JP2007063933A - ソーラーパネル設置用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 傾斜があり足場の不安定な屋根の上であってもソーラーパネルを安全且つ迅速に設置することができるソーラーパネル設置用器具を提供する。
【解決手段】 ソーラーパネル設置用器具10は、板状部材からなるベース部12と、このベース部12の厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部14と、ベース部12を屋根に固定するための複数の取付ネジ16と、を有して構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、住宅や工場などの屋根にソーラーパネルを設置するために用いられるソーラーパネル設置用器具に関する。
従来、ソーラーパネル(太陽電池)を用いて太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電が広く知られている。そして、このような太陽光発電に用いられるソーラーパネルは、より多くの太陽光エネルギーを吸収すべく、住宅や工場などの屋根に設置されるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−124665号公報
しかしながら、大型で重量のあるソーラーパネルを、傾斜があり足場が不安定な屋根の上に設置するのは必ずしも容易ではなく、最悪の場合、設置作業の際にソーラーパネルを誤って屋根から落として破損してしまう例もある。また、施工コストの関係から、ソーラーパネルの施工の際、屋根に十分な足場を確保していない場合も多く、施工者の安全が十分に確保できていない可能性があった。
特に、近年では、デザイン性を重視した複雑な形状の屋根が多く採用されており、屋根の上におけるソーラーパネルの設置作業は従来にも増して困難な状況にある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、傾斜があり足場の不安定な屋根の上であってもソーラーパネルを安全且つ迅速に設置することができるソーラーパネル設置用器具を提供することを目的とする。
本発明に係るソーラーパネル設置用器具は、板状部材となるベース部と、該ベース部の厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部と、前記ベース部を屋根に固定するための固定手段と、を有して構成されていることによって、上記課題を解決したものである。
又、本発明に係るソーラーパネル設置用器具は、板状部材、及び該板状部材に一体的に形成されて側面視が略L字形状となるL字部材を有するベース部と、該ベース部の板状部材の厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部と、前記ベース部のL字部材を屋根に固定するための固定手段と、を有して構成されていることによって、上記同様の課題を解決したものである。
本発明によれば、ソーラーパネルを設置する作業者の安全帯(ベルト)の一端を突出部に固定したり、作業者が突出部を手でつかんで作業することによって、屋根の上であっても、ソーラーパネルの設置作業を安定的に行うことができる。そのため、傾斜があり足場の不安定な屋根の上であってもソーラーパネルを安全且つ迅速に設置することができる。
なお、前記突出部は、前記ベース部における前記厚さ方向一方側の面の中心位置よりも外縁方向に偏って配設されていれば、ソーラーパネル設置用器具を屋根に取り付けたままソーラーパネルを設置する場合であっても、ソーラーパネル設置用器具の大部分を覆って隠すようにソーラーパネルを設置することができ、ソーラーパネル設置用器具により屋根の外観が損なわれることがない。なお、このようにソーラーパネル設置用器具を屋根に取り付けたままにすれば、ソーラーパネル設置後の修理や点検などを安全且つ迅速に行うことができる。
又、前記固定手段は、複数の取付ネジからなり、前記ベース部には、前記取付ネジを挿通可能な取付孔が形成されていれば、ソーラーパネル設置用器具を容易且つ確実に取付けることができると共に、屋根からの取り外しも容易である。又、屋根に形成された瓦用取付穴(ネジ穴)を利用して、ソーラーパネル設置用器具を取り付けることができる場合もあり、この場合、屋根への取付孔の加工が不要となる。
