JP2007047450A - 定着装置及びそれを装着した画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリコンオイルの使用を排し、その障害を回避して、代わりにワックス含有トナーを用い、光沢メモリの発生を防止すると共に、残されていたスジ状のムラをも排除し、高い画像品質を備えた定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ワックスを含有するトナー像が転写された転写材を、加熱された定着回転体と加圧部材間に設けた定着ニップ部に搬送ニップして熱定着させる定着装置であって、前記定着回転体の回転方向上流側に、前記定着回転体表面を清掃する、定着回転体に接触する清掃回転体と、該清掃回転体に接触する清掃部材とで構成されるクリーニングユニットを設け、その下流側で、且つ前記定着ニップ部の上流側に、前記定着回転体に接するワックス均一化部材を設け、前記ワックス均一化部材の表面粗さを、前記清掃回転体及び清掃部材のうち何れか大きい方の表面粗さよりも小さくしたことを特徴とする定着装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式等の画像形成装置で用いられる定着装置、及び該定着装置を備えた画像形成装置に関する。
通常、電子写真法等の画像形成装置に用いられる定着装置は、例えば定着ローラと加圧ローラによって定着ニップ部を形成し、この定着ニップ部でトナーを担持した転写材の定着を行っている。
従来、この定着の際に定着ローラ表面にトナーが付着してしまうオフセットが発生したり定着ローラへのトナーを担持した紙の巻き付きが起こり、これにより画像品質や通紙性能を低下させてしまうという問題が発生していたが、例えば定着ローラ表面にシリコーンオイルを塗布することで、オフセットの発生や紙巻き付きを抑えるという技術が用いられていた。
しかしながら、従来の定着ローラにシリコーンオイルを用いるという技術では、定着ローラのシリコーンオイルが転写紙に付着してしまい、シリコーンオイル付着によるべたつき感が避けられず、得られた画像の品質に大きな問題が残されている。また、シリコーンオイルは高価であるのに加え、装置内にシリコーンオイルを定着装置に供給する機構を設ける必要もある。さらに、シリコーンオイルが熱によりその一部が蒸発し、機内を汚染したりしてしまう問題もある。
そこで、従来のように定着ローラにシリコーンオイルなどの使用をなるべく抑え、替わりにワックスを添加したトナーを用いることで、加熱時にトナー中から溶解したワックスが定着ローラに供給され、オフセットの発生や紙巻き付きを抑えるという技術が開示されている。(例えば特許文献1参照)
しかしながら、定着回転体にワックスが付着してくるとそのワックスによるワックス潜像が形成され、次の画像に光沢ムラとなって現れる。これを回避するために、定着回転体に清掃回転体を接触させ、更に接触回転体に清掃部材としての清掃ウエブを接触させる手段をとった技術(例えば特許文献2参照)があるが、このような処置を施しても、ワックスのスジ状のムラが画像上に現れたりしている。
特開平3−185459号公報 特開2005−43532号公報
このようにワックスを添加したトナーを用いて定着を行うことにより、シリコーンオイルの使用を抑えて、オフセットの発生や紙巻き付きを抑えることができ、トナーから定着ローラにしみ出たワックスの一部が定着ローラに付着してできるワックス潜像に起因する光沢メモリの発生も抑えることが可能になった。しかし、更に残された問題として、ワックスのスジ状のムラが画像上に現れ画像品質を低下させてしまうことが、未解決のままである。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シリコンオイルの使用を排し、その障害を回避して、代わりにワックス含有トナーを用い、光沢メモリの発生を防止すると共に、残されていたスジ状のムラをも排除し、高い画像品質を備えた定着装置及び画像形成装置を提供することである。
この目的は次の技術手段(1)〜(6)の何れかによって達成される。
(1)ワックスを含有するトナーを用いて形成された未定着画像が転写された転写材を、加熱された定着回転体と加圧部材間に設けた定着ニップ部に搬送ニップして熱定着させる定着装置であって、
転写材上のトナー像に接して熱定着させる前記定着回転体の回転方向上流側に、前記定着回転体の表面の汚れを清掃するクリーニングユニットを設け、その下流側で、且つ前記定着ニップ部の上流側に、前記定着回転体に接するワックス均一化部材を設け、
