JP2007052130A - 映像投影装置における放熱機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像を投影する光源であるランプを備えた映像投影装置において、ランプ熱の放熱性能の安定化とランプ破裂時の安全性の確保を簡単に実現できる放熱構造を提供する
【解決手段】熱源のランプ22に放熱手段であるヒートシンク28,29を装着して構成される組体に、両者を固定状態に保持する保持手段50を取り付ける。この保持手段50には、ヒートシンク28,29をランプ22に強制的に密着させるように押し付ける押し付け手段(例えば圧縮コイルばね)51が備えられており、これによってランプ22とヒートシンク28,29との密着性が向上して安定した放熱効果が得られると共に、ランプ22が破裂した場合には、その衝撃を押し付け手段51が効果的に吸収することで安全性が確保される。
【選択図】 図22
【解決手段】熱源のランプ22に放熱手段であるヒートシンク28,29を装着して構成される組体に、両者を固定状態に保持する保持手段50を取り付ける。この保持手段50には、ヒートシンク28,29をランプ22に強制的に密着させるように押し付ける押し付け手段(例えば圧縮コイルばね)51が備えられており、これによってランプ22とヒートシンク28,29との密着性が向上して安定した放熱効果が得られると共に、ランプ22が破裂した場合には、その衝撃を押し付け手段51が効果的に吸収することで安全性が確保される。
【選択図】 図22
Description
本発明は、映像をスクリーンに投射して表示する映像投影装置において、光源であるランプから発生する熱を効率的に放熱して冷却するための放熱機構に関する。
映像を投影する投影装置において、光源であるランプは映像投影装置内の最大の熱源であり、ここで上記ランプを冷却するためには、装置内部にランプの放熱手段を設けることが通常である。その放熱手段のひとつとして、アルミニウムや銅材を用いたヒートシンクがあり、これをランプの表面へねじ等で固定することで、熱がランプからヒートシンクへと伝導して放熱され、ランプ本体が冷却される。
従来、このようにランプにヒートシンクを固定した放熱構造としては、例えば下記の特許文献1に開示されるようなものがある。
特許第2720253号
しかしながら、この特許文献1に開示されるような放熱構造では、ねじ等による固定でヒートシンクをランプに取り付ける構造のため、組立のばらつきによって放熱性能が異なり、個体差が発生する原因となっていた。また、ランプは過熱や寿命によって破裂することがあり、この場合に従来の構造ではランプ破裂時の衝撃を吸収する手段がないので、安全性の面で不安があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ランプ熱の放熱性能の安定化とランプ破裂時の安全性の確保を簡単に実現できる放熱構造を提供することを目的とする。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ランプ熱の放熱性能の安定化とランプ破裂時の安全性の確保を簡単に実現できる放熱構造を提供することを目的とする。
即ち本発明は、映像を投影する光源であるランプを備えた映像投影装置において、ランプに放熱手段であるヒートシンクを装着して構成される放熱機構であって、ランプとヒートシンクの組体に、両者を固定状態に保持する保持手段が取り付けられ、この保持手段には、ヒートシンクをランプに強制的に密着させるように押し付ける押し付け手段(例えば圧縮コイルばね)が備えられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、熱源であるランプと放熱手段であるヒートシンクとを常に一定以上の押し付け力で接触させることが可能となり、その密着性が充分に確保できるため、安定した放熱性能が得られ、ランプの熱をより効率的に放熱して冷却することができる。さらに本発明の構成では、ランプが破裂した場合、押し付け手段がその押し付け方向とは逆方向に撓むことで破裂の衝撃を効果的に吸収することができるので、安全性が充分に確保される効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は本発明が適用される映像投影装置(ビデオプロジェクタ)の外観を示す斜視図である。この映像投影装置1は、光源であるランプと、このランプから出射される光を変調する光学系と、上記ランプ及び光学系を冷却する冷却手段と、を装置本体2に内蔵し、上記光学系で変調された映像光を前面の投射レンズ3から前方のスクリーンに投影して表示するものである。
