JP2007041220A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜位置によって装置本体の内部の冷却度合いが変化するのを抑制することが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、光源ランプ用の冷却ファン25と、下方に排気するように形成された排気口2bとを備えたプロジェクタ1であり、水平方向に対する投影角度が最大投影角度近傍である場合に対応する第1位置と、第1位置以外の第2位置とに昇降位置を調節可能であるとともに、押圧部33cを有する昇降部材33を含む昇降機構と、昇降位置が第1位置に調節されたことと、第1位置以外の第2位置に調節されたこととを検出可能であるとともに、昇降部材33が第1位置に調節される際に、押圧部により押圧される回動レバー34bを有する検出スイッチ34と、検出スイッチ34によって検出された昇降部材33の第1位置および第2位置に基づいて光源ランプ用の冷却ファン25を制御する制御部41とを備えている。
【選択図】図4

Description

この発明は、プロジェクタに関し、特に、冷却手段を有するプロジェクタに関する。
従来、プロジェクタの内部を冷却するための冷却ファンなどの冷却手段を備えたプロジェクタが知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
上記特許文献1に開示されたプロジェクタは、光源ランプを冷却するための冷却ファンを備えている。このプロジェクタでは、光源ランプの点灯直後は光源ランプを冷却しないように構成されている。また、このプロジェクタは、光源ランプが所定の温度に到達して、光源ランプの出力が安定した後に冷却ファンによって光源ランプを冷却するように構成されている。
また、上記特許文献2に開示されたプロジェクタは、電源スイッチと連動して停止される冷却ファンを備えている。具体的には、ユーザによって電源スイッチがOFFに切り換えられると、プロジェクタの前方に突出していたレンズ群がプロジェクタ内に収容される。その後、液晶パネルに必要な所定の時間だけ冷却ファンの駆動が継続された後、制御回路によって冷却ファンが自動的に停止される。また、この特許文献2には、レンズ群が収容された後、温度センサによって所定の冷却温度が検知されるまで冷却ファンの駆動が継続されるプロジェクタも開示されている。
また、従来、水平方向に対する投影角度を調節するためにプロジェクタの傾きを調節するとともに、その調節された傾斜位置にプロジェクタを固定可能な昇降機構を備えたプロジェクタも知られている。この従来の昇降機構を備えたプロジェクタでは、プロジェクタを水平位置から所定の角度傾けて使用する場合が多いことを考慮して、プロジェクタを水平位置から所定の角度傾けた位置で排気口が水平方向になるように、排気方向は下方に傾斜した方向に設置されている。これにより、プロジェクタを水平位置から所定の角度傾けて設置した場合に、空気が円滑に排気されるので、空気の排気効率を向上させることが可能になる。
特開2003−215704号公報 特開2001−242542号公報
しかしながら、上記した排気口が下方に傾斜した方向に向けられた従来のプロジェクタでは、プロジェクタを水平に設置すると、プロジェクタの内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と、下方に傾斜した方向に向けられた排気口の排気方向との間の角度差が大きくなる。このため、冷却ファンによる空気の排気効率が低下するという不都合がある。一方、排気口が水平になるように、プロジェクタが所定の角度に傾けられると、プロジェクタの内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と下方に向けられた排気口の排気方向との間の角度差が小さくなる。このため、冷却ファンによる空気の排気効率が大きくなる。このように従来の昇降機構を有し、かつ、排気口が下方に傾斜した方向に向けられたプロジェクタでは、プロジェクタの傾斜位置によって冷却ファンによる空気の排気効率が変化するという不都合があった。このため、冷却ファンを一定の回転数で回転させたとしても、プロジェクタの傾斜位置によって光源ランプの冷却度合いが変化するので、光源ランプの寿命が短くなる場合があるなどの問題点があった。
また、特許文献1に記載のプロジェクタでは、光源ランプの温度によって冷却ファンを制御するので、排気効率の変化に応じて、冷却ファンを制御することができないという問題点がある。また、特許文献2に記載のプロジェクタでは、電源スイッチがOFFに設定された後、所定の時間だけ冷却ファンを駆動するように制御するので、排気効率の変化に応じて、冷却ファンを制御することができないという問題点がある。これらの結果、特許文献1および2を、昇降機構を有し、かつ、排気口が下方に傾斜した方向に向けられたプロジェクタに適用したとしても、プロジェクタの傾斜位置によって光源ランプの冷却度合いが変化するので、光源ランプの寿命が短くなるという問題点が生じる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、傾斜位置によって装置本体の内部の冷却度合いが変化するのを抑制することが可能なプロジェクタを提供することである。
