JP2007047370A - 電気泳動表示媒体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】隔壁が形成された第一基板に分散媒を配置する際に、気泡が隔壁に付着する事がよくあった。このように気泡が隔壁に付着したまま、第二基板が第一基板に対向するように配置されると第一基板と第二基板基板との基板間にはこの気泡が取り残されたままの状態で電気泳動表示媒体が製造されてしまう。このような気泡が混入されてしまった電気泳動表示媒体は、気泡の混入されていない電気泳動表示媒体に比べると、画像の表示品質が悪化する。
【解決手段】前記第二基板の一端側の一部を対応する前記スペーサの位置と接触させた状態で、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づけたり遠ざけたりさせて揺動させることにより分散媒を流動させ、気泡の除去を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気泳動表示媒体の製造方法に関する。
従来、互いに対向して設けられた第一基板と第二基板との基板間に、正負どちらかの極性を有する荷電粒子を分散させた電気泳動表示媒体が知られている。この電気泳動表示媒体は、基板間に電界を印加することで前記荷電粒子が電気泳動することを利用して画像の表示が行われる。
このような電気泳動表示媒体には通常、第一基板と第二基板との基板間を複数の領域に区画する隔壁が形成される。この隔壁は前記荷電粒子が前記基板間に偏在することで、画像の表示が劣化することを防止することを目的として形成されている。
特許文献1にはこの隔壁が形成された電気泳動表示媒体を製造する方法が記載されている。特許文献1では、隔壁が形成された第一基板に荷電粒子を分散させた分散媒を配置した後、第二基板を第一基板に対向するように配置して、第一基板と第二基板との基板間に分散媒を封入し、電気泳動表示媒体を製造することが記載されている。
特開2004−13119号公報
しかしながら、特許文献1記載の電気泳動表示媒体の製造方法では、隔壁が形成された第一基板に分散媒を配置する際に、気泡が隔壁に付着する事がよくあった。このように気泡が隔壁に付着したまま、第二基板が第一基板に対向するように配置されると第一基板と第二基板基板との基板間にはこの気泡が取り残されたままの状態で電気泳動表示媒体が製造されてしまう。このような気泡が混入されてしまった電気泳動表示媒体は、気泡の混入されていない電気泳動表示媒体に比べると、画像の表示品質が悪化する。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、画像の表示品質が良好な電気泳動表示媒体の製造することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の電気泳動表示媒体の製造方法は、空間を複数の領域に区画する隔壁が一方の面に形成された第一基板と、第一基板の隔壁が形成された面と対向するように配置された第二基板と、前記第一基板と前記第二基板との基板間に充填され、且つ荷電粒子を分散させた分散媒と、前記第一基板および前記第二基板と複数の位置で接触し、前記第一基板と前記第二基板との間隔を画定するスペーサとを備えた電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第二基板の一端側の一部と、前記第一基板に形成された前記スペーサの対応する位置とを接触させる第一接触工程と、前記第一基板の前記隔壁および前記スペーサが形成された面に、前記荷電粒子を分散させた前記分散媒を配置する分散媒配置工程と、前記第二基板の一端側の一部を対応する前記スペーサの位置と接触させた状態で、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づけたり遠ざけたりさせて揺動させる第一揺動工程と、前記第二基板と前記スペーサとを他の位置でも接触させる第二接触工程とからなる。
また、請求項2記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項1記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一揺動工程で揺動させる範囲のいずれかの位置で、前記第二基板の他端側を所定時間静止させる第一静止工程を備えたことを特徴とする。
また、請求項3記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項1または請求項2のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一接触工程において、前記第二基板の一端側の一部と、対応する前記スペーサの位置とがずれないように、前記第二基板を前記第一基板側へ押圧する押圧手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項4記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項3記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一接触工程において、前記第二基板の一端側の一部と、対応する前記スペーサの位置との間に粘着性を有する粘着材を塗付した状態で接触させることを特徴とする。
