JP2007050023A - スロットマシン - Google Patents

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JP2007050023A JP2005235265A JP2005235265A JP2007050023A JP 2007050023 A JP2007050023 A JP 2007050023A JP 2005235265 A JP2005235265 A JP 2005235265A JP 2005235265 A JP2005235265 A JP 2005235265A JP 2007050023 A JP2007050023 A JP 2007050023A
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Shinichi Wada
晋一 和田
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Abstract

【課題】 上部または中部パネル部に設けた透明ケース内に水煙を発生させる共に水煙を複数の色で照らすことで所定の役の告知や演出を行うスロットマシンを提供することを目的とする。
【解決手段】 超音波振動子16a,16bを駆動させることで気化槽17a,17b内で霧化した水煙が透明ケース18a,18bに充満する。透明ケース18a,18bに水煙が充満した際に、サブ制御基板300は、照明装置30a〜30dを駆動させる。照明装置30a〜30dは、透明ケース18a,18b内を照明で照らすことで、透明ケース18a,18b内に充満している水煙を色のついた煙に見たてることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スロットマシンに関し、特に、密閉空間に水煙を発生させることで役の告知や演出を行うスロットマシンに関する。
近年、遊技機においては、液晶表示装置等の演出手段により何らかの役に当選したことやその役の種類を間接的に遊技者に報知するものがある。例えば、ボーナスフラグが成立してボーナス図柄が出現する状況にあるとき、その状況を遊技者に報知するために表示ランプを点灯させたり、スピーカを鳴らしたりまたは液晶表示装置等によってキャラクターを表示させたりすることで遊技者に報知するものがある。
また、特許文献1に記載のスロットマシンでは、大型の液晶表示ユニットを搭載し、多彩な演出画像を遊技者に提供するものがある。
特開2004−229738号公報
しかしながら、従来のスロットマシンや特許文献1に記載のスロットマシンの演出手段による役の当選を報知する方法は、ゲーム性を高めるために演出が複雑化してきているために、遊技者は液晶表示による演出にあきたり、意外性を感じなくなってきたりしている。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、上部または中部パネル部に設けた透明ケース内に水煙を発生させる共に水煙を複数の色で照らすことで所定の役の告知や演出を行うスロットマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のスロットマシンは、スロットマシンのフロントパネルに取り付けられた透明ケースと、透明ケース内に水煙を発生させる水煙発生機構と、水煙を複数色の照明で照らす照明手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載のスリットマシンは、演出画像を表示する演出画像表示装置の前面に設けた透明ケースと、透明ケース内に水煙を発生させる水煙発生機構と、水煙を複数色の照明で照らす照明手段とを備えることを特徴とする。
請求項3記載のスロットマシンは、役を抽選する抽選手段と、該抽選手段による抽選結果に応じた図柄を表示する回転リールを備えたスロットマシンにおいて、複数の回転リールの前面に設けた透明ケースと、透明ケース内に水煙を発生させる水煙発生機構と、水煙を複数色の照明で照らす照明手段とを備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のスロットマシンであって、水煙発生機構は、超音波振動子を底部に設けた水槽と、水槽へ給水管を通じて必要量を給水する貯水槽とを備え、水槽の超音波振動子により発生した水煙が、水槽の上部に設けられた透明ケース内へ連通されている空気流路を通って透明ケース内へ充満することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のスロットマシンであって、水煙発生機構は、超音波振動子を制御する制御手段を有し、該制御手段が、超音波振動子の振動振幅を制御することで、水煙の発生量を調節することが可能であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