JP2007031679A - 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置 - Google Patents

高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007031679A
JP2007031679A JP2005221478A JP2005221478A JP2007031679A JP 2007031679 A JP2007031679 A JP 2007031679A JP 2005221478 A JP2005221478 A JP 2005221478A JP 2005221478 A JP2005221478 A JP 2005221478A JP 2007031679 A JP2007031679 A JP 2007031679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
polymer
organic
light emitting
emitting material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005221478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4823601B2 (ja
Inventor
Tetsuhiko Yamaguchi
哲彦 山口
Yoshiaki Takahashi
良明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP2005221478A priority Critical patent/JP4823601B2/ja
Publication of JP2007031679A publication Critical patent/JP2007031679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4823601B2 publication Critical patent/JP4823601B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

【課題】高い発光効率で高輝度の緑〜青色光が得られると共に、長寿命の高分子発光材料の提供。製造工程が簡略化され、大面積化が実現できる有機EL素子および表示装置の提供。
【解決手段】複素環構造を有する配位子とヘキサクロロイリジウム酸ナトリウムとを反応させ、次いで重合性官能基を有する2座配位子を炭酸ナトリウム存在下で反応させ、得られたイリジウム錯体から導かれる構造単位を有する重合体。
【選択図】 なし

Description

本発明は、高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置に関する。より詳しくは、本発明は、高い発光効率で高輝度の緑〜青色光を得られ、長寿命が実現できる、イリジウム錯体から導かれる構造単位を有する重合体からなる高分子発光材料、およびその用途に関する。
近年、有機エレクトロルミネッセンス素子(本明細書において、有機EL素子ともいう)の用途を拡大するために、材料開発が活発に行われている。
例えば、緑〜青色の燐光発光性の低分子化合物として、含複素環イリジウム錯体(特許文献1参照)が開示されている。
しかしながら、低分子化合物では、真空蒸着法により発光層を形成する場合は、膜厚が不均一になりやすく、素子の大面積化が困難であった。また、ホストとなる高分子中に低分子化合物を分散させて、ドープ型の発光材料とする場合には、塗布法などにより発光層を形成できるが、素子の熱安定性が劣り、相分離または偏析を起こしやすい。したがって、このような素子では、最高到達輝度が低く、駆動寿命も短いという問題があった。
これに対して、緑〜青色の発光を示す材料として、フェニルピリジン誘導体が配位したイリジウム錯体から導かれる構造単位と、カルバゾール誘導体から導かれる構造単位とを有する高分子発光材料が開示されている(特許文献2および3参照)。
このような高分子発光材料では、該材料を含む溶液を塗布することによって発光層を成膜でき、有機EL素子の製造工程の簡略化および大面積化が図られ、また、安定な素子が製造できる。
しかしながら、上記高分子発光材料は寿命が短いという問題があった。
また、フルカラー表示を実現するためには、光の3原色(RGB)である赤色、緑色および青色の各単色光を発光する材料を用いることが必要であるが、緑〜青色領域の光を高い効率で発光する高分子発光材料は、未だ得られていないという問題もあった。
特開2005−2053 特開2003−206320 特開2002−293830
本発明の目的は、高い発光効率で高輝度の緑〜青色光が得られると共に、長寿命の高分子発光材料を提供することにある。また、本発明の別の目的は、製造工程が簡略化され、大面積化が実現できる有機EL素子および表示装置を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、
特定のイリジウム錯体から導かれる構造単位を有する重合体からなる高分子発光材料により、高い発光効率で高輝度の緑〜青色光が得られ、長寿命が実現できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下のとおりに要約される。
[1]下記一般式(1)で表されるイリジウム錯体から導かれる構造単位を有する重合体からなることを特徴とする高分子発光材料。
