JP2007043814A - 回転センサ内蔵モータ - Google Patents

回転センサ内蔵モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2007043814A
JP2007043814A JP2005224473A JP2005224473A JP2007043814A JP 2007043814 A JP2007043814 A JP 2007043814A JP 2005224473 A JP2005224473 A JP 2005224473A JP 2005224473 A JP2005224473 A JP 2005224473A JP 2007043814 A JP2007043814 A JP 2007043814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation sensor
magnet
motor
built
mounting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005224473A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Miyako
道雄 宮古
Hiroyuki Nakagawa
寛之 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubaki Emerson Co
Original Assignee
Tsubaki Emerson Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubaki Emerson Co filed Critical Tsubaki Emerson Co
Priority to JP2005224473A priority Critical patent/JP2007043814A/ja
Publication of JP2007043814A publication Critical patent/JP2007043814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】外部からの衝撃に強く、高精度な回転の検知を行うことができる、小型の回転センサ内蔵モータを提供すること。
【解決手段】回転センサ内蔵モータ10の回転軸50に配設された円盤状の非磁性体からなる取付け板60に、リング状でN極とS極が交互に磁化されたフェライト磁石70が、その外周近傍に、ホール素子82からなる回転センサ80が、それぞれ設けられている。取付け板60には、フェライト磁石70の外径位置を定める位置決め凸部62が設けられている。取付け板60の内周には、取付け用ボス64a,66aが設けられて、回転軸50に対する取付け板60の取付けを安定させ、回転センサ80の精度を向上させている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転センサを内蔵したモータに関する。
従来、速度検出器付電動機(例えば、特許文献1参照。)の例として、ブラケットにホール素子等の速度検出素子が配設されるとともに、この速度検出素子の近傍に、回転速度検出用のゴムマグネットが取付けられることにより、速度信号を得ることができるようにしたものがある。
図5は、従来の速度検出器付電動機100’の要部断面図である。
図5において、シート状のゴムマグネット1’は、合成樹脂等で形成された取付け部材5’に接着等の方法により固着される。なお、取付け部材5’は、中央部に貫通穴を有し、軸3’に嵌合するように装着される。
軸3’は、回転可能に軸受10’に支えられるとともに、その軸3’に回転子9’が、固定子鉄心7’と対向して回転可能に固定されている。また、コイルエンド8’が、固定子鉄心7’にコイルが巻装されることにより形成されている。 ゴムマグネット1’と対向する速度検出素子(図示せず。)が内蔵された支持部材11’は、ブラケット12’の内側に取付けられている。
回転子9’が回転すると、それに伴い、ゴムマグネット1’も同一回転数で回転する。そして、支持部材11’に内蔵された速度検出素子が速度信号を得ることにより、位相制御回路に入出力を行い、その結果、誘導電動機を制御することができる。
また、従来の回転検出手段付モータ(例えば、特許文献2参照。)の他の例としては、出力軸の同心円上に取付けられ且つ相反する磁極を有する着磁部を円周上の複数箇所に交互に配置した磁気プレートを具え、磁気プレート上の磁界中に非接触で配置され且つ磁気プレートからの磁力により誘導されるホール電圧で出力軸の回転数に比例したパルス信号を発生するホール素子を磁気プレート上の複数箇所に配設したものがある。
この従来の回転検出手段付モータによれば、位相差を生じない状態で回転検出を行なうため、出力部材の位置及び速度を確実に検出することができるとされている。
特開平10−84658号公報 特開平6−217497号公報
しかし、取付け部材にゴムマグネットを取付ける場合は、ゴムマグネットはフェライト磁石に比べて精度が粗く、接着も困難で、強度も不足するという問題があった。
また、着磁部を円周上の複数箇所に交互に配置した磁気プレートを用いる場合は、円盤状の磁石となるため、衝撃に弱く、取付けも困難であり、しかも、モータコイル磁気の影響を受けて、誤動作しやすかった。
さらに、金属とフェライトの熱膨張率が異なるため、温度上昇で磁石が割れるという問題もあった。
また、ギヤードモータにおいては、種々の理由から、エンコーダ(回転センサ)をモータの外に設置するものが多いが、エンコーダとモータ軸端とを接続する構造となることにより、モータの全長が長くなるとともに、エンコーダは精密機械であることから、例えば、銘板を貼るなどして、取扱いに際し、注意を喚起する必要があった。
さらに、製品端部での設置となるため、外部からの衝撃を受ける可能性が高く、接続のための部品点数も多くなり、構造的にも複雑になっていた。
そこで、本発明は、外部からの衝撃に強く、さらに、高精度な回転の検知を行うことができる、小型の回転センサ内蔵モータを提供することを課題とする。
本発明は、回転軸に配設された円盤状の非磁性体からなる取付け板に、リング状でN極とS極が交互に磁化されたフェライト磁石が、その外周近傍に回転センサがそれぞれ設けられ、