のスロットマシンであって、制御手段は、抽選手段の抽選結果に応じて、水煙の発生量を調節することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載のスロットマシン透明ケースの上部には、該透明ケース内の水煙をスロットマシンの外部へ排出するための排気管が設けられ、透明ケースと排気管が連結している排気口には、水煙を強制的に排気するファンが配設されており、透明ケース内に充満した水煙をファンによって排気管を通し、スロットマシン外へ排気することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載のスロットマシンであって、照明手段は、抽選手段による抽選結果に応じて、役に対応する色の照明を水煙に照らすことを特徴とする。
本発明によれば、透明ケース内に水煙を発生させ、水煙を所定の役に対応した色の照明で照らすことで遊技者に所定の役の当選告知を行うことができ、新たな演出を提供することができる。
次に、図面を参照して、本実施形態について説明する。
まず、図1を参照して本実施形態における水煙発生機構10の構成について説明する。図1は、水煙発生機構10の構成を示した図である。
水煙発生機構10は、突起14、給水路15を備えたケース11と開閉弁13を備えた給水タンク12、超音波振動子16を備えた気化槽17、透明ケース18、ファン20、排気路21、照明装置30a,30bから構成されている。
水を入れた給水タンク12をケースに設置すると給水タンク12が有する開閉弁13が突起14によって持ち上げられ、給水タンク12内の水が給水路15へ流れ込む。水は給水路15を経て気化槽17に給水される。気化槽17では、超音波振動子16が振動することにより、気化槽17内の水が霧化して、気化槽17で霧化した水煙19が透明ケース18内に充満する。
透明ケース18内に水煙19が充満し、一定時間の経過後に透明ケース18の上部に設けられている排気路21の排気口に配設されているファン20が駆動する。ファン20の駆動により、透明ケース18内の水煙19は強制的に吸引され、排気路21を通り、外部へ排気される。
また、透明ケース18内を複数の色で照らすことができる照明装置30a,30bを気化槽17の上部に設けている。照明装置30は、色ごとに複数個設けても良いし、複数の色フィルタを切り換えることで、透明ケース18内を照らすことができる。
[第1の実施形態]
次に、図2〜4を参照して、水煙発生機構を搭載したスロットマシンについて説明する。
第1の実施形態では、図2に示すように、水煙発生機構を中部パネル部に備えている。まず、図2を参照して、本スロットマシン100の外部構造について説明する。
本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた後述の筐体102とを備えて構成されている。
フロントドア101は、機械的に強固な硬質プラスチックで成形された上部パネル部103と中部パネル部104及び下部パネル部105とを備えて構成されている。
上部パネル部103には、上部ランプと呼ばれる演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b,103cと、液晶ディスプレイ等で形成された演出表示装置103dが設けられている。
中部パネル部104には、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓WDと、演出用ランプ104a,104bが設けられ、筐体102内に設けられている回胴リール装置200の回胴リールR1,R2,R3を、遊技者が透過窓WDを介して見ることが可能となっている。
また、中部パネル部104には、透過窓WDの両側に水煙発生機構10の透明ケース18a,18bが配設されている。
さらに、中部パネル部104の下端には、遊技者が操作するための操作部104cが設けられ、当該操作部104cには、スロットマシンゲームを行うのに必要な遊技メダルを投入するためのメダル投入部MDと、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンB1,B2,B3と、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるためのストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。
さらにメダル投入部MDの近傍に、フロントドア101を開錠するための鍵穴KYが設けられている。そして、遊技場側の事業者や管理者が、鍵穴KYに正規の鍵を挿入して開錠すると施錠機構(図示略)を解除し、フロントドア101を筐体102から開くことが可能となっている。
