JP2007017522A - 平面型光導波路作製用樹脂シート - Google Patents

平面型光導波路作製用樹脂シート Download PDF

Info

Publication number
JP2007017522A
JP2007017522A JP2005196508A JP2005196508A JP2007017522A JP 2007017522 A JP2007017522 A JP 2007017522A JP 2005196508 A JP2005196508 A JP 2005196508A JP 2005196508 A JP2005196508 A JP 2005196508A JP 2007017522 A JP2007017522 A JP 2007017522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
layer
core layer
planar
planar optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005196508A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miyata
壮 宮田
Masahito Nakabayashi
正仁 中林
Masahiko Sekiya
昌彦 関谷
Ikutake Yagi
生剛 八木
Takashi Kurihara
栗原  隆
Toru Matsuura
松浦  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2005196508A priority Critical patent/JP2007017522A/ja
Publication of JP2007017522A publication Critical patent/JP2007017522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】多層光導波路を効率的かつ高収率に作製することができる平面型光導波路作製用接着性樹脂シートを提供する。
【解決手段】硬化することによって平面型光導波路のクラッド層もしくはコア層を構成することのできる接着性樹脂層が剥離フィルム上に形成されてなるシートか、クラッド層およびコア層を構成する互いに屈折率が異なる2層の接着性樹脂層が剥離フィルム上に形成されてなるシートを、平面型光導波路作製用樹脂シートとして、用いる。この平面型光導波路作成用樹脂シートを用いて、多層平面型光導波路および高記録密度を持つ光記録素子を効率的かつ高収率に作製する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、平面型光導波路、特に、多層平面型光導波路のコア層またはクラッド層に周期的散乱要因が形成されてなる再生専用多重ホログラム情報記録媒体を製造するために用いて好適な平面型光導波路作製用樹脂シートに関するものである。
板状の透明な媒質をコア層とし、このコア層を上下から該コア層よりも低い屈折率の媒質(クラッド層)で挟んだ構造の平面型光導波路は、光をコア層に閉じ込めて面内方向に伝搬させることができ、各種光伝送部品を始めとした光製品に応用されている。かかる光製品では、最近、このような平面型光導波路を用いた光製品の一つとして、多層ホログラム情報記録媒体(光記録素子)が開発されている(例えば、特許文献1)。この多層ホログラム情報記録媒体は、コア層に光を入射させると、面に垂直方向にホログラムパターン光が出射する記録媒体であり、前記ホログラムパターン光をCCD(電荷結合素子)等の二次元光ディテクタにより読みとることによって所定の情報を得ることができる。前記ホログラム情報は、例えば、所望のホログラムを形成するように予め計算された凹凸模様(周期散乱要因)を、光導波路を構成するコア層もしくはクラッド層に形成することによって、記録される。前記コア層に光を入射すると、導波光は前記周期散乱要因によって部分的に散乱される。この場合、散乱要因が周期構造を持っているため、散乱要因からの散乱光の位相が合致する方向が存在し、散乱光は、その方向に回折光となって進む。この回折光は導波路外にも進行し、それがホログラム像を形成する。このような機構の多層ホログラム情報記録媒体は、記録密度が、現在盛んに利用されているCDやDVDに比べても、格段に高く、そのため、音楽ソフト、映像ソフト、さらにコンピュータのソフトウェアの配布等の用途に好適であると、注目されている。
前記多層ホログラム情報記録媒体を構成する多層平面型光導波路は、現在、まず、透明基板上にクラッド層を形成するための樹脂溶液をスピンコートし、それを硬化させ、コア層を形成するための樹脂溶液をスピンコートし、それを硬化させ、続いてクラッド層形成用樹脂溶液をスピンコートし、硬化させるという積層作業を繰り返すことによって、多層化されている。例えば、「紫外線硬化樹脂/PMMA/紫外線硬化樹脂/PMMA/紫外線硬化樹脂/・・・・・PMMA/紫外線硬化樹脂」というような積層構造では、屈折率1.480の紫外線硬化樹脂と、屈折率1.492のPMMAを用いることにより、PMMA層がコア層となり、紫外線硬化樹脂層がクラッド層となり、入射光はPMMA層に閉じ込められ、このPMMA層の面内を伝搬する。
