JP2007061877A - 円筒状物品の製造方法 - Google Patents

円筒状物品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007061877A
JP2007061877A JP2005253086A JP2005253086A JP2007061877A JP 2007061877 A JP2007061877 A JP 2007061877A JP 2005253086 A JP2005253086 A JP 2005253086A JP 2005253086 A JP2005253086 A JP 2005253086A JP 2007061877 A JP2007061877 A JP 2007061877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
butted
friction stir
blank
stir welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005253086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4684810B2 (ja
Inventor
Masaki Kumagai
正樹 熊谷
Sunao Tanaka
直 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP2005253086A priority Critical patent/JP4684810B2/ja
Publication of JP2007061877A publication Critical patent/JP2007061877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4684810B2 publication Critical patent/JP4684810B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

【課題】接合部裏面における未接合部乃至はキッシングボンド等の欠陥のない、健全な円筒状物品を、有利に製造することのできる方法を提供する。
【解決手段】突き合わされるそれぞれの端部の両側において側方にそれぞれ突出した所定幅の突出部12a、12b;14a、14bを有し、且つそれぞれの端部の対応する一方の側の突出部12a、14aの突合せ面にそれぞれ開口する半円形状の凹所を有するブランク材10を、所定の板材のプレス打抜き加工により形成した後、かかるブランク材を丸めて、その両端部を突き合わせ、円筒状と為すと共に、それぞれの端部における対応する突出部を突き合わせ、その際、半円形状の凹所の突合せによって、摩擦撹拌接合の開始端となる円形の挿入孔16を形成し、そして、この得られた円筒状成形体20の突合せ部22を挿入孔16にセットしたボビンツール型回転工具にて摩擦撹拌接合する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、円筒状物品、例えば、自動車、トラック、軌道車両、起重機、自転車、二輪車等の車輪用ホイールリムの製造方法に係り、特に、2ピースホイール外周部のリムを、板を曲げて接合することにより、製造する方法に関するものである。
従来から、円筒状物品が、各種の用途において用いられてきており、例えば、二輪乃至四輪自動車や軌道車両、起重機、自転車等の車輪用ホイールの一種として、アルミニウム合金製のリムを有し、このリムに対してディスクやスポーク等が一体的に設けられてなるホイールが知られている。なお、このアルミニウム合金製リムは、軽量性や成形性に優れているところから、かかるリムを有する車両用ホイールが、特に自動車用やバイク用、自転車用等のホイールとして、好適に使用されているのである。
ところで、そのような車輪用ホイールにおけるアルミニウム合金製リム等の円筒状物品は、一般に、先ず、優れた強度を有する5000系アルミニウム合金の如き、所望の材質よりなる板材を円筒状にロール加工して、その周方向において突き合わされる突合せ部をMIG溶接、TIG溶接、フラッシュバット溶接、或いはDCバット溶接等にて溶接し、一体化することにより、管体を得、そしてこの管体を目的とする形状に成型加工することによって、製造されているのであるが、この従来のアルミニウム合金製リム等の製造手法を採用する場合において、かかるリム等を与えるアルミニウム合金板材の突合せ部の接合が、材料を溶融せしめることからなる溶融溶接となるところから、かかる突合せ部の溶接後に、溶接部に多量に生ずるバリを除去するための余分な作業を行なわなければならず、また、場合によっては、溶接部にブローホールや酸化物巻込み等の溶融溶接特有の接合不良の問題が発生する恐れさえもあったのである。
このため、近年において注目されている、材料を加熱溶融させずに、固相状態のままで接合せしめる固相接合の一種たる摩擦撹拌接合手法を適用して、自動車用ホイールのリムを与えるアルミニウム合金板材を接合せしめることが、特開2004−181517号公報(特許文献1)や特開2005−52884号公報(特許文献2)等において明らかにされ、また本願出願人も、特開2003−230970号公報(特許文献3)において、その一つの手法を明らかにした。