Figure 2007031679
(式中、R1は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、または置換基を有していても
よいフェニル基を表し、R2〜R9は、それぞれ独立に、水素原子、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基、または炭素数1〜10のアルコキシ基を表し、Lは、重合性官能基を有する、1価アニオンの2座配位子を表す。)
[2]上記Lが、下記一般式(2)または(3)で表される2座配位子であることを特徴とする上記[1]に記載の高分子発光材料。
Figure 2007031679
(式中、R10は、上記式(1)中のR2と同義であり、X1およびX2は、それぞれ独立に
、重合性置換基を表す。)
[3]上記重合体が、さらに、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の重合性化合物から導かれる構造単位を有することを特徴とする上記[1]または[2]に記載の高分子発光材料。
[4]陽極と陰極とに挟まれた1層または2層以上の有機高分子層を含む有機エレクトロルミネッセンス素子において、前記有機高分子層の少なくとも1層に、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の高分子発光材料を含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
[5]上記[4]に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた画像表示装置。
[6]上記[4]に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた面発光光源。
本発明によれば、高い発光効率で高輝度の緑〜青色光が得られ、長寿命の高分子発光材料を提供することができる。また、本発明によれば、製造工程が簡略化され、大面積化が実現できる有機EL素子および表示装置を提供することができる。
以下、本発明について具体的に説明する。
<イリジウム錯体から導かれる構造単位を有する重合体>
本発明に係る高分子発光材料は、特定のイリジウム錯体から導かれる構造単位を有する重合体からなり、該重合体は、上記式(1)で表されるイリジウム錯体を含む単量体を重合して得られる。なお、本発明において、上記イリジウム錯体の単量体は、1種単独で、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、本明細書において、上記重合体には、上記錯体の単独重合体、および2種以上の上記錯体の共重合体を含む。
上記高分子発光材料においては、上記イリジウム錯体の単量体を重合しているため、イリジウム錯体の三重項励起状態を経由する発光が得られる。すなわち、上記高分子発光材料を有機EL素子の発光層に用いる場合は、通常は利用が困難な三重項励起状態からの発光を、高い効率で得ることができる。
上記式(1)で表されるイリジウム錯体は、特定の複素環構造を有する配位子が配位しているため、高い発光効率と共に、長寿命の高分子発光材料が得られる。
上記式(1)において、R1は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、または置換
基を有していてもよいフェニル基を表す。
上記炭素数1〜10のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基などが挙げられる(該アルキル基中の水素原子はハロゲン原子に置換されていてもよい。)。
上記フェニル基が有していてもよい置換基としては、例えば、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の水素原子はハロゲン原子に置換されていてもよい。)などが挙げられる。
これらのうちで、R1としては、水素原子、エチル基、フェニル基が好ましい。
2〜R9は、それぞれ独立に、水素原子、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基、または炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。
上記炭素数1〜10のアルキル基としては、R1と同様のものが挙げられる。
上記炭素数1〜10のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、t−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基、デシルオキシ基などが挙げられる(該アルコキシ基中の水素原子はハロゲン原子に置換されていてもよい。)。
これらのうちで、R2〜R9としては、それぞれ独立に、水素原子、シアノ基、メトキシ基が好ましい。
これらのうちで、R1〜R9としては、高い効率で緑〜青色光を発光すると共に、長寿命の高分子発光材料が得られるため、R1〜R9=水素原子(下記式(4−1));R1=フ
ェニル基、R2〜R9=水素原子(下記式(4−2));R1=エチル(Et)基、R2〜R9=水素原子(下記式(4−3));R1=フェニル基、R4=シアノ基、R2、R3、R5
9=水素原子(下記式(4−4));およびR1=フェニル基、R3=シアノ基、R7=メトキシ(MeO)基、R2、R4、R5、R6、R8、R9=水素原子(下記式(4−5))の組み合わせが好ましい。
