JP2007052106A - 半透過型液晶パネル用基板およびその製造方法、半透過型液晶パネルならびに半透過型液晶表示装置 - Google Patents

半透過型液晶パネル用基板およびその製造方法、半透過型液晶パネルならびに半透過型液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 開口率を改善可能であり、さらには透過表示光と反射表示光との色を独立に調整可能な半透過型液晶パネル等を提供する。
【解決手段】 画素基板100において、TFT121を含んだ回路層120、第1着色層131、反射層140、第2着色層132、画素電極150およびフォトスペーサ160がこの順序で配置されている。反射層140はTFT121に重なっている。反射層140は、導電性材料から成り、ドレイン電極121dおよび画素電極150に接して両電極121d,150を電気的に接続している。透過表示用の第1着色層131は光が1回透過したときに所望の表示色が得られるように着色されており、反射表示用の第2着色層132は光が2回透過したときに所望の表示色が得られるように着色されている。液晶層300において第2着色層132の上方の厚さt2は第1着色層131の上方の厚さt1の半分に設定されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半透過型液晶パネル用基板およびその製造方法、半透過型液晶パネルならびに半透過型液晶表示装置に関し、より具体的には開口率を改善し、さらには透過表示光と反射表示光とで表示色を独立に調整する技術に関する。
液晶表示装置は薄型で低消費電力であるため、パーソナルコンピュータ等のOA機器、電子手帳や携帯電話機等の携帯情報端末機器、カメラ一体型VTR等に広く用いられている。このような液晶表示装置には、画素電極にITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電性薄膜を用いた透過型と、画素電極に金属等の反射電極を用いた反射型とがある。
透過型の液晶表示装置は、バックライトで照明して表示を行うので、明るくてコントラストが高い表示を行うことができるが、消費電力が大きくなる。一方、反射型の液晶表示装置は、バックライトを使用せず周囲の光によって照明するので、消費電力を小さくできるが、周囲の明るさによってはコントラストが低下してしまう。このため、周囲の光を反射して照明するとともにバックライトの光により照明することのできる半透過型の液晶表示装置が実用化されている。
一般的な半透過型液晶表示装置は、スイッチング素子および画素電極を有する画素基板と、着色層および共通電極を有する対向基板とを貼り合わせた構造を取っている。
しかしながら、このような半透過型液晶表示装置によれば、製造工程中の熱や膜応力によるガラス基板の収縮によって、画素基板に設けられた画素電極と対向基板に設けられた着色層との位置合わせが困難になり、その結果、位置ずれが液晶パネルの開口率の低下を招く。このような問題は、高精細の液晶パネルほど顕著である。
この問題は、スイッチング素子および画素電極だけでなく着色層も同一基板上に形成するCF ON ARRAY(カラーフィルタ オン アレイ)構造(特許文献1参照)によって解決されると考えられる。
図9および図10に従来のCF ON ARRAY構造を説明するための断面図および平面図を示す。なお、図10中の9−9線における断面図が図9にあたる。図9および図10に示す従来の液晶表示装置は、画素基板1Pと、対向基板2Pと、両基板1P,2Pの間に封入された液晶組成物3Pとから成る。
画素基板1Pにおいて、透光性を有するガラス基板101Pの一主面上に、スイッチング素子として薄膜トランジスタ110Pが形成されている。この薄膜トランジスタ110Pは、多結晶シリコンから成る半導体層111Pと、その上に形成されたシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜112Pと、このゲート絶縁膜112P上に形成されたモリブデン・タングステン合金からなるゲート電極113Pと、ゲート電極113Pを覆って形成されシリコン酸化膜から成る層間絶縁膜114Pと、層間絶縁膜114Pおよびゲート絶縁膜112Pに形成されたコンタクトホールを介して半導体層111Pに接続されたアルミニウムから成るソース電極115SPとドレイン電極115DPと、で構成される、いわゆるコプラナ型である。そして、層間絶縁膜114P上には、アルミニウムから成る反射層102Pが形成されている。さらには、薄膜トランジスタ110Pおよび反射層102Pを覆って樹脂から成る着色層103Pが形成されている。この着色層103Pはソース電極115SPに達するコンタクトホールを有しており、着色層103P上に形成された透光性のITOから成る画素電極104Pはこのコンタクトホールを介してソース電極115SPに接続されている。
なお、図中、符号105Pは配向膜であり、符号4Pはバックライトである。
この液晶表示装置は、スイッチング素子および画素電極が設けられた基板上に着色層が設けられているので、画素基板と対向基板との位置合わせのずれ(位置ずれ)による開口率の低下を防止して液晶表示装置の高精細化を図ることができる。
