JP2007026303A - システム性能監視プログラム及びシステム性能監視方法 - Google Patents

システム性能監視プログラム及びシステム性能監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 任意のタイミング、所望の状況下で性能監視を行う。
【解決手段】 観測手段1aは、サーバ3a、3b、3c、・・・の動作状態に関する観測情報を収集し、観測情報記憶手段1cに格納する。そして、性能の測定に必要な観測情報に不足があれば、アクセス発生手段1bに観測情報を取得可能にする所定のアクセスを指示する。アクセス発生手段1bが所定のアクセスを発生させると、不足する観測情報に対応する観測可能状況が作り出され、観測情報が生成される。観測手段1aは、このときの観測情報を収集し、観測情報記憶手段1cに格納する。こうして、観測情報記憶手段1cに観測情報が揃うと、性能評価手段1dにより、必要な観測情報が読み出され、性能測定が行われて性能基準を満たしているかどうかが評価される。
【選択図】 図1

Description

本発明はシステム性能監視プログラム及びシステム性能監視方法に関し、特に複数のサーバがネットワークによって接続され、所定のサービスを行うサーバシステムの性能を監視するシステム性能監視プログラム及びシステム性能監視方法に関する。
アウトソーシングサービスなどに利用されるサーバシステムでは、クライアントが処理要求を発してからそのサーバシステムの応答(レスポンス)を受けるまでの応答時間などのサービスレベルが予め契約などで定められている場合が多い。このため、定められたサービスレベルが維持されているかどうかといった、システム性能の監視が必須となっている。
図15は、従来の代表的なシステム性能監視装置の例を示した図である。
図に示したサーバシステムでは、複数のクライアント941で構成されるユーザ940側から、複数のサーバ931、サーバ932及びサーバ933で構成されるシステム930側に対し、所定のサービスを利用するための各種アクセスが発生している。このようなサーバシステムにおけるシステム性能を監視するため、従来は、システム930内部で監視を行う内部監視装置901、または、システム930外部から監視を行うシステム性能監視装置902が設けられていた。双方がともに設置される場合もある。
内部監視装置901は、システム930内部に設置され、たとえば、モニタリング用エージェントによって、システム930内部での応答時間を計測する。一方、外部のシステム性能監視装置902は、監視用クライアント912が、たとえば、契約で定められたサービスを定期的にアクセスし、応答が得られるまでに要する時間が規定の応答時間に収まっているかをチェックする。
また、サーバシステムは、アクセスの増加に追随して処理の多重度を上げてスループットの向上を図っており、アクセスの集中によってレスポンス処理が低下して実用的でないレベルまで処理速度が遅くなることがある。そこで、応答時間を計測するのではなく、処理多重度と応答時間の関係を予め求め、サーバシステムの処理の多重度を示すシステムパラメータを監視することによって、サーバシステムの稼動状況を監視するシステムが提案されている。(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−302547号公報(段落番号〔0046〕〜〔0077〕、図3)
しかし、従来のシステム性能監視技術は、システム930の外部に設けたシステム性能監視装置902による観測では、定期的に行われるアクセスの時間帯以外の状況がわからないという問題点がある。たとえば、ピーク時間帯や通常時間帯など、システムの状況によって応答時間は変化するが、外部のシステム性能監視装置902はシステムの状況によらずアクセスを行うので、これらの時間帯を区別して分析することができない。また、応答時間が長くなるなど、サービスレベルの低下が検出されても、システム内部に原因があるのか、時間帯によるものなのかなど、原因やその後の推移の予測ができないという問題点もある。特に、近年では、システムが大規模化しており、原因と推定される要素も多岐に渡り、原因の特定は容易ではない。
一方、システム930内部に設けた内部監視装置901による観測は受動的な観測であり、特定のサービスについてレスポンスを計測したい場合には、そのサービスに対するアクセスが発生するのを待つ必要があった。これは、処理多重度を用いて監視する場合にも同様で、所望の処理多重度の状況となるまで待つ必要があった。このように、任意のタイミング、または所望の状況下で観測を行うことができないという問題がある。
また、ユーザ視点での応答時間、すなわち、クライアント941が要求を出してから応答を得るまでの時間を計測することができないという問題もある。
このように、従来の技術では、システム内部の稼動状況に応じた任意のタイミング、かつ所望の多重度、パターンにおける対象のサービスに関する応答時間や、CPU(Central Processing Unit)処理時間の監視など、きめ細かな監視が難しいという問題点がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、任意のタイミング、所望の状況下で性能監視を行うことが可能なシステム性能監視プログラム及びシステム性能監視方法を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、観測情報を分析し、ピーク時のサービスレベル予測を行うシステム性能監視プログラム及びシステム性能監視方法にある。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、複数のサーバが接続されるサーバシステムの性能を監視するためのシステム性能監視プログラムが提供される。コンピュータが、このシステム性能監視プログラムを実行することにより、図1に示すような各処理機能を実現することができる。ここで、サーバ3a、3b、3c、・・・は、互いに連携して所定のサービスを実行するサーバシステムを構成する。
観測手段1aは、サーバ3a、3b、3c、・・・の動作状態に関する観測情報を取得し、観測情報記憶手段1cに格納する。このとき、性能の測定に必要な観測情報に不足があれば、不足する観測情報に応じた観測可能状況をサーバ3a、3b、3c、・・・に発生させる所定のアクセスを指示し、発生した所定のアクセスに応じて作成される観測情報を取得して観測情報記憶手段1cに格納する。アクセス発生手段1bは、観測手段1aからの所定のアクセス指示を取得すると、指示に従って、サーバ3a、3b、3c、・・・に対して所定のアクセスを行って、不足する観測情報の生成が可能な観測可能状況を発生させる。性能評価手段1dは、観測情報記憶手段1cに格納される観測情報を分析して性能を測定し、サーバ3a、3b、3c、・・・より成るサーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうか評価する。
このようなシステム性能監視プログラムをコンピュータに実行させることで、観測手段1aにより、サーバ3a、3b、3c、・・・の動作状態に関する観測情報が収集され、観測情報記憶手段1cに格納される。このとき、観測手段1aは、性能測定に必要な観測情報に不足があれば、不足する観測情報に応じた観測可能状況をサーバ3a、3b、3c、・・・に発生させることのできる所定のアクセスをアクセス発生手段1bに指示する。アクセス発生手段1bが、指示された所定のアクセスを行うことで、不足する観測情報の生成が可能となる観測可能状況がサーバ3a、3b、3c、・・・に発生し、これに伴って観測情報が生成される。観測手段1aは、この観測情報を収集し、観測情報記憶手段1cに格納する。こうして観測情報記憶手段1cに観測情報が揃うと、性能評価手段1dは、観測情報記憶手段1cに格納される観測情報を分析して性能を測定し、測定された性能が予め決められた性能基準を満たしているかどうかを評価する。
