JP2007049408A - 撮影装置 - Google Patents

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雄生 岡部
Toshikazu Hara
敏多 原
Yoshikuni Nishiura
嘉國 西浦
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Abstract

【課題】シャッタチャンスを逃さずに撮影して、容易に所望の撮影画像を取得することができるを提供することを目的とする。
【解決手段】 被写体を連続的に撮影して複数の被写体像を取得する撮像部と、撮像部による撮影中に操作を受けて、その操作を受けた時点を表わす時点トリガを発するトリガ発生部と、表示画面を有し、表示画面上に、撮像部で取得された複数の被写体像を、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が複数の被写体像のうちで表示画面の最も中央寄りとなるように撮影順に並べて表示する表示部とを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、被写体を撮影する撮影装置に関する。
近年、デジタルカメラの小型化が急速に進んできたことに加えて、日ごろから常に携帯している携帯電話などといった小型機器に撮影機能を搭載することが広く行われており、撮影装置を手軽に持ち運ぶことができるようになってきている。デジタルカメラや、小型機器に搭載された撮影装置では、デジタルの撮影画像が取得されるため、撮影画像をその場ですぐに液晶ディスプレイなどに表示して確認したり、不要な撮影画像をプリント出力する前に削除することができる。さらに、複数枚の撮影画像をまとめて記録メディア等に記録しておくことによって、保管の際にかさ張らず、撮影画像を高画質なままで保管することができる。
このように、撮影装置が身近なものになってきたことや、必要な撮影画像のみをコンパクトに保管することができるなどということから、被写体を撮影することが日常的なことになってきている。このような状況の中で、例えば、ボールがバットに当たる瞬間や、鳥が飛び立つ瞬間などといった一瞬のシャッタチャンスを逃さずに確実に撮影したいという要望が強くなってきている。
シャッタチャンスを逃さずに撮影する技術として、レリーズボタンが押下されたら、連続的に複数コマの撮影を行う連写モードが広く知られているが、その他にも、試し撮影を行うプレビューモードが設定されている間に得られた撮影画像を1枚ずつディスプレイに表示し、その中から選択された撮影画像を記録メディアに記録する技術(特許文献1参照)や、動画を撮影し、その動画中の1コマを静止画として切り出す技術(特許文献2参照)などが提案されている。これらの技術によると、レリーズボタンを押下した瞬間のみではなく、所定の時間内に撮影された撮影画像の中から最も良好な撮影画像を選択することができ、シャッタチャンスを逃してしまう不具合を軽減できる。
特開平11−88761号公報 特開2004−80614号公報
しかし、連写モード、プレビューモード、および動画モードなどを適用する場合、シャッタチャンスが訪れるかなり前から連写を開始し、撮影後に多数の撮影画像を1コマずつ確認して所望の撮影画像を選択する必要があり、大変な手間がかかってしまうという問題がある。また、通常の撮影では、撮影者がシャッタチャンスのタイミングを見計らってレリーズボタンを押下することが一般的であるが、動画モードなどを利用する場合には、シャッタチャンスのかなり前からレリーズボタンを押下しておき、シャッタチャンスが過ぎてからレリーズボタンを離すなどというように、レリーズボタンを操作するタイミングとシャッタチャンスのタイミングとがずれてしまうため、撮影者に操作の違和感を与えてしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、シャッタチャンスを逃さずに撮影して、容易に所望の撮影画像を取得することができる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、被写体を連続的に撮影して複数の被写体像を取得する撮像部と、
撮像部による撮影中に操作を受けて、その操作を受けた時点を表わす時点トリガを発するトリガ発生部と、
表示画面を有し、表示画面上に、撮像部で取得された複数の被写体像を、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が複数の被写体像のうちで表示画面の最も中央寄りとなるように撮影順に並べて表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
ユーザがシャッタチャンスを見計らってレリーズ操作を行った時点に撮影された被写体像は、本来は、ユーザが所望するシャッタチャンスの被写体像であるはずだが、レリーズ操作がシャッタチャンスのタイミングから僅かにずれてしまうことがあり、実際には、レリーズ操作を行った時点の前後にシャッタチャンスが訪れていることが多い。本発明の撮影装置によると、予め連続的に被写体像の撮影が行われており、ユーザのレリーズ操作などによって時点トリガが発せられると、その時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された中心的な被写体像が表示画面の最も中央寄りとなるように、複数の撮影画像が撮影順に表示される。ユーザは通常の撮影と同様にシャッタチャンスのタイミングにレリーズ操作を行えばよく、レリーズ操作の違和感を感じずに撮影を行うことができるうえ、レリーズ操作を受けて時点トリガが発せられた前後の被写体像も連続的に撮影されているため、レリーズ操作がシャッタチャンスのタイミングから僅かにずれてしまった場合でも、シャッタチャンスの被写体像を得ることができる。また、ユーザは、表示画面の中央寄りに表示された中心的な被写体像や、その近辺に表示された撮影画像を重点的に確認することによって、シャッタチャンスの被写体像を容易に選択することができる。