この発明の第1の局面によるプロジェクタは、光源ランプ用冷却ファンを含み装置本体の内部を冷却するための冷却手段と、空気を下方に傾斜した方向に排気するように形成された排気口とを備えたプロジェクタにおいて、装置本体の前部の中央部に設置され、水平方向に対する投影角度が最大投影角度近傍である場合に対応する第1位置と、第1位置以外の第2位置とに昇降位置を調節可能であるとともに、押圧部を含む昇降部材を有する昇降機構と、昇降部材の昇降位置が最大投影角度近傍に対応する第1位置に調節されたことと、第1位置以外の第2位置に調節されたこととを検出可能であるとともに、昇降部材が第1位置に調節される際に、昇降部材の押圧部により押圧される回動レバーを有する検出スイッチを含む検出手段と、装置本体の内部の温度を検出するための温度センサと、検出スイッチによって検出された昇降部材の第1位置および第2位置と、温度センサによる検出温度との両方に基づいて冷却手段の光源ランプ用冷却ファンを制御する制御手段とを備え、制御手段は、昇降部材が第1位置である場合の光源ランプ用冷却ファンの回転数よりも昇降部材が第2位置である場合の光源ランプ用冷却ファンの回転数が高くなるように、光源ランプ用冷却ファンの回転数を制御する。
この第1の局面によるプロジェクタでは、装置本体の傾きに応じて冷却手段を制御する制御手段を設けることによって、装置本体が傾けられると、その装置本体の傾きに応じて制御手段により冷却手段の光源ランプ用冷却ファンの回転数を制御することができる。これにより、装置本体の傾きが調節されることによる排気効率の変化に応じて冷却手段を制御することができるので、冷却ファンにより送られて排気口によって排気される空気の排気効率に対応させて冷却ファンを制御することができる。したがって、装置本体を、最大投影角度近傍以外の水平姿勢または水平姿勢に近い状態に設定した場合には、装置本体の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と、空気を下方に傾斜した方向に排気するように形成された排気口の排気方向との間の角度差が大きくなるので、排気効率が低くなる。このように排気効率が低い状態に装置本体を調節した場合には、光源ランプ用冷却ファンの回転数を高くするように制御手段によって制御する。また、装置本体を、最大投影角度近傍に調節した場合には、内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と、空気を下方に傾斜した方向に排気するように形成された排気口の排気方向との間の角度差が小さくなるので、排気効率が高くなる。このように排気効率が高い状態に装置本体を調節した場合には、光源ランプ用冷却ファンの回転数を低くするように制御手段によって制御する。これらによって、光源ランプの冷却度合いが変化するのを抑制することができる。この結果、光源ランプの寿命が短くなるのを抑制することができる。また、水平方向に対する投影角度が最大になるように装置本体を調節した場合、装置本体の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と、空気を下方に傾斜した方向に排気するように形成された排気口との間の角度差が小さくなるので、排気効率が高くなる。このように、排気効率の高い状態に
装置本体を傾けた場合には、冷却ファンの回転数を下げることによって、冷却ファンによる消費電力を下げることができる。
また、第1の局面によるプロジェクタは、押圧部を有する昇降機構と、昇降部材の昇降位置が最大投影角度近傍に対応する第1位置に調節されたことと、第1位置以外の第2位置に調節されたこととを検出可能であるとともに、昇降部材が第1位置に調節される際に、昇降部材の押圧部により押圧される回動レバーを有する検出スイッチとを設けることによって、昇降部材によって、水平方向に対する投影角度を設定できるとともに、その昇降部材の第1位置および第2位置を検出スイッチによって検出することができる。これにより、制御手段は検出スイッチによって検出された昇降部材の昇降位置に基づいて、容易に光源ランプ用冷却ファンの回転数を制御することができる。また、温度センサを設けることによって、制御手段は昇降部材の昇降位置および温度センサによる検出温度の両方に基づいて冷却ファンを制御することができるので、制御手段は温度検出手段により検出された装置本体の内部の温度がほぼ一定になるように光源ランプ用冷却ファンを制御することができるとともに、装置本体の傾き位置に応じて冷却ファンを制御することができる。この結果、冷却能率を維持しつつ、冷却ファンの消費電力を抑制することができる。
この発明の第2の局面によるプロジェクタは、装置本体の内部を冷却するための冷却手段と、空気を排気するための排気口と、装置本体の傾きに応じて冷却手段を制御する制御手段とを備えている。