また、請求項5記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項1から請求項4のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第二基板の一端側の一部と接触させる前記スペーサは、上面を有し、且つ前記隔壁が形成された位置より外側に形成されており、前記第一基板は、フィルムを有し、前記第一接触工程において、前記第二基板の一部と前記スペーサとを接触させる際に、前記フィルムを前記スペーサの上面における前記隔壁に近い方の角と接触させることを特徴とする。
また、請求項6記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項1から請求項5のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一揺動工程若しくは前記第一静止工程において、振動手段で前記第一基板を振動させることを特徴とする。
また、請求項7記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項5または請求項6のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一揺動工程において、前記第二基板の他端側を前記第一基板から遠ざける際は、前記第二基板に接触している前記スペーサに最も近い隔壁の上方での前記第二基板の移動距離が、前記隔壁の高さ以上であることを特徴とする。
また、請求項8記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項5から請求項7のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一揺動工程において、前記第二基板に接触している前記スペーサの上面と前記第二基板の前記第一基板側の面とがなす角度をθとするとき、前記荷電粒子の半径を前記スペーサの幅で割ったときの値がtan(θ/2)以下の範囲内において、前記第二基板の他端側を前記第一基板から遠ざけることを特徴とする。
また、請求項9記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項1から請求項8のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一揺動工程において、前記第二基板の他端側を前記第一基板から遠ざけるときの速度よりも、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づけるときの速度のほうが遅いことを特徴とする。
また、請求項10記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項1から請求項8のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第一揺動工程において、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づけたとき、前記第二基板の他の部分で前記スペーサと接触していないことを特徴とする。
また、請求項11記載の電気泳動表示媒体の製造方法は請求項1から請求項10のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法であって、前記第二接触工程において、前記第二基板と前記スペーサとを他の位置でも接触させた後、前記第二基板の他端側の一部を対応する前記スペーサの位置と接触させた状態で、前記第二基板の一端側を前記第一基板から遠ざける第二揺動工程と、前記第二基板と前記スペーサとを他の位置でも接触させる第三接触工程とを備えたことを特徴とする。
請求項1記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、分散媒配置工程において、前記隔壁に気泡が付着した状態で前記分散媒が配置されたとしても、第一揺動工程において分散媒が流動するので、前記隔壁に付着した気泡を除去できる。このため、画像の表示品質が良好な電気泳動表示媒体を製造することができる。
また、請求項2記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、第一静止工程において、前記隔壁に付着した気泡を更に除去できるので、画像の表示品質が良好な電気泳動表示媒体を製造することができる。