すなわち、この摩擦撹拌接合方式を利用した、アルミニウム合金製リムの如き円筒状物品の製造方法では、一般に、先ず、円筒状にロール加工された5000系アルミニウム合金等の適当な板材の突合せ部に対して、ロッド状の回転治具の先端に同心的に設けたピンを、かかる回転治具と共に一体的に回転させつつ差し込み、相対的に移動させることにより、摩擦熱を発生せしめて、その摩擦熱にて突合せ部を塑性加工可能な状態と為し、更にピンの高速回転による撹拌作用にて、突合せ部の組織を入り交わらせ、以て、それらの突合せ部を溶融せしめることなく接合せしめて、所定の管体が形成される。その後、この得られた管体に対して、接合部を円弧状に矯正する矯正加工を行ない、更に、必要に応じて、かかる管体を所定の形状に成形加工することによって、目的とするリム等の円筒状物品が得られるのである。従って、このような製造手法によれば、所定の板材の突合せ部を接合する際に、かかる突合せ部が、何等溶融せしめられることがないため、そのような突合せ部を溶融溶接する場合とは異なって、バリや溶接特有の接合不良が解消され、しかも入熱が少なく、接合部の強度低下や歪みが有利に抑制され得るのであり、その結果として、優れた接合品質と強度を有するリム等の円筒状物品が、高度な製造効率をもって、有利に製造され得ることとなるのである。
しかしながら、そのような摩擦撹拌接合において用いられる回転工具は、一般に、接合される板材の厚さよりも所定寸法短い長さのピンを備えたピン型工具となるところから、突合せ部において、かかる回転工具のピンが裏面側にまで到達せず、従って、ピンが貫通位置せしめられない部分では、メタルが充分に撹拌され得ず、そのために、接合部の裏面(円筒状物品の内面)側に、未接合部乃至はキッシングボンド(kissing bond)が残存する場合があり、これによって、疲労強度が低下せしめられる恐れがあったのである。また、そのような接合不良は、円筒状物品の内側に形成されるところから、その検出も困難であるといった問題もあった。
一方、米国特許第6199745号明細書(特許文献4)、特表平7−505090号公報(特許文献5)、特開2004−42115号公報(特許文献6)等には、摩擦撹拌接合用の回転工具として、上記したピン型工具とは異なる構造を有するボビン型工具(糸巻型工具)乃至はボビンツール型回転工具が、明らかにされている。そして、そのような回転工具は、一般に、接合対象である板材を挟持するように対向配置された一対のショルダ面を与える二つのショルダ部材と、それら二つのショルダ部材の間に同軸的に設けられて、それらを連結するピンとを有して、構成されているのである。また、そこでは、二つのショルダ部材にて板材を挟むようにして、その両側の面を押圧しつつ、それらショルダ部材及びピンを一体的に高速回転せしめることにより、それぞれの面で摩擦熱を発生させることが出来るようになっている。このため、かかるボビン型の工具を用いて、摩擦撹拌接合を行なえば、円筒状物品の内側の面も確実に接合することが可能となり、以て、上述せる如きキッシングボンド等の接合不良の発生を極めて有利に防止することが出来、また、一対のショルダ部材によって、相互の押圧力を受ける(支持する)ようになっているため、裏当て部材が不要となる等といった利点も享受され得るのである。
しかしながら、そのような摩擦撹拌接合工具(ボビン型の工具)を用いて、円筒状にロール加工された板材の突合せ部を摩擦撹拌接合したときに、その接合開始端をロール加工された円筒状の板材に対して設けることが、場所的に、また作業上において困難である問題があり、更に、そのような開始端の周辺部位では、材料の飛散やバリの発生等の問題が生じることに加えて、接合の開始端と終了端は、必然的に接合製品に残ることとなるところから、それら接合終始端を切除する必要があるところ、一個一個別々に接合されるホイールリムの如き円筒状製品では、その切断除去代が多くなり、材料の大きな損失を招く問題があり、また、接合後の円筒切断に時間と手間がかかる等の問題も、内在することとなる。
特開2004−181517号公報 特開2005−52884号公報 特開2003−230970号公報 米国特許第6199745号明細書 特表平7−505090号公報 特開2004−42115号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、接合部の裏面における未接合部乃至はキッシングボンド等の欠陥のない、健全な円筒状物品を有利に製造することのできる方法を、提供することにある。
そして、本発明にあっては、そのような課題を解決するために、全体として矩形形状を呈する所定大きさの板状素材を円筒状に丸めて、その両端部を突き合わせた後、かかる突合せ部を摩擦撹拌接合することにより、一体的な円筒状物品を製造するに際して、(a)前記板状素材として、突き合わされるそれぞれの端部の両側において側方にそれぞれ突出した所定幅の突出部を有し、且つそれぞれの端部の対応する一方の側の突出部の突合せ面にそれぞれ開口する半円形状の凹所を有するブランク材を、所定の板材のプレス打抜き加工により形成して、準備する工程と、(b)かかるブランク材を丸めて、その両端部を突き合わせ、円筒状と為すと共に、それぞれの端部における対応する突出部を突き合わせ、前記一方の側の突出部に設けられた対応する半円形状の凹所の突合せによって、前記摩擦撹拌接合の開始端となる円形の挿入孔を形成する工程と、(c)前記ブランク材の突合せ部を挟持し得るように対向配置した一対のショルダ部材とそれら一対のショルダ部材間に同軸的に配設されたピン部材とを備えたボビンツール型回転工具を用い、かかる回転工具のピン部材を前記突出部の突合せ部位に形成された前記挿入孔内に挿通した状態においてセットせしめた後、該回転工具を回転させつつ、前記突合せ部に沿って相対的に移動させることにより、該突合せ部を摩擦撹拌接合せしめて、前記一方の側とは反対側の突出部の突合せ部位に到達させる工程とを、含むことを特徴とする円筒状物品の製造方法を、その要旨とするものである。
なお、かかる本発明に従う円筒状物品の製造方法の好ましい態様の一つによれば、前記ブランク材のプレス打抜き操作によって、その突き合わされる両端部の少なくとも何れか一方の側に設けられた対応する突出部の突合せ面の一方に凸部が、他方に凹部がそれぞれ形成され、それら凸部と凹部の嵌合によって、該ブランク材の両端部の突合せ位置が固定せしめられるように、構成される。
