JP2007064831A - Timepiece - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、時計に関し、特に、視覚障害者にも適した時計に関する。 The present invention relates to a timepiece, and more particularly, to a timepiece suitable for a visually impaired person.
視覚障害者に時刻を知らせる時計として下記特許文献1または下記特許文献2が開示されている。例えば、下記特許文献1には、時計の時針及び分針を触ることにより時刻を知ることができる視覚障害者用時刻読み取り装置が開示されている。
図17は、特許文献1に開示されている視覚障害者用時刻読み取り装置200の構成を示す平面図である。図17に示すように、この視覚障害者用時刻読み取り装置200は、文字盤202と、時針204と、分針206と、文字盤202に設けられた時刻を示す目盛としての植込み部材208と、文字盤202の中心部から半径方向外側に放射状に伸びるメッキ形成部材210とから構成される。
FIG. 17 is a plan view showing a configuration of a visually impaired person
このメッキ形成部材210は、時計の12時、3時、6時又は9時の方向を示すように設けられている。視覚障害者が、視覚障害者用時刻読み取り装置200を利用して時刻を確認する場合には、メッキ形成部材210を指先で触れて時計の方向を確認しながら時針204及び分針206に触れることにより、時針204及び分針206の指し示す方向がわかるので、おおよその時刻を知ることができ、さらに、時針204及び分針206の示す方向にある植込み部材208を確認してより正確な時刻を知ることができる。
The plating
また、下記特許文献2には、時計の触覚感知時針部と触覚感知分針部を触ることにより時刻を知ることができる視覚障害者用時計が開示されている。
図18は、特許文献2に開示されている視覚障害者用時計300の上面側の構成を示す平面図、図19は、視覚障害者用時計300の下面側の構成を示す底面図である。図18に示すように、この視覚障害者用時計300の上面側には、時計本体302と、時計本体302の回転時軸に取り付けられた回転時盤304と、回転時盤304の外周縁部に設けられた触覚感知時針部306と、回転時盤304の外周に配置された固定時盤308と、固定時盤308の内周縁部に設けられた触覚感知時目盛部310とを有している。また、図19に示すように、この視覚障害者用時計300の下面側には、時計本体302の回転分軸に取り付けられた回転分盤312と、回転分盤312の外周縁部に設けられた触覚感知分針部314と、回転分盤312の外周に配置された固定分盤316と、固定分盤316の内周縁部に設けられた触覚感知分目盛部318とを有している。
18 is a plan view showing a configuration of the upper surface side of the visually impaired person watch 300 disclosed in Patent Document 2, and FIG. 19 is a bottom view showing a configuration of the lower surface side of the visually impaired person watch 300. As shown in FIG. As shown in FIG. 18, on the upper surface side of the visually impaired person watch 300, there are a
視覚に障害のある人が、視覚障害者用時計300を利用して時刻を確認するには、上面側の回転時盤304の外周縁部に設けられた触覚感知時針部306と、固定時盤308の内周縁部に設けられた触覚感知時目盛部310とを指で触れて、触覚感知時針部306が触覚感知時目盛部310のどの位置にあるかを確認することにより、今、何時かを確認することができる。また、下面側の回転分盤412の外周縁部に設けられた触覚感知分針部314と、固定分盤316の内周縁部に設けられた触覚感知分目盛部318とを指で触れて、触覚感知分針部314が触覚感知分目盛部318のどの位置にあるかを確認することにより、今、何分かを確認することができる。
In order for a visually handicapped person to check the time using the visually impaired person's
しかし、上記特許文献1に記載の視覚障害者用時刻読み取り装置200では、時針204及び分針306を直接指で触れることにより時刻を確認するため、時針304及び分針306に触れる際に、誤って時針304及び分針306を曲げてしまったり、時針304及び分針306を動かしてしまう等の問題があった。
However, in the
また、上記特許文献2に記載の視覚障害者用時計300では、時刻を確認の際に、触覚感知時針部306と触覚感知時目盛部310、触覚感知分針部314と触覚感知分目盛部318とを指で触れて何分かを確認する。しかし、触覚感知時針部306と触覚感知分針部314とは共に小さく、時刻確認の際に時計本体302上を回っている触覚感知時針部306と触覚感知分針部314を探すのに手間取るケースが多かった。また、時刻確認の際、触覚感知時針部306と触覚感知分針部314とを触っただけでは、時計の方向(12時の方向等)がわかりにくいので、時計の方向(12時の方向等)を確認してから触覚感知時針部306と触覚感知分針部314を触って時刻を確認しなければならず面倒であった。また、視覚障害者でなく、健常者が目で時刻を確認するような場合には、見づらいという問題があった。
Further, in the visually impaired person watch 300 described in Patent Document 2, when checking the time, the tactile
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、時刻を確認する際に、時計本体に触れても時計本体を損傷することがなく、また、時計に触れるだけで簡単に時刻を確認することができる時計を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem. When checking the time, the watch main body is not damaged even if the watch main body is touched. An object is to provide a watch that can be confirmed.
上記課題を解決するために、本発明に係る時計は、時を表示するための***手段を備えた複数の時表示ブロックと、分を表示するための***手段を備えた複数の分表示ブロックと、前記***手段を、時間の進行に伴って順次***・沈降させるための制御手段と、
を備え、前記時表示ブロック及び前記分表示ブロックの***・沈降により時刻を表示することを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, a timepiece according to the present invention includes a plurality of hour display blocks provided with bulging means for displaying the time, and a plurality of minute display blocks provided with ridge means for displaying the minutes. Control means for raising and lowering the bulging means sequentially as time progresses;
The time is displayed by the ups and downs of the hour display block and the minute display block.