特開2002−229014号公報
しかしながら、この従来の液晶表示装置において、スイッチング素子110Pは透過領域でも反射領域でもない遮光領域となっているので、スイッチング素子110Pの領域分だけ開口率が低下してしまう。高精細な液晶パネルの場合、画素が小さくなるため、画素に対してスイッチング素子の占める割合は大きくなり、開口率の低下が著しくなる。
また、透過表示では光が着色層103Pを1回透過するのに対し、反射表示では光が着色層を2回透過するが、図9に示すように透過領域と反射領域とで同一の着色層103Pを使用しているので、透過表示時と反射表示時とのそれぞれに要求される色を表示することが困難となっている。
本発明は、かかる点にかんがみてなされたものであり、開口率を改善可能であり、さらには透過表示光の色と反射表示光の色とを独立に調整可能な半透過型液晶パネルを提供するとともに、そのような液晶パネル用の基板および当該基板の製造方法ならびにそのような液晶パネルを適用した半透過型液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、透過表示および反射表示を実施可能な半透過型液晶パネルに用いられる半透過型液晶パネル用基板において、下地基板と、前記下地基板上に配置された、調光のためのスイッチング素子と、前記スイッチング素子よりも前記下地基板から遠い側に配置され、前記スイッチング素子に重なるように配置された、前記反射表示のための反射層とを備えることを特徴とする。このような構成によれば、下地基板、スイッチング素子および反射層がこの順序で並んでおりかつ反射層がスイッチング素子に重なっているので、透過表示用のバックライト光を下地基板の側から入射させ、反射表示用の周囲光をスイッチング素子とは反対側に反射させることにより、透過表示および反射表示の場合でもスイッチング素子による遮光領域を無くすことができ、その結果、開口率を向上させることができる。
また、前記反射層よりも前記スイッチング素子に近い側に配置された、前記透過表示のための第1着色層と、前記反射層よりも前記スイッチング素子から遠い側に配置され、前記反射層に重なるように配置された、前記反射表示のための第2着色層とをさらに備え、前記第1着色層は前記第2着色層および前記反射層のいずれにも重ならない部分を含んでいることが好ましい。このような構成によれば、当該液晶パネル用基板は、スイッチング素子および着色層の両方を含んでおり、いわゆるCF ON ARRAY(カラーフィルタ オン アレイ)構造を有する。したがって、液晶パネル用基板とこれに対向する対向基板との位置ずれに起因した開口率の低下を抑制することができる。さらに、第1着色層のうちの第2着色層および反射層のいずれにも重ならない部分が透過表示を担い、第2着色層のうちの反射層と重なった部分が反射表示を担うことができる。このとき、透過表示のための第1着色層と反射表示のための第2着色層とが別々に設けられているので、着色層ごとに独立に表示色(色合い等を含む)を調整・設定することができる。
また、前記反射層は光沢を有する導電性材料から成ることが好ましい。このような構成によれば、反射層は、その光沢によって光を反射可能であるだけでなく、導電部材として利用することができる。
また、前記反射層は、前記スイッチング素子に電気的に接続されており、前記半透過型液晶パネル用基板は、前記第1着色層および前記第2着色層よりも前記スイッチング素子から遠い側に配置され、前記第1着色層および前記第2着色層に重なるように配置され、前記反射層に電気的に接続された、画素電極をさらに備えることが好ましい。このような構成によれば、反射層を介してスイッチング素子と画素電極とを電気的に接続することができる。さらに、このような反射層を介した電気的接続により開口率の低下を抑えることができる。すなわち、反射層を介さずにスイッチング素子と画素電極とを直接導通させる場合、反射層の無い領域において両者をコンタクトさせる必要があるので、透過表示領域または反射表示領域(反射層形成領域)を削って(縮小して)コンタクト領域を形成する必要があるからである。
さらに、上記目的を達成するために本発明は、透過表示および反射表示を実施可能な半透過型液晶パネルに用いられる半透過型液晶パネル用基板において、下地基板と、前記下地基板上に配置された、調光のためのスイッチング素子と、前記スイッチング素子よりも前記下地基板から遠い側に配置された、前記透過表示のための第1着色層と、前記第1着色層よりも前記下地基板から遠い側に配置された、前記反射表示のための第2着色層とを備えることを特徴とする。このような構成によれば、当該液晶パネル用基板は、スイッチング素子および着色層の両方を含んでおり、いわゆるCF ON ARRAY(カラーフィルタ オン アレイ)構造を有する。したがって、液晶パネル用基板とこれに対向する対向基板との位置ずれに起因した開口率の低下を抑制することができる。さらに、透過表示のための第1着色層と反射表示のための第2着色層とが別々に設けられているので、着色層ごとに独立に表示色(色合い等を含む)を調整・設定することができる。