また、本発明の撮影装置において、上記トリガ発生部は、2段階に操作されるスイッチを有し、スイッチの1段目の操作を受けて、被写体の連続的な撮影の開始を指示する撮影トリガを発し、スイッチの2段目の操作を受けて、時点トリガを発するものであり、
撮像部は、撮影トリガの入力を受けて被写体の連続的な撮影を開始するものであることが好ましい。
従来から、2段階に押下されるレリーズボタンが備えられ、レリーズボタンが1段目に押下されたら被写体に焦点を合わせるAF処理などが実行され、レリーズボタンが2段目に押下されたら静止画の撮影を開始するデジタルカメラが広く用いられている。そこで、スイッチの1段目の操作を受けて撮影トリガを発し、その撮影トリガの入力を受けて被写体像を連続的に撮影するとともに、スイッチの2段目の操作を受けて時点トリガを発し、その時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が表示画面の最も中央寄りとなるように、複数の被写体像を取得順に表示することによって、従来から使用されているデジタルカメラのスイッチ機構をそのまま転用することができる。
また、本発明の撮影装置は、上記表示部で表示される被写体像の数を操作に応じて指定する表示数指定部を備え、
表示部は、撮像部で取得された被写体像のうち、表示数指定部で指定された数の被写体像を表示するものであることが好適である。
本発明の好適な形態の撮影装置によると、撮影者の好みで被写体像の表示数を変更することができる。
また、本発明の撮影装置は、上記表示部で表示される被写体像の数として、操作に応じた奇数を指定する表示数指定部を備え、
表示部は、撮像部で取得された被写体像のうち、表示数指定部で指定された数の被写体像を表示するものであることが好ましい。
奇数個の被写体像が指定されることによって、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が、複数の被写体像の中心に見やすく表示される。
また、本発明の撮影装置において、上記撮像部で取得される被写体像の目部分に不具合が生じているか否かを判定する判定部を備え、
表示部は、複数の被写体像を表示するに当たり、判定部で、不具合が生じていないと判定された被写体像のうち、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が複数の被写体像のうちで表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることが好ましい。
また、本発明の撮影装置において、上記撮像部で取得される被写体像の目部分に目瞑りが生じているか否かを判定する判定部を備え、
表示部は、複数の被写体像を表示するに当たり、判定部で、目瞑りが生じていないと判定された被写体像のうち、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が複数の被写体像のうちで表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることも好適である。
また、本発明の撮影装置において、上記撮像部で取得された被写体像のピントが合っているか否かを判定する判定部を備え、
表示部は、複数の被写体像を表示するに当たり、判定部で、ピントが合っていると判定された被写体像のうち、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が複数の被写体像のうちで表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることも好ましい。
また、本発明の撮影装置において、上記撮像部で取得される被写体像に手ブレが生じているか否かを判定する判定部を備え、
表示部は、複数の被写体像を表示するに当たり、判定部で、手ブレが生じていないと判定された被写体像のうち、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が複数の被写体像のうちで表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることも好ましい。
ユーザが「今がシャッタチャンスである」と考えた瞬間と、レリーズ操作を行うタイミングとが合っていても、例えば、レリーズ操作を受けて発せられた閃光によって被写体が目を瞑ってしまい、被写体像に目瞑りが生じたり、レリーズ操作時に発せられる音などで被写体が逃げてしまい、被写体像にピンボケが生じたり、レリーズ操作時にカメラを持つ手が動いてしまって、被写体像に手ブレが生じてしまうなどといった各種の不具合が発生する場合がある。このような場合、シャッタチャンスの直近に撮影された被写体像には上述したような不具合が生じているため、これらの不具合が生じている被写体像を除いた中でシャッタチャンスに最も近い被写体像を表示画面上の最も中央寄りに表示させることによって、ユーザが意図する撮影画像が確実に得られる。
本発明によれば、シャッタチャンスを逃さずに撮影して、容易に所望の撮影画像を取得することができる撮影装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラ100を前面斜め上から見た外観斜視図である。
図1に示すように、このデジタルカメラ100の前面には、撮影レンズ101、光学式ファインダ対物窓102、および補助光発光部103が備えられている。さらに、このデジタルカメラ100の上面には、スライド式の電源スイッチ104、および2段階に押下されるレリーズスイッチ105が備えられている。
図2は、デジタルカメラ100の背面図である。
