JP2007017978A - ヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置 - Google Patents

ヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のヒータを、消費電力を増大させることなく目標温度まで効率的に加熱し、かつ維持することができるヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のヒータHT0,HT1のうち、シーケンスカウンタ16により通電が指示されたいずれか1つのヒータに対し通電を行い、タイマカウンタ18が、ヒータに対して設定された通電時間のカウントを終了すると対応するヒータへの通電を終了させるとともに、通電中のヒータの温度が、目標温度に達すると、前記タイマカウンタ18のカウント途中であっても対応するヒータへの通電を終了させ、ヒータに対する過熱制御の効率化を図った。
【選択図】図1

Description

本発明は、定着用ヒートローラなどに用いられるヒーティングユニットに対する制御機能を有する画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等、電子写真方式により用紙上に画像形成を行う画像形成装置では、用紙上の未定着トナーを定着させるため、定着用のヒートローラが用いられる。このヒートローラは、ヒータにより所定温度に加熱されており、用紙を挟圧搬送しながら加熱するため、上下一対に構成されている。加熱用のヒータはヒートローラ毎に設けられており、これらヒータは定着作用を生じる温度に制御される。複数のヒータを温度制御する場合、温度検知にはヒータごとにサーミスタが設けられる。
ここで、ヒータは消費電力が大きいので、消費電力を抑えるための発明が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。これらの発明では、それぞれのヒータが、同時に点灯しないように制御していた。すなわち、ヒータへの通電時間Tを規定し、順次他のヒータへ通電を切換えるようにして、ピーク電力を抑える制御をしていた。
特開2000−70056号公報 特開2003−195680号公報
このように、複数のヒータを同時に点灯させない場合、一つのヒータが点灯中、その他のヒータはオフ状態である。このため、オフ状態のヒータは定着温度を一定に保てない場合もありえる。また、ヒータの片方が目標温度に達していても、それぞれの切り替え周期が固定であるため、すぐに他方のヒータの点灯に移行できないなど、効率が悪かった。
本発明の目的は、複数のヒータを、消費電力を増大させることなく目標温度まで効率的に加熱し、かつ維持することができるヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置を提供することにある。
本発明のヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置は、それぞれ通電により発熱する複数のヒーティングユニットと、これらヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度をそれぞれ測定する温度測定器と、複数のシーケンス値を有し、これらシーケンス値には前記複数のヒーティングユニットがそれぞれ個別に割り当てられ、このシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電を指示するべく、複数のシーケンス値を順次択一的に出力するように構成され、この出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電が終了すると次のシーケンス値を出力するシーケンスカウンタと、前記シーケンスカウンタからのシーケンス値の出力により、このシーケンス値に対応するヒーティングユニットへの通電時間のカウントを開始するタイマカウンタと、前記ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物ごとに目標温度が設定され、この目標温度と前記温度測定器により測定されたヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度とを比較する温度比較装置と、前記シーケンスカウンタから出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットに対し通電を行い、前記タイマカウンタが、前記ヒーティングユニットに対して設定された通電時間のカウントを終了すると対応するヒーティングユニットへの通電を終了させるとともに、前記通電中のヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が、前記目標温度に達すると、前記タイマカウンタのカウント途中であっても対応するヒーティングユニットへの通電を終了させる通電制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置は、ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物ごとに目標温度が設定され、この目標温度と前記温度測定器により測定されたヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度とを比較すると共に、温度測定器により測定された各ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度を相互に比較する温度比較装置を設け、この温度比較装置により相互に比較された各ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度の高低関係に基いて、前記シーケンスカウンタの各シーケンス値に対するヒーティングユニットの割り当てを決定する。