図1は本発明が適用される映像投影装置(ビデオプロジェクタ)の外観を示す斜視図である。この映像投影装置1は、光源であるランプと、このランプから出射される光を変調する光学系と、上記ランプ及び光学系を冷却する冷却手段と、を装置本体2に内蔵し、上記光学系で変調された映像光を前面の投射レンズ3から前方のスクリーンに投影して表示するものである。
この映像投影装置1は、図4のように所定の設置面4に水平に置いた状態に設置する通常の平置き式と、図6のように上下を逆にした状態で天井5から吊り下げるようにして設置する天吊り式の2通りの設置形態を採ることができる。
この映像投影装置1において、装置本体2の外装の上面部分は別体の天板(トップカバー)6で構成されている。この天板6は、装置本体2の上面の略全面を覆う形に形成されており、これが装置本体2に対し前後方向にスライドして開閉する構成となっている。
図2は天板6が閉じた状態、図3は天板6が前方にスライドして開いた状態を示す。この図3に示すように天板6が前方にスライドして開いた状態では、装置本体2の後部上面側から、光源であるランプ22を内蔵したランプユニット20を収容するランプユニット収容部19が露出される。
この構成において、天板6を開閉するための開閉手段について詳細に説明する。この開閉手段は、天板6の裏面側に設けられた転がり機構7と、この転がり機構7に対応して装置本体2側に設けられ、この転がり機構7を案内する案内手段としてのガイド溝11と、により構成される。
転がり機構7は、天板2の裏面側の前方左右2個所と後方左右2箇所の計4箇所に設けられ、その構成は図7及び図8に示す如く、天板6の裏面側に突設された脚部8にシャフト9を介してローラ10が回転可能に軸支されてなる。
この転がり機構7を案内するガイド溝11は、装置本体2の上面の左右において前後方向に形成されており、このガイド溝11の上に転がり機構7のローラ10が載置され、このローラ10がガイド溝11に沿って転がり移動することで、装置本体2に対し天板6が前後方向にスライドして開閉される構造となっている。
この構成においてガイド溝11は、図7に示すように、天板6が閉じた位置で転がり機構7のローラ10が落ち込む凹部11aを有して形成されており、この凹部11aにローラ10が落ち込むことによって天板6は、装置本体2に密着して完全に閉じられる状態となる。そしてこの状態から天板6を開く際には、天板6を前方に押すことで、ローラ10が凹部11aから傾斜面11bを転がりながら上昇し、その後ガイド溝11に沿って水平に転がり移動する。これによって天板6は、上記ローラ10の移動軌跡に沿って、装置本体2から持ち上げられた状態で前方にスライドして図5のように開かれた状態となる。
さらにこの構成において装置本体2側には、図8に示すように、ガイド溝11の上でローラ10を包み込む形状の補助レール12がガイド溝11の全長に沿って取り付けられており、これによってローラ10は、ガイド溝11から脱落することなく常にガイド溝11に沿って確実に転がり移動するように保持されている。
なお、上記構成では、天板の開閉手段に転がり機構7を採用しているが、ここで転がり機構7に代えて図9に示すような滑り機構13を採用することもできる。即ちこの滑り機構13は、天板6の裏面側に突設された脚部8に、滑性の良好な樹脂材等によりなるスライダ14を取り付けて構成され、このスライダ14が案内手段であるガイド溝11に沿って滑るように移動することで、装置本体2に対する天板6の開閉動作が行われるものである。
そしてさらに本例の映像投影装置では、天板6が開いた状態と閉じた状態において、この天板6を軽い保持力でロックするための軽ロック機構が備えられている。この軽ロック機構は図10に示すように、天板6の裏面側に突設される係合突起15と、この係合突起15に対応して装置本体2側に設けられる係合フック16と、によりなり、ここで係合フック16は、図2及び図3に示す如く前後に対向して設けられる前部フック16a及び後部フック16bで構成され、天板6が開いた状態(図3)では前部フック16aに係合突起15が係合することによって天板6が軽い保持力でロックされると共に、天板6が閉じた状態(図2)では後部フック16bに係合突起15が係合することにより天板6が軽い保持でロックされる構造となっている。この軽ロックを解除するには、天板6を多少強い力で押してスライドさせることにより、その力で係合フック16a,16bを撓ませてこの係合フックから係合突起15を外すようにすればよい。