Figure 2007031679
Lは、重合性官能基を有する、1価アニオンの2座配位子を表す。
上記1価アニオンの2座配位子としては、例えば、水素イオンが1つ脱離して、2つの配位座を含む共役構造が、全体として1価アニオン性となり得る構造を有する化合物から、水素イオンが1つ脱離し、1価のアニオンとなった化合物;または、分子内にピリジン環、カルボニル基、イミン基等の非イオン性の配位座と、水酸基、カルボキシル基等の水素イオンが1つ脱離して1価のアニオン性配位座になり得る部位とを有する化合物などが挙げられる。なお、上記配位子は、置換基を有していてもよく、該置換基としては、特に限定されず、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、または置換基を有していてもよいフェニル基などが挙げられる。
Lは、重合性官能基を有するが、該官能基を1つ有することが好ましい。これにより、上記イリジウム錯体から導かれる構造単位は、重合体中で側鎖を形成することができる。
上記重合性官能基は、ラジカル重合性、カチオン重合性、アニオン重合性、付加重合性、および縮合重合性の官能基のいずれであってもよい。これらのうちで、ラジカル重合性
の官能基は、重合体の製造が容易であるため好ましい。
上記重合性官能基としては、例えば、アリル基、アルケニル基、アクリレート基、メタクリレート基、メタクリロイルオキシエチルカルバメート基等のウレタン(メタ)アクリレート基、ビニルアミド基およびそれらの誘導体などを挙げることができる。これらのうちで、アルケニル基が好ましい。
Lは、具体的には、上記官能基を、下記一般式(A1)〜(A12)で表される置換基として有することがより好ましい。これらのうちで、下記式(A1)、(A5)、(A8)、(A12)で表される置換基は、イリジウム錯体に官能基が容易に導入できるためさらに好ましい。
Figure 2007031679
また、Lとしては、上記式(2)または(3)で表される2座配位子が好ましく用いられる。これらの配位子は、2つの配位座が1つのイリジウム原子に配位したときに、該原子を含めて、五員環または六員環構造を形成するため、該原子に安定に配位できる。
上記式(2)中のX1、および上記式(3)中のX2は、それぞれ独立に、重合性官能基を有する置換基を表す。上記置換基としては、重合性官能基を有することの他、特に限定
されず、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、または置換基を有していてもよいフェニル基などが挙げられる。
上記重合性官能基としては、上記式(1)中のLにおける、重合性官能基と同義であり、好ましい範囲も同じである。
1およびX2は、具体的には、それぞれ上記式(A1)〜(A12)で表される置換基であることがより好ましい。これらのうちで、上記式(A1)、(A5)、(A8)、(A12)で表される置換基は、イリジウム錯体に官能基が容易に導入できるためさらに好ましい。
上記式(2)中のR10は、上記式(1)中のR2と同義である。これらのうちで、メチ
ル基が好ましい。
上記式(1)で表されるイリジウム錯体のうちで、具体的には、高い効率で緑〜青色光を発光すると共に、長寿命の高分子発光材料が得られるため、下記式(5−1)および(5−2)で表される錯体が特に好ましい。
Figure 2007031679
上記式(1)で表されるイリジウム錯体は、例えば、以下のように製造される。まず、複素環構造を有する配位子と、ヘキサクロロイリジウム酸ナトリウム(0.5当量)とを、2−メトキシエタノール中で反応させる(Nonoyamaの方法(Bull.Chem.Soc.Jpn.1794,47,767.))。次いで、得られた反応生成物と、重合性官能基を有する2座配位子(2当量)とを、炭酸ナトリウムと共に、2−エトキシエタノール中で加熱した後、精製し、イリジウム錯体が得られる(Lamanskyらの
方法(Inorg.Chem.2001,40,1704.))。なお、重合性官能基を有する2座配位子は、公知の方法によって得ることができる。
また、上記重合体の重量平均分子量は、1,000〜2,000,000であることが好ましく、5,000〜1,000,000であることがより好ましい。本明細書における分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)法を用いて測定されるポリスチレン換算分子量をいう。上記分子量がこの範囲にあると、重合体が有機溶媒に可溶であり、均一な薄膜を得られるため好ましい。
上記重合体は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、および交互共重合体のいずれでもよい。
上記重合体の重合方法は、ラジカル重合、カチオン重合、アニオン重合、および付加重合のいずれでもよいが、ラジカル重合が好ましい。
<キャリア輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位を有する共重合体>
本発明に用いられる重合体は、さらに、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物からなる群から選択される少なくとも1種の重合性化合物から導かれる構造単位を有することが好ましい。上記重合体は、1種または2種以上の上記イリジウム錯体の単量体と共に、さらに、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物からなる群から選択される少なくとも1種の重合性化合物を含む単量体を共重合して得られる。なお、本明細書において、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物を併せて、キャリア輸送性の重合性化合物ともいう。