デジタルカメラ100の背面には、図1にも示すファインダ対物窓102、撮影画像やメニュー画面などが表示されるLCD(Liquid Crystal Display)140、LCD140に表示されたメニュー画面中の項目等を選択するための十字キー108、設定内容を決定するための実行スイッチ106、設定内容を中止するための中止スイッチ107が設けられている。ここで、本実施形態には、撮影モードとして、電源スイッチ104の押下に同期して撮影を行う「通常撮影モード」と、予め被写体を連続的に撮影しておき、後で所望の撮影画像を選択する「ベストショットモード」とが用意されており、それらのうちのいずれかの撮影モードが十字キー108を使って選択される。これらの撮影モードについては、後で詳しく説明する。
また、このデジタルカメラ100の側面には、パーソナルコンピュータなどといった外部装置と接続するためのUSBコネクタや、記録メディアが装填されるメディア装填口などが設けられているが、これらは本発明の本質には関わらないため、図示を省略する。
続いて、デジタルカメラ100の内部構成について説明する。
図3は、デジタルカメラ100の概略構成図である。
図3に示すように、デジタルカメラ100には、撮影光学系110と、信号処理部120とが備えられている。デジタルカメラ100には、それらのほかにも、撮影した画像を表示させるためのLCD140、各種処理をデジタルカメラ100に行なわせる、電源スイッチ104、レリーズスイッチ10a、実行スイッチ106、中止スイッチ107、十字キー108などが設けられており、さらに、撮影した画像信号を記録しておくための記録メディア200が接続されている。
まず、図3を参照して、撮影光学系110の構成を説明する。
デジタルカメラ100では、図3の左方から被写体光が入射し、ズームレンズやフォーカスレンズなどで構成される撮影レンズ101を経て、被写体光の光量を調整する絞り113を通過した後、シャッタ112が開いている場合は、後段に配置されたCCD111上に結像する。本来、撮影光学系には複数のレンズが配備され、それら複数のレンズのうち少なくとも1つのレンズがピント調節に大きく関与し、各レンズの相対位置が焦点距離に関与するが、本明細書では、焦点距離の変化に係わるレンズをズームレンズと称し、ピントの調節に係わるレンズをフォーカスレンズと称している。
撮影レンズ101、絞り113、およびシャッタ112は、レンズ駆動部101a、絞り駆動部113a、およびシャッタ駆動部112aによりそれぞれ駆動され移動する。これらレンズ駆動部101a、絞り駆動部113a、およびシャッタ駆動部112aを作動させる指示は、信号処理部120中のシステムコントローラ123からモータドライバ120cを通じて伝達される。
撮影レンズ101に含まれるズームレンズやフォーカスレンズは、レンズ駆動部101aによって、光軸に沿う方向に移動される。ズームレンズが、システムコントローラ123からの信号に応じた位置に移動されることによって、焦点距離が変化して撮影倍率が決定される。また、フォーカスレンズは、TTLAF(Through The Lens Auto Focus)機能を実現するためのレンズである。このTTLAF機能とは、光軸に沿う方向にフォーカスレンズを移動させながら、CCD111で得られた画像信号のコントラストを信号処理部120のAF/AE演算部124で判定し、そのコントラストのピークが得られるレンズ位置をピント位置として、フォーカスレンズをピント位置に調節するものである。このTTLAF機能によって、コントラストがピークになる被写体に自動的に焦点を合わせて撮影を行うことができる。
絞り113は、絞り径を変化させることによって、CCD112で受光される被写体光の光量を調整するものである。
撮影レンズ101、絞り113、およびシャッタ112を通過してきた被写体光はCCD111上で結像され、CCD111において、被写体像を表わす画像信号が生成される。CCD111は、本発明にいう撮像部の一例に相当する。
撮像光学系110は、以上のように構成されている。
続いて信号処理部120の構成を説明する。
CCD111上に結像させた被写体像が画像信号としてアナログ処理(A/D)部120aに読み出され、このアナログ処理(A/D)部120aでアナログ信号がデジタル信号に変換されデジタル信号処理部120bへと供給される。デジタル信号処理部120bにはシステムコントローラ123が配備されており、システムコントローラ123からの指示によって、図3に示す各種要素で実行される処理が制御される。画像信号処理部121、システムコントローラ123、AF/AE演算部124、画像表示制御部126、メディアコントローラ127、画像圧縮部128、キーコントローラ129、およびバッファメモリ122との間のデータの受け渡しはバス1200を介して行なわれ、そのバス1200を介してデータの受け渡しが行なわれるときのバッファとして内部メモリ125が働いている。この内部メモリ125に各部の処理プロセスの進行状況に応じて変数となるデータが随時書き込まれて、画像信号処理部121、システムコントローラ123、AF/AE演算部124、画像表示制御部126、メディアコントローラ127、画像圧縮部128、キーコントローラ129の各部では、そのデータを参照することにより適切な処理が行なわれる。つまり、システムコントローラ123からの指示がバス1200を介して上記の各部に伝えられ、各部の処理プロセスが立ち上げられる。そして、その内部メモリ125のデータがプロセスの進行状況に応じて書き換えられ、さらにシステムコントローラ123側で参照されて上記の各部の動作が管理される。すなわち、電源スイッチ104やレリーズスイッチ105や十字キー108などが操作されると、その操作されたという情報がキーコントローラ129を経由してシステムコントローラ123に伝えられ、システムコントローラ123内のプログラムの手順にしたがって各部のプロセスが立ち上げられて、操作に応じた処理が行われる。