さらに、本発明に係る時計は、前記複数の時表示ブロック及び前記複数の分表示ブロックは、それぞれ輪帯状に連続して配置され、前記制御手段は、前記複数の時表示ブロック及び分表示ブロックを、時間の進行に伴って、順次時計回りに***・沈降させるよう制御することを特徴とする。 Further, in the timepiece according to the present invention, the plurality of hour display blocks and the plurality of minute display blocks are respectively arranged continuously in a ring shape, and the control means includes the plurality of hour display blocks and the minute display blocks. In addition, it is characterized in that control is performed so as to sequentially rise and sink clockwise as time progresses.
また、本発明に係る時刻の表示方法は、輪帯状に連続して配置された複数の時表示ブロックを、時間の進行に伴って順次***・沈降させる工程と、輪帯状に連続して配置された複数の分表示ブロックを、時間の進行に伴って順次***・沈降させる工程と、を備え、前記時表示ブロックと前記分表示ブロックの***・沈降により時刻を表示することを特徴とする。 In addition, the time display method according to the present invention includes a step of sequentially raising and lowering a plurality of time display blocks arranged continuously in a ring shape as time progresses, and a time zone continuously arranged in a ring shape. A step of sequentially raising and lowering the plurality of minute display blocks as time progresses, and the time is displayed by the ups and downs of the hour display block and the minute display block.
本発明に係る時計によれば、時計本体に触れても時計本体を損傷することがなく、簡単に時刻を確認することができる。また、本発明に係る時計は、目で時刻を確認する場合にも容易に確認でき、デザイン性にも優れている。 According to the timepiece of the present invention, even when the timepiece body is touched, the timepiece body can be easily confirmed without damaging the timepiece body. Further, the timepiece according to the present invention can be easily confirmed even when the time is visually confirmed, and is excellent in design.
(第1の実施形態)
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、図1及び図2を参照して時計10の構成を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る時計10の構成を示す平面側斜視図、図2は、本発明の実施の形態に係る時計10の概略端面図である。図1及び図2に示すように、時計10は、筐体12と、時計本体14とから構成される。本実施の形態にかかる時計10は、時計本体14の分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を、***・沈降させることにより時刻を表示することを特徴とする。
(First embodiment)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. First, the configuration of the
筐体12は、全体が円柱形状で、その内部に時計本体14を収容できる凹部12aを有している。また、筐体12の円周縁部分の上面12bには、時刻を表示するための基準となる目盛16が設けられている。本実施の形態において、目盛16は、筐体12の上面12bの12時を示す位置に設けられている。
The
また、筐体12の側面12cには、時計本体14に表示される時刻を調整して時刻合わせを行うための時刻調整ボタン18が設けられている。なお、この時刻調整ボタン18は、「時」を調整する時調整ボタン18aと、「分」を調整する分調整ボタン18bとを備えている。時計本体14は、筐体12の凹部12aに収容されるように、全体が円柱形状を有し、部材の上下動により時刻を表示する***手段と、この***手段の動作を制御する制御手段とを備えている。
Further, a time adjustment button 18 for adjusting the time displayed on the timepiece
次に、図2を参照して、時計本体14の構成を詳細に説明する。図2に示すように、時計本体14は、0分(60分)から59分の「分」を表示するための60個の分表示ブロック22−1〜22-60と、0時(12時)から11時の「時」を表示するための12個の時表示ブロック24−1〜24−12と、午前又は午後を表示するための午前・午後表示ブロック26とを備えている。これら時計本体14の分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26は、時刻を表示するための***手段を構成している。同図に示すように、時計本体14の中心に円形の午前・午後表示ブロック26が配置され、その周囲に輪帯状に連続して時表示ブロック24−1〜24−12が配置され、さらにその周囲に、輪帯状に連続して分表示ブロック22−1〜22−60が配置されている。
Next, the configuration of the
なお、本実施の形態において、時計本体14の分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26は、表面カバーの形状(時計10を上面から見た形状)が異なるのみで、その他の構成は同一であるので、同一の構成については、分表示ブロック22についてのみ説明し、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26についての説明は省略する。
In the present embodiment, the
図2に示すように、各々の分表示ブロック22は、制御手段(図示せず)からの出力信号を受けて電磁石として機能する電磁石22aと、電磁石22aの上方に配置された円柱状の永久磁石22bと、永久磁石22bの上面に配置された緩衝材22cと、緩衝材22cを覆うように設けられた表面カバー22dとを備えている。電磁石22aは、上面側がS極、下面側がN極の電磁石として機能するようにコイルが巻かれている。また、永久磁石22bは、下面側がS極、上面側がN極となるように配置されている。
As shown in FIG. 2, each
また、電磁石22aは、筐体12の凹部12aの内部底面に固定され、永久磁石22b、緩衝材22c及び表面カバー22dが一体に上下方向に移動できるように構成されている。よって、電磁石22aが作動し、永久磁石22bと反発しあうと、永久磁石22b、緩衝材22c及び表面カバー22dが上方向に浮き上がって移動し、***する。なお、図示は省略するが、時計本体14は、永久磁石22b、緩衝材22c及び表面カバー22dを上下方向に案内するための部材や形状、これらが時計本体14から外れて飛び出さないための部材や形状を有している。
The
本実施の形態において、緩衝材22cは、弾性樹脂材料等で一体成形されている。これにより、時計本体14の表面カバー22dが外部からの力により押された場合等に、時計本体14内部への衝撃が吸収され、時計本体14が保護される。
In the present embodiment, the
時表示ブロック24は、分表示ブロック22と同様に、電磁石24aと、永久磁石24bと、緩衝材24cと、表面カバー24dとを備えている。また、午前・午後表示ブロック26は、分表示ブロック22と時表示ブロック24と同様に、電磁石26aと、永久磁石26bと、円柱状の緩衝材26cと、緩衝材26cを覆うように設けられた円柱状の表面カバー26dとを備えている。
Similar to the
また、上方から見た場合、表面カバー22d,24d,26dは同心円状に位置し、円形状の表面カバー26dが中心に、全体で輪帯形状の表面カバー24dがその外側に、全体で輪帯形状の表面カバー22dがさらに外側に位置している。また、各表面カバー22dは、輪帯を6°毎に60個に区切って、半径方向に放射線状に延在する形状を有し、各表面カバー24dは、輪帯を30°毎に区切って、半径方向に放射線状に延在する形状を有している。
Further, when viewed from above, the surface covers 22d, 24d, and 26d are concentrically located, the
なお、本実施の形態において、筐体12及び時計本体14の表面カバー22d、24d、26dは、例えば、プラスチック材料や金属材料等により一体成形される。
In the present embodiment, the surface covers 22d, 24d, and 26d of the
図3は、本実施の形態に係る電磁石の構成を示す概略図であり、図3(a)は、スイッチがOFFの状態(非作動状態)である。また、図3(b)は、スイッチがONの状態(作動状態)を示している。なお、電磁石24a及び電磁石26aは、電磁石22aと同一の構成に付き、ここでは電磁石22aについて説明し、電磁石24a及び電磁石26aの説明は省略する。
FIG. 3 is a schematic diagram showing the configuration of the electromagnet according to the present embodiment, and FIG. 3A shows a state where the switch is OFF (non-operating state). FIG. 3B shows a state where the switch is ON (operating state). The
図3に示すように、電磁石22aは、円柱状の鉄心Fと、鉄心Fの周囲に巻かれたコイルCと、コイルCに接続された直流電源Pと、後述する制御回路28からの出力信号によりコイルに電流が流れているON状態又は電流が流れていないOFF状態に変化させるためのスイッチSとから構成される。本実施の形態において、電磁石22aは、図3(a)に示すように、OFF状態は、スイッチSが開放され、電磁石22aが作動していない状態であるから、永久磁石22bは鉄心Fにくっついた状態となる。また、図3(b)に示すように、ON状態では、電磁石22aのスイッチSが閉じられ、電流が流れたコイルCは磁界を発生し、鉄心Fの上面側が「S極」に着磁される。そして、上面側がS極に着磁した鉄心Fと、永久磁石22b下面側の「S極」とが反発しあい、永久磁石22bが浮き上がった状態となる。このように、電磁石22aが作動するON状態では、分表示ブロック22の永久磁石22b、緩衝材22c及び表面カバー22dが一体となって浮き上がり、すなわち、分表示ブロック22が***された状態となる。
As shown in FIG. 3, the
次に、図4を参照して、時計本体14の制御回路の構成を説明する。図4は、本実施の形態に係る時計本体14の制御回路28の概略構成を示すブロック図である。
Next, the configuration of the control circuit of the
制御回路28は、時刻を表示するための時計本体14の分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を動作させるための動作信号を出力する。同図に示すように、制御回路28は、所定の周波数の信号を出力する発振回路30と、発振回路30から出力された周波数を分周する分周回路32と、分周回路32から出力されたクロック信号により「分」をカウントする分カウンタ回路32と、分周回路28から出力されたクロック信号により「時」をカウントする時カウンタ回路34とから構成される。
The
本実施の形態において、発振回路30は、10MHzの周波数の信号を発生させる水晶発振器が使用される。また、分周回路32は、発振回路30から出力された10MHzの周波数の信号を1秒周期に分周して、分カウンタ回路32及び時カウンタ回路34にクロック信号を出力するように構成されている。なお、発信回路30としては、上記構成に限らず、種々の構成を採用することが可能である。例えば、他の周波数の信号を発生させる水晶発振器を用いても良いし、水晶発振器に代えて、抵抗(R)とコンデンサ(C)によるCR発振器を用いて発振回路を構成しても良い。
In the present embodiment, the
分カウンタ回路34は、分周回路32から1秒周期の周波数の信号に分周されたクロック信号を受け、このクロック信号を「60回」(60秒=1分)カウントすると、分カウント信号を生成し、分表示ブロック22及び時カウンタ回路36へと出力する。分カウンタ回路34から出力される分カウント信号としては、分カウント信号(1)、分カウント信号(2)、…、分カウント信号(60)と、1分ごとに順に、(1)〜(60)の60個の信号が出力されると共に、分カウント信号(60)に続けて分リセット信号が出力された後に、再度、分カウント信号(1)から順に出力される。
The
また、分カウンタ回路34は、上記分カウント信号(1)を分表示ブロック22−1へ、
分カウント信号(2)を分表示ブロック22−2へと、順次対応する分表示ブロック22−1〜22−60へ出力すると同時に、分カウント信号(1)〜(60)全てを時カウンタ回路36へも出力するように構成されている。また、上記分リセット信号は、全ての分表示ブロック22−1〜22−60へと出力されるが、時カウンタ回路36へは出力されないように構成されている。