さらに本例の映像投影装置では、天板6が閉じた状態において、この天板6を完全にロックするためのロック機構が設けられている。このロック機構は図11に示す如く、天板6の裏面側に設けられたロック穴17と、このロック穴17に対応して装置本体2側から突出されるロックピン18と、で構成されており、天板6が完全に閉じた状態で、図11(A)に示すようにロックピン18をロック穴17に挿入係合させることで天板6がスライド不能にロックされ、このロックを解除する場合は、装置本体2の底部に設けられているロック解除ボタン(図には表れていない)を押すことにより、図11(B)に示すようにロックピン18がロック孔17から抜けるように引込んで天板6のロックが解除される。
そして、このようにロックを解除した状態で天板6を前方にスライドさせて開くことにより、図3に示す如く、装置本体2のランプユニット収容部19に着脱可能に収容されているランプユニット20が露出する。ここでランプユニット20は、螺子27によって装置本体2に取り付けられており、寿命の切れたランプの交換を行う際には、ドライバ等の工具を用いてこの螺子27を取り外すことで、ランプユニット20を上方(天吊り式とした場合は下方)から取り出して簡単に新しいランプユニットと交換することができる。
この場合、本例の映像投影装置では、前述した如く天板6が開いた状態で軽ロックされる構造となっているため、ランプユニット20の交換中に天板6が不用意に閉じてしまうことがないので、安心してランプユニット20の交換作業を行うことができる。そしてこのランプユニット20の交換が終了したら、天板6を後方にスライドさせて閉じ、この天板6が完全に閉じられた状態で前述したロック機構によって天板6のロックを行うようにする。
以上の如く本例の映像投影装置は、装置本体2の上面部分を構成する天板6を開いてランプユニット20の交換を行う構造であり、従来一般のように装置の外装にランプ交換用窓等を設けない構成のため、外観の美観性が損なわれることはなく、また装置を反転させてランプを交換するような重労働の必要もない。そして特にこの映像投影装置では、天板6をスライドさせて開く構造となっているので、天板6がランプ交換作業の邪魔となることはなく、特にこの映像投影装置を天井から吊り下げて設置する天吊り式とした場合に天板6がランプ交換作業者に当たるようなおそれもないので、ランプ交換作業をスムーズに行うことができる。
さらに本例の映像投影装置では、天板6の剛性不足による天板6と装置本体2との合わせ不具合を矯正して保持するための保持機構が設けられている。この保持機構は、装置本体2側に設けられた2枚の平行板によりなるガイド部61と、これに対応して天板6の裏面側に突設されたピン62と、により構成されており、図2に示すように天板6が閉じた状態では、ガイド部61の2枚の平行板の間にピン62が係合されることにより、天板6は装置本体2との合わせの不具合が矯正された状態で、ガタつくことなくその状態で確実に保持されるようになっている。
また本例の映像投影装置においては、天板6の略中央部に、メーカーロゴ等を表示する透明部63が設けられている。一方、装置本体2側には、天板6が閉じた状態でこの透明部63が対応する位置にLED発光部64が設けられており、天板6が閉じた状態では、このLED発光部64が発光することによって、透明部63からメーカーロゴ等が鮮やかに浮かび上がるように表示される。
さらに本例の映像投影装置には、天板6が閉じた状態でその検知を行う電気的検知手段が備えられている。この電気的検知手段としてはリミットスイッチ65が好適に用いられ、図4に示すように天板6が閉じた状態では、天板6の裏面側に設けられた操作突起65がこのリミットスイッチ65を押して操作することにより、天板6の閉じ状態が検知される構成となっている。そしてこの構成では、リミットスイッチ65によって天板6の閉じ状態が検知された場合でのみランプ22に駆動電圧が供給される構成とすれば、天板6が開いた状態で誤ってランプが発光したり、ランプの交換作業中に感電したりするおそれがなくなるので、安全性の面で有効である。