まず、ユーザによって電源スイッチ104が入れられると、電源スイッチ104が入ったことがキーコントローラ129を経由してシステムコントローラ123に伝えられる。システムコントローラ123はアナログ処理(A/D)部120aにスルー画像の取得を指示し、アナログ処理(A/D)部120aは、CCD111で生成された画像信号を所定のタイミング毎に粗く読み出して、画像信号をデジタルのスルー画像データに変換する。生成されたスルー画像データは、バッファメモリ122にいったん蓄えられ、画像表示制御部126によって読み出されて、LCD140上にスルー画像が表示される。
ユーザが十字キー108を使って「通常撮影モード」を選択し、レリーズスイッチ105の1段目のスイッチ1051を押下すると、その1段目のスイッチ1051において、AF機能を実行して撮影画角の中央領域に焦点を合わせ、撮影レンズ101内のフォーカスレンズの位置を本露光まで維持するフォーカスロックトリガが発せられ、フォーカスロックトリガがキーコントローラ129を経由してシステムコントローラ123に伝えられる。AF/AE演算部124は、システムコントローラ123の指示に従って、スルー画像データに基づいて被写体のコントラストと被写体輝度を算出する。また、システムコントローラ129は、算出された被写体輝度に基づいて絞り113の絞り値やシャッタ112のシャッタスピードを決定するとともに、算出された被写体のコントラストに基づいて撮影レンズ101内のフォーカスレンズのレンズ位置を決定する。決定されたレンズ位置はレンズ駆動部101aに伝えられ、フォーカスレンズが駆動されてピント調整が行われる。
続いて、ユーザによってレリーズスイッチ105の2段目のスイッチ1052が入れられると、2段目のスイッチ1052によって、撮影画像の取得を開始する撮影画像トリガが発せられ、システムコントローラ123はアナログ処理(A/D)部120aに撮影画像の取得を指示する。アナログ処理(A/D)部120aでは、CCD111で生成された画像信号が細かく読み出され、高解像度な撮影画像データが生成される。撮影画像データは、画像信号処理部121においてRGB信号がYC信号に変換され、さらに画像圧縮部128においてJPEG圧縮が施されて、撮影画像データが画像ファイルとなってメディアコントローラ127を介して記録メディア200に記録される。
また、撮影モードとして「ベストショットモード」が選択されているときには、ユーザによってレリーズスイッチ105の1段目のスイッチ1051が入れられると、その1段目のスイッチ1051において、上述したフォーカスロックトリガと、被写体を連続的に撮影する連続画像トリガとが発せられる。まず、「通常撮影モード」と同様にして、スルー画像データに基づいて被写体のコントラストや輝度が算出され、撮影レンズ101内のフォーカスレンズのレンズ位置などが調整される。続いて、アナログ処理(A/D)部120aにおいて、CCD111で生成された画像信号が所定のタイミング毎に細かく読み出され、画像信号がデジタルの撮影画像データに変換される。生成された撮影画像データは、スルー画像データと同様にバッファメモリ122にいったん蓄えられる。
レリーズスイッチ105の2段目のスイッチ1052が入れられて、撮影画像トリガが発せられたときには、システムコントローラ123はアナログ処理(A/D)部120aに所定コマ数分の撮影画像データの取得を指示する。アナログ処理(A/D)部120aは、撮影画像トリガが発せられた時点からさらに所定コマ数分の撮影画像データを生成する。これらの撮影画像データも、撮影画像トリガが発せられる前に取得されていた撮影画像データと同様に、バッファメモリ122に蓄えられる。バッファメモリ122に蓄えられた複数の撮影画像データは、システムコントローラ123に読み出され、複数の撮影画像データのうち撮影画像トリガが発せられた時点に最も近い時点に取得された撮影画像データ(以下では、この撮影画像データを中心画像データと称する)を決定する。複数の撮影画像データは、画像表示制御部126に伝えられ、それら複数の撮影画像データが表わす複数の撮影画像が、中心画像データが表わす中心画像がLCD140の中央に配置されるように、取得順に並べて表示される。ユーザが十字キー108などを使ってLCD140上に表示された複数の撮影画像のうちの所望の撮影画像を選択すると、その選択された撮影画像を表わす撮影画像データが画像信号処理部121に伝えられる。撮影画像データは画像信号処理部121において画像処理が施された後、さらに画像圧縮部128においてJPEG圧縮が施され、圧縮後の撮影画像データが記録メディア200に記録される。連続画像トリガは、本発明にいう撮影トリガの一例にあたり、撮影画像トリガは、本発明にいう時点トリガの一例にあたり、レリーズスイッチ105は、本発明にいうトリガ発生部の一例に相当する。また、LCD140は、本発明にいう表示画面の一例にあたり、システムコントローラ123と画像表示制御部126とを合わせたものは、本発明にいう表示部の一例に相当する。
デジタルカメラ100は、基本的には以上のように構成されている。
ここで、ユーザがシャッタチャンスを見計らってレリーズスイッチ105を押下しても、レリーズ操作がシャッタチャンスのタイミングから僅かにずれてしまうことが多い。本実施形態のデジタルカメラ100では、撮影モードとして「ベストショットモード」が選択されたときには、連続的に複数の撮影画像が取得され、それら複数の撮影画像の中からユーザが所望の撮影画像を選択することによって、シャッタチャンスのタイミングで撮影された撮影画像を取得することができる。以下では、この「ベストショットモード」について詳しく説明する。
