JP2007059097A - ヒータコントローラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 温度センサを設ける必要がなく、ヒータの温度を検出することができるヒータコントローラシステムを提供する。
【解決手段】 ヒータコントローラシステム10は、ヒータ16を含むヒータユニット16aと、ヒータ16と電源20との間に接続された電気回路21と、電気回路21に設けられた電流検出器12、電圧検出器13およびスイッチ14とを備えている。コントローラ15において電流検出器12と電圧検出器13からの電流測定値および電圧測定値に基づいて、ヒータ16の抵抗値が求められる。コントローラ15はこのヒータ16の抵抗値に基づいて、ヒータ16の加熱温度を求め、さらにコントローラ15は設定温度と加熱温度との偏差に基づいて、スイッチ14に対してパルス信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明はヒータを有するヒータコントローラシステムに係り、とりわけヒータの温度を容易かつ確実に検出することができるヒータコントローラシステムに関する。
従来よりヒータを内蔵したヒータユニットが知られている。このヒータユニットはヒータの温度を検出するため、温度検出センサを有している。
上述のように、従来のヒータユニットはヒータと、温度検出センサとを有し、この温度検出センサを用いて、ヒータユニットの温度制御を行なっている。
このように、従来のヒータユニットは温度検出センサを有し、この温度検出センサによりヒータの温度を検出しているが、ヒータユニットはこのような温度検出センサを設けるため構造が複雑となっている。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、温度検出センサを用いることなく、ヒータの温度を精度良く検出することができ、かつ検出したヒータの温度に基づいてヒータを設定温度に調整することができるヒータコントローラシステムを提供することを目的とする。
本発明は、電源に電気回路を介して接続され、温度変化に応じて抵抗値が可変となるヒータと、電気回路内に設けられた電圧検出器、電流検出器およびスイッチと、電圧検出器、電流検出器およびスイッチに接続されたコントローラとを備え、コントローラはスイッチの開閉動作を行なうとともに、電圧検出器および電流検出器からの信号に基づいてヒータの抵抗値を求め、この抵抗値からヒータの温度を検出することを特徴とするヒータコントローラシステムである。
本発明は、コントローラがヒータの抵抗値と温度との関係式を用いて、ヒータの抵抗値からヒータの温度を検出することを特徴とするヒータコントローラシステムである。
本発明は、コントローラがヒータの設定温度と測定温度との偏差を求め、この偏差に基づいて偏差をなくすようスイッチを駆動制御することを特徴とするヒータコントローラシステムである。
以上のように本発明によれば、ヒータと別に独立して温度センサを設ける必要がなく、ヒータの抵抗値を用いてヒータの加熱温度を検出することができる。このように温度センサを設ける必要がないので、全体構造を簡略化することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明によるヒータコントローラシステムの一実施の形態を示す図である。
図1に示すように、ヒータコントローラシステム10は、ニクロム線ヒータ16を含むヒータユニット16aと、電源20とヒータ16とを接続する電気回路21と、電気回路21に設けられた回路電流検出抵抗器(電流検出器)12および回路電圧検出器(電圧検出器)13とを備えている。
また電気回路21には、電流検出器12とヒータ16との間に、回路電流調節用スイッチ素子(スイッチ)14が設けられ、さらに電流検出器12、電圧検出器13、およびスイッチ14にはコントローラ(CPU)15が接続されている。
またコントローラ15と電気回路21との間には、温度設定用可変抵抗器(温度設定器)11が接続されている。
なお、電源20はAC100Vのものであり、電源20とヒータユニット16a側の電気回路21との間には、交流を直流に整流する整流器18が介在されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、コントローラ15は温度設定用可変抵抗器11を動作させたとき、この温度設定用可変抵抗器11の抵抗変化を読み取り、コントローラ15の温度設定値が100℃〜400℃となるよう校正する。
次にコントローラ15が100msを一サイクルとして、以下のような制御を行なう。
まずコントローラ15がスイッチ14をON起動させ、電気回路21内に電流を流す。このとき、ヒータ16に電流が流れて、電気回路21内の電流が電流検出器12により検出され、かつ電気回路21内の電圧が電圧検出器13により検出される。この検出時間はごく短いためヒータ16の加熱は無視できる。
次にコントローラ15はスイッチ14を作動させてOFFとする。