次に、本例の映像投影装置に用いられるランプ22について詳細に説明する。このランプ22は、内部に高圧(20〜200気圧)のキセノンガスを封入して構成されるキセノンランプであり、その高圧ガスの中に電圧をかけて放電させることによって発光が行われるもので、フィラメント方式のランプに比べて消費電力が低く、また長寿命であるという特徴がある。
本例で用いられるランプ22の外観構成を図12及び図13に示す。図12(A)及び(B)はランプの正面図及び側面図、図13はランプを後方から見た斜視図である。このランプ22の外装は前部ケース23Aと後部ケース23Bとを接合して構成されており、その内部に高圧のガスが封入されている。ここで前部ケース23Aと後部ケース23Bは何れも金属製で、かつその間が絶縁されており、夫々が電極として構成されている。即ち本例のランプ22では、前部ケース23Aの全体が負極側電極、後部ケース23Bの全体が正極側電極となされており、この電極の間に駆動電圧を加えることで内部の高圧ガス中で放電が行われて発光し、その光が前部ケース23Aの前面に設けられたサファイアガラス製の出射口24から出射される。
またこのランプ22は、外装の所定位置(この例では後部ケース23Bの後端面)にガス抜き用の封止部25を有する。この封止部25は、ランプ22の外装から突出される排気パイプの先端を封止してなるもので、後述するようにランプ交換時には、この封止部25に孔を開けることによってランプ内部からのガス抜きが行われる。
このランプ22は発光に伴って高温になるので、これを効率的に放熱するため、図14に示す如くランプ22には放熱手段としてヒートシンク28と29が装着される。このヒートシンク28と29はアルミニウム製のブロック体で、夫々ランプ22の外装の前部ケース23Aと後部ケース23Bに被さる形で装着されるものである。
このランプ22とヒートシンク28,29に対しては、装置に内蔵される冷却手段としての冷却ファンから冷却風が送風されるようになっており、これによってランプ22の熱をより効率的に放熱して冷却し、装置内部の温度上昇を抑制するようにしている。なお、ここで実際の構成では、放熱効率をさらに上げるため、ヒートシンク28,29の両側面には同じアルミニウム製の冷却フィンが取り付けられるようになっているが、ここでは図示を省略してある。
そして本例の映像投影装置では、上記の如きランプ22とヒートシンク28,29の組体が図15に示すユニットケース21の内部に組み込まれてランプユニット20を構成している。このランプユニット20は螺子27によって装置本体2に取り付けられており、この螺子27を取り外すことによって簡単にランプユニット20ごとランプ交換を行うことができるものである。
このランプ交換においては、環境問題に配慮して、ランプ22内に封入されている高圧のガスを抜いてから廃棄することが必須となっている。そこで本例の映像投影装置では、ランプユニット20の内部において、ランプ22のガス抜き作業を簡単かつ確実に行うためのガス抜き装置が構成されている。このガス抜き装置は、ランプ22に設けられたガス抜き用の封止部25と、この封止部25に対応してランプユニット20に組み込まれるガス抜き手段としてのガス抜き螺子30と、を備えて構成される。
このガス抜き螺子30は、図14に示すように、一般的なメートル並目螺子の形状を有する螺子部材によりなり、これがヒートシンク29に設けられた螺子孔31を通して組み付けられて、その先端部30aがランプ22の封止部25に対応している。そして図15に示す如く、このガス抜き螺子30の頭部30bがユニットケース21の上面部に設けられた穴35からランプユニット20の外部に露出されており、そこに工具を差し込んでガス抜き螺子30を回転操作することで、ガス抜き螺子30の先端部30aがランプ22の封止部25に接触して孔を開け、これによって封止部25からランプ22内のガスを排出させる構造となっている。この構造により、作業者がランプ22の本体や封止部25に直接触れることなく、またニッパ等の切断工具を使用することもなく簡単にランプ22のガス抜きを行うことができる。