更に、前記取付孔の開口部周縁には、防水ゴムが配設されていれば、屋内への雨の侵入を未然に防止することができる。
更に又、複数の前記取付孔は、一方方向に約480mmの間隔で配置されていると共に、前記一方方向と略直交方向に約50mmの間隔で配置されていれば、一般的なストレート瓦の設置に用いられるストレート瓦用取付穴を利用してベース部を固定することができ、屋根への取付孔の加工が不要となる。
又、前記ベース部における前記厚さ方向一方側の面から前記突出部の最上部までの高さが、約30mm〜40mmの範囲に設定されていれば、一般的なソーラーパネルの厚みは約80mmであるため、ソーラーパネル設置用器具を屋根に取り付けたままソーラーパネルを設置する場合でも、ソーラーパネル設置用器具の突出部がソーラーパネルの影に隠れるようにソーラーパネルを設置すれば、ソーラーパネル設置用器具により屋根の外観が損なわれることがない。
更に、前記ベース部、前記突出部、及び、前記取付ネジの少なくとも1つには、防錆加工が施されていれば、前記ベース部、前記突出部、及び、前記取付ネジの耐腐食性を高めることができる。
本発明に係るソーラーパネル設置用器具は、傾斜があり足場の不安定な屋根の上であってもソーラーパネルを安全且つ迅速に設置することができるという優れた効果を有する。
以下、図面を用いて、本発明の実施例1及び2に係るソーラーパネル設置用器具について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施例1に係るソーラーパネル設置用器具10の略示平面図及び略示正面図をそれぞれ示したものである。
このソーラーパネル設置用器具10は、長方形の板状部材からなるベース部12と、このベース部12の厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部14と、ベース部12を住宅や工場などの屋根に固定するための複数の取付ネジ16(図2には1つのみ図示)と、を有して構成されている。
なお、本発明に係る「ソーラーパネル設置用器具」は、例えば、図3(A)に示されるような、ストレート瓦やスレート材等を用いたストレートタイプ屋根18A、同図(B)に示されるような一般瓦タイプ屋根18B、同図(C)に示されるような金属瓦棒タイプ屋根18Cなどに広く適用することができるが、本実施例1に係るソーラーパネル設置用器具10は、ストレートタイプ屋根18Aに特に好適である。
図1及び図2に戻って、ベース部12には、各取付ネジ16を挿通可能な取付孔12Aが複数形成されている。
これら複数の取付孔12Aは、一方方向(図1のX方向)に約480mmの間隔で配置されていると共に、前記一方方向と略直交方向(図1のY方向)に約50mmの間隔で配置されている。又、取付孔12Aの上下開口部周縁には、図2に示されるように、ブチルゴムからなる防水ゴム20が配設されている。
突出部14は、本実施例1では、正面視(図2参照)で略コの字形状に成形されており、ベース部12の厚さ方向一方側の面から突出部14の最上部までの高さ(図2のHで示される高さ)は、約30mm〜40mmの範囲に設計される(理由は後述する)。又、突出部14は、ベース部12における厚さ方向一方側の面の中心位置に対して、長手方向の外縁方向(図2では左側)に偏って配設されている。詳細には、長手方向全域における一端から4分の1の点を少なくともまたぐ様にして、突出部14が設置されている。
なお、本発明に係る「突出部」の形状は本実施例1に示される形状に限定されるものではなく、例えば、平面視で半円形形状に成形してもよい。即ち、本発明に係る「突出部」はリング状の部材であればよく、換言すれば、ソーラーパネルの設置を行う作業者の安全帯の一端を固定することができたり、作業者が手でつかむことができるような形状であればよい。
又、本発明に係る「ベース部」及び「突出部」の材質は特に限定されないが、ベース部12及び突出部14の強度や耐腐食性を高めるためには、両者をステンレス製とすることが好ましく、防錆加工を施して耐腐食性を高めることがより好ましい。
取付ネジ16としては、従来公知の一般的なネジを適用することができるが、ベース部12及び突出部14と同様に、防錆加工を施して耐腐食性を高めることが好ましい。なお、本発明に係る「固定手段」は、本実施例1に示される取付ネジ16に限定されるものではなく、ベース部12を屋根に固定できる手段であればよい。従って、例えば、ボルトやナット、釘などを用いてベース部12を屋根に固定してもよく、又、ベース部12を屋根に接着固定してもよい。ここでは図示しないが、好ましくは皿ネジを用いることで、取り付けネジ16がベース部12から突出しないようにすることも好ましい。