また、シーケンスカウンタから出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットに対し通電を行い、タイマカウンタが、前記ヒーティングユニットに対して設定された通電時間のカウントを終了すると対応するヒーティングユニットへの通電を終了させるとともに、前記通電中のヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が、前記目標温度に達すると、前記タイマカウンタのカウント途中であっても対応するヒーティングユニットへの通電を終了させるように構成してもよい。
また、本発明のヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置は、ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物ごとに目標温度が設定され、この目標温度と前記温度測定器により測定されたヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度とを比較する温度比較装置を設けると共に、シーケンスカウンタから出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットに対し通電を行い、前記タイマカウンタが、前記ヒーティングユニットに対して設定された通電時間のカウントを終了すると対応するヒーティングユニットへの通電を終了させるとともに、前記通電中のヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が、前記目標温度に達すると、前記タイマカウンタのカウント途中であっても対応するヒーティングユニットへの通電を終了させる通電制御手段を設け、さらに、前記ヒーティングユニットへの通電終了により前記シーケンスカウンタから次に出力されるシーケンス値に対応したヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が前記目標温度に達しているとこのシーケンス値をスキップし、さらに次のシーケンス値を出力させるスキップ手段を設けた構成としてもよい。
本発明では、各ヒーティングユニットに対する通電時間は、ヒーティングユニットの通電に対する温度上昇特性に応じてヒーティングユニット毎に個別に設定されている。
また、本発明では、温度比較装置は、目標温度として上限目標温度と下限目標温度とを有し、ヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度が下限目標以下のときは目標温度を上限目標温度とし、ヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度が上限目標温度以上になると目標温度を下限目標温度に切り替える目標温度切換え手段を有する構成でもよい。
さらに、本発明では、ヒーティングユニット割り当て手段は、ヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度の低いヒーティングユニットを出力タイミングの早いシーケンス値に割り当てる。
本発明によれば、複数のヒータを、消費電力を増大させることなく目標温度まで効率的に加熱し、かつ維持することができる。
以下、本発明のヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置の一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態であるヒータ制御機能を有する画像形成装置のヒータ制御部分を示す機能ブロック図である。画像形成装置には、用紙上の未定着トナーを定着させるために、用紙を挟圧搬送しながら加熱する一対のヒートローラが用いられる。このヒートローラにはそれぞれヒータが内蔵される。ここで、ヒータはヒートローラを加熱するのに適した形態であれば、様々な形態の物を用いることが可能であり、誘導加熱におけるヒーティングユニットもヒータに含まれる。図1における複数のヒータHT0,HT1は、このようなヒートローラの加熱に用いられるヒーティングユニットの代表的なもので、通電により点灯され発熱する。これらヒータHT0,HT1あるいはこれらヒータによる加熱対象物(図示せず)には、温度検出器としてサーミスタ110,111が設けられている。以下、説明を簡潔にするために、温度検出器はヒータHT0,HT1に設けられ、これらヒータの温度を測定するものとする。