ここで、前記第1着色層は光が1回透過したときに第1の表示色を得られるように着色されており、前記第2着色層は光が2回透過したときに前記第1の表示色とは異なる第2の表示色を得られるように着色されていることにより、第1着色層による透過表示と第2着色層による反射表示とでそれぞれ独立に所望の表示色が得られる。他方、前記第1着色層は光が1回透過したときに所定の表示色を得られるように着色されており、前記第2着色層は光が2回透過したときに前記所定の表示色を得られるように着色されていることにより、第1着色層による透過表示と第2着色層による反射表示とで表示色を揃えることができる。
さらに、上記目的を達成するために本発明は、半透過型液晶パネルにおいて、前記半透過型液晶パネル用基板と、前記半透過型液晶パネル用基板に対向して配置された対向基板と、前記半透過型液晶パネル用基板と前記対向基板との間に設けられた液晶層とを備えることを特徴とする。このような構成によれば、上述の開口率の改善によって高精細な液晶パネルを提供することができる。また、上述の着色層の色(表示色)の独立制御によって表示品位の高い液晶パネルを提供することができる。
また、前記液晶層において前記第2着色層の上方の厚さは前記第1着色層の上方の厚さの半分であることが好ましい。このような構成によれば、透過表示光および反射表示光について液晶層中の光路長を略等しくすることができ、光学的ロスを低減することができる。
さらに、上記目的を達成するために本発明は、半透過型液晶表示装置において、前記半透過型液晶パネルと、前記半透過型液晶パネル用基板の側に配置されたバックライトとを備えることを特徴とする。このような構成によれば、高精細な表示が得られるし、さらに表示品位の高い表示が得られる。
さらに、上記目的を達成するために本発明は、透過表示および反射表示を実施可能な半透過型液晶パネルに用いられる半透過型液晶パネル用基板の製造方法において、下地基板上に調光のためのスイッチング素子を形成するスイッチング素子形成工程と、前記スイッチング素子に至る第1コンタクトホールを有するように第1着色層を形成する第1着色層形成工程と、前記第1コンタクトホールを介して前記スイッチング素子に電気的に接続するようにかつ前記スイッチング素子に重なるように導電性の反射層を形成する反射層形成工程と、前記反射層を覆うようにかつ前記反射層に至る第2コンタクトホールを有するように第2着色層を形成する第2着色層形成工程と、前記第2コンタクトホールを介して前記反射層に電気的に接続するようにかつ前記第1着色層および前記第2着色層に重なるように画素電極を形成する画素電極形成工程とを備えることを特徴とする。このような構成によれば、上述の効果を奏する半透過型液晶パネル用基板を製造することができ、当該液晶パネル用基板を用いることにより上述の効果を奏する半透過型の液晶パネルおよび液晶表示装置を製造することができる。
また、前記第2着色層形成工程の前に、前記反射層と前記第2コンタクトホールと間に保護膜を形成する保護膜形成工程をさらに備えることが好ましい。このような構成によれば、保護膜によって第2着色層形成工程において反射層を保護することができる。
本発明によれば、開口率が改善され、さらには透過表示光の色と反射表示光の色とを独立に調整できる半透過型液晶パネルを提供することができ、そして、そのような液晶パネル用の基板および当該基板の製造方法ならびにそのような液晶パネルを適用した半透過型液晶表示装置を提供することができる。
図1に、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10を説明するための模式図を示す。図1に示すように、液晶表示装置10は、液晶パネル11と、バックライト(またはバックライトユニット)12と、制御駆動装置13とを含んでいる。後述の説明から明らかになるが、液晶パネル11は透過表示および反射表示を実施可能な半透過型の液晶パネルである。バックライト12は、液晶パネル11に対して当該液晶パネル10の背面(表示面とは反対の面)の側から光照射可能に配置されている。なお、バックライト12として、LED(Light Emitting Diode)を用いる方式、冷陰極管を用いる方式、エッジライト方式、直下ライト方式等の各種のバックライトが適用可能である。制御駆動装置13は、液晶パネル11およびバックライト12に接続されて液晶パネル11およびバックライト12の制御および駆動をするための回路、装置等を総称するものとする。
液晶表示装置10は、パーソナルコンピュータ等のOA機器、電子手帳や携帯電話機等の携帯情報端末機器、カメラ一体型VTR等に利用することができる。
次に、図2および図3に液晶表示装置10を説明するための平面図(レイアウト図)および断面図を示す。なお、図2中の3−3線での断面図が図3にあたる。また、図2および図3では一部の要素の図示を省略している。
