JP2007015580A - 車両用バッテリ保護装置 - Google Patents

車両用バッテリ保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007015580A
JP2007015580A JP2005200065A JP2005200065A JP2007015580A JP 2007015580 A JP2007015580 A JP 2007015580A JP 2005200065 A JP2005200065 A JP 2005200065A JP 2005200065 A JP2005200065 A JP 2005200065A JP 2007015580 A JP2007015580 A JP 2007015580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
ignition switch
vehicle
turned
discharge current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005200065A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nishisato
鉄也 西里
Kentaro Kimura
健太郎 木村
Masami Tanaka
雅美 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2005200065A priority Critical patent/JP2007015580A/ja
Publication of JP2007015580A publication Critical patent/JP2007015580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】車両用バッテリ保護装置において、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていることを原因として、バッテリが上がってしまうことを抑制する。
【解決手段】車両用バッテリ保護装置は、車両に設けられていて、バッテリとイグニッションスイッチと情報通信装置とコントローラとを備えている。情報通信装置は、コントローラの電流検出部により検出された、イグニッションスイッチがアクセサリOFF状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリの放電電流が所定値以上であるときは、灯火器が消し忘れられているとして、車両の所有者の携帯電話にバッテリの保護の必要性があることを通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用バッテリ保護装置に関するものである。
従来より、特許文献1に示すようなバッテリ容量検出装置が知られている。この装置は、電気負荷に電力を供給するバッテリと、イグニッションスイッチと、バッテリの放電電流を検出する電流検出部とを備えている。この電流検出部は、イグニッションスイッチがオン状態のとき(つまり、エンジンが動作状態のとき)だけでなく、オフ状態のとき(つまり、エンジンが停止状態のとき)も、バッテリの放電電流を検出可能になっている。
特開平5−150020号公報
ところで、上記電気負荷には、一般的に、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能なもの(つまり、使用可能なもの)、例えばヘッドライド等の灯火器が含まれている。ここで、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、その灯火器が消し忘れられていると、バッテリが上がってしまうおそれがある。
そこで、今回、本発明者たちは、電流検出部により検出された、イグニッションスイッチがオフ状態のときのバッテリの放電電流値を利用することによって、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、灯火器が消し忘れられていることを原因として、バッテリが上がってしまうことを抑制する技術を開発するに至った。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電気負荷に電力を供給するバッテリと、イグニッションスイッチと、少なくとも該イグニッションスイッチがオフ状態のときに、上記バッテリの放電電流を検出する電流検出手段とを備えた車両用バッテリ保護装置において、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていることを原因として、バッテリが上がってしまうことを抑制する技術を提供することにある。
第1の発明は、電気負荷に電力を供給するバッテリと、イグニッションスイッチと、少なくとも該イグニッションスイッチがオフ状態のときに、上記バッテリの放電電流を検出する電流検出手段とを備えた車両用バッテリ保護装置であって、車両に設けられ、予め定められた携帯端末に所定の情報を通知する情報通知手段をさらに備え、上記情報通知手段は、上記電流検出手段により検出された、上記イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後における上記バッテリの放電電流が所定値以上であるときは、上記携帯端末に上記所定の情報として上記バッテリの保護の必要性があることを通知するように構成されていることを特徴とするものである。
これにより、電流検出手段により検出された、イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリの放電電流が所定値以上であるときには、情報通知手段により、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷(例えばヘッドライト等の灯火器)が消し忘れられていると判定して、予め定められた携帯端末にバッテリの保護の必要性があることを通知する。そのため、その携帯端末を所持する者は、その電気負荷が消し忘れられていることを知ることができて、その電気負荷を消し得る。したがって、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていることを原因として、バッテリが上がってしまうことを抑制できる。