また、上記課題を解決するために、複数のサーバがネットワークによって接続されて所定のサービスを行うサーバシステムの性能を監視するシステム性能監視方法において、観測手段が、前記サーバシステムの動作状態に関する観測情報を取得して観測情報記憶手段に格納するとともに、性能測定に必要な前記観測情報に不足があれば、不足する前記観測情報に応じた状況を前記サーバシステムに発生させる所定のアクセスを指示し、アクセス発生手段が、前記観測手段から前記所定のアクセス指示を取得すると、前記ネットワークを介して前記サーバシステムに対して前記所定のアクセスを行って、前記サーバシステムに前記観測情報に応じた状況を発生させ、前記観測手段が、前記所定のアクセスに応じて生成される前記観測情報を取得して前記観測情報記憶手段に格納し、性能評価手段が、前記観測情報記憶手段に格納される前記観測情報を分析して性能を測定し、前記サーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうかを評価する、ことを特徴とするシステム性能監視方法、が提供される。
このようなシステム性能監視方法によれば、システムの性能測定のため収集された観測情報に不足がある場合には、不足する観測情報に対応するアクセスを発生させることにより、所望の観測情報を得る。そして、収集された観測情報に基づき、サーバシステムの性能を測定し、性能基準を満たしているかどうか評価される。
本発明では、所定の性能の測定に必要な観測情報が不足する場合、不足する観測情報を生成するための所定のアクセスを任意のタイミングで発生させることにより、観測したい状況(多重度、アクセスのパターンなど)を作り出し、所望の観測情報を獲得する。したがって、任意のタイミング、所望の状況下での観測情報の取得が可能となり、取得した観測情報により監視対象のサービスレベルを維持できているかどうかを任意に検証することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施の形態に適用される発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
システム3側のサーバ3a、3b、3c、・・・は、ネットワーク2を介して、ユーザ4側のクライアント4a、4b、4c、・・・と接続されている。サーバ3a、3b、3c、・・・は、クライアント4a、4b、4c、・・・からの要求に応じて所定のサービスを提供する。また、複数のサーバ3a、3b、3c、・・・は、システム3内部のネットワーク(以下、内部ネットワークとする)によって接続し、互いに連携してサービスの提供を行っている。システム性能監視装置1は、システム3側の内部ネットワークに接続し、必要に応じて、ネットワーク2にも接続する。
システム性能監視装置1は、システム3の内部ネットワークに接続してサーバ3a、3b、3c、・・・の動作状態を観測した観測情報を取得・分析し、サーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうかを監視している。このため、システム性能監視装置1は、観測手段1a、アクセス発生手段1b、観測情報記憶手段1c、性能評価手段1d、維持予測手段1e及び出力手段1fを具備する。
なお、詳細は後述するが、システム性能監視装置1は、アクセス発生手段1bをシステム3外部のユーザ4側に設ける構成とすることもできる。
観測手段1aは、システム3の状態を把握するため、各サーバ3a、3b、3c、・・・の内部の動作状態に関する観測情報を収集する。たとえば、サーバ3a、3b、3c、・・・にエージェントを設け、エージェントにCPU利用率、アクセスの多重度、個々のアクセスに関する情報を観測させ、生成される観測情報を観測手段1aが収集する。また、サーバ3a、3b、3c、・・・を接続する内部ネットワーク途中のスイッチのミラーポートを利用してサーバで受け渡されるパケットデータを取得し、これを解析してサービス種別(URL;Uniform Resource Locators)、サービス数、応答時間などの情報を観測情報として得ることもできる。収集した観測情報は、観測情報記憶手段1cに格納され、データベースとして管理される。観測手段1aは、さらに、性能を測定するために必要な観測情報に不足はないかどうか、観測情報記憶手段1cに格納される観測情報を調べる。そして、不足した観測情報がある場合には、その観測情報がアクセス発生手段1bからの所定のアクセスによって生成可能なものであれば、その所定のアクセスをアクセス発生手段1bに指示する。そしてこの所定のアクセスに応じて生成される観測情報を収集し、観測情報記憶手段1cに格納する。
アクセス発生手段1bは、観測手段1aからの所定のアクセス指示を受ける。アクセス指示には、発生させるアクセスのパターンや、発生のタイミングが指示される。そこで、指示に従って、サーバ3a、3b、3c、・・・に向けてアクセスを発生させることによって、サーバシステムに不足する観測情報に対応する観測が可能な状況を発生させる。たとえば、所定のサービスに関する観測情報が不足する場合には、この所定のサービスを要求するサービス要求アクセスを発生させ、サーバ3a、3b、3c、・・・に所定のサービス処理を実行させる。なお、アクセスは、1種類または1回だけでなく、複数のアクセス手順から成るパターンで発生させることもできる。たとえば、あるサービスと別のサービスを連続して発生させたい場合には、そのパターンと発生タイミングを指定することができる。また、所定の多重度のときの観測情報が不足する場合には、所望の多重度を作り出すようにアクセス指示が設定される。このとき、現在の要求の多重度に応じて、所望の多重度に不足する分のアクセスのみを発生させるように、指示することができる。そのほか、様々な設定を行うことにより、サーバシステムに観測したい状況を作り出すことができる。
観測情報記憶手段1cは、観測手段1aが取得した監視対象のサーバ3a、3b、3c、・・・の観測情報を格納する記憶装置である。
性能評価手段1dは、観測手段1aによって収集され観測情報記憶手段1cに格納される観測情報のうち、現在の状態を表す観測情報を読み出して解析し、性能を測定する。そして、測定された性能値を予め設定された性能基準と比較し、要求される性能基準を満たしているかどうかを評価する。たとえば、サービスごとの応答時間が監視対象である場合には、観測情報をサービスごとに分類して分析し、サービスごとの応答時間の最大値を算出する。そして、性能基準を満たしているか否かを分ける性能基準の限界値と算出された最大値を比較し、判定を行う。このように、性能評価手段1dは、現在のサーバシステムの性能を評価する機能を有する。
維持予測手段1eは、観測情報記憶手段1cに格納されるこれまでに収集された観測情報に基づいて、性能を示す性能パラメータの予測モデルを作成する。観測情報記憶手段1cから予測モデルの作成に必要な観測情報が読み出される。たとえば、性能パラメータの1日の動きを表す予測モデルを過去1日分の観測情報を利用して作成する場合には、過去1日分の観測情報が読み出される。そして、性能パラメータと、観測情報に含まれる所定のデータ項目との対応関係に基づき、性能パラメータを所定のデータ項目の関数で表した予測モデルを生成する。たとえば、応答時間を性能パラメータとし、多重度との関係モデルを作成するため、これまでに収集された観測情報記憶手段1cから多重度と、その多重度の間に処理された、または処理途中であったアクセスの最大応答時間とを抽出し、これらを用いて応答時間を多重度の関数として表す。そして、作成された予測モデルに要求される性能基準の限界値を適用することによって、サービスレベルを維持可能な多重度の値範囲を決める。このようにして算出された値範囲と現時のデータ値を比較し、現時のデータが値範囲に収まっていれば、サービスレベルが維持されていると判断できる。また、現時のデータが値範囲の境界付近にあれば、サービスレベルが維持できなくなる可能性があるという判断ができる。このように、維持予測手段1eは、現時のシステム状態からサービスレベルが維持できなくなる可能性を判定するための情報を設定する機能を有する。