前記クリーニングユニットは前記定着回転体に接触する清掃回転体と、該清掃回転体に接触する清掃部材とで構成され、
前記ワックス均一化部材の表面粗さRzは、前記清掃回転体及び清掃部材のうち何れか大きい方の表面粗さRzよりも小さくされたことを特徴とする定着装置。
(2)前記ワックス均一化部材は回転ローラであることを特徴とする(1)項に記載の定着装置。
(3)前記ワックス均一化部材はヒータを内蔵した回転ローラであることを特徴とする(1)項に記載の定着装置。
(4)前記ワックス均一化部材は弾性を有する板状のブレードであることを特徴とする(1)項に記載の定着装置。
(5)前記清掃回転体及び前記清掃部材のうち何れか大きい方の表面粗さRzが4.0μm以下であり、前記ワックス均一化部材の表面粗さRzが1.6μm以下であることを特徴とする(1)〜(4)項の何れか1項に記載の定着装置。
(6)(1)〜(5)の何れか1項に記載の定着装置を装着したことを特徴とする画像形成装置。
本発明により、シリコンオイルの使用を排し、その障害を回避して、代わりにワックス含有トナーを用い、光沢メモリの発生を防止すると共に、残されていたスジ状のムラをも排除し、高い画像品質を備えた定着装置及び画像形成装置の提供ができた。
本発明について、以下にその実施の形態を、図を用いて説明するが、本発明はこれに限定されない。また、以下の説明には用語等に対する断定的な表現が含まれている場合があるが、本発明の好ましい例を示すものであって、本発明の用語の意義や技術的な範囲を限定するものではない。
図1は本発明の画像形成装置の一例を示す概略図である。
図1に示すように、この画像形成装置1は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成ユニット9Y、9M、9C、9Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙手段と搬送手段とトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5K、本発明である定着装置10、及び操作部91等から構成されている。
イエロー色の画像を形成する画像形成ユニット9Yは、像担持体(以下、感光体と称す)1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y、転写手段7Y、クリーニング手段8Yを有する。
マゼンタ色の画像を形成する画像形成ユニット9Mは、感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M、転写手段7M、クリーニング手段8Mを有する。
シアン色の画像を形成する画像形成ユニット9Cは、感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C、転写手段7C、クリーニング手段8Cを有する。
黒色画像を形成する画像形成ユニット9Kは、感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K、転写手段7K、クリーニング手段8Kを有する。
中間転写体6は、複数のローラ6A、6B、6Cに巻回され、回動可能に支持されている。
画像形成ユニット9Y、9M、9C、9Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C、7Kにより逐次1次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。
給紙手段である給紙カセット20内に収容された用紙Pは、給紙ローラ21により一枚ずつ給紙され、レジストローラ22を経て、転写手段7Aに搬送され、用紙P上に前記カラー画像が2次転写される。
カラー画像が転写された前記用紙Pは、本発明の定着装置である定着装置10により定着処理され、搬送手段である搬送ローラ23、24を経て、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
図2は、本発明の定着装置を詳しく説明するための定着装置10の概略断面図である。
図2に示すように、本発明の定着装置10は、本発明に係る定着回転体である加熱定着ローラ101を有している。更に定着装置10は、本発明に係る清掃回転体である清掃ローラ103と、本発明に係る清掃部材である清掃ウェブ104を有しており、これらで加熱定着ローラ101に付着したワックスを取り除く。