すなわち、上記高分子発光材料は、1種または2種以上の上記イリジウム錯体から導かれる構造単位と共に、1種または2種以上のホール輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位、または1種または2種以上の電子輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位を有する共重合体からなることが好ましい。このような高分子発光材料は、上記イリジウム錯体から導かれる構造単位上で、ホールと電子とが効率よく再結合するため、高い発光効率が得られる。
また、上記高分子発光材料は、1種または2種以上の上記イリジウム錯体から導かれる構造単位と共に、1種または2種以上のホール輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位と、1種または2種以上の電子輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位とを有する共重合体からなることがより好ましい。上記高分子発光材料では、ホールと電子とがさらに効率よく再結合するため、より高い発光効率が得られると共に、高い最高到達輝度も得られる。また、上記高分子発光材料は、発光性、ホール輸送性および電子輸送性のすべての機能を備えており、他の有機材料を配合することなく、有機EL素子を作成できる。このため、有機EL素子の製造工程がさらに簡略化されると共に、熱的に安定で、耐久性に優れた有機EL素子が得られる。
上記ホール輸送性の重合性化合物および上記電子輸送性の重合性化合物は、上記重合性官能基を有することのほか、特に限定されず、公知のキャリア輸送性の化合物が用いられる。
また、上記重合性化合物は、上記重合性官能基を1つ有することが好ましい。これにより、上記重合性化合物から導かれる構造単位は、重合体中で側鎖を形成することができる。
上記重合性官能基は、ラジカル重合性、カチオン重合性、アニオン重合性、付加重合性、および縮合重合性の官能基のいずれであってもよい。これらのうちで、ラジカル重合性の官能基は、重合体の製造が容易であるため好ましい。
上記重合性官能基としては、上記式(1)中のLにおける、重合性官能基と同義であり、好ましい範囲も同じである。
上記重合性化合物は、具体的には、上記官能基を、上記式(A1)〜(A12)で表される置換基として有することがより好ましい。
上記ホール輸送性の重合性化合物としては、具体的には、下記一般式(E1)〜(E6)で表される化合物が好ましく、共重合体におけるキャリア移動度が高いため、下記式(E1)〜(E3)で表される化合物がより好ましい。
Figure 2007031679
上記電子輸送性の重合性化合物としては、具体的には、下記一般式(E7)〜(E14)で表される化合物が好ましく、共重合体におけるキャリア移動度が高いため、下記式(E7)、(E12)〜(E14)で表される化合物がより好ましい。
Figure 2007031679
なお、上記式(E1)〜(E14)において、上記式(A1)で表される置換基を、上記一般式(A2)〜(A12)で表される置換基に代えた化合物も好適に用いられるが、重合性化合物に官能基を容易に導入できるため、上記式(A1)および(A5)で表される置換基を有する化合物が特に好ましい。
これらのうちで、上記ホール輸送性の重合性化合物として、上記式(E1)〜(E3)のいずれかで表される化合物と、上記電子輸送性の重合性化合物として、上記式(E7)、(E12)〜(E14)のいずれかで表される化合物とを、上記イリジウム錯体と組み合わせて共重合させることが特に好ましい。このような高分子発光材料は、耐久性および発光効率が高く、最高到達輝度も高いため望ましい。この場合に、上記イリジウム錯体として、上記式(5−1)または(5−2)を用いることは、さらに発光効率が高くなり、長寿命化が図れると共に、最高到達輝度がより高くなるため最も好ましい。
上記式(E1)〜(E14)で表される重合性化合物は、公知の方法によって製造することができる。
なお、上記共重合体は、さらに、他の重合性化合物から導かれる構造単位を有していてもよい。上記他の重合性化合物としては、例えば、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、スチレンおよびその誘導体などのキャリア輸送性を有さない化合物が挙げられるが、何らこれらに限定されるものではない。
また、上記共重合体の重量平均分子量は、1,000〜2,000,000であることが好ましく、5,000〜1,000,000であることがより好ましい。上記分子量がこの範囲にあると、共重合体が有機溶媒に可溶であり、均一な薄膜を得られるため好ましい。
上記共重合体は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、および交互共重合体のいずれでもよい。