出力手段1fは、性能評価手段1dが行った評価結果や、維持予測手段1eが行った予測結果を管理者に提供するため、これらの情報を表示装置などの出力装置に応じたデータに変換し、出力装置に出力する。また、必要に応じて、電子メールなどの手段により管理者に通知するようにしてもよい。
このようなシステム性能監視装置1によれば、観測手段1aは、所定の周期ごとや、予め決められた観測開始条件が満たされた場合などにサーバ3a、3b、3c、・・・の動作状態を示す観測情報を取得し、観測情報記憶手段1cに格納する。このとき、観測手段1aは、性能の測定に不足する観測情報があるかどうかを調べ、不足する観測情報があり、その観測情報がアクセス発生手段1bから所定のアクセスを発生させれば観測可能であれば、アクセス発生手段1bに所定のアクセスを指示する。アクセス発生手段1bは、指示に従って、サーバ3a、3b、3c、・・・に対する所定のアクセスを発生させる。これにより、サーバ3a、3b、3c、・・・では、所望の観測情報が得られる状況が発生し、観測情報が生成される。観測手段1aは、このときの観測情報を収集し、観測情報記憶手段1cに格納する。
現在のサーバシステムがサービスレベルを満たしているかどうかについては、性能評価手段1dが、観測情報記憶手段1cに格納される現在の状態を表す観測情報を分析し、求める性能の測定値を算出する。算出した測定値は、性能基準の限界値と比較することによって、性能基準を満たしているか、すなわち、サービスレベルが満たされているかどうかを評価する。評価結果は、出力手段1fを介して管理者に通知される。
また、サーバシステムがサービスレベルを維持できるかどうかについては、維持予測手段1eが、これまでに蓄積された観測情報を分析し、求める性能に関する予測モデルを作成し、サービスレベルが維持可能な値範囲を算出する。たとえば、応答時間を多重度の関数で表した応答時間予測モデルを作成し、応答時間に関するサービスレベルが維持可能な多重度の値範囲を算出する。このとき、応答時間(性能パラメータ)がサービスレベルを満たしているかどうかを分ける限界値を予測モデルに適用して算出された多重度(データ綱目)の値を値範囲とした場合、サービスレベルが維持可能かどうか評価される。また、この値範囲にマージンをとり、値範囲を狭くした場合には、サービスレベルが維持できなくなる可能性があるかどうかを予測することができる。なお、予測結果は、出力手段1fを介して管理者に通知される。
このように、サーバシステムを構成するサーバ3a、3b、3c、・・・の観測情報を収集時、現在の性能測定、もしくは、予測モデル作成に不足する観測情報を収集するためのアクセスを発生させ、観測したい状況を作り出し、不足する観測情報を取得する。これにより、任意のタイミングで所望の状況を作り出して必要な観測情報を収集し、性能監視を行うことが可能となる。また、このようにして任意に得られた観測情報に基づき予測モデルを作成し、ピーク時などのサービスレベル予測を行うことができる。
以下、実施の形態を、サービスをWebサーバ、アプリケーション(App)サーバ及びデータベース(DB)サーバから成るWeb3階層システムのレスポンス監視に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。ここでは、レスポンスがサービスレベルを満たしているかどうかを、応答時間を限界値と比較することによって評価する。したがって、応答時間が限界値を超えていなければ、サービスレベルを満たしているとし、応答時間が限界値を超えている場合には、サービスレベルが満たされていないと評価する。
まず、本実施の形態のシステム性能監視装置の構成と配置について、アクセス発生手段を外部に設けるか否かの2つの場合で説明する。
図2は、本実施の形態のシステム性能監視装置の第1の構成を示した図である。これは、アクセス発生手段を外部に設けない構成である。
システム3は、スイッチ(SW)34a、34b、34cを介して、Webサーバ31、Appサーバ32、DBサーバ33が接続される。Webサーバ31、Appサーバ32及びDBサーバ33は、外部ネットワーク20を介して接続するクライアント21、22、23からの要求に応じて、所定のサービスを提供する。また、スイッチ34a、34b、34cは、自身を通過するデータをミラーリングするミラーポートを有している。ミラーリングとは、あるポートに出力されるデータと同じデータを、他のポートからも出力する機能である。
本実施の形態のシステム性能監視装置の第1の構成例である擬似クライアント/監視装置100aは、アクセス発生手段を具備し、システム3内に配置される。
擬似クライアント/監視装置100aは、システム3内のスイッチ34a、34b、34cに接続し、Webサーバ31、Appサーバ32、DBサーバ33に受け渡される情報データをスイッチ34a、34b、34cのミラーポートを介してキャプチャし、得られたパケットデータを解析することで、URL、サービス数、応答時間などを計測し、観測情報を生成する。観測情報が不足する場合には、この観測情報を得るために、擬似アクセスを発生させ、システム3の内部ネットワーク経由でWebサーバ31、Appサーバ32及びDBサーバ33に対し所定のサービスを要求する情報データを送信する。そして、擬似アクセスによってキャプチャされたパケットを解析し、所望の観測情報を得る。
このようにアクセス発生手段を装置内部に設けた構成は、任意のタイミングで擬似アクセスを発生させる場合に適している。たとえば、所望の多重度(nとする)の状況を作り出したい場合、多重度(n−1)が観測された時点で擬似アクセスを発生させれば、多重度(n)の状態を作り出すことができる。
次に、第2の構成例について説明する。
図3は、本実施の形態のシステム性能監視装置の第2の構成を示した図である。これは、アクセス発生手段を外部に設けた構成である。図2と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
本実施の形態のシステム性能監視装置の第2の構成例は、システム3内部に配置される監視装置100bと、外部ネットワーク20を介して接続する擬似クライアント100cにより成る。
監視装置100bは、Webサーバ31、Appサーバ32及びDBサーバ33に実装されたエージェントが観測した観測情報の収集と、サービスレベルの監視処理を行う。擬似クライアント100cとは、外部ネットワーク20を介して接続し、監視装置100bから擬似クライアント100cに指示データを送信することによって連携動作を行う。エージェントは、実装されたサーバの運用状況を解析し、そのレポートを行うプログラムであり、各収集項目について定期的に、もしくは定常的に観測を行う。たとえば、CPU利用率、アクセスの多重度、個々のアクセスに関する情報を観測する。あるタイミングを決めて、そのときの多重度と、そのタイミング以降の最初のアクセスの種別・時刻・データサイズや応答時間をセットにして、アクセスに関する情報としてもよい。
擬似クライアント100cは、アクセス発生手段を具備し、監視装置100bからのアクセス発生要求に応じて、所定のアクセスを発生させる。
監視装置100bは、Webサーバ31、Appサーバ32、DBサーバ33に実装されるエージェントが観測した観測情報を収集する。そして、不足する観測情報があり、アクセス発生手段によって発生させることができるアクセスによって観測できるものであれば、擬似クライアント100cに対し、アクセスの発生を依頼する。擬似クライアント100cは、依頼を取得すると、擬似アクセスを発生させ、外部ネットワーク20を介してWebサーバ31、Appサーバ32、DBサーバ33に対し所定のサービスを要求する情報データを送信する。Webサーバ31、Appサーバ32、DBサーバ33が取得する擬似クライアント100cからのサービス要求は、他のクライアント21、22と同等であるので、同じように処理される。エージェントはこの処理状況を観測し、観測情報を生成する。監視装置100bは、エージェントから再度監視情報を取得することにより、不足していた観測情報を獲得する。