このような積層平面型光導波路構造を有するホログラム情報光媒体の作製方法は、例えば、次のようである。まず、図1に示すように、1インチ四方の光学研磨された基板1上に紫外線硬化型樹脂溶液2を所定の厚みでスピンコートし、これに紫外線を露光して硬化させる。続いて、硬化した紫外線硬化樹脂層2aの上にPMMA溶液を所定の厚みでスピンコートし、乾燥させて未硬化PMMA層3を得る。この未硬化PMMA層3にホログラム形成用の凹凸模様(周期散乱要因)を有する押し型部材(スタンパ)4を押し当てて、未硬化PMMA層3に凹凸模様を転写し、その後、PMMA層3を硬化させ、その後PMMA硬化層3aからスタンパ4を剥離する。以上の操作を何度か繰り返し、最後に「紫外線硬化樹脂溶液スピンコート→紫外線露光による紫外線樹脂層の硬化」を行うことによって、最後のPMMA硬化層3a上に最上層の紫外線硬化樹脂層10を形成し、再生専用多層ホログラム情報記録媒体が得られる。
特許第3323146号公報
前記多層ホログラム情報記録媒体の作製方法では、前述のように、基板上にクラッド材料、コア材料をスピンコートすることによりクラッド層、コア層を順に形成し、ホログラムの凹凸模様のついたローラーや押し型部材を押しつけて形状を転写させ、その後、層を硬化させるという工程を1サイクルとして、このサイクルを繰り返すことによって、多層化を行っている。しかしながら、この従来の作製方法では、各層の形成をスピンコートにより行うので、工程数が多い。すなわち、スピンコート法では、塗布後、乾燥させ、その後、露光による硬化という3工程を必要とする。しかも、スピンコート法では、ナイフコーターなどの他の成膜法に比べると、均一で大面積の成膜ができないため、一度の作製作業で得られる製品量に制限がある。さらに、スピンコート法では、スピンコートに適した粘度や耐薬品性という観点から用いることができるコアおよびクラッド材料に制限がある。これらの各種制限によって、該多層ホログラム記録媒体の大量生産が実現できないでいるのが、現状である。
これに対し、本発明者らは、鋭意、実験、検討を重ねたところ、多層平面型光導波路を構成するコア層およびクラッド層を形成するためにスピンコートを利用せずに、コア層または/およびクラッド層を予め接着性樹脂層としてシート化しておき、この樹脂シートを積層しつつ周期散乱要因を転写し、硬化することによって、前記問題点を解決しうることを確認するに至った。すなわち、接着性樹脂シートは、接着性を有するため、積層作業を非常に容易に行うことができ、しかも予め乾燥工程が完了している材料であるので、積層後は、エネルギー印加による硬化工程のみで、コア層もしくはクラッド層として完成できる。また、樹脂シートは均一な膜厚で大面積なものを容易に作製できるので、製品の収率を大幅に向上させることができる。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたものである。すなわち、本発明にかかる多層平面型光導波路作製用樹脂シートは、平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路を作製するための樹脂シートであって、基板もしくはコア層もしくはクラッド層の上に貼着されることによってクラッド層もしくはコア層を構成する接着性樹脂層が剥離フィルム上に形成されてなることを特徴とする。
また、本発明にかかる平面型光導波路作製用樹脂シートの他の構成は、平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路を作製するための樹脂シートであって、前記クラッド層およびコア層を構成する互いに屈折率が異なる2層の接着性樹脂層が剥離フィルム上に形成されてなることを特徴とする。
また、本発明の平面型光導波路は、平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路であって、前記コア層または/およびクラッド層が前記樹脂シートを用いて形成されたものであることを特徴とする。
また、本発明の平面型光導波路の他の構成は、平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路であって、前記コア層およびクラッド層が前記樹脂シートを用いて形成されたものであることを特徴とする。
さらに、本発明の光記録素子は、コア層またはクラッド層に周期散乱要因が形成されている前記平面型光導波路を所望の形状、寸法に成形することによって得られたものであることを特徴とする。
本発明にかかる平面型光導波路作製用樹脂シートは、基板上に順次貼着することで均一かつ大面積なクラッド層または/およびコア層を容易に形成することができ、平面型光導波路製品を高品質に大量生産することができる。本発明の樹脂シートを用いて得られた平面型光導波路は、高い光学的品質を維持しつつ簡易かつ大量に生産することができる。この平面型光導波路のコア層もしくはクラッド層に周期散乱要因を設けることにより高品質の大容量記録素子を大量生産することができる。
本発明の平面型光導波路作製用樹脂シートのコア層もしくはクラッド層を構成する接着性樹脂層は、光導波路を形成する際に基板等の上に積層するときに簡易に積層できるように、接着性を有しているが、積層操作の容易性を考慮すると、感圧接着性、すなわち粘着性であることが好ましい。
また、この平面型光導波路のコア層もしくはクラッド層に周期的散乱要因を設け、大容量記録素子として用いる場合には、コア層またはクラッド層のどちらかの接着性樹脂層は積層された後、スタンパ等を押し当てて硬化されることになるが、その硬化機構は、エネルギーの印加により実現されるものである。使用されるエネルギーの形態は、熱エネルギー、および紫外線,i線,g線,h線,ArF,F2レーザー光などの各種光エネルギー、電子線やγ線などの電離放射線が可能である。
樹脂シートの接着性樹脂層の積層構造としては、基本的には1層以上何層でもかまわないが、クラッド層もしくはコア層に周期散乱要因を形成しつつ光導波路を積層していく用途では、図2に示すように、クラッド層もしくはコア層を構成する1層の接着性樹脂層12が剥離フィルム11a上に形成されてなるもの(樹脂シート13)か、図3に示すように、クラッド層およびコア層を構成する互いに屈折率が異なる2層の接着性樹脂層14,15が剥離フィルム11a上に形成されてなるもの(樹脂シート16)のいずれかが、好適である。なお、1層構造においても、2層構造においても、剥離フィルム11a上に層を形成した後は、露出面を他の剥離フィルム11bで保護しておく。
樹脂シートの接着性樹脂層を構成する材料としては、光学的に透明で、導波特性を維持できる屈折率を有し、適度な粘着性を発揮する材料であれば、特に限定されず、従来公知の材料を適宜組み合わせて使用することが可能である。
本発明の樹脂シートを用いて形成する光導波路は、その目的に応じて、コア層とこれを挟む2層のクラッド層とからなる1組の光導波路層を1層以上何層積層しても良い。
また、その積層に当たっては、コア層またはクラッド層に様々な加工が必要になった場合も、各層をシートにて提供するため、加工が容易であり、効率的な作製が可能である。例えば、ホログラム情報を保持する凹凸模様を形成する場合は、シートを基板もしくは既存の層の上に貼着した後、その上に凹凸模様が刻設されたスタンパを押し当て、その状態で硬化エネルギーを印加して硬化させ、その後、スタンパを剥がし、さらに積層操作を続けることになる。つまり、スタンパの押し当てとエネルギー印加の工程を付け加えるだけで、その他の工程の変更や新たな工程の追加なしに、ホログラム情報記録媒体用の多層平面型光導波路が簡易かつ大量に作製可能である。得られた多層平面型光導波路を所望の寸法、形状に成形すれば、目的のホログラム情報記録媒体を得ることができる。
以下、本発明の実施例を説明する。以下に示す実施例は、本発明を好適に説明するための例示に過ぎず、なんら本発明を限定するものではない。
本発明は、平面型光導波路を作製するために好適な樹脂シートである。したがって、その物性としては、光を導波するに適切な屈折率を有していること、導波損失が少ないこと、そして、ホログラム情報記録媒体を構成する場合には、スタンパを用いた場合の形状転写性が良好であることが、必要となる。これらの物性の評価および試験方法は、以下のようである。
(評価および試験方法)
(1)屈折率および導波損失:プリズムカプラ(メトリコン社製、MODEL2010)を用いてプリズムカプリング法により行った。実施例のシートに対し波長633nmのレーザ光を入射させ、その出射光を観察することにより、屈折率、光損失を算出した。
(2)形状転写性:シリコン基板に本発明の樹脂シートを貼り付け、その上からPMMA製スタンパをローラーで貼り、2700mJ/cm2の紫外線を照射してシートを硬化させた後、スタンパを剥離した。スタンパ剥離後のシートへの形状転写性は、次式により評価を行った。
(シート上に形成された凹凸の形状深さ/スタンパの形状深さ)×100(%)
(実施例1)
n−ブチルアクリレート800gとアクリル酸200gとを、酢酸エチル/メチルエチルケトン混合溶媒(重量比50:50)2000g中で反応させて、アクリル酸エステル共重合体溶液(固形分濃度33.3重量%、固形分重量1,000g)を得た。この共重合体の重量平均分子量(Mw)は、サイズ排除クロマトグラフィー法(SEC法)により測定した標準ポリスチレン換算値で約509,000であった。この共重合体溶液の固形分100重量部に対して、メチルエチルケトン30重量部および2−メタクリロイルオキシエチルイソシアナート(アクリル酸エステル共重合体の水酸基100当量に対して30当量)12.9重量部を添加し、窒素雰囲気下で40℃で48時間反応させて、ポリマー中にメタクリロイル基を含む紫外線硬化型共重合体を得た。
得られた紫外線硬化型共重合体の固形分重量は、1,129gであった。この固形分100重量部に対して、紫外線硬化型樹脂としてジメチロールトリシクロデカンジアクリレート(共栄社化学性、商品名DCP−A)100重量部、光重合開始剤(LAMBERTI SPA 社製、商品名:ESACURE KIP−150)12重量部、イソシアネート系架橋剤(東洋インキ製造製、商品名:オリバインBHS−8515)2重量部を加えた後、固形分濃度が40重量%となるようにメチルエチルケトンを加えて、塗布液とした。
この塗布液を、厚さ38μm、幅600mmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムにシリコーン樹脂が塗布された剥離フィルム上に、ナイフコーターを用いて500mmの幅で塗布し、90℃で1分間乾燥させ、厚さ約9μmの感圧接着性樹脂層を形成し、さらにPET剥離フィルムを貼り合わせることにより感圧接着性樹脂層を有する光導波路形成用シートを得た。このシートを前記評価および試験方法に供した。その結果、このシートの感圧接着性樹脂層を硬化させた後の屈折率は、1.5042(TEモード)、1.5043(TMモード)であり、導波損失は0.3dB/cmであり、形状転写性は90%であった。
(実施例2)
前記実施例1で作製した樹脂シートの剥離フィルムを剥がし、厚さ100μmのノルボルネン系光学フィルム(JSR株式会社製、商品名:アートン)上に貼り付けた。さらに、反対側の剥離フィルムを剥がし、ここにホログラムパターンが刻まれたPMMA製スタンパをローラーで押し当て、スタンパを押し当てたままで紫外線を照射して硬化させた。この時の紫外線照射量は500mJ/cm2であった。硬化後、スタンパを剥離することによって、貼着層(クラッド層)にホログラム情報を持つ凹凸形状を転写した。PMMAスタンパを剥がした後、その露出面に別の樹脂シート(コア層)を重ねて硬化させ、その上に前記クラッド層用の樹脂シートを用いて次のクラッド層用樹脂層を積層し、次のパターンが刻まれたスタンパを押し当て、UV照射するという操作を繰り返し、合計で10層の異なるホログラムパターンが付与された多層ホログラム記録媒体用の積層体を作製した。
得られた積層体をダイシングソーを用いて20mm×30mmの大きさに切断し、この製品サンプルの断面方向からレーザー光(波長680nm、強度約5mWの半導体レーザー)を、レンズを組み合わせてコア層に導入されるように調整した後、レーザー光をコア層に入射して製品評価を行った。その結果、レーザー光はコア層内を伝搬し、凹凸(周期散乱要因)によって散乱された光は垂直方向に透過して所期のテスト用ホログラムパターンが光学顕微鏡により観察できた。
以上のように、本発明にかかる平面型光導波路作製用樹脂シートは、基板上に順次貼着することで均一かつ大面積なクラッド層または/およびコア層を容易に形成することができ、平面型光導波路製品を高品質に大量生産することができる。特に多層平面型光導波路を用いた多層ホログラム情報記録媒体に適用した場合、高品質な大容量メモリーを大量生産することができ、情報関連技術分野への経済的寄与は大である。
従来のスピンコート法を用いたホログラム情報記録媒体の製造方法を示す説明図である。 本発明にかかる樹脂シートのうち1層構造品の断面構成図である。 本発明にかかる樹脂シートのうち2層構造品の断面構成図である。
符号の説明
11a,11b 剥離フィルム
12 接着性樹脂層
13,16 樹脂シート
14 コア層用の接着性樹脂層
15 クラッド層用の接着性樹脂層

Claims (14)

  1. 平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路を作製するための樹脂シートであって、
    基板もしくはコア層もしくはクラッド層の上に貼着されることによってクラッド層もしくはコア層を構成する接着性樹脂層が剥離フィルム上に形成されてなることを特徴とする平面型光導波路作製用樹脂シート。
  2. 前記接着性樹脂層が感圧接着性樹脂層であることを特徴とする請求項1に記載の平面型光導波路作製用樹脂シート。
  3. 前記接着性樹脂層がエネルギーの印加により硬化することを特徴とする請求項1または2に記載の平面型光導波路作製用樹脂シート。
  4. 平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路を作製するための樹脂シートであって、
    前記クラッド層およびコア層を構成する互いに屈折率が異なる2層の接着性樹脂層が剥離フィルム上に形成されてなることを特徴とする平面型光導波路作製用樹脂シート。
  5. 前記接着性樹脂層が感圧接着性樹脂層であることを特徴とする請求項4に記載の平面型光導波路作製用樹脂シート。
  6. 前記接着性樹脂層がエネルギーの印加により硬化することを特徴とする請求項4または5に記載の平面型光導波路作製用樹脂シート。
  7. 平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路であって、
    前記コア層または/およびクラッド層が前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂シートを用いて形成されたものであることを特徴とする平面型光導波路。
  8. 前記コア層またはクラッド層に周期散乱要因が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の平面型光導波路。
  9. 前記コア層と該コア層を挟む2層のクラッド層とからなる光導波路層が複数組積層されていることを特徴とする請求項8に記載の平面型光導波路。
  10. 平面状のコア層と該コア層を挟むように積層されている平面状の上下2層のクラッド層とからなる光導波路層が少なくとも一組積層されてなる平面型光導波路であって、
    前記コア層およびクラッド層が前記請求項4〜6のいずれか1項に記載の樹脂シートを用いて形成されたものであることを特徴とする平面型光導波路。
  11. 前記コア層またはクラッド層に周期散乱要因が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の平面型光導波路。
  12. 前記コア層と該コア層を挟む2層のクラッド層とからなる光導波路層が複数組積層されていることを特徴とする請求項11に記載の平面型光導波路。
  13. 請求項8または9に記載の平面型光導波路を所望の寸法、形状に成形して得られた光記録素子。
  14. 請求項11または12に記載の平面型光導波路を所望の寸法、形状に成形して得られた光記録素子。
JP2005196508A 2005-07-05 2005-07-05 平面型光導波路作製用樹脂シート Pending JP2007017522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005196508A JP2007017522A (ja) 2005-07-05 2005-07-05 平面型光導波路作製用樹脂シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005196508A JP2007017522A (ja) 2005-07-05 2005-07-05 平面型光導波路作製用樹脂シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007017522A true JP2007017522A (ja) 2007-01-25

Family

ID=37754770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005196508A Pending JP2007017522A (ja) 2005-07-05 2005-07-05 平面型光導波路作製用樹脂シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007017522A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009109920A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 平面型光導波路用樹脂シート、それを用いた平面型光導波路、およびその製造方法
EP2307914A2 (en) * 2008-07-10 2011-04-13 3M Innovative Properties Company Retroreflective articles and devices having viscoelastic lightguide
EP2313800A2 (en) * 2008-07-10 2011-04-27 3M Innovative Properties Company Viscoelastic lightguide
JP2014189626A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Hitachi Chemical Co Ltd 接着物の製造方法及び感光性接着剤シート
JP2017034123A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 株式会社ディスコ 密着度合検出方法
JP2017128735A (ja) * 2017-03-07 2017-07-27 日立化成株式会社 接着物の製造方法及び感光性接着剤シート

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06258537A (ja) * 1993-03-08 1994-09-16 Mitsubishi Rayon Co Ltd ドライフィルムレジストおよびそれを用いたプリント配線板
JP2001108849A (ja) * 1999-10-13 2001-04-20 Mitsubishi Chemicals Corp 光メモリ素子の製造方法
JP2002286957A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ntt Advanced Technology Corp 光導波路付き基板およびその製造方法
JP2003277697A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Bridgestone Corp 光硬化性接着シート及びこれを用いた光情報記録媒体の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06258537A (ja) * 1993-03-08 1994-09-16 Mitsubishi Rayon Co Ltd ドライフィルムレジストおよびそれを用いたプリント配線板
JP2001108849A (ja) * 1999-10-13 2001-04-20 Mitsubishi Chemicals Corp 光メモリ素子の製造方法
JP2002286957A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ntt Advanced Technology Corp 光導波路付き基板およびその製造方法
JP2003277697A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Bridgestone Corp 光硬化性接着シート及びこれを用いた光情報記録媒体の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009109920A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 平面型光導波路用樹脂シート、それを用いた平面型光導波路、およびその製造方法
EP2307914A2 (en) * 2008-07-10 2011-04-13 3M Innovative Properties Company Retroreflective articles and devices having viscoelastic lightguide
EP2313800A2 (en) * 2008-07-10 2011-04-27 3M Innovative Properties Company Viscoelastic lightguide
EP2307914A4 (en) * 2008-07-10 2014-03-19 3M Innovative Properties Co REFLECTING ARTICLES AND DEVICES WITH VISCOELASTIC LIGHT GUIDE
EP2313800A4 (en) * 2008-07-10 2014-03-19 3M Innovative Properties Co VISCOELASTIC LIGHT GUIDE
US9551475B2 (en) 2008-07-10 2017-01-24 3M Innovative Properties Company Retroreflective articles and devices having viscoelastic lightguide
JP2014189626A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Hitachi Chemical Co Ltd 接着物の製造方法及び感光性接着剤シート
JP2017034123A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 株式会社ディスコ 密着度合検出方法
JP2017128735A (ja) * 2017-03-07 2017-07-27 日立化成株式会社 接着物の製造方法及び感光性接着剤シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007017522A (ja) 平面型光導波路作製用樹脂シート
JP3326390B2 (ja) 再生専用多重ホログラムカード
WO2010113592A1 (ja) 光学的情報記録媒体の製造方法及び光学的情報記録媒体
JP2007017521A (ja) 平面型光導波路作製用樹脂シート
US9711176B2 (en) Multilayer optical information recording disk and method for manufacturing same
TWI231502B (en) Recording medium and manufacturing method for the same
JP2002120286A (ja) 光透過性スタンパ及びその製造方法並びに光メモリ素子の製造方法及び光メモリ素子
WO1998002875A1 (fr) Disque optique et procede de production de ce dernier, et procede de production d&#39;un materiau formant feuille
TW200912922A (en) Sheet material for multilayer optical recording medium, multilayer structure for the optical recording medium and multilayer optical recording medium
KR100498711B1 (ko) 홀로그래프용 필름의 제조방법
JPH01302308A (ja) 光導波装置、該装置の製造のための素子、並びに該装置及び該素子の製造方法
JP5309994B2 (ja) 光導波路用ドライフィルム及びそのドライフィルムを用いた光導波路の製造方法
JP2009140527A (ja) 光情報記録媒体
JP5393045B2 (ja) 光情報記録媒体
JP6064028B2 (ja) 光情報記録媒体の製造方法
JP3583269B2 (ja) 貼り合わせ型光ディスクの製造方法
JP2009140528A (ja) 光情報記録媒体
JP2001108855A (ja) 光メモリ素子の製造方法
JP2006277899A (ja) 光メモリの製造方法
JP2001110188A (ja) 光メモリ素子の製造方法及び光メモリ素子用樹脂製コア/クラッド部材
JP2001264557A (ja) 光メモリ素子
JP2006139148A (ja) 光導波路およびその製造方法
JP2007058945A (ja) 光メモリ
JP2004199015A (ja) 光導波路素子及びその製造方法並びに光メモリ素子及びその製造方法
JP4911569B2 (ja) 多層導波路およびその作製方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110607