上記共重合体における、上記イリジウム錯体から導かれる構造単位数をmとし、キャリア輸送性化合物から導かれる構造単位数(ホール輸送性の重合性化合物および/または電子輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位の総数)をnとしたとき(m、nは1以上の整数を示す)、全構造単位数に対する上記イリジウム錯体から導かれる構造単位数の割合、すなわちm/(m+n)の値は、0.001〜0.5の範囲にあることが好ましく、0.001〜0.2の範囲にあることがより好ましい。m/(m+n)の値がこの範囲にあると、キャリア移動度が高く、濃度消光の影響が小さい、高い発光効率の有機EL素子が得られる。
上記共重合体の重合方法は、ラジカル重合、カチオン重合、アニオン重合、および付加重合のいずれでもよいが、ラジカル重合が好ましい。
<有機EL素子>
本発明に係る高分子発光材料は、有機EL素子の材料として用いることが好ましい。上記有機EL素子は、陽極と陰極とに挟まれた1層または2層以上の有機高分子層を含み、上記有機高分子層の少なくとも1層に、上記高分子発光材料が含まれる。本発明に係る高分子発光材料は、簡便な塗布法で発光層を成膜できる利点がある。また、上記高分子発光材料が、上記イリジウム錯体から導かれる構造単位と共に、ホール輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位、および電子輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位を有する共重合体からなる場合は、他の有機材料を配合することなく、有機EL素子を作成できる。このため、さらに製造工程が簡略化できると共に、安定性および耐久性の高い素子が得られる。
本発明に係る有機EL素子の構成の一例を図1に示すが、本発明に係る有機EL素子の構成は、これに限定されない。図1では、透明基板(1)上に設けた陽極(2)および陰極(6)の間に、ホール輸送層(3)、発光層(4)および電子輸送層(5)を、この順で設けている。上記有機EL素子では、例えば、陽極(2)と陰極(6)の間に、1)ホール輸送層/発光層、2)発光層/電子輸送層のいずれかを設けてもよい。また、3)ホール輸送材料、発光材料、電子輸送材料を含む層、4)ホール輸送材料、発光材料を含む層、5)発光材料、電子輸送材料を含む層、6)発光材料の単独層のいずれかの層を一層のみ設けてもよい。さらに、発光層を2層以上積層してもよい。
上記において、本発明に係る高分子発光材料が含まれる上記有機高分子層は、ホール輸送性および電子輸送性を併せ持つ発光層として利用できる。
上記の各層は、バインダとして高分子材料などを混合して、形成してもよい。上記高分子材料としては、例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイドなどが挙げられる。
また、上記の各層に用いられる発光材料、ホール輸送材料および電子輸送材料は、それぞれ単独で各層を形成しても、機能の異なる材料を混合して、各層を形成していてもよい。本発明に係る有機EL素子における発光層においても、本発明に係る高分子発光材料の他に、発光層のキャリア輸送性を補う目的で、さらに他のホール輸送材料および/または電子輸送材料が含まれていてもよい。このような輸送材料としては、低分子化合物であっても、高分子化合物であってもよい。
上記ホール輸送層を形成するホール輸送材料、または発光層と混合させるホール輸送材料としては、例えば、TPD(N,N’−ジメチル−N,N’−(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’ジアミン);α−NPD(4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル);m−MTDATA(4、4’,4’’−トリス(3−メチルフェニルフェニルアミノ)トリフェニルアミン)等の低分子トリフェニルアミン誘導体;ポリビニルカルバゾール;上記トリフェニルアミン誘導体に重合性官能基を導入して重合した高分子化合物;ポリパラフェニレンビニレン、ポリジアルキルフルオレン等の蛍光発光性高分子化合物などを挙げることができる。上記高分子化合物としては、例えば、特開平8−157575号公報に開示されているトリフェニルアミン骨格の高分子化合物などを挙げることができる。上記ホール輸送材料は、1種単独でも、2種以上を混合して用いてもよく、異なるホール輸送材料を積層して用いてもよい。ホール輸送層の厚さは、ホール輸送層の導電率などに依存するため、一概に限定できないが、好ましくは1nm〜5μm、より好ましくは5nm〜1μm、特に好ましくは10nm〜500nmであることが望ましい。
上記電子輸送層を形成する電子輸送材料、または発光層と混合させる電子輸送材料としては、例えば、Alq3(アルミニウムトリスキノリノレート)等のキノリノール誘導体金属錯体、オキサジアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、トリアジン誘導体、トリアリールボラン誘導体等の低分子化合物;上記の低分子化合物に重合性置換基を導入して重合した高分子化合物を挙げることができる。上記高分子化合物としては、例えば、特開平10−1665号公報に開示されているポリPBDなどを挙げることができる。上記電子輸送材料は、1種単独でも、2種以上を混合して用いてもよく、異なる電子輸送材料を積層して用いてもよい。電子輸送層の厚さは、電子輸送層の導電率などに依存するため、一概に限定できないが、好ましくは1nm〜5μm、より好ましくは5nm〜1μm、特に好ましくは10nm〜500nmであることが望ましい。