次に、図4を用いて、このソーラーパネル設置用器具10を用いたソーラーパネル設置方法について説明する。
まず、予め、ソーラーパネル設置用器具10のベース部12を複数の取付ネジ16で屋根に固定する。スレート材タイプの場合は、スレート材の表面側にソーラーパネル設置用器具10を配置し、このスレート材を貫通して裏側の梁材に取付ネジ16が固定されるようにする。
次に、ソーラーパネルの設置作業を行う作業者24は、自身の安全帯22の一端を、ソーラーパネル設置用器具10の突出部14に固定する。これにより、作業者24は、ソーラーパネル設置用器具10の突出部14に支持されつつ屋根の上を安全に移動することができ、ソーラーパネル26の運搬や設置を容易に行うことができる。
なお、屋根に配設するソーラーパネル設置用器具10の個数は1つに限定されるものではなく、上記図4に示されるように複数(この例では3つ)のソーラーパネル設置用器具10を配設すれば、作業者24の移動範囲を更に広げることができる。又複数の作業者24によってソーラーパネル26の設置作業を行うこともでき、ソーラーパネル26の設置作業の効率をより高めることができる。又、本実施例1では、ソーラーパネル設置用器具10に作業者24の安全帯22を固定する例を示したが、他にも、作業者24がソーラーパネル設置用器具10の突出部14を手でつかんでソーラーパネル26の設置を行うようなことも考えられる。また、ドライバーやドリル等の各種工具にストラップを付けておけば、これらの工具をソーラーパネル設置用器具10に固定することが出来、工具の落下を防止することも可能になる。
更に、ソーラーパネル設置用器具10は、ソーラーパネル26の設置後に取り外してもよく、又、取り付けたままとしてもよい。なお、ソーラーパネル設置用器具10を取り付けたままにする場合であっても、図5(A)に示されるように、ソーラーパネル設置用器具10の大部分を覆うようにソーラーパネル26を設置すれば、ソーラーパネル設置用器具10により屋根の外観が損なわれることがない。又、図5(B)に示されるように、ソーラーパネル設置用器具10の突出部14がソーラーパネル26の影に隠れるようにソーラーパネル26を設置すれば、ソーラーパネル設置用器具10により屋根の外観が損なわれることがない。
以上説明したように、本実施例1に係るソーラーパネル設置用器具10は、板状部材からなるベース部12と、このベース部12の厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部14と、ベース部12を屋根に固定するための固定手段(本実施例1では取付ネジ16)と、を有して構成されているため、ソーラーパネルを設置する作業者の安全帯の一端を突出部14に固定したり、作業者が突出部14を手でつかんで作業することによって、屋根の上であっても、ソーラーパネルの設置作業を安定的に行うことができる。そのため、傾斜があり足場の不安定な屋根の上であってもソーラーパネルを安全且つ迅速に設置することができる。
又、突出部14は、ベース部12における厚さ方向一方側の面の中心位置よりも外縁方向に偏って配設されているため、ソーラーパネル設置用器具10を屋根に取り付けたままソーラーパネルを設置する場合であっても、上記図5(A)に示されるように、ソーラーパネル設置用器具10の大部分を覆って隠すようにソーラーパネル26を設置することができ、ソーラーパネル設置用器具10により屋根の外観が損なわれることがない。また、屋根において、可能な限り広範囲に多くのソーラーパネルを設置して発電能力を増大させようとするのが通常であるところ、突出部10が偏って配設されているので、この突出部10を屋根の外縁側に近接配置すれば、屋根のソーラーパネル設置可能範囲を減少させることなく広範囲に亘ってソーラーパネルを設置することが可能になる。つまり、施工の安全性、美観、効率が合理的に両立されていることになる。
なお、このようにソーラーパネル設置用器具10を屋根に取り付けたままにすれば、ソーラーパネル26の設置後の修理や点検などを安全且つ迅速に行うことができる。