前記取付け板に前記磁石の外径位置を定める凸部が設けられていることを特徴とする回転センサ内蔵モータにより、前記課題を解決した。
本発明の回転センサ内蔵モータでは、回転センサは外部からの衝撃を受けにくい場所に設置することができるため、衝撃に対して強い構成となり、結果的に、高精度の回転検知を行うことができる。
さらに、本発明の回転センサ内蔵モータでは、回転センサをモータ内部に内蔵した結果、従来に比べて、回転センサを具えたモータ(及び減速機)を小型化することができる。
また、非磁性体からなる取付け板は、モータコイルからの磁気遮蔽機能を兼ねるとともに、取付け板には磁石の外径位置を定める凸部が設けられているため、熱膨張による膨らみがあっても、磁石の破損が起きない。
以下、図1から図3を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の回転センサ内蔵モータ10を回転軸方向に切断した断面図である。
図2は、図1の要部拡大図である。
図3は、本発明の第1実施形態に用いる磁石70、ホール素子82、及び素子設置板84を、磁石70の磁極を示し、且つ、ホール素子82、及び素子設置部材84の設置態様を、概略で示した斜視図である。
図1において、回転センサ内蔵モータ(以下、単に「モータ」という。)10は、モータケース20内に、周知のモータ構造(説明は省略。)が具えられてなり、回転軸50が中心に具えられている。
回転軸50は、反負荷側で、軸受52により回転可能に支えられている。
円盤状の取付け板60は、回転軸50の回転に伴って回転するように、反負荷側軸受52とロータフィン56の間で、回転軸50に装着されている。
取付け板60には、リング状の磁石70が取付けられている。
取付け板60の材料としては、非磁性体であるアルミが好適であり、アルミ材を用いた場合、軽量化、及び低慣性化することができ、さらに、熱放散性を高めることができるため、磁石70に対する熱の影響を抑制することができる。
図3において、リング状の磁石70は、周方向に一定の角度φ毎に、N極とS極が交互に磁化されてなる磁石である。なお、この磁石70としては、例えば、フェライトの焼結磁石が好適である。
図1において、磁石70の外径寸法D1が、モータコア径D2の50%〜60%であるように設けることにより、コイルからの絶縁のための距離を保ちつつ、且つ、磁石極数を確保することができる。
また、図2に示されるように、磁石70の内径D4を、軸受52のハウジング54の外径D3よりも大きくなるように設ける。それにより、ロータと反負荷側軸受52との間のスペースが十分にない、すなわち、距離D5が短い場合でも、磁石70が反負荷側軸受52のハウジング54に被さるように設置することにより、小さなスペースを利用して設置することができる。
取付け板60の半径方向における外端部には、位置決め凸部62が設けられている。この位置決め凸部62は、磁石70の外径に接するようにしておくことにより、例えば、取付け板60が熱膨張した場合においても、磁石70を破損させることがない。
また、位置決め凸部62は、磁石70、取付け板60の大きさに応じ、異なる形状、又は位置に設けてもよい。図示したL字状の替わりに、例えば、取付け板60に、突起状に設けてもよい。
回転センサ80は、ホール素子82が素子設置部材84に組付けられてなり、磁石70の外周の近傍に非接触で配設される。なお、このホール素子82は、周知のとおり、ホール効果を利用し、磁石70が回転した際の磁石70の磁束を感知することにより、回転軸50の回転を検知するためのものである。
上述の構成により、回転軸50が回転した際、その回転運動に伴い磁石70も回転し、その際、磁石70の正極、及び負極をホール素子82が検知することにより、回転軸50の回転を検知するようになっている。
以下、図4を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
図4は、本発明の第2実施形態における取付け板60a、及び磁石70の半径方向の断面図で、(a)は取付け板60aの反負荷側に取付け用ボス64aを設けた図、(b)は取付け板60aの負荷側に、すなわち、ロータフィン56の内側に、取付け用ボス66aを設けた図、(c)は取付け板60aの反負荷側と負荷側に取付け用ボス64a,66aの双方を設けた場合の図である。
なお、取付け用ボス64a,66aは、取付け板60aの負荷側、又は反負荷側のどちらか一方、或いは、両側に設けてもよい。
取付け板60aを回転軸50に取付ける際の僅かの歪みが磁石70の振れにつながり、回転センサの精度に影響を及ぼすが、このように、取付け用ボス(反負荷側)64a、及び取付け用ボス(負荷側)66aを設けると、取付け板60aの取付けが安定し、その結果、磁石70の回転が安定し、回転センサの精度を向上させることができる。この場合、取付け用ボス(負荷側)66aをロータフィン56の内側の空間にもぐり込ませる、すなわち、取付け用ボス(負荷側)66aとロータフィン56が、取付け板60aの径方向に並ぶようにすることにより、モータの全長はそのままで、スペースを有効に活用することができる。
この取付け用ボス(反負荷側)64a、及び取付け用ボス(負荷側)66aは、取付け板60aと一体成形されるように設けてもよいことは言うまでもない。
なお、本発明の回転センサ内蔵モータは減速機に組込まれることが多いが、その場合、小型で、回転センサ内蔵の減速機を実現することができる。
本発明の第1実施形態の回転センサ内蔵モータを回転軸方向に切断した断面図。 図1の要部拡大図。 本発明の第1実施形態に用いる磁石、ホール素子、及び素子設置板を、磁石の磁極を示し、且つ、ホール素子、及び素子設置部材の設置態様を概略で示した斜視図。 本発明の第2実施形態における取付け板、及び磁石の半径方向の断面図で、(a)は取付け板に反負荷側取付け用ボスを設けた図、(b)は取付け板に負荷側取付け用ボスを設けた図、(c)は取付け板に反負荷側取付け用ボスと負荷側取付け用ボスの双方を設けた図。 従来の速度検出器付電動機の要部断面図。
符号の説明
10:回転センサ内蔵モータ
50:回転軸
60,60a:取付け板
62:位置決め凸部
64a:取付け用ボス(反負荷側)
66a:取付け用ボス(負荷側)
70:磁石
80:回転センサ