The
The minute count signal (2) is output to the minute display block 22-2 and sequentially to the corresponding minute display blocks 22-1 to 22-60, and at the same time, all the minute count signals (1) to (60) are simultaneously output to the
時カウンタ回路36は、分カウンタ回路34から1分毎に出力される分カウント信号を受け、この分カウント信号を「60回」(60分=1時間)カウントすると、時カウント信号を生成し、時表示ブロック24へと出力する。時カウンタ回路36から出力される時カウント信号としては、時カウント信号(1)、時カウント信号(2)、…、時カウント信号(12)と、順1時間毎に順に、(1)〜(12)の12個の信号が出力されると共に、時カウント信号(12)に続けて時リセット信号が出力された後に、再度、時カウント信号(1)から順に出力される。
The
さらに、時カウンタ回路36は、分カウンタ回路34からの分カウント信号を「720回」カウント(720分=12時間)すると、午前・午後カウント信号を午前・午後表示ブロック26へと出力する。
Further, when the minute counter signal from the
また、時カウンタ回路36は、上記時カウント信号(1)を時表示ブロック24−1へ、時カウント信号(2)を時表示ブロック24−2へと、順次対応する時表示ブロック24−1〜24−12へ出力するように構成されている。また、上記時リセット信号は、全ての時表示ブロック24−1〜24−12へと出力されるように構成されている。また、上記午前・午後カウント信号は、午前・午後表示ブロック26へと出力するように構成されている。
The
各分表示ブロック22は、分カウント信号を受信すると、スイッチSをONとし、電磁石22aを作動させるように構成され、分リセット信号を受信すると、スイッチSをOFFとし、電磁石22aの作動を停止させるように構成されている。また、各時表示ブロック24は、時カウント信号を受信すると、スイッチSをONとし、電磁石24aを作動させるように構成され、時リセット信号を受信すると、スイッチSをOFFとし、電磁石24aの作動を停止するように構成されている。また、午前・午後表示ブロック26は、午前・午後カウント信号を受信する毎に、スイッチSのON・OFFを切り替えるように構成されている。
Each
ここで、図5を参照して、時計本体14の制御回路28からの出力信号を受けて動作する***手段の動作態様を説明する。図5は、本実施の形態に係る時計本体14の***手段の動作態様を説明するための概略断面図である。なお、図5においては、分表示ブロックを例に挙げて***手段を説明するため、分表示ブロック22の一部の***状態を連続的に示しており、分に関して「3分」の状態を示している。
Here, with reference to FIG. 5, the operation mode of the raising means which operates in response to the output signal from the
上述したように、分表示ブロック22−1へ分カウント信号(1)が入力されると、分表示ブロック22−1の電磁石22aのスイッチSが「ON」され、コイルCに電流が流れ、磁場が発生する。このとき、鉄心Fの上面側に(永久磁石22b側)に「S極」が発生するので、永久磁石22bの「S極」と反発しあい、永久磁石22bが浮き上がった状態となる(図3(b)参照)。これにより、時計本体14の分表示ブロック22−1は、***された状態になる。
As described above, when the minute count signal (1) is input to the minute display block 22-1, the switch S of the
次いで、次の分カウント信号(2)が分表示ブロック22−2に入力されると、分表示ブロック22−2が、分表示ブロック22−1同様に***された状態になる。このようにして、時計本体14は、制御回路28から1分毎に分カウント信号を受けることにより、分表示ブロック22−1から、順次、分表示ブロック22−60まで連続的に***し、「0分(60分)」〜「59分」の分に関する時刻を表示する。図5は、分カウント信号(1)〜(3)を分表示ブロック22が受信し、分表示ブロック22−1〜22−3が***した状態を示している。
Next, when the next minute count signal (2) is input to the minute display block 22-2, the minute display block 22-2 is raised like the minute display block 22-1. In this way, the
また、分表示ブロック22−1〜分表示ブロック22−59までが***した状態、すなわち、「59分」が表示された状態から次の「0分」に変化する場合には、分カウント信号(60)により分表示ブロック22−60が***すると同時に、上述した時カウント信号によって時表示ブロック24(例えば、時表示ブロック24−1)が***され、時に関する時刻が進む。さらにこの時、上述したように、分カウント信号(60)に続いて、分リセット信号が、直ぐに分表示ブロック22−1〜22−60に入力されるので、全ての分表示ブロック22−1〜22−60が沈降されて、0分が表示されることになる。 When the minute display block 22-1 to the minute display block 22-59 are raised, that is, when "59 minutes" is changed to the next "0 minutes", the minute count signal ( 60) raises the minute display block 22-60, and at the same time, the hour display block 24 (for example, hour display block 24-1) is raised by the above-described hour count signal, and the time concerning the hour advances. At this time, as described above, the minute reset signal is immediately input to the minute display blocks 22-1 to 22-60 following the minute count signal (60), so that all the minute display blocks 22-1 to 22-1. 22-60 will sink and 0 minutes will be displayed.