ユーザが図1に示す電源スイッチ104を入れると、図2に示すLCD140に、予め用意されている撮影モード設定画面が表示される。さらに、ユーザが十字キー108を使って「ベストショットモード」を選択すると、画像表示制御部126によって、LCD140上に、表示する撮影画像の数を設定するための表示コマ数設定画面が表示される。
図4は、表示コマ数設定画面の一例を示す図である。
表示コマ数設定画面150には、撮影画像の表示コマ数を指定するための数指定ボタン151,152,153,154と、指定された数を表示コマ数として決定する決定ボタン155とが備えられている。ユーザは、数指定ボタン151,152,153,154のうちの1つを十字キー108を使って選択することによって、奇数の表示コマ数を設定することができる。十字キー108は、本発明にいう表示数指定部の一例に相当する。この例では、表示コマ数として「3」が指定されたものとして説明する。設定された表示コマ数は、キーコントローラ129を介してシステムコントローラ123に伝えられる。
以上のような手順で、撮影モードとして「ベストショットモード(表示コマ数:3)」が設定される。「ベストショットモード」が設定されると、ユーザのレリーズ操作に応じて撮影が行われる。
図5は、「ベストショットモード」における一連の撮影処理の手順を示すフローチャート図である。
まず、ユーザによってレリーズスイッチ105の1段目のスイッチ1051が入れられると(図5のステップS11:Yes)、1段目のスイッチ1051によって、フォーカスロックトリガと連続画像トリガとが発せられる。フォーカスロックトリガおよび連続画像トリガはキーコントローラ129を介してシステムコントローラ123に伝えられ、AF/AE演算部124に被写体のコントラストや輝度を算出する指示が与えられるとともに、アナログ処理(A/D)部120aに撮影画像データを取得する指示が与えられる。
AF処理およびAE処理が実行され、撮影レンズ101内のフォーカスレンズの位置などが調整されると、アナログ処理(A/D)部120aでは、CCD111で生成された画像信号が所定のタイミングごとに細かく読み取られて、撮影画像データが生成される(図5のステップS12)。生成された撮影画像データは、バッファメモリ122に保存される。尚、本実施形態においては、図4に示すように表示コマ数「3」が選択されたときには、バッファメモリ122に最大で6コマ分の撮影画像データを保存することができ、新たな撮影画像データが生成されると、古い撮影画像データから順に上書きされて、バッファメモリ122が循環的に利用される。
また、ユーザによってレリーズスイッチ105の2段目のスイッチ1052が入れられると(図5のステップS13:Yes)、2段目のスイッチ1052によって撮影画像トリガが発せられる。撮影画像トリガもキーコントローラ129を介してシステムコントローラ123に伝えられ、システムコントローラ123からアナログ処理(A/D)部120aに、さらに所定数の撮影画像データを取得する指示が与えられる。本実施形態においては、図4に示す表示コマ数設定画面150を使って選択された表示コマ数から2を引いた数(表示コマ数−2:ただし、表示コマ数が1の場合には1)の撮影画像データがさらに取得される。図4の例では、「ベストショットモード(表示コマ数:3)」が設定されたため、システムコントローラ123からアナログ処理(A/D)部120aに、さらに1つの撮影画像データを取得する指示が与えられる。
アナログ処理(A/D)部120aは、CCD111で生成された画像信号を読み取って、さらに1コマ分の撮影画像データを生成する(図5のステップS14)。生成された撮影画像データは、撮影画像トリガが発せられる前に生成された撮影画像データと同様に、バッファメモリ122に保存される。
図6は、取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。
図6のパート(A)には、バッファメモリ122に保存された撮影画像の概念図が示されている。
バッファメモリ122には、図6のパート(A)に示すように、複数の撮影画像301,302,303,304,305,306が取得された順に保存されている。この例では、連続画像トリガが発せられてから4つの撮影画像301,302,303,304が順次に取得され、5つめの撮影画像305が取得されている途中の時点tsにおいて撮影画像トリガが発せられ、さらに1コマ分の撮影画像306が取得されている。
システムコントローラ123は、図6のパート(A)に示す複数の撮影画像301,302,303,304,305,306のうち、撮影画像トリガが発せられた時点tsに最も近い時点に取得された撮影画像305を取得する(図5のステップS15)。この例では、撮影画像トリガが発せられた時点tsに最も近い時点t5に取得された5番目の撮影画像305が中心画像と決定される。
また、システムコントローラ123は、図6のパート(A)に示す複数の撮影画像301,302,303,304,305,306のうち、決定された中心画像305を中心として、図4の表示コマ数設定画面150を使って選択された表示コマ数の撮影画像を取得する(図5のステップS16)。この例では、表示コマ数が「3」であるため、中心画像305と、その中心画像305の前後の撮影画像304,306が取得される。取得された3つの撮影画像304,305,306は、画像表示制御部126に伝えられる。
画像表示制御部126は、伝えられた3つの撮影画像304,305,306をLCD140上に表示する(図5のステップS17)。