本例の映像投影装置においては、図4に示すような通常の平置き設置状態では、装置の上面側にガス抜き螺子30の頭部30bが位置し、また図6に示すような天吊り式の設置状態では、装置の下面側にガス抜き螺子30の頭部30bが位置する状態となり、即ちこの映像投影装置では、常にその設置面の反対側にガス抜き螺子30の頭部30bが位置することになるので、どの設置状態でもユーザーがガス抜き螺子30の操作を容易に行うことができるものである。
図16にガス抜き螺子30の形状例を示す。これらのガス抜き螺子30を使い分けることによって、ランプ22における封止部25の位置の違いに対応したり、使用する工具を変えたりすることが可能である。図16(A)は先端部30aが円筒の刃形状であるガス抜き螺子の例で、このガス抜き螺子30では、先端部30aの円筒形の刃の回転によってラプ22の封止部25を徐々に切削しながら孔開けが行われる。このガス抜き螺子30の場合、先端部30aの刃径を変えることによって封止部25との接触面積を変え、孔開けに必要なトルクを調整することができる。図16(B)は先端部30aが尖り刃形状であるガス抜き螺子の例で、このガス抜き螺子30では、尖り刃形状の先端部30aが封止部25を突き破るようにして孔開けが行われる。この例のガス抜き螺子30は、封止部25との接触面積が最も小さいため、孔開けに必要なトルクも最も少ない。図16(C)は先端部30aがドリル形状であるガス抜き螺子の例で、このガス抜き螺子30では、ドリル形状の先端部30aが封止部25を効率的に削り取りながら孔開けが行われる。
図17は、ガス抜き螺子30の頭部30b(工具の差し込み部分)の形状例を示す。図17(A)は六角穴36付きの頭部形状、図17(B)は十字穴37付きの頭部形状、図17(C)はすり割り溝38付きの頭部形状の例で、夫々工具としてプラス形ドライバ、六角レンチ、マイナス形ドライバを差し込んでガス抜き螺子30を回転操作するものである。このガス抜き螺子30の頭部30bの形状は、使用する工具に合わせて適宜変えることができる。
ここで特にこのガス抜き螺子30の頭部30bの形状は、ランプユニット20の取り付けに用いる螺子27の頭部と同じ形状にすることが望ましい。こうすることにより、1つの工具でランプ22のガス抜きとランプユニット20の取り外しの2つの作業を共通に行うことができるので、効率的である。
図18は、ランプ22における封止部25の位置の例を示す。本例のガス抜き装置では、このランプ22の封止部25の形成位置の違いに応じてガス抜き螺子30の組み付け位置を変えることが可能である。図18(A)はランプ22の後部ケース23Bの後端面から封止部25を水平に突出させて設けた例で、この場合は図14に示すように、ヒートシンク29に設けられた螺子孔31を通してガス抜き螺子30が組み付けられ、このガス抜き螺子30の先端部30aが封止部25に対し垂直に接触して孔開けが行われる。この例の構成では、ヒートシンク28,29と封止部25の干渉がないので、封止部25の径を大きくしてガス抜き螺子30が接触する範囲を広くすることができ、より確実なガス抜きが可能となる。また、ガス抜き螺子30の中心を封止部25の中心からずらせて接触させるようにすれば、先端部30aの刃の接触面積が少なくなるので、より少ないトルクでのガス抜きが可能となる。
図18(B)はランプ22の前部ケース23Aの前面から側方に向って水平に封止部25を突出させて設けた例で、この場合は図14に示すヒートシンク28に設けられた螺子孔32を通してガス抜き螺子30が組み付けられ、このガス抜き螺子30の先端部30aが封止部25に対し垂直に接触して孔開けが行われる。この例では、封止部25をガス抜き螺子30との接触面の反対側からヒートシンク28で支える構成とすることで、より確実なガス抜きが可能となる。
図18(C)はランプ22の前部ケース23Aの前面から封止部25を斜め上方に向って突出させて設けた例で、この場合は図14に示すヒートシンク28に設けられた螺子孔33を通してガス抜き螺子30が組み付けられ、このガス抜き螺子30の先端部30aが封止部25に対し斜めに接触して孔開けが行われる。この例の構成では、特に図16(A)に示したような先端部30aが円筒の刃形状であるガス抜き螺子30を用いた場合、このガス抜き螺子30の先端部30aが封止部25に接触する面積が小さくなるので、より少ないトルクでのガス抜きが可能となる。