下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容を紹介等するための画像(図示略)が描かれており、更に遊技者の獲得した枚数の遊技メダルを払い出すための排出口105a及び受け皿105bと、スピーカが取り付けられた放音部105cが設けられている。
次に、図3を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を説明する。なお、図3は、フロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。
同図において、フロントドア101の裏面上部に、上述の放音部103b,103cを構成するスピーカSL,SRが設けられ、スピーカSL,SRの間に演出表示装置103dが設けられている。
更に演出表示装置103dの裏面側には、電気回路基板で形成されたサブ制御基板300が取り付けられている。
すなわち、サブ制御基板300は、導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、演出表示装置103dの裏面側に重なるようにして取り付けられている。
演出表示装置103dとサブ制御基板300の下方には、上述の透過窓WDと中部パネル部104のパネル面とで形成された略長方形の枠体104dが取り付けられている。
さらに、枠体104dに重なるようにして、透過窓WDの両端に透明ケース18a,18bが設けられている。透明ケース18a,18b内に水煙を供給する気化槽17a,17bと給水タンク12a,12b、ケース11a,11b、照明装置30a〜30dは、後述する中央表示基板400に重なるようにして設けられている。また、透明ケース18a,18b内の水煙を排気するための排気路21a,21bは、上述のサブ制御基板300に重なるようにして設けられ、本スロットマシン100の外部に水煙を排気できる構成となっている。
枠体104dの下方には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技メダルか異物か判別して振り分けるセレクト機構G0と、セレクト機構G0で振り分けられた遊技メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、セレクト機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用の遊技メダルを排出口105aへ案内するガイド部材G3が設けられ、さらに排出口105aの近傍に、放音部105cを構成するスピーカSWが取り付けられている。
上述の枠体104dとセレクト機構G0との間には、長尺状の電気回路基板で形成された中央表示基板400が取り付けられており、当該中央表示基板400の一端に、発光ダイオードで形成されセグメント表示を行う設定表示素子CTと、設定ボタンCSとが設けられている(図9を参照)。
すなわち、中央表示基板400もサブ制御基板300と同様に、導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載された配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、さらに設定表示素子CTと設定ボタンCSとが搭載されて配線接続されている。
次に、筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技メダルを収容するための補助貯留部SHPが設けられる他、上述の透過窓WDに対向する回胴リールR1,R2,R3とこれら回胴リールR1,R2,R3を回転駆動する電動モータ(図示略)とを備えた回胴リール装置200が設けられている。
さらに、主電源装置PWUの側面には電源装置基板(図示せず)、回胴リール装置200の上端には回胴装置基板500、回胴リール装置200の上方には主制御基板600が取り付けられている。
すなわち、電源装置基板と、回胴装置基板500、主制御基板600も、上述のサブ制御基板300及び中央表示基板400と同様に、導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載された配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成されている。
ただし、サブ制御基板300と主制御基板600は、それぞれ硬質プラスチックの収納ケース内に個別に収納されたユニット構造となっている。
次に、図4のブロック図を参照して制御システムの構成を説明する。
上述の主制御基板600は、本スロットマシン100の動作を統括管理するために設けられ、主制御基板600を中心としてサブ制御基板300、中央表示基板400、回胴装置基板500がそれぞれ所定の配線ケーブル(図示略)を介して配線接続されている。
ここで、主制御基板600には、半導体メモリROMと、マイクロプロセッサMPUが搭載されており、当該マイクロプロセッサMPUが、半導体メモリROMに予め記憶されているシステムプログラムとスロットマシンゲーム用のプログラムを実行し、各基板300,400,500,600を制御することによって、本スロットマシン100の動作状況とゲームの進行を統括管理している。
すなわち、遊技者がスタートレバーSTとストップボタンSP1,SP2,SP3等を操作してゲームを行い、スロットマシンゲーム用のプログラムで予め決められている複数種類の役の何れかを取得すると、マイクロプロセッサMPUは、その遊技者の取得した役に対応した制御モードでゲームの進行を制御する。別言すれば、マイクロプロセッサMPUは、遊技者のゲーム操作に応じてスロットマシンゲーム用のプログラムを実行することによって、遊技の種類を設定し且つ進行すべき遊技の状態を制御する。
さらに、サブ制御基板300には、演出用スピーカSL,SR,SWと演出用ランプ103a,104a,104bと演出表示装置103dがそれぞれ所定の配線ケーブル(図示略)を介して配線接続されており、サブ制御基板300に設けられている電気回路が主制御基板600からの指示に従ってこれら演出用スピーカSL,SR,SWと演出用ランプ103a,104a,104bと演出表示装置103dを駆動させることにより、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出を行うようになっている。
さらに、サブ制御基板300には、超音波振動子16a,16bとファン20a,20b、照明装置30a〜30dがそれぞれ所定の配線ケーブル(図示略)を介して配線接続されており、サブ制御基板300に設けられている電気回路が主制御基板600からの指示に従って超音波振動子16a,16bとファン20a,20b、照明装置30a〜30dを駆動させることで、水煙発生機構10を動作させることができる。
回胴装置基板500は、回胴リール装置200が接続されており、主制御基板600からの指令に従って電動モータの駆動電力と駆動タイミングを制御することにより、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
中央表示基板400には、上述の設定表示素子CTと設定ボタンCSが接続され、さらにセレクト機構G0と、ベットボタンB1,B2,B3、スタートレバーST、ストップボタンSP1,SP2,SP3が所定の配線ケーブル(図示略)を介して配線接続されている。
そして、中央表示基板400は、ベットボタンB1,B2,B3とスタートレバーSTとストップボタンンSP1,SP2,SP3がそれぞれオン又はオフ操作されたことを示す操作信号(符号略)を主制御基板600中のマイクロプロセッサMPUに転送し、ゲームの進行を制御させる。
また、セレクト機構G0には、メダル投入部MDから投入された投入物を遊技メダルか異物か検知する光学センサ又は機械センサ若しくは磁気センサが設けられており、これらのセンサから出力される投入物検出信号(符号略)を中央表示基板400が主制御基板600中のマイクロプロセッサMPUへ転送する。
そして、マイクロプロセッサMPUが遊技メダルの投入されたことを示す投入物検出信号を入力すると、メダルの投入枚数を集計する。一方、異物の投入されたことを示す投入物検出信号を入力すると異常が発生したと判断し、上述のサブ制御基板300に指令して、演出用スピーカSL,SR,SWに警報音を発生させたり、演出用ランプ103a,104a,104bにて警報表示させたりする。
また、設定ボタンンCSは、事業者や管理者が出玉率を設定変更するために設けられており、設定表示素子CTは、1から6までの何れかの数字をセグメント表示することにより、設定ボタンンCSによって設定変更された出玉率を段階表示する。
すなわち、設定ボタンンCSがオン操作されると、中央表示基板400は、そのオン操作される度に設定信号(符号略)を主制御基板600中のマイクロプロセッサMPUへ転送し、マイクロプロセッサMPUは設定信号を入力する毎に、予め6段階に決められている出玉率を順繰りに変化させ、さらに変化させた出玉率に相当する数字を示す設定表示信号(符号略)を中央表示基板400へ返送する。そして、中央表示基板400が設定表示信号に基づいて設定表示素子CTに数字をセグメント表示させることにより、事業者や管理者に設定変更された出玉率の情報を知らせる。
次に、第1の実施形態における水煙発生機構の動作について説明する。
第1の実施形態において、主制御基板600内のMPUによる役抽選の結果からサブ制御基板300が水煙発生機構10への駆動信号を送信する。サブ制御基板300は、超音波振動子16a,16bを駆動させる駆動信号を送信し、超音波振動子16a,16bによって気化槽17a,17b内で霧化した水煙19が透明ケース18a,18bに充満する。透明ケース18a,18bに水煙19が充満した際に、サブ制御基板300は、照明装置30a〜30dを駆動させる。照明装置30a〜30dは、透明ケース18a,18b内を照明で照らすことで、透明ケース18a,18b内に充満している水煙19を色のついた煙に見たてることができる。
照明装置30a〜30dは、所定の役に対応した色の照明を備えている。例えば、青色は「リプレイ」、黄色は「ベル」といったように色ごとの照明を有する。照明装置30a〜30dは、発光素子である複数の色のLEDによって構成されている。
また、サブ制御基板300は、超音波振動子16a,16bへの電圧を制御することで、気化槽17で発生する水煙19の量を変化させることができる。これにより、透明ケース18a,18b内に充満する水煙19の量が変化することから、例えば、水煙19の量が多い時には、遊技者に有利な遊技状態へ移行することを示すことができる。
[第2の実施形態]
次に、図5〜7を参照して、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態において、図5に示すように水煙発生装置10が有する透明ケース18は、上部パネル部103に設けられている演出表示装置103dの前面に重なるようにして設けられている。なお、他のスロットマシン100の構成は、上述した構成と同様であるため、説明は省略する。
図6に透明ケース18を演出表示装置103dの前面に設けた水煙発生装置の断面を示す。図のように、透明ケース18は、演出表示装置103dの前面に重なるようにして設けられ、さらに、演出表示装置103dよりも大きく構成されている。
水煙発生装置10は、演出表示装置103dで表示される演出画像を透明ケース18内に充満させた水煙によって遊技者に対して隠すことができる。演出画像を透明ケース18内に充満した水煙によって隠されることで、遊技者は、現在進行しているゲームへの期待度を高めることができる。また、第1の実施形態と同様に照明装置30によって透明ケース18内を複数の色の照明で水煙を照らすことも可能である。
例えば、図7(a)のように透明ケース18内に水煙19を充満させることで演出表示装置103dの演出画像を隠す。一定時間の経過後にサブ制御基板300がファン20を駆動させ、透明ケース18内の水煙19を排出すると、演出画像を見ることができる。遊技者は、水煙19によって隠された演出画像に期待することができる。図7(b)のように、水煙19が排気された後に現れた演出画像に「ボーナス確定」という特別役に当選したこと告知する画像や、図示しないが「ハズレ」を告知するような画像が現れることで、遊技者へ水煙19が排気されるまで演出画像に期待を膨らませるといった演出をすることができる。
[第3の実施形態]
次に、図8〜11を参照して、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、図8に示すように、水煙発生機構10が備える透明ケース18を回胴装置200の前面に設けている。なお、他のスロットマシン100の構成は、上述した構成と同様であるため、説明は省略する。
水煙発生機構10が備える透明ケース18は、透過窓WDよりも大きく形成され、回胴装置200の前面に重なるようにして設けられている。また、図9に示すように、水煙発生機構10は、フロントドア101側に設けられ、透明ケース18が透過窓WDに重なるようにして配設されている。また、ケース11、給水タンク12、気化槽17は、中央表示基板400に重なるようにして配設され、排気路21は、サブ制御基板300に重なるようにして配設されている。
図10(b)を参照すると、回胴装置200の前面に設けられた透明ケース18内に水煙19が充満し、回転リールR1〜R3を隠すことができる。一定時間の経過後にサブ制御基板300がファン20を駆動させ、透明ケース18内に充満した水煙19を排気させる。
透明ケース18に水煙19を充満させることで回転リールR1〜R3を遊技者に対して隠すことができる。透明ケース18内に水煙19を発生させるタイミングは、回転リールR1〜R3が回転し始めた時、回転中、停止後のいずれでもよい。例えば、回転リールR1〜R3が回転中に透明ケース18内に水煙19が充満する。遊技者は、回転リールR1〜R3が隠れた状態でストップボタンSP1〜SP3を押下した時に、透明ケース18内の水煙19が排気され、回転リールR1〜R3が可視状態となった時に、遊技者に利益のある図柄の配列になっているというようなゲームを提供することができる。また、透明ケース18内に充満している水煙19に照明装置30で複数の色の照明を照らすことで役の告知を行うことができる。