この第2の局面によるプロジェクタでは、上記のように、装置本体の傾きに応じて冷却手段を制御する制御手段を設けることによって、装置本体が傾けられると、その装置本体の傾きに応じて制御手段により冷却手段を制御することができる。これにより、装置本体の傾きが調節されることによる排気効率の変化に応じて冷却手段を制御することができるので、冷却手段により送られて排気口によって排気される空気の排気効率に対応させて冷却手段を制御することができる。したがって、排気効率の低い傾き位置に装置本体を調節した場合には、冷却手段の冷却能力を高くするように制御手段により制御するとともに、排気効率の高い傾き位置に装置本体を調節した場合には、冷却手段の冷却能力を低くするように制御手段により制御するようにすれば、装置本体の傾き位置によって装置本体の内部の光源ランプなどの冷却度合いが変化するのを抑制することができる。これにより、光源ランプの寿命が短くなるのを抑制することができる。また、排気効率の高い傾き位置に装置本体を調節した場合には、冷却手段の冷却能力が低くなるように冷却手段を制御するようにことによって、冷却手段による消費電力を低減させることができる。
この発明の第2の局面によるプロジェクタは、好ましくは、水平方向に対する投影角度を調節するための昇降機構と、昇降機構の所定の昇降位置を検出するための検出手段とを備え、検出手段の検出結果に基づいて、制御手段は冷却手段を制御する。このように構成すれば、検出手段によって検出された、水平方向に対する投影角度を調節するための昇降機構の昇降位置に基づいて、制御手段により冷却手段を制御することができるので、容易に、水平方向に対する投影角度(装置本体の傾き位置)に応じて冷却手段を制御することができる。
この発明の第2の局面によるプロジェクタは、好ましくは、装置本体の内部の温度を検出するための温度センサをさらに備え、昇降機構の昇降位置および温度センサによる検出温度の両方に基づいて制御手段が冷却手段を制御する。このように構成すれば、制御手段により昇降機構の昇降位置および温度センサによる検出温度の両方に基づいて冷却手段を制御することができるので、制御手段は温度センサにより検出された装置本体の内部の温度がほぼ一定になるように冷却手段を制御することができるとともに、装置本体の傾き位置に応じて冷却手段を制御することができる。この結果、装置内部の冷却度合いが変化す
るのをより抑制することができる。
上記昇降機構と検出手段を備えたプロジェクタにおいては、好ましくは、冷却手段は、冷却ファンを含み、排気口は、水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように形成されており、昇降機構は、装置本体を少なくとも第1姿勢と第1姿勢よりも水平方向に対する投影角度が上方に向けられた第2姿勢とに調節可能に構成されており、制御手段は、第2姿勢での冷却ファンの回転数よりも第1姿勢での冷却ファンの回転数が高くなるように冷却ファンを制御する。このように、排気口が水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように構成されている場合、第2姿勢よりも投影角度が水平方向に近い傾き位置である第1姿勢では、装置本体の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と排気口の排気方向との間の角度差が大きくなるので、空気の排気効率が低くなる。このように排気効率が低い場合には、冷却ファンの回転数を上げることによって、確実に装置本体の内部を冷却することができる。一方、排気口が水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように構成されている場合、第1姿勢よりも投影角度が上方に調節された第2姿勢では、装置本体の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と排気口の排気方向との間の角度差が小さくなるので、空気の排気効率が高くなる。このように排気効率が高い場合には、冷却ファンの回転数を下げることにより、冷却ファンの消費電力を抑制することができる。
上記昇降機構および検出手段を備えたプロジェクタにおいて、好ましくは、冷却手段は、光源ランプ用冷却ファンを含み、排気口は、水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように形成されており、昇降機構は、装置本体の前部の中央近傍に設置される昇降部材を含み、検出手段は、昇降部材の昇降位置が最大投影角度近傍に対応する第1位置に調節されたことと、第1位置以外の第2位置に調節されたこととを検出可能な検出スイッチを含み、制御手段は、検出スイッチの検出結果に基づいて、昇降部材が第1位置である場合の光源ランプ用冷却ファンの回転数よりも昇降部材が第2位置である場合の光源ランプ用冷却ファンの回転数が高くなるように、光源ランプ用冷却ファンの回転数を制御する。このように、排気口が水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように構成されている場合、昇降部材の昇降位置が最大投影角度近傍に対応する第1位置に調節された場合には、装置本体の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と下方に傾斜した排気口の排気方向との間の角度差が小さくなる。