以上の如きランプ22のガス抜き作業は、ランプユニット20を装置本体2から取り外す前に行うようにする。即ち、本例の映像投影装置においてランプユニット20を交換する際には、先ず上記の如くガス抜き螺子30を操作してランプ22のガス抜き作業を行い、その後に装置本体2からランプユニット20を取り外して廃棄するようにする。こうすることにより、ランプ22に高圧のガスが封入されたままランプユニット20が廃棄されることを確実に防止することができる。
このように本例の映像投影装置は、ランプ交換時にランプのガスを確実に抜いてから廃棄することができるので、環境問題に配慮した映像投影装置として、その商品価値を大きく高めることができるものである。
図19は、図16(A)のように先端部30aを円筒の刃形状としたガス抜き螺子30の変形例を示す。即ち、この形状のガス抜き螺子30では、先端部30aで封止部25に孔を開けたときに、その破砕片が先端部30aの内周側に詰まって封をする状態となり、封止部25からガスが抜けなくなる問題が生じるおそれがある。そこでこの図19に示す如く、ガス抜き螺子30の先端部30aの円筒部分に穴40aを設け、この穴40aを通して破砕片を外に排除できる構造とすれば、上記の問題を容易に解消することができる。さらにこのガス抜き螺子30は、先端部30aの刃に溝40bを設けてあり、封止部25に孔を開けた際に生じる破砕片をこの溝40bに逃がし、封止部25とガス抜き螺子30との接触面を常に円状の刃部分のみに限定することによって、少ないトルクでのガス抜きを可能としている。
また図20は、ガス抜き螺子30の先端部30aを封止部25に正確に対応させるための位置合わせ手段を設けた例である。即ち、例えば図16(B)に示したような先端部30aが尖り形状であるガス抜き螺子30を使用する場合は、尖り形状の先端部30aが封止部25の中心に正確に対応しないとスムーズに孔を開けられないので、この図20に示すように、位置合わせ手段として封止部25を跨ぐ形状のアジャスト部材41を設置し、このアジャスト部材41の中央部に設けられたガイド穴41aを通してガス抜き螺子30の先端部30aを封止部25に接触させる構造としたものである。これにより、ガス抜き螺子30の尖り形状の先端部30aが封止部25の中心から多少ずれていた場合でも、ガス抜き螺子30の先端部30aはアジャスト部材41のガイド穴41aに案内されることによって封止部25の中心に正確に対応する状態となるので、封止部25に確実に孔を開けてガス抜きを行うことができる。
さらに図21は、ガス抜き螺子30の頭部30aを保持してガス抜き螺子30の誤作動を防止するための保持手段を設けた例である。即ちこの構成では、ガス抜き螺子30の頭部30bが露出されるランプユニット20の穴35に保持手段として保持キャップ42を嵌合させてあり、この保持キャップ42によってガス抜き螺子30の頭部30bを保持することでガス抜き螺子30の不用意な回転を防止するようにしている。これにより、ガス抜き螺子30の誤作動によるランプのガス抜きを確実に防止することができる。
続いて、ランプ22の熱をさらに効率的に放熱するための放熱構造について説明する。
図22に示す如く、光源であるランプ22には、放熱手段としてヒートシンク28,29が装着されている。このヒートシンク28,29はアルミニウムや銅などの導電性金属によりなるブロック体で、夫々ランプ22の外装の前部ケース23Aと後部ケース23Bに被さる形で装着される。
図22に示す如く、光源であるランプ22には、放熱手段としてヒートシンク28,29が装着されている。このヒートシンク28,29はアルミニウムや銅などの導電性金属によりなるブロック体で、夫々ランプ22の外装の前部ケース23Aと後部ケース23Bに被さる形で装着される。
図23に示すようにヒートシンク28,29は、上端の接続部を残して中央の溝部44で左右に分割された構造を有し、その左右の分割部の内側にはランプの外装に対応した形状の凹部45が形成されており、この凹部45にランプ22を嵌め込んだ状態で、左右の分割部の下端にクランプばね46を取り付けることにより、左右の分割部でランプ22を締め付けるようにして固定してある。
