JP2007023873A - ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管の固定手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管について、部品点数および組み付け工数を減らすことにより製品の製造容易性と低価格化とを計る。
【解決手段】 ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管1を、金属により形成されたメインジェット6と硬質合成樹脂により形成されたメインノズル3とを高周波溶着により一体化して形成し、この燃料供給管1を気化器本体5に形成した嵌挿孔7に嵌挿するとともに重ねて嵌挿した中空のプラグ8を圧入して固定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管1を、金属により形成されたメインジェット6と硬質合成樹脂により形成されたメインノズル3とを高周波溶着により一体化して形成し、この燃料供給管1を気化器本体5に形成した嵌挿孔7に嵌挿するとともに重ねて嵌挿した中空のプラグ8を圧入して固定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、チェーンソーや草刈機等の携帯作業機械の駆動源として用いられる小型の2サイクルエンジンに最適なロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管の固定手段に関するものである。
従来、燃料供給管燃料噴射孔を有する先端計量部へ燃料噴射の開口面積を加減するニードルが挿入され、燃料を計量するロータリースロットル弁式気化器が特開昭62−55499号公報に提示されている。
このロータリースロットル弁式気化器は、小型機関におけるアイドル運転時のような微小な燃料量を安定した状態で制御することができる利点を有している。
更に、燃料供給管とニードルとの組付精度、特に燃料供給管とニードルとの隙間を小さく、且つ両者の同心度を高め、長期使用中に生じる燃料量の経時的変化を抑えるために、燃料供給管の基端圧入部を金属により形成し、燃料供給管のメインノズルを合成樹脂から形成し、燃料供給管のメインノズルが基端圧入部のフランジよりも先端側に外嵌する如く一体的に結合したものが特開平8−105357号公報に提示されている。
この公報に提示されている燃料供給管は、基端圧入部を気化器本体の取付孔に圧入するときに、基端圧入部が変形したり、燃料供給管が取付孔へ斜めに嵌合することがなく、燃料供給管にニードルが同心に嵌合する。特に、合成樹脂製のメインノズルは薄肉にしても差し支えなく、先端計量部の寸法精度が向上し、燃料供給管とニードルとの隙間を最小限に設定でき、燃料供給管の内径や燃料噴孔の形状に経時的変化がなく、長期使用に対して安定である。
ところが、図4に示すように前記公報に提示されている従来の燃料供給管1は、金属により形成された基端圧入部2の上にメインノズル3を硬質合成樹脂によりインサート成形し、これを図5に示すようにOリング4を介して順に差し込んで気化器本体5に形成した下端にメインジェット6を配置してある嵌挿孔7に固定されている。
従って、従来の燃料供給管1は部品として基端圧入部2、メインノズル3、Oリング4およびメインジェット6を要し、点数が多く、これらを組み付けるため工数が多くなり、その結果、製品コストが高くなるという問題がある。
特開昭62−55499号公報
特開平8−105357号公報
本発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管について、部品点数および組み付け工数を減らすことにより製品の製造容易性と低価格化とを計ることを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明であるロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管の固定手段は、金属により形成されたメインジェットと硬質合成樹脂により形成されたメインノズルとを高周波溶着により一体化して形成した燃料供給管を気化器本体に形成した嵌挿孔に嵌挿するとともに重ねて嵌挿した中空のプラグを圧入して固定することを特徴とする。
本発明によれば、従来のように4つの部品により構成されているロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管を2つの部品に減少させるばかりか、組み付けも一体化したメインジェットとメインノズルとからなる燃料供給管を中空プラグを重ねて気化器本体に形成した嵌挿孔に嵌挿するという1工程ですみ、製造コストを低減することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明における好ましい実施の形態の一例を示すものであり、燃料供給管1は図1に示すように、例えばアルミニウムなどの金属により形成されたメインジェット6と前記メインジェット6と硬質合成樹脂製のメインノズル3とからなり、メインノズル3の下端に形成した膨出部31に下面を開口して形成されたメインノズル3の嵌挿部32にメインジェット6が噴射孔を連通させた状態で嵌挿し、更に高周波溶着によりメインノズル3とメインジェット6とが一体化される。
そして、前記図1に示した燃料供給管1を気化器本体5に組み付けるには、図2に示すように、気化器本体5における吸気筒51のベンチュリ部52に形成した嵌挿孔7に膨出部31を差し込むととともに同時に膨出部31に連続して形成されるノズル部33に重ねて嵌挿した中空の例えばアルミニウムなどによる金属製のプラグ8を圧入して固定すればよい(図3参照)。
このように本実施の形態によれば、メインノズル3とメインジェット6とを一体化した燃料供給管1とプラグ8とからなるきわめて少ない部品を、気化器本体5に形成した嵌挿孔7に嵌挿、固定するだけでよく、部品の製造、管理が容易で組み付けも簡単であることから生産コストを低下させることができる。
殊に、燃料供給管1を構成するメインノズル3とメインジェット6とは高周波溶着により一体化されていることから、互いに緊密に結合して使用時に燃料が洩れるという心配もなく、また、気化器本体5に形成した嵌挿孔7に嵌挿するのはメインノズル3部分だけであり、部品同士の接合不良なども生じる心配がなく精度よく組み付けることができ、ニードルとの隙間における精度もよいことはいうまでもない。
1 燃料供給管、 3 メインノズル、 5 気化器本体、 6 メインジェット、 7 嵌挿孔、 8 プラグ
Claims (1)
- 金属により形成されたメインジェットと硬質合成樹脂により形成されたメインノズルとを高周波溶着により一体化して形成した燃料供給管を気化器本体に形成した嵌挿孔に嵌挿するとともに重ねて嵌挿した中空のプラグを圧入して固定することを特徴とするロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管の固定手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005206320A JP2007023873A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管の固定手段 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005206320A JP2007023873A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管の固定手段 |
Publications (1)
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JP2007023873A true JP2007023873A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37784974
Family Applications (1)
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JP2005206320A Withdrawn JP2007023873A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | ロータリースロットル弁式気化器における燃料供給管の固定手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007023873A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150013247A (ko) | 2012-05-25 | 2015-02-04 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 중공 스태빌라이저 및 중공 스태빌라이저용 강관 및 그 제조 방법 |
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2005
- 2005-07-15 JP JP2005206320A patent/JP2007023873A/ja not_active Withdrawn
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KR20150013247A (ko) | 2012-05-25 | 2015-02-04 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 중공 스태빌라이저 및 중공 스태빌라이저용 강관 및 그 제조 방법 |
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Legal Events
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