Claims (2)

  1. 回転軸に配設された円盤状の非磁性体からなる取付け板に、リング状でN極とS極が交互に磁化されたフェライト磁石が、その外周近傍に回転センサがそれぞれ設けられ、
    前記取付け板に前記磁石の外径位置を定める凸部が設けられていることを特徴とする、
    回転センサ内蔵モータ。
  2. 前記取付け板の内周に取付け用ボスが設けられた、請求項1の回転センサ内蔵モータ。
JP2005224473A 2005-08-02 2005-08-02 回転センサ内蔵モータ Pending JP2007043814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005224473A JP2007043814A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 回転センサ内蔵モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005224473A JP2007043814A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 回転センサ内蔵モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007043814A true JP2007043814A (ja) 2007-02-15

Family

ID=37801280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005224473A Pending JP2007043814A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 回転センサ内蔵モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007043814A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020515218A (ja) * 2017-01-19 2020-05-21 エルジー イノテック カンパニー リミテッド センシングマグネット組立体、ロータ位置感知装置およびこれを含むモータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020515218A (ja) * 2017-01-19 2020-05-21 エルジー イノテック カンパニー リミテッド センシングマグネット組立体、ロータ位置感知装置およびこれを含むモータ
US11251684B2 (en) 2017-01-19 2022-02-15 Lg Innotek Co., Ltd. Sensing magnet assembly, rotor position sensing apparatus, and motor including same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017002869A1 (ja) ブラシレスモータ
JPWO2019003372A1 (ja) センサマグネット、モータ、及び空気調和機
US11411471B2 (en) Motor
JP2007252097A (ja) ブラシレスモータ
US20200251964A1 (en) Motor and air blowing device
JP2007085906A (ja) 回転検出センサの取付構造
JP2010093872A (ja) ブラシレスdcモータ
JP2002310609A (ja) 回転角度検出装置
JP2581771B2 (ja) 無刷子電動機
JP2007043814A (ja) 回転センサ内蔵モータ
JP2005168249A (ja) モータのシャフト構造
JP2007221877A (ja) 磁石回転子
KR20190057643A (ko) 모터
JP2006353052A (ja) ブラシレスモータ
WO2020195003A1 (ja) モータ
EP3402056B1 (en) Device for detecting position of rotor, and motor comprising same
CN109687677B (zh) 旋转变压器定子
JP4414217B2 (ja) 磁気式エンコーダ装置内蔵モータ
JP2010193555A (ja) 電動機
JP2003235229A (ja) モールドモータ
JPS60257754A (ja) 磁石回転型電動機
JP7209911B1 (ja) 回転数検出器
KR20180085494A (ko) 로터 위치 감지장치 및 이를 포함하는 모터
JP2007151315A (ja) モータ
JP2023101216A (ja) 回転角度検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080205

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080307