まず、図2には液晶パネル11の画素Pを拡大して図示している。液晶パネル11は、より具体的には後述の画素基板100(図3参照)は、行方向に延在し列方向に並ぶゲートバスラインGLと、列方向に延在し行方向に並ぶソースバスラインSLとを含んでおり、ゲートバスラインGLとソースバスラインSLとによって液晶パネル11の表示領域はマトリクス状に区画され、各区画の開口部分が画素(またはセル)Pにあたる。換言すれば、画素Pがマトリクス状に配列されている。半透過型である液晶パネル11の画素Pは、バックライト12の透過光L1(図3参照)によって表示(透過表示)を行う透過表示領域P1と、周囲の光を反射し当該反射光L2(図3参照)によって表示(反射表示)を行う反射表示領域P2とを有している。
図3に示すように、液晶パネル11は、半透過型液晶パネル用基板としての画素基板100と、当該基板100に対向して配置された対向基板200と、両基板100,200の間のすき間に設けられた液晶(または液晶層)300とを含んでいる。なお、液晶パネル11の画素基板100の側にバックライト12が配置されている。
まず、画素基板100は、下地基板110と、回路層120と、第1着色層131と、反射層140と、第2着色層132と、画素電極150と、フォトスペーサ160とを含んでいる。
詳細には、下地基板110は、硼けい酸ガラス等から成るガラス基板1111上にベースコート膜112が配置されて成る。なお、ベースコート膜112を設けない場合には、ガラス基板111が「下地基板」にあたる。
そして、ベースコート膜112上に回路層120が配置されている。回路層120は、スイッチング素子としてのTFT(Thin Film Transistor)121と、層間絶縁膜122とを含んでいる。TFT121は、ゲートバスラインGLとソースバスラインSLとの交差部付近に各画素P用に設けられており(図2参照)、その画素P内の液晶300の配向状態を制御して(液晶300を駆動して)バックライト12からの光および周囲からの光を、換言すれば表示光(透過表示光L1および反射表示光L2)を調光する。なお、ここでは調光のためのスイッチング素子としてTFT121を例示するがが、MIM(Metal Insulator Metal)素子等を用いることもできる。
回路層120について、ベースコート膜112上にTFT121の半導体層121aが配置されており、当該半導体層121aを覆うようにベースコート膜112上にTFT121のゲート絶縁膜121hが配置されている。そして、ゲート絶縁膜121hを介して半導体層121aに対向するようにTFT121のゲート電極121gが配置されており、半導体層121aのうちでゲート電極121gに対向する部分がTFT121のチャネル領域を成す。ゲート電極121gを覆うようにゲート絶縁膜121h上に層間絶縁膜122が配置されている。層間絶縁膜122およびゲート絶縁膜121hを貫いて半導体層121aのn+層(上記チャネル領域の両側に形成されている)へ至るコンタクトホールが形成されており、当該コンタクトホールを介して半導体層121aの上記n+層に接するように、層間絶縁膜122上にTFT121のソース電極121sおよびドレイン電極121dが配置されている。
なお、ソース電極121sおよびゲート電極121gはソースバスラインSLおよびゲートバスラインGL(図2参照)にそれぞれ電気的に接続されている。このとき、例えば、ソース電極121sとソースバスラインSLとを金属膜(アルミニウム膜やチタンとアルミニウムとの積層膜等)をパターニングして一体的に形成することが可能であり、これにより電気的接続が実現される。当該パターニング時に上記金属膜からドレイン電極121dも同時に形成することができる。
そして、ソース電極121sおよびドレイン電極121dを覆うように層間絶縁膜122上に第1着色層131が配置されている。第1着色層131は、透過表示のためのカラーフィルタであり、例えば、顔料を分散した感光性樹脂(したがって絶縁体)から成り、1〜3μm好ましくは1.5μmの厚さを有する。第1着色層131は、図2に示すように、液晶パネル11(または画素基板100)の平面視において画素Pの全域に重なるように設けられている。なお、図2では、分かりやすくするために、第1着色層131および後述の画素電極150の配置領域を破線で図示している。図3に戻り、第1着色層131にはドレイン電極121dに至るコンタクトホール(第1コンタクトホール)131hが形成されている。なお、コンタクトホール131hはドレイン電極121d上において当該電極121dよりも小さい。
上記コンタクトホール131hを介してドレイン電極121dに接するように、第1着色層122上に光を反射可能な換言すれば光沢を有する反射層140が配置されている。反射層140は、アルミニウム膜やモリブデンとアルミニウムとの積層膜等の金属膜から成り、このような材料によれば上述の光反射性だけでなく導電性をも有している。このような導電性および上述のドレイン電極121dとの接触により、反射層140はドレイン電極121dにすなわちTFT121に電気的に接続されている(導通している)。反射層140は、図2に示すように、液晶パネル11(または画素基板100)の平面視において、TFT121に重なるように、かつ、第1着色層131の全域には重ならないように(すなわち一部だけに重なるように)、配置されている。なお、図2では、分かりやすくするために、反射層140および後述の第2着色層132の配置領域にハッチングを施している。