図6のパート(B)には、LCD140上に表示された撮影画像304,305,306が示されている。LCD140上には、3つの撮影画像304,305,306が、中心画像305が中央に配置されるように並べられて表示されている。また、LCD140には、3つの撮影画像304,305,306のうちの1つの撮影画像を選択するポインタ143、選択された撮影画像を拡大するための拡大ボタン141、選択された撮影画像を記録するための記録ボタン142、撮影画像304,305,306よりも後に撮影された撮影画像を表示するための次画像ボタン144a、および撮影画像304,305,306よりも前に撮影された撮影画像を表示するための前画像ボタン144bも示されている。ポインタ143は、ユーザが図2に示す十字キー108を操作することによって移動され、OKボタン106を操作することによって指定内容が確定される。
ユーザがポインタ143を使って3つの撮影画像304,305,306のうちの所望の撮影画像を選択し、さらに記録ボタン142を押すと(図5のステップS18:Yes)、選択された撮影画像を表わす撮影画像データが画像処理部121に伝えられる。選択された撮影画像データは、画像処理部121において画像処理が施され、さらに、画像圧縮部128において圧縮処理が施された後、メディアコントローラ127を介して記録メディア200に記録される(図5のステップS19)。
また、表示された3つの撮影画像304,305,306の中に所望の撮影画像がない場合には、ポインタ143を使って前画像ボタン144bを押していくと、撮影画像304,305,306よりも前に撮影された撮影画像301,302,303が、新しい撮影画像から順に表示されていく。尚、この例では、右に表示されている撮影画像306が最も新しい撮影画像であるため、次画像ボタン144aを押したときには、撮影画像304,305,306がそのまま表示される。
図6において、本来ならば、撮影画像トリガが発せられた時点tsに最も近い時点t5に撮影された撮影画像305が、ユーザが所望する画像であるはずだが、実際には、ユーザが「シャッタチャンスである」と感じた瞬間と、レリーズ操作が行われる時点とではタイミングがずれてしまうことが多い。しかし、本実施形態のデジタルカメラ100では、撮影画像トリガが発せられる前後においても撮影画像データが連続的に取得されており、シャッタチャンスを逃してしまう不具合が軽減される。また、複数の撮影画像が、中心画像305が中央に配置されるように並べて表示されるため、ユーザは、LCD140の中央付近に表示された撮影画像を重点的に確認することによって、所望の撮影画像を容易に選択することができる。
以上で、本発明の第1実施形態の説明を終了し、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、LCD140に表示される撮影画像の選択方法が第1実施形態とは異なるが、構成上は同じ構成を有しているため、図3を第2実施形態の説明でも流用して、相違点についてのみ説明する。
本実施形態においても、動作モードとして「ベストショットモード」が設定された状態においては、連続画像トリガが発せられると撮影画像データの取得が開始され、撮影画像トリガが発せられると、さらに所定数(本実施形態においては1つ)の撮影画像データが取得される。
図7は、取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。
図7のパート(A)には、バッファメモリ122に保存された撮影画像の概念図が示されている。本実施形態においては、人物の被写体が撮影された撮影画像311,312,313,314,315,316が取得されているが、撮影画像トリガが発せられた時点tsに図1に示す補助光発光部103から閃光が発せられており、その閃光によって被写体が目を瞑ってしまい、撮影画像トリガが発せられた時点ts以降に撮影された撮影画像315,316では目瞑りが生じてしまっている。
バッファメモリ122に保存された撮影画像311,312,313,314,315,316は、第1実施形態と同様に、システムコントローラ123に伝えられる。
システムコントローラ123では、まず、撮影画像311,312,313,314,315,316に目瞑りが生じているか否かが判定される。この例では、撮影画像トリガが発せられた時点tsよりも前に撮影された4つの撮影画像311,312,313,314には目瞑りが生じておらず、撮影画像トリガが発せられた時点ts以降に撮影された2つの撮影画像315,316には目瞑りが生じている。さらに、システムコントローラ123では、目瞑りが生じていない4つの撮影画像311,312,313,314のうち、撮影画像トリガが発せられた時点tsに最も近い時点に撮影された撮影画像を中心画像と決定する。この例では、時点t4に撮影された4番目の撮影画像314が中心画像314として決定される。システムコントローラ123は、本発明にいう判定部の一例に相当する。
中心画像314が決定されると、第1実施形態と同様に、その中心画像314と、その中心画像314の前後の撮影画像313,315が表示画像として決定され、それら表示画像が画像表示制御部126に伝えられる。画像表示制御部126は、伝えられた3つの撮影画像313,314,315を取得順に並べてLCD140上に表示する。
図7のパート(B)には、LCD140上に表示された撮影画像313,314,315が示されている。LCD140上には、目瞑りが生じておらず、撮影画像トリガが発せられた時点tsに近い時点t4に撮影された撮影画像314が中央に表示されており、ユーザは、見た目に好ましい撮影画像を容易に選択することができる。
以上で、本発明の第2実施形態の説明を終了し、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態も、LCD140に表示される撮影画像の選択方法が第1実施形態とは異なるが、構成上は同じ構成を有しているため、図3を第3実施形態の説明でも流用して、相違点についてのみ説明する。
図8は、本実施形態において取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。