なお、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26に関しても、分表示ブロック22と同様の動作態様を示す。すなわち、時カウント信号(12)によって時表示ブロック24−12が***されると同時に、午前・午後カウント信号によって午前・午後表示ブロック26が***(又は沈降)される。さらにこの時、時カウント信号(12)に続いて、時リセット信号が、直ぐに時表示ブロック24−1〜24−12に入力されるので、全ての時表示ブロック24−1〜24−12が沈降されて、0時が表示されることになる。
The
次に、このように構成された時計10の作用を、図6を参照して詳細に説明する。図6は、本実施の形態に係る時計10の作用を説明するための図であり、図6(a)は、時計10の時計本体14に時刻を表示させた状態を示す斜視図、図6(b)は、同状態を示す平面図である。ここでは、時計10の時計本体14の時刻表示状態を説明するために、「午前3時20分」を表示した場合を例にとって説明する。また、時計本体14の時刻表示状態を分かり易く説明するために、便宜上、図6中の***した表示ブロック22,24,26に網掛け状の線を付して表示している。
Next, the operation of the
上述したように、時計10は、制御回路28からの出力信号を受け、***手段を動作させる。具体的には、午前0時0分の状態(全ての表示ブロックが沈降している状態)から、分表示ブロック22−1〜22−59が、制御回路28の分カウンタ回路34からの分カウント信号を、順次、連続して受けることにより、分表示ブロック22−1〜22−59を、順次、連続して***させることで、時計本体14に、「午前0時0分」〜「午前0時59分」が表示される。
As described above, the
次に、分表示ブロック22−60が、制御回路28の分カウンタ回路34からの分カウント信号(60)を受けると同時に、時表示ブロック24−1が、時カウンタ回路36からの時カウント信号(1)を受けることにより、分表示ブロック22−60が***されると同時に、時表示ブロック24−1が***される。そして、時表示ブロック24−1が***された後、全ての分表示ブロック22−1〜22−60が、分リセット信号により沈降される。これにより、時計本体14に、「午前1時0分」が表示される。
Next, the minute display block 22-60 receives the minute count signal (60) from the
このように、時計10の時計本体14は、制御回路28からの出力信号を受けることにより、上述の動作を繰り返し、時計10の時計本体14には、図6に示すような、時表示ブロック24−1乃至24−3及び分表示ブロック22−1乃至22−20が***した状態である「午前3時20分」が表示される。
As described above, the timepiece
なお、本実施の形態においては、時計10の作用を「午前3時20分」を例に説明したが、例えば、午後を表示する場合には、時計表示部20の午前・午後表示ブロック26を***させることにより、「午後」が表示される。
In the present embodiment, the operation of the
このようにして、時計10は、時計本体14の制御回路28からの出力信号を受け、分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とが、順次、連続的に***されることにより時計本体14に時刻を表示することができる。
In this way, the
なお、時計10は、時刻調整ボタン18を押すことで時刻を調整することができる。具体的には、時調整ボタン18aを1回押す毎に、時表示ブロック24−1〜24-12が順番に連続して***されるので(時の早送り)、所望の時間に対応する時表示ブロック24が***されるまで、時調整ボタン18aを押して所望の時間に合わせることができる。このとき、12時(0時)まで時が早送りされると、午前・午後表示ブロック26が***(又は沈降)して、再度、0時〜12時まで時が早送りされるように構成されており、時調整ボタン18aにより、午前・午後の調整を行うこともできる。また、時計10に表示される「分」を調整する場合にも、同様に、分調整ボタン18bを1回押す毎に、分表示ブロック22−1〜22−60が順番に連続して***されるので(分の早送り)、所望の時間に対応する分表示ブロック22が***されるまで、分調整ボタン18bを押して時刻を合わせることができる。
The
以上、詳細に説明した本実施の形態に係る時計10によれば、時計本体14の分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とが、連続的に***されるので、***した分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とを見ただけで、簡単に時刻を確認することができる共にデザイン性にも優れている。また、視覚障害者も、***した分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とを触れる事により、容易に時刻を確認することができる。また、時計10を懐中時計としてポケット等に入れた状態においても、指先で、目盛16を基準にして、***した分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とを触れる事により、簡単に時刻を確認することができる。
As described above, according to the
また、本実施の形態では、分表示ブロック22及び時表示ブロック24を、時間の進行に伴って連続して***させたままとし、それぞれ全ての表示ブロックが***した(一周した)状態で、リセット信号により全ての表示ブロックを沈降させるように構成しているので、0時(12時)及び0分(60分)の基準位置が見ても触っても直ぐに認識でき、時刻の確認を簡単に行うことができる。また、本実施の形態に係る時計10は、時計本体14の分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26の表面カバー22d、24d、26dの下部に、緩衝材22c、24c、26cを備えているので、時刻を確認の際に、表面カバー22d、24d、26dが強く押されても衝撃を吸収することができるので、時計本体14への損傷を防ぐことができる。
Further, in this embodiment, the
なお、本実施の形態においては、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、分リセット信号、時リセット信号を出すタイミングは、適宜変更可能である。本実施の形態では、時カウント信号(12)の出力直後に時リセット信号を出力するように構成し、0時(12時、24時)では、全ての時表示ブロック24が沈降した状態としたが、時カウント信号(1)の出力直前に時リセット信号を出力するように構成しても良い。この場合には、0時(12時、24時)では、全ての時表示ブロックが***状態にあり、1時になると、時表示ブロック24−1のみが***した状態となる。 In the present embodiment, it goes without saying that various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, the timing of issuing the minute reset signal and the hour reset signal can be changed as appropriate. In the present embodiment, the hour reset signal is outputted immediately after the hour count signal (12) is outputted, and at 0 o'clock (12 o'clock, 24 o'clock), all the hour display blocks 24 are set in a sinked state. However, the hour reset signal may be output immediately before the hour count signal (1) is output. In this case, at 0 o'clock (12 o'clock and 24 o'clock), all the time display blocks are in a raised state, and at 1 o'clock, only the hour display block 24-1 is in a raised state.