図3に戻り、反射層140上には第2着色層132が配置されている。なお、第2着色層132は、第1着色層131のコンタクトホール131h内にも配置されており、当該コンタクトホール131hを充填している。第2着色層132は、反射表示のためのカラーフィルタであり、例えば顔料を分散した感光性樹脂(したがって絶縁体)から成る。第2着色層132は、図2に示すように、液晶パネル11(または画素基板100)の平面視において、反射層140と略同じ配置領域に配置されており、このため反射層140と重なっている。図3に戻り、第2着色層132には反射層140に至るコンタクトホール(第2コンタクトホール)132hが形成されている。
上記コンタクトホール132hを介して反射層140に接するように、第2着色層132上および第1着色層131上に、ITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)等の透明導電膜から成る画素電極150が配置されている。画素電極150は、図2に示すように、液晶パネル11(または画素基板100)の平面視において、画素Pの全域に重なるように設けられており、このため第1着色層131の全体および第2着色層132の全体に重なっている。図3に戻り、画素電極150は、導電性の反射層140との上記接触により当該反射層150に電気的に接続されている(導通している)。これにより、画素電極150を、導電性の反射層140を介して、TFT121のドレイン電極121dに電気的に接続することができる。
画素電極150を介して第2着色層132上にフォトスペーサ160が配置されている。フォトスペーサ160は、対向基板200に接することにより両基板100,200の間のすき間を形成・保持し、液晶層300の厚さを全画素Pで同じにする役割を担う。
なお、このような画素基板100において、下地基板110と、回路層120(のTFT121)と、第1着色層131と、反射層140と、第2着色層132と、画素電極150と、フォトスペーサ160とがこの順序で並んでいる。このとき、反射層140は、TFT121よりも下地基板110から遠い側に配置されている。また、第1着色層131は、TFT121よりも下地基板110から遠い側に配置されていると同時に、反射層140よりもTFT121に近い側に配置されている。また、第2着色層132は、第1着色層131よりも下地基板110から遠い側に配置されていると同時に、反射層140よりもTFT121から遠い側に配置されている。また、画素電極150は第1着色層131および第2着色層132よりもTFT121から遠い側に配置されている。
他方、対向基板200は、硼けい酸ガラス等から成るガラス基板210と、当該ガラス基板210上に表示領域内全面に渡って配置されたITOやIZO等の透明導電膜から成る対向電極250とを含んでいる。
なお、画素電極150上および対向電極250上には液晶300を配向する配向膜(不図示)が配置されている。
両基板100,200は、ガラス基板110,210が外向きになるように、換言すれば画素電極150と対向電極250とが向き合うように、対向配置されている。そして、両基板100,200の間のすき間に液晶850が封入されている。
液晶表示装置10によれば、TFT121のスイッチングによって画素電極150と対向電極250との間に電圧を印加して各画素Pごとに液晶層300に映像信号が書き込まれる。このとき、図3に示すように、バックライト12を点灯すると、バックライト12からの出射光が、第1着色層131のうちで反射層140と第2着色層132とのいずれにも重なっていない第1部分1311を透過して着色されることにより、透過表示光L1として観測される(液晶パネル11が照明される)。すなわち、第1着色層131の第1部分1311は、透過表示を担い、画素Pの透過表示領域P1(図2参照)に対応する。他方、第1着色層131のうちで反射層140に重なっている第2部分1312ではバックライト12からの光が反射層140によって遮光されるので、透過表示光L1は観測されない。しかし、周囲の光が対向基板200の側から入射し反射層140で反射した反射光L2が第2着色層132によって着色されて観測される(液晶パネル11が照明される)。すなわち、第2着色層132は、反射表示を担い、画素Pの反射表示領域P2(図2参照)に対応する。このような透過表示光L1または/および反射表示光L2によって画像を視認することができる。
このとき、液晶パネル11では下地基板110、TFT121および反射層140がこの順序で並んでおりかつ反射層140がTFT121に重なっているので、TFT121が透過表示光L1および反射表示光L2を遮光することがなく、従来の液晶パネル(図9および図10参照)に比べて開口率を向上することができる。また、画素基板100はTFT121および着色層131,132の両方を含んだ、いわゆるCF ON ARRAY(カラーフィルタ オン アレイ)構造を有するので、画素基板100と対向基板200との位置合わせのずれに起因した開口率の低下を抑制することができる。さらに、上述のように画素電極150とTFT121(のドレイン電極121d)は両者150,121の間に在る反射層140を介して電気的に接続されており、これによっても開口率の低下を抑えることができる。すなわち、反射層140を介さずにドレイン電極121dと画素電極150とを直接導通させる場合、反射層140の無い領域において両者をコンタクトさせる必要があるので、透過表示領域P1または反射表示領域(反射層形成領域)P2を削って(縮小して)コンタクト領域を形成する必要があるからである。したがって、開口率の改善の結果、液晶パネル11換言すれば液晶表示装置10によれば、高精細な表示が得られる。