ところで、バッテリの放電電流の値は、一般的に、イグニッションスイッチがオフ状態になってからしばらくの間安定しない。これは、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、各電気負荷が順次消えていく等のためである。ここで、バッテリが上がってしまうことを確実に抑制する観点からは、バッテリの放電電流の値が安定した後、その安定した値に基づき、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられているか否かを判定するのが望ましい。
ここで、本発明によれば、イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリの放電電流が所定値以上であるときには、情報通知手段により、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていると判定して、予め定められた携帯端末にバッテリの保護の必要性があることを通知する。すなわち、上記所定時間を、イグニッションスイッチがオフ状態になってから、バッテリの放電電流の値が安定するまでの時間に設定すれば、バッテリの放電電流の値が安定した後、その安定した値に基づき、その電気負荷が消し忘れられているか否かを判定できる。そのため、この判定結果を正確なものにできる。したがって、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていることを原因として、バッテリが上がってしまうことを確実に抑制できる。
第2の発明は、上記第1の発明において、車内の乗員を検知する乗員検知手段をさらに備え、上記情報通知手段は、上記イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後における上記バッテリの放電電流が上記所定値以上である場合であっても、上記乗員検知手段により車内の乗員が検知されているときは、上記携帯端末に上記バッテリの保護の必要性があることを通知しないように構成されていることを特徴とするものである。
これにより、イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリの放電電流が所定値以上である場合、すなわち、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていると判定した場合であっても、乗員検知手段により車内の乗員が検知されているときには、情報通知手段により、予め定められた携帯端末にバッテリの保護の必要性があることを通知しない。すなわち、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられているが、乗員が車内に存在しているときには、その乗員がその電気負荷の消し忘れに気付く可能性が高いとして、その携帯端末にバッテリの保護の必要性があることを不必要に通知することを抑制している。そのため、その不必要な通知を原因として、その携帯端末を所持する者が煩わしく感じることを抑制できる。
第3の発明は、上記第1又は2の発明において、ドアロック操作を検出するドアロック検出手段をさらに備え、上記情報通知手段は、上記イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後における上記バッテリの放電電流が上記所定値以上である場合であっても、上記ドアロック検出手段によりドアロック操作が検出されていないときは、上記携帯端末に上記バッテリの保護の必要性があることを通知しないように構成されていることを特徴とするものである。
これにより、イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリの放電電流が所定値以上である場合、すなわち、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていると判定した場合であっても、ドアロック検出手段によりドアロック操作が検出されていないとき、すなわち、ドアがアンロック状態のときには、情報通知手段により、予め定められた携帯端末にバッテリの保護の必要性があることを通知しない。すなわち、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられているが、ドアがアンロック状態のとき、すなわち、乗員が車外の車両付近に存在していると考えられるときには、その乗員がその電気負荷の消し忘れに気付く可能性が高いとして、その携帯端末にバッテリの保護の必要性があることを不必要に通知することを抑制している。そのため、その不必要な通知を原因として、その携帯端末を所持する者が煩わしく感じることを抑制できる。
本発明によれば、イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリの放電電流が所定値以上であるときには、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷(例えばヘッドライト等の灯火器)が消し忘れられていると判定して、予め定められた携帯端末にバッテリの保護の必要性があることを通知する。そのため、その携帯端末を所持する者は、その電気負荷が消し忘れられていることを知ることができて、その電気負荷を消し得る。したがって、イグニッションスイッチがオフ状態になった後、イグニッションスイッチがオフ状態であってもバッテリの電力が供給可能な電気負荷が消し忘れられていることを原因として、バッテリが上がってしまうことを抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る車両用バッテリ保護装置1は、車両に設けられていて、バッテリ2とイグニッションスイッチ3と乗員検知手段としての乗員検知装置4とドアロック検出手段としてのドアロックスイッチ5と情報通知手段としての情報通信装置6とコントローラ7とを備えている。このコントローラ7には、バッテリ2とイグニッションスイッチ3と乗員検知装置4とドアロックスイッチ5と情報通信装置6とが電気的に接続されている。
バッテリ2は、車両に設けられた各種電気負荷に電力を供給するものである。これらの電気負荷には、ヘッドライト等の灯火器8が含まれている。この灯火器8は、バッテリ2に灯火器スイッチ8aを介して電気的に接続され、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能なもの(つまり、使用可能なもの)である。灯火器8は、灯火器スイッチ8aがオン操作、オフ操作されることによって、オン状態、オフ状態になる。
イグニッションスイッチ3は、車両に搭載されたエンジン(図示せず)を始動したり停止したりするためのスイッチであって、アクセサリOFF状態、アクセサリON状態、イグニッションON状態、イグニッションSTART状態に切換え可能なものである。イグニッションスイッチ3は、これがアクセサリOFF、アクセサリON、イグニッションON、イグニッションSTARTに操作されたときは、それぞれに対応した操作信号をコントローラ7に送信する。