加熱定着ローラ101は加圧回転体であり加熱定着ローラ101に圧接する加圧ローラ102とで定着ニッブ部Nを形成し、この定着ニップ部Nにトナーtを有した転写材Pを通過させ熱定着を行っている。このニップ部Nでの熱定着によって、トナーtは溶融し転写材P上に定着される。この際、トナーt中に分散含有されるワックスが溶融して加熱定着ローラ101と溶融したトナー樹脂の界面に所定量以上存在するようになるために、トナー樹脂と加熱定着ローラ101の接着力が下がり、オフセットや転写材の巻き付きが抑制されるとともに、ワックスの一部は加熱定着ローラ101に付着する。
加熱定着ローラ101は、加熱源であるハロゲンヒータ161を内包するアルミニウムA5056の円筒芯金105に熱伝導率0.50W/m・K、JIS−A硬度10°で厚さ1.5mmのシリコーンゴムの耐熱弾性層106を形成し、さらに1層ないし3層の接着層を介してその上の最表面に厚さ30μmのPFA樹脂のトナー離型層107を、ディスパージョン状態のPFA樹脂を塗布焼成することにより、形成させたものであり、図示しないモータにより回転駆動される。また、加熱定着ローラ101には、PFA樹脂のトナー離型層107として、チューブとして成型されたPFAチューブを耐熱弾性層106の上に接着層等を介して被覆してもよい。
トナー離型層107には、フッ素樹脂を含有する材料を用いることが好ましい。フッ素樹脂としてより好ましいのは、PFA、PTFE、FEPのいずれかを含有する材料であり、最も好ましくは、PFA、PTFE、FEPのいずれかである。これにより、トナー樹脂やトナー粒子に含まれるワックスに対する加熱定着ローラ101表面の離型性も向上し、定着時にトナーが加熱定着ローラ101表面につきにくくなるとともに、加熱定着ローラ101表面にワックスがつきにくくなり、加熱定着ローラ101表面にワックスが付着したとしてもより清掃ローラ103によるワックスの除去効果を向上させることができ、光沢メモリをより一層抑えることができる。
加熱定着ローラ101のトナー離型層107の厚さは20〜50μmであることが好ましい。20μm以上とすることで、均一なフッ素樹脂の層を形成しやすくなる。また、50μm以下とすることで、加熱定着ローラ101表面がトナー像tを担持する転写材Pの表面凹凸にならい易くすることができ、画像劣化を抑えることができる。また、50μm以下の領域では、加熱定着ローラ101表面が清掃ローラ103表面にならい易くなることにより清掃ローラ103によるワックスの除去効果を一層向上させることができる。
加圧ローラ102は、アルミニウム円筒芯金108に厚さ1.0mmのシリコーンゴムの耐熱弾性層109を形成し、さらに1層ないし3層の接着層を介してその上の最表面に厚さ30μmのPFA樹脂のトナー離型層110を形成させたものであり、加熱定着ローラ101とで、トナー像tを有する転写紙Pを圧着して、加圧しながら従動回転する。トナー離型層110は前述したトナー離型層107と同様な方法にて形成される。
清掃ローラ103は、アルミニウム円筒芯金に硬質陽極化処理を行ってアルミナ被膜を形成し、さらにテトラチオモリブデン酸アンモニウム溶液中で二次電解して被膜中の超微細ポアー内に二硫化モリブデンを析出させてから表面を研磨したものであり、表面粗さRzを1.6μm以下とし、ビッカース表面硬さが3430MPa以上である。また、この清掃ローラ103のアルミニウム円筒の内側にハロゲンヒータを設置して、外部加熱ローラとしての役目も兼ねることが可能である。
清掃ローラ103の加熱定着ローラ101と接触する部分の材料には、表面粗さRzが1.6μm以下のもので加熱定着ローラ101の表面温度に対する耐熱性があればどのようなものを用いてもよい。上述したもの以外でも、例えば、アルミニウム円筒芯金に、Asker−C(4.9N荷重)硬度で15〜50°となるように発泡シリコーンゴムを3〜8mm程度の厚さで成型し、さらにその上に接着層等を介して50〜80μm程度の厚みを持ち表面粗さRzを1.6μm以下となるように成型されたポリイミドシームレスチューブを被覆したものを用いてもよい。
本発明において表面粗さRzは、JISB0601−1982に記載の基準長0.8mmの値を意味する。即ち、基準長0.8mmの距離間で上位から5つの山頂の平均高さと、下位から5つの谷底の平均低さとの差である。
清掃ローラ103の表面粗さRzは、1.0μm以下であることが特に好ましい。加熱定着ローラ101上においてワックスの融点以上の温度が保たれている場合は、ワックスは液状であり、通常高さは約1μm以下となることから、表面粗さRzを上記のような小さい値にすることにより、より一層ワックスと清掃ローラ103の接触が確実になるため、加熱定着ローラ101に付着したワックスをより一層効率よくふき取ることができる。
