JP2007045951A5 - 透明基板の製造方法および透明基板 - Google Patents
透明基板の製造方法および透明基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007045951A5 JP2007045951A5 JP2005232389A JP2005232389A JP2007045951A5 JP 2007045951 A5 JP2007045951 A5 JP 2007045951A5 JP 2005232389 A JP2005232389 A JP 2005232389A JP 2005232389 A JP2005232389 A JP 2005232389A JP 2007045951 A5 JP2007045951 A5 JP 2007045951A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent substrate
- producing
- substrate according
- sheet
- resin material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
本発明は、透明基板の製造方法および透明基板に関する。
このような目的は、下記(1)〜(18)に記載の本発明により達成される。
(1)電子デバイスに用いる透明基板の製造方法であって、式(1)で示されるエポキシ樹脂およびカチオン系硬化触媒を含む未硬化の樹脂材料を、シート状基材に担持する担持工程と、前記樹脂材料を硬化する硬化工程とを実行して連続的に透明コア基板を形成することを特徴とする透明基板の製造方法。
(2)前記樹脂材料を前記シート状基材に担持した後に、前記シート状基材の少なくとも片面に支持部材を積層する積層工程を有しているものである上記(1)に記載の透明基板の製造方法。
(3)前記積層工程は、前記担持工程の後、かつ前記硬化工程の前に前記樹脂材料が未硬化の状態で行なわれるものである上記(2)に記載の透明基板の製造方法。
(4)前記積層工程において、前記支持部材によって前記シート状基材の表面から突出する突出物を該シート状基材面側に押圧する上記(2)または(3)に記載の透明基板の製造方法。
(5)前記積層工程の後に、前記支持部材を剥離する剥離工程を有しているものである上記(2)ないし(4)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(6)前記樹脂材料は、さらに前記エポキシ樹脂の屈折率を調整することが可能な第2成分を含むものである上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(7)前記第2成分の屈折率は、前記エポキシ樹脂の屈折率よりも低いものである上記(6)に記載の透明基板の製造方法。
(8)前記第2成分は、前記エポキシ樹脂のエポキシ基と反応可能な官能基を有しているものである上記(6)または(7)に記載の透明基板の製造方法。
(9)前記官能基は、オキセタニル基、エポキシ基、またはビニルエーテル基である上記(8)に記載の透明基板の製造方法。
(10) 前記樹脂材料の第2成分は、分子構造中にシリケート構造を含むものである上記(6)ないし(9)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(11)前記第2成分は、主としてオキセタニル基を持つシルセスキオキサンを含むものである上記(6)ないし(10)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(12)前記シート状基材は、ガラス繊維の集合体で構成されているものである上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(13)前記ガラス繊維の屈折率と、前記樹脂材料を硬化した後の屈折率との差が、0.01以下である上記(12)に記載の透明基板の製造方法。
(14)前記透明コア基板の少なくとも一方の面に樹脂層を設ける平滑化工程を有しているものである上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(15)前記透明基板の30〜150℃の平均線膨張係数が40ppm以下である上記(1)ないし(14)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(16)波長550nmでの光線透過率が80%以上である上記(1)ないし(15)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(17)前記透明基板が、表示素子用樹脂基板である上記(1)ないし(16)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(18)上記(1)ないし(17)のいずれかに記載の透明基板の製造方法によって得られることを特徴とする透明基板。
(1)電子デバイスに用いる透明基板の製造方法であって、式(1)で示されるエポキシ樹脂およびカチオン系硬化触媒を含む未硬化の樹脂材料を、シート状基材に担持する担持工程と、前記樹脂材料を硬化する硬化工程とを実行して連続的に透明コア基板を形成することを特徴とする透明基板の製造方法。
(3)前記積層工程は、前記担持工程の後、かつ前記硬化工程の前に前記樹脂材料が未硬化の状態で行なわれるものである上記(2)に記載の透明基板の製造方法。
(4)前記積層工程において、前記支持部材によって前記シート状基材の表面から突出する突出物を該シート状基材面側に押圧する上記(2)または(3)に記載の透明基板の製造方法。
(5)前記積層工程の後に、前記支持部材を剥離する剥離工程を有しているものである上記(2)ないし(4)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(6)前記樹脂材料は、さらに前記エポキシ樹脂の屈折率を調整することが可能な第2成分を含むものである上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(7)前記第2成分の屈折率は、前記エポキシ樹脂の屈折率よりも低いものである上記(6)に記載の透明基板の製造方法。
(8)前記第2成分は、前記エポキシ樹脂のエポキシ基と反応可能な官能基を有しているものである上記(6)または(7)に記載の透明基板の製造方法。
(9)前記官能基は、オキセタニル基、エポキシ基、またはビニルエーテル基である上記(8)に記載の透明基板の製造方法。