また、発光層の陰極側に隣接して、ホールが発光層を通過することを抑え、発光層内でホールと電子とを効率よく再結合させる目的で、ホール・ブロック層が設けられていてもよい。上記ホール・ブロック層を形成するために、トリアゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、フェナントロリン誘導体などの公知の材料を用いることができる。
陽極とホール輸送層との間、または陽極と陽極に隣接して積層される有機層との間に、ホール注入において注入障壁を緩和するために、バッファ層が設けられていてもよい。上記バッファ層を形成するために、銅フタロシアニン、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)とポリスチレンスルホン酸(PSS)との混合体などの公知の材料を用いることができる。
陰極と電子輸送層との間、または陰極と陰極に隣接して積層される有機層との間に、電子注入効率を向上するために、厚さ0.1〜10nmの絶縁層が設けられていてもよい。上記絶縁層を形成するために、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、酸化マグネシウム、アルミナなどの公知の材料を用いることができる。
本発明に係る有機EL素子に用いる陽極材料としては、例えば、ITO(酸化インジウムスズ)、酸化錫、酸化亜鉛、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン等の導電性高分子など、公知の透明導電材料を用いることができる。この透明導電材料によって形成された電極の表面抵抗は、1〜50Ω/□(オーム/スクエアー)であることが好ましい。陽極の厚さは50〜300nmであることが好ましい。
本発明に係る有機EL素子に用いる陰極材料としては、例えば、Li、Na、K、Cs等のアルカリ金属;Mg、Ca、Ba等のアルカリ土類金属;Al;MgAg合金;AlLi、AlCa等のAlとアルカリ金属との合金など、公知の陰極材料を用いることができる。陰極の厚さは、好ましくは10nm〜1μm、より好ましくは50〜500nmであることが望ましい。アルカリ金属、アルカリ土類金属などの活性の高い金属を陰極として使用する場合には、陰極の厚さは、好ましくは0.1〜100nm、より好ましくは0.5〜50nmであることが望ましい。また、この場合には、上記陰極金属を保護する目的で、この陰極上に、大気に対して安定な金属層が積層される。上記金属層を形成する金属として、例えば、Al、Ag、Au、Pt、Cu、Ni、Crなどが挙げられる。上記金属層の厚さは、好ましくは10nm〜1μm、より好ましくは50〜500nmであることが望ましい。
本発明に係る有機EL素子の基板としては、上記発光材料の発光波長に対して透明な絶縁性基板を使用することができ、ガラスのほか、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート等の透明プラスチックなどを用いることができる。
上記のホール輸送層、発光層および電子輸送層の成膜方法としては、例えば、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、スパッタリング法、インクジェット法、スピンコート法、印刷法、スプレー法、ディスペンサー法などを用いることができる。低分子化合物の場合は、抵抗加熱蒸着または電子ビーム蒸着が好適に用いられ、高分子材料の場合は、インクジェット法、スピンコート法、または印刷法が好適に用いられる。
本発明に係る高分子発光材料を用いて発光層を成膜する場合は、インクジェット法、スピンコート法、ディップコート法または印刷法を好ましく用いることができるため、製造工程を簡略化できる。
また、上記陽極材料の成膜方法としては、例えば、電子ビーム蒸着法、スパッタリング法、化学反応法、コーティング法などが用いられ、上記陰極材料の成膜方法としては、例えば、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などが用いられる。
本発明に係る有機EL素子は、公知の方法で、マトリックス方式またはセグメント方式による画素として画像表示装置に好適に用いられる。また、上記有機EL素子は、画素を形成せずに、面発光光源としても好適に用いられる。
<用途>
本発明に係る高分子発光材料および有機EL素子は、表示素子、ディスプレイ、バックライト、電子写真、照明光源、記録光源、露光光源、読み取り光源、標識、看板、インテリア、光通信などに好適に用いられる。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例]
[合成例1]イリジウム錯体(5−1)の合成
下記のスキーム1のように合成した。化合物(a1)0.52g(2.7mmol)お
よびヘキサクロロイリジウム酸ナトリウム0.70g(1.3mmol)を、2−メトキシエタノール中で24時間加熱還流した。得られた沈殿物(b)をエタノールで洗浄した後、化合物(c1)0.50g(2.3mmol)と、炭酸ナトリウム0.30g(2.8mmol)と共に、2−エトキシエタノール中で15時間加熱還流した。得られた化合物をろ過し、水、エタノール、エーテル、ヘキサンで洗浄した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:塩化メチレン)で精製し、昇華して、上記式(5−1)で表されるイリジウム錯体を得た。
錯体(5−1)の同定データは、以下のとおりである。
元素分析: 計算値(C40H33IrN4O2) C, 60.51; H, 4.19; N, 7.06. 実測値 C, 60.27; H, 4.30; N, 7.28.