さらに、上述の表示機構にかんがみ、液晶パネル11では、透過表示のための第1着色層131は光が1回透過したときに所望の表示色を得られるように着色されており、反射表示のための第2着色層132は光が2回透過したときに上記所望の表示色を得られるように着色されている。このとき、透過表示のための第1着色層131と反射表示のための第2着色層132とが別々に設けられているので、着色層131,132ごとに独立に表示色(色合い等を含む)を調整・設定することができる。かかる調整・設定は顔料の濃度(含有量)や種類によって可能である。なお、液晶表示装置10の用途等に応じて、第1着色層131による透過表示光L1と第2着色層132による反射表示光L2とで表示色を、違えることもできるし(それぞれの所望の表示色に設定することもできるし)、揃えることもできる。したがって、液晶パネル11換言すれば液晶表示装置10によれば、高品位の表示が得られる。
さらに、フォトスペーサ160や第2着色層132等の厚さ(高さ)の制御によって、液晶層300において第2着色層132の上方の厚さt2が第1着色層131の上方の厚さt1の半分になるように液晶パネル11は構成されている(図3参照)。いわゆるマルチギャップ構造である。例えば、t1=5μm,t2=2.5μmとする場合、フォトスペーサ160および第2着色層132の厚さは2.5μmに設定される。これにより、透過表示光L1および反射表示光L2について液晶層300中の光路長を略等しくすることができ、光学的ロスを低減することができる。すなわち、t1=t2の場合(透過表示光L1と反射表示光L2とで光路長が異なる場合)には一方の光L1またはL2を最大の明るさ(透過率)に設定すると他方の光L2またはL2は暗くなってしまうが、t2=t1/2によれば両方の光L1,L2を同時に最大の明るさ(透過率)に設定することが可能である。
次に、図4〜図7の断面図を参照しつつ、画素基板100の製造方法を説明する。まず、下地基板110上にTFT121を形成する(スイッチング素子形成工程)。例えば、各種の形成方法によって、ガラス基板111上にベースコート膜112および回路層120を順次形成する(図4参照)。なお、ドレイン電極121dとソース電極121sとソースバスラインSLとは同時に形成することができる。例えば、金属膜(アルミニウム膜やチタンとアルミニウムとの積層膜等)をスパッタ法等で層間絶縁膜122上に全面的に形成する。そして、当該金属膜上にレジストを塗布し、当該レジストをフォトリソグラフィー技術によってドレイン電極121dとソース電極121sとソースバスラインSLとの平面パターンにパターニングすることにより、レジストマスクを形成する。このレジストマスクを利用してウエットエッチングまたはドライエッチングによって金属膜をパターニングすることにより、ドレイン電極121dとソース電極121sとソースバスラインSLとを同時に形成することができる。その後、レジストマスクを除去する。
そして、TFT121のドレイン電極121d上にコンタクトホール(第1コンタクトホール)131hを有するように第1着色層131を形成する(第1着色層形成工程)。例えば、電極121s,121d等を覆うように層間絶縁膜122上に全面的に感光性樹脂層131A(厚さは1〜3μm好ましくは1.5μm)を塗布法等によって形成する(図4参照)。そして、樹脂層131Aをフォトリソグラフィー技術によってパターニングし現像することにより、第1着色層131を形成する(図5参照)。このパターニング時に同時にコンタクトホール131hも形成する(図5参照)。なお、コンタクトホール131hはドレイン電極121d上において当該電極121dよりも小さく形成する。
その後、コンタクトホール131hを介してTFT121のドレイン電極121dに接するようにかつTFT121に重なるように反射層140を形成する(反射層形成工程)。例えば、金属膜(アルミニウム膜やモリブデンとアルミニウムとの積層膜等)140Aをスパッタ法等で第1着色層131上に全面的に形成する(図5参照)。このとき、スパッタ法等によれば、コンタクトホール131hの内壁上およびコンタクトホール131h内に露出したドレイン電極121d上にも金属膜を形成することができる。そして、金属膜140A上にレジストを塗布し、当該レジストをフォトリソグラフィー技術によって反射層140の平面パターン(図2参照)にパターニングすることにより、レジストマスク540Aを形成する(図5参照)。このレジストマスク540Aを利用してウエットエッチングまたはドライエッチングによって金属膜140Aをパターニングすることにより、反射層140を形成する(図6参照)。その後、レジストマスク540Aを除去する。