(10) 前記樹脂材料の第2成分は、分子構造中にシリケート構造を含むものである上記(6)ないし(9)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(11)前記第2成分は、主としてオキセタニル基を持つシルセスキオキサンを含むものである上記(6)ないし(10)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(12)前記シート状基材は、ガラス繊維の集合体で構成されているものである上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(13)前記ガラス繊維の屈折率と、前記樹脂材料を硬化した後の屈折率との差が、0.01以下である上記(12)に記載の透明基板の製造方法。
(14)前記透明コア基板の少なくとも一方の面に樹脂層を設ける平滑化工程を有しているものである上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(15)前記透明基板の30〜150℃の平均線膨張係数が40ppm以下である上記(1)ないし(14)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(16)波長550nmでの光線透過率が80%以上である上記(1)ないし(15)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(17)前記透明基板が、表示素子用樹脂基板である上記(1)ないし(16)のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
(18)上記(1)ないし(17)のいずれかに記載の透明基板の製造方法によって得られることを特徴とする透明基板。
Claims (18)
- 前記樹脂材料を前記シート状基材に担持した後に、前記シート状基材の少なくとも片面に支持部材を積層する積層工程を有しているものである請求項1に記載の透明基板の製造方法。
- 前記積層工程は、前記担持工程の後、かつ前記硬化工程の前に前記樹脂材料が未硬化の状態で行なわれるものである請求項2に記載の透明基板の製造方法。
- 前記積層工程において、前記支持部材によって前記シート状基材の表面から突出する突出物を該シート状基材面側に押圧する請求項2または3に記載の透明基板の製造方法。
- 前記積層工程の後に、前記支持部材を剥離する剥離工程を有しているものである請求項2ないし4のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 前記樹脂材料は、さらに前記エポキシ樹脂の屈折率を調整することが可能な第2成分を含むものである請求項1ないし5のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 前記第2成分の屈折率は、前記エポキシ樹脂の屈折率よりも低いものである請求項6に記載の透明基板の製造方法。
- 前記第2成分は、前記エポキシ樹脂のエポキシ基と反応可能な官能基を有しているものである請求項6または7に記載の透明基板の製造方法。
- 前記官能基は、オキセタニル基、エポキシ基、またはビニルエーテル基である請求項8に記載の透明基板の製造方法。
- 前記樹脂材料の第2成分は、分子構造中にシリケート構造を含むものである請求項6ないし9のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 前記第2成分は、主としてオキセタニル基を持つシルセスキオキサンを含むものである請求項6ないし10のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 前記シート状基材は、ガラス繊維の集合体で構成されているものである請求項1ないし11のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 前記ガラス繊維の屈折率と、前記樹脂材料を硬化した後の屈折率との差が、0.01以下である請求項12に記載の透明基板の製造方法。
- 前記透明コア基板の少なくとも一方の面に樹脂層を設ける平滑化工程を有しているものである請求項1ないし13のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 前記透明基板の30〜150℃の平均線膨張係数が40ppm以下である請求項1ないし14のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 波長550nmでの光線透過率が80%以上である請求項1ないし15のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 前記透明基板が、表示素子用樹脂基板である請求項1ないし16のいずれかに記載の透明基板の製造方法。
- 請求項1ないし17のいずれかに記載の透明基板の製造方法によって得られることを特徴とする透明基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005232389A JP2007045951A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 透明基板の製造方法、透明基板およびそれを備えた電子デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005232389A JP2007045951A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 透明基板の製造方法、透明基板およびそれを備えた電子デバイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007045951A JP2007045951A (ja) | 2007-02-22 |
JP2007045951A5 true JP2007045951A5 (ja) | 2007-05-31 |
Family