また、本実施の形態では、制御回路(図示せず)からの出力信号を受け電磁石となる電磁石22aと、永久磁石22bとの反発力を用いて、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としたが、以下に掲げるような他の構成の***手段を利用しても良い。
In the present embodiment, the
例えば、図7に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、ソレノイド40の励磁コイルに通電してソレノイド40内の可動鉄心を動かすように構成し、可動鉄心に接続されたリンク機構42を直線運動(図中矢印の方向)させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としても良い。
For example, as shown in FIG. 7, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the exciting coil of the
また、図8に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、バイオメタルファイバ装置44のバイオメタルファイバを収縮させるように構成し、バイオメタルファイバに接続されたリンク機構46を直線運動(図中矢印の方向)させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させ、また、バネ47を用いて沈降させる***手段としても良い。
Also, as shown in FIG. 8, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the biometal fiber of the
また、図9に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、ソレノイド48の励磁コイルに通電してソレノイド48内の可動鉄心を動かすように構成し、可動鉄心に接続された乗り上げ部材50を直線運動(図中矢印の方向)させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としても良い。
Also, as shown in FIG. 9, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the exciting coil of the
また、図10に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、バイオメタルファイバ装置52のバイオメタルファイバを収縮させるように構成し、バイオメタルファイバに接続された乗り上げ部材54を直線運動(図中矢印の方向)させ、また、バネ55を用いて沈降させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としても良い。
Moreover, as shown in FIG. 10, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the biometal fiber of the
また、図11に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、ソレノイド56の励磁コイルに通電してソレノイド56内の可動鉄心を動かすように構成し、可動鉄心に接続された押し上げ軸58を直線運動(図中矢印の方向)させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としても良い。
Further, as shown in FIG. 11, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the exciting coil of the
また、図12に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、バイオメタルファイバ60を収縮させるように構成し、バイオメタルファイバに接続された押し上げ部材62を直線運動(図中矢印の方向)させ、また、バネ63を用いて沈降させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としても良い。
Further, as shown in FIG. 12, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the
また、図13に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、モータ64を駆動して、雄ネジ部66を回転させるように構成し、雄ネジ部66に係合された雌ネジ部68を内部に有する分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を直線運動(図中矢印の方向)させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としても良い。
Further, as shown in FIG. 13, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the
また、図14に示すように、制御回路(図示せず)からの出力信号を受信すると、ステッピングモータ70を駆動して、永久磁石74が配置された円板72を回転させるように構成し、永久磁石74の上面に配置された時刻表示用の永久磁石76を反発浮上させることで、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させる***手段としても良い。
Further, as shown in FIG. 14, when an output signal from a control circuit (not shown) is received, the stepping
また、本実施の形態において、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26は、緩衝材22c、24c、26cを設けて時計本体14への衝撃を吸収するように構成したが、表面カバー22d、24d、26dを弾性材料で形成するように構成して衝撃を吸収するように構成されても良い。
In the present embodiment, the
また、本実施の形態において、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26を***させて時刻表示するように構成したが、この構成にさらに他の構成を組み合わせて時刻を表示するように構成しても良い。例えば、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26の表示カバー22d,24d,26を透明な部材で成形し、その内部にLEDや電球等の発光手段を配置し、***した表示ブロック内で、光を点灯(点滅含む)するように構成しても良い。これにより、更に時刻を確認しやすくすることができると共に、デザイン性に優れた時計を提供することができる。
In the present embodiment, the
また、本実施の形態において、時計10の筐体12の上面12bに、12時を示す目盛16を設けて時刻を認識するための基準としたが、12時を示す目盛16に合わせて、3時、6時及び9時を示す目盛が設けられても良い。また、必要に応じて、1時間毎の目盛を設けて時刻を認識するための基準とされても良い。
Further, in the present embodiment, a
また、本実施の形態において、分表示ブロック22は、電磁石22aが、筐体12の凹部12aの内部底面に固定され、電磁石22aの上面に配置された永久磁石22b、緩衝材22c及び表面カバー22dが共に上下方向に移動できるように構成されたが、永久磁石22bを筐体12の凹部12aの内部底面に固定し、電磁石22aを永久磁石22bの上面に配置することで、電磁石22a、緩衝材22c及び表面カバー22dが共に上下方向に移動できるように構成されても良い。
In the present embodiment, the
また、本実施の形態では、複数の表示ブロック22,24,26の中から所定の時刻に対応するブロックを***させることで、時刻を表示するように構成したが、反対に所定の時刻に対応するブロックを沈降させることで時刻を表示するように構成しても良い。また、本実施形態では、12時間を表示するための時表示ブロックと、午前・午後を表示する午前・午後表示ブロックを組み合わせることで、24時間を表示するように構成したが、24時間を表示する時表示ブロックのみで構成するようにしても良いし、午前・午後表示ブロックを無くし、12時間だけを表示するように構成しても良い。 In the present embodiment, the time corresponding to the predetermined time is displayed by raising the block corresponding to the predetermined time from the plurality of display blocks 22, 24, and 26. You may comprise so that time may be displayed by sinking the block to perform. In the present embodiment, 24 hours are displayed by combining the hour display block for displaying 12 hours and the AM / PM display block for displaying AM / PM. In this case, the display block may be configured only, or the AM / PM display block may be eliminated and only 12 hours may be displayed.