図8のパート(A)には、バッファメモリ122に保存された撮影画像321,322,323,324,325,326の概念図が示されている。デジタルカメラ100を被写体に向け、レリーズスイッチ105を押下するときに、デジタルカメラ100を持った手が動いてしまうことが多い。図8のパート(A)では、撮影画像トリガが発せられた時点tsにおいて取得中であった5番目の撮影画像325に手ブレが生じてしまっている。
バッファメモリ122に保存された撮影画像321,322,323,324,325,326は、第1実施形態と同様に、システムコントローラ123に伝えられる。
システムコントローラ123では、まず、撮影画像321,322,323,324,325,326に手ブレが生じているか否かが判定され、さらに、手ブレが生じていない撮影画像のうち、撮影画像トリガが発せられた時点tsに最も近い時点に撮影された撮影画像が中心画像と決定される。この例では、手ブレが生じていない5つの撮影画像321,322,323,324,326のうち、撮影画像トリガが発せられた時点tsに最も近い時点t4に撮影された4番目の撮影画像324が中心画像324として決定される。
さらに、システムコントローラ123では、中心画像324と、その中心画像324の前後の撮影画像323,325が表示撮影画像として決定され、それら表示撮影画像が画像表示制御部126に伝えられる。画像表示制御部126は、伝えられた3つの撮影画像323,324,325を取得順に並べてLCD140上に表示する。
図8のパート(B)には、LCD140上に表示された撮影画像323,324,325が示されている。ユーザは、LCD140の中央に表示された中心画像324を重点的に確認することによって、手ブレが生じていない撮影画像を容易に選択することができる。
以上で、本発明の第3実施形態の説明を終了し、本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態も、LCD140に表示される撮影画像の選択方法が第1実施形態とは異なるが、構成上は同じ構成を有しているため、図3を第4実施形態の説明でも流用して、相違点についてのみ説明する。
図9は、本実施形態において取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。
図9のパート(A)には、バッファメモリ122に保存された撮影画像331,332,333,334,335,336の概念図が示されている。これら撮影画像331,332,333,334,335,336が取得されている間には、各撮影画像331,332,333,334,335,336を表わす撮影画像データに基づいて、被写体のコントラストが取得され、図3に示す撮影レンズ101に含まれるフォーカスレンズが合焦位置に調整される。しかし、通常は、撮影画角の中央にある被写体のコントラストが検出されることが一般的であり、動いている被写体を撮影するときなどには、その被写体が撮影画角の中央から外れてしまってピンボケが生じてしまうことが多い。この図9のパート(A)に示す例では、4番目に撮影された撮影画像334以外の撮影画像331,332,333,335,336にピンボケが生じている。
バッファメモリ122に保存された撮影画像331,332,333,334,335,336は、第1実施形態と同様に、システムコントローラ123に伝えられるとともに、AF/AE演算部124において撮影画像331,332,333,334,335,336に基づいて検出されたコントラストの情報も、システムコントローラ123に伝えられる。
システムコントローラ123では、まず、AF/AE演算部124から伝えられたコントラスト情報に基づいて、撮影画像331,332,333,334,335,336にピンボケが生じているか否かが判定され、さらに、ピンボケが生じていない撮影画像のうち、撮影画像トリガが発せられた時点tsに最も近い時点に撮影された撮影画像が中心画像と決定される。この例では、4番目の撮影画像334が中心画像として決定される。
さらに、システムコントローラ123では、中心画像334と、その中心画像334の前後の撮影画像333,335が表示撮影画像として決定され、それら表示撮影画像が画像表示制御部126に伝えられる。画像表示制御部126は、伝えられた3つの撮影画像333,334,335を取得順に並べてLCD140上に表示する。
図9のパート(B)には、LCD140上に表示された撮影画像333,334,335が示されている。ユーザは、LCD140の中央に表示された中心画像334を重点的に確認することによって、ピンボケが生じていない、見た目に好ましい撮影画像を選択することができる。
ここで、上記では、本発明の撮影装置をデジタルカメラに適用する例について説明したが、本発明の撮影装置は、例えば、携帯電話などに適用してもよい。
また、上記では、被写体の目部分に目瞑りが生じているか否かを判定する例について説明したが、本発明にいう判定部は、被写体の目部分に赤目が生じているか否かを判定するものであってもよい。
また、上記では、判定部において、撮影画像に目瞑り、ピンボケ、手ブレなどといった不具合が生じているか否かが判定される例について説明したが、本発明にいう判定部は、例えば、露出が適切であるか否かを判定するものであってもよい。
また、上記では、判定部において被写体に不具合が生じていないと判定され、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された撮影画像と、その撮影画像の前後の時点に撮影された撮影画像を表示する例について説明したが、本発明にいう表示部は、判定部において被写体に不具合が生じていないと判定された撮影画像の中から、時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された撮影画像と、その撮影画像に近い時点に撮影された撮影画像を表示するものであってもよい。