また、本発明にあっては、有利には、前記ブランク材が、アルミニウム合金板材のプレス打抜き加工により形成される一方、前記円筒状物品として、車輪用ホイールリムが製造されることとなる。
このような本発明に従う円筒状物品の製造方法によれば、円筒状に丸められたブランク材の突合せ部の両側の面にて摩擦熱をそれぞれ発生せしめることが可能な構造の、所謂ボビンツール型回転工具が、摩擦撹拌接合工具として用いられていることにより、突合せ部の裏側(円筒形状の内側)においても、充分な可塑化が実現されて、未接合部乃至はキッシングボンド等の発生が効果的に防止され得ることとなるのであり、しかも、そのようなボビンツール型回転工具を用いた摩擦撹拌接合操作が、特定形状のブランク材を用いていることによって、有利に行なわれ得ることとなるのである。
すなわち、本発明にあっては、丸められるブランク材の突合せ端部の両側において、側方にそれぞれ突出した所定幅の突出部が設けられ、更に、それぞれの端部の対応する一方の側の突出部の突合せ面にそれぞれ開口する、半円形状の凹所が設けられていることにより、かかるブランク材を丸めたとき、その突合せ部の側方に、摩擦撹拌接合の終始端と為し得るタブ板部が、突き合わされた対応する二つの突出部によって、それぞれ形成されることとなる。そして、その一方のタブ板部において、対応する半円形状の凹所の突合せによって、摩擦撹拌接合の開始端となる円形の挿入孔が形成されることとなるところから、その円形の挿入孔に、ボビンツール型回転工具のピン部材を挿通した状態において、摩擦撹拌接合を行なうようにすることによって、かかるボビンツール型回転工具による摩擦撹拌接合操作が、効果的に行なわれ得ることとなり、しかも、突合せ部の両側に位置するタブ板部の一方から摩擦撹拌接合操作を開始して、他方のタブ板部において、そのような摩擦撹拌接合操作を終了せしめることにより、その接合の終始端の処理も、単に、それら両側のタブ板部を切断除去することだけで済むところから、接合製品における材料損失の問題や、その切断除去作業上の問題も、効果的に緩和され得るのである。
しかも、そのような特定形状のブランク材は、所定の板材のプレス打抜き加工によって形成されることとなるところから、ボビンツール型回転工具のピン部材が挿通されて、摩擦撹拌接合の開始端となる円形の挿入孔を与える半円形状の凹所と共に、突合せ端部の両側において、側方にそれぞれ突出する突出部も、ブランク材本体と同時に形成され得ることとなるのであり、このため、目的とする円筒状物品を製造すべく、摩擦撹拌接合に供される材料を有利に得ることが出来ることとなり、以て、その製造工程の簡略化にも、大きく寄与し得るのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本発明に従う円筒状物品の製造方法において用いられるブランク材の一例が、中間部を省略した形態の平面図において、示されている。そこにおいて、ブランク材10は、目的とする円筒状物品を与える、全体として矩形形状を呈する所定大きさの板状素材からなり、それが、円筒状に丸められたときに突き合わされる、図1において上下の対応する端部の両側には、それぞれ、側方に所定長さ突出した所定幅の突出部12a、12b;14a、14bが、それぞれ設けられている。ここで、それら突出部12a、12b;14a、14bの大きさとしては、それらの突合せによって形成されるタブ板部(24a、24b)の大きさに応じて、適宜に決定されることとなる。そして、かかるブランク材10の突き合わされるそれぞれの端部の対応する一方の側(図1において左側)の突出部12a、14aには、それらの突合せ面にそれぞれ開口するように、半円形状の凹所16a、16bが、設けられている。
なお、このようなブランク材10の材質としては、目的とする円筒状物品に応じて、適宜に選定され、例えば、アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなるアルミニウム部材、銅若しくは銅合金からなる銅部材、マグネシウム若しくはマグネシウム合金からなるマグネシウム部材等の金属部材を始め、摩擦撹拌接合可能な公知の各種の材料を挙げることが出来る。そして、その中でも、円筒状物品として、車輪用ホイールリムを対象とする場合にあっては、5000系のアルミニウム合金が、好適に用いられることとなるのである。
また、かかるブランク材10は、よく知られているように、プレス操作によって、所定の板材に対して、従来と同様に打抜き加工することにより、一般に、一工程において容易に製造され得るものである。勿論、ブランク材10を得るべく、複数のプレス工程を組み合わせて、目的とする外形形状のブランク材とすることも可能であるが、何れにしても、所定の板材のプレス打抜き加工によって、図1に示されるブランク材10が形成され得るのであり、特に、そこでは、二組の突出部12a、12b;14a、14bと共に、半円形状の凹所16a、16bが、ブランク材10の本体と共に、プレス打抜き加工によって形成されることとなる。
そして、このようにして得られたブランク材10を用いて、それを、図2に示される如く、ロール加工(ロールフォーミング)等の公知の手法により、突き合わされる両端部の所定幅部分を残して、円筒形に曲げて(丸めて)、周方向において両端部が突き合わされてなる形態の円筒状成形体20を形成するのである。かくして、かかる円筒状成形体20にあっては、ブランク材10の両端部を突き合わせることによって、突合せ部22が形成され、この突合せ部22が、円筒状成形体20の軸方向に延びる形態となっているのである。また、周方向において突き合わされるブランク材10の両端部が、突合せ部22を間にして、両側にそれぞれ所定幅において、平坦部位が存在せしめられて、後述する摩擦撹拌接合操作が容易に行なわれ得るようになっている。なお、かかる円筒状成形体20の形成によって、突合せ端部の両側に設けた突出部12a、14a及び12b、14bが、それぞれ組み合わされて、タブ板部24a、24bが形成されると共に、その一方のタブ板部24aにおいては、突き合わされる二つの突出部12a、14aの突合せ面に設けられた半円形状の凹所16a、16bの突合せによって、後述するように、摩擦撹拌接合に際してその開始端となる、円形の挿入孔16が形成されるのである。また、かかる挿入孔16の大きさは、後述するボビンツール型回転工具(31)のピン部材(30)を挿通し得るに可及的に小さな直径となるように、決定されることとなる。