次にコントローラ15は電流検出器12および電圧検出器13からの信号に基づいて、ヒータ16の抵抗値を求める。
一般にヒータ16の抵抗値は、加熱された温度に正比例して変化する。このためヒータ16の抵抗値を求めることにより、ヒータ16の加熱温度を検出することができる。
この場合、コントローラ15では、電流検出器12により求めた電流値Iと、電圧検出器13により求めた電圧値Vとして基づいて、R=V/Iによりヒータ16の抵抗値を求める。
なお、電気回路21中のスイッチ14および電流検出器12の抵抗値は、ヒータ16の抵抗値に比べて1%以下であり、コントローラ15においてヒータ16の抵抗値を求める場合、スイッチ14および電流検出器12の抵抗値は、無視する。
次にコントローラ15は、ヒータ16の抵抗値に基づいてヒータ16の加熱温度を求めて計算する。
上述のように、ヒータ16の抵抗値と加熱温度とは正比例の関係があり、
例えば、ヒータ16の100℃のときの抵抗値をA、
ヒータ16の300℃のときの抵抗値をB、
現在のヒータ16の抵抗値をC、
求めるヒータ16の温度をXとすると、
Figure 2007059097
によりヒータ16の温度を検出することができる。
(1)式において、(300−100)/(B−A)はヒータの温度傾斜であり、(C−A)は抵抗値の変化量であり、+100は温度オフセットである。
次にコントローラ15は、予め設定したヒータ16の設定温度とヒータ16の検出温度とに基づいて、スイッチ14に対するON/OFF制御を行なう。
具体的には、ヒータ16の設定温度と検出温度との偏差を求め、この偏差に基づいて予め設定した比例帯によりスイッチ14に対する出力パルス幅を求める。
この場合、比例帯は動作ゲインと考えられ、偏差を何倍で出力するか決定する定数である。出力パルス幅は0〜100%に換算され、最大出力パルス周期は100msとなり、出力%=出力時間となる。
コントローラ15は、求めた出力パルス幅(出力時間)、すなわち出力%をコントローラ15に内蔵したタイマーに記憶させる。
次にコントローラ15はタイマーに記憶された出力パルス幅に基づいて、スイッチ14を作動させることになる。
コントローラ15は、実際には制御サイクル100msのうち、最初の5msにおいて電流検出器12からの電流検出値および電圧検出器13からの電圧検出値に基づいてヒータ16の抵抗値を求めるとともにヒータ16の加熱温度を求め、更にスイッチ14に対する出力パルス幅を求める。
次にコントローラ15は、5ms〜99msの間で、求めた出力パルス幅に基づいてスイッチ14に対してパルス信号を出力してスイッチ14のON/OFF制御をする。この間、スイッチ14のON時にヒータ16を加熱させ、ヒータ16を所定温度に維持することができる。次に99ms〜100msの1msの間で、コントローラ15は情報の更新を行なう。
なお、コントローラ15は、過去の加熱温度とパルス幅との関係を記憶しておき、スイッチ14に対するパルス幅を求める際、検出されたヒータ16の加熱温度とともに、過去の加熱温度とパルス幅との関係を用いて最適パルス幅を求めてもよい。この場合は、ヒータ16に対する温度制御をより平滑化して行なうことができる。
以上のように本実施の形態によれば、ヒータ16に別個に温度センサを設けることなく、ヒータ16の抵抗値を用いてヒータ16の加熱温度を検出することができる。また、ヒータ16の検出温度を用いてヒータ16の温度制御を確実に行なうことができる。
なお、ヒータ16を含むヒータユニット16aとしては、各種の加熱手段、例えば半田コテ、調理器、熱処理装置等が考えられる。
本発明によるヒータコントローラシステムを示す概略図。
符号の説明
10 ヒータコントローラシステム
11 温度設定器
12 電流検出器
13 電圧検出器
14 スイッチ
15 コントローラ
16 ヒータ
16a ヒータユニット
18 整流器
20 電源
21 電気回路

Claims (3)

  1. 電源に電気回路を介して接続され、温度変化に応じて抵抗値が可変となるヒータと、
    電気回路内に設けられた電圧検出器、電流検出器およびスイッチと、
    電圧検出器、電流検出器およびスイッチに接続されたコントローラとを備え、
    コントローラはスイッチの開閉動作を行なうとともに、電圧検出器および電流検出器からの信号に基づいてヒータの抵抗値を求め、この抵抗値からヒータの温度を検出することを特徴とするヒータコントローラシステム。
  2. コントローラはヒータの抵抗値と温度との関係式を用いて、ヒータの抵抗値からヒータの温度を検出することを特徴とする請求項1記載のヒータコントローラシステム。
  3. コントローラはヒータの設定温度と測定温度との偏差を求め、この偏差に基づいて偏差をなくすようスイッチを駆動制御することを特徴とする請求項1または2のいずれか記載のヒータコントローラシステム。
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