また、請求項3記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項1または請求項2記載の発明が奏する効果に加え、前記第一接触工程において、押圧手段で前記第二基板を前記第一基板側へ押圧した状態で、前記第二基板の一端側の一部と、対応する前記期ペーサの位置を接触させるので、前記第二基板の一端側の一部と、対応する前記スペーサの位置とがずれることを防止することができる。
また、請求項4記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項3記載の発明が奏する効果に加え、前記第一接触工程において、前記第二基板の一端側の一部と、対応する前記スペーサの位置との間に粘着性を有する粘着材を塗付した状態で接触させるので、前記第二基板の一端側の一部と対応する前記スペーサの位置とがずれることを更に防止することができる。
また、請求項5記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記フィルムを前記スペーサ上面の角に接触させるので、前記スペーサの上面と前記第二基板との間に、前記荷電粒子が挟まれることを防止することができる。
また、請求項6記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、振動手段で前記第一基板を振動させるため、確実に気泡を除去できる。
また、請求項7記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項5または請求項6のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記スペーサに最も近い隔壁に付着した気泡であっても確実に除去することができる。
また、請求項8記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項5から請求項7のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記第一揺動工程において、前記第二基板の一端側の一部と接触する前記スペーサと前記第二基板との間に、前記荷電粒子が挟まれることを防止することができる。
また、請求項9記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項1から請求項8のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、より確実に気泡の除去を行うことができる。
また、請求項10記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項1から請求項9のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記第一揺動工程において、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づける際に、前記第一基板と前記第二基板との基板間から前記分散媒が必要以上に溢れ出すことを防止することができる。
また、請求項11記載の電気泳動表示媒体の製造方法によれば、請求項1から請求項10のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、第二揺動工程および第二静止工程を行うことにより、前記第二基板の一端側の気泡を確実に除去できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第一実施形態の電気泳動表示媒体の製造方法の各工程を説明する概略断面図である。
先ず、図1(a)に示すように、隔壁310およびスペーサ320が形成された第一基板100を固定板700の上面に配置する。第一基板100はガラスで形成されている。
第一基板100を鉛直方向の上からみた概略図を図2に示す。図2に示すように、格子状に形成された隔壁310が第一基板100の中央部に形成されている。また、スペーサ320は、隔壁310より外側に位置し、且つ、隔壁310を取り囲むように矩形に形成されている。スペーサ320は第一基板100上で隔壁310よりも高く形成されている。隔壁310はエポキシ系樹脂で形成されている。スペーサ320はエポキシ系樹脂で形成されている。
また、図1(a)に示すように、隔壁310およびスペーサ320を配置している第一基板100の面101と平行な上面が、隔壁310およびスペーサ320にはそれぞれ、形成されている。
第一基板100に、隔壁310およびスペーサ320を形成する場合は、周知のフォトリソグラフィなどを用いて、直接第一基板100に形成しても良いし、隔壁310やスペーサ320を別体で形成し、第一基板100に配置したあと、接着剤等により接着させて形成しても良い。