質量分析(FAB+): 794 (M+)
Abs(CH2Cl2): 410nm
PL(CH2Cl2): 500nm
Figure 2007031679
[合成例2]イリジウム錯体(5−2)の合成
化合物(a1)0.52g(2.7mmol)の代わりに、下記式(a2)で表される化合物(特開2005−2053号公報に記載された方法によって合成した。)0.80g(2.6mmol)を用い、化合物(c1)0.50g(2.3mmol)の代わりに、下記式(c2)で表される化合物0.55g(2.3mmol)を用いた他は、合成例1と同様にして、上記式(5−2)で表されるイリジウム錯体を得た。
錯体(5−2)の同定データは、以下のとおりである。
元素分析: 計算値(C56H40IrN7O5) C, 62.09; H, 3.72; N, 9.05. 実測値 C, 61.88; H, 3.80; N, 9.26.
質量分析(FAB+): 1083 (M+)
Abs(CH2Cl2): 400nm
PL(CH2Cl2): 480nm
Figure 2007031679
[実施例1]共重合体(I)の合成
密閉容器に、錯体(5−1)80mg、上記式(E2)で表される化合物460mg、および上記式(E7)で表される化合物460mgを入れ、脱水トルエン(9.9ml)を加えた。次いで、V−601(和光純薬工業(株)製)のトルエン溶液(0.1M、198μl)を加え、凍結脱気操作を5回繰り返した。真空のまま密閉し、60℃で60時間撹拌した。反応後、反応液をアセトン500ml中に滴下し、沈殿を得た。さらにトルエン−アセトンでの再沈殿精製を2回繰り返した後、50℃で一晩真空乾燥し、共重合体(I)を得た。
共重合体(I)の重量平均分子量(Mw)は71500であった。m/(m+n)の値は、0.030であった。
[実施例2]共重合体(II)の合成
錯体(5−1)の代わりに錯体(5−2)を用いた他は、実施例1と同様にして、共重合体(II)を得た。
m/(m+n)の値は、0.026であった。
[実施例3]有機EL素子の作製およびEL発光特性の評価
ITO付き基板(ニッポ電機(株)製)を用いた。これは、25mm角のガラス基板の一方の面に、幅4mmのITO(酸化インジウム錫)電極(陽極)が、ストライプ状に2本形成された基板であった。
まず、上記ITO付き基板上に、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)・ポリスチレンスルホン酸(バイエル(株)製、商品名「バイトロンP」)を、回転数3500rpm、塗布時間40秒の条件で、スピンコート法により塗布した。その後、真空乾燥器で減圧下、60℃で2時間乾燥し、陽極バッファ層を形成した。得られた陽極バッファ層の膜厚は、約50nmであった。次に、共重合体(I)90mgをトルエン(和光純薬工業(株)製、特級)2910mgに溶解し、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過し、塗布溶液を調製した。次いで、上記陽極バッファ層上に、上記塗布溶液を、回転数3000rpm、塗布時間30秒の条件で、スピンコート法により塗布した。塗布後、室温(25℃)で30分間乾燥し、発光層を形成した。得られた発光層の膜厚は、約100nmであった。
次に、発光層を形成した基板を蒸着装置内に載置した。次いで、カルシウムおよびアルミニウムを重量比1:10で共蒸着し、陽極の延在方向に対して直交するように、幅3mmの陰極をストライプ状に2本形成した。得られた陰極の膜厚は、約50nmであった。
最後に、アルゴン雰囲気中で、陽極と陰極とにリード線(配線)を取り付けて、縦4mm×横3mmの有機EL素子を4個作製した。上記有機EL素子に、プログラマブル直流
電圧/電流源(TR6143、(株)アドバンテスト社製)を用いて電圧を印加して発光させた。その発光輝度を、輝度計(BM−8、(株)トプコン社製)を用いて測定した。
作製した有機EL素子は、青緑色の発光を示し、最大発光外部量子効率は6.1%、最高輝度は29000cd/m2であった。また、初期輝度100cd/m2で電流値を一定にして通電して連続発光し、強制劣化させた際、輝度が半減するまで、3400時間であった。
[実施例4]
共重合体(I)の代わりに共重合体(II)を用いたほかは、実施例3と同様にして、有機EL素子を作製し、発光色などの測定を行った。
作製した有機EL素子は、青色の発光を示し、最大発光外部量子効率は5.0%、最高輝度は3700cd/m2であった。また、初期輝度、100cd/m2で電流値を一定にして通電して連続発光し、強制劣化させた際、輝度が半減するまで、850時間であった。
図1は、本発明に係る有機EL素子の例の断面図である。
符号の説明
1: ガラス基板
2: 陽極
3: ホール輸送層
4: 発光層
5: 電子輸送層
6: 陰極

Claims (6)

  1. 下記一般式(1)で表されるイリジウム錯体から導かれる構造単位を有する重合体からなることを特徴とする高分子発光材料。
    Figure 2007031679
    (式中、R1は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、または置換基を有していても
    よいフェニル基を表し、R2〜R9は、それぞれ独立に、水素原子、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基、または炭素数1〜10のアルコキシ基を表し、Lは、重合性官能基を有する、1価アニオンの2座配位子を表す。)
  2. 前記Lが、下記一般式(2)または(3)で表される2座配位子であることを特徴とする請求項1に記載の高分子発光材料。
    Figure 2007031679
    (式中、R10は、前記式(1)中のR2と同義であり、X1およびX2は、それぞれ独立に
    、重合性官能基を有する置換基を表す。)
  3. 前記重合体が、さらに、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の重合性化合物から導かれる構造単位を有することを特徴とする請求項1または2に記載の高分子発光材料。
  4. 陽極と陰極とに挟まれた1層または2層以上の有機高分子層を含む有機エレクトロルミネッセンス素子において、前記有機高分子層の少なくとも1層に、請求項1〜3のいずれかに記載の高分子発光材料を含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
  5. 請求項4に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた画像表示装置。
  6. 請求項4に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた面発光光源。

JP2005221478A 2005-07-29 2005-07-29 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置 Active JP4823601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221478A JP4823601B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221478A JP4823601B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007031679A true JP2007031679A (ja) 2007-02-08