なお、この構成においてヒートシンク28と29は、ランプ22に電力を供給するための電極端子としての機能を併せ持っている。即ち、前述した如くランプ22は、その外装の前部ケース23Aと後部ケース23Bが夫々負極側電極と正極側電極として構成されており、そのためこのランプ22の前部ケース23Aと後部ケース23Bに被さる形で装着されるアルミニウム製のヒートシンク28と29を電極端子として用いることにより、簡単な構成で電源部からこのヒートシンク28と29を介してランプ22に確実に駆動電圧を供給できる構成としている。
このヒートシンク28,29を上記の如くしてランプ22に装着しただけの構成では、ヒートシンク28,29はランプ22に対し前後方向(ランプの出射光軸方向)に動くことが可能な状態であり、クランプばね46による摩擦保持力でのみ位置を保持している状態である。この状態ではランプ22とヒートシンク28,29との密着性が充分に確保できないため、放熱性能が不安定に陥りやすい。
そこでこの放熱機構では、図22〜図24に示す如く、ランプ22とヒートシンク28,29の組体に、両者を固定状態に姿勢保持する保持手段としてテンショナ50を取り付けるようにする。このテンショナ50は、中央板部50aと、この中央板部50aの両端から垂直に折曲される折曲板部50b,50cと、を一体に有してなり、その両端の折曲板部50b,50cがランプ22に装着される前後のヒートシンク28と29を跨ぐように装着される。またこのテンショナ50には、その両端の折曲板部50b,50cとヒートシンク28,29との間にできる所定の隙間に組み込まれるように、押し付け手段としての圧縮コイルばね51が備えられている。本例では、テンショナ50の後側の折曲板部50cと後方のヒートシンク29との間にこの圧縮コイルばね51が配置される構成となっている。
なお、この構成においては、前述した如くヒートシンク28と29がランプ22に電力を供給する電極端子となっているため、このヒートシンク28と29に跨って装着されるテンショナ50は、電気的絶縁材料である樹脂(プラスチック)で形成されている。このテンショナ50に用いる樹脂材料としては、耐熱性に優れたPPS樹脂が好適である。
このテンショナ50をヒートシンク28,29に取り付けた状態で圧縮コイルばね51は、テンショナ50の折曲板部50cとヒートシンク29との間で本来の長さの2分の1程度まで圧縮されるように撓み、この撓み量に比例して一定のばね力が発生する。このばね力は、本例の構成では、前後のヒートシンク28,29が夫々ランプ22の熱伝導面22a,22bに押し付けられて密着される方向に作用する。このように本例の構成では、テンショナ50と圧縮コイルばね51の作用により、ランプ22とヒートシンク28,29に対し製品の寸法公差の範囲内で常に一定の押し付け力(ばね圧)をかけることができ、このばね圧はヒートシンク28,29をランプ22に対し適正かつ充分な圧力により密着するように接触させることになる。従ってこの構成によれば、熱源であるランプ22と放熱手段であるヒートシンク28,29との密着性が充分に確保できるため、安定した放熱性能が得られ、ランプ22の熱をより効率的に放熱して冷却することができる。
またこの構成によれば、ランプ22が破裂したときの衝撃を効果的に吸収することもできる。即ちランプ22は、過熱あるいは寿命によって破裂することがあり、その場合はランプ22の前部ケース23Aと後部ケース23Bが内部のガス圧によって爆裂的に分離されて強い衝撃(破裂エネルギー)が発生することになるが、本例の構成ではこのランプの破裂時に圧縮コイルばね51がその押し付け方向とは逆方向に圧縮されるように撓むことで衝撃を効果的に吸収することができるので、ランプ22が破裂しても周囲に影響を及ぼすことはなく、安全性が充分に確保される。
なお、本例の構成では図23に示す如く、押し付け手段として左右に2つの圧縮コイルばね51を並べて配置してあるが、1つの圧縮コイルばねでも充分なばね力が確保されるのであれば、この圧縮コイルばね51を中央に1つだけ配置した構成としてもよい。また、押し付け手段としてはこの圧縮コイルばねに限ることなく、他にも例えば板ばねや空気ばね、弾性ゴム体なども好適に使用することが可能である。
図25は、テンショナ50に、周囲の冷却風の流れを熱源であるランプ22に導くための導流手段を設けた例である。即ち、前述したようにランプ22とヒートシンク28,29に対しては、装置に内蔵される冷却ファンから冷却風が送風されるようになっており、ここで特に本例では、その冷却風Wを導く導流手段として導流翼52a,52bをテンショナ50の中央板部50aの両側面から突出させて設け、この導流翼52a,52bによって冷却風Wをヒートシンク28と29の間に表出されるランプ22に導く構成としてある。これによってランプ22をより効率的に冷却することができる。