また、図11(a)に示すように、透明ケース18a〜18cを各回転リールR1〜R3の前面に設けても良い。この場合、各回転リールR1〜R3の前面に設けられている透明ケース18a〜18cごとで水煙19を発生させることができる。図11(b)に示すように、回転リールR1が停止した直後に水煙19が透明ケース18a内に充満し、回転リールR1を隠すことができる。後に、遊技者がストップボタンンSP2,SP3を押下し、回転リールR2,R3がそれぞれ順に停止するごとに透明ケース18b,18c内に水煙19を充満させ、回転リールR2,R3を隠す。
図11に示すような各回転リールR1〜R3の前面に透明ケース18a〜18cが設けられている場合、遊技者に水煙19は充満している透明ケース(背面の回転リール)に対応するストップボタンを押下させることを報知することができる。
以上の説明から、スロットマシン100に搭載した水煙発生機構10は、超音波振動子16で発生させた水煙19と照明装置の照明の色とで役の告知をしたり、新たな演出を提供したりすることができる。
なお本実施例は、スロットマシンを用いて説明したが、例えば、スロットマシン以外の箱型形状の遊技機、或いは弾球遊技機に用いてもよい。
本実施形態における水煙発生機構の構成を示した図である。 第1の実施形態におけるスロットマシンの外観構造を概略的に表した平面図である。 図2に示したスロットマシンの内部構造を概略的に表した平面図である。 図2及び図3に示したスロットマシンに設けられている制御システムの構成を表したブロック図である。 第2の実施形態におけるスロットマシンの上部パネル部を概略的に平面図である。 図5に示した水煙発生機構と演出表示装置との断面を示した図である。 図7(a)は、水煙で演出画像を隠した状態を示した図であり、図7(b)は、水煙が排気された状態を示した図である。 第3の実施形態におけるスロットマシンの外観構造を概略的に表した平面図である。 図8に示したスロットマシンの内部構造を概略的に表した平面図である。 図10(a)は、回転リールR1〜R3の前面に透明ケースを設けた図であり、図10(b)は、水煙で回転リールR1〜R3を隠した様子を示した図である。 図11(a)は、各回転リールR1〜R3の前面に透明ケースを配置した図である。図11(b)は、各回転リールR1〜R3を水煙で隠す様子を示した図である。
符号の説明
10 水煙発生機構
11 ケース
12 給水タンク
13 開閉弁
14 突起
15 給水路
16 超音波振動子
17 気化槽
18 透明ケース
19 水煙
20 ファン
21 排気路
30 照明装置

Claims (8)

  1. スロットマシンのフロントパネルに取り付けられた透明ケースと、
    前記透明ケース内に水煙を発生させる水煙発生機構と、
    前記水煙を複数色の照明で照らす照明手段とを備えることを特徴とするスロットマシン。
  2. 演出画像を表示する演出画像表示装置の前面に設けた透明ケースと、
    前記透明ケース内に水煙を発生させる水煙発生機構と、
    前記水煙を複数色の照明で照らす照明手段とを備えることを特徴とするスロットマシン。
  3. 役を抽選する抽選手段と、該抽選手段による抽選結果に応じた図柄を表示する回転リールを備えたスロットマシンにおいて、
    複数の回転リールの前面に設けた透明ケースと、
    前記透明ケース内に水煙を発生させる水煙発生機構と、
    前記水煙を複数色の照明で照らす照明手段とを備えることを特徴とするスロットマシン。
  4. 前記水煙発生機構は、超音波振動子を底部に設けた水槽と、前記水槽へ給水管を通じて必要量を給水する貯水槽とを備え、
    前記水槽の超音波振動子により発生した水煙が、前記水槽の上部に設けられた前記透明ケース内へ連通されている空気流路を通って前記透明ケース内へ充満することを特徴とするスロットマシン。
  5. 前記水煙発生機構は、前記超音波振動子を制御する制御手段を有し、
    該制御手段が、前記超音波振動子の振動振幅を制御することで、前記水煙の発生量を調節することが可能であることを特徴とする請求項4記載のスロットマシン。
  6. 前記制御手段は、前記抽選手段の抽選結果に応じて、前記水煙の発生量を調節することを特徴とする請求項5記載のスロットマシン。
  7. 前記透明ケースの上部には、該透明ケース内の水煙をスロットマシンの外部へ排出するための排気管が設けられ、前記透明ケースと前記排気管が連結している排気口には、水煙を強制的に排気するファンが配設されており、
    前記透明ケース内に充満した水煙を前記ファンによって前記排気管を通し、前記スロットマシン外へ排気することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスロットマシン。
  8. 前記照明手段は、
    前記抽選手段による抽選結果に応じて、役に対応する色の照明を水煙に照らすことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
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