また、本発明にあっては、上述の如き円筒状成形体20の突合せ部22を摩擦撹拌接合するために、ボビンツール型回転工具31が用いられることとなる。このボビンツール型回転工具31は、図3に例示される如く、ブランク材10(円筒状成形体20)の突合せ部22を上下(内外)両側から挟持し得るように対向配置せしめた一対のショルダ部材26、28と、それらショルダ部材間に同軸的に配設されたピン部材30とを備えて、構成されている。具体的には、ここでは、図において上方に位置するショルダ部材26は、全体として円筒形状を呈しており、その先端面が水平方向に拡がる平坦な円環面からなるショルダ面26aとされている。また、下方に位置するショルダ部材28は、全体として厚肉の円盤形状を呈しており、その中心に垂直に取り付けられたロッド状のピン部材30が、ショルダ部材26の中心孔を貫通して、配設されていると共に、それら二つのショルダ部材26、28及びピン部材30が、軸回りに高速回転可能とされている。また、ショルダ部材28の他方のショルダ部材26のショルダ面26a側の面が、ショルダ面26aと同一の外径及び内径を有する、水平方向に拡がる平坦な円環面からなるショルダ面28aとされている。
そして、かくの如き構成のボビンツール型回転工具31を用いて、前記した円筒状成形体20の突合せ部22を摩擦撹拌接合するに際しては、かかる円筒状成形体20における突合せ部22の両端部位に位置せしめられた二つのタブ板部24a、24bの一方に形成された円形の挿入孔16内に、かかる回転工具31のピン部材30を挿通せしめた状態において、二つのショルダ部材26、28が相対的に接近移動せしめられ、そのショルダ面26a、28aにて、タブ板部24aの表面(外面)及び裏面(内面)にそれぞれ当接するようにして、タブ板部24aを挟持せしめ、そして、その状態において、ショルダ部材26、28及びピン部材30を、それらの軸回りに高速回転せしめて、摩擦発熱させる。そして、挿入孔16部位を摩擦撹拌接合の開始端として、他方のタブ板部24b側に、突合せ部22に沿って、回転工具31を相対的に移動せしめることにより、目的とする摩擦撹拌接合操作が進行せしめられ得て、図4に示される如く、円筒状成形体20の内側(裏側)においても、摩擦撹拌領域が表面に露呈する形態の接合部32が、突合せ部22における回転工具31の進行方向後方側に形成されることとなるのである。そして、かかる回転工具31を用いた摩擦撹拌接合操作は、挿入孔16の設けられていない他方のタブ板部24bに回転工具31が到達した後に、終了せしめられることとなる。
なお、このような円筒状成形体20に対する摩擦撹拌接合操作においては、円筒状成形体20の突合せ部22近傍の平坦部分を除く、円弧状部分の円筒形状が、接合操作中に維持され得るように、円筒状成形体20の円弧状部分が、従来と同様に、所定の拘束治具にて外側から拘束されることとなるが、その際、従来のピン型回転工具を用いた場合の如く、円筒状成形体20の内側に、裏当て治具が配設されることはない。ここで用いられるボビンツール型回転工具31における上方のショルダ部材26による押圧力の反力として、下方のショルダ部材28が、突合せ部22を円筒状成形体20の内側(裏側)から押圧するようになっているからである。
その後、かくして得られた円筒状成形体20の摩擦撹拌接合製品には、その円筒状本体部から軸方向に突出する、両側のタブ板部24a、24bを切除せしめる加工が施され、これによって、摩擦撹拌接合操作において望ましくない欠陥部となる接合開始端と終了端とが、それらタブ板部24a、24bの部位の材料の損失に止めつつ、接合製品から有利に除去されることとなる。
また、かかる接合製品には、必要に応じて、接合部32に対して研磨が施され、更に、その平坦な接合部32を、他の部分の円弧形状と同様な曲率を有するように、円弧状に成形して矯正する矯正加工が、ロール加工等の公知の成形加工手法によって実施される。これによって、全体として凹みのない円筒形状の製品を得ることが出来るのである。なお、このような矯正加工等の加工や、従来からの仕上げ加工は、目的とする円筒状物品に応じて、従来から公知の手法が適宜に採用され得るものであることは、言うまでもないところである。
このように、上記した実施形態によれば、円筒状成形体20の突合せ部22を、両側から、ボビンツール型回転工具31にて摩擦撹拌接合するものであるところから、図4に示される如く、裏側(内側)においても、有効な摩擦撹拌領域が形成され得て、未接合の亀裂或いはキッシングボンド等の欠陥の発生のない健全な接合製品を得ることが出来るのであり、また、そのようなボビンツール型回転工具31による摩擦撹拌接合のために、その開始端と終了端が、ブランク材10に一体的に設けた突出部12a、12b;14a、14bにて構成されるタブ板部24a、24bにそれぞれ位置するようにしたことによって、それらタブ板部24a、24bの切除のみによって、接合の開始端及び終了端を始末することが出来ることに加えて、その特定形状のブランク材が、所定板材のプレス打抜き加工によって、巧みに形成され得ることによって、目的とする接合製品、ひいては円筒状物品の製造工程が、効果的に簡略化され得ることとなったのである。