図26は、ランプ22の温度に応じてランプ22とヒートシンク28,29の密着度を可変調整できるようにした例である。この構成では、圧縮コイルばね51の押し付け力を変化させる押し付け力変化手段としてモータ53がテンショナ50に備えられており、即ちこのモータ53の駆動によって可動板54が移動することで圧縮コイルばね51の撓み量を可変させる構造としてある。ここではランプ22の温度を測定する温度センサ55が設けられ、この温度センサ55の出力に基づいて、演算装置(プロセッサ)56がモータドライバ57を制御してモータ53の駆動を変化させるようにしている。
この構成によれば、ランプ22の温度変化に応じてモータ53を駆動制御して圧縮コイルばね51の圧力を自動的に可変させることができ、例えばランプ22の温度が上昇した場合には、圧縮コイルばね51の圧力を上げることでランプ22とヒートシンク28,29をより強い力で密着させることができるので、一段と効率的な放熱が可能となり、さらなる冷却効果の向上を実現することができる。
なお、上記実施例ではヒートシンク28,29の上側にのみテンショナ50を取り付けてあるが、図27に示すように下側にもテンショナ50を取り付けた上下対象構造としてもよい。このような構造とすることにより、ランプ22とヒートシンク28,29に対しバランスよくばね圧をかけることができるので、ランプ22とヒートシンク28,29の密着性が向上し、より安定した放熱性能が得られると共に、ランプ破裂時の衝撃吸収効果もさらに確実なものとなる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこの実施例の構成に限ることなく、他にも種々の実施形態を採り得るものであることは言うまでもない。
1…映像投影装置、20…ランプユニット、22…ランプ、28,29…ヒートシンク、50…テンショナ(保持手段)、51…圧縮コイルばね(押し付け手段)、52a,52b…導流翼(導流手段)、53…モータ(押し付け力変化手段)、55…温度センサ(温度測定手段)、56…演算装置(演算手段)
Claims (7)
- 映像を投影する光源であるランプを備えた映像投影装置において、上記ランプに放熱手段であるヒートシンクを装着して構成される放熱機構であって、上記ランプと上記ヒートシンクの組体に、両者を固定状態に保持する保持手段が取り付けられ、この保持手段には、上記ヒートシンクを上記ランプに強制的に密着させるように押し付ける押し付け手段が備えられていることを特徴とする映像投影装置における放熱機構。
- 上記押し付け手段は、圧縮コイルばねによりなることを特徴とする請求項1に記載の映像投影装置における放熱機構。
- 上記押し付け手段は、その押し付け方向とは逆方向に撓むことにより上記ランプの破裂時の衝撃を吸収することを特徴とする請求項1に記載の映像投影装置における放熱機構。
- 上記ヒートシンクは導電金属製で、上記ランプに電圧を供給する電極の正極側と負極側とに分かれて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の映像投影装置における放熱機構。
- 上記保持手段が上記正極側のヒートシンクと上記負極側のヒートシンクとに跨って取り付けられる構成において、上記保持手段を電気的絶縁材料で形成したことを特徴とする請求項4に記載の映像投影装置における放熱機構。
- 上記保持手段は、周囲の冷却風の流れを上記ランプに導くための導流手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の映像投影装置における放熱機構。
- 上記ランプの温度を測定する温度測定手段と、上記押し付け手段の押し付け力を増減させる押し付け力変化手段と、上記温度測定手段からの出力に応じて上記押し付け力変化手段を駆動制御して上記押し付け手段の押し付け力を増減させる演算手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像投影装置における放熱機構。
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