清掃ローラ103は、加熱定着ローラ101と19.6〜98Nの荷重で接触しており、ハロゲンヒータ161を調整して、この接触部分での温度がトナー中に含有されるワックスの融点より高くなるようにしている。これにより、加熱定着ローラ101上に付着したワックスが溶解した状態で清掃ローラ103によってふき取られるようになり、加熱定着ローラ101からのワックス除去効率が向上して光沢メモリを抑えることができる。
清掃ローラ103と加熱定着ローラ101との接触部分は画像形成に用いられる転写材Pの最大用紙幅以上であることが好ましい。また、清掃ウェブ104と清掃ローラ103との接触部分も画像形成に用いられる転写材Pの最大用紙幅以上であることが好ましい。これによりどのようなサイズの用紙に対しても光沢メモリをなくすことができる。
また、清掃ローラ103は、清掃ウェブ104とも接触しており、ハロゲンヒータ161により加熱された加熱定着ローラ101からの熱によって、清掃ローラ103と清掃ウェブ104の接触部分での温度がトナー中に含有されるワックスの融点より高くなっている。これにより、加熱定着ローラ101に付着したワックスをふき取ったことで清掃ローラ103に付着したワックスが、溶解した状態で清掃ウェブ104によってふき取られるようになり、清掃ローラ103からのワックス除去効率を向上させることができる。トナーに含有されるワックスの融点は通常110℃以下程度と低く、また、加熱定着ローラ101は常にハロゲンヒータ161から熱供給を受け表面温度が通常約160℃以上に保持され、さらに、加熱定着ローラ101と清掃ローラ103とが接触回転することから、清掃ローラ103と清掃ウェブ104の接触部分での温度もワックスの融点よりも高くなるのである。
例えば、アルミニウム円筒芯金にアルミナ被膜を形成し研磨した清掃ローラ103においては、芯金の熱伝導性が良好なために加熱定着ローラ101との接触により表面温度はすぐに上昇する。アルミニウム円筒芯金の肉厚は撓みなどが発生しない範囲において薄い方が表面温度をすぐに上昇できるため良く、0.8〜2mm程度が好ましい。また、発泡シリコーンゴム表面にポリイミドチューブを被服したような清掃ローラ103の場合も、発泡シリコーンゴムの熱伝導性が悪いために加熱定着ローラ101との接触回転により表面温度はすぐに上昇する。
加熱定着ローラ101、清掃ローラ103はウォームアップ時に回転する期間が設けられて要ることが好ましく、これにより、清掃ローラ103は画像形成装置立ち上げ直後でも十分な高温度にすること可能である。
加熱定着ローラ101と接触する清掃ローラ103の表面部分のトナーに含有されるワックスに対する融点以上で230℃以下の所定温度T(℃)における接触角をAとし、清掃ローラ103と接触する加熱定着ローラ101の表面部分のトナーに含有されるワックスに対する前記所定温度T(℃)における接触角をBとしたときに、A<Bであることが好ましい。このようにすることで、加熱定着ローラ101と清掃ローラ103の接触部分で、加熱定着ローラ101に付着した融点以上となったワックスが、加熱定着ローラ101から清掃ローラ103に移動しやすくなり、加熱定着ローラ101からのワックス除去効率がより一層向上して光沢メモリをより一層抑えることができる。上述した接触角の大小関係が維持される必要のある温度領域は、ワックスの融点以上で、かつ定着回転体表面の正常使用状態での最高温度(定着回転体表面のフッ素樹脂が十分耐久性のある温度)以下である。
加熱定着ローラ101の耐熱弾性層106の厚さが0.2mm以上であり、さらに、清掃ローラ103は加熱定着ローラ101と接触する部分のビッカース表面硬さが3430MPa以上であり、清掃ローラ103は19.6〜98Nの荷重で加熱定着ローラ101に圧接していることが好ましい。加熱定着ローラ101の耐熱弾性層106の厚さを0.2mm以上とすることにより、加熱ローラ表面がトナー像tを担持する転写材Pの表面凹凸にならい易くなり画質が良好になるばかりでなく、清掃ローラ103が硬いものであっても清掃ローラ103と加熱定着ローラ101の接触が安定し、加熱定着ローラ101と清掃ローラ103との接触部分で加熱定着ローラ101に付着したワックスが加熱定着ローラ101から清掃ローラ103に移動しやすくなり、加熱定着ローラ101からのワックス除去効率がより一層向上して光沢メモリをより一層抑えることができる。
また、ビッカース硬度を3430MPa以上とすることにより、清掃ローラ103が当接する清掃ウェブ104や付着する紙粉により磨耗して磨耗粉が発生したり、清掃ローラの表面粗さが粗くなることを抑えることができるため、清掃ローラ103の清掃効果を維持することができる。