次に、反射層140を覆うようにかつ反射層140上にコンタクトホール(第2コンタクトホール)132hを有するように第2着色層132を形成する(第2着色層形成工程)。例えば、反射層140を覆うように第1着色層131上に全面的に感光性樹脂層132Aを塗布法等によって形成する(図6参照)。そして、樹脂層132Aをフォトリソグラフィー技術によってパターニングし現像することにより、第2着色層132を形成する(図7参照)。このパターニング時に同時にコンタクトホール132hも形成する(図7参照)。なお、第2着色層132の厚さ、すなわち樹脂層132Aの厚さは、既述のように液晶層300において第2着色層132の上方の厚さt2が第1着色層131の上方の厚さt1の半分になるように制御・設定される。
そして、コンタクトホール132hを介して反射層140に接するようにかつ第1着色層131および第2着色層132に重なるように画素電極150を形成する(画素電極形成工程)。例えば、ITOやIZO等から成る透明導電膜150Aをスパッタ法等で、第2着色層132を覆うようにかつコンタクトホール132h内に露出した反射層140に接するように、第1着色層131上に全面的に形成する(図7参照)。そして、透明導電膜150A上にレジストを塗布し、当該レジストをフォトリソグラフィー技術によって画素電極150の平面パターン(図2参照)にパターニングすることにより、レジストマスク550Aを形成する(図7参照)。このレジストマスク550Aを利用してウエットエッチングまたはドライエッチングによって透明導電膜150Aをパターニングすることにより、画素電極150を形成する(図3参照)。その後、レジストマスク550Aを除去する。
その後、画素電極150上に透明樹脂を塗布し、当該透明樹脂をフォトリソグラフィー技術によってパターニングすることによりフォトスペーサ160を形成する(図3参照)。
このような製造方法によれば上述の効果を奏する画素基板100を製造することができ、当該画素基板100を用いることにより液晶パネル11および液晶表示装置10を製造することができる。
図8に実施形態に係る他の液晶表示装置20を説明するための断面図を示す。図8に示すように、第2着色層132の形成前に反射層140と第2着色層132のコンタクトホール132hと間に保護膜170を形成することにより(保護膜形成工程)、第2着色層132の形成工程で使用される現像液から反射層140を保護することができる。保護膜170は例えば透明導電膜であるIZO膜から成る。IZO膜であれば、透明なので反射層140の光反射を妨げることがないし、導電性を有するのでTFT121のドレイン電極121dと画素電極150との導通を妨げることもない。
図8では保護膜170を反射層140および第2着色層132よりも大きく(広く)形成し画素電極150と第1着色層131との間にも設けた場合を例示しているが、当該保護膜170は、例えば反射層140と同じ平面パターンに形成してもよく、この場合にも反射層140と第2着色層132のコンタクトホール132hと間に設けられることになる。
なお、図8に示すように、保護膜170を有する画素基板101における他の構成は既述の画素基板100(図3参照)と同様であり、当該画素基板101は既述の対向基板200と組み合わされて液晶パネル21を構成する。そして、液晶パネル21は既述の液晶表示装置10(図1〜図3参照)において液晶パネル11に変えて適用されて液晶表示装置20を構成する。
は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置を説明するための模式図である。 は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置を説明するための平面図である。 は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る他の液晶表示装置を説明するための断面図である。 は、従来のCF ON ARRAY構造を説明するための断面図である。 は、従来のCF ON ARRAY構造を説明するための平面図である。
符号の説明
10,20 半透過型液晶表示装置
11,21 半透過型液晶パネル
12 バックライト
100,101 画素基板(半透過型液晶パネル用基板)
110 下地基板
121 TFT(スイッチング素子)
131 第1着色層
1311 第1部分(部分)
132 第2着色層
140 反射層
150 画素電極
170 保護膜
200 対向基板
300 液晶層
t1,t2 厚さ

Claims (12)

  1. 透過表示および反射表示を実施可能な半透過型液晶パネルに用いられる半透過型液晶パネル用基板であって、
    下地基板と、
    前記下地基板上に配置された、調光のためのスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子よりも前記下地基板から遠い側に配置され、前記スイッチング素子に重なるように配置された、前記反射表示のための反射層とを備えることを特徴とする半透過型液晶パネル用基板。