以上、本発明の代表的な実施形態について詳述してきたが、それは、あくまでも例示に過ぎないものであって、本発明は、そのような実施形態に係る具体的な記述によって、何等限定的に解釈されるものではないことが、理解されるべきである。
例えば、ブランク材10を丸めて、その両端部を突き合わせて得られる円筒状成形体20において、その突合せ部22が軸方向にずれないように、例えば図5に示される如く、ブランク材10から突出するように設けられた突出部の一方12a、12bに、凸部34a、34bを、それぞれ一体的に設ける一方、他方の突出部14a、14bに、それら凸部34a、34bに対応した形状の凹部36a、36bを、それぞれ設け、それら突出部12a、14a;12b、14bが突き合わされたときに、それら凸部34a、34bと凹部36a、36bが、それぞれ凹凸嵌合せしめられて、かかるブランク材10の丸められた両端部の突合せ位置が固定され得るようにすることが、後の摩擦撹拌接合操作を有利に進行せしめる上において、特に有効である。そして、それら凸部34a、34bや凹部36a、36bも、ブランク材10のプレス打抜き操作によって、同時に形成され得ることとなることに加えて、摩擦撹拌接合操作の終了後において、タブ板部24a、24bの切除によって、接合製品から、接合の終始端と共に、除去することが可能である。
また、本発明に従う摩擦撹拌接合操作を、挿入孔16の設けられていない側のタブ板部24bにおいて終了せしめるに際しては、回転工具31の移動を、かかるタブ板部24b上において停止させる場合の他、かかるタブ板部24bの突合せ部位、換言すれば突出部12b、14bの突合せ部位から外方に抜け出した位置において、かかる回転工具31の作動を停止させることによっても可能であり、更に、終了端側となるタブ板部24bにも、挿入孔16と同様な貫通孔を形成して、かかる貫通孔部位に回転工具31が到達したときに、摩擦撹拌接合操作を停止させるようにすることも可能である。
さらに、本発明において用いられるボビンツール型回転工具の構造としては、図3に示されるように、一対のショルダ部材26、28にて、突合せ部22が挟持され、そして、それら一対のショルダ部材26、28を同軸的に連結するピン部材30を有し、それら一対のショルダ部材26、28とピン部材30とが高速回転せしめられ得るような構成のものであれば、公知の如何なる回転工具をも使用可能であり、また、一対のショルダ部材26、28の対向するショルダ面26a、28aにあっても、平坦面のみならず、中心に向かって湾曲する凹面形状であっても、何等差支えなく、従来から公知の形状が適宜に採用され得るものである。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、そして、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本発明の範疇に属するものであることは、言うまでもないところである。
以下に、本発明の代表的な実施例を示し、本発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、また、言うまでもないところである。
実施例 1
先ず、厚さが4mmのJIS5454アルミニウム合金の板材(O材)を準備し、この板材から、外径:400mm及び長さ:500mmのパイプを与える、図1に示される如き、全体として矩形形状を呈し、且つ両端部にそれぞれ突出部を有し、更に対応する突出部に半円形凹所を有するブランク材を、通常のプレス打抜き操作による外形抜き加工によって、製造した。
次いで、かかるブランク材を、公知のロール加工により円筒形に曲げて、幅方向両側に突出部が一体的に設けられてなる両端部を、周方向において互いに突き合わせ、図2に示される如き円筒状成形体(外形:400mm、長さ:500mm)を成形した。なお、この円筒状成形体の突合せ部の両側に形成された二つのタブ板部の一方には、図3に示される如き、回転工具のピン部材が、僅かな隙間をもって挿通せしめられ得る、可及的に小さな孔径の挿入孔が、形成されている。また、この得られた円筒状成形体は、その円筒形状が維持されるように、公知の拘束治具にて、外側から固定した。
そして、図3に示される如き構成の鋼製の回転工具を用い、そのピン部材を円筒状成形体のタブ板部に予め設けられたピン径に合わせた挿入孔に差し込み、更に、裏側に別のショルダ部材を位置させて、ピン部材の先端部に固定せしめた後、かかる回転工具を高速回転せしめて、摩擦撹拌接合を開始し、回転数:1500rpm、接合速度:500mm/分にて、円筒状成形体の突合せ部に沿って移動せしめることにより、かかる摩擦撹拌接合操作を進行せしめ、他方のタブ板部に達した時点において、摩擦撹拌接合操作を終了させた。
かくして得られた接合製品は、その接合終始端部が、接合部両端のタブ板部に存在していることにより、かかるタブ板部を切除することによって、かかる終始端部位を容易に除去することが可能であり、しかも、接合部裏側(内側)には、何等の亀裂も認められない、健全なものであって、後のホイールの製作工程において、何等の不都合も生じるものではなかった。即ち、上記で得られたパイプ状の接合製品を、ホイール形にスピニング加工し、更に、ディスクを嵌め込み、アーク溶接にて接合することにより、ホイールを作製したが、その製作工程において、何等の不都合も認められなかった。
実施例 2
図5に示される如き円筒状成形体を得るべく、実施例1と同様にして、タブ板部における突出部の突合せ形状を変えたブランク材10を、プレス打抜き操作による外形抜き加工によって得た。
次いで、かかる得られたブランク材を、外径:400mm、長さ:500mmのパイプになるように丸めて、その両端部を突き合わせ、円筒状の成形体とした後、その外周を従来と同様にして拘束して、接合中に円筒形状を保持し得るようにしたところ、突き合わせ時に、タブ板部において凹凸嵌合にて位置決めされることとなったために、その拘束が容易であって、しかも、ギャップを0.1mm以内に抑えることが出来た。