次に、図1(b)に示すように、ガラスで形成された第二基板200を、スペーサ320の上面と接するように配置する。
第二基板200の大きさは、スペーサ320を鉛直方向の上から見たときの矩形の大きさよりも大きく形成されている。そして図1(b)に示したように、スペーサ320が配置されている領域から両端がはみ出すように、第二基板200が配置される。
ここで、第二基板200の一端を辺200aと称し、辺200aと反対側の他端を200bと称して説明する。ここで、辺200aは上面から見た場合に矩形に形成されている第二基板200一辺に相当し、辺200bはそれに対向する反対側の一辺に相当する(図9参照)。図1では、第二基板200の左側の端を辺200aとし、右側の端を200bとして図示した。そして、第二基板200の辺200a側のスペーサ320の上面と接している部分に、外側からエポキシ接着剤410を塗付する。エポキシ接着剤410は、主剤であるエポキシ樹脂と硬化剤であるポリチオールを混ぜることで硬化するが、その硬化には所定の時間、例えば3時間程度の時間が掛かるため、完全に硬化するまでは、粘着性を持った粘着剤として機能する。本実施形態では、エポキシ接着剤410が完全に硬化する前に、後述の工程を行うことによって気泡800(図1(e))参照)の除去を行う。
次に、図1(c)に示すように、第二基板200の辺200a側に、第二基板200を第一基板100側に押圧する押圧部材420を配置する。押圧部材420の断面の形状が、3つの頂点を有する3角形になっていて、その頂点の1つが支点421として、第二基板200と接し、第二基板200を鉛直方向の上方から、第一基板100側に押圧している。押圧部材420は図示しないバネ(付勢手段)で第一基板100側に付勢されている。
押圧部材420は、支点421がスペーサ100の外側の側面の延長線上にくるように配置する。これが本願発明の第一接触工程に相当する。
第二基板200の辺200b側に可動装置500を配置する。可動装置500は上板、側板および下板で、コの字に形成された基板載置部501を備えており、基板載置部501が鉛直方向の上下に可動するように構成されている。第二基板200の辺200b側を、上板および下板で挟むようにして、可動装置500は配置される。
次に、図1(d)に示すように、基板載置部501を鉛直方向の上側に移動させる。このとき、基板載置部501の下板の上面における押圧部材420に近いほうの角に第二基板200が接した状態で、第二基板200の辺200bが持ち上げられる。ここでは、後述する工程で、第一基板100に分散媒330を配置するために持ち上げている。即ち辺200bはその分散媒330を配置するのに必要なだけ持ち上げれば良い。
このとき、第二基板200の辺200a側では、押圧部材420により第二基板200は、第一基板100側に押圧されている。また、粘着剤としての完全に硬化する前のエポキシ接着剤410が塗付された状態で、第二基板200とスペーサ320が接触されている。このため、第二基板200は水平方向にずれることなく、傾いた状態で保持される。
次に、図1(e)に示すように、荷電粒子を分散させた分散媒330が充填されたタンク601と、タンク601の下面に垂設され、水平方向に伸びた流路を有するノズル602と、ノズル602の流路の途中に配置されたバルブ603とからなる分散媒滴下装置600をもちいて、第一基板100の隔壁310の形成された面に分散媒330を配置する。これが本願発明の分散媒配置工程に相当する。
具体的には、ノズル602の先端が第一基板200の真上にくるように、分散媒滴下装置600を配置して、バルブ603を開放し、タンク601内に充填されている分散媒330をノズル601の先端から第一基板100に滴下して、分散媒330を配置する。
このとき、第一基板100には隔壁310が形成されているため、分散媒330を配置した際に隔壁310の周りには気泡800が付着しやすい。そこで、第一実施形態では下記の手順で隔壁310に付着した800の除去を行う。
次に、図1(f)に示すように、基板載置部501を下に移動して、第二基板200の辺200bを第一基板100側に近づける。このとき第二基板200の辺200a側の一部と接触させられた部分以外で、第二基板200とスペーサ320を接触させない。
次に、図1(g)に示すように、基板載置部501を上に移動して、第二基板200の辺200bを第一基板100側から遠ざける。すると、分散媒330の界面が第二基板200によって持ち上げられるため、第一基板100に配置された分散媒330は激しく対流し、その勢いで隔壁310に付着していた気泡800は、隔壁310から剥がされる。気泡800は分散媒330よりも比重が軽いため、気泡は鉛直方向の上側に移動する。
図3にこのように第二基板200の辺200bを持ち上げた時の、第二基板200の辺200a付近の様子を示した拡大図を示す。辺200aと接触しているスペーサ320の角を角320aと称す。また、角320aと最も近い隔壁310を隔壁310aと称す。