JP4823601B2 JP4823601B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=37791304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005221478A Active JP4823601B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4823601B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280524A (ja) * 2007-04-13 2008-11-20 Hitachi Chem Co Ltd 有機エレクトロニクス用材料、有機エレクトロニクス素子および有機エレクトロルミネセンス素子
WO2009131165A1 (ja) * 2008-04-24 2009-10-29 昭和電工株式会社 電荷輸送性高分子化合物およびこれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2013084962A (ja) * 2012-11-20 2013-05-09 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子材料
KR101771530B1 (ko) * 2010-04-09 2017-08-28 에스에프씨 주식회사 유기금속 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자.

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003113246A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Showa Denko Kk 重合性化合物およびその製造方法
JP2007031678A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Showa Denko Kk 高分子発光材料、および該高分子発光材料を用いた有機エレクトロルミネッセンス素子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003113246A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Showa Denko Kk 重合性化合物およびその製造方法
JP2007031678A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Showa Denko Kk 高分子発光材料、および該高分子発光材料を用いた有機エレクトロルミネッセンス素子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280524A (ja) * 2007-04-13 2008-11-20 Hitachi Chem Co Ltd 有機エレクトロニクス用材料、有機エレクトロニクス素子および有機エレクトロルミネセンス素子
WO2009131165A1 (ja) * 2008-04-24 2009-10-29 昭和電工株式会社 電荷輸送性高分子化合物およびこれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
KR101224758B1 (ko) 2008-04-24 2013-01-21 쇼와 덴코 가부시키가이샤 전하 수송성 고분자 화합물 및 이것을 사용한 유기 전계 발광 소자
KR101771530B1 (ko) * 2010-04-09 2017-08-28 에스에프씨 주식회사 유기금속 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자.
JP2013084962A (ja) * 2012-11-20 2013-05-09 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子材料

Also Published As

Publication number Publication date
JP4823601B2 (ja) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4879591B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP5043329B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP2007031678A (ja) 高分子発光材料、および該高分子発光材料を用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP5043330B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4964482B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4896512B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4916791B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP5031276B2 (ja) 高分子発光材料、ならびに高分子発光材料を用いた有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4823601B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、および表示装置
JP2007254539A (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4790382B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4749871B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4954581B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP2007084612A (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4916792B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP5043332B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4790381B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4954582B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4896514B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP2007153917A (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4749887B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP5043346B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP2007169475A (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP2007246617A (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP4932267B2 (ja) 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4823601

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250