その後、かかる拘束された円筒状成形体について、図3に示される如き鋼製のショルダ部材とピン部材とからなる回転工具を用いて、実施例1と同様にして、摩擦撹拌接合を行なったところ、接合部裏側に亀裂等の欠陥のない、健全な接合製品(パイプ)を有利に得ることが出来た。
本発明において用いられるブランク材の一例を示す、中間部が省略された平面説明図である。 図1に示されるブランク材を丸めて得られる円筒状成形体を示す斜視説明図である。 本発明において用いられるボビンツール型回転工具の一例を示す正面部分説明図である。 本発明に従う摩擦撹拌接合状態を示す斜視部分説明図である。 本発明に従うブランク材の他の例を用いて得られた円筒状成形体について、その突合せ部を正面から見た説明図である。
符号の説明
10 ブランク材
12a、12b;14a、14b 突出部
16 挿入孔
16a、16b 凹所
20 円筒状成形体
22 突合せ部
24a、24b タブ板部
26、28 ショルダ部材
26a、28a ショルダ面
30 ピン部材
31 回転工具
32 接合部
34a、34b 凸部
36a、36b 凹部

Claims (3)

  1. 全体として矩形形状を呈する所定大きさの板状素材を円筒状に丸めて、その両端部を突き合わせた後、かかる突合せ部を摩擦撹拌接合することにより、一体的な円筒状物品を製造するに際して、
    前記板状素材として、突き合わされるそれぞれの端部の両側において側方にそれぞれ突出した所定幅の突出部を有し、且つそれぞれの端部の対応する一方の側の突出部の突合せ面にそれぞれ開口する半円形状の凹所を有するブランク材を、所定の板材のプレス打抜き加工により形成して、準備する工程と、
    かかるブランク材を丸めて、その両端部を突き合わせ、円筒状と為すと共に、それぞれの端部における対応する突出部を突き合わせ、前記一方の側の突出部に設けられた対応する半円形状の凹所の突合せによって、前記摩擦撹拌接合の開始端となる円形の挿入孔を形成する工程と、
    前記ブランク材の突合せ部を挟持し得るように対向配置した一対のショルダ部材とそれら一対のショルダ部材間に同軸的に配設されたピン部材とを備えたボビンツール型回転工具を用い、かかる回転工具のピン部材を前記突出部の突合せ部位に形成された前記挿入孔内に挿通した状態においてセットせしめた後、該回転工具を回転させつつ、前記突合せ部に沿って相対的に移動させることにより、該突合せ部を摩擦撹拌接合せしめて、前記一方の側とは反対側の突出部の突合せ部位に到達させる工程とを、
    含むことを特徴とする円筒状物品の製造方法。
  2. 前記ブランク材のプレス打抜き操作によって、その突き合わされる両端部の少なくとも何れか一方の側に設けられた対応する突出部の突合せ面の一方に凸部が、他方に凹部がそれぞれ形成され、それら凸部と凹部の嵌合によって、該ブランク材の両端部の突合せ位置が固定せしめられる請求項1に記載の円筒状物品の製造方法。
  3. 前記ブランク材が、アルミニウム合金板材のプレス打抜き加工により形成される一方、前記円筒状物品として、車輪用ホイールリムが製造される請求項1又は請求項2に記載の円筒状物品の製造方法。
JP2005253086A 2005-09-01 2005-09-01 円筒状物品の製造方法 Expired - Fee Related JP4684810B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005253086A JP4684810B2 (ja) 2005-09-01 2005-09-01 円筒状物品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005253086A JP4684810B2 (ja) 2005-09-01 2005-09-01 円筒状物品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007061877A true JP2007061877A (ja) 2007-03-15
JP4684810B2 JP4684810B2 (ja) 2011-05-18

Family

ID=37924689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005253086A Expired - Fee Related JP4684810B2 (ja) 2005-09-01 2005-09-01 円筒状物品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4684810B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009274117A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Nippon Light Metal Co Ltd 中空部を有する部材の摩擦攪拌接合方法
US7766215B2 (en) * 2006-04-20 2010-08-03 European Aeronautic Defence and Space EADS France Friction stir welding process
JP2011000606A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 摩擦攪拌接合方法及び摩擦攪拌接合体
WO2012046352A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 住友軽金属工業株式会社 アルミニウム合金接合部材