ここで、隔壁310の上面から第一基板の面101までの距離、即ち隔壁310の高さをd1とする。また、隔壁310aの上方での第一揺動工程における第二基板200の移動距離をd2とする。また、鉛直方向の上から見たときの、スペーサ320の一辺の幅をd3とする。また、スペーサ320の上面と第二基板200がなす角をθとする。
最も遠ざけた状態でd1>d2となるように、第二基板200の辺200bを第一基板100から遠ざけた場合分散媒330の対流は弱いので、第二基板200と接触しているスペーサ320と最も近い場所にある隔壁310に付着した気泡800は剥がれにくい。このような状態で持ち上げたとしても気泡800は、図4に示したように、隔壁310の側面を移動するだけである。
これに対し、最も遠ざけた状態でd1≦d2となるように、第二基板200の辺200bを第一基板100から遠ざけた場合、第二基板200と接触しているスペーサ320と最も近い隔壁310に付着した気泡800は確実に、隔壁310から剥がされる。従って、最も遠ざけた状態でd1≦d2となるように、第二基板200の辺200bを第一基板100から遠ざけることが望ましい。
また、第二基板200の辺200bを第一基板から遠ざけすぎると、第二基板200の辺200b側の一部と接触しているスペーサ320と、第二基板200との間に図1においては図示しない荷電粒子340が挟まれてしまう恐れがある。
図5に荷電粒子340が挟まれた状態を示した拡大図を示す。ここで荷電粒子340の半径をrとする。このとき、tan(θ/2)≦r/d3の条件の時は、荷電粒子340の中心の鉛直方向の真下にある、荷電粒子340の表面にある点340aがスペーサ320の上面にぎりぎり乗るか、若しくは完全に乗らないかのどちらかである。即ち、このような条件では、第二基板200の辺200bを第一基板100に近づけたときに、第二基板200とスペーサ320とで挟まれることがない。従って、第二基板200の辺200bを最も遠ざけたときに、第二基板200とスペーサ320の上面がなす角θがtan(θ/2)≦r/d3の条件を超えない範囲内、遠ざけることが望ましい。
このように第二基板200の辺200bを第一基板100に近づけたり遠ざけたりして揺動することが本願発明の第一揺動工程に相当する。
次に、図1(h)に示すように、第二基板200の辺200bを持ち上げた後、その状態で基板載置部501を停止させて、第二基板200を傾けた状態を維持させる。気泡800の比重が分散媒330の比重よりも軽いので、気泡800は、第二基板200にそって徐々に、第二基板200の辺200b側の分散媒330の界面に近づいていき、最終的には図1(i)に示したように、分散媒330の中から除去される。
このとき、図1(h)に示したように、固定板700に振動発生装置900を接触させて、第一基板100に振動を加える。これにより、分散媒330が振動するため、気泡800が移動しやすくなる。これが本願発明の第一静止工程に相当する。
次に、振動発生装置900を固定板700から離し、第二基板200の辺200bを第一基板100にゆっくり近づけて、図1(j)に示すように、第一基板200をスペーサ320の上面の全ての部分に接触させるように配置する。これにより、第一基板100と第二基板200が平行になるように配置される。そして、第一基板100と第二基板200との基板間に分散媒330が密閉される。これが本願発明の第二接触工程に相当する。
ここで、分散媒配置工程において、第一基板100に滴下する分散媒330の量は、第二接触工程において、第二基板200の辺200bを近づけて第一基板100と第二基板200とを平行に配置した際に少しあふれ出すぐらいの量が望ましい。そのほうが、第一基板100と第二基板200との基板間に気泡800を混入させることなく分散媒330を密閉することができる。
また、第一揺動工程において、第二基板200の辺200bを第一基板100側に近づける際は、分散媒配置工程において配置した分散媒330が必要以上あふれ出すことがないようにするため、第二基板200の端を第一基板100に近づけすぎないようにする。
第一揺動工程において、第二基板200の辺200bを第一基板100側に近づけすぎて第二基板200がスペーサ320の上面の全ての部分と接触させてしまうと、そのときに第一基板100と第二基板200との基板間から分散媒330があふれ出してしまう。これでは、第二接触工程において、分散媒330を第一基板100と第二基板200との基板間に密閉させる際に、基板間から分散媒330が少しもあふれ出さなくなってしまう。したがって、第一揺動工程において第二基板200の辺200bを第一基板100に近づけるときは、第一接触工程において第二基板200の辺200a側の一部と接触させられた部分以外で、第二基板200とスペーサ320を接触させないことが望ましい。