清掃ローラ103は19.6〜98Nの荷重で加熱定着ローラ101に圧接していることにより、清掃ローラ103と加熱定着ローラ101と融点以上での接触が安定し、清掃ウェブ104が接触していても清掃ローラ103が加熱定着ローラ101に安定して従動することができて、かつ加熱定着ローラ101の耐熱弾性層にダメージを与えない。
ビッカース表面硬さはJIS Z 2251の微小硬さ試験法に則り測定することができる硬度とする。具体的には、対面角が136度のダイヤモンド正四角錐の圧子を用い、試験面に窪みをつけた時の荷重F(kgf)を、窪みの対角線長さd(mm)から求めた表面積で除した商をいい、
表面硬さ(Hv)=1.8544F/d2
(但し、dは窪みの対角線長さの平均(mm)である。)
で算出できる。本発明においてはMVK−H100((株)アカシ製)を用いて、23℃、50%RHの環境で測定した値としている。
清掃ウェブ104は、シート状であり、芳香族ポリアミド繊維とポリエステル繊維とを質量比6:4で合わせて厚み70μm目付け量27g/m2とした不織布である。清掃ウェブ104には、芳香族ポリアミド繊維とポリエステル繊維とを質量比4:6で合わせて厚み46μm目付け量27g/m2とした不織布を用いてもよい。
例えば清掃ウェブ104を用いない場合、ワックスが清掃ローラ103上に蓄積したり、加熱定着ローラ101に微小ながらオフセットしているトナーや紙粉が蓄積することにより、徐々に清掃ローラ103のワックスの清掃能力が低下してしまうが、清掃ウェブ104を設けることによって、清掃ローラ103に付着したトナーや紙粉、ワックスをより効率よくふき取ることができるので清掃効果を維持向上させることができる。
清掃ウェブ104には、清掃ローラ103から融点以上のワックスをふき取ることができる材料であればどのような材料を用いてもよいが、耐熱性の観点から芳香族ポリアミド繊維又はポリエステル繊維を含有する不織布を用いるのが好ましい。
清掃ウェブ104は、本発明に係る清掃部材移動手段である元巻き側112Aと巻き取り側112Bの間に張力を持って張り巡らせ、清掃ウェブ104に清掃ローラ103が当接するように配置され、駆動モータ(図示せず)を使用してシート状の清掃ウェブの巻き取り側112Bの軸を所定角度回転させて、清掃ウェブ104を移動させている。これにより、清掃ウェブ104で清掃ローラ103の清掃を行って汚れた部分を移動させ、清掃ウェブ104と清掃ローラ103の接触部にトナーや紙粉、ワックスが多量に蓄積しないようにして清掃ローラ103の清掃を行うことができ、より一層光沢メモリの発生を抑えることができる。清掃ウェブ104の移動量は、0.02〜0.05mm/copy(A3用紙)の範囲の中の一定値としておくのが効率的で好ましい。0.02mm/copy以上とすることで、清掃ローラ103の清掃が十分行われ、0.05mm/copy以下とすることで清掃ウェブ104の長さを必要以上に長くする必要がなく、スペースやコストの面から好ましい。
清掃ウェブ104の移動量は、清掃ウェブ駆動モータの駆動時間を、新しい清掃ウェブ104を取り付けた状態からの清掃ウェブ駆動モータの駆動累積時間を関数とした式で計算される値にすることにより一定値に制御することが可能である。
加熱定着ローラ101には、シリコーンオイルを塗布していない。このようにすることで、画像品質をより一層向上させ、コスト削減も図ることができる。
また、清掃ウェブ104にもシリコーンオイルを含浸していない。これにより、画像品質をより一層向上させ、コスト削減も図れる。
さて、このようにしてワックス含有トナーを採用し、シリコンオイル塗布を施さないでも画像へのオフセット転写や画像面へのシリコンオイルのべたつき感等が解消され、更にワックス含有トナーを採用により発生することのあった、光沢メモリも除去されるようになった。
本発明に用いられるトナーはワックスを含有していれば、従来公知のトナーを用いることができる。
本発明において、ワックスには、例えば、パラフィン系ワックス、ポリオレフィン系ワックス、これらの変性物(例えば、酸化物やグラフと処理物)、高級脂肪酸、およびその金属塩、アミドワックス、エステル系ワックス等の従来公知のワックスを用いることができるが、例えば高級脂肪酸エステルワックスを用いるのが好ましい。これにより、定着ニップ部でのトナー画像部からのワックスのしみ出しを良好にしオフセットや紙巻き込みの発生をより一層抑えることができるのに加え、清掃ローラ103でのワックスふき取りが良好になるためより一層光沢メモリを防止することができる。