JP2012143808A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Suzuki Motor Corp 接合方法および接合用工具
JP2013059811A (ja) * 2012-11-27 2013-04-04 Nippon Light Metal Co Ltd 接合方法
WO2014097419A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 三菱重工業株式会社 接合材の製造方法、及び接合用治具
WO2015022894A1 (ja) * 2013-08-13 2015-02-19 株式会社Uacj 摩擦撹拌接合方法
JP2015036152A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 株式会社Uacj 摩擦撹拌接合方法
JP2015036153A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 株式会社Uacj 摩擦撹拌接合方法
JP2016047551A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 三菱重工業株式会社 摩擦撹拌接合用のエンドタブ、及び接合材の製造方法
KR20180070307A (ko) * 2016-12-16 2018-06-26 주식회사 포스코 투피스 로드휠용 마그네슘 림 및 그 제조방법
CN109551100A (zh) * 2019-01-23 2019-04-02 李铁骑 气瓶焊接方法及气瓶结构

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11267859A (ja) * 1998-03-17 1999-10-05 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 接合用加工材とその接合方法及び接合された加工パネル
JP2003326376A (ja) * 2002-05-09 2003-11-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩擦攪拌接合材及びその製造方法
JP2004243375A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ボビンツールを用いた摩擦攪拌接合による中空パネルの生産方法
JP2005007466A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩擦攪拌接合方法と、その装置及び該方法により製造された構造体
JP2005028448A (ja) * 2003-06-17 2005-02-03 Honda Motor Co Ltd 摩擦撹拌接合用装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11267859A (ja) * 1998-03-17 1999-10-05 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 接合用加工材とその接合方法及び接合された加工パネル
JP2003326376A (ja) * 2002-05-09 2003-11-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩擦攪拌接合材及びその製造方法
JP2004243375A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ボビンツールを用いた摩擦攪拌接合による中空パネルの生産方法
JP2005028448A (ja) * 2003-06-17 2005-02-03 Honda Motor Co Ltd 摩擦撹拌接合用装置
JP2005007466A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩擦攪拌接合方法と、その装置及び該方法により製造された構造体

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7766215B2 (en) * 2006-04-20 2010-08-03 European Aeronautic Defence and Space EADS France Friction stir welding process
JP2009274117A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Nippon Light Metal Co Ltd 中空部を有する部材の摩擦攪拌接合方法
JP2011000606A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 摩擦攪拌接合方法及び摩擦攪拌接合体
US9051633B2 (en) 2010-10-08 2015-06-09 Sumitomo Light Metal Industries, Ltd. Aluminum alloy welded member
WO2012046352A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 住友軽金属工業株式会社 アルミニウム合金接合部材
JP2012143808A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Suzuki Motor Corp 接合方法および接合用工具
JP2013059811A (ja) * 2012-11-27 2013-04-04 Nippon Light Metal Co Ltd 接合方法