更に、固定手段は、複数の取付ネジ16からなり、ベース部12には、取付ネジ16を挿通可能な取付孔12Aが形成されているため、ソーラーパネル設置用器具10を容易且つ確実に取付けることができると共に、屋根からの取り外しも容易である。又、屋根に形成された瓦用取付穴(ネジ穴)を利用して、ソーラーパネル設置用器具10を取り付けることができる場合もあり、この場合、屋根への取付孔の加工が不要となる。
更に、取付孔12Aの開口部周縁には、防水ゴム20が配設されているため、屋内への雨の侵入を未然に防止することができる。勿論、ベース部12における屋根側の面の全体に防水ゴム20を配置して、防水性を更に向上させることも好ましい。
更に又、複数の取付孔12Aは、一方方向に約480mmの間隔で配置されていると共に、前記一方方向と略直交方向に約50mmの間隔で配置されているため、スレート材や瓦材等の屋根材の背面側(屋内側)に配置されている傾斜方向の梁材(タル木)の配置間隔と一致するようになっている。この結果、ソーラーパネル設置用器具10を、梁材に直接固定することが出来るので、荷重に対する耐久力を向上させることが出来る。また、一般的なストレート瓦の設置に用いられるストレート瓦用取付穴を利用してベース部を固定することも想定でき、屋根への取付孔の加工を扶養とすることも可能になる。
又本実施形態では、ベース部12における厚さ方向一方側の面から突出部14の最上部までの高さが、約30mm〜40mmの範囲に設定されている。これは、一般的なソーラーパネルの厚みは約80mmであるため、ソーラーパネル設置用器具10を屋根に取り付けたままにしておく場合でも、上記図5(B)に示されるように、ソーラーパネルの上縁にソーラーパネル設置用器具10を設置すれば、突出部14がソーラーパネル26の影に隠れてしまうので、ソーラーパネル設置用器具10により屋根の外観が損なわれることがない。
更に、ベース部12、突出部14、及び、取付ネジ16の少なくとも1つには、防錆加工が施されていれば、ベース部12、突出部14、及び、取付ネジ16の耐腐食性を高めることができる。
次に、本発明の実施例2に係るソーラーパネル設置用器具30について詳細に説明する。
図6は本実施例2に係るソーラーパネル設置用器具30の略示平面図、図7は略示正面図、図8は略示側面図をそれぞれ示したものである。
このソーラーパネル設置用器具30は、板状部材32A及びこの板状部材32Aに一体的に形成された側面視(図8参照)が略L字形状のL字部材32Bからなるベース部32と、このベース部32の板状部材32Aの厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部34と、ベース部32のL字部材32Bを屋根に固定するための複数の取付ネジ36(図8には1つのみ図示)と、を有して構成されている。また、L字部材32における屈曲部分は、板状部材32Aに対して板幅が狭くなるように設定されている。更に、このL字部材32の屈曲量は、汎用の瓦の厚みと略一致するように設定されている。
このソーラーパネル設置用器具30は、上記図3(B)に示されるような瓦屋根18Bに適用される。そして、図9及び図10に示されるように、ベース部32の板状部材32A側を下段の瓦38Aの表側に配置すると共に、ベース部32のL字部材32Bを上段の瓦38Bの裏側に挿入して、該上段の瓦38Bの裏側に位置する梁材に直接固定する。このようにすることで、一般瓦タイプの屋根であっても、L字部材32の屈曲によって、瓦38A、38Bを設置したまま、ソーラーパネル設置用器具30を固定することが可能になる。特に、L字部材32における屈曲部分を幅狭にしていることから、仮に、上段の瓦38Bの裏側の一部を切り欠く必要がある場合に、その切り欠き量を低減させることが可能になる。
本実施例2に係るソーラーパネル設置用器具30によれば、上記実施例1に係るソーラーパネル設置用器具10と同様に、ソーラーパネルを設置する作業者の安全帯の一端を突出部34に固定したり、作業者が突出部34を手でつかんで作業したりすることによって、屋根の上であっても、ソーラーパネルの設置作業を安定的に行うことができる。そのため、傾斜があり足場の不安定な屋根の上であってもソーラーパネルを安全且つ迅速に設置することができる。
また、ベース部32におけるL字部材32Bは、上段側の瓦38Bによって覆い隠されてしまうので、施工後に放置したとしても、屋根の美観を損ねることを回避できる。従って、後日のメンテナンス時にも、ソーラーパネル設置用器具30を常に利用できるので、屋根上での作業の安全を確保することが出来る。