乗員検知装置4は、車内の乗員を検知するものであり、例えば、車内のシートのシートクッションに設けられ、そのシート上に乗員が着座していることを検知することによって、乗員が車内に存在していることを検知する圧力センサからなる。乗員検知装置4は、車内の乗員を検知したときは、コントローラ7に検知信号を送信する。
ドアロックスイッチ5は、車両に設けられたドア(図示せず)をロックするためのものである。ドアロックスイッチ5は、これがドアロック操作されたときは、コントローラ7に操作信号を送信する。
情報通信装置6は、車内に設けられ、予め定められた携帯端末としての車両の所有者の携帯電話9に所定の情報を電話やメールで送信するものである。情報通信装置6は、後述のコントローラ7の電流検出部7aにより検出された、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリ2の放電電流が所定値以上であるときは、灯火器8が消し忘れられている(つまり、灯火器8がオン状態のままである)として、車両の所有者の携帯電話9に所定の情報としてバッテリ2の保護の必要性があることを通知する。尚、上記所定時間は、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから、バッテリ2の放電電流の値が安定するまでの時間を予め計測すること等によって設定されている。また、上記所定値は、灯火器8が消し忘れられているときにおけるバッテリ2の放電電流を予め測定すること等によって設定されている。
また、情報通信装置6は、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリ2の放電電流が所定値以上である場合であっても、乗員検知装置4により車内の乗員が検知されているとき、又はドアロックスイッチ5によりドアロック操作が検出されていないときは、乗員が車内に存在している、又は乗員が車外の車両付近に存在しているとして、車両の所有者の携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを通知しない。
コントローラ7は、バッテリ2の保護のためのバッテリ保護制御を含む各種制御を行うものである。コントローラ7は、互いが電気的に接続された、電流検出手段としての電流検出部7a及び制御部タイマ7bを有する。この電流検出部7aは、バッテリ2の放電電流を検出するものである。制御部タイマ7bは、時間を計時するものである。これら電流検出部7a及び制御部タイマ7bは、バッテリ2に電気的に接続されていて、イグニッションスイッチ3がイグニッションON状態のときだけでなく、アクセサリOFF状態のときにも、そのバッテリ2の電力が供給されて、作動可能になっている。
−コントローラのバッテリ保護制御−
以下、図2のフローチャートを参照しながら、コントローラ7のバッテリ保護制御について説明する。
ステップS1では、イグニッションスイッチ3の操作信号に基づき、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であるか否かを判定する。ステップS1の判定結果がYESの場合(つまり、エンジンが停止状態の場合)はステップS2に進み、NOの場合はステップS1に戻る。ステップS2では、制御部タイマ7bのタイマカウントを開始する。ステップS3では、タイマカウント値が所定値になったか否か(つまり、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから所定時間経過したか否か)を判定する。ステップS3の判定結果がYESの場合(つまり、タイマカウント値=所定値の場合)はステップS4に進み、NOの場合はリターンに進む。ステップS4では、制御部タイマ7bのタイマカウンタ値をリセットする。
ステップS5では、電流検出部7aにより検出されたバッテリ2の放電電流が所定値以上であるか否かを判定する。ステップS5の判定結果がYESの場合(つまり、バッテリ2の放電電流が所定値以上の場合)は、灯火器8が消し忘れられていると判定して、ステップS6に進み、NOの場合はステップS9に進む。ステップS6では、乗員検知装置4の検知信号に基づき、乗員が車内に存在しているか否かを判定する。ステップS6の判定結果がYESの場合(つまり、乗員が車内に存在している場合)はステップS9に進み、NOの場合はステップS7に進む。ステップS7では、ドアロックスイッチ5の操作信号に基づき、ドアロック操作があったか否かを判定する。ステップS7の判定結果がYESの場合はステップS8に進み、NOの場合(つまり、ドアがアンロック状態の場合)は、乗員が車外の車両付近に存在していると判定して、ステップS9に進む。ステップS8では、情報通信装置6に、車両の所有者の携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを通知させる。ステップS9では、コントローラ7及び情報通信装置6の動作を停止(スリープ)する。その後、リターンに進む。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、電流検出部7aにより検出された、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリ2の放電電流が所定値以上であるときには、情報通信装置6により、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられていると判定して、車両の所有者の携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを通知する。そのため、その携帯電話9を所持する者(つまり、車両所有者)は、その灯火器8が消し忘れられていることを知ることができて、その灯火器8を消し得る。したがって、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になった後、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられていることを原因として、バッテリ2が上がってしまうことを抑制できる。
ところで、バッテリ2の放電電流の値は、一般的に、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってからしばらくの間安定しない。これは、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になった後、各電気負荷が順次消えていく等のためである。ここで、バッテリ2が上がってしまうことを確実に抑制する観点からは、バッテリ2の放電電流の値が安定した後、その安定した値に基づき、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられているか否かを判定するのが望ましい。