JP5863996B2 (ja) * 2012-12-19 2016-02-17 三菱重工業株式会社 接合材の製造方法、及び接合用治具
US9393640B2 (en) 2012-12-19 2016-07-19 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Welded material manufacturing method and welding jig
JPWO2014097419A1 (ja) * 2012-12-19 2017-01-12 三菱重工業株式会社 接合材の製造方法、及び接合用治具
WO2014097419A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 三菱重工業株式会社 接合材の製造方法、及び接合用治具
CN105473269B (zh) * 2013-08-13 2018-05-18 株式会社Uacj 搅拌摩擦焊接方法
JP2015036152A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 株式会社Uacj 摩擦撹拌接合方法
CN105473269A (zh) * 2013-08-13 2016-04-06 株式会社Uacj 搅拌摩擦焊接方法
US9937588B2 (en) 2013-08-13 2018-04-10 Uacj Corporation Friction stir welding method
CN105531069A (zh) * 2013-08-13 2016-04-27 株式会社Uacj 搅拌摩擦焊接方法
WO2015022893A1 (ja) * 2013-08-13 2015-02-19 株式会社Uacj 摩擦撹拌接合方法
JP2015036153A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 株式会社Uacj 摩擦撹拌接合方法
US9931711B2 (en) 2013-08-13 2018-04-03 Uacj Corporation Friction stir welding method
CN105531069B (zh) * 2013-08-13 2018-06-12 株式会社Uacj 搅拌摩擦焊接方法
WO2015022894A1 (ja) * 2013-08-13 2015-02-19 株式会社Uacj 摩擦撹拌接合方法
JP2016047551A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 三菱重工業株式会社 摩擦撹拌接合用のエンドタブ、及び接合材の製造方法
KR20180070307A (ko) * 2016-12-16 2018-06-26 주식회사 포스코 투피스 로드휠용 마그네슘 림 및 그 제조방법
KR101899673B1 (ko) * 2016-12-16 2018-09-17 주식회사 포스코 투피스 로드휠용 마그네슘 림 및 그 제조방법
CN109551100A (zh) * 2019-01-23 2019-04-02 李铁骑 气瓶焊接方法及气瓶结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4684810B2 (ja) 2011-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4684810B2 (ja) 円筒状物品の製造方法
US8763882B2 (en) Friction stir welding method for metal material and metal material welded body obtained thereby
JP4756921B2 (ja) 重合せ材料の端面接合方法
JP2014522730A (ja) ワークピースの一体溶接方法
JP2004154798A (ja) 摩擦撹拌接合方法及びそれに用いられるタブ板
JP3507050B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
WO2018096844A1 (ja) アルミニウム構造部材の製造方法
JP6098150B2 (ja) アクスルハウジングの製造方法
JP3963215B2 (ja) パイプ状部材の接合方法
JP4232339B2 (ja) 摩擦撹拌接合による金属の突合せ接合方法
JP4930383B2 (ja) クランプ装置
JP2005205496A (ja) 摩擦撹拌接合用ツール、摩擦撹拌接合用裏当て及び摩擦撹拌接合方法
JP2004066325A (ja) 2ピースホイールの製造方法
JP4393118B2 (ja) 車両用ホイールにおけるアルミニウム合金製リムの製造方法
JP6539362B2 (ja) アルミニウム構造部材
JP4453506B2 (ja) 摩擦点接合方法
JP6756253B2 (ja) 接合方法
JP4415729B2 (ja) プレス成形方法およびプレス成形装置
CN108472761B (zh) 圆筒状构件的制造方法
JP6389594B2 (ja) 車両用ホイールおよびその製造方法
JP2001259882A (ja) 大・中型スチールホイールのリムの製造方法
JP6662210B2 (ja) 接合方法
JP6756252B2 (ja) 接合方法
JP6702130B2 (ja) 円筒状部材の製造方法
JP5098263B2 (ja) 接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4684810

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees