JP2007028241A - 映像符号化・送信装置,映像符号化・送信方法,映像符号化・送信プログラムおよびその記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】FECによるパケットロス耐性機能を使用する映像通信システムにおいて映像伝送遅延を削減する。
【解決手段】映像符号化器2により符号化したストリームの構成から,パケット化予測器52により,通信ネットワークへ送信する際のパケット分割位置を予測する。その予測したパケット分割位置に基づき,FEC符号化器54によって誤り訂正符号を演算し,FEC符号バッファ55に格納する。符号化したストリームからメディアパケットを構成する際に,FEC符号バッファ55に格納された誤り訂正符号をメディアパケットに対応づけてパケット化し,ネットワーク送信器6から通信ネットワークへ送出する。
【選択図】図1

Description

本発明は,動画像や音声あるいはその他のディジタル信号を,例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)方式に従って符号化し,パケット通信ネットワークを通じて送信する映像符号化・送信装置に関する。とりわけ,IPネットワークを介して接続された遠隔地間でテレビ電話機能を提供する低遅延映像コミュニケーションシステムに関する。
BS/CS/地上ディジタル放送やDVDの本格的な普及により,ディジタル映像の圧縮技術はその応用範囲を広げつつある。とりわけ,インターネットに代表されるディジタルパケット通信網の高速化と広帯域化に伴い,高品質なディジタル圧縮映像を用いたTV電話アプリケーションや映像配信サービスなど,通信ネットワークを利用した映像伝送システムが普及しつつある。
図8は,従来の映像伝送システムの例を示す図である。映像伝送システムにおいて,圧縮装置(エンコーダ)100と,復号装置(デコーダ)200とは,一般的に図8に示すような形態で信号の授受を行う。
映像符号化器101は,入力された映像に対して符号化処理を行い,符号化ストリームを生成する。例として,符号化方式にMPEG−2を使用する場合には,この符号化ストリームはMPEG−2エレメンタリーストリーム(以降,ESと表記)ないしパケッタイズドエレメンタリーストリーム(以降,PESと表記)に相当し,符号化方式にH.264を使用する場合には,この符号化ストリームはNALユニットないしバイトストリームに相当する。
生成された映像符号化ストリームは,映像符号化ストリームバッファ102に一旦蓄積されたのち,符号出力器103から規定のタイミングで出力される。この出力タイミングは,後述の仮想バッファモデルに基づいて,バッファの破綻(オーバーランおよびアンダーラン)が発生しないように制御される。
復号装置(デコーダ)200では,伝送路300を介して符号入力器201が符号化ストリームを受信し,映像符号化ストリームバッファ202に格納する。映像復号化器203は,映像符号化ストリームバッファ202に蓄積された符号化ストリームを復号し出力する。
図9は,従来の他の映像伝送システムの例を示す図である。図9に示すように,符号化ストリーム出力部の位置に多重化器104を配置し,映像に付随する音声およびその他のデータを多重する機能を併せ持つ場合もある。
すなわち,多重化器104は,映像符号化ストリームバッファ102に格納された符号化ストリームと,音声符号化器105によって符号化された音声データを多重化し,伝送路300へ介して復号装置(デコーダ)200へ送信する。復号装置(デコーダ)200では,多重分離器204によって映像符号と音声符号のデータを分離し,それぞれ映像復号化器203と音声復号化器205とによって復号する。
ここで,出力タイミングの規定について,図10をもとに説明する。図10は,エンコーダからデコーダへ一定のビットレートで映像符号を伝送するCBR(Constant Bit Rate )の例を示す図である。図10(A)は符号化側のバッファの蓄積状態,図10(B)は復号側のバッファの蓄積状態の例を示している。
符号化側では,各ピクチャは瞬時に符号化され,1ピクチャを構成する映像符号が瞬時に映像符号化ストリームバッファ102に蓄積される。符号化側の映像符号化ストリームバッファ102からは一定のビットレートで映像符号が読み出され,復号側に伝送される。
復号側では,到着した映像符号が逐次映像符号化ストリームバッファ202に蓄積され,各ピクチャの復号時刻において,1ピクチャを構成する映像符号が瞬時に映像符号化ストリームバッファ202から引き抜かれ復号される。圧縮装置100は,復号側の映像符号化ストリームバッファ202の溢れ(オーバーラン)や枯渇(アンダーラン)が生じないように,各ピクチャの発生符号量を制御しなければならない。
実際の圧縮装置100や復号装置200は瞬時に符号化や復号を行うことができないため,上記のバッファ動作は,出力タイミングの規定を行うための仮想的なものである。実際の圧縮装置100においては,出力されるストリームを上記の仮想バッファ動作に準拠させる必要があるため,符号化側バッファに相当量の符号情報を蓄積して出力タイミングの制御を行うことが多い。これに対し,実際の復号装置200においては,到着した映像符号を,復号タイミングを待たずに復号装置200に逐次入力し復号することが多いため,復号側バッファに蓄積される符号情報量は,上記の仮想的なバッファと比較するとはるかに小さいことが多い。
さて,インターネットに代表される通信ネットワークにおいては,伝送中にパケットロスが発生するため,受信側において復号映像の乱れやフリーズを生じることがある。これを防ぐため,送信側であらかじめ冗長なパケットを生成して伝送し,受信側において損失したパケットを回復できるようにするFEC(Forward Error Correction)技術が一般に知られている。損失パケットを回復するための誤り訂正符号としては主に,パリティ(XOR)符号,ハミング符号,リードソロモン符号,畳み込み符号,LDPC符号などが使用される。
図11,図12は,FEC処理の代表的な配置の例を示す図である。送信側では,圧縮装置100の符号出力器103ないし多重化器104から出力される符号に対して,FEC符号化器401によって冗長パケットを生成し,ネットワーク送信器403によって通信パケットとして通信ネットワーク301に送出する。インターネットに代表されるIPネットワークの場合,通信パケットとはIPパケットに相当し,リアルタイムメディア伝送に適したRTP/UDP/IPプロトコルが使用されることが多い。
受信側では,ネットワーク受信器404によって通信パケットを受け取った後,FEC復号器405によって損失したパケットを回復して,復号装置200の符号入力器201ないし多重分離器204へ伝達する。
このように,圧縮装置100と復号装置200の間に,通信ネットワーク301をはさんでFEC符号化処理と復号処理を行うことにより,通信ネットワーク301上でのパケットロスの影響を防ぐ効果がある。
図13は,FECによる損失パケット回復の方法を説明する図である。ここで使用する誤り訂正符号は,k個の値の入力に対して(n−k)個の冗長な値を演算し,合計でn個の値を出力する(n,k)誤り訂正符号である。このような符号の例としては,(n,k)リードソロモン符号,(n,k)ハミング符号,インタリーブした(n,k)パリティ符号,(n,k)LDPC符号などが挙げられる。
ここでインタリーブした(n,k)パリティ符号とは,例えば1,k+1,2k+1,3k+1,... 番目の元信号のXOR値を1番目のFEC符号,2,k+2,2k+2,3k+2,... 番目の元信号のXOR値を2番目のFEC符号,というように,k個ずつ離れた元信号の組からそれぞれXOR値を計算し,FEC符号とするものである。
図13において,まず送信側のFEC符号化バッファ402に,送信される符号情報が入力される。FEC符号化バッファ402の横1行が,通信ネットワーク301に送信される1パケットのペイロードに相当し,送信される符号情報は一番上の行から順に,横方向に充填される。ペイロードサイズが横一行に満たない場合には,余りをあらかじめ定めたダミー値(0など)で埋める。
k行の充填が完了したら,FEC符号化器401が冗長符号の生成を開始する。FEC符号化バッファ402の左端から順に,縦方向にk個の値を読み出し,FEC符号化演算を行って,生成した(n−k)個の値を書き戻す。この演算を,FEC符号化バッファ402の右端まで繰り返す。
FEC符号化演算が終了したら,FEC符号化バッファ402の各行をペイロードとする通信パケットを構成し,通信ネットワーク301へ送出する。図13においては,符号情報のペイロードを格納した通信パケットをメディアパケット,FEC符号を格納した冗長な通信パケットをFECパケットと称している。
受信側においては,到着したメディアパケットおよびFECパケットからペイロードを取り出し,送信側と同じ順序でFEC復号バッファ406に格納する。通信ネットワーク301での伝送中にパケットの損失があった場合には,対応する行が空欄となる。この場合,FEC復号器405が損失したパケットの回復を行う。すなわち,FEC復号バッファ406の左端から順に,縦方向にn個の値を読み出し,FEC復号演算を行って,回復した損失パケットの値を空欄行に書き戻す。この演算を,FEC復号バッファ406の右端まで繰り返す。演算が終了したら,回復したk行の符号情報を出力する。
ここで回復可能な最大損失パケット数は,使用した誤り訂正符号に依存するが,例えば(n,k)リードソロモン符号を使用した場合には,nパケット中最大k個までのパケット損失に対して,損失をすべて回復することができる。
一般的なIPネットワークにおいては,パケットの到着順序は保障されず順不同となることがある。しかし,上記のFEC復号を行う際には,受信側においてメディアパケットとFECパケットの順序および対応関係を正しく認識する必要がある。そのため,一般的にメディアパケットおよびFECパケットには通し番号(シーケンスナンバ)を付与すると同時に,FECパケットにはメディアパケットとの対応関係が記述される。
図14は,RFC2733で規定されるFECパケットのヘッダフォーマットの一部を模式的に表したものである。メディアパケットおよびFECパケットは,RFC3550で規定されるRTPパケットフォーマットに準拠するが,このRTPヘッダに存在するシーケンス番号フィールド(16ビット)に,それぞれのシーケンス番号を付与する。
さらに,FECパケットのFECヘッダには,ベースフィールドとマスクフィールドがあり,ベースフィールドには,対応するメディアパケット群の中で,一番小さなシーケンス番号の値(この例ではM)が記述される。
マスクフィールドは,各々のFECパケットが何番目のメディアパケットをもとに演算生成されたものかを示すフィールドであり,例として第1のFECパケットが1,4,7番目のメディアパケットのXOR値を計算したものであるなら「100100100」,第2のFECパケットが2,5,8番目のメディアパケットのXOR値を計算したものであるなら「010010010」,第3のFECパケットが3,6,9番目のメディアパケットのXOR値を計算したものであるなら「001001001」のように,それぞれのFECパケットを演算する元となったメディアパケットの位置に「1」を立てることによって対応関係を記述する。
リードソロモン(n,k)符号化のように,n−k個のFECパケットがいずれも,k個のメディアパケットすべてを使用して演算される場合には,k個のビットすべてに1を立てるか,あるいはリードソロモン符号化においてはこの事実は自明であるため,マスクフィールドの規定を変更して,n,kなどのリードソロモン符号化パラメータを伝送するようにした実装も存在する(非特許文献1参照)。
このように,メディアパケットとFECパケットの対応関係はパケット中に記述されているから,実際の送信順序としては図13に示すようにメディアパケットに続いてFECパケットを送り出す順序でなくてもよく,FECパケットを先に送り出しても,メディアパケットとFECパケットとを交互に送り出してもよい。
受信側では,これらのシーケンス番号や,メディアパケットとの対応関係を記すフィールドをもとに,パケット順序を元に戻した後,FEC復号動作を行う。
相原玲二,西村浩二,前田香織,渡辺健次,「HDTV MPEG2 over IPv6システムの開発」,情報処理学会研究報告 高品質インターネット5−2,2002-QAI-5,pp.7-12 ,2002年10月10日発行,Vol.2002,No.93 ,ISSN 0919-6072
以上述べたように,映像符号化装置および復号装置に,FEC符号を用いた誤り訂正処理を加えることにより,通信ネットワークにおけるパケット損失の影響を抑える効果を得ることができる。
しかしながら,FECの符号化および復号については,それぞれk個およびn個の通信パケットをバッファに蓄積しなければ処理が開始できない。例として4Mビット/秒(=500kバイト/秒)の出力符号を,(n,k)=(255,239)の誤り訂正符号でFEC処理し,1400バイトのペイロード長を持つ通信パケットで伝送する場合には,送信側・受信側それぞれ1/(500000/1400/239)=0.67(秒)のバッファリング遅延が発生することになる。これは,TV電話などに代表されるリアルタイム性の高いアプリケーションにおいては,コミュニケーション品質を低下させる大きな原因となる。とりわけ,インターネットに代表されるIPネットワークで発生するバースト的なパケット損失に耐えるためには,nおよびkの値を大きくとる必要があり,遅延がさらに増大する。
このように,通信ネットワークを使用して符号化映像信号の伝送を行う際に,FEC符号を用いた誤り訂正処理を導入すると,映像符号化ストリームバッファ102で一旦蓄積された後に出力される符号化ストリームを,再度FEC符号化バッファ402に蓄積する必要があり,結果として伝送遅延が増大するという問題があった。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,動画像を符号化したストリームをパケット化し,誤り訂正演算によってパケット損失を回復するための冗長なパケットを付加して,パケット通信ネットワークへ送信する映像通信システムにおいて,映像伝送遅延を削減することを目的とする。
前項で述べた課題を解決するために,本発明による映像符号化・送信装置では,符号化処理の終了した映像符号化ストリームが,上述の仮想バッファモデルの規定を満たすことを目的として符号化装置内部のバッファに蓄積されている特性に着目し,符号化装置からの出力を待たず,バッファに蓄積されている映像符号から,通信ネットワークへ送出する際のパケット分割位置を予測してFEC符号化を行い,FEC符号バッファに蓄積する。そして,映像符号化ストリームがバッファから出力されてメディアパケットを構成する際,対応するFEC符号を事前にFEC符号バッファから読み出してFECパケットを構成し,ネットワークへ送出する。
以上のように,本発明によって,符号化ストリームがバッファから出力されるより前に,FEC符号を演算しておくことにより,バッファから出力された符号化ストリームを改めてFEC符号バッファに蓄積する必要がなく,FECパケットをネットワークに送出することができ,結果としてFECによるパケットロス耐性機能を使用する映像送受信装置の映像伝送遅延を削減することができる。
〔実施形態1〕
図1は,本発明の第1の実施形態による映像符号化・送信装置の構成例を示す図である。
圧縮装置(エンコーダ)1は,映像符号化器2と,映像符号化ストリームバッファ3と,符号出力器4とを備える。FEC符号事前生成部5は,通信ネットワークへ送出する際のパケット分割位置を予測して事前にFEC符号化を行うものであり,符号情報バッファ51と,パケット化予測器52と,読出順序制御器53と,FEC符号化器54と,FEC符号バッファ55とを備える。圧縮装置1およびFEC符号事前生成部5によって生成された符号は,ネットワーク送信器6を介して通信ネットワークへ送出される。
本装置の動作は,以下のとおりである。映像符号化器2によって符号化された映像符号21は,映像符号化ストリームバッファ3へ格納されると同時に,FEC符号事前生成部5にも分配され,符号情報バッファ51に格納される。
パケット化予測器52は,符号情報バッファ51に格納された符号情報511を順次読み出し,通信ネットワークへ送出する際のペイロードの分割位置を推定して,パケット境界情報521を読出順序制御器53へ出力する。
ここで,パケット化予測器52が,パケット境界情報521を出力するための判定方法を図2に示す。ここでは例として,ペイロードが一定のサイズP1であるが,各ピクチャの境界とパケット境界とは一致しなければならないとの制約があるものとする。すなわち,ネットワークへ送信されるメディアパケットのペイロードサイズは普段P1であるが,符号化ストリームのピクチャ境界においてはペイロードをP1未満で終了し,続くメディアパケットのペイロードにおいて,次ピクチャの符号化ストリームが先頭から格納されるものとする。このように,ペイロードサイズが規定長未満であってもペイロードを終了するポイントを,以降アライメントポイントと呼称する。
図2に示すように,まずステップS1において,パケットペイロード量を示す値pをp=0に初期化する。続いてステップS2において符号化ストリームを1バイト読み進めるとともに,ステップS3でpを1加算する。
続くステップS4にて,符号化ストリームがアライメントポイントに到達したか否かを判定する。すなわち,この例では,ピクチャ境界に達したか否かを判定する。また,ステップS5にて,p=P1になったか否かを判定する。ステップS4とステップS5とがともに偽の場合にはステップS2に戻り,引き続きパケット境界の探索を続ける。
ステップS4またはステップS5のいずれかにおいて真であると判定された場合には,ステップS6でその位置をパケット境界と判定してマーキングし,ステップS1に戻って新たなパケット境界の判定を開始する。このようにして判定したパケット境界位置を,パケット境界情報521として出力する。
読出順序制御器53は,このパケット境界情報521に基づいて符号情報バッファ51から順次値を読み出し,FEC符号化器54に供給する。
ここで読出順序制御器53の動作を図3に示す。読出順序制御器53は,予測されたk個のパケット境界の直後からそれぞれk個の値を読み出してFEC符号化器54によりFEC符号化演算を行い,演算結果であるn−k個のFEC符号551をFEC符号バッファ55の左端に格納する。この演算をパケット境界から順に右へ移動しつつ行い,演算結果であるFEC符号551をFEC符号バッファ55に順に右へ移動しつつ書き込んでいく。この演算を,FEC符号バッファ55の行の長さ,すなわちペイロードサイズP1の長さ分行う。
前述のアライメントポイントにより,ペイロードサイズがP1に満たないペイロードについては,残る部分をあらかじめ定めたダミー値(0など)としてFEC符号化器54に供給する。こうしてFEC符号バッファ55には,予測されたk個のメディアパケットに対応するFECパケットのペイロードがn−k個生成されることになる。
また,FEC符号バッファ55には,FEC符号551に対応してFEC対象シーケンス番号552が記録される。FEC対象シーケンス番号552は,符号情報バッファ51内の符号化ストリームとFEC符号バッファ55内のFEC符号551との対応関係を示すものであり,動作開始後最初のk個のメディアパケットに対して演算したFECには「0〜k−1」が付与される。続くk個のメディアパケットに対して演算したFECには「k〜2k−1」,続くk個のメディアパケットに対して演算したFECには「2k〜3k−1」が付与される。
図1に戻り,符号出力器4が蓄積された符号化ストリームを映像符号化ストリームバッファ3から読み出し,出力符号41として出力すると,ネットワーク送信器6はこれをメディアパケット化して通信ネットワークに送出するが,あわせて,対応するFEC符号をFEC符号バッファ55から読み出してFECパケット化し,通信ネットワークに送出する。
この動作を図4によって説明する。図4は,FECパケットとメディアパケットの送信を説明する図である。
符号出力器4は,映像符号化ストリームバッファ3に蓄積されている符号化ストリームを順に読み出し,仮想バッファモデルを満たすよう出力タイミングを制御しつつ,出力符号41として出力する。
今,ネットワーク送信器6が,シーケンス番号M〜M+k−1のメディアパケットを生成するために,出力符号41を読み込む状態にあるとする。このとき,ネットワーク送信器6は,FEC対象シーケンス番号552として「M〜M+k−1」が付与されたFEC符号,すなわち,シーケンス番号M〜M+k−1のメディアパケットに対応するFEC符号を,FEC符号バッファ55から読み込み,FECパケット611を生成して,シーケンス番号M〜M+k−1のメディアパケット612に先んじて通信ネットワークに送出する。
FECパケット611のヘッダには,FECパケット自身のシーケンス番号(先頭のFECパケットから順に,1ずつ増加する通し番号)と,FECベース番号として,対応するメディアパケットの最小シーケンス番号(この例では,M)を記したフィールド,およびマスクフィールドが存在する。FECパケットの生成と送信が完了したら,ネットワーク送信器6は,続いてシーケンス番号M〜M+k−1のメディアパケットを生成し,出力する。
ここで,シーケンス番号M〜M+k−1のメディアパケット612に先んじて,FECパケットを送信するのは,受信側においてFECパケットが先着していれば,続くメディアパケットにパケットロスが発生した際に,すでに到着しているFECパケットを使用して直ちにFEC復号を行うことができ,伝送遅延をさらに減少させることができるからである。
なお,前記においてメディアパケットのシーケンス番号をM〜M+k−1としたが,RFC3550に準拠したRTPパケットのシーケンス番号は常に0から開始するのではなく,ランダムな値から開始しなければならないと規定されている。そのため,図4で示したメディアパケットのシーケンス番号,およびFECパケットのFECベース番号とFEC対象シーケンス番号については,実際には,送信開始時にランダムに決定した初期値Si を加算した値を使用する。
以上述べたように,実施形態1に基づく映像符号化・送信装置によれば,映像符号化ストリームバッファ3に蓄積されている符号化ストリームに対して,ネットワークへ送出する際のパケット境界を予測して事前にFEC符号を生成し,符号化ストリームを送信する際には,対応する生成済みのFEC符号を読み出してFECパケットを構成し出力する。これにより,映像符号化ストリームバッファ3から出力された符号化ストリームを,再びFEC符号化を行うために蓄積する必要がなく,結果として映像の符号化から出力までに要する遅延を大幅に減少させることができる。
なお,実施形態1においては,映像符号化ストリームバッファ3と符号情報バッファ51は別個のものとして記載したが,これら2つのバッファに格納されるストリームは同一のものであるから,これらを映像符号化ストリームバッファ3に統一することもできる。この場合,パケット化予測器52および読出順序制御器53は,映像符号化ストリームバッファ3から符号化ストリームを読み取り,パケット分割位置の予測およびFEC符号化器54への符号供給を行う。
また,FEC符号事前生成部5は,必ずしも圧縮装置1と独立して存在する必要はなく,FEC符号事前生成部5が圧縮装置1の内部に存在する構成でもかまわない。
さらに,実施形態1においては,パケット化予測器52が符号情報バッファ51から符号情報を読み込み,映像符号の構成を解析するものとして記載したが,映像符号の構成情報は,映像符号化器2から直接パケット化予測器52に供給される構成としてもよい。この場合,映像符号化器2からは,ピクチャ境界などアライメントポイントの情報が,例えば映像符号の累積バイト位置(符号化開始時点をゼロとした累積のバイトカウント)として供給される。
〔実施形態2〕
実施形態2では,ネットワークに送出するメディアパケットのペイロードのみならず,ヘッダ情報の一部もFEC符号化によって保護する場合について述べる。例えばRFC2733においては,RTPヘッダに位置するパディングビット(P),ヘッダ拡張ビット(X),CSRC数(CC),マーカビット(M),ペイロードタイプ(PT),タイムスタンプ,パケット長(LEN),CSRCリスト,ヘッダ拡張の各フィールドについてもFEC符号化を行い,パケットロスから保護することが規定されている。非特許文献1では,このうちP,X,CC,M,PT,およびタイムスタンプについて,FECによる保護を行っている。
実施形態2による映像符号化・送信装置の構成を図5に示す。実施形態2において,パケット化予測器52は,実施形態1と同様にパケット境界情報521を提供するだけでなく,FECによる保護の対象となるRTPヘッダフィールドの値であるヘッダ予測値522をあわせて生成し,FEC符号化器54へ供給する。
ヘッダ予測値522は,符号情報511,ならびにネットワーク送信器6から取得する送信パラメータ62をもとに生成される。例としてP,X,CC,M,PT,タイムスタンプおよびパケット長をFEC保護の対象とし,パディングや拡張ヘッダ,CSRCリストは使用しない場合の例を図6に示す。
パディングや拡張ヘッダ,CSRCリストを使用しないから,P,X,CCは常に0である。PT値は,RFC1890の規定に従い,H.261なら31,MPEGビデオなら32など,動画像ストリームの符号化方式によって決まる一定値である。
マーカビット(M)の定義は,動画像ストリームの符号化方式によって異なるが,例えばMPEG−4ビジュアルの場合には,RFC3016の規定により,ピクチャ境界でM=1とすることが規定されているから,符号情報511に基づいて,アライメントポイントと同一のパケットに対してM=1とすればよい。MPEG−1/2ビデオの場合には,RFC2250の規定により,タイムスタンプが不連続となった場合にM=1とすることが規定されているから,同一のタイムスタンプを使用している符号化中はM=0のままでよい。
タイムスタンプについては,符号情報511として,符号化ストリームのビットレートを得ることにより,予測を行うことができる。例えば,R(bits/sec)の一定ビットレート(CBR)で符号化出力されるストリームであり,通信ネットワークへの送出も一定ビットレートで行うとすると,
・符号化開始時点から,当該メディアパケットのペイロード先頭までの累積ビット量=ra
・1秒あたりのタイムスタンプの増加値=C(90KHzクロックの場合にはC=90000),
・タイムスタンプの初期値=Tbase
として,タイムスタンプ値Tは,
T=Tbase+C*ra /R
と予測することができる。ただし,Tは16ビットの値であるので,実際のTはT÷216の剰余値となる。また,予測値と実値が食い違うことを防ぐため,ネットワーク送信器6においても,上記と同一の式に基づいてタイムスタンプ値を導き出し,送出タイミングを決定するものとする。
パケット長(LEN)はペイロードサイズに依存するので,パケット境界位置の予測によって得ることができる。
以上述べたように,符号情報511および送信パラメータ62から,FEC保護の対象となるRTPヘッダの値を生成し,FEC符号化器54に供給する。
なお,ここではP,X,CC,M,PT,およびタイムスタンプを保護するだけの簡単な例を挙げたが,その他の場合においても,ヘッダ拡張の有無,CSRCの数,ペイロードタイプなどのパラメータは,ネットワーク送信器6で既知であるから,これを送信パラメータ62として取得し,X,CC,PT値を生成することができる。
また,特定の動画像ストリームの符号化方式(例えばRFC2250に規定されるMPEG−1ビデオ)においては,拡張ヘッダに符号化パラメータの一部(テンポラルリファレンス,各種ヘッダの存在ビットなど)を格納することが要求されるが,これら拡張ヘッダの内容は符号化ストリームの解析によって得られるものであるから,符号情報511から生成可能である。
図6に戻り,FEC演算対象となるk個のメディアパケットについて生成されたヘッダ予測値522が,FEC符号化器54へと供給されてFEC符号を生成し,FEC符号バッファ55のヘッダ保護FEC符号553領域に格納される。続いて,実施形態1と同様に,予測されたパケット分割位置に基づいてパケットペイロードのFEC符号化が行われる。
その後,図5において,ネットワーク送信器6がFEC符号551を読み出す際には,あわせてヘッダ保護FEC符号553が読み出され,FECパケットのヘッダに存在するヘッダ保護用フィールドに格納される。
例えば図7に示すRFC2733に規定されるFECパケットの構成において,パケット長(LEN)のFEC符号はlength recoveryに,ペイロードタイプ(PT)のFEC符号はPT recoveryに,タイムスタンプのFEC符号はTS recoveryにそれぞれ収容され,P,X,CC,MのFEC符号はそれぞれP,X,CC,Mフィールド自身に収容される。
以上述べたように,メディアパケットのペイロードだけでなく,ヘッダの一部についてもFEC演算が必要な場合においても,FEC演算を行うヘッダ値を事前に予測してFEC符号化を行い,FECパケットを生成する際には事前に演算したFEC符号を使用することによって,FEC演算のために符号化ストリームを改めてバッファに蓄積する必要をなくし,伝送遅延を大幅に削減することができる。
本発明の第1の実施形態による映像符号化・送信装置の構成例を示す図である。 パケット化予測器によるパケット境界判定処理フローチャートである。 読出順序制御器の動作を説明する図である。 FECパケットとメディアパケットの送信を説明する図である。 本発明の第2の実施形態による映像符号化・送信装置の構成例を示す図である。 ヘッダ情報の一部もFEC符号化によって保護する場合の例を示す図である。 FECパケットの構成例を示す図である。 従来の一般的な映像伝送システムの例を示す図である。 従来の他の映像伝送システムの例を示す図である。 一定のビットレートで映像符号を伝送したときの符号化側と復号側のバッファの状態の例を示す図である。 FEC処理の代表的な配置の例を示す図である。 FEC処理の代表的な配置の例を示す図である。 FECによる損失パケット回復の方法を説明する図である。 FECパケットのヘッダフォーマットの一部を模式的に表した図である。
符号の説明
1 圧縮装置(エンコーダ)
2 映像符号化器
3 映像符号化ストリームバッファ
4 符号出力器
41 出力符号
5 FEC符号事前生成部
51 符号情報バッファ
511 符号情報
52 パケット化予測器
521 パケット境界情報
522 ヘッダ予測値
53 読出順序制御器
54 FEC符号化器
541 FEC符号
55 FEC符号バッファ
551 FEC符号
552 FEC対象シーケンス番号
553 ヘッダ保護FEC符号
6 ネットワーク送信器
61 送信パケット
611 FECパケット
612 メディアパケット
62 送信パラメータ

Claims (6)

  1. 動画像を符号化したストリームをパケット化し,誤り訂正演算によってパケット損失を回復するための冗長なパケットを付加して,パケット通信ネットワークへ送信する映像符号化・送信装置において,
    符号化したストリームの構成から,パケット通信ネットワークへ送信する際のパケット分割位置を予測するパケット化予測手段と,
    予測されたパケット分割位置に基づいて,符号化したストリームを読み込み,誤り訂正符号を演算する誤り訂正符号演算手段と,
    符号化したストリームと,上記誤り訂正符号演算手段によって演算された誤り訂正符号とを対応づけてパケット化し,パケット通信ネットワークへ送出するネットワーク送信手段とを備える
    ことを特徴とする映像符号化・送信装置。
  2. 請求項1記載の映像符号化・送信装置において,
    上記パケット化予測手段は,パケット通信ネットワークへ送信するパケットのペイロードサイズと,符号化したストリームにおいて映像伝送フォーマットの規定に従ってペイロードを終了することが要求される位置を検出した情報に基づいて,パケット分割位置の予測を行う
    ことを特徴とする映像符号化・送信装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の映像符号化・送信装置において,
    上記パケット化予測手段はさらに,符号化したストリームをパケット通信ネットワークへ送出する際に,ネットワークパケットのヘッダに付加する必要がある情報を予測して生成し,
    上記誤り訂正符号演算手段はさらに,上記パケット化予測手段が生成したヘッダ情報に対して誤り訂正符号演算を行い,
    上記ネットワーク送信手段はさらに,誤り訂正符号をパケット化する際に,上記のヘッダ情報に対して生成された誤り訂正符号を含めたパケットを生成する
    ことを特徴とする映像符号化・送信装置。
  4. 動画像を符号化したストリームをパケット化し,誤り訂正演算によってパケット損失を回復するための冗長なパケットを付加して,パケット通信ネットワークへ送信する映像符号化・送信方法において,
    符号化したストリームの構成から,パケット通信ネットワークへ送信する際のパケット分割位置を予測するパケット化予測過程と,
    予測されたパケット分割位置に基づいて,符号化したストリームを読み込み,誤り訂正符号を演算する誤り訂正符号演算過程と,
    符号化したストリームと,上記誤り訂正符号演算過程によって演算された誤り訂正符号とを対応づけてパケット化し,パケット通信ネットワークへ送出するネットワーク送信過程とを有する
    ことを特徴とする映像符号化・送信方法。
  5. 動画像を符号化したストリームをパケット化し,誤り訂正演算によってパケット損失を回復するための冗長なパケットを付加して,パケット通信ネットワークへ送信する映像符号化・送信装置が備えるコンピュータに実行させるための映像符号化・送信プログラムであって,
    上記コンピュータを,
    符号化したストリームの構成から,パケット通信ネットワークへ送信する際のパケット分割位置を予測するパケット化予測手段と,
    予測されたパケット分割位置に基づいて,符号化したストリームを読み込み,誤り訂正符号を演算する誤り訂正符号演算手段と,
    符号化したストリームと,上記誤り訂正符号演算手段によって演算された誤り訂正符号とを対応づけてパケット化し,パケット通信ネットワークへ送出するネットワーク送信手段として
    機能させるための映像符号化・送信プログラム。
  6. 動画像を符号化したストリームをパケット化し,誤り訂正演算によってパケット損失を回復するための冗長なパケットを付加して,パケット通信ネットワークへ送信する映像符号化・送信装置が備えるコンピュータに実行させるための映像符号化・送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
    上記コンピュータを,
    符号化したストリームの構成から,パケット通信ネットワークへ送信する際のパケット分割位置を予測するパケット化予測手段と,
    予測されたパケット分割位置に基づいて,符号化したストリームを読み込み,誤り訂正符号を演算する誤り訂正符号演算手段と,
    符号化したストリームと,上記誤り訂正符号演算手段によって演算された誤り訂正符号とを対応づけてパケット化し,パケット通信ネットワークへ送出するネットワーク送信手段として
    機能させるための映像符号化・送信プログラムを記録した記録媒体。
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