このようにして、分散媒330を第一基板100と第二基板200との基板間に密閉した後は、図6に示すように、第一基板100および第二基板200の周囲を接着剤、例えばエポキシ接着剤550で封止することによって、電気泳動表示媒体10が製造される。
この電気泳動表示媒体10は第一基板100および第二基板200に電極を有しないので、電気泳動表示媒体10の外部に複数の電極50を配置し、これらの電極50に印加する電圧を制御することにより、分散媒330中の荷電粒子340の電気泳動を起こして画像を表示させる。図7に電気泳動表示媒体10の外部に電極50を配置した時の概略図を示す。
この第一実施形態の電気泳動表示媒体の製造方法によって製造された電気泳動表示媒体10によれば、第一基板100と第二基板200との基板間には気泡が混入されていないため、表示品質が良好な画像を表示させることができる。
なお、本願発明の電気泳動表示媒体の製造方法は、上述した第一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、第二基板200の辺200a側の第一基板100と対向する面に、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなるフィルム250を形成しておき、第一揺動工程においてスペーサ320と第二基板200との間に、荷電粒子340が挟まれないようにしてもよい。フィルム250は図8に示すように、第二基板200の辺200a側に設けられており、第一揺動工程において、スペーサ320の上面の隔壁310a側の角と常に接するようにして第二基板200が揺動される。
また、上述の第一実施形態では、第一接触工程においてスペーサ320と接触する第二基板200の一端側の一部を辺200a側の一部とし、第一揺動工程において第一基板100に近づけたり遠ざけたりする他端側を辺200b側として説明したが、これに限られるものではない。
図9は第二基板200を上面から見た概略図である。一端を辺200a、他端を辺200bとするのではなく、例えば、一端を角200c、他端を角200dとして電気泳動表示媒体10を製造してもよい。図9に示したように、角200cは第二基板200の四隅の角の1つであり、角200dは角200cと対角線上で対向する角である。この場合、第一接触工程において、スペーサ320は第二基板200と角320Cで接触させる。
また、上述の第一実施形態では、図2で示したように、隔壁310の周囲を囲む矩形のスペーサ320が形成された第一基板100を用いて説明したが、隔壁310の形状や、スペーサ320の形状はこれに限るものではない。
たとえば、隔壁310で第一基板100と第二基板200との基板間の距離を画定させる場合は、スペーサ320を第一基板100に形成する必要はない。この場合隔壁310が、第一基板100と第二基板200との基板間の距離を画定するスペーサとして機能する。
また、矩形のスペーサ320を形成する代わりに、図10に示すように、第一基板100の4隅に円柱状のスペーサ325を形成しても良い。スペーサ325と隔壁310の高さは同じである。図10(a)は隔壁310およびスペーサ325が形成された第一基板100を鉛直方向の上側からみた時の概略図であり、図10(b)は図10(a)のA−A断面の断面図である。
図11は第一基板100の4隅に円柱状のスペーサ325を設けた場合の、第一揺動工程を示した断面図である。通常、電気泳動表示媒体の基板間は25μmと非常に薄いため、分散媒330の表面張力により第一基板100と第一基板200との基板間には、分散媒330を的確に配置できる。このため、スペーサ320のように矩形にしなくともよい。
図12はスペーサ325が形成された第一基板100を用いて製造された電気泳動表示媒体20の断面図を示す。図12に示すように電気泳動表示媒体20は、第一基板100と第二基板200との基板間に分散媒330を密閉した後、その周囲にエポキシ接着剤550を流し込んで第一基板100と第二基板200とが接着されて完成する。
また、上述の第一実施形態では、押圧手段として断面が三角形での押圧手段420として説明したが、これに限定するものではなく、第二基板200を第一基板100側に押圧するものであれば、どのようなものであっても良い。例えば、クリップのようなもので第一基板100と第二基板200とをスペーサ320を介して挟み込んでもよい。更には、エポキシ接着剤410のみで、第二基板200がずれることなくスペーサ320と接触できる場合は、特に押圧部材を設けなくともよい。
また、上述の第一実施形態では、粘着剤として完全に硬化する前のエポキシ接着剤410を利用したが、これに限定されるものではない。更には、押圧部材410のみで、第二基板200がずれることなくスペーサ320と接触できる場合は、特に粘着剤を設けなくともよい。
また、上述の第一実施形態では、第一揺動工程後、第一静止工程において気泡800が除去できるまで第二基板200を静止したが、第一揺動工程のみで気泡800が十分除去できる場合は、第一静止工程を省略してもよい。
また、上述の第一実施形態では、第一静止工程において振動発生装置900によって、第一基板100に振動を与えたが、第一基板100に振動を与えなくとも気泡800が十分除去できる場合は、特に振動発生装置900を設けなくてもよい。
また、上述の第一実施形態では、第一静止工程において振動発生装置900によって、第一基板100に振動を与えたが、第一揺動工程において振動発生装置900によって、第一基板100に振動を与え、第一揺動工程で気泡800の移動を促進するようにしてもよい。
また、上述の第一実施形態では、第二接触工程後、第一基板100および第二基板200の周囲をエポキシ接着剤550で封止することによって、電気泳動表示媒体10が製造されるとして説明したが、第二基板200の辺200a側においても第一基板100から遠ざけたり近づけたりして気泡800の除去を行うようにしても良い。
この場合、第一接触工程において、エポキシ接着剤410は第二基板200の辺200b側の第二基板200とスペーサ320との間にも塗付しておく。そして図13に示すように、第二接触工程後、第二基板200の辺200b側の一部をスペーサ320の角320bと接触させた状態で、第二基板200の辺200a側を第一基板100から遠ざける。角320bは、スペーサ320の上面の外側の角である。
このとき、辺200a側に配置させていた押圧部材420は辺200b側に配置させ、辺200b側に配置させていた可動装置500を辺200b側に配置させておき、可動装置500により、辺200b側を第一基板100から遠ざける。これによって、辺200a側に近い隔壁310に付着していた気泡についても確実に除去できる。
尚、第二基板200の辺200a側を第一基板100側に遠ざけたり近づけたりする動作を数回繰り返して行っても良いし、第二基板200をしばらく静止させた状態にして気泡の除去を行っても良いことはいうまでも無い。
また、上述の第一実施形態では、荷電粒子340の電気泳動を起こすための電極を形成しない第一基板100および第二基板200で説明したが、第一基板100および第二基板200に予め電極を形成しておき、その電極で荷電粒子340の移動を制御しても良い。尚、このとき第一基板100および第二基板200に形成される電極はTFT電極や、単純マトリックス駆動電極のように、電気泳動表示媒体において周知の電極を形成できることは言うまでも無い。
本発明の第一実施形態の電気泳動表示媒体の製造方法の各工程を説明する概略断面図である。(a)は隔壁310およびスペーサ320が形成された第一基板100が固定板700に配置された状態を示す。(b)はスペーサ320の上面に第二基板200を配置し、第二基板200の辺200a側の一部と接するスペーサ320の角410と、第一基板200との接点にエポキシ接着剤410を塗付した状態を示す。(c)は辺200a側に押圧部材を配置し、辺200b側に可動装置500を配置した状態を示す。(d)は第二基板200の辺200b側を第一基板100から遠ざけた状態を示す。(e)は第一基板100に分散媒330を配置した状態を示す。(f)は角320a以外で第二基板200とスペーサ320が接触しないように、第二基板200の辺200b側を第一基板100に近づけた状態を示す。(g)は第二基板200の辺200b側を再び第一基板100から遠ざけた状態を示す。(h)は第二基板200を傾けた状態で静止させ、振動発生装置900を配置した状態を示す。(i)は気泡800が完全に除去された状態を示す。(j)は第一基板100と第二基板200との基板間に分散媒330を密閉した状態を示す。 第一基板100を鉛直方向の上からみた概略図である。 第二基板200の辺200bを持ち上げた時の、第二基板200の辺200a付近の様子を示した拡大図である。 最も遠ざけた状態でd1>d2となるように、第二基板200の辺200bを第一基板100から遠ざけた場合の断面図である。 第二基板200とスペーサ320とで荷電粒子340が挟まれた状態を示す拡大図。 第一実施形態で製造された電気泳動表示媒体10の断面図である。 電気泳動表示媒体10の外部に電極50を配置した時の概略図である。 フィルム250が形成された第二基板200を示す断面図である。 第二基板200を上面から見た概略図である。 円柱状のスペーサ325を形成した第一基板100の概略図。 第一基板100の4隅に円柱状のスペーサ325を設けた場合の、第一揺動工程を示した断面図である スペーサ325が形成された第一基板100を用いて製造された電気泳動表示媒体20の断面図である。 第二基板200の辺200a側を可動装置500で持ち上げる場合の断面図である。
符号の説明
10、20 電気泳動表示媒体
100 第一基板
200 第二基板
200a、200b 辺
310 隔壁
320 スペーサ
330 分散媒
340 荷電粒子
350、410 エポキシ接着剤
420 押圧部材
500 可動装置