  2. 前記反射層よりも前記スイッチング素子に近い側に配置された、前記透過表示のための第1着色層と、
    前記反射層よりも前記スイッチング素子から遠い側に配置され、前記反射層に重なるように配置された、前記反射表示のための第2着色層とをさらに備え、
    前記第1着色層は前記第2着色層および前記反射層のいずれにも重ならない部分を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の半透過型液晶パネル用基板。
  3. 前記反射層は光沢を有する導電性材料から成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半透過型液晶パネル用基板。
  4. 前記反射層は、前記スイッチング素子に電気的に接続されており、
    前記半透過型液晶パネル用基板は、
    前記第1着色層および前記第2着色層よりも前記スイッチング素子から遠い側に配置され、前記第1着色層および前記第2着色層に重なるように配置され、前記反射層に電気的に接続された、画素電極をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の半透過型液晶パネル用基板。
  5. 透過表示および反射表示を実施可能な半透過型液晶パネルに用いられる半透過型液晶パネル用基板であって、
    下地基板と、
    前記下地基板上に配置された、調光のためのスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子よりも前記下地基板から遠い側に配置された、前記透過表示のための第1着色層と、
    前記第1着色層よりも前記下地基板から遠い側に配置された、前記反射表示のための第2着色層とを備えることを特徴とする半透過型液晶パネル用基板。
  6. 前記第1着色層は光が1回透過したときに第1の表示色を得られるように着色されており、
    前記第2着色層は光が2回透過したときに前記第1の表示色とは異なる第2の表示色を得られるように着色されていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の半透過型液晶パネル用基板。
  7. 前記第1着色層は光が1回透過したときに所定の表示色を得られるように着色されており、
    前記第2着色層は光が2回透過したときに前記所定の表示色を得られるように着色されていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の半透過型液晶パネル用基板。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半透過型液晶パネル用基板と、
    前記半透過型液晶パネル用基板に対向して配置された対向基板と、
    前記半透過型液晶パネル用基板と前記対向基板との間に設けられた液晶層とを備えることを特徴とする半透過型液晶パネル。
  9. 前記液晶層において前記第2着色層の上方の厚さは前記第1着色層の上方の厚さの半分であることを特徴とする請求項8に記載の半透過型液晶パネル。
  10. 請求項8または請求項9に記載の半透過型液晶パネルと、
    前記半透過型液晶パネル用基板の側に配置されたバックライトとを備えることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
  11. 透過表示および反射表示を実施可能な半透過型液晶パネルに用いられる半透過型液晶パネル用基板の製造方法であって、
    下地基板上に調光のためのスイッチング素子を形成するスイッチング素子形成工程と、
    前記スイッチング素子に至る第1コンタクトホールを有するように第1着色層を形成する第1着色層形成工程と、
    前記第1コンタクトホールを介して前記スイッチング素子に電気的に接続するようにかつ前記スイッチング素子に重なるように導電性の反射層を形成する反射層形成工程と、
    前記反射層を覆うようにかつ前記反射層に至る第2コンタクトホールを有するように第2着色層を形成する第2着色層形成工程と、
    前記第2コンタクトホールを介して前記反射層に電気的に接続するようにかつ前記第1着色層および前記第2着色層に重なるように画素電極を形成する画素電極形成工程とを備えることを特徴とする半透過型液晶パネル用基板の製造方法。
  12. 前記第2着色層形成工程の前に、前記反射層と前記第2コンタクトホールと間に保護膜を形成する保護膜形成工程をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の半透過型液晶パネル用基板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113359335A (zh) * 2021-06-24 2021-09-07 中国科学院西安光学精密机械研究所 反射式纯相位液晶空间光调制器及其制备、盒厚测试方法

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