JP2007032128A - 融雪システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不凍液と電熱線を併用するタイプの融雪システムであって、、広い範囲の融雪を行えるシステムを提供する。
【解決手段】幹パイプ13にループ状の枝パイプ15を接続し、中に、不凍液19を充填し、さらに幹パイプ13の中に電熱線21を配置する。また、枝パイプ15の中に略棒状の蓄熱体23を配置する。そして、ループ状の枝パイプ15の基部を、幹パイプ13に上下に配置された接続口27へ接続する。また、蓄熱体23が接続口27から幹パイプ13へ侵入しないように、接続口27にスットッパーを設ける。これらの接続口27をストッパー29は、幹パイプ同士を直列に接続する継手25に形成する。さらに、幹パイプ13あるいは枝パイプ15の上又は下に、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュ33を配置する。
【選択図】図1

Description

この発明は、寒冷地の道路など地表の下に設置して積雪などを溶かす融雪システムに関する。
寒冷地の道路など地表の下に設置して積雪や凍結部分を溶かす装置としては、不凍液を充填したパイプ内に電熱線を配したものが、下記の特許文献1、2に提案されている。
特開平8-109606 実開平2-54826 このように不凍液と電熱線を併用することで、どちらか一方のみを使用する場合に比べ、利点がある。すなわち、不凍液だけの場合には、暖めた不凍液をポンプで循環しなければならず、ポンプが必要になる。また、電熱線だけの場合には、熱の伝わり方が局所的になりやすく、効率が悪い傾向がある。これに比べ、併用により、ポンプは不要であり、よって装置を小型化でき、また熱効率も良くなる。
しかしながら、不凍液と電熱線を併用するタイプの融雪装置は、電熱線を枝分かれさせて配線することができないので、パイプは、一筆書きのように、一続きでなくてはならない。よって、広い範囲の融雪を行うのには、適さなかった。広い範囲を融雪するには、複数の配線をする必要があった。
また、広い範囲を融雪するには、枝分かれさせたパイプに、電熱線を配線せず、不凍液のみ充填させることも考えられるが、ポンプを有さないことから、この不凍液は循環せず、熱は伝わりにくいので、枝パイプは短いものにせざるを得ない。このため、やはり、広い範囲の融雪を行うのには、難があった。
この発明は、以上の問題点を解決するために、不凍液と電熱線を併用するタイプの融雪システムであって、広い範囲の融雪を行えるシステムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、幹パイプと、この幹パイプに接続されたループ状の枝パイプと、前記幹パイプと枝パイプの中に充填される不凍液と、前記幹パイプの中に配置された電熱線と、前記枝パイプの中に配置された略棒状の蓄熱体と、前記ループ状の枝パイプの前記接続を行うため上下に配置された接続口と、前記蓄熱体が前記接続口から前記幹パイプへ侵入しないように設けられたスットッパーと、を有することを特徴とする融雪システムである。
第二発明は、さらに、前記幹パイプ同士を直列に接続する継手と、この継手の側面に形成される前記上下の接続口と、この接続口の奥部に接続口の直径方向に設けられるストッパーと、を有することを特徴とする融雪システムである。
第三発明は、さらに、前記幹パイプあるいは前記枝パイプの上又は下に、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュを配置したことを特徴とする融雪システムである。
第一、第二、又は第三発明によれば、枝パイプの中に略棒状の蓄熱体を配置することで、長くした枝パイプの中にも熱が伝わりやすく保存されやすい。また、ループ状の枝パイプの接続を行うための二つの接続口を上下に配置することで、幹パイプの電熱線で暖められた不凍液は、上の接続口から枝パイプへ送られ、枝パイプで冷やされた不凍液は下の接続口から幹パイプへ戻る。これにより、循環が起き、熱は枝パイプへ伝わりやすい。
さらに、ストッパーの働きで、枝パイプの蓄熱体が接続口から幹パイプへ侵入しないようにでき、装置の組み立て作業などの際に、作業が容易である。
第二、又は第三発明によれば、さらに、幹パイプ同士を直列に接続する継手に、前記上下に配置された接続口やストッパーを設け、簡便な構造で、本発明の装置を得ることができる。
第三発明によれば、さらに、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュの働きにより、融雪効果を高めることができる。
この発明の実施形態に係る融雪システムを、図1〜図6に示す。
図2及び図3(A)に示すように、このシステム1は、水平部分が、システム本体のパイプ網3として道路など地表の下に設置され、垂直部分が、電源5や不凍液タンク7の制御部分9として建物の側壁11に設置される。
水平部分のシステム本体であるパイプ網3は、2本の幹パイプ13がシステム1の垂直部分から地表に向かって延び、それぞれ逆L字状に配管される。このL字状の縦部分は各々接近し、横部分は所定の間隔をあけて配管される。
各幹パイプ13には、ループ状の枝パイプ15が接続される。各枝パイプ15は、本体が2本のパイプ15Aからなり、各基部は幹パイプ13側に接続され、各端部は180度ベンド継手17に接続され(図6参照)ループ状となる。
接続された幹パイプ13と枝パイプ15の中には、不凍液19が充填される。幹パイプ13の中には、電熱線21が配線される。また、枝パイプ15の中には、略棒状の蓄熱体23として銅パイプが配置される。