これにより、空気の排気効率が高くなるので、光源ランプ用冷却ファンの回転数を下げることによって、光源ランプ用冷却ファンの消費電力を抑制することができる。また、排気口が水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように構成されている場合、昇降部材の昇降位置が最大投影角度近傍に対応する第1位置以外の第2位置では、装置本体の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と下方に傾斜した排気口の排気方向との間の角度差が大きくなる。これにより、空気の排気効率が低くなるので、光源ランプ用冷却ファンの回転数を上げることによって、冷却能率を向上させることができる。この結果、装置本体の傾き位置に関係なく、光源ランプの冷却度合いをある程度一定に維持することができるので、光源ランプの寿命を延ばすことができる。
上記昇降部材および検出スイッチを備えたプロジェクタにおいて、好ましくは、検出スイッチは、回動レバーを有し、昇降部材は、昇降部材が第1位置に調節される際に、検出スイッチの回動レバーを押圧する押圧部を含む。このように構成すれば、昇降部材が最大投影角度近傍に対応する第1位置に調節されると、昇降機構の押圧部によって検出スイッチの回動レバーが押圧されて、回動レバーが回動される。これにより、回動レバーを含む検出スイッチによって最大投影角度が検出されるので、昇降部材の第1位置を検出することができる。また、昇降機構の押圧部によって回動レバーが回動されていない場合には、昇降部材の第2位置を検出することができる。この結果、容易に、昇降部材の第1位置および第2位置を検出することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。図2は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部を示した平面図である。図3は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部の部分斜視図である。図4は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの昇降機構の拡大斜視図である。図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態によるプロジェクタ1の構造について説明する。
本実施形態によるプロジェクタ1のフレームは、図1に示すように、前部フレーム2、後部フレーム3、上部フレーム4および下部フレーム5を含んでいる。前部フレーム2の一方の端部側(矢印A方向)の部分には、画像を投影するための投影レンズ16が挿入されるレンズ挿入部2aが、上面および投影方向が開口された状態で形成されている。また、図2に示すように、後部フレーム3のA方向およびB方向の端部には、それぞれ、支持脚3aおよび3bが設けられている。支持脚3bは、ねじにより高さを調節可能に構成されている。また、図2に示すように、下部フレーム5の一方(矢印A方向)の側面には、メインスイッチ7が設けられている。
また、図2に示すように、プロジェクタ1の投影機構は、光源ランプ10と、ライトパイプ11と、レンズ保持部材12と、ミラー13と、レンズ14と、DMD(Digital Micromirror Device)素子15と、投影レンズ16と、ズームリング17とを備えている。また、プロジェクタ1の内部の後部には、プロジェクタ1の制御全般を行うコントロール基板18が設置されている。
光源ランプ10は、光源としてのガラス製のバルブ10aと、バルブ10aが発する光を反射して集光するためのリフレクタ10bとを備えている。この光源ランプ10は、箱型形状のランプケース20の内部に装着されている。このランプケース20の前面部分は、LCP樹脂(液晶ポリエステル樹脂:耐熱温度約340℃〜約350℃)により形成されるとともに、前面部分を除く部分は、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂:耐熱温度約240℃)により形成されている。また、図3に示すように、ランプケース20の両側面には、後述する冷却ファン25からの冷却風が通過可能なように、複数の開口部20aが形成されている。
また、ライトパイプ11は、図2に示すように、光源ランプ10とレンズ保持部材12との間で、かつ、光源ランプ10から発せられる光の光路上に、ライトパイプクリップ21によって固定されて配置されている。このライトパイプ11は、入射口11aから入射した光源ランプ10からの光を矩形状に成形するとともに、均一化して出射口11bから出射する機能を有する。また、レンズ保持部材12は、ライトパイプ11を挟んで光源ランプ10と対向するように配置されている。このレンズ保持部材12によって、DMD素子15上に結像させるための複数のレンズからなるレンズ群(図示せず)が保持されている。また、ミラー13は、図2に示すように、レンズ保持部材12によって保持されるレンズ群を透過した光をレンズ14へと反射する機能を有する。レンズ14は、ミラー13によって反射されたDMD素子15へと集光する機能を有する。DMD素子15は、レンズ14を透過した光を投影レンズ16に供給する機能を有する。このDMD素子15は、表面に多数の反射部を有するとともに、それらの多数の反射部を画像信号に応じて変位させ、反射光の有無によって画像を形成する。DMD素子15には、DMD素子15を制御するプリント基板22が取り付けられている。また、プリント基板22には、DMD素子15の熱を放熱するためのヒートシンク部材23が取り付けられている。また、投影レンズ16は、ズームリング17によって保持されるとともに、このズームリング17の操作
部17aをユーザが回転させることによって投影レンズ16の拡大率が調整される。
また、本実施形態では、図2に示すように、プロジェクタ1の冷却機構は、冷却ファン25と、冷却ファン25よりも小さい冷却ファン26とによって構成されている。なお、冷却ファン25は、本発明の「光源ランプ用冷却ファン」の一例である。また、前部フレーム2には、図1および図2に示すように、プロジェクタ1の各部を冷却した空気を排気するための排気口2bが水平方向よりも下方に傾斜した方向に向けられた状態で形成されている。また、下部フレーム5の矢印A方向の側面には、図2に示すように、冷却するための空気を吸気するための吸気口5aが形成されている。また、後部フレーム3には、図2に示すように、冷却するための空気を吸気するための吸気口3cが形成されている。
冷却ファン25は、図2に示すように、光源ランプ10を冷却するために、光源ランプ10に隣接した位置に配置されている。この冷却ファン25は、光源ランプ10が位置する矢印C方向にランプケース20の開口部20a(図3参照)を介して、風を送る機能を有する。そして、その光源ランプ10に送られた風は、光源ランプ10を冷却した後、ランプケース20の開口部20a(図3参照)を介して、水平方向よりも下方に傾斜した前部フレーム2の排気口2bから排気される。また、冷却ファン26は、ライトパイプ11などを冷却するために設けられている。この冷却ファン26は、冷却ファン25の矢印A方向に隣接するように、かつ、ライトパイプ11の延びる方向と平行になるように配置されている。冷却ファン26は、ライトパイプ11が位置する矢印D方向に風を送る機能を有する。そして、そのライトパイプ11に送られた風は、ライトパイプ11を冷却した後、水平方向よりも下方に傾斜した前部フレーム2の排気口2bから排気されるように構成されている。
また、本実施形態では、図1〜図4に示すように、プロジェクタ1の昇降機構は、昇降スイッチ30と、ロック部材31と、ガイド部材32と、昇降部材33とを備えている。また、装置本体が最大投影角度に設定された場合の昇降部材33を検出するための検出スイッチ34が設けられている。
昇降スイッチ30は、図1に示すように、下部フレーム5の前部の矢印A方向に設けられている。この昇降スイッチ30は、矢印B方向に押すことが可能に構成されている。ロック部材31は、図2および図4に示すように、矢印A方向の端部が昇降スイッチ30に連結されるとともに、矢印B方向の端部が鉤形状に形成されている。そして、その鉤形状の先端部には、昇降部材33に係合するロック部31aが形成されている。また、ロック部材31は、ロック部31aを昇降部材33に係合させるために、バネなどの付勢部材(図示せず)によって、常に矢印A方向に付勢されている。そして、ロック部材31は、ユーザによって昇降スイッチ30が矢印B方向に押されると、このロック部材31も矢印B方向に駆動されて、ロック部31aと昇降部材33との係合が解除されるように構成されている。
ガイド部材32は、図4に示すように、昇降部材33を矢印H方向(上方向)およびL方向(下方向)に移動可能に支持している。このガイド部材32は、図3に示すように、下部フレーム5と一体的に設けられている。また、図3および図4に示すように、平面的に見て、ガイド部材32の中央部には、昇降部材33が挿入されるガイド穴32aが形成されている。また、ガイド部材32の上端部の矢印B方向の側面には、切り欠き部32bが形成されている。
昇降部材33には、図4に示すように、ガイド部材32のガイド穴32aに挿入される脚部33aが矢印H方向およびL方向に延びるように形成されている。この脚部33aの矢印B方向の側面部には、ロック部材31のロック部31aが係合される複数の凹凸を有
する係合部33bが矢印H方向およびL方向に延びるように形成されている。また、脚部33aの上端部の矢印B方向には、脚部33aが矢印L方向に最大限または最大限に近い程度まで移動されて、プロジェクタ1の水平方向に対する投影角度が最大値近傍になった場合に、検出スイッチ34を作動させる押圧部33cが形成されている。この昇降部材33は、ガイド部材32によってガイドされることにより、矢印H方向およびL方向に移動されるように構成されている。このように、昇降部材33を矢印H方向およびL方向に移動させることにより、プロジェクタ1の前端部分の高さが調整されて水平方向に対する投影角度が調節される。
検出スイッチ34は、プロジェクタ1の水平方向に対する投影角度が最大値近傍になったことと、プロジェクタ1の水平方向に対する投影角度の最大値近傍以外であることとを検出する機能を有する。検出スイッチ34は、図4に示すように、スイッチ本体部34aと回動レバー34bとを含んでいる。スイッチ本体部34aの裏面は、ネジ36によりランプケース20に支持された板金からなる支持部材35にネジ(図示せず)によって固定されている。また、支持部材35の上端部35aには、ランプケース20の上面部に設置された2つのボス部20bに嵌め込まれる係合孔35bが設けられている。回動レバー34bは、スイッチ本体部34aに矢印JおよびK方向に回動可能に支持されている。そして、昇降部材33が矢印L方向に最大限または最大限に近い程度まで移動されると、昇降部材33の押圧部33cによって回動レバー34bの先端部が矢印L方向に押圧されて、回動レバー34bの先端部が矢印K方向に回動されて切り欠き部32bに嵌り込むように構成されている。
図5は、プロジェクタの冷却機構の制御の構成を説明するブロック図である。図5を参照して、本実施形態によるプロジェクタ1の冷却機構の制御の構成について説明する。
プロジェクタ1の冷却機構の制御としては、温度センサ40と検出スイッチ34との両方の出力に基づいて、制御部41が冷却ファン25および26を制御するように構成されている。制御部41は、コントロール基板18(図2参照)に設けられ、冷却機構のみならず、投影機構などのプロジェクタ1の制御全般を行う機能を有する。この制御部41は、CPUやRAM、ROMなどにより構成されている。また、温度センサ40は、コントロール基板18の前端部分に設けられ(図2参照)、検出した温度に対応する電気信号を制御部41に出力する機能を有する。制御部41は、検出スイッチ34からのON/OFF信号に基づいて、検出スイッチ34が、プロジェクタ1が最大投影角度近傍になったことを検出した状態(検出スイッチ34のON状態)またはプロジェクタ1が最大投影角度近傍以外になったことを検出した状態(検出スイッチ34のOFF状態)であるかを判断する機能を有する。また、冷却ファン25および26から電気信号が制御部41にフィードバックされるように構成されている。
次に、図2を参照して、本実施形態によるプロジェクタ1の動作について説明する。まず、光源ランプ10のバルブ10aからの光が光源ランプ10のリフレクタ10bによって集光される。この後、集光された光がライトパイプ11の入射口11aから入射し、光が矩形状に成形された後、ライトパイプ11の出射口11bから出射される。次に、矢印E方向へ進行してレンズ群を透過した光は、ミラー13に反射される。そして、ミラー13に反射された光は、矢印F方向に進行し、レンズ14を透過した後、DMD素子15に入射する。これにより、DMD素子15によって形成された画像に対応する光が矢印G方向に進行する。そして、画像に対応する光は、ユーザがズームリング17を回転することにより拡大率が調整された投影レンズ16によって拡大されて、スクリーンに投影される。
上記のようにプロジェクタ1が動作する際には、図2に示した、冷却ファン25および
冷却ファン26が回転されることによって、下部フレーム5の吸気口5aおよび後部フレーム3の吸気口3cから空気が取り込まれる。そして、取り込まれた空気の一部は、冷却ファン25および冷却ファン26により、矢印C方向および矢印D方向に送られる。これにより、光源ランプ10およびライトパイプ11が冷却される。そして、光源ランプ10およびライトパイプ11を冷却した空気は、水平方向から下方に傾斜した前部フレーム2の排気口2bから排気される。ここで、制御部41は、温度センサ40から供給される検出温度に基づいて、冷却ファン25に供給する電圧を7V〜10.5Vの間で調整するとともに、冷却ファン26に供給する電圧を4V〜6Vの間で調整することにより、冷却ファン25および26の回転数を制御する。
図6は、プロジェクタが水平姿勢に設定されている状態を示す側面図である。図7は、プロジェクタが最大投影角度近傍に設定されている状態を示す側面図である。図8および図9は、プロジェクタが最大投影角度近傍に設定されている状態での昇降機構を示す斜視図である。次に、プロジェクタ1の投影角度に対応した冷却機構の動作を説明する。
本実施形態では、まず、ユーザが水平方向に対する投影角度を調節するために、図1に示した昇降スイッチ30を押圧すると、昇降スイッチ30に連結されているロック部材31(図4参照)が矢印B方向に移動される。これにより、ロック部材31のロック部31aと昇降部材33の係合部33bとの係合が解除されるので、昇降部材33は矢印H方向およびL方向に自由に移動できるようになる。そして、ユーザが昇降部材33を矢印H方向またはL方向へ移動させた後、昇降スイッチ30が押圧されていない状態に戻すことによって、再び、ロック部材31のロック部31aと昇降部材33の係合部33bとが係合されて、昇降部材33が固定される。そして、図6に示すように、排気口2bが水平方向よりも下方に傾斜した構造であるので、プロジェクタ1が水平姿勢に調節されている場合は、排気口2bからの空気の排気効率が低い。このようにプロジェクタ1が水平姿勢である場合には、検出スイッチ34は、OFF状態であるので、制御部41によりプロジェクタ1が最大投影角度近傍の位置以外の位置であると判断される。この場合、冷却ファン25による光源ランプ10の冷却度合いを増加させるように、制御部41から高い電圧(たとえば、10.5V)が冷却ファン25に供給される。なお、水平姿勢のみならず、最大投影角度近傍以外の姿勢に設定されている場合にも、上記した水平姿勢と同様の制御が行われる。これにより、冷却ファン25は、高い回転数で光源ランプ10に送風を行う。また、図7に示すように、プロジェクタ1が最大投影角度近傍に調節された場合には、昇降部材33の押圧部33cによって回動レバー34bが矢印K方向に回動されて、検出スイッチ34がON状態になる。この場合、制御部41によりプロジェクタ1が最大投影角度近傍の位置であると判断される。この最大投影角度近傍の位置の場合には、図7に示すように、排気口2bは水平に近い状態になるので、排気効率が高くなる。このため、制御部41は、冷却ファン25に供給する電圧を低下させて、低い電圧(たとえば、7V〜10V)を冷却ファン25に供給する。この結果、冷却ファン25は、回転数を低下させた状態で、光源ランプ10に送風を行う。なお、最大投影角度は、本発明の「第2姿勢」の一例であり、それ以外の投影角度は、本発明の「第1姿勢」の一例である。
本実施形態では、上記のように、プロジェクタ1の傾きに応じて冷却ファン25を制御する制御部41を設けることによって、プロジェクタ1が傾けられると、プロジェクタ1の傾きに応じて制御部41により冷却ファン25を制御することができる。これにより、プロジェクタ1の傾きが調節されることによる排気効率の変化に応じて冷却ファン25を制御することができるので、冷却ファン25により送られて排気口2bによって排気される空気の排気効率に対応させて冷却ファン25を制御することができる。
たとえば、プロジェクタ1を最大投影角度近傍以外の投影角度に調節した場合、プロジェクタ1の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と空気を下方に傾斜した方向に排
気するように形成された排気口2bの排気方向との間の角度差が大きくなり、排気効率が低くなる。このように排気効率の低い場合には、冷却ファン25の回転数が高くなるように制御部41によって制御される。また、プロジェクタ1を最大投影角度近傍の投影角度に調節した場合、プロジェクタ1の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と空気を下方に傾斜した方向に排気するように形成された排気口2bの排気方向との間の角度差が小さくなり、排気効率が高くなる。このように排気効率の高い場合には、冷却ファン25の回転数が低くなるように制御部41によって制御される。これらにより、光源ランプ10の冷却度合いが変化するのを抑制することができる。この結果、光源ランプ10の寿命が短くなるのを抑制することができる。一方、プロジェクタ1を最大投影角度近傍に調節した場合、プロジェクタ1の内部で暖められて上昇する空気の流れる方向と空気を下方に傾斜した方向に排気するように形成された排気口2bの排気方向との間の角度差が小さく、または、平行になるので、排気効率が高くなる。このように排気効率が高い場合には、冷却ファン25の回転数を下げることによって、冷却ファン25による消費電力を下げることができる。
また、本実施形態では、昇降部材33を設けるとともに、プロジェクタ1が最大投影角度になるように昇降部材33が調節された状態と、それ以外の状態とを検出することができる検出スイッチ34を設けることによって、検出スイッチ34によって検出された昇降部材33の昇降位置に基づいて、制御部41は冷却ファン25の回転数を容易に制御することができる。また、温度センサ40を設けることによって、制御部41は、温度センサ40の検出温度および検出スイッチ34の検出位置の両方に基づいて冷却ファン25の回転数を制御することができる。これにより、制御部41は温度センサ40により検出されたプロジェクタ1の内部の温度が一定になるように冷却ファン25を制御することができるとともに、プロジェクタ1の傾き位置に応じて冷却ファン25を制御することができる。この結果、装置内部の冷却度合いが変化するのをより抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、プロジェクタ1の最大投影角度近傍と最大投影角度近傍以外の投影角度との2種類の投影角度のみ検出可能な検出スイッチ34を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、プロジェクタの3種類以上の投影角度を検出可能な検出装置を設けてもよい。そして、その3種類以上の投影角度に基づいて、冷却ファンへの供給電圧を設定しても良い。
また、上記実施形態では、冷却ファン26は、温度センサ40の検出温度によってのみ制御される例を示したが、本発明はこれに限らず、冷却ファン26も温度センサの検出温度およびプロジェクタの投影角度の両方に基づいて制御してもよい。
本発明の一実施形態によるプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部を示した平面図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部の部分斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの昇降機構の拡大斜視図である。 プロジェクタの冷却機構の制御の構成を説明するブロック図である。 プロジェクタが水平姿勢に設定されている状態を示す側面図である。 プロジェクタが最大投影角度近傍に設定されている状態を示す側面図である。 プロジェクタが最大投影角度近傍に設定されている状態での昇降機構を示す斜視図である。 プロジェクタが最大投影角度近傍に設定されている状態での昇降機構を示す斜視図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
2b 排気口
10 光源ランプ
25 冷却ファン
33 昇降部材
33c 押圧部
34 検出スイッチ
34b 回動レバー
40 温度センサ
41 制御部

Claims (7)

  1. 光源ランプ用冷却ファンを含み装置本体の内部を冷却するための冷却手段と、空気を下方に傾斜した方向に排気するように形成された排気口とを備えたプロジェクタにおいて、
    前記装置本体の前部の中央部に設置され、水平方向に対する投影角度が最大投影角度近傍である場合に対応する第1位置と、前記第1位置以外の第2位置とに昇降位置を調節可能であるとともに、押圧部を含む昇降部材を有する昇降機構と、
    前記昇降部材の昇降位置が最大投影角度近傍に対応する第1位置に調節されたことと、前記第1位置以外の第2位置に調節されたこととを検出可能であるとともに、前記昇降部材が前記第1位置に調節される際に、前記昇降部材の押圧部により押圧される回動レバーを有する検出スイッチを含む検出手段と、
    前記装置本体の内部の温度を検出するための温度センサと、
    前記検出スイッチによって検出された前記昇降部材の第1位置および第2位置と、前記温度センサによる検出温度との両方に基づいて前記冷却手段の前記光源ランプ用冷却ファンを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記昇降部材が前記第1位置である場合の前記光源ランプ用冷却ファンの回転数よりも前記昇降部材が前記第2位置である場合の前記光源ランプ用冷却ファンの回転数が高くなるように、前記光源ランプ用冷却ファンの回転数を制御する、プロジェクタ。
  2. 装置本体の内部を冷却するための冷却手段と、
    空気を排気するための排気口と、
    前記装置本体の傾きに応じて前記冷却手段を制御する制御手段とを備えた、プロジェクタ。
  3. 水平方向に対する投影角度を調節するための昇降機構と、
    前記昇降機構の所定の昇降位置を検出するための検出手段とを備え、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記制御手段は前記冷却手段を制御する、請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記装置本体の内部の温度を検出するための温度センサをさらに備え、
    前記昇降機構の昇降位置および前記温度センサによる検出温度の両方に基づいて前記制御手段が前記冷却手段を制御する、請求項2または3に記載のプロジェクタ。
  5. 前記冷却手段は、冷却ファンを含み、
    前記排気口は、水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように形成されており、
    前記昇降機構は、前記装置本体を少なくとも第1姿勢と前記第1姿勢よりも水平方向に対する投影角度が上方に向けられた第2姿勢とに調節可能に構成されており、
    前記制御手段は、前記第2姿勢での前記冷却ファンの回転数よりも前記第1姿勢での前記冷却ファンの回転数が高くなるように前記冷却ファンを制御する、請求項3に記載のプロジェクタ。
  6. 前記冷却手段は、光源ランプ用冷却ファンを含み、
    前記排気口は、水平方向より下方に傾斜した方向に空気が排気されるように形成されており、
    前記昇降機構は、前記装置本体の前部の中央近傍に設置される昇降部材を含み、
    前記検出手段は、前記昇降部材の昇降位置が最大投影角度近傍に対応する第1位置に調節されたことと、前記第1位置以外の第2位置に調節されたこととを検出可能な検出スイッチを含み、
    前記制御手段は、前記検出スイッチの検出結果に基づいて、前記昇降部材が前記第1位置である場合の前記光源ランプ用冷却ファンの回転数よりも前記昇降部材が前記第2位置である場合の光源ランプ用冷却ファンの回転数が高くなるように、前記光源ランプ用冷却ファンの回転数を制御する、請求項3に記載のプロジェクタ。
  7. 前記検出スイッチは、回動レバーを有し、
    前記昇降部材は、前記昇降部材が前記第1位置に調節される際に、前記検出スイッチの回動レバーを押圧する押圧部を含む、請求項6に記載のプロジェクタ。
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