15は温度比較装置で、ヒータHT0,HT1毎に目標温度RT0,RT1が設定され、この目標温度RT0,RT1とサーミスタ110,111により測定されたヒータ温度TH0,TH1とを比較する。また、ヒータ温度TH0,TH1相互の比較も行う。そして、その結果である温度情報と割り込み信号とを出力する。
16はシーケンスカウンタで、そのカウント値によりヒータHT0,HT1をシーケンス制御する。すなわち、このシーケンスカウンタ16には、複数のヒータHT0,HT1と同数のシーケンス値「0」「1」が設定され、カウント動作により、これら複数のシーケンス値「0」「1」が順次択一的に繰り返し出力される。
このシーケンス値「0」「1」には、ヒータ割り当て手段17により、ヒータHT0,HT1がそれぞれ個別に割り当てられている。例えば、シーケンス値「0」にはヒータHT0が、シーケンス値「1」にはヒータHT1が割り当てられているものとする。シーケンスカウンタ16は、そのカウント動作によってシーケンス値(例えば「0」)が出力されることにより、このシーケンス値「0」に割り当てられたヒータHT0への通電を、後述する通電制御部に19に指示する。さらに、シーケンスカウンタ16は、出力されたシーケンス値「0」に対応するヒータHT0への通電が終了すると、次のシーケンス値(この場合は「1」)を出力する。
18はタイマカウンタで、シーケンスカウンタ16からのシーケンス値「0」または「1」の出力により、対応するヒータHT0またはHT1に対する通電時間Tのカウントを開始する。
通電制御部19は、ヒータ制御部200,201を介して対応するヒータHT0またはHT1への通電を制御するものである。すなわち、シーケンスカウンタ16により通電が指示されたヒータ(例えば、HT0とする)に対し、対応するヒータ制御部200により通電を行う。そして、タイマカウンタ18が設定された通電時間Tのカウントを終了したことにより、対応するヒータHT0への通電を終了させる。また、通電中のヒータHT0の温度がTH0が目標温度RT0に達したことが温度比較装置15によって検出されると、タイマカウンタ18が通電時間Tのカウント途中であっても、対応するヒータHT0への通電を終了させる強制移行機能を有する。
前記ヒータ割り当て手段17は、複数のヒータHT0,HT1の制御タイミングを、シーケンスカウンタ16に設定されたシーケンス値「0」「1」にそれぞれ個別に割り当てるものであり、その割り当て基準は、割り当て時におけるヒータの温度を用いる。すなわち、温度比較装置15から出力される温度情報に基き、例えば、ヒータ温度の低いヒータを、出力タイミングの早いシーケンス値「0」に割り当てる。また、目標温度を基準にしたときの相対的なヒータ温度が低い方のヒータを、出力タイミングの早いシーケンス値「0」に割り当ててもよい。
22はスキップ手段で、シーケンスカウンタ16から順次出力されるシーケンス値をスキップさせる機能を有する。例えば、ヒータHT0への通電終了により、シーケンスカウンタ16からは次のシーケンス値「1」が出力される。このとき、このシーケンス値「1」に対応したヒータHT1の温度が、既に目標温度RT1に達している場合は、このヒータHT1を加熱する必要がないので、シーケンス値「1」をスキップし、さらに次のシーケンス値「0」を出力させるものである。
これら各部の機能は、ASICにより実現したり、あるいは、画像形成装置全体を制御するCPUの機能として実現してもよい。また、制御においては、シーケンスカウンタ、タイマカウンタ、モードレジスタ(どのような動作をさせるかを選択するためのレジスタ)、目標温度レジスタ(ヒータをオンさせたい温度、オフさせたい温度の情報を格納するレジスタ)を搭載し、レジスタによるソフトリセット(レジスタの値を制御することによりハード的に動作を中断すること)を可とする。また、方式等に関係なく2種類の制御目標温度レジスタ、複数の(今回は2種)のタイマレジスタが存在し、モードレジスタによって切り替えを行うように構成する。
次に、この実施の形態の動作を図2、図3、図4のフローチャート及び図5のタイミングチャートを用いて説明する。
図2において、画像形成装置に対する電源かオン操作されると(S201)、各部の初期設定が行われる(S202)。
次に、サーミスタ110,111で測定したヒータHT0,HT1の温度TH0,TH1を温度比較装置15により比較する(S203)。そして、この比較結果に応じて、ヒータ割り付け部17により、各ヒータHT0,HT1をシーケンスカウンタ16のシーケンス値「0」「1」いずれかに割り付ける(S204,S205)。
図2に示した例では、TH0>TH1(S203:Y)の場合、温度の低いヒータHT1を、早いタイミングで出力されるシーケンス値「0」に割り付け、温度の高いヒータHT0を、次のタイミングで出力されるシーケンス値「1」に割り付ける(S204)。これに対し、TH0<TH1(S203:N)の場合は、温度の低いヒータHT0を、早いタイミングで出力されるシーケンス値「0」に割り付け、温度の高いヒータHT1を、次のタイミングで出力されるシーケンス値「1」に割り付ける(S205)。
次に、制御モードを選定するとともに、ヒータHT0,HT1への通電時間Tを規定する(S206)。この後、ヒータHT0,HT1に対する点灯(通電)が行われる(S207)。