図1、図4、図5に示すように、幹パイプ13と枝パイプ15の接続は、継手25によって行われる。この継手25は、幹パイプ同士を直列に接続できる継手25であり、さらに側面に上下二つの接続口27が形成される。この接続口27の奥部に、ストッパー29が接続口27の直径方向に設けられる。このストッパー29により、枝パイプ15の蓄熱体23が、接続口27から幹パイプ13へ侵入しないようにできる。
幹パイプ13、枝パイプ15、および継手25は、遠赤外線を発する遠赤外線塩化ビニール製を用いる。
図3(B)に示すように、各幹パイプ13は、建物の側壁11に設けられた高い位置の不凍液タンク7に接続される。不凍液タンク7には不凍液19が十分に満たされ、よって、幹パイプ13と枝パイプ15に不凍液19が充填される。
幹パイプ13および不凍液タンク7の内部を貫通して、ヒーターとしての電熱線21が配線され、不凍液19を暖める。この電熱線21は電源5・制御盤に導かれて、設定温度などで制御される。
この実施形態のシステム1の現場施行においては、地表を所定の深さに掘削して砕石31を敷き詰めて、システム1の沈み込みを排する。その上に、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュ33を配置する。そして、この実施形態のシステム1の幹パイプ13および枝パイプ15からなるパイプ網3を配管する。さらに、その上から別に、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュ33を配置する。その上に、コンクリート35を張り、道路などと連続する地表にする。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、枝パイプ15の中に略棒状の蓄熱体23を配置することで、長くした枝パイプ15の中にも熱が伝わりやすく保存されやすい。
また、ループ状の枝パイプ15の接続を行うための二つの接続口27を上下に配置することで、幹パイプ13の電熱線21で暖められた不凍液19は、上の接続口27から枝パイプ15へ送られ、枝パイプ15で冷やされた不凍液19は下の接続口27から幹パイプ13へ戻る。これにより、循環が起き、熱は枝パイプ15へ伝わりやすい。
さらに、ストッパー29の働きで、枝パイプ15の蓄熱体23が接続口27から幹パイプ13へ侵入しないようにでき、装置の組み立て作業、あるいは電熱線21の交換作業などの作業が容易である。
さらに、幹パイプ同士を直列に接続する継手25に、前記上下に配置された接続口27やストッパー29を設け、簡便な構造で、本発明の装置を得ることができる。
さらに、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュ33の働きにより、融雪効果を高めることができる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、蓄熱体23は銅パイプであったが、他の実施形態では、銅線でも良い。
以上の実施形態では、幹パイプ13や枝パイプ15からなるパイプ網3の上下に、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュ33を配置したが、他の実施形態では、遠赤外線ワイヤーメッシュ33の代わりに、遠赤外線を発する他の物質を敷き詰めても良い。例えば、遠赤外線を発するセラミックやトルマリン混合物質などである。
以上の実施形態では、ストッパー29は接続口27の奥部に接続口27の直径方向に設けられるものであったが、他の実施形態では、蓄熱体23の径に応じて接続口27に所定の突起を形成しストッパー29とすることができる。
この発明の一実施形態に係るシステムを示す要部の水平断面図である。 この発明の一実施形態に係るシステムを示す全体概略の平面図である。 (A)は図2の一部を断面にした縦断面、(B)は(A)のB部の拡大断面図である。 (A)は図2のIVA部の拡大分解図、(B)は(A)の正面図である。 図1の縦断面図である。 (A)は枝パイプの端部の水平断面図、(B)は(A)の縦断面図である。
符号の説明
1…システム、3…パイプ網、5…電源、7…不凍液タンク、9…制御部分、11…側壁、13…幹パイプ、15…枝パイプ、17…180度ベンド継手、19…不凍液、21…電熱線、23…蓄熱体、25…継手、27…接続口、29…ストッパー、31…砕石、33…遠赤外線ワイヤーメッシュ、35…コンクリート。

Claims (3)

  1. 幹パイプと、この幹パイプに接続されたループ状の枝パイプと、前記幹パイプと枝パイプの中に充填される不凍液と、前記幹パイプの中に配置された電熱線と、前記枝パイプの中に配置された略棒状の蓄熱体と、前記ループ状の枝パイプの前記接続を行うため上下に配置された接続口と、前記蓄熱体が前記接続口から前記幹パイプへ侵入しないように設けられたスットッパーと、を有することを特徴とする融雪システム。
  2. 前記幹パイプ同士を直列に接続する継手と、この継手の側面に形成される前記上下の接続口と、この接続口の奥部に接続口の直径方向に設けられるストッパーと、を有することを特徴とする請求項1に記載の融雪システム。
  3. 前記幹パイプあるいは前記枝パイプの上又は下に、遠赤外線を発する遠赤外線ワイヤーメッシュを配置したことを特徴とする請求項1、又は2に記載の融雪システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110243081A (zh) * 2018-03-09 2019-09-17 中国石油天然气集团有限公司 一种微生物土壤净化的太阳能环路热管***

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110243081A (zh) * 2018-03-09 2019-09-17 中国石油天然气集团有限公司 一种微生物土壤净化的太阳能环路热管***
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