ここで、本実施形態によれば、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリ2の放電電流が所定値以上であるときには、情報通信装置6により、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられていると判定して、車両の所有者の携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを通知する。すなわち、上記所定時間を、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから、バッテリ2の放電電流の値が安定するまでの時間に設定すれば、バッテリ2の放電電流の値が安定した後、その安定した値に基づき、その灯火器8が消し忘れられているか否かを判定できる。そのため、この判定結果を正確なものにできる。したがって、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になった後、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられていることを原因として、バッテリ2が上がってしまうことを確実に抑制できる。
また、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリ2の放電電流が所定値以上である場合、すなわち、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられていると判定した場合であっても、乗員検知装置4により車内の乗員が検知されているときには、情報通信装置6により、車両の所有者の携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを通知しない。すなわち、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられているが、乗員が車内に存在しているときには、その乗員がその灯火器8の消し忘れに気付く可能性が高いとして、車両の所有者の携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを不必要に通知することを抑制している。そのため、その不必要な通知を原因として、その携帯電話9を所持する車両所有者が煩わしく感じることを抑制できる。
また、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態になってから所定時間経過した後におけるバッテリ2の放電電流が所定値以上である場合、すなわち、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられていると判定した場合であっても、ドアロックスイッチ5によりドアロック操作が検出されていないとき、すなわち、ドアがアンロック状態のときには、情報通信装置6により、車両の所有者の携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを通知しない。すなわち、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な灯火器8が消し忘れられているが、ドアがアンロック状態のとき、すなわち、乗員が車外の車両付近に存在していると考えられるときには、その乗員がその灯火器8の消し忘れに気付く可能性が高いとして、その携帯電話9にバッテリ2の保護の必要性があることを不必要に通知することを抑制している。そのため、その不必要な通知を原因として、その携帯電話9を所持する車両所有者が煩わしく感じることを抑制できる。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態では、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な電気負荷として、灯火器8が例示されているが、本発明は、当然のことながら、灯火器8以外の、イグニッションスイッチ3がアクセサリOFF状態であってもバッテリ2の電力が供給可能な電気負荷にも有用である。
また、上記実施形態では、電流検出部7a及び制御部タイマ7bは、イグニッションスイッチ3がイグニッションON状態のときだけでなく、アクセサリOFF状態のときにも、作動可能になっているが、少なくともイグニッションスイッチ2がアクセサリOFF状態のときに、作動可能になっていれば良い。
また、上記実施形態では、情報通信装置6は、車内に設けられているが、車両に設けられている限り、車内以外に設けられても良い。
また、上記実施形態では、予め定められた携帯端末は車両の所有者の携帯電話9であるが、これに限らず、車両の所有者の携帯電話9以外の他の携帯端末であっても良い。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明は、電気負荷に電力を供給するバッテリと、イグニッションスイッチと、少なくとも該イグニッションスイッチがオフ状態のときに、上記バッテリの放電電流を検出する電流検出手段とを備えた車両用バッテリ保護装置等について有用である。
本発明の実施形態に係る車両用バッテリ保護装置の概略構成図である。 コントローラのバッテリ保護制御のフローチャートである。
符号の説明
1 車両用バッテリ保護装置
2 バッテリ
3 イグニッションスイッチ
4 乗員検知装置(乗員検知手段)
5 ドアロックスイッチ(ドアロック検出手段)
6 情報通信装置(情報通知手段)
7 コントローラ
7a 電流検出部(電流検出手段)
7b 制御部タイマ
8 灯火器(電気負荷)
8a 灯火器スイッチ
9 携帯電話(携帯端末)

Claims (3)

  1. 電気負荷に電力を供給するバッテリと、イグニッションスイッチと、少なくとも該イグニッションスイッチがオフ状態のときに、上記バッテリの放電電流を検出する電流検出手段とを備えた車両用バッテリ保護装置であって、
    車両に設けられ、予め定められた携帯端末に所定の情報を通知する情報通知手段をさらに備え、
    上記情報通知手段は、上記電流検出手段により検出された、上記イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後における上記バッテリの放電電流が所定値以上であるときは、上記携帯端末に上記所定の情報として上記バッテリの保護の必要性があることを通知するように構成されていることを特徴とする車両用バッテリ保護装置。
  2. 請求項1記載の車両用バッテリ保護装置において、
    車内の乗員を検知する乗員検知手段をさらに備え、
    上記情報通知手段は、上記イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後における上記バッテリの放電電流が上記所定値以上である場合であっても、上記乗員検知手段により車内の乗員が検知されているときは、上記携帯端末に上記バッテリの保護の必要性があることを通知しないように構成されていることを特徴とする車両用バッテリ保護装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両用バッテリ保護装置において、
    ドアロック操作を検出するドアロック検出手段をさらに備え、
    上記情報通知手段は、上記イグニッションスイッチがオフ状態になってから所定時間経過した後における上記バッテリの放電電流が上記所定値以上である場合であっても、上記ドアロック検出手段によりドアロック操作が検出されていないときは、上記携帯端末に上記バッテリの保護の必要性があることを通知しないように構成されていることを特徴とする車両用バッテリ保護装置。
JP2005200065A 2005-07-08 2005-07-08 車両用バッテリ保護装置 Pending JP2007015580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005200065A JP2007015580A (ja) 2005-07-08 2005-07-08 車両用バッテリ保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005200065A JP2007015580A (ja) 2005-07-08 2005-07-08 車両用バッテリ保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007015580A true JP2007015580A (ja) 2007-01-25

Family

ID=37753103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005200065A Pending JP2007015580A (ja) 2005-07-08 2005-07-08 車両用バッテリ保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007015580A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9686746B2 (en) 2014-11-27 2017-06-20 Hyundai Motor Company Telematics terminal and telematics center for preventing vehicle discharge and control method thereof
JP2019053484A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 三菱自動車工業株式会社 車両用通信装置
CN114475475A (zh) * 2021-12-20 2022-05-13 岚图汽车科技有限公司 车辆蓄电池管理方法、装置、电子设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9686746B2 (en) 2014-11-27 2017-06-20 Hyundai Motor Company Telematics terminal and telematics center for preventing vehicle discharge and control method thereof
JP2019053484A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 三菱自動車工業株式会社 車両用通信装置
CN114475475A (zh) * 2021-12-20 2022-05-13 岚图汽车科技有限公司 车辆蓄电池管理方法、装置、电子设备
CN114475475B (zh) * 2021-12-20 2023-11-10 岚图汽车科技有限公司 车辆蓄电池管理方法、装置、电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858109B2 (ja) 車両制御システム
US20110060481A1 (en) Antitheft method and system for motorcycles
US20140288781A1 (en) Occupant protection apparatus for vehicle
JP2008213714A (ja) 車載緊急通報装置
JP2007076415A (ja) 車両制御装置
JP2007183865A (ja) 車載緊急通報装置
JP2007015580A (ja) 車両用バッテリ保護装置
JP4240016B2 (ja) 車両用受信装置
US8305201B2 (en) Antitheft device for vehicle
JP2010205080A (ja) 車載緊急通報装置
JP2007022147A (ja) 車両異常検出装置
JP4340906B2 (ja) 車載無線通信機
JP2005105657A (ja) 作動機器制御装置
EP1542888A4 (en) MOTOR VEHICLE IMMOBILIZER WITH RESPONSE TO IGNITION CONDITIONING KEY LOCK WARNING
KR20110105196A (ko) 차량 사고 통보 장치
JP4438703B2 (ja) 車載無線通信機
JP2004351974A (ja) 着座センサシステム、およびその異常検出方法、並びに着座センサシステムを備える産業車両
JP2009138338A (ja) 降車支援システム
JP2006188139A (ja) 車載電源管理装置
JPH08192723A (ja) 車両盗難防止装置
KR101363042B1 (ko) 오토바이용 시동 제어장치
JP2009051499A (ja) 車両用受信装置
JP2003319567A (ja) 充電装置及び盗難防止装置
JP2008085437A (ja) 携帯型緊急通報無線端末
JP2005112178A (ja) 車両用監視装置