また、本実施の形態では、時計本体14の中心に、円形状の午前・午後表示ブロック26を配置したが、午前・午後表示ブロックを、分表示ブロック22の外側の最外周に輪帯状に配置し、時計本体14の中心には、何れの表示ブロックも配置しない構成としても良い。また、午前・午後表示ブロックを最外周に配置すると共に、時表示ブロックを円形状に配置(個々の時表示ブロックは扇形)するように構成しても良い。
In the present embodiment, the circular AM /
また、本実施の形態では、分表示ブロック22、時表示ブロック24をそれぞれ円周の輪帯状に配置したが、楕円の輪帯状や、方形の輪帯状に配置しても良い。また、本実施の形態では、時刻調整ボタン18により時刻の調整を行うように構成したが、時刻を調整するための機構は、適宜他の機構を用いることができる。例えば、筐体12の側面の一部を回動可能に構成し、この回動により、時刻を調整できる機構を用いても良い。
Further, in the present embodiment, the
(第2の実施形態) 次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図15は、第2の実施の形態に係る時計100の概略断面図である。第1の実施の形態では、時刻を表示する際に、分表示ブロック22−1及び時表示ブロック24−1から所定の時刻の時・分に対応する分表示ブロック22及び時表示ブロック24まで、全てのブロックを連続的に***させたのに対し、第2の実施の形態では、所定の時刻の時・分に対応する分表示ブロック22及び時表示ブロック24のみを***させるように構成した点が異なる。また、第1の実施の形態の時計10と第2の実施の形態の時計100では、本実施の形態において、時計本体104の分表示ブロック22及び時表示ブロック24の外側円弧中心が、時間又は分を示す目盛に対向する位置となるように配置されている点が異なる。すなわち、時表示ブロック24及び分表示ブロック22の***したブロックが、時計の時針、分針に相当するものと捉えることもできる。なお、第1の実施形態と同一の構成については、同じ符号を付して説明は省略し、異なる構成について詳しく説明する。
(Second Embodiment) Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 15 is a schematic cross-sectional view of a
図15に示すように、本実施の形態に係る時計100は、筐体102と、時計本体104とから構成される。筐体102は、全体が円柱形状で、その内部に時計本体104を収容できる凹部102aを有している。また、筐体102の円周縁部分の上面102bには、時刻を確認する際の基準となる目盛106−1〜106−12がそれぞれ設けられている。この目盛106は、筐体102の上面102bに、30°間隔(1時間毎、5分毎)に設けられている。
As shown in FIG. 15, the
時計本体104は、筐体102の凹部102aに収容されるように、全体が円柱形状で、制御手段により動作する時計本体104を有する。時計本体104は、1分から60分(0分)の「分」を表示するための60個の分表示ブロック22と、1時から12時(0時)の「時」を表示するための12個の時表示ブロック24と、午前又は午後を表示するための午前・午後表示ブロック26とから構成される。なお本実施の形態において、時計本体104の分表示ブロック22及び時表示ブロック24は、各ブロックの外側円弧中心が、目盛106に対向する位置となるように、筐体102の凹部102aに収容される。
The timepiece
次に、このように構成された時計100の作用を、図16参照して詳細に説明する。図16は、本実施の形態に係る時計100の作用を説明するための図であり、図16(a)は、時計100の時刻を表示させた状態を示す斜視図、図16(b)は、同状態を示す平面図である。ここでは、時計100の時刻表示状態を説明するために、「午後10時10分」を表示した場合を例にとって説明する。また、時計100の時刻表示状態を分かり易く説明するために、便宜上、図16中の***した表示ブロック22,24,26に網掛け状の線を付して表示している。
Next, the operation of the
第1の実施の形態で説明したように、時計100は、制御回路28からの出力信号を受け、***手段を動作させる。具体的には、0時0分の状態(全ての表示ブロックが沈降している状態)から、分表示ブロック22−1〜22−59が、制御回路28の分カウンタ回路34からの分カウント信号を、順次、連続して受けることにより、分表示ブロック22−1〜22−59を、順次、連続して***・沈降させることで、時計本体104に、「午前0時0分」〜「午前0時59分」が表示される。但し、第2の実施形態では、所定の時刻の分に対応する表示ブロックのみを***させるのであるから、制御回路は、分表示ブロック24−nに対して、分カウント信号を送出すると同時に、分表示ブロック24−(n−1)に対してリセット信号を送出するように構成されている。また、時表示ブロック24も、分表示ブロックと同様に、所定の時刻に対応する表示ブロックのみが***するように制御される。
As described in the first embodiment, the
次に、分表示ブロック22−60が、制御回路28の分カウンタ回路34からの分カウント信号(60)を受けると同時に、時表示ブロック24−1が、時カウンタ回路36からの時カウント信号(1)を受けることにより、分表示ブロック22−60が***されると同時に、時表示ブロック24−1が***される。また、同時に、分リセット信号及び時リセット信号により、分表示ブロック22−59及び時表示ブロック24−12が沈降される。これにより、時計本体104に、「午前1時0分」が表示される。
Next, the minute display block 22-60 receives the minute count signal (60) from the
次に、午前と午後の表示動作について説明する。時表示ブロック24−11及び分表示ブロック22−59のみが***した状態である「午前11時59分」から、分カウント信号(60)により分表示ブロック22−60及び時カウント信号(12)により時表示ブロック24−12が***されると同時に、午前・午後カウント信号により午前・午後表示ブロック26が***される。また、分リセット信号及び時リセット信号により、分表示ブロック22−59及び時表示ブロック24−11が沈降される。これにより、時計本体104に、分表示ブロック22−60、時表示ブロック24−12及び午前・午後表示ブロック26のみが***する「午前12時0分(午後0時0分)」が表示される。
Next, display operations in the morning and afternoon will be described. From “11:59 am”, in which only the hour display block 24-11 and the minute display block 22-59 are raised, the minute display block 22-60 and the hour count signal (12) by the minute count signal (60). At the same time as the hour display block 24-12 is raised, the AM /
このように、時計100の時計本体104は、制御回路28からの出力信号を受けることにより、上述の動作を繰り返し、時計100の時計本体104には、図16に示すような、午前・午後表示ブロック26、時表示ブロック24−10及び分表示ブロック22−10のみが***した状態である「午後10時10分」が表示される。
In this way, the
このようにして、時計100は、時計本体104の制御回路28からの出力信号を受け、分表示ブロック22、時表示ブロック24及び午前・午後表示ブロック26が***されることにより、時計本体104の時計本体104に時刻を表示することができる。
In this way, the