本発明に係るトナーのワックスの含有率は7〜23質量%であることが好ましい。ワックスの含有率を7質量%以上とすることで、定着ニップ部でのトナー画像からのワックスしみ出しが十分となりオフセットや紙巻き込みの発生をより一層抑えることができる。一方、ワックスの含有率が23質量%以下とすることで、加熱定着ローラ101への余分なワックス付着をより一層抑えることができる。
ワックスの含有量を調整することが容易であるトナーとして重合トナーが挙げられる。本発明で用いられるトナーは重合トナーを用いることでワックスの含有量を容易に調整することができるので好ましい。
本発明に係るトナーに含有されるワックスの融点は75〜110℃であることが好ましい。これにより、定着ニップ部でのトナー画像からのワックスしみ出しや、加熱定着ローラ101と清掃ローラ103の接触部でワックスの溶解がスムーズに行われるため、オフセットや紙巻き込みの発生をより一層抑えることができるのに加え、清掃ローラ103でのワックスふき取りが良好になるためより一層光沢メモリを防止することができる。
テストに使用するトナーは、ワックスの含有量が7〜23質量%に調整されたもので、カラー複合機Konica9331用トナー(コニカミノルタ社製)を使用した。このトナーは特開2004−54240号公報に詳細に記載されている乳化重合法による重合トナーである。使用したトナーの軟化点はワックス含有量が約13質量%の際に約120℃であり、トナー中に含有するワックスは高級脂肪酸エステルワックスであり、その融点は約80℃である。ここで、軟化点とは、高化式フローテスターを用いて測定された温度をいう。また、ワックスの融点は、示差走査熱量測定法(DSC)に於ける昇温時のDSCカーブにおいて、最大の吸熱を示すピークの頂点の温度をいう。
しかし、新たな問題としてスジ故障の発生の問題があり、これを皆無にし、安定した上質の画像が得られるようにすることが必要になった。本発明では上記ワックス含有トナーを以下に説明する定着装置及びそれを装着した画像形成装置を用いて画像形成を行うことによりスジ故障の発生を懸念することなく、上質の画像を安定して形成出来るようになった。このことにつて以下に詳細に説明する。
図1、2に示す画像形成装置と定着装置を用い、さらに、表1に示すように、クリーニングユニット103Aとしての清掃ローラ103及び清掃ウエブ104のそれぞれを、8種類の粗さRzのものに作製し、更にワックス均一化部材を4種類作製し、清掃ローラを用いて、この実施例で準備した上述のトナーtと81.4g/m2紙(A4サイズ)を使用して、紙上のトナー付着量が1色当たり約0.4〜0.5mg/cm2となるようにしてフルカラー画像を形成していき、連続101枚の画像試料の画像形成を、転写材Pの用紙の搬送速度を後述する73,110,220mm/sの3水準で行い、それぞれ2枚目以降の100枚ずつ、合計800枚の画像試料1〜8を作製した。
表1は速度水準220mm/sのものである。73,110mm/sについても220mm/sと同様のテストを行い、表1と同様の結果を得た。
なお、図2に示す定着装置10の加熱定着ローラ101、加圧ローラ102には下記のものを用いている。
加熱定着ローラ101は、前述したように、アルミニウムA5056の円筒芯金に、熱伝導率0.50W/m・KでJIS−A硬度10°のシリコーンゴムの耐熱弾性層106を厚さ1.5mmで形成し、更に、2層の接着層を介してその上の最表面に厚さ30μmのPFA樹脂のトナー離型層107を、ディスパージョン状態のPFA樹脂を塗布焼成することにより形成し表面平滑処理を施して、外径65.0mmにしたもので、表面粗さRzが2.0μm以下であるものを用いた。
加圧ローラ102も、前述したように、アルミニウムA5056の円筒芯金に、熱伝導率0.50W/m・KでJIS−A硬度10°のシリコーンゴムの耐熱弾性層106を厚さ1.0mmで形成し、さらに2層の接着層を介してその上の最表面に厚さ30μmのPFA樹脂のトナー離型層107を、ディスパージョン状態のPFA樹脂を塗布焼成することにより形成し、外径55.0mmにしたもので、表面粗さRzが2.0μm以下であるものを用いた。
加熱定着ローラ101と加圧ローラ102の圧着荷重は約980Nであり、ニップ幅は約7〜8mmである。加熱定着ローラを駆動させることにより、転写材Pの搬送速度が所定速度になるようにしており、本実施例では、前述のように、73mm/sec、110mm/sec、220mm/secの3水準で通紙を行っている。加熱定着ローラ101のアルミニウム円筒芯金内部にはハロゲンヒータ161が固定されて設置され、加熱定着ローラ101、加圧ローラ102表面に近接した位置に配置された温度検知センサ(図示せず)の検知出力によりON/OFF制御を行うことにより、加熱定着ローラ101の表面温度を160〜210℃の範囲内の所定値、加圧定着ローラ102の表面温度を140〜190℃の範囲内の所定値に保つようにしている。