本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラ100を前面斜め上から見た外観斜視図である。 デジタルカメラ100の背面図である。 デジタルカメラ100の概略構成図である。 表示コマ数設定画面の一例を示す図である。 「ベストショットモード」における一連の撮影処理の手順を示すフローチャート図である。 取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。 第2実施形態において取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。 第3実施形態において取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。 第4実施形態において取得された撮影画像データが表わす撮影画像の一例を示す図である。
符号の説明
100 デジタルカメラ
101 撮影レンズ
101a レンズ駆動部
102 ファインダ対物窓
103 補助光発光部
104 電源スイッチ
105 レリーズスイッチ
106 実行スイッチ
107 中止スイッチ
108 十字キー
110 撮影光学系
111 CCD
112 シャッタ
112a シャッタ駆動部
113 絞り
113a 絞り駆動部
120 信号処理部
120a A/D部
120b デジタル信号処理部
121 画像信号処理部
122 バッファメモリ
123 システムコントローラ
124 AF/AE演算部
125 内部メモリ
126 画像表示制御部
127 メディアコントローラ
128 画像圧縮部
129 キーコントローラ
1200 バス
140 LCD

Claims (8)

  1. 被写体を連続的に撮影して複数の被写体像を取得する撮像部と、
    前記撮像部による撮影中に操作を受けて、その操作を受けた時点を表わす時点トリガを発するトリガ発生部と、
    表示画面を有し、該表示画面上に、前記撮像部で取得された複数の被写体像を、前記時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が該複数の被写体像のうちで該表示画面の最も中央寄りとなるように撮影順に並べて表示する表示部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記トリガ発生部は、2段階に操作されるスイッチを有し、該スイッチの1段目の操作を受けて、前記被写体の連続的な撮影の開始を指示する撮影トリガを発し、該スイッチの2段目の操作を受けて、前記時点トリガを発するものであり、
    前記撮像部は、前記撮影トリガの入力を受けて前記被写体の連続的な撮影を開始するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記表示部で表示される被写体像の数を操作に応じて指定する表示数指定部を備え、
    前記表示部は、前記撮像部で取得された被写体像のうち、前記表示数指定部で指定された数の被写体像を表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記表示部で表示される被写体像の数として、操作に応じた奇数を指定する表示数指定部を備え、
    前記表示部は、前記撮像部で取得された被写体像のうち、前記表示数指定部で指定された数の被写体像を表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 前記撮像部で取得される被写体像の目部分に不具合が生じているか否かを判定する判定部を備え、
    前記表示部は、前記複数の被写体像を表示するに当たり、前記判定部で、不具合が生じていないと判定された被写体像のうち、前記時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が該複数の被写体像のうちで前記表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  6. 前記撮像部で取得される被写体像の目部分に目瞑りが生じているか否かを判定する判定部を備え、
    前記表示部は、前記複数の被写体像を表示するに当たり、前記判定部で、目瞑りが生じていないと判定された被写体像のうち、前記時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が該複数の被写体像のうちで前記表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  7. 前記撮像部で取得された被写体像のピントが合っているか否かを判定する判定部を備え、
    前記表示部は、前記複数の被写体像を表示するに当たり、前記判定部で、ピントが合っていると判定された被写体像のうち、前記時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が該複数の被写体像のうちで前記表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  8. 前記撮像部で取得される被写体像に手ブレが生じているか否かを判定する判定部を備え、
    前記表示部は、前記複数の被写体像を表示するに当たり、前記判定部で、手ブレが生じていないと判定された被写体像のうち、前記時点トリガが表わす時点に最も近い時点に撮影された被写体像が該複数の被写体像のうちで前記表示画面上の最も中央寄りとなるように表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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