JP2007061536A - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、使用する際その両端が顔部に完全にフィットしながら、中間には十分な呼吸空間を保つことができるマスクを提供すること。
【解決手段】マスク本体に少なくとも2本の相対する折り目が形成する立体的なプリーツ加工を施し、上辺部に鼻筋用の芯材、中央部横方向に呼吸維持用の芯材が固定されることにより、使用する際に両端が顔部に完全にフィットしながら、中間には十分に余裕のある空間を保つことができ、呼吸を阻害することなく、会話の明瞭さを保持できる。
【選択図】 図1
【解決手段】マスク本体に少なくとも2本の相対する折り目が形成する立体的なプリーツ加工を施し、上辺部に鼻筋用の芯材、中央部横方向に呼吸維持用の芯材が固定されることにより、使用する際に両端が顔部に完全にフィットしながら、中間には十分に余裕のある空間を保つことができ、呼吸を阻害することなく、会話の明瞭さを保持できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マスク、特に構造を改良した不織布平面マスクに関するものである。
現在、不織布製の平面型マスクは、一般的に耳掛け式と頭掛け式の2種類があるが、マスクを使用する際に顔とマスクをフィットさせるために、例えば横方向にプリーツ加工を施すことにより、表面が縦方向に拡幅し、鼻からあごにかけての広い範囲を覆うことを可能にしたマスクや、マスクと顔との隙間を減少し、マスクと顔の隙間から細菌等が侵入するのを防止するために、使用時に鼻筋にフィットするようマスク上辺に屈曲状態が維持可能な帯状の芯材を設けているマスクが存在している(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2004−89229号公報
特開2005−34618号公報
しかしながら、これらのマスクを実際に使用した場合、マスク本体が顔部の両側及び中間のどちらにおいても比較的密着した状態になり、鼻、口とマスク本体の間に一定の距離を保持することがないため、したがって十分な呼吸空間を提供しておらず、呼吸及び会話の明瞭度を妨げしまうという欠点がある。また、女性が使用した場合、口紅が付着してしまうという問題も生ずる。
そこで本発明は、構造が簡単かつ合理的で、使用する際その両端が顔部に完全にフィットしながら、中間には十分な呼吸空間を保つことができるマスクを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のマスクは、マスク本体の両端に2本の掛け紐を有するマスクであって、該マスク本体に少なくとも2本の相対する横方向の折り目が形成する立体的なプリーツ加工が施され、該マスク本体上辺部に鼻筋用の芯材が設けられ、該マスク本体の中央部横方向に呼吸維持用の芯材が設けられていることを特徴としている。
また、呼吸維持用の芯材は、ポリエチレン製であることが好ましい。
本発明によれば、上述の構造を採用して、使用する際にプリーツを拡幅すると、その中央部位の呼吸維持用芯材が湾曲して円弧状になり、マスク本体の中間を開くように突っ張って放物面を形成するようになる。これにより、人体顔部中央の鼻、口とマスク本体の間に十分に余裕のある空間を保ち、呼吸を妨げることなく、会話の明瞭度を保持し、なおかつマスク本体の両側は、顔部にしっかり密着させることができる。
図1は本発明の一形態例を示すマスクの説明図である。本発明で通常使用するマスク本体1は、一般的に三層の布で構成され、そのうち第一層は不織布、中間層は溶融ブロー布、第三層は不織布となっている。さらに不織布には、無機抗菌材料が使用され、抗菌消臭作用を発揮させてもよい。当然のことながら、マスク本体1はまた、使用者それぞれの用途及び目的に従い、異なる層数に設計したり、異なる機能をもつ材料を採用することもできる。
本形態例の鼻筋用の芯材2は、一般的には金属製ワイヤーかポリエチレン製のワイヤーを採用し、マスク本体1の上辺部に設けられる。鼻筋用の芯材2の両側は電気加熱あるいは超音波により、スポット溶接方式を採用して固定することができ、圧接痕5を形成する。鼻筋用の芯材2は、主に顔との固定作用を発揮し、すなわち、マスク本体1の上端を鼻筋の上に押さえて固定することができる。
本発明では、マスク本体1上において、少なくとも2本の相対する横方向の折り目3が形成する立体的なプリーツ4を有する。そのうち図1の形態例図中には、4本の相対する折り目3が二つの立体的なプリーツ4を形成しており、立体的なプリーツ4は、畳まれた二つの略Ω字状になっている。
本形態例の呼吸維持用芯材7は、マスク本体1の中央部位のプリーツ4上に設けられる。そのうち図1のA部が示すのは断面図であり、呼吸維持用芯材7を表すのに用いられる。呼吸維持用芯材7の両側は、電気加熱あるいは超音波により、スポット溶接方式を採用して固定することができ、圧接痕8を形成する。
呼吸維持用芯材及び鼻筋用の芯材は、金属製でもポリエチレン製でもよく、屈曲可能であれば素材に特に制限は無いが、使用済みマスクをそのまま可燃ゴミとして廃棄する場合を考慮すれば、ポリエチレン製が好ましい。
本形態例のマスク本体1の四つの辺は、同様に電気加熱あるいは超音波により、スポット溶接方式を採用して固定し、折り返しを形成することができる。折り返されたマスク本体1をそれぞれ裁断してから、2本の掛け紐6をマスク本体1の四隅部分に接着すれば、マスク完成品が形成される。
本形態例のマスクは使用する際、2本の掛け紐6を耳あるいは頭部に掛けて固定し、マスク本体1上のプリーツ4を広げるだけでよく、この時マスクの両端は顔部に完全にフィットさせることができる。中央部位は呼吸維持用芯材7が円弧状に曲げられるため、マスク本体1が外側に突っ張って放物面を形成し、鼻、口とマスク本体1の間に十分な呼吸空間を保ち、呼吸及び人との会話の際の明瞭度を保持するのに役立つ。
1…マスク本体、2…鼻筋用芯材、3…折り目、4…プリーツ、5…圧接痕、6…掛け紐、7…呼吸維持用芯材、8…圧接痕
Claims (2)
- マスク本体の両端に2本の掛け紐を有するマスクであって、該マスク本体に少なくとも2本の相対する横方向の折り目が形成する立体的なプリーツ加工が施され、該マスク本体上辺部に鼻筋用の芯材が設けられ、該マスク本体の中央部横方向に呼吸維持用の芯材が設けられていることを特徴とするマスク。
- 前記呼吸維持用芯材がポリエチレン製であることを特徴とする請求項1記載のマスク。
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