以上、詳細に説明した本実施の形態に係る時計100によれば、第1の実施の形態と同様に、時計本体104の時計本体104の分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とが***されるので、***した分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とを見ただけで、簡単に時刻を確認することができる。また、視覚障害者も、***した分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とを触れる事により、容易に時刻を確認することができる。また、時計10を懐中時計としてポケット等に入れた状態においても、指先で、目盛16を基準にして、***した分表示ブロック22と、時表示ブロック24と、午前・午後表示ブロック26とを触れる事により、簡単に時刻を確認することができる。
As described above, according to the
なお、本実施の形態においては、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、時計100の筐体102の上面102bに、時刻を表示するための基準となる目盛106−1〜106−12を設けて時刻を表示するための基準としたが、3時、6時及び9時を示す位置に目盛が設けられても良い。
In the present embodiment, it goes without saying that various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, the scales 106-1 to 106-12 serving as the reference for displaying the time are provided on the
10 時計
12 筐体
14 時計本体
16 目盛
18 時刻調整ボタン
22 分表示ブロック
24 時表示ブロック
26 午前・午後表示ブロック
28 制御回路
30 発振回路
32 分周回路
34 分カウンタ回路
36 時カウンタ回路
DESCRIPTION OF
Claims (7)
分を表示するための***手段を備えた複数の分表示ブロックと、
前記***手段を、時間の進行に伴って順次***・沈降させるための制御手段と、
を備え、前記時表示ブロック及び前記分表示ブロックの***・沈降により時刻を表示することを特徴とする時計。 A plurality of hourly display blocks with raised means for displaying the hour;
A plurality of minute display blocks with raised means for displaying the minutes;
Control means for raising and lowering the bulging means sequentially with time, and
And a time is displayed by ups and downs of the hour display block and the minute display block.
前記制御手段は、所定の時間隔で前記複数の時表示ブロック順次***・沈降させ、所定の分間隔で前記複数の分表示ブロックを順次***・沈降させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の時計。 The plurality of hour display blocks each correspond to any time from 0 to 11:00, and the plurality of minute display blocks each correspond to any one of 0 to 59 minutes,
2. The control unit according to claim 1, wherein the plurality of time display blocks are sequentially raised and set at a predetermined time interval, and the plurality of display blocks are sequentially raised and set at a predetermined minute interval. The watch described in.
前記制御手段は、前記複数の時表示ブロック及び分表示ブロックを、時間の進行に伴って、順次時計回りに***・沈降させるよう制御することを特徴とする請求項1又は2記載の時計。 The plurality of hour display blocks and the plurality of minute display blocks are continuously arranged in a ring shape,
3. The timepiece according to claim 1, wherein the control unit controls the plurality of hour display blocks and minute display blocks to sequentially rise and fall clockwise as time progresses.
前記制御手段は、時間の進行に伴って、前記午前・午後表示ブロックを***又は沈降させるように制御することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の時計。 It also has an AM / PM display block for displaying AM / PM,
5. The timepiece according to claim 1, wherein the control unit controls the morning / afternoon display block to rise or sink as time progresses.
前記制御手段は、***させた表示ブロックの発光手段を点灯させるように制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の時計。 Each of the plurality of hour display blocks and the minute display block has a light emitting means,
The timepiece according to any one of claims 1 to 5, wherein the control unit controls the light emitting unit of the raised display block to light.
輪帯状に連続して配置された複数の分表示ブロックを、時間の進行に伴って順次***・沈降させる工程と、
を備え、前記時表示ブロックと前記分表示ブロックの***・沈降により時刻を表示することを特徴とする時刻の表示方法。 A step of sequentially raising and lowering a plurality of hourly display blocks arranged continuously in a ring shape as time progresses;
A step of sequentially raising and lowering a plurality of minute display blocks arranged continuously in a ring shape as time progresses;
A time display method comprising: displaying time by ups and downs of the hour display block and the minute display block.
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110418 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |