JP2007049750A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 このコピー予約操作の際に紙詰まりが発生すると、制御部19は、その紙詰まりがコピー予約操作を行っている処理に影響するかどうかを判断し、影響がない場合にはLCD12に表示されているコピー予約画面32内のキーと重ならない位置(非重複位置)にラブルアイコン33を表示し、影響を与える場合にはコピー予約画面32の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34を表示する。また、このトラブルアイコン33がユーザによってタッチされた場合にも、制御部19は、LCD12の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34を優先的に(最前面に)表示する。
【選択図】図6
Description
このとき、プリンタでエラーが発生すると、エラーを伝えるウインドウ(エラー画面)が表示画面の全体やガイダンス表示エリア(ユーザの指示とは無関係の情報を示す画面領域)に表示されることとなる。
図1は、本発明に係る画像処理装置であるデジタル複合機の一実施形態を示すブロック図である。
本実施の形態にかかるデジタル複合機10は、複写機、スキャナ、プリンタおよびファクシミリ装置としての機能を有するものであり、操作パネル11、スキャナ部14、プリント部15、記憶部16、通信部17、制御部19を備えている。
例えば、図2に示すLCD12は、コピー予約を行うための画面となっており、両面印刷/片面印刷を選択するための両面キー、出力シートをソートするためのソートキー、コピー濃度を設定するためのコピー濃度キー、シート(記録用紙)の種類を選択するための用紙キー、コピー倍率を設定するための倍率キー、その他の詳細な機能の設定を行う機能キーが表示されるようになっている。そして、ユーザは、タッチキーを指で直接押圧することで、各種条件の設定・選択を行うようになっている。
また、プリンタ、ファックス、コピーの各キー22a,22b,22cは、モードを選択するためのものであり、このモード選択キーにより選択されたモードが分かるように、キー自身が発光するようになっている。さらに画面切り換えキー24は、LCD12に表示される各種モードのウインドウ画面中から所望するモードのウインドウを事前に表示させるように切り換えるものである。
第1実施形態は、LCD12の全面に処理内容を示す一つのウインドウを表示させ、さらにトラブル情報を表示する場合にその表示形態をユーザが変更可能としたものであり、第1〜第4実施例はその具体例である。
第1実施例は、デジタル複合機10においてユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図3は、コピー予約操作時にエラー(紙詰まり)が発生した場合におけるガイダンス表示を示す第1実施例の説明図である。
図3(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32が全面表示されている。コピー予約画面32は、コピー予約処理のための情報を表示する処理情報ウインドウである。
このコピー予約操作の際に紙詰まりが発生すると、図3(b)に示すように、LCD12にトラブルアイコン(報知アイコン)33が表示される。このトラブルアイコン33は、コピー予約処理とは別の処理で発生しているトラブルであるが、コピー予約画面32に表示することによってユーザに報知することができる。この図に示すように、制御部19は、トラブルアイコン33が、LCD12の左端下方で、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に表示されるように配置する。
第2実施例は、デジタル複合機10においてユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図4は、ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第2実施例の説明図である。
このファックス送信の際に紙詰まりが発生すると、図4(b)に示すように、LCD12の左端下方に上記と同様のトラブルアイコン33が表示される。このトラブルアイコン33は、ファックス送信とは別の処理で発生しているトラブルであるが、ファックス送信画面37に表示することによってユーザに通知することができる。
図5は、制御部19による報知アイコンを報知ウインドウよりも先に表示するガイダンス表示動作の流れを示すフローチャートである。
制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)の発生した場合、前述のようにLCD12の予約画面32,37の非重複位置に、トラブルアイコン33を表示させる(S1)。ユーザによってトラブルアイコン33がタッチされた場合(S2)、制御部19は、LCD12の略中央で最前面に、詳細ガイダンス情報を報知ウインドウ34に表示させる(S3)。そして、ユーザがガイダンス情報を確認して、このウインドウ内の「OK」キー35をタッチすると(S4)、アイコン表示に戻るように設定されている(S5)。
また、エラー情報(詳細ガイダンス情報)をユーザの所望のタイミングで報知ウインドウ34に表示でき、ユーザは必要なときに、その詳しい内容を確認することができる。
第1実施例においては、スキャナ部14の操作中にプリント部15にエラーが生じたとき、まず、アイコン33を表示し、アイコンがタッチされたときに、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示する。しかしながら、これに限らず、まず、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示するように設定してもよい。
この場合、第1実施例と同じく図6(a)に示すように、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32が全面表示されている。このコピー予約操作の際に紙詰まりが発生すると、図6(b)に示すように、LCD12の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34が優先的に(最前面に)表示される。そして、このウインドウ34内の「OK」キー35がタッチされると、図6(c)に示すように、左端下方にトラブルアイコン33が表示されるようになる。
第4実施例においても、第3実施例と同様にエラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示する。図7は、ファックス送信時に紙詰まりの発生した場合におけるガイダンス表示を示す第4実施例の説明図である。
図8は、制御部19による報知ウインドウをアイコンよりも先に表示するガイダンス表示動作の流れを示すフローチャートである。
この図に示すように、制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)が発生した場合、LCD12の予約画面32,37の略中央で最前面に、優先的に詳細ガイダンス表示を報知ウインドウ34に表示させる(S11)。ユーザによって「OK」キー35がタッチされた場合(S12)、制御部19は、LCD12の左端下方にアイコン33を表示させる(S13)。ここで、トラブルが解除されておらず(S14)、ユーザが、このアイコン33をタッチすると(S15)、S11に戻って、詳細ガイダンス情報が報知ウインドウ34に表示される。
第1実施形態は、LCD12処理内容を示す複数のウインドウを重ねずらして表示させ、さらにトラブル情報を表示する場合にその表示形態をユーザが変更可能としたものであり、第5〜第8実施例はその具体例である。
第5実施例は、デジタル複合機10においてユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図9は、コピー予約操作時にエラー(紙詰まり)が発生した場合におけるガイダンス表示を示す第5実施例の説明図である。
図9(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32がプリンタ状況画面31よりも優先的に表示されている。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示されている。この露出部分の左端上方に第1及び第2プリントジョブのアイコンが表示されており、すでにプリント処理が予約されていることがわかる。この表示状況において、プリント部15に紙詰まりが発生すると、ユーザに報知するため、図9(b)に示すように、LCD12にトラブルアイコン33がプリンタ状況画面31の露出部分の左端下方に表示される。
この詳細ガイダンス情報は、アイコン33に対応付けされて記憶部16に記憶されており、アイコン33がタッチされると、制御部19が報知ウインドウ34に表示する。
第2実施例は、デジタル複合機10においてユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図10は、ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第6実施例の説明図である。
この図に示すように、制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)が発生した場合、LCD12の状況画面32,36の所定の位置に、トラブルアイコン33を表示させる(S1)。
トラブルアイコン33がタッチされなかった場合(S2)、S6において、ユーザによってトラブルが解除されたかを確認する。確認された場合、制御部19は、トラブルアイコン33をLCD12から消去し(S7)、処理を終了する。
また、エラー情報(詳細ガイダンス情報)をユーザの所望のタイミングで表示でき、ユーザは、必要なときに詳しいエラー情報を参照できる。
第5実施例では、コピー予約モード、ファックス送信予約モードなどスキャナ部14の操作中にプリント部15にエラーが生じたとき、まず、アイコン33を表示し、アイコンがタッチされたときに、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示するように設定されている。しかしながら、これに限らず、まず、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示するように設定してもよい。
この場合、第5実施例と同じく図11(a)に示すように、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示されている。この状態で紙詰まりが発生すると、図11(b)に示すように、LCD12の中央に、エラーの内容を示すウインドウ34が優先的に(最前面に)表示される。そして、このウインドウ34内の「OK」キー35がユーザによりタッチされると、制御部19は、記憶部16からウインドウ34に対応付けたアイコン33のデータを読み出し、図11(c)に示すように、プリンタ状況画面31の左端下方にトラブルアイコン33を表示する。
第4実施例においても、第3実施例と同様にエラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示する。図12は、ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第8実施例の説明図である。
この図に示すように、制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)の発生した場合、LCD12の略中央の最前面に、優先的に詳細ガイダンスを報知ウインドウ34に表示させる(S11)。その後、ユーザによって「OK」キー35がタッチされた場合(S12)、制御部19は、LCD12においてウインドウ画面31,36の左端下方にアイコン33を表示させる(S13)。そして、ユーザが、このアイコン33をタッチすると、詳細ガイダンス情報の報知ウインドウ34に戻るように設定されている(S15)。
第3実施形態は、エラーが生じた場合、制御部19が、LCD12に優先的に表示されている処理情報ウインドウに関連しているエラーかどうかを判断し、エラーの表示形態を選択するものであり、第9〜第11実施例はその具体例である。
第9実施例は、デジタル複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
この表示形態については、図6を用いて説明する。
図6(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32が全面表示されている。このときに紙詰まりが発生すると、新たなコピー予約を指示したとしても効率よくプリント処理されない。制御部19は、このエラーが、コピー予約処理に関係して影響を与えると判断し、図6(b)に示すように、LCD12にトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)が、報知ウインドウ34に、大きく目立つように表示される。
第10実施例は、デジタル複合機10において、ユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図4(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがファックス送信操作を行うときは、LCD12に送信予約画面37が全面表示されている。このときに、プリント部15において紙詰まりが発生しても、直接送信の予約指示に対しては影響がない。制御部19は、記憶部16に記憶されている関連付けデータに基づいて、このエラーがファックス送信処理には影響がないと判断し、図4(b)に示すように、LCD12に表示されている送信予約画面37の左端下方に、上記と同様のトラブルアイコン33が表示する。さらに、このトラブルアイコン33がタッチされると、図4(c)に示すように、エラーの内容を示すウインドウ34により表示する。そして、このウインドウ34による表示内の「OK」キー35がタッチされると、図4(b)のアイコン33に戻るように設定されている。
第11実施例は、第9実施例と同様に、デジタル複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図11(a)に示すように、本複合機10では、LCD12にコピー予約画面32がプリンタ状況画面31よりも優先的(手前)に表示されている。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示されている。この表示状況において、プリント部15において紙詰まりが発生すると、新たなコピー予約を指示したとしても効率よくプリント処理されない。制御部19は、このエラーが、コピー予約処理に関係していると判断し、図11(b)に示すように、LCD12に表示されているコピー予約画面(ウインドウ)32に対してトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)がウインドウ34に、大きく目立つように表示される。
こうして、プリント部15に関するトラブルアイコン33として、プリンタの状況を表わす画面(ウインドウ)31内に退避して表示されるので、ユーザにとってもプリント部15において何らかの警告すべき状況が存在することが確認できる。
第12実施例は、第10実施例と同様に、デジタル複合機10において、ユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図10(a)に示すように、ユーザがファックス送信操作を行うときは、本複合機10では、LCD12にファックス送信予約画面37がファックス送信状況画面36よりも優先的(手前)に表示されている。すなわち、ファックス送信画面37がファックス送信状況画面36上にずらして重ね表示され、ファックス送信状況画面36の一部が露出表示されている。この表示状況において、プリント部15において紙詰まりが発生しても、直接送信の予約指示に対しては影響がない。制御部19は、記憶部16に記憶されている関連付けデータに基づいて、このエラーがファックス送信処理には影響がないと判断し、図10(b)に示すように、LCD12に表示されている送信予約画面37の左端下方に、上記と同様のトラブルアイコン33が表示する。さらに、このトラブルアイコン33がタッチされると、図10(c)に示すように、エラーの内容を示すウインドウ34により表示する。そして、このウインドウ34による表示内の「OK」キー35がタッチされると、図10(b)のアイコン33に戻るように設定されている。
第3実施形態(第9〜第12実施)における制御部19の表示処理動作を図13及び図14のフローチャートを用いて説明する。
また、アイコン表示をした場合には、表示すべきエラー情報が存在する程度の警告をユーザに示すことが可能となる。こうして、制御部19が自動的に最適表示形態を選択するので、操作性を大幅に向上させることができる。
なお、制御部19の制御に関わりなく、ユーザは所望のタイミングで報知情報の表示形態を切り換えられるので、自由度も高い。
第4実施形態は、何らかのトラブルが生じている状態で、処理操作を進めていく場合、新たな処理に影響を与えるトラブルかどうかで表示形態を選択するものであり、第13〜第16実施例はその具体例である。
第13実施例は、プリント部15において給紙トレイの用紙が切れているなど何らかのトラブルが発生している状況下でコピー予約画面32を開き、新たなコピー予約として指示する際のガイダンス表示を示すものである。本複合機10では、プリント部において用紙切れ等のエラー(トラブル)が発生している状態で、ユーザが操作パネル11から新たな原稿に対するコピージョブの指示を開始した場合に、制御部19が、LCD12の所定領域にプリント部15におけるトラブルガイダンス、もしくはトラブルアイコンを表示するようになっている。
この状況下で、ユーザがコピー予約を開始したとする。図15(a)に示すように、本複合機10では、ユーザが操作パネル11の画面切替えキー24を用いてLCD12にコピー予約画面32をプリンタ状況画面31よりも優先的に表示させる。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示される。この時、プリンタ状況画面31の露出部分の左端下方にはトラブルアイコン41が表示されている。
制御部19は、トラブルアイコン41が示す用紙切れが、コピー処理に関係して影響を与えるか否かを判断する(S41)。これは、記憶部16に予め処理に影響をあたえるトラブルのデータが記憶されており、そのデータに基づいて判断する。用紙切れは、新たなコピー予約を指示したとしても効率よくプリント処理されないということで、図15(b)に示すように、LCD12にトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)が、一旦報知ウインドウ42に大きく目立つように表示される(S42)。すなわち、この図に示すように、ウインドウ42による情報の表示は、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に重ねて表示されるように設定されている。
第14実施例は、プリント部において第3給紙トレイの用紙が切れているトラブルが発生している状況下でコピー予約画面を開き、新たなコピー予約として第3給紙トレイを用いるジョブを新たなコピー予約として指示する際のガイダンス表示を示すものである。
図17(b)に示すように、ユーザがコピー予約処理条件を入力し始め(S51)、用紙選択画面45を開き、新たなコピー予約として用紙切れとなっている第3給紙トレイを選択する(S52)。
そして、ユーザはガイダンス情報によりプリント部15の状況を確認した段階で、このウインドウ表示の中に設けられた「OK」キー43を操作すると(S55)、図17(b)に示すように、コピー予約画面の左端下方であって、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン41として退避して表示される(S56)。
また、ユーザは、コピー予約を完了すると(S57)、図17(d)に示すように、スキャナ部14による原稿を読み取る処理を行った後、プリントジョブの3番目に新たなプリントジョブをアイコン44として追加する(S58)。こうして、新たに予約したコピーのプリントジョブは効率よく処理されることとなる。
第15実施例は、プリント部に連設されたステープルフィニッシャにおいてステープル針が切れているトラブルが発生している状況下でコピー予約画面を開き、新たなコピー予約としてステープルフィニッシャを用いるジョブを新たなコピー予約として指示する際のガイダンス表示を示すものである。本複合機では、プリント部に連設された用紙後処理装置(ステープルフィニッシャなど)おいて、用紙に対する後処理部材切れ(ステープル針切れ)等のエラー(トラブル)が発生している状態である。ユーザが操作部から新たな原稿に対するコピージョブとして、画像が記録された用紙に対する後処理を用いるようなジョブの指示をした場合に、制御部19が、LCD12の所定領域にプリント部におけるトラブルガイダンス、もしくはトラブルアイコンを表示するようになっている。
この状況下で、ユーザがコピー予約を開始したとする。図19(a)に示すように、本複合機10では、ユーザが操作パネル11の画面切替えキー24を用いてLCD12にコピー予約画面32をプリンタ状況画面31よりも優先的に表示させる。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示される。この時、プリンタ状況画面31の露出部分にはトラブルアイコン46が表示されている。
制御部19は、この時点でプリンタ状況画面31のトラブルアイコン46が示すステープル針切れが、コピー処理に影響を与えるか否かを判断する(S63)。この状況下では指示した用紙に対するステープル処理は効率よく処理されないということで、図19(c)に示すように、LCD12にトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)が、一旦報知ウインドウ49に大きく目立つように表示される(S64)。
また、ユーザは、コピー予約を完了すると(S67)、図19(d)に示すように、スキャナ部14による原稿を読み取る処理を行った後、プリントジョブの3番目に新たなプリントジョブをアイコン51として追加する(S68)。こうして、いずれにせよ新たに予約したコピーのプリントジョブは効率よく処理されることとなる。
第16実施例は、プリント部においてトラブルが発生している状況下で送信予約画面を表示部に表示して、新たな送信予約を指示する際のガイダンスを示すものである。
図21は、プリント部15においてエラーが発生している状態で、ユーザがファックス、電子メールなどの新たな送信ジョブを予約する場合に、制御部19が、LCD12の所定額域にプリント部におけるトラブルアイコン表示、あるいは、ガイダンス表示を示す説明図である。図22は、第16実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。
上記表示状況下で、ユーザがファックス送信予約を開始したとする。図21(a)に示すように、本複合機10では、ユーザが操作パネル11の画面切替えキー24を用いてLCD12にファックス送信予約画面37をファックス送信状況画面36よりも優先的に表示させる。すなわち、ファックス送信予約画面37がファックス送信状況画面36上にずらして重ね表示され、ファックス送信状況画面36の一部が露出表示される。この時、ファックス送信状況画面36の露出部分にはトラブルアイコン41が表示されている。
そして、ユーザはガイダンス情報によりプリント部15の状況を確認した段階で、このウインドウ表示の中に設けられた「OK」キー43を操作すると(S76)、図21(b)に示すように、ファックス送信状況画面36の左端下方であって、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン41として退避して表示される(S77)。
なお、ユーザがガイダンス情報を見て、トラブルを解除した場合(S80)、ガイダンス表示はリセットされ(S81)、一切のトラブル表示はされない。
さらに、上記の例では、2つの処理情報ウインドウの重ね表示を示したが、それ以上のウインドウ表示であってもよい。この場合、少なくとも下側のウインドウの一つは、報知アイコンの表示ができる程度の露出部分を設け、そこに報知アイコンを表示する。
11 操作パネル
12 LCD
13 操作キー
14 スキャナ部
15 プリント部
16 記憶部
17 通信部
18 電話回線
19 制御部
31 プリンタ状況画面
32 コピー予約画面
33,41,46 トラブルアイコン
34,42,49 報知ウインドウ
35,43 OKキー
36 ファックス送信状況画面
37 ファックス送信予約画面
Claims (2)
- 複数種類の画像に関する処理を実行可能とする処理部と、各処理の情報を表示する表示部と、各部を制御する制御部とを備え、ユーザに指示された画像に関する複数処理を実行する画像処理装置において、
前記制御部は、前記表示部に入力処理のための情報を表示する処理情報ウインドウを表示させ、
前記処理情報ウインドウにユーザが前記入力処理に関する条件情報を入力するための入力部を表示させ、
前記ウインドウが表示されている際にユーザに知らせるべき報知情報がある場合、
該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものでないと、該報知情報を示す報知アイコンを前記入力部と重ならないように表示させ、
該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものであると、報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示することを特徴とする画像処理装置。 - 複数種類の画像に関する処理を実行可能とする処理部と、各処理の情報を表示する表示部と、各部を制御する制御部とを備え、ユーザに指示された画像に関する複数処理を実行する画像処理装置において、
前記制御部は、前記表示部に入力処理のための情報を表示する処理情報ウインドウを表示させ、
前記処理情報ウインドウにユーザが前記入力処理に関する条件情報を入力するための入力部を表示させ、
前記ウインドウが表示されている際にユーザに知らせるべき報知情報がある場合、
該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものでないと、該報知情報を示す報知アイコンを前記入力部と重ならないように表示させ、
該報知アイコンが操作されると報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示し、
該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものであると、報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示することを特徴とする画像処理装置。
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