本発明者は、このようにして、ワックスを含有する上記トナーを用いて、現像した未定着画像が転写された転写材を、加熱された定着回転体としての定着ローラ101と加圧部材としての加圧ローラ102間に設けた定着ニップ部Nに搬送ニップして熱定着させる定着装置であって、
転写材P上のトナー像に接して熱定着させる前記定着ローラ101の回転方向上流側に、前記定着ローラ101表面の汚れを清掃するクリーニングユニット103を設け、その下流側で、且つ、前記定着ニップ部Nの上流側に、前記定着ローラ101に接するワックス均一化部材121を設け、
前記クリーニングユニット103Aは前記定着回転体としての加熱定着ローラ101に接触する清掃回転体としての清掃ローラ103と、該清掃ローラ103に接触する清掃部材としての清掃ウエブ104とで構成され、
前記ワックス均一化部材121の表面粗さRzを、前記清掃回転体としての清掃ローラ103及び清掃部材としての清掃ウエブ104のうち何れか大きい方の表面粗さRzよりも小さくしたものを用いている。
このような図2に示した構成の本発明の定着装置10を用いて、上述の実施の形態の硬さや材質の仕様条件で定着ローラ101、清掃ローラ103、清掃ウエブ104、ワックス均一化部材121のそれぞれに表面粗さの加工をして定着性能のテストを行った。
テスト項目の主体はスジ状のワックスむらの発生状況及びそのレベルのチェックである。その結果を表1に示す。尚、判定基準は次のようなスジ状のワックスむらのレベルによって行った。
レベル1 どのサンプルもスジ状のワックスむらが顕著に発生する。
レベル2 どのサンプルもスジ状のワックスむらが僅かに発生する。
レベル3 一部のサンプルでスジ状のワックスむらが僅かに発生する。
レベル4 スジ状のワックスむらが全く発生しない。
レベル1は不可、レベル2、3、4は許容レベルである。
Figure 2007047450
試料1のものは、定着ローラ101、清掃ローラ103、清掃ウエブ104、ワックス均一化部材121のそれぞれの表面粗さ間の大小関係に対しては、本発明を満足しているが、表面粗さが大きすぎるので不可の判定になったが、試料2、3、4になるに従って、各表面粗さも低くしてあり、スジ状のワックスむらの発生状況は減少して行き、試料4に至っては皆無になる。
このように、清掃ローラ103及び清掃ウエブ104のうち何れか大きい方の表面粗さRzは4.6μm以下、余裕を見て4.0μm以下が好ましく、1.0μm以下とすることがより好ましい。ワックス均一化部材121の表面粗さRzは更に小さくしてある。
表1は前述の通り、速度水準220mm/sのものであるが、73,110mm/sについても220mm/sと同様のテストを行い、表1と同様の結果を得た。
また、試料2、3、4については光沢メモリの発生がないことも確認できた。
更にワックス均一化部材121は上記実施例ではローラタイプのものを用いたが、図示はしないが同じ硬さや材質のブレードタイプのものを使用しても良い。
次に、図3に本発明の定着装置の他の一例の概略図を示す。
図3に示す定着装置は、本発明に係る定着回転体である定着ベルト121Aを、上加圧ローラ122と、支持加熱ローラ123とで支持しており、支持加熱ローラ123を図示しないモータにより回転駆動して定着ベルト121Aを回転させている。定着ベルト121は支持加熱ローラ123で加熱されている。
図3に示す定着装置10は、支持加圧ローラ122と支持加熱ローラ123とで支持された定着ベルト121Aと下加圧ローラ124とでニップ部Nを形成して、この定着ニップ部Nにトナーtを有した転写材Pを通過させ加熱定着を行っている。
また、定着ベルト121Aに接触して、内部にハロゲンヒータ162を有する前述した清掃ローラ103が設けられ、さらに、清掃ローラ103に接触して清掃ウェブ104が設けられている。更にワックス均一化部材121が定着ベルト121Aを介して支持加熱ローラ123に接触させている。
本発明は、図3に示すように、本発明に係る定着回転体が定着ベルト121Aであるような場合であっても、定着ベルト121Aと清掃ローラ103との接触部分の温度と清掃ローラ103と清掃ウェブ104との接触部分の温度とを、使用するトナーに含有されるワックスの融点より高くして、清掃ローラ103で定着ベルト121A上のワックスを溶融状態でふき取り、更に、清掃ローラ103に付着したワックスを清掃ウェブ104を溶融状態でふき取るようにし、清掃ローラ103及び清掃ウエブ104のうち何れか大きい方の表面粗さRzを4.6μm以下、余裕を見て4.0μm以下にすることが好ましく、1.0μm以下にすることがより好ましい。それによって光沢メモリの発生を抑えることができると共に、ワックス均一化部材121を、更に低い表面粗さRzにすることによって、スジ状のワックスむらが解消され、ワックストナー使用による危惧はほぼ全くなくなる。
