候補に基づく表示オブジェクトの表示位置を、第1の移動軸2b上の対象オブジェクトAの近傍、かつそれぞれが重ならないような表示位置になるように決定することができる。
図2に示す例では、表示オブジェクト決定部103bは、表示オブジェクト候補として抽出した処理オブジェクトB、C、およびFの中から第1の移動軸2b上に存在する処理オブジェクトCのみ第1の表示オブジェクト候補として抽出する。そして、図4に示すように、処理オブジェクトCのコピーが、画面上の対象オブジェクトAの近傍、かつ対象オブジェクトAからマウスカーソルの移動方向2aと方向が一致する第1の移動軸2b上に表示されるように、表示オブジェクトC´の表示位置を決定することができる。
次に、表示オブジェクト決定部103bは、上述したように抽出した表示オブジェクト候補の中から第1の表示オブジェクト候補を除いたその他の表示オブジェクト候補を第2の表示オブジェクト候補として抽出する。すなわち、表示オブジェクト候補の中から第1の移動軸2b上に存在しない表示オブジェクト候補のみを第2の表示オブジェクト候補として抽出する。
例えば、図2に示す例では、表示オブジェクト決定部103bは、表示オブジェクト候補としての処理オブジェクトB、C、およびFのうち、第1の表示オブジェクト候補である処理オブジェクトCを除いた処理オブジェクトBおよびFを、第2の表示オブジェクト候補として抽出する。
そして、表示オブジェクト決定部103bは、抽出した第2の表示オブジェクト候補のコピーが、既に表示されている第1の表示オブジェクト候補に基づく表示オブジェクトと重ならないように、画面上における表示オブジェクトの表示位置を決定する。このために、まず表示オブジェクト決定部103bは、対象オブジェクトAから表示オブジェクト決定部103bによって抽出された各第2の表示オブジェクト候補を結ぶ直線と移動軸2bとのなす角度αを算出する。
表示オブジェクト決定部103bは、対象オブジェクトAの中心を通り、移動軸2bに対して角度α×9をなす直線であって、移動軸2bに対して対象オブジェクトAと第2の表示オブジェクト候補を結ぶ直線側に存在する直線を、第2の移動軸として設定する。この第2の移動軸は、各第2の表示オブジェクト候補毎に設定される。
そして、表示オブジェクト決定部103bは、それぞれの第2の表示オブジェクト候補のコピーを、画面上の対象オブジェクトAまでの距離が短くなる位置(近傍)、かつ設定した第2の移動軸上に表示オブジェクトとして表示するように、第2の表示オブジェクト候補に基づく表示オブジェクトの表示位置を決定する。このとき、第2の移動軸が一致する第2の表示オブジェクト候補が複数ある場合には、表示オブジェクト決定部103bは、上述した第1の表示オブジェクト候補と同様に、対象オブジェクトAからの距離が最も近い第2の表示オブジェクト候補から順に、それぞれが重ならないように、それぞれの表示オブジェクトの表示位置を決定していく。
これにより、表示オブジェクト決定部103bは、図4に示すように、図2において表示オブジェクト決定部103bによって第2の表示オブジェクト候補として抽出された処理オブジェクトBおよびFのコピーが、画面上の対象オブジェクトAの近傍、かつそれぞれ設定した第2の移動軸上に表示されるように、表示オブジェクトB´およびF´の表示位置を決定することができる。
オブジェクト表示部103cは、このようにして表示オブジェクト決定部103bによって決定された表示オブジェクトの表示位置、すなわち第1の表示オブジェクト候補に基づく表示オブジェクトの表示位置、および第2の表示オブジェクト候補に基づく表示オブジェクトの表示位置に、それぞれの表示オブジェクトを表示する。
これによって、図2に示した画面においては、処理オブジェクトB〜Fは、OSプログラムによって対象オブジェクトAから離れた位置に配置されていた。しかし、以上説明した処理により、図4に示すように抽出した処理オブジェクトに対応する表示オブジェクトB´、C´、およびF´を、対象オブジェクトAからの距離が、対象オブジェクトAから処理オブジェクトB、C、およびFまでの距離よりも短くなる位置に配置して表示することができる。
処理実行部103dは、上述したように、使用者によってマウス101が操作され、対象オブジェクトAが、表示オブジェクトB´、C´、またはF´にドラッグ&ドロップされると、対象オブジェクトAが処理オブジェクトB,C、またはFへドラッグ&ドロップされた場合と同じ処理を実行する。例えば、図5に示すように、使用者がマウス101を操作して、対象オブジェクトAを表示オブジェクトC´上にドラッグした場合には、処理実行部103dは、表示オブジェクトC´の表示色を反転させて、対象オブジェクトAを表示オブジェクトC´上にドラッグされたことを明示する。
その後、使用者が対象オブジェクトAを表示オブジェクトC´上に移動させた状態で、マウス101のボタンを解除した場合、すなわち対象オブジェクトAを表示オブジェクトC´上にドロップした場合には、処理実行部103dは、処理オブジェクトCに割り当てられている処理を実行する。すなわち、対象オブジェクトAにリンクされているテキストファイルをゴミ箱に移動して削除する。
これによって、使用者は、対象オブジェクトAに対して処理オブジェクトCに割り当てられている処理を施すために、表示オブジェクトC´までドラッグ&ドロップすればよい。換言すれば、対象オブジェクトAを元の処理オブジェクトCまでドラッグ&ドロップするよりも短い距離だけドラッグ&ドロップすればよく、使用者の作業負荷を低減することができる。
なお、使用者によって、対象オブジェクトAがいずれの表示オブジェクト上にもない状態でマウス101のボタンが解除された場合には、オブジェクト表示部103cは、表示した全ての表示オブジェクトを画面上から消去して、使用者によって対象オブジェクトAのドラッグ&ドロップが開始される前の画面の表示状態に戻す。