ここで、ヒータHT0,HT1への通電時間は同じ値である必要はないが、ここでは、説明を単純化するため両ヒータHT0,HT1への通電時間は、同じ値Tとする。また、本発明においては、前記通電時間Tは各ヒータに1サイクル中に通電する時間の最大値であり、後で述べるように、時間Tを経過する前に各ヒータへの1サイクル中の通電が終了することもあることに注意すべきである。
図5は、画像形成装置が待機状態(コピーまたはプリントに対応できる状態)にあり、両ヒータHT0,HT1の温度TH0,TH1を、目標温度RT0,RT1近くに維持するように制御している。
ヒータ点灯制御S207では、先ず、シーケンスカウンタ16のシーケンス値「0」に対応するヒータへの点灯(通電)が行われる。ここでは、シーケンス値「0」の開始前の時点において、図5で示すように、一方のヒータHT0の温度TH0が他方のヒータHT1の温度TH1より低いものとする。したがってTH0<TH1となり、S205で、シーケンス値「0」にはヒータHT0が、シーケンス値「1」にはヒータHT1がそれぞれ割り当てられる。
このように、図5の例では、シーケンス値「0」にはヒータHT0が割り当てられているので、図3に示すヒータ点灯制御においては、シーケンスカウンタ16がシーケンス値「0」を出力すると(S2071)、タイマカウンタ18によりヒータHT0に設定された通電時間Tのタイムカウント制御(S2072)が行われる。
タイムカウント制御(S2072)において、図4で示すように、カウント開始時にはカウンタの値t=0であり(S20721)、規定された通電時間Tより小さいため(S20722:N)、温度比較装置15におけるヒータ温度TH0と目標温度RT0との比較結果が判断される(S20723)。このときカウント開始時点であるため、ヒータ温度TH0は目標温度RT0に達していない(S20723:N)ため、ヒータHT0に通電し、点灯(発熱)させると共に、カウンタを1インクリメントする(S20724)。
この後、カウンタの値tを規定された通電時間Tと再び比較し(S20722)、規定された通電時間Tにより達していなければ、ヒータ温度TH1が目標温度RT0に達するまで(S20723:Y)、あるいは規定された通電時間Tを越えるまで(S20722:Y)、S20722〜S20724の処理を繰り返し、ヒータHT0への通電を継続する。
図5における最初のシーケンス値「0」においては、規定された通電時間Tの間、ヒータHT0に通電してもその温度TH0が目標温度RT0に達しなかった。このため、タイマカウント値tが規定された通電時間Tを越えたことにより(S20722:Y)、ヒータHT0への通電をオフする。
この後、シーケンスカウンタ16はカウントアップし(S2073)、そのシーケンス値が「1」となる(S2074)ことにより、シーケンス値「0」でのヒータ点灯を終了する。この後、図示していないが、シーケンス値「1」での対応するヒータHT1に対する点灯(通電)制御を行う。
この場合、シーケンスカウンタ16のシーケンス値「1」に対応するヒータHT1への点灯(通電)は、シーケンス値「0」でのヒータ点灯制御と同様に行われる。図5の例では、シーケンスカウンタ16がシーケンス値「1」を出力すると、タイマカウンタ18によりヒータ11に対する通電時間のカウントが開始される。図5ではヒータHT1の温度TH1が、規定の通電時間Tに達する前のタイマカウント値=tの時点で目標温度RT1以上になったので、この時点でヒータHT1への通電をオフし、シーケンスかウンタ16のシーケンス値を次の値「0」にカウントアップして終了する。すなわち、シーケンス値「1」での通電により、ヒータHT1の温度TH1が目標温度RT1に達したことを温度比較装置15が検出すると、その時点が規定の通電時間Tに達する前の、タイマカウンタ18のカウント途中であっても、対応するヒータHT1への通電をオフさせる。
このように、ヒータHT1の温度TH1が目標温度RT1に達すると、タイマカウンタ18のカウント途中であっても、ヒータHT1への通電を終了させ、次のシーケンス値に強制移行するので、従来のように、規定された通電時間Tのカウントが終了するまで、次のシーケンス値に移行しないものに比べ、無駄なヒータオフ状態を無くすことが出来、効率的なヒータ加熱制御を行うことができる。
シーケンスカウンタ16は、設定されたシーケンス値「0」、「1」を順次カウントアップするもので、1回の「0」、「1」カウント周期が終了する毎に、次の周期の「0」、「1」カウントを繰り返す。ヒータ点灯制御(S207)は、シーケンスカウンタ16による1回の「0」、「1」カウント毎に終了し、再びヒータHT0,HT1の温度関係を判断する(S203)。図5の例では、2回目の「0」、「1」カウント周期開始時点においてもTH0<TH1であるため、S205により、再びシーケンス値「0」にはヒータHT0が、シーケンス値「1」にはヒータHT1がそれぞれ割り当てられ、ヒータ点灯制御(S207)が繰り返される。
上記実施の形態では、タイマカウンタ18によりカウントされる2つのヒータHT0,HT1への通電制御を、同じ値Tに規定したが、図6で示すように、各ヒータHT0,HT1の通電に対する温度上昇特性に応じて、個別に設定してもよい。この設定は、前記モードレジスタにより行うことができる。図6の例は、画像形成装置に対する電源投入時又は節電時のように、各ヒータ温度TH0,TH1が、それぞれの目標温度RT0,RT1より充分低いため、前述した待機状態に移行すべく加熱を行っている状態である。