ID=37849053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005232389A Pending JP2007045951A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 透明基板の製造方法、透明基板およびそれを備えた電子デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007045951A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008242190A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタ基板およびその製造方法 |
JP4910871B2 (ja) * | 2007-05-10 | 2012-04-04 | 住友ベークライト株式会社 | エポキシ樹脂組成物及び透明複合シート |
JP4973344B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2012-07-11 | 住友ベークライト株式会社 | 透明複合樹脂シート、その製造方法、及び、表示素子用基板 |
CN102395622B (zh) * | 2009-04-14 | 2015-02-04 | Jnc株式会社 | 玻璃纤维复合半硅氧烷成形体及其制造方法 |
JP2013052673A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-03-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂シート製造装置、樹脂シート製造方法、樹脂シートおよび表示素子用樹脂基板 |
JP6284217B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2018-02-28 | 日本化薬株式会社 | エネルギー線硬化型樹脂組成物及びその硬化物 |
JP6112603B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-04-12 | 日本化薬株式会社 | エネルギー線硬化型樹脂組成物及びその硬化物 |
JP7092043B2 (ja) * | 2019-01-16 | 2022-06-28 | 日東紡績株式会社 | 透明複合シート |
CN112126194B (zh) * | 2020-09-15 | 2021-11-02 | 江南大学 | 一种增韧改性环氧树脂复合材料的制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002206018A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Toshiba Chem Corp | 難燃性エポキシ樹脂及び積層関連製品 |
JP4086713B2 (ja) * | 2002-05-27 | 2008-05-14 | 日東電工株式会社 | 液晶セル基板 |
JP2005015510A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Kyocera Chemical Corp | 難燃性樹脂組成物および積層関連製品 |
JP4622348B2 (ja) * | 2003-07-07 | 2011-02-02 | 住友ベークライト株式会社 | 透明複合体組成物 |
-
2005
- 2005-08-10 JP JP2005232389A patent/JP2007045951A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007045951A5 (ja) | 透明基板の製造方法および透明基板 | |
TW200809285A (en) | Waveguide materials for optical touch screens | |
US20030027967A1 (en) | Article having predetermined surface shape and method for preparing the same | |
TWI736614B (zh) | 玻璃積層體及其製造方法 | |
KR101286438B1 (ko) | 미세 요철 구조 전사용 무기 조성물 | |
TW555712B (en) | Process for producing an article having a predetermined surface shape and optical waveguide element | |
JP2015531696A (ja) | 三次元複雑多層構造物及びその製造方法 | |
JP7263356B2 (ja) | ハードコートフィルム、ハードコートフィルムを備えた物品、及び画像表示装置 | |
JP2005206787A (ja) | 透明複合体組成物 | |
KR102535370B1 (ko) | 하드 코팅을 가지는 투명 복합 필름, 이를 제조하는 방법, 및 이를 포함하는 플렉서블 디스플레이 장치 | |
JP4997550B2 (ja) | 微細パターン形成方法 | |
KR20200002442A (ko) | 고경도 적층체 | |
JP5582355B2 (ja) | 複合材料、これにより製造された複合フィルムおよび複合フィルムの製造方法 | |
JP6321331B2 (ja) | 複合シート、その製造方法及びこれを含むディスプレイ基板 | |
JP2005227701A (ja) | 光伝送部材用硬化性オルガノポリシロキサン組成物、オルガノポリシロキサン硬化物からなる可撓性光伝送部材、および可撓性光伝送部材の製造方法 | |
TW201144066A (en) | Gas barrier laminated film | |
JP2009180871A (ja) | 複合基板を用いた光学部品とその製造方法 | |
KR102109345B1 (ko) | 하드 코팅용 수지 조성물 및 이의 경화물을 코팅층으로 포함하는 하드코팅 필름 | |
JP2004163490A (ja) | 光学素子及びその製造方法 | |
JP2014223795A (ja) | 部品の製造方法 | |
CN110612324B (zh) | 透明复合膜及包含其的挠性显示装置 | |
JP4185409B2 (ja) | 光導波路の製造方法 | |
JP2006154417A (ja) | フレキシブル光導波路及びその製造方法並びに製造装置 | |
WO2015037601A1 (ja) | モールドの凹凸パターンを転写した物品、物品の製造方法、および光学パネルの製造方法 | |
JP2005298796A (ja) | 有機金属ポリマー材料及びその製造方法 |