このようにアクセス発生手段を装置外部に設けた構成では、擬似クライアント100cはクライアント21、22と同等の処理機能を有しており、たとえば、所望のサービスに対するクライアント側検出の応答時間を、擬似クライアント100cが要求を出してから応答を得るまでの時間によって測定することができる。
以上のように、本実施の形態は、擬似クライアント(アクセス発生手段)と監視装置を一体型とする構成、あるいは、擬似クライアントを外部に配置する構成のいずれでも実現することができる。どちらを選択するかは、監視対象の性能や、システム構成に応じて適宜決定される。また、サーバからのデータ収集も、ミラーポートを介したパケットキャプチャによるものであっても、サーバに実装したエージェントによるものであってもよい。また、HTTPD(HyperText Transfer Protocol Daemon)などのサーバソフトウェアにプローブを入れて計測してもよい。また、これらの手段を複数同時に利用してもよい。
一体型の擬似クライアント/監視装置100aであるか、別装置の監視装置100bと擬似クライアント100cの構成であるかについては、処理機能上は同等であるので、以下の説明ではどちらの構成であるかについては特に言及せず、まとめて監視装置100と略記する。
ここで、監視装置のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施の形態の監視装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
監視装置100は、CPU101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションのプログラムが格納される。グラフィック処理装置104には、モニタ108が接続されており、CPU101からの命令に従って画像をモニタ108の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード109aやマウス109bが接続されており、キーボード109aやマウス109bから送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。通信インタフェース106は、ネットワークに接続されており、スイッチ34a、34b、34cを介して監視対象のサーバからデータを収集する。
このようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図4には、監視装置のハードウェア構成を示したが、サーバ及び擬似クライアントを含むクライアントのハードウェア構成も同様である。
図5は、本実施の形態の監視装置の機能ブロックを示す図である。
本実施の形態の監視装置100は、観測情報DB111及びモデルDB112の記憶手段と、観測情報収集部120、観測制御部130、アクセス発生部140、性能測定部150、評価部160、予測モデル作成部170、維持予測部180及び出力部190の各処理手段を具備する。また、監視装置100は、監視対象のサーバ群に接続するスイッチ34を介して、図示しないWebサーバ31、Appサーバ32及びDBサーバ33に接続する。
観測情報DB111は、観測制御部130が収集した観測情報が格納されるデータベース(DB)であり、モデルDB112には、予測モデル作成部170が作成した予測モデルやサービスレベルが維持可能な範囲などの情報が格納される。
観測情報収集部120は、観測制御部130に従って、スイッチ34のミラーポートを介して入力されるWebサーバ31、Appサーバ32及びDBサーバ33に受渡しされるパケットデータ、もしくは、Webサーバ31、Appサーバ32及びDBサーバ33に実装されるエージェントが観測・記録した観測情報を収集する。
観測制御部130は、タイマ121によるタイマ情報に従って、所定の間隔で観測情報収集部120に指示を行って観測情報収集を制御する。収集した観測情報は、すべて観測情報DB111に格納する。こうして観測情報DB111に格納された観測情報は、性能測定やモデル予測で利用する際に不足している場合がある。このような不足の観測情報は、それがアクセス発生部140によるアクセス発生により観測可能であれば、アクセス発生部140に対し、所定のアクセス発生を指示する。そして、対象のサーバシステムに所定のアクセスが発生し、所望の観測情報が得られる頃、観測情報収集部120に観測指示を出す。こうして収集された観測情報も観測情報DB111に格納する。
性能測定部150は、観測情報DB111に格納される現時の観測情報を分析し、所定の性能に関する測定値を算出する。評価部160は、算出された測定値と、サービスレベルが維持されるこの性能の基準値とを比較し、現在サービスレベルが維持されているかどうかを評価する。評価結果は、出力部190に出力する。なお、必要であれば、過去の任意の時点においてサービスレベルが維持されていたかどうかを評価することもできる。
予測モデル作成部170は、予測モデル作成に必要な観測情報を観測情報DB111より抽出し、性能と観測情報の対応関係に基づき、予測モデルを作成する。さらに、予測モデルに関し、サービスレベルが維持可能な値範囲を設定し、予測モデルとともにモデルDB112に格納する。予測モデルは、一旦作成されモデルDB112に格納された後は、指示があるまで更新されなくてもよい。維持予測部180は、観測情報DB111に格納される現時の観測情報とサービスレベルが維持可能な値範囲を照合し、サービスレベルが維持可能かどうかを評価する。評価結果は、出力部190に出力する。
出力部190は、評価結果を取得し、評価結果を表示装置などに表示するためのデータに変換して出力する。また、必要に応じて、電子メールなどで管理者に通知を出力する処理を行う。
このような構成の監視装置100で、次のようなシステム性能監視処理が実行される。
まず、観測情報の収集について説明する。観測情報の収集には、パケットキャプチャや、サーバにエージェントを実装して観測を行わせるなどの方法がある。
パケットキャプチャでは、観測したサーバの直前にあるスイッチでWebサーバの通信を複製して監視装置100に振り分ける、もしくは、観測対象サーバのネットワークインタフェースでキャプチャすることができる。このキャプチャデータからクライアント−サーバ間の通信を解析することで、アクセスの種類や要求内容、応答コード、要求・応答のデータサイズ、応答時間などの観測情報を得ることができる。たとえば、プロトコルがHTTPの場合、アクセスの種類はHTTPアクセスの種類(GET、POSTなど)、要求内容はアクセス対象のURL、応答コードはレスポンスコード(200 OKなど)、データサイズはそれぞれのパケットのTCPペイロード部分合計、応答時間は応答の送信時刻から処理要求の送信時刻を差し引いたものとすることができる。これには、本願発明者による「システム分析プログラム、システム分析方法及びシステム分析装置」(特願2004−185909号)における方法を用いることができる。
なお、パケットの解析はキャプチャを行った装置が行うので、サーバがキャプチャする場合には観測情報を生成するのはサーバであり、監視装置100は生成された観測情報を取得する必要がある。
また、観測したプロトコル種別に対応するサーバにプローブを埋め込み、処理の要求・応答が発生すると同時に、その情報を同じ装置上もしくは別装置に設けられたエージェントへ送信するか、または、データベースに格納する。こうして得られた情報を解析することによって、パケット解析と同等の観測情報を得ることができる。この観測情報は、監視装置100からの要求に対して送信してもよいし、定期的に監視装置100に送信するようにしてもよい。
さらに、観測対象のサーバにエージェントを入れておき、定期的にCPU利用率やメモリ使用率、アクセスの多重度などを計測し、この観測情報を上記と同様に、システム内の装置に設けられたエージェントに送信するか、データベースに格納して保存しておく。エージェントは、各収集項目について、定期的にもしくは定常的に観測を行う。また、項目ごとに観測の周期を変えるようにしてもよい。たとえば、CPU利用率、多重度は定常的に観測して1分ごとに集計し、アクセスに関する情報は1秒ごとに収集するなどとしてもよい。また、この観測情報は、監視装置100からの要求に対して送信してもよいし、定期的に監視装置100に送信するようにしてもよい。
監視装置100では、観測制御部130によって観測情報の収集が行われる。以下、観測情報収集処理を、サーバに設けられたエージェントから観測情報を収集する場合で説明する。
図6は、本実施の形態の観測情報収集処理の手順を示したフローチャートである。
[ステップS11] 観測制御部130は、タイマ121からタイマ情報を取得し、現在の時刻を獲得する。
[ステップS12] 監視の終了時刻が設定されている場合には、現在の時刻と終了時刻を比較し、終了時刻が経過したかどうかを判定する。経過している場合には、処理を終了する。監視装置100による性能監視は、監視が必要な時間、たとえば処理が集中する時間帯に行われていればよく、処理件数が少ない時間帯は性能を満たしているかどうかを監視する必要がないことが多い。そこで、予め監視の終了時刻を設定しておき、監視処理を中断する時間帯を設けることもできる。
[ステップS13] 監視を行う場合、観測情報を取得する取得条件が成立したかどうかを判定する。たとえば、定周期で観測情報を収集する場合には、前回の収集から一定期間が経過したかどうかが判定される。また、ある事象発生時に観測を開始するなどの条件が設定されていてもよい。取得条件が成立しない場合、ステップS11に戻る。
[ステップS14] 取得条件が成立した場合、観測情報収集部120に対し、観測情報を収集するよう要求を行う。観測情報収集部120は、全エージェントから観測情報を収集する。
[ステップS15] 観測情報を分析し、不足する観測情報を取得するための擬似アクセスを発生する項目があるかどうかを判定する擬似アクセス判定処理を行う。処理の詳細は後述する。
[ステップS16] ステップS15の擬似アクセス判定処理によって、擬似アクセスを発生させる発生条件が成立したかどうかを判定する。不足する観測情報がない場合、または、擬似アクセスを発生させても所望の観測情報が得られない場合、発生条件不成立とし、処理をステップS20へ進める。
[ステップS17] 擬似アクセスの発生条件が成立した場合、観測情報収集部120を経由して、各エージェントに観測情報の採取指示を出す。
[ステップS18] アクセス発生部140に対し、アクセス発生の指示を行う。
[ステップS19] 観測情報収集部120に対し、観測情報を収集するよう要求を行う。観測情報収集部120は、全エージェントから観測情報を収集する。
[ステップS20] 収集された観測情報を観測情報DB111に格納する。このとき、データを蓄積するため、同じパラメータのデータがあった場合にも、それぞれのデータを格納する。
[ステップS21] 観測情報を調べ、不足する観測情報があるかどうかを判定する情報不足判定処理を実行する。処理の詳細は後述する。
[ステップS22] 観測情報の取得時刻を記録し、ステップS11に処理を戻し、次の観測情報収集を待つ。
以上の処理手順が実行されることにより、性能の測定やモデル作成に必要な観測情報が取得され、観測情報DB111に格納される。
ここで、擬似アクセス判定処理(ステップS15)の処理手順について説明する。
図7は、本実施の形態の擬似アクセス判定処理の処理手順を示したフローチャートである。
[ステップS151] 直近の観測情報から、現在観測可能な多重度の範囲を算出する。所望の多重度nとし、アクセス発生部140では多重度n−1が検出されたときに、1アクセスの発生は可能であるとする。この場合、観測可能な多重度の範囲は、n−1までとなる。また、多重度nから適宜与えられた閾値以内(閾値をmとしてn−mからn+mの範囲)を観測可能範囲としてもよい。さらに、観測情報DB111の過去のアクセス状況を参照し、直近のアクセス数が上昇傾向にある場合は、nからn+mを観測可能範囲とし、下降傾向にある場合はn−mからnを観測可能範囲とするようにしてもよい。
[ステップS152] 観測情報DB111に格納されるアクセス情報など、利用するテーブル情報を参照する。
[ステップS153] ステップS152において、参照したテーブルから読み出していない未読のURLがあるかどうか、すなわち、擬似アクセスの要否を判定していないURLがあるかどうかを判定する。ない場合、すなわち、全URLの処理が終了した場合、処理を終了する。
[ステップS154] 未読のURLが存在する場合、すなわち、まだ擬似アクセス要否の判定処理をしていないURLが存在する場合、情報不足判定処理(ステップS21)によって情報不足フラグがセットされているかどうかを判定する。セットされていない場合、ステップS152に戻って、次のURLについて処理を行う。
[ステップS155] このURLについて要求される多重度は、ステップS151で算出された観測可能範囲内であるかどうかを判定する。所望の多重度の状態で観測情報を得たい場合、要求される多重度が現時の状態で作り出すことが可能な観測可能範囲でなければならない。観測可能範囲内でない場合、擬似アクセスを発生させても要求される多重度の状況を作り出すことができないので、ステップS152に戻って、次のURLについて処理を行う。なお、所望の多重度状態にする必要がない場合、常に観測可能範囲内と判定される。
[ステップS156] 不足する観測情報があり、多重度が観測可能範囲内であれば、この観測情報を観測するための状況が擬似アクセスを発生させることによって作り出すことができるので、発生させる擬似アクセスに関する項目を設定し、処理を終了する。
以上の処理手順により、擬似アクセスを発生させる発生条件が整えば、発生させる擬似アクセスに関する項目が設定され、次処理に引き渡される。
次に、情報不足判定処理(ステップS21)の処理手順について説明する。
図8は、本実施の形態の情報不足判定処理の処理手順を示したフローチャートである。
[ステップS211] 観測情報DB111に格納されるアクセス情報など、利用するテーブル情報を参照する。
[ステップS212] ステップS211において、参照したテーブルから読み出していない未読のURLがあるかどうか、すなわち、情報不足の判定をしていないURLがあるかどうかを判定する。ない場合、すなわち、全URLの処理が終了した場合、処理を終了する。
[ステップS213] このURLについて、必要とする観測情報(データ)が存在するか否かが判定される。データが存在しない場合、処理をステップS216へ進める。
[ステップS214] 観測情報(データ)が存在する場合、そのデータが予め設定された期限内に取得されたデータであるかどうかを判定する。たとえば、このURLに関するテーブルに設定された最新の観測時刻(観測情報を取得した最も新しい時刻)と現在時刻を比較し、その差が予め設定されている閾値を超えているかどうかを調べることによって、期限内のデータであるかどうかを判定する。期限内データでない場合は、処理をステップS216へ進める。
[ステップS215] 存在する観測情報(データ)が、期限内データである場合、さらに、観測回数を判定し、規定回数観測されているデータであるかどうかを判定する。たとえば、このURLに関するテーブルに設定された観測回数と、観測回数の平均値を比較し、平均値より少なければ、規定回数観測されていないと判定する。規定回数観測されていると判定された場合、このURLに関する観測情報(データ)は、利用可能であるので情報不足フラグはセットせず、ステップS211に戻って、次のURLの処理を行う。
[ステップS216] データが存在しない場合、情報不足フラグをセットした後、ステップS211に戻って、次のURLの処理を行う。
以上の処理手順が実行されることにより、収集した観測情報と、観測情報DB111を検索し、性能測定または予測モデル作成に不足している観測情報がないかどうかが調べられ、不足していれば、情報不足フラグがセットされる。不足の基準として、上記では、情報がない、情報の取得回数が規定値に満たない、情報の新鮮度が低い(最後に観測されてから、設定された閾値以上の時刻が経過した)などを例としてあげているが、基準は適用システムに応じて任意の設定とすることができる。
以上の処理が行われることにより、内部観測の結果に応じて動的に所望のデータを採取することが可能となり、任意の時間にサービスレベルを維持できているかどうか検証することができる。
なお、観測制御部130は、必要に応じて、擬似アクセスを発生させながらの観測を行わないようにすることもできる。たとえば、起動時からの1時間は、データ蓄積のため、擬似アクセスを発生させない受動的な観測を続ける。そして、1時間が経過したら、擬似アクセス発生を含む観測処理を行う。また、たとえば、10分以上新しいパターンのデータが取得できなくなったところで、擬似アクセス発生を含む観測処理に移行することもできる。
擬似アクセス(負荷)の発生は、観測情報が必要なサービス要求のパケットの送信のほか、任意の多重度の状態を作り出すために実行される。たとえば、多重度nでのindex.htmの応答時間が計測できていない場合は、多重度n−1の状況が計測されたと同時にアクセス発生部140によってindex.htmのアクセスを1回発生させ、観測を行う。このときのデータには、アクセス発生部140が発生させた擬似アクセスであることを示すフラグを付けておいてもよい。また、1回でうまく観測できない場合には、計測区間の平均多重度がn−1と予め決められた閾値以内の多重度の場合に、1多重アクセスを何度か連続して発生させ、計測できたら終了させてもよい。
図9は、本実施の形態の観測情報収集処理により収集されたアクセス情報を示した図である。
アクセス情報301には、パケット解析により得られたアクセスに関する情報項目が記録されている。図の例では、開始時刻と、要求内容(URL)、応答時間、リクエストデータサイズと、レスポンスデータサイズが記録されている。
また、図10は、本実施の形態の観測情報収集処理により収集されたCPU利用率情報を示した図である。
CPU利用率情報302には、エージェントによって計測されたCPUによる処理状況が記録されている。図の例では、経過時間と、その間の平均CPU利用率、処理中のリクエスト数及びサービス処理の内容(index.html、menu.jsp、login.jsp、news.jsp)ごとの処理数が記録されている。
このようなアクセス情報301、CPU利用率情報302が収集されると、性能測定部150は、これらの情報を解析して性能の測定を行い、評価部160は、性能が要求された基準を満たしているかどうかを評価する。
以下では、性能の測定として、応答時間を監視する場合で説明する。
性能測定部150は、アクセス情報を解析し、各エントリをサービス(URL)ごとにまとめ、レスポンス情報を生成する。
図11は、本実施の形態の性能測定処理によって生成されたレスポンス情報を示した図である。
レスポンス情報303は、性能測定部150がアクセス情報301及びCPU利用率情報302を解析して得た応答時間に関する性能情報である。
性能測定部150では、アクセス情報301の各エントリをサービス(URL)ごとに分類し、URLごとに、開始時刻、応答時間、データサイズ(要求、応答)をまとめて、テーブルを作成する。
観測回数は、アクセス情報301に観測情報が設定されている回数を示している。最終観測時刻は、アクセス情報301の開始時刻のうち、最も新しく観測されたエントリの開始時刻が設定される。観測回数及び最終観測時刻は、図8に示した情報不足判定処理において、観測情報の更新が必要かどうかの判定に用いられる。
多重度は、CPU利用率情報302や、アクセス情報301の各エントリの開始時刻と応答時間の関係などによって算出される。
評価部160は、性能測定部150によって分析された個々のアクセスに関するレスポンス情報と、予め決められたアクセスに関する限界値を比較し、サービスレベルが満たされているかどうかを評価する。たとえば、index.htmlに対する応答時間の限界値が3000msのとき、収集した観測情報から得られる応答時間に3000ms以上のデータがあれば、サービスレベルを満たしていないと評価できる。図11のレスポンス情報303の場合、index.htmlの応答時間は、3msと2msであるので、サービスレベルを満たしていると評価できる。出力部190は、この結果を表示画面などに表示して通知する。
また、サービスレベルが満たされていないと評価された場合は、表示画面に表示して管理者に通知する他、その旨を通知する電子メールを管理者に送るなどの方法がとられてもよい。
このように、上記の説明の処理手順が実行されることによって、任意のタイミングで必要な観測情報を取得し、限界値と比較することによって所定のサービスレベルが満たされているかどうかを評価することができる。もし、不足する観測情報がある場合には、対応する情報データを所定のタイミングで監視対象のサーバに送信することによって、所望の状況下の観測情報を発生させることができる。
なお、上記の処理では、現時のサーバシステムが所定のサービスレベルを満たしているかどうかについての確認ができる。さらに、このような観測情報を日々収集することによって、ピーク時などの状況における予測モデルを生成し、所定の状況下においてもサービスレベルが維持可能であるかどうかを予測することが可能となる。
以下、ピーク時など、所定の状況下でサービスレベルが維持できるかどうかを予測する維持予測処理を、処理要求が増加し、多重度が増えた場合に、応答時間がサービスレベルを維持できるかどうかを予測する場合で説明する。
予測モデル作成部170は、モデル作成対象範囲のすべてのレスポンス情報を順次読み込んで多重度と応答時間の対応関係を表すテーブルを作成し、そのテーブルに基づき応答時間を多重度の関数として表す。モデル作成対象範囲は、たとえば、1日分、1週間分などのように任意に設定される。
図12は、本実施の形態の予測モデル作成処理の手順を示したフローチャートである。モデル作成対象範囲のレスポンス情報が格納される観測情報DB111の記憶領域を示され、処理が開始される。
[ステップS31] モデル作成対象範囲のレスポンス情報(データ)を1つ読み込む。
[ステップS32] ステップS31でデータがあったかどうかを判定する。データが存在せず、データの読み込みができなかった場合は、すべてのデータの読み込みが完了していると判定し、処理をステップS35に進める。
[ステップS33] データ有の場合、すなわち、データが読み込めた場合、このデータのうち、同じ多重度で最も応答時間の長いデータの応答時間(データの最大値)を選択し、既に応答時間と多重度の関係を表すテーブルに登録されている応答時間の最大値と比較する。登録されている応答時間の最大値より読み出されたデータの最大値の方が小さい場合には、ステップS31に戻って次のデータの読み出しから処理を繰り返す。
[ステップS34] 登録されている応答時間の最大値より読み出されたデータの最大値の方が大きい場合は、登録されている応答時間の最大値を読み出されたデータの最大値に更新した後、ステップS31に戻って次のデータの読み出しから処理を繰り返す。
以上の処理手順が繰り返されることにより、モデル作成対象範囲のすべてのデータについて、多重度と、その間に処理された、もしくは処理途中だったアクセスのうち、最も時間がかかったものの応答時間のペアが示されたテーブルを作ることができる。
[ステップS35] これまでの処理で作成された多重度と、その最大の応答時間のペアからモデルを作成する。多重度と最大応答時間のペアを、たとえば、最小二乗法を用いて多重度と応答時間の関数として表す。応答時間を多重度の一次関数、もしくは指数関数として表し、これを応答時間モデルとする。
[ステップS36] ステップS35で作成された応答時間モデルに基づき、このモデルと予め決められた応答時間の限界値を比較することによって、サービスレベルを維持可能な多重度の範囲を決める。ステップS35で作成された関数により、応答時間の限界値に対応する多重度を算出して多重度範囲を求める。
[ステップS37] 応答時間モデル、サービスレベルを維持可能な多重度範囲を含むこれまでに作成されたデータをモデルDB112に格納する。
図13は、本実施の形態のサービスレベル維持予測モデルの一例を示した図である。
図は、応答時間を多重度の一次関数で表した応答時間モデル401を、縦軸を応答時間、横軸を多重度で表した例を示している。
応答時間モデル401は、需要が増し、多重度が増加するにつれて応答時間が増大することを示している。そして、応答時間モデル401から、サービスレベルが維持可能な応答時間を示すSLA402に対応する多重度の許容限界403の値が決定される。
予測モデル作成部170は、たとえば、毎日所定の時刻に、過去一日分のデータを利用して予測モデルを作成し、この予測モデルを一日のサービスレベルの維持予測に使用するようにしてもよい。また、予測モデルを作成するモデル作成対象範囲は、これまでに蓄積されたすべてのデータとすることもできる。さらに、期間ばかりでなく、モデル作成対象範囲を曜日ごとにして、曜日ごとのモデルを作成することもできる。
なお、以上の手順において、多重度をCPU利用率に置き換えることで、CPU利用率を利用した場合の予測情報であるCPU利用率予測404が作成可能で、CPU利用率を用いた維持予測が可能となる。
維持予測部180では、このような応答時間モデルを用いて、サービスレベルの維持予測処理を行う。維持予測処理では、観測情報から得られる直近の多重度が許容限界を超えているかどうかでサービスレベルを維持できない可能性があるかどうかを判定することができる。また、観測されている多重度がサービスレベルを維持可能な範囲の条件に近づいたとき、たとえば、多重度がサービスレベル維持可能な範囲の上位10%になったとき、サービスレベルを維持できなくなる可能性があると判定することもできる。
図14は、本実施の形態のサービスレベル維持予測処理の手順を示したフローチャートである。
[ステップS41] 維持予測部180は、モデルDB112からサービスレベル維持可能範囲を含む応答時間モデルに関する情報を読み込む。なお、サービスレベル維持可能範囲は、早期に警告を行うため、許容限界の90%を条件とする範囲としておくこともできる。
[ステップS42] 直近、もしくは、ピーク時など任意の時刻についての判定を行いたい場合は該当時刻の多重度を読み込み、ステップS41で読み込んだサービスレベル維持可能範囲と比較する。
[ステップS43] 該当時刻の多重度がサービスレベル維持範囲内に収まっているかどうかを判定する。収まっている場合は、処理を終了する。
[ステップS44] 該当時刻の多重度がサービスレベル維持範囲内に収まっていない場合、管理者に対し、「サービスレベルが維持できない可能性がある」もしくは、「サービスレベルが維持できなくなる可能性がある」旨の警告を通知し、処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、サービスレベルが維持できるかどうかの予測が可能となる。
また、サービスレベルが維持できないと判定された場合において、アクセス発生部140により擬似アクセスを発生させることによって、実際にサービスレベルが維持できるかどうかを確かめることもできる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、システム性能監視装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) 複数のサーバがネットワークによって接続されて所定のサービスを行うサーバシステムの性能を監視するためのシステム性能監視プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記サーバシステムの動作状態に関する観測情報を取得して観測情報記憶手段に格納するとともに、性能測定に必要な前記観測情報に不足があれば、不足する前記観測情報に応じた観測可能状況を前記サーバシステムに発生させる所定のアクセスを指示し、指示した前記所定のアクセスの発生に応じて生成される前記観測情報を取得して前記観測情報記憶手段に格納する観測手段、
前記観測手段から前記所定のアクセス指示を取得すると、前記ネットワークを介して前記サーバシステムに対して前記所定のアクセスを行って、前記サーバシステムに前記観測可能状況を発生させるアクセス発生手段、
前記観測情報記憶手段に格納される前記観測情報を分析して性能を測定し、前記サーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうかを評価する性能評価手段、
として機能させることを特徴とするシステム性能監視プログラム。
(付記2) 前記観測手段は、前記サーバ内に実装されるエージェントによって生成されたCPU利用率やアクセス多重度を含む前記サーバの内部状態を記録した前記観測情報を収集する、
ことを特徴とする付記1記載のシステム性能監視プログラム。
(付記3) 前記観測手段は、前記サーバを接続する前記ネットワーク内に設けられたスイッチのミラーポートを介して、前記サーバに受け渡しされる情報データを取得し、前記情報データの内容を解析して前記情報データの宛先、サービス種別及び応答時間を含む前記観測情報を生成する、
ことを特徴とする付記1記載のシステム性能監視プログラム。
(付記4) 前記観測手段は、不足する前記観測情報の生成が可能な前記観測可能状況を前記サーバシステムに発生させる前記所定のアクセスのアクセスパターンと発生タイミングを前記アクセス発生手段に指示する、
ことを特徴とする付記1記載のシステム性能監視プログラム。
(付記5) 前記観測手段は、前記性能の測定に前記サーバシステムが実行するサービス処理の多重度に応じた前記観測情報が必要となる場合に、前記観測情報に基づいて現時の多重度を計測し、所望の多重度に対し前記現時の多重度が不足する数分の前記所定のアクセスを指示する、
ことを特徴とする付記4記載のシステム性能監視プログラム。
(付記6) 前記観測手段は、予め設定された所定の期間、または、所定の条件が成立した場合に前記観測情報の収集からの処理を行う、
ことを特徴とする付記1記載のシステム性能監視プログラム。
(付記7) 前記コンピュータを、さらに、
前記観測情報記憶手段に格納された前記観測情報を解析し、任意の性能を表す性能パラメータと前記観測情報に含まれる所定のデータ項目との対応関係に基づき、前記サーバシステムが前記所定の性能基準の維持が可能な前記所定のデータ項目の値範囲を算出し、前記観測情報から得られる前記所定のデータ項目の現在値と前記値範囲を比較して前記サーバシステムが前記所定の性能基準を維持できるかどうかを予測する維持予測手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載のシステム性能監視プログラム。
(付記8) 前記維持予測手段は、前記観測情報記憶手段に格納された前記観測情報を解析し、前記性能パラメータと前記所定のデータ項目との対応関係に基づいて前記性能パラメータを前記所定のデータ項目の関数で表した予測モデルを作成し、前記予測モデルを用いて前記サーバシステムに要求される前記所定の性能基準が維持できる前記所定のデータ項目の値範囲を算出する、
ことを特徴とする付記7記載のシステム性能監視プログラム。
(付記9) 前記維持予測手段は、前記観測情報記憶手段に格納される前記観測情報のうち所定の期間や時間範囲を含む任意の条件を満たす前記観測情報を抽出し、抽出された前記観測情報を前記予測モデル作成に利用する、
ことを特徴とする付記8記載のシステム性能監視プログラム。
(付記10) 前記維持予測手段は、前記サーバシステムに要求される前記所定の性能基準の限界値を前記予測モデルに適用して得られる前記所定のデータ項目の値を前記所定のデータ項目の値範囲に設定し、前記観測手段により収集された前記観測情報より得られる前記所定のデータ項目の値が前記所定のデータ項目の値範囲を超えている場合は要求される性能が維持できない可能性があると判断する、
ことを特徴とする付記8記載のシステム性能監視プログラム。