本発明によれば、安全にソーラーパネルの施工作業を実施することが可能になる。
本発明の実施例1に係るソーラーパネル設置用器具の略示平面図 同ソーラーパネル設置用器具の略示正面図 (A)ストレート瓦屋根の一部を示す外観斜視図、(B)瓦屋根の一部を示す外観斜視図、(C)金属瓦棒屋根の一部を示す外観斜視図 本発明の実施例1に係るソーラーパネル設置用器具を屋根に取り付けた例を示す外観斜視図 (A)同ソーラーパネル設置用器具の他の取り付け例を示した図、(B)同ソーラーパネル設置用器具の更に他の取り付け例を示した図、 本発明の実施例2に係るソーラーパネル設置用器具の略示平面図 同ソーラーパネル設置用器具の略示正面図 同ソーラーパネル設置用器具の略示側面図 同ソーラーパネル設置用器具を瓦屋根に取り付けた例を示す略示平面図 図9の矢視Xから見た略示外観図
符号の説明
10、30・・・ソーラーパネル設置用器具
12、32・・・ベース部
14、34・・・突出部
16、36・・・取付ネジ
18A・・・ストレート瓦屋根
18B・・・瓦屋根
18C・・・金属瓦棒屋根
20・・・防水ゴム
22・・・安全帯
24・・・作業者
26・・・ソーラーパネル

Claims (8)

  1. 板状部材となるベース部と、該ベース部の厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部と、前記ベース部を屋根に固定するための固定手段と、を有して構成されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
  2. 請求項1において、
    前記突出部は、前記ベース部における前記厚さ方向一方側の面の中心位置よりも外縁方向に偏って配設されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
  3. 板状部材、及び該板状部材に一体的に形成されて側面視略L字形状となるL字部材を有するベース部と、
    該ベース部の前記板状部材の厚さ方向一方側の面に立設されたリング状の突出部と、
    前記ベース部のL字部材を屋根に固定するための固定手段と、を有して構成されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記固定手段は、複数の取付ネジからなり、
    前記ベース部には、前記取付ネジを挿通可能な取付孔が形成されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
  5. 請求項4において、
    前記取付孔の少なくとも開口部周縁には、防水ゴムが配設されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
  6. 請求項4又は5において、
    複数の前記取付孔は、一方方向に約480mmの間隔で配置されていると共に、前記一方方向と略直交方向に約50mmの間隔で配置されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記ベース部における前記厚さ方向一方側の面から前記突出部の最上部までの高さは、約30mm〜40mmの範囲に設定されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記ベース部、前記突出部、及び、前記取付ネジの少なくとも1つには、防錆加工が施されていることを特徴とするソーラーパネル設置用器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012203140A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Dowa Electronics Materials Co Ltd フェライト粒子並びにそれを用いた電子写真用キャリア及び電子写真用現像剤
JP2018178478A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 マジカナテック株式会社 屋根安全具取付金具

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