図6は、本実施の形態における情報処理装置100の処理を示すフローチャートである。図6に示す処理は、使用者によってマウス101が操作され、対象オブジェクトAがクリックされると、制御装置103によってHDD102から読み込まれた情報処理プログラムが起動されることによって実行される。
ステップS10において、カーソル移動方向判定部103aは、使用者によってマウス101が操作されて、対象オブジェクトAのドラッグ&ドロップが開始され、画面上で対象オブジェクトAが所定距離移動したか否かを判断する。対象オブジェクトAが所定距離移動したと判断した場合には、ステップS20へ進む。ステップS20では、カーソル移動方向判定部103aは、上述したように、マウスカーソルの移動方向2aを判定し、マウスカーソルの移動軸を第1の移動軸2bとして設定する。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、表示オブジェクト決定部103bは、カーソル移動方向判定部103aで設定された第1の移動軸2bの両側にそれぞれ所定の角度、例えば各10度の範囲を表示オブジェクト検索範囲として設定する。その後ステップS40へ進み、表示オブジェクト決定部103bは、表示オブジェクト検索範囲内に存在する処理オブジェクトを選択処理オブジェクトとして検出して、ステップS50へ進む。ステップS50では、表示オブジェクト決定部103bは、検出された選択処理オブジェクトが、対象オブジェクトAを実行可能なオブジェクトであるか否かを図3で上述した処理判定テーブルを参照して判定する。その結果、対象オブジェクトAを実行可能な選択処理オブジェクトのみを表示オブジェクト候補として抽出する。その後、ステップS60へ進む。
ステップS60では、表示オブジェクト決定部103bは、抽出した表示オブジェクト候補の中から第1の移動軸2b上にあって、表示位置未決定かつ最も対象オブジェクトに近い表示オブジェクト候補を第1の表示オブジェクト候補として選択する。その後、ステップS70へ進み、表示オブジェクト決定部103bは、画面上の対象オブジェクトAの近傍、かつ第1の移動軸2b上に、選択した第1の表示オブジェクト候補のコピーを表示するように、表示オブジェクトの表示位置を決定する。その後、ステップS71へ進む。
ステップS71では、表示オブジェクト決定部103bは、第1の移動軸2b上に存在する全ての第1の表示オブジェクト候補の表示位置を決定したか否かを判断する。全ての第1の表示オブジェクト候補の表示位置の決定が完了していないと判断した場合には、ステップS60へ戻って処理を繰り返す。なお、繰り返して行う第1の表示オブジェクト候補の表示位置処理においては、既に表示位置が決定されている第1の表示オブジェクト候補と重ならないように表示位置を決定する。
これに対して、全ての第1の表示オブジェクト候補の表示位置の決定が完了したと判断した場合には、ステップS80へ進む。ステップS80では、表示オブジェクト決定部103bは、表示オブジェクト候補の中から第1の表示オブジェクト候補を除いたその他の表示オブジェクト候補を第2の表示オブジェクト候補として抽出する。その後、ステップS81へ進み、表示オブジェクト決定部103bは、抽出した第2の表示オブジェクト候補の中から、表示位置未決定かつ最も対象オブジェクトに近い表示オブジェクト候補を選択する。その後、ステップS90へ進む。
ステップS90では、表示オブジェクト決定部103bは、対象オブジェクトAと第2の表示オブジェクト候補とを結ぶ直線を、第1の移動軸2bから画面上で離れる方向へ対象オブジェクトAから第2の表示オブジェクト候補までの角度αを9倍した角度だけ傾ける。そして、この傾けた直線を第2の表示オブジェクト候補における第2の移動軸として設定する。その後、ステップS100へ進む。
ステップS100では、表示オブジェクト決定部103bは、選択した第2の表示オブジェクト候補のコピーを表示オブジェクトとして表示する表示位置を決定する。すなわち、画面上の対象オブジェクトAまでの距離が短くなる位置(近傍)、かつ設定した第2の移動軸上に表示オブジェクトを表示するように、表示位置を決定する。その後、ステップS101へ進む。
ステップS101では、表示オブジェクト決定部103bは、全ての第2の表示オブジェクト候補の表示位置を決定したか否かを判断する。全ての第2の表示オブジェクト候補の表示位置の決定が完了していないと判断した場合には、ステップS81へ戻って処理を繰り返す。なお、繰り返して行う第2の表示オブジェクト候補の表示位置処理においては、既に表示位置が決定されている第2の表示オブジェクト候補と重ならないように表示位置を決定する。これに対して、全ての第2の表示オブジェクト候補の表示位置の決定が完了したと判断した場合には、ステップS110へ進む。
ステップS110では、オブジェクト表示部103cは、表示オブジェクト決定部103bによって決定された表示オブジェクトの表示位置に、それぞれの表示オブジェクトを表示する。その後、ステップS120へ進む。
ステップS120では、処理実行部103dは、使用者によって対象オブジェクトAがドラックされた結果、対象オブジェクトAがいずれかの表示オブジェクトと重なったか否かを判断する。重なったと判断した場合には、ステップS130へ進み、対象オブジェクトAが重なった表示オブジェクトを反転表示して、ステップS140へ進む。これに対して、重なっていないと判断した場合には、そのままステップS140へ進む。
ステップS140では、処理実行部103dは、使用者によってマウス101のボタン(マウスボタン)が解除されたか否かを判断する。すなわち使用者による対象オブジェクトAのドラッグが終了したか否かを判断する。マウスボタンが解除されていないと判断した場合には、ステップS120へ戻る。これに対して、マウスボタンが解除されたと判断した場合には、ステップS150へ進む。
ステップS150では、処理実行部103dは、使用者によるマウスボタンの解除が、画面上に表示されているいずれかの表示オブジェクト上であるか否かを判断する。マウスボタンがいずれかの表示オブジェクト上で解除されたと判断した場合には、ステップS160へ進む。ステップS160では、対象オブジェクトAは、マウスボタンが解除された表示オブジェクト上へドロップされたことから、処理実行部103dは、その表示オブジェクトに対応する処理オブジェクトに割り当てられている処理を対象オブジェクトAに対して施す。その後、ステップS170へ進む。
これに対して、マウスボタンが表示オブジェクト上以外の画面上の領域で解除されたと判断した場合には、使用者は対象オブジェクトAのドラッグを取りやめたと判定して、そのままステップS170へ進む。ステップS170では、オブジェクト表示部103cは、上述した処理で表示した表示オブジェクトを画面上から消去して、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)処理の対象となる対象オブジェクトAから、対象オブジェクトAに対して処理を施す処理オブジェクトB〜Fまでの距離よりも短くなる位置に、各処理オブジェクトに対応する表示オブジェクトを表示するようにした。そして、使用者によってマウス101が操作され、対象オブジェクトAが表示オブジェクト上にドラック&ドロップされた場合に、対象オブジェクトAに対して、その表示オブジェクトに対応する処理オブジェクトに割り当てられている処理を施すようにした。これによって、使用者によるマウス101の操作量を減らして、使用者のマウス101の操作負荷を低減することができる。また、使用者は簡単なポインティングデバイスの操作により表示オブジェクトを選択することができる。
(2)表示オブジェクト決定部103bは、第1の移動軸2bの両側にそれぞれ所定の角度の範囲を表示オブジェクト検索範囲として設定し、その表示オブジェクト検索範囲内に存在する処理オブジェクトを選択処理オブジェクトとして抽出するようにした。これによって、使用者によってマウス101が操作された方向に、使用者が対象オブジェクトAをドロップしたい処理オブジェクトが存在している可能性が高いことを加味して、対象オブジェクトAがドロップされる可能性が高い処理オブジェクトを精度高く選択処理オブジェクトとして抽出することができる。
(3)カーソル移動方向判定部103aは、マウスカーソルの移動方向2aの延長線を第1の移動軸2bとして設定し、表示オブジェクト決定部103bは、第1の移動軸2b上に存在する処理オブジェクトのコピーを、第1の移動軸2b上の対象オブジェクトA近傍に表示オブジェクトとして表示するようにした。これによって、マウスカーソルの移動方向2aの延長線上に存在する処理オブジェクトは、使用者が選択する可能性が最も高いことを加味して、マウスカーソルの移動方向2aのより近い位置に表示オブジェクトを表示して、使用者によるマウス101の操作量を的確に減らすことができる。
(4)表示オブジェクト決定部103bは、表示オブジェクト検索範囲内に存在する選択処理オブジェクトの中から、図3で上述した処理判定テーブルを参照して対象オブジェクトAを実行可能なオブジェクトのみを抽出して表示オブジェクト候補とするようにした。これによって、対象オブジェクトAを処理することができる処理オブジェクトのみを対象オブジェクトAの近傍に表示することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の情報処理装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、使用者はマウス101を操作して対象オブジェクトをドラッグ&ドロップする例について説明した。しかし、使用者が操作するポインティングデバイスは、マウスに限定されず、例えばトラックボールなどを使用するようにしてもよい。
(2)上述した実施の形態では、表示オブジェクト決定部103bは、表示オブジェクト検索範囲内に存在する選択処理オブジェクトの中から、図3で上述した処理判定テーブルを参照して対象オブジェクトAを実行可能なオブジェクトのみを抽出して表示オブジェクト候補とする例について説明した。しかしこれに限定されず、画面上に配置されている全ての処理オブジェクトを表示オブジェクト候補として抽出するようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、表示オブジェクト決定部103bは、対象オブジェクトAの近傍に表示する表示オブジェクトのそれぞれが重ならないように表示位置を決定する例について説明した。しかしこれに限定されず、それぞれの表示オブジェクトの全体が重ならなければ、それぞれの一部が重なるようにして表示位置を決定するようにしてもよい。これによれば、表示オブジェクトの表示スペースを節約して、対象オブジェクトAの近傍により多くの表示オブジェクトを表示できるようになる。
(4)上述した実施の形態では、表示オブジェクト決定部103bは、第2の表示オブジェクト候補の表示位置が、設定した第2の移動軸上になるように、各表示オブジェクトの表示位置を決定する例について説明した。しかしこれに限定されず、対象オブジェクトAの近傍となる位置、すなわち対象オブジェクトAから第2の表示オブジェクト候補に含まれる処理オブジェクトまでの距離よりも近くなる位置であれば、第2の移動軸上でなくてもよい。
(5)上述した実施の形態では、情報処理プログラムは、図6のフローチャートに示す手順で処理を実行する例について説明した。しかしこれに限定されず、情報処理プログラムは、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、図6のフローチャートに示す手順に限定されない。
(6)上述した実施の形態では、情報処理装置としてパソコンを使用する例について説明した。しかしこれに限定されず、ポインティングデバイスとモニタを備え、モニタに表示された種々のオブジェクトをポインティングデバイスを使用して操作可能なその他の装置に適用することも可能である。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
情報処理装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 本実施の形態における画面の具体例を示す第1の図である。 処理判定テーブルの具体例を示す図である。 本実施の形態における画面の具体例を示す第2の図である。 本実施の形態における画面の具体例を示す第3の図である。 情報処理装置100の処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 表示制御装置、101 マウス、102 HDD、103 制御装置、103a カーソル移動方向判定部、103b 表示オブジェクト決定部、103c オブジェクト表示部、103d 処理実行部、104 モニタ

Claims (11)

  1. 処理の対象となる対象オブジェクトと、前記対象オブジェクトに対して処理を施す処理オブジェクトとを所定の表示領域内に表示し、前記処理オブジェクトの内のいずれかを選択オブジェクトとして選択して、前記対象オブジェクトに対して前記選択オブジェクトに割り当てられた処理を施すために、コンピュータに、
    ポインティングデバイスの操作によって、前記対象オブジェクトに対して所定の処理が施されたことを検出する検出手順と、
    前記検出手順によって前記対象オブジェクトに対して所定の処理が施されたことが検出されると、前記対象オブジェクトから前記処理オブジェクトまでの距離が、前記対象オブジェクトに対して所定の処理が施される前の距離よりも短くなる位置に、前記処理オブジェクトを表示オブジェクトとして表示する表示手順とを実行させるための情報処理プログラム。
  2. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    前記検出手順は、前記対象オブジェクトから前記選択オブジェクトとして選択する前記処理オブジェクトへの向きを判別する手順を含み、
    前記表示手順は、前記判別された向きの所定範囲内に存在する前記処理オブジェクトを選択処理オブジェクトとして選択し、前記選択処理オブジェクトを前記表示オブジェクトとして表示する手順を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
  3. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    前記表示手順は、前記処理オブジェクトの複製を前記表示オブジェクトとして表示する手順を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
  4. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    前記表示手順は、前記表示オブジェクトを表示した場合には、表示した前記表示オブジェクトに対応する前記処理オブジェクトを前記所定の表示領域内から消去する手順を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
  5. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    前記表示手順は、前記処理オブジェクトの中から、前記対象オブジェクトに対する処理に対応したものを選択して、前記表示オブジェクトとして表示する手順を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
  6. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記表示オブジェクトの中から前記選択オブジェクトを指定することを示す前記ポインティングデバイスの操作を検出する指定操作検出手順と、
    前記指定操作検出手順で検出された操作に基づいて、前記表示オブジェクトの中から前記選択オブジェクトを決定する決定手順とをさらに実行させるための情報処理プログラム。
  7. 請求項6に記載の情報処理プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記決定手順で決定された前記選択オブジェクトに割り当てられた処理を前記対象オブジェクトに対して実行する実行手順をさらに実行させるための情報処理プログラム。
  8. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記対象オブジェクトに対する前記所定の処理が終了した場合に、前記表示オブジェクトの表示を消去し、前記対象オブジェクトに対して前記所定の処理が施される前の前記処理オブジェクトの表示状態に回復する回復手順をさらに実行させるための情報処理プログラム。
  9. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    前記表示手順は、前記表示オブジェクトが複数ある場合には、それぞれの表示オブジェクトが重ならないように配置する手順を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
  10. 請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、
    前記表示手順は、前記表示オブジェクトが複数ある場合には、それぞれの表示オブジェクトの一部を重ねて表示する手順を含むことを特徴とする情報処理プログラム。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報処理プログラムを実行するための実行手段と、
    請求項1〜10に記載のポインティングデバイスと、
    請求項1〜10に記載の所定の表示領域を表示するためのモニタとを備えることを特徴とする情報処理装置。
JP2005247425A 2005-08-29 2005-08-29 情報処理プログラム、および情報処理装置 Pending JP2007065724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005247425A JP2007065724A (ja) 2005-08-29 2005-08-29 情報処理プログラム、および情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005247425A JP2007065724A (ja) 2005-08-29 2005-08-29 情報処理プログラム、および情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007065724A true JP2007065724A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37927907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005247425A Pending JP2007065724A (ja) 2005-08-29 2005-08-29 情報処理プログラム、および情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007065724A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011067890A1 (en) * 2009-12-04 2011-06-09 Sony Corporation Information processing device, display method, and program
JP2011227828A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Canon Inc 情報処理装置、その処理方法及びプログラム
WO2013098869A1 (ja) * 2011-12-26 2013-07-04 株式会社日立製作所 オブジェクトを再配置する計算機、オブジェクトを再配置する方法及びプログラム
WO2013179468A1 (ja) * 2012-05-31 2013-12-05 富士通株式会社 運用プロセス作成プログラム、運用プロセス作成方法、及び情報処理装置
JP2014048727A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
CN103713817A (zh) * 2012-10-04 2014-04-09 富士施乐株式会社 信息处理装置和方法
JP2015133021A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 シャープ株式会社 端末、及び端末制御方法
JP2015158713A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 富士ゼロックス株式会社 表示制御装置、画像形成装置およびプログラム
JP2016146221A (ja) * 2016-05-17 2016-08-12 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
US9787552B2 (en) 2012-05-31 2017-10-10 Fujitsu Limited Operation process creation program, operation process creation method, and information processing device

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9542087B2 (en) 2009-12-04 2017-01-10 Sony Corporation Information processing device, display method, and program
JP2011118769A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Sony Corp 情報処理装置、表示方法及びプログラム
WO2011067890A1 (en) * 2009-12-04 2011-06-09 Sony Corporation Information processing device, display method, and program
US10303334B2 (en) 2009-12-04 2019-05-28 Sony Corporation Information processing device and display method
JP2011227828A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Canon Inc 情報処理装置、その処理方法及びプログラム
WO2013098869A1 (ja) * 2011-12-26 2013-07-04 株式会社日立製作所 オブジェクトを再配置する計算機、オブジェクトを再配置する方法及びプログラム
WO2013179468A1 (ja) * 2012-05-31 2013-12-05 富士通株式会社 運用プロセス作成プログラム、運用プロセス作成方法、及び情報処理装置
JPWO2013179468A1 (ja) * 2012-05-31 2016-01-14 富士通株式会社 運用プロセス作成プログラム、運用プロセス作成方法、及び情報処理装置
US9787552B2 (en) 2012-05-31 2017-10-10 Fujitsu Limited Operation process creation program, operation process creation method, and information processing device
JP2014048727A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2014075044A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
CN103713817A (zh) * 2012-10-04 2014-04-09 富士施乐株式会社 信息处理装置和方法
JP2015133021A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 シャープ株式会社 端末、及び端末制御方法
JP2015158713A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 富士ゼロックス株式会社 表示制御装置、画像形成装置およびプログラム
US10185483B2 (en) 2014-02-21 2019-01-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Display control of objects on display
JP2016146221A (ja) * 2016-05-17 2016-08-12 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007065724A (ja) 情報処理プログラム、および情報処理装置
AU2022200212B2 (en) Touch input cursor manipulation
US9081493B2 (en) Method for controlling a user interface, information processing apparatus, and computer readable medium
DK179362B1 (en) Touch Input Cursor Manipulation
US7415676B2 (en) Visual field changing method
JP3975472B2 (ja) デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体
US7620906B2 (en) Display apparatus and method for displaying screen where dragging and dropping of object can be executed and program stored in computer-readable storage medium
EP2054792B1 (en) Creating virtual targets in directory structures
JP4173718B2 (ja) ウィンドウ切替装置及びウィンドウ切替プログラム
KR101617803B1 (ko) 백업 인터페이스를 위한 그래픽 사용자 인터페이스
US9134885B2 (en) Information processing apparatus, display processing method, program, and recording medium to display off-screen objects in sub-windows
JP4653561B2 (ja) 情報処理装置および表示制御方法
US8863007B2 (en) Programmatic information transfer
JP2011528471A (ja) パンおよびズームの制御
KR20130064478A (ko) 사용자 단말 장치 및 그 배경 화면 표시 방법
JP2006350838A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2006235832A (ja) 処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US10379729B2 (en) Information processing apparatus, information processing method and a non-transitory storage medium
JP5988450B2 (ja) ノードを表示する方法、並びに、ノードを表示するためのコンピュータ及びそのコンピュータ・プログラム
JP4725501B2 (ja) ファイル情報表示装置、ファイル情報表示プログラム
JP2007122286A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びその制御方法を実行させるプログラム
JP6057187B2 (ja) 情報処理装置
JP2007172633A (ja) デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体
JP2007179095A (ja) 表示制御方法、情報処理装置及び表示制御プログラム
JP4094601B2 (ja) カーソル管理方法及びそのプログラム