600 分散媒滴下装置
900 振動発生装置


Claims (11)

  1. 空間を複数の領域に区画する隔壁が一方の面に形成された第一基板と、第一基板の隔壁が形成された面と対向するように配置された第二基板と、前記第一基板と前記第二基板との基板間に充填され、且つ荷電粒子を分散させた分散媒と、前記第一基板および前記第二基板と複数の位置で接触し、前記第一基板と前記第二基板との間隔を画定するスペーサとを備えた電気泳動表示媒体の製造方法において、
    前記第二基板の一端側の一部と、前記第一基板に形成された前記スペーサの対応する位置とを接触させる第一接触工程と、
    前記第一基板の前記隔壁および前記スペーサが形成された面に、前記荷電粒子を分散させた前記分散媒を配置する分散媒配置工程と、
    前記第二基板の一端側の一部を対応する前記スペーサの位置と接触させた状態で、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づけたり遠ざけたりさせて揺動させる第一揺動工程と、
    前記第二基板と前記スペーサとを他の位置でも接触させる第二接触工程とからなる電気泳動表示媒体の製造方法。
  2. 前記第一揺動工程で揺動させる範囲のいずれかの位置で、前記第二基板の他端側を所定時間静止させる第一静止工程を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  3. 前記第一接触工程において、前記第二基板の一端側の一部と、対応する前記スペーサの位置とがずれないように、前記第二基板を前記第一基板側へ押圧する押圧手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  4. 前記第一接触工程において、前記第二基板の一端側の一部と、対応する前記スペーサの位置との間に粘着性を有する粘着材を塗付した状態で接触させることを特徴とする請求項3記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  5. 前記第二基板の一端側の一部と接触させる前記スペーサは、上面を有し、且つ前記隔壁が形成された位置より外側に形成されており、
    前記第一基板は、フィルムを有し、
    前記第一接触工程において、前記第二基板の一部と前記スペーサとを接触させる際に、前記フィルムを前記スペーサの上面における前記隔壁に近い方の角と接触させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  6. 前記第一揺動工程若しくは前記第一静止工程において、振動手段で前記第一基板を振動させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  7. 前記第一揺動工程において、前記第二基板の他端側を前記第一基板から遠ざける際は、前記第二基板に接触している前記スペーサに最も近い隔壁の上方での前記第二基板の移動距離が、前記隔壁の高さ以上であることを特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  8. 前記第一揺動工程において、前記第二基板に接触している前記スペーサの上面と前記第二基板の前記第一基板側の面とがなす角度をθとするとき、前記荷電粒子の半径を前記スペーサの幅で割ったときの値がtan(θ/2)以下の範囲内において、前記第二基板の他端側を前記第一基板から遠ざけることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  9. 前記第一揺動工程において、前記第二基板の他端側を前記第一基板から遠ざけるときの速度よりも、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づけるときの速度のほうが遅いことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  10. 前記第一揺動工程において、前記第二基板の他端側を前記第一基板に近づけたとき、前記第二基板の他の部分で前記スペーサと接触していないことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
  11. 前記第二接触工程において、前記第二基板と前記スペーサとを他の位置でも接触させた後、
    前記第二基板の他端側の一部を対応する前記スペーサの位置と接触させた状態で、前記第二基板の一端側を前記第一基板から遠ざける第二揺動工程と、
    前記第二基板と前記スペーサとを他の位置でも接触させる第三接触工程とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の電気泳動表示媒体の製造方法。
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