図6の例では、一方のヒータHT0の通電に対する温度上昇率が、他方のヒータHT1より低いので、一方のヒータHT0の通電時間T0を他方のヒータHT1の通電時間T1より長く設定している。このようにすれば、両ヒータHT0,HT1がほぼ同時に目標温度RT0,RT1に達するので、効率的な運転が可能となる。
上記実施の形態では、2つのヒータHT0,HT1を制御対象としたが、図7で示すように3つのヒータHT0,HT1,HT2を制御対象としてもよい。
この場合、3つ目のヒータHT2には、その温度測定用のサーミスタ112が設けられ、その測定温度TH2は、他のサーミスタ110,111による測定温度TH0,TH1と共に温度比較装置25に入力される。この温度比較装置25には、ヒータHT0,HT1,HT2毎に目標温度RT0,RT1,RT2が設定され、この目標温度RT0,RT1,RT2とサーミスタ110,111,112により測定されたヒータ温度TH0,TH1,TH2とを比較する。また、ヒータ温度TH0,TH1相互の比較も行う。
また、シーケンスカウンタ26には、3つのヒータHT0,HT1,HT2に対応してシーケンス値「0」「1」「2」が設定されており、カウントに伴い、これらシーケンス値「0」「1」「2」が順次択一的に繰り返し出力され、そのシーケンス値「0」「1」「2」によりヒータHT0,HT1,HT2をシーケンス制御する。すなわち、シーケンス値「0」「1」「2」には、ヒータ割り当て部27により、ヒータHT0,HT1,HT2がそれぞれ個別に割り当てられる。
タイマカウンタ28は、シーケンスカウンタ26からのシーケンス値「0」「1」または「2」の出力により、対応するヒータHT0、HT1またはHT2に対する通電時間のカウントを開始する。
通電制御部29は、シーケンスカウンタ26により通電が指示されたヒータHT0、HT1またはHT2対し、対応するヒータ制御部200,201,202を介して通電を制御する。
前記ヒータ割り当て部27は、複数のヒータHT0,HT1,HT2の制御タイミングをシーケンスカウンタ26に設定されたシーケンス値「0」「1」「2」にそれぞれ個別に割り当てるものである。その割り当て基準は、割り当て時におけるヒータの温度関係を用いる。
スキップ手段32は、シーケンスカウンタ26から順次出力されるシーケンス値を、このシーケンス値に割り当てられたヒータの温度状況によりスキップさせるものである。
以下、作用を図8のタイミングチャートを用いて説明する。なお、図8では、各ヒータHT0,HT1,HT2のオン状態(通電状態)をLレベルで表している。また、ヒータ温度TH0,TH1の比較の結果、TH0>TH1の場合はLレベル、それ以外はHレベルで表している。さらに、各ヒータ温度TH0,TH1、TH2が対応する目標温度以上になるとHレベル、目標温度未満はLレベルで表している。
図8において、図7で示したシーケンスカウンタ26は、「0」「1」「2」と順次カウントアップを行う。1回目のカウント開始時aおいて、ヒータ温度TH0とTH1との比較結果、TH0の方が低いので(温度比較結果がHレベル)、各シーケンス値「0」「1」「2」には各ヒータHT0,HT1,HT2が次のように割り当てられる。
「0」=HT0、「1」=HT1、「2」=HT2。なお、今回は、ヒータHT2については、そのヒータ温度TH2と他のヒータ温度TH0,TH1との比較結果にかかわらず、常にシーケンス値「2」を割り当てるようにしている。
このため、各ヒータHT0,HT1,HT2は、シーケンスカウンタ26のカウントアップに伴い、順次オン制御される。1回目のカウントアップでは、各ヒータ温度TH0、TH1、TH2は、それぞれに設定された通電時間内に目標温度に達しないため、それぞれ設定された通電時間のカウントが終了するまで通電される。このうち、ヒータHT0の温度TH0のみ、シーケンス値が「1」に移行してから目標温度に達している。
2回目のカウント開始時点bにおいて、再びヒータ温度TH0とTH1とが比較され、その結果、TH0の方が高くなっているので(温度比較結果がLレベル)、各シーケンス値「0」「1」「2」に対するヒータHT0,HT1,HT2の割り当ては、「0」=HT1、「1」=HT0、「2」=HT2となる。
このため2回目のカウント時、シーケンス値「0」の出力によりヒータHT1がオン制御される。この通電によりヒータ温度TH1が上昇する。各ヒータは1回目の通電で温度上昇しているため、2回目の通電により比較的早期に目標温度以上になる。図8の例では、ヒータ温度TH1が、規定された通電時間経過前に目標温度以上になり、規定された通電時間のカウント途中でヒータオフとなっている。このため、図示のようにHT1に対する実際の通電時間は、1回目の通電時間より短くなっている。
シーケンスカウンタ26はシーケンス値「0」に対応するヒータHT1への通電が終了したことにより、次のシーケンス値「1」を出力しようとする。しかし、シーケンス値「1」 に割り当てられたヒータHT0は、前回の通電により既に目標温度以上となっている。このため、図7で示したスキップ手段32によりシーケンス値「1」をスキップし、さらに次のシーケンス値「2」を出力する。そして、シーケンス値「2」に割り当てられたヒータHT2をオン制御し、その温度TH2が目標温度以上となった時点で通電を終了する。
3回目のカウント開始時点cでも同様の処理を行う。すなわち、ヒータ温度TH0とTH1とを比較し、その結果、今回はTH0の方が低くなっているので(温度比較結果がHレベル)、各シーケンス値「0」「1」「2」に対するヒータHT0,HT1,HT2の割り当ては、1回目と同様に「0」=HT0、「1」=HT1、「2」=HT2となる。以後、このシーケンス値に対応したヒータに順次通電し加熱制御する。
このように、シーケンスカウンタ26のカウント周期開始毎に、ヒータの温度関係を判断し、温度の低いヒータを出力順の早いシーケンス値に割り当て、早期に通電して加熱するようにしたので、各ヒータ間の温度差を少なくでき、効率的な加熱制御を行うことができる。また、次のシーケンス値をカウントアップする際、次のシーケンス値に割り当てられたヒータが目標温度以上であればこのシーケンス値をスキップし、さらに次のシーケンス値を出力して、割り当てられたヒータを通電加熱するようにしたので、ヒータの通電待ち状態を短縮でき、その結果、温度低下を少なくした効率的な加熱制御が可能となる。
上記実施の形態では、温度比較装置15,25に設定された目標温度として一定レベルの値RT0、RT1、RT2を例示したが、所定の幅を持たせた目標温度としてもよい。目標温度として、一定レベルの値とするか、あるいは上限と下限との間で規定する所定の幅を持たせるかは、前記モードレジスタにより選択可能となっている。例えば、画像形成装置の電源が投入されたときには、目標温度として一定レベルの値を設定し、コピーなど印刷中では目標温度として所定の幅を持たせるように制御を切り替えることでもよい。目標温度として所定の幅を持たせれば、大電流を要するヒータのON/OFFの回数が減ることにより、画像形成装置内の電源電圧の変動(リップル)が減少するため、画像形成装置を構成する画像処理部などの誤動作の可能性を低減できるからである。
所定の幅を持たせた目標温度を設定する場合には、図9で示すようにヒータ温度(例えば、TH0とする)に対し、上限目標温度RT0Hと下限目標温度RTH0Lとを設定する。そして、ヒータ温度TH0が上限目標温度以上となるまで対応するヒータHT0をオン(通電)制御し、上限目標値以上とになるとヒータHT0をオフすると共に、目標温度レジスタにより目標温度を下限目標温度RT0Lに切り替える。
この後は、ヒータ温度TH0が下限目標温度RT0L以下になるまでヒータHT0のオフ状態を維持する。すなわち、下限目標温度RT0L以下になるまでの間に、シーケンスカウンタから対応するシーケンス値(この場合「0」)が出力されても、ヒータHT0をオン制御しない。この場合、シーケンスカウンタは次のシーケンス値にスキップすることとなる。そして、ヒータHT0が下限目標温度RT0L以下になると、対応するヒータHT0のオン制御が可能となり、シーケンスカウンタから対応するシーケンス値「0」が出力されるとヒータHT0はオン制御される。同時に、目標温度レジスタにより目標温度は上限目標温度RT0Hに切換えられる。
上記目標温度の切り替え制御回路を、例えば、図10のように構成すればよい。ヒータ温度(例えば、TH0とする)はA/D(アナログ/ディジタル)処理回路33で変換処理された後、コンパレータ34の一方の端子に入力される。一方、上限目標温度RT0H及び下限目標温度RT0Lはセレクタ35に入力されており、いずれかが選択された後コンパレータ34の他方の端子に入力される。コンパレータ34は、ヒータ温度TH0と、目標温度RT0H又はRT0Lのいずれかと比較され、その比較結果を出力する。この比較結果は、セレクタ35に対し切り替え指令として与えられると共に、温度比較装置36に、目標温度との比較結果として、ヒータ温度TH0と共に取り込まれる。
例えば、セレクタ35により上限目標温度RT0Hが選択されている状態において、ヒータ温度TH0が上限目標温度RT0H以上に上昇すると、コンパレータ34はHレベルの信号を出力する。この信号は、温度比較装置36に対し、ヒータ温度TH0が上限目標温度RT0H以上に上昇したという情報をとして取り込まれる。また、このHレベルの信号はセレクタ35にも与えられ、下限目標温度RT0Lを選択させ、コンパレータ34に出力させる。
下限目標温度RT0Lが選択されている状態において、ヒータ温度TH0が下限目標温度RT0L以下に下降すると、コンパレータ34はLレベルの信号を出力する。この信号は、温度比較装置36に対し、ヒータ温度TH0が下限目標温度RT0L以下に下降したという情報をとして取り込まれる。また、このLレベルの信号は、セレクタ35に対し、上限目標温度RT0Hを選択して、コンパレータ34に出力させる信号としても与えられる。
なお、上記A/D処理回路33、コンパレータ34、セレクタ35はヒータHT0,HT1,HT2毎にそれぞれ設けられる。
このように、目標温度を所定範囲としたことにより、安定した温度制御が可能となる。
本発明の第1の実施形態の温度制御装置部分の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態の温度制御装置部分の動作を説明するフローチャートである。 図2におけるヒータ点灯制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図3におけるタイムカウント制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の温度制御装置部分の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態の温度制御装置部分の待機状態への移行前の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態の温度制御装置部分の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態の温度制御装置部分の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明に用いられる温度比較装置として上限目標温度と下限目標温度とを設定した場合の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明に用いられる温度比較装置として上限目標温度と下限目標温度とを設定した場合の回路図である。
符号の説明
HT0,HT1,HT2 ヒーティングユニット(ヒータ)
110,111,112 温度測定器(サーミスタ)
16 シーケンスカウンタ
18 タイマカウンタ
15,25 温度比較装置
17,27 ヒーティングユニット割り当て手段
19,29 通電制御部
22,32 スキップ手段

Claims (6)

  1. それぞれ通電により発熱する複数のヒーティングユニットと、
    これらヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度をそれぞれ測定する温度測定器と、
    複数のシーケンス値を有し、これらシーケンス値には前記複数のヒーティングユニットがそれぞれ個別に割り当てられ、このシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電を指示するべく、複数のシーケンス値を順次択一的に出力するように構成され、この出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電が終了すると次のシーケンス値を出力するシーケンスカウンタと、
    前記シーケンスカウンタからのシーケンス値の出力により、このシーケンス値に対応するヒーティングユニットへの通電時間のカウントを開始するタイマカウンタと、
    前記ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物ごとに目標温度が設定され、この目標温度と前記温度測定器により測定されたヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度とを比較する温度比較装置と、
    前記シーケンスカウンタから出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットに対し通電を行い、前記タイマカウンタが、前記ヒーティングユニットに対して設定された通電時間のカウントを終了すると対応するヒーティングユニットへの通電を終了させるとともに、前記通電中のヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が、前記目標温度に達すると、前記タイマカウンタのカウント途中であっても対応するヒーティングユニットへの通電を終了させる通電制御部と
    を備えたことを特徴とするヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置。
  2. それぞれ通電により発熱する複数のヒーティングユニットと、
    これらヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度をそれぞれ測定する温度測定器と、
    複数のシーケンス値を有し、これらシーケンス値には前記複数のヒーティングユニットがそれぞれ個別に割り当てられ、このシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電を指示するべく、複数のシーケンス値を順次択一的に出力するように構成され、この出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電が終了すると次のシーケンス値を出力するシーケンスカウンタと、
    前記シーケンスカウンタからのシーケンス値の出力により、このシーケンス値に対応するヒーティングユニットへの通電時間のカウントを開始するタイマカウンタと、
    前記ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物ごとに目標温度が設定され、この目標温度と前記温度測定器により測定されたヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度とを比較すると共に、前記温度測定器により測定された各ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度を相互に比較する温度比較装置と、
    前記温度比較装置により相互に比較された各ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度の高低関係に基いて、前記シーケンスカウンタの各シーケンス値に対するヒーティングユニットの割り当てを決定するヒーティングユニット割り当て手段と、
    前記シーケンスカウンタから出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットに対し通電を行い、前記タイマカウンタが、前記ヒーティングユニットに対して設定された通電時間のカウントを終了すると対応するヒーティングユニットへの通電を終了させるとともに、前記通電中のヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が、前記目標温度に達すると、前記タイマカウンタのカウント途中であっても対応するヒーティングユニットへの通電を終了させる通電制御手段と
    を備えたことを特徴とするヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置。
  3. それぞれ通電により発熱する複数のヒーティングユニットと、
    これらヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度をそれぞれ測定する温度測定器と、
    複数のシーケンス値を有し、これらシーケンス値には前記複数のヒーティングユニットがそれぞれ個別に割り当てられ、このシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電を指示するべく、複数のシーケンス値を順次択一的に出力するように構成され、この出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットへの通電が終了すると次のシーケンス値を出力するシーケンスカウンタと、
    前記シーケンスカウンタからのシーケンス値の出力により、このシーケンス値に対応するヒーティングユニットへの通電時間のカウントを開始するタイマカウンタと、
    前記ヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物ごとに目標温度が設定され、この目標温度と前記温度測定器により測定されたヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度とを比較する温度比較装置と、
    前記シーケンスカウンタから出力されたシーケンス値に割り当てられたヒーティングユニットに対し通電を行い、前記タイマカウンタが、前記ヒーティングユニットに対して設定された通電時間のカウントを終了すると対応するヒーティングユニットへの通電を終了させるとともに、前記通電中のヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が、前記目標温度に達すると、前記タイマカウンタのカウント途中であっても対応するヒーティングユニットへの通電を終了させる通電制御手段と、
    前記ヒーティングユニットへの通電終了により前記シーケンスカウンタから次に出力されるシーケンス値に対応したヒーティングユニットまたはこれらのヒーティングユニットによる加熱対象物の温度が前記目標温度に達しているとこのシーケンス値をスキップし、さらに次のシーケンス値を出力させるスキップ手段と
    を備えたことを特徴とするヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置。
  4. 各ヒーティングユニットに対する通電時間は、ヒーティングユニットの通電に対する温度上昇特性に応じてヒーティングユニット毎に個別に設定されている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載のヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置。
  5. 温度比較装置は、目標温度として上限目標温度と下限目標温度とを有し、ヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度が下限目標以下のときは目標温度を上限目標温度とし、ヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度が上限目標温度以上になると目標温度を下限目標温度に切り替える目標温度切換え手段を有する。
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載のヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置。
  6. ヒーティングユニット割り当て手段は、ヒーティングユニット温度または加熱対象物の温度の低いヒーティングユニットを出力タイミングの早いシーケンス値に割り当てる。
    ことを特徴とする請求項2に記載のヒーティングユニット制御機能を有する画像形成装置。
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