図3に示す定着装置10では、支持加熱ローラ123のハロゲンヒータ161と清掃ローラ103のハロゲンヒータ162とを使用して、定着ベルト121と清掃ローラ103との接触部分の温度と、清掃ローラ103と清掃ウェブ104との接触部分の温度がワックスの融点より高くなるように調整している。このように、清掃ローラ103と支持加熱ローラ123との位置が離れてしまっているような場合は、熱源として清掃ローラ103にさらにハロゲンヒータ162を設けて清掃ローラ103の加熱を行うことで、それぞれの接触部分の温度調節を容易に行うことができる。そして、清掃ローラ、清掃ウエブ、ワックス均一化部材間の粗さ関係を図2で示した実施例と同じ大小関係にすることによって、同じ効果を得ることができた。
また、別の実施例として、図4に示すように、清掃ローラ103が定着ベルト121Aを介して支持加熱ローラ123と接しているような装置構成であるような場合は、支持加熱ローラ123のハロゲンヒータ161のみでも、定着ベルト121と清掃ローラ103との接触部分の温度と清掃ローラ103と清掃ウェブ104との接触部分の温度とをワックスの融点より高くなるように容易に調整することができるので、清掃ローラ103にハロゲンヒータ162を設ける必要がなくなる。そして、清掃ローラ、清掃ウエブ、ワックス均一化部材間の粗さ関係を図2、図3で示した実施例と同じ大小関係にすることによって、同じ効果を得ることができた。
本発明の画像形成装置の構成を示す概略図である。 本発明の定着装置の一例を説明するための概略断面図である。 本発明の定着装置の一例を説明するための概略断面図である。 本発明の定着装置の一例を説明するための概略断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
9Y、9M、9C、9K 画像形成ユニット
6 中間転写体
10 定着装置
20 給紙カセット
101 加熱定着ローラ
102 加圧ローラ
103 清掃ローラ
104 清掃ウェブ
121 ワックス均一化部材
121A 定着ベルト
122 上加圧ローラ
123 支持加熱ローラ
124 下加圧ローラ
161、162 ハロゲンヒータ
P 転写材

Claims (6)

  1. ワックスを含有するトナーを用いて形成された未定着画像が転写された転写材を、加熱された定着回転体と加圧部材間に設けた定着ニップ部に搬送ニップして熱定着させる定着装置であって、
    転写材上のトナー像に接して熱定着させる前記定着回転体の回転方向上流側に、前記定着回転体の表面の汚れを清掃するクリーニングユニットを設け、その下流側で、且つ前記定着ニップ部の上流側に、前記定着回転体に接するワックス均一化部材を設け、
    前記クリーニングユニットは前記定着回転体に接触する清掃回転体と、該清掃回転体に接触する清掃部材とで構成され、
    前記ワックス均一化部材の表面粗さRzは、前記清掃回転体及び清掃部材のうち何れか大きい方の表面粗さRzよりも小さくされたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記ワックス均一化部材は回転ローラであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ワックス均一化部材はヒータを内蔵した回転ローラであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記ワックス均一化部材は弾性を有する板状のブレードであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記清掃回転体及び前記清掃部材のうち何れか大きい方の表面粗さRzが4.0μm以下であり、前記ワックス均一化部材の表面粗さRzが1.6μm以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の定着装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の定着装置を装着したことを特徴とする画像形成装置。
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