(付記11) 前記維持予測手段は、前記サーバシステムに要求される前記所定の性能基準の限界値を前記予測モデルに適用して得られる前記所定のデータ項目の値からマージンを差し引いた値を前記所定のデータ項目の値範囲に設定し、前記観測手段により収集された前記観測情報より得られる前記所定のデータ項目の値が前記所定のデータ項目の値範囲を超えている場合は要求される性能が維持できなくなる可能性があると判断する、
ことを特徴とする付記8記載のシステム性能監視プログラム。
(付記12) 複数のサーバがネットワークによって接続されて所定のサービスを行うサーバシステムの性能を監視するシステム性能監視方法において、
観測手段が、前記サーバシステムの動作状態に関する観測情報を取得して観測情報記憶手段に格納するとともに、性能測定に必要な前記観測情報に不足があれば、不足する前記観測情報に応じた状況を前記サーバシステムに発生させる所定のアクセスを指示し、
アクセス発生手段が、前記観測手段から前記所定のアクセス指示を取得すると、前記ネットワークを介して前記サーバシステムに対して前記所定のアクセスを行って、前記サーバシステムに前記観測情報に応じた状況を発生させ、
前記観測手段が、前記所定のアクセスに応じて生成される前記観測情報を取得して前記観測情報記憶手段に格納し、
性能評価手段が、前記観測情報記憶手段に格納される前記観測情報を分析して性能を測定し、前記サーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうかを評価する、
ことを特徴とするシステム性能監視方法。
(付記13) 複数のサーバがネットワークによって接続されて所定のサービスを行うサーバシステムの性能を監視するシステム性能監視装置において、
前記サーバシステムの動作状態に関する観測情報を取得して観測情報記憶手段に格納するとともに、性能測定に必要な前記観測情報に不足があれば、不足する前記観測情報に応じた状況を前記サーバシステムに発生させる所定のアクセスを指示し、前記所定のアクセスに応じて生成される前記観測情報を取得して前記観測情報記憶手段に格納する観測手段と、
前記観測手段から前記所定のアクセス指示を取得すると、前記ネットワークを介して前記サーバシステムに対して前記所定のアクセスを行って、前記サーバシステムに前記観測情報に応じた状況を発生させるアクセス発生手段と、
前記観測情報記憶手段に格納される前記観測情報を分析して性能を測定し、前記サーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうかを評価する性能評価手段と、
を具備することを特徴とするシステム性能監視装置。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 本実施の形態のシステム性能監視装置の第1の構成を示した図である。 本実施の形態のシステム性能監視装置の第2の構成を示した図である。 本実施の形態の監視装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施の形態の監視装置の機能ブロックを示す図である。 本実施の形態の観測情報収集処理の手順を示したフローチャートである。 本実施の形態の擬似アクセス判定処理の処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態の情報不足判定処理の処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態の観測情報収集処理により収集されたアクセス情報を示した図である。 本実施の形態の観測情報収集処理により収集されたCPU利用率情報を示した図である。 本実施の形態の性能測定処理によって生成されたレスポンス情報を示した図である。 本実施の形態の予測モデル作成処理の手順を示したフローチャートである。 本実施の形態のサービスレベル維持予測モデルの一例を示した図である。 本実施の形態のサービスレベル維持予測処理の手順を示したフローチャートである。 従来の代表的なシステム性能監視装置の例を示した図である。
符号の説明
1 システム性能監視装置
1a 観測手段
1b アクセス発生手段
1c 観測情報記憶手段
1d 性能評価手段
1e 維持予測手段
1f 出力手段
2 ネットワーク
3 システム
3a、3b、3c サーバ
4 ユーザ
4a、4b、4c クライアント

Claims (5)

  1. 複数のサーバがネットワークによって接続されて所定のサービスを行うサーバシステムの性能を監視するためのシステム性能監視プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記サーバシステムの動作状態に関する観測情報を取得して観測情報記憶手段に格納するとともに、性能測定に必要な前記観測情報に不足があれば、不足する前記観測情報に応じた観測可能状況を前記サーバシステムに発生させる所定のアクセスを指示し、指示した前記所定のアクセスの発生に応じて生成される前記観測情報を取得して前記観測情報記憶手段に格納する観測手段、
    前記観測手段から前記所定のアクセス指示を取得すると、前記ネットワークを介して前記サーバシステムに対して前記所定のアクセスを行って、前記サーバシステムに前記観測可能状況を発生させるアクセス発生手段、
    前記観測情報記憶手段に格納される前記観測情報を分析して性能を測定し、前記サーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうかを評価する性能評価手段、
    として機能させることを特徴とするシステム性能監視プログラム。
  2. 前記観測手段は、不足する前記観測情報の生成が可能な前記観測可能状況を前記サーバシステムに発生させる前記所定のアクセスのアクセスパターンと発生タイミングを前記アクセス発生手段に指示する、
    ことを特徴とする請求項1記載のシステム性能監視プログラム。
  3. 前記コンピュータを、さらに、
    前記観測情報記憶手段に格納された前記観測情報を解析し、任意の性能を表す性能パラメータと前記観測情報に含まれる所定のデータ項目との対応関係に基づき、前記サーバシステムが前記所定の性能基準の維持が可能な前記所定のデータ項目の値範囲を算出し、前記観測情報から得られる前記所定のデータ項目の現在値と前記値範囲を比較して前記サーバシステムが前記所定の性能基準を維持できるかどうかを予測する維持予測手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1記載のシステム性能監視プログラム。
  4. 前記維持予測手段は、前記観測情報記憶手段に格納された前記観測情報を解析し、前記性能パラメータと前記所定のデータ項目との対応関係に基づいて前記性能パラメータを前記所定のデータ項目の関数で表した予測モデルを作成し、前記予測モデルを用いて前記サーバシステムに要求される前記所定の性能基準が維持できる前記所定のデータ項目の値範囲を算出する、
    ことを特徴とする請求項3記載のシステム性能監視プログラム。
  5. 複数のサーバがネットワークによって接続されて所定のサービスを行うサーバシステムの性能を監視するシステム性能監視方法において、
    観測手段が、前記サーバシステムの動作状態に関する観測情報を取得して観測情報記憶手段に格納するとともに、性能測定に必要な前記観測情報に不足があれば、不足する前記観測情報に応じた状況を前記サーバシステムに発生させる所定のアクセスを指示し、
    アクセス発生手段が、前記観測手段から前記所定のアクセス指示を取得すると、前記ネットワークを介して前記サーバシステムに対して前記所定のアクセスを行って、前記サーバシステムに前記観測情報に応じた状況を発生させ、
    前記観測手段が、前記所定のアクセスに応じて生成される前記観測情報を取得して前記観測情報記憶手段に格納し、
    性能評価手段が、前記観測情報記憶手段に格納される前記観測情報を分析して性能を測定し、前記サーバシステムが所定の性能基準を満たしているかどうかを評価する、
    ことを特徴とするシステム性能監視方法。
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