JP2007012229A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来装置の対物レンズのレンズ位置検出器によっては、温度による感度にばらつきがあるため、通常再生または録画中に温度変化があった場合、レンズ位置検出器のゲインとオフセットが変動し、これが、シーク時の振動抑制効果の低下を引き起こす。
【解決手段】 シーク時でのオフセット特性補正時やオフセット特性補正時は、トラッキングオン時に端子101aに入力されるレンズ位置検出器の出力信号と端子101bに入力されるトラッキング制御信号の低域信号とに基づいて、検出・更新した補正値を高速移動中保持してトラッキング制御用アクチュエータを駆動する駆動信号を端子101cから出力する。トラッキング制御信号のレベルの変化量に対するレンズ位置検出器の出力信号のレベルの変化量の比に応じた補正値hos_gainを乗算手段Dに設定すると共に、両入力信号のレベルの差に応じた補正値center_ofsを減算手段Hに設定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は光ディスク装置に係り、特に光ディスク上に光ビームを集束照射する対物レンズの位置を検出するレンズ位置検出センサを備えた光ディスク装置に関する。
従来の光ディスク装置においては、光学ヘッドを光ディスク上の目標トラックへ高速に移動させるシーク時には、光学ヘッド全体を目標トラック方向へ移動させつつ、目標トラック付近ではトラッキング制御用アクチュエータだけで光学ヘッド内の対物レンズを目標トラックに移動させることが行われるが、この対物レンズの移動距離が大きいと、光ビームの光軸と対物レンズの中心とのズレが大きくなり、トラッキング制御信号に影響を及ぼすため、対物レンズの移動量を検出する対物レンズ移動量検出装置を設け、対物レンズの移動量が一定値を越えると対物レンズが中立位置に戻る方向に光学ヘッドをステップ送りすることが知られている。
また、従来、光学ヘッドの移動機構を高速検索アクセス動作させるときに、光学ヘッド内の集光レンズ(対物レンズ)のディスク半径方向の移動量を検出する検出手段の出力検出信号をフィードバック信号として、対物レンズをその光軸に垂直な平面内で光ディスクの半径方向に駆動するレンズ光軸駆動機構に供給して制御する光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の光ディスク装置においては、上記の検出手段として、例えば、光量、静電容量、磁気抵抗、渦電流等の変化から対物レンズの光軸中心からの変位を検出する専用のセンサを設け、これらからの信号を用いて、対物レンズの光軸中心からのずれに対してフィードバック制御を行ってトラッキング制御用アクチュエータを駆動し、対物レンズの振動を抑制してアクセス時間を短縮するようにしている。
しかしながら、以上の従来の光ディスク装置における対物レンズ移動量検出装置では、それに使用する検出素子等の精度により、対物レンズが中立位置にあるときでもオフセットが生じたり、対物レンズの移動量と出力値の比例関係の傾きが変わることになり、それを装着した製品毎に調整する必要がある。
そこで、上記の問題を解決するため、トラッキングサーボオンの状態で対物レンズが中立位置にある状態のトラック位置情報を記憶したのち、トラッキングサーボオフとしてディスク外周方向へ所定トラックだけトラックジャンプしてからトラッキングサーボをオンとしてそのときのトラック位置情報を記憶し、更に所定トラックディスク内周方向へもトラックジャンプして同様のことを行い、これらの記憶トラック位置情報に基づき移動量を換算し、これとその時の対物レンズのレンズ位置検出器出力レベルを対応させることで、レンズ位置検出器出力を補正するようにした光ディスク装置が従来から知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭58−26331号公報 特開平9−212874号公報
しかるに、上記の特許文献2記載の従来の光ディスク装置では、レンズ位置検出器によっては、温度による感度にばらつきがあるため、ディスク装着時に上記の補正動作を行うようにしても、通常再生または録画中に温度変化があった場合、レンズ位置検出器のゲインとオフセットが変動し、これが、シーク時の振動抑制効果の低下を引き起こすという課題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、通常再生又は録画中に光ディスク上に光ビームを集束照射する対物レンズの位置を検出するレンズ位置検出器の感度の変動の影響を低減し、もって、シーク時の振動抑制効果を維持し、常に安定なアクセスができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、光源と、その光源から出射した光ビームを光ディスク上に集束照射し、かつ、光ディスクからの反射光を透過する対物レンズと、対物レンズを透過した反射光を受光して電気信号を得る光検出器とを少なくとも含む光学ヘッドと、光学ヘッドを光ディスクの半径方向に移動させるヘッド移動機構と、光検出器からの電気信号に基づいて光ディスク上の信号トラックと光ビームのずれ量に応じたトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成手段と、トラッキング誤差信号に応じて、光ディスク上の信号トラックが光ビームを追従走査するように対物レンズ位置を制御するトラッキング制御用アクチュエータとを少なくとも備えた光ディスク装置において、
対物レンズの光ディスクの半径方向の移動位置を検出するレンズ位置検出手段と、トラッキング誤差信号に応じてトラッキング制御用アクチュエータを制御しているトラッキングオン状態の時に、トラッキング誤差信号に関連して変化する第1の信号と、レンズ位置検出手段により得られた対物レンズの移動位置検出信号である第2の信号とを入力として受け、レンズ位置検出手段のゲイン特性を逐次検出して補正するゲイン特性補正手段と、レンズ位置検出手段のオフセット特性を逐次検出して補正するオフセット特性補正手段とのうち、どちらか一方又は両方を備えた信号処理手段と、トラッキング誤差信号によるトラッキング制御用アクチュエータの制御を行わないトラッキングオフ状態として、ヘッド移動機構により光学ヘッドを光ディスクの半径方向へ高速移動する高速移動期間中は、信号処理手段内のゲイン特性補正手段及び/又はオフセット補正手段の高速移動開始直前の第1及び/又は第2の補正値を保持する制御手段とを有し、ゲイン特性補正手段は、第1の信号のレベルの変化量に対する第2の信号のレベルの変化量の比に応じて第2の信号を補正するための第1の補正値を設定する手段であり、オフセット特性補正手段は、第1の信号のレベルと第2の信号のレベルとの差に応じて第2の信号を補正するための第2の補正値を設定する手段であることを特徴とする。
この発明では、トラッキングオン状態の時に、トラッキング誤差信号等のトラッキング誤差信号に関連して変化する第1の信号のレベルの変化量に対する、対物レンズの移動位置検出信号である第2の信号のレベルの変化量の比に応じて第2の信号を補正するための第1の補正値を設定するゲイン特性補正手段と、第1の信号のレベルと第2の信号のレベルとの差に応じて第2の信号を補正するための第2の補正値を設定するオフセット特性補正手段とのどちらか一方又は両方を備え、高速移動開始直前の第1の補正値及び/又は第2の補正値を保持してトラッキングオフ状態の高速移動を行う。
本発明によれば、トラッキングオンの状態の時にゲイン特性補正手段とオフセット特性補正手段を備えることにより、レンズ位置検出手段の感度の変動の影響を低減し、また、高速移動期間中はトラッキングオン状態のときに求めたゲイン特性補正用の第1の補正値及び/又はオフセット特性補正用の第2の補正値を、トラッキングをオフして行う光学ヘッドの高速移動直前に保持するようにしたため、トラッキングオン状態から高速移動状態に切り替え、目標トラック付近で再びトラッキングオン状態に切替えるシーク時の振動抑制効果を維持することができ、何時でも安定なアクセスができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる光ディスク装置の一実施の形態の要部の構成図を示す。同図において、光学ヘッド1は半導体レーザ2、ハーフミラー3、対物レンズ4、フォーカス制御用アクチュエータ5、トラッキング制御用アクチュエータ6、光検出器7及びレンズ位置検出器8を内蔵しており、また、ヘッド移動機構9により光ディスク12の半径方向(双方向の矢印13で示す)に移動可能とされている。
ヘッド移動機構9はパルスモータと、パルスモータのモータシャフト回転運動を直線運動に変換する変換機構と、その変換機構の直線運動を光学ヘッド1に伝達する伝達機構などからなる。光学ヘッド1の外部にはコントロール部10とA/D変換器11とが設けられており、ヘッド移動機構9のパルスモータはコントロール部10の出力信号により回転動作が制御される。換言すると、コントロール部10は、ヘッド移動機構9を介して光学ヘッド1の移動動作(移動/停止、移動速度、移動方向など)を制御する。
光学ヘッド1の動作について説明するに、半導体レーザ2から出射されたレーザ光は、ハーフミラー3で反射され、対物レンズ4により光ディスク12上に収束される。収束されたレーザ光は、光ディスク12により反射され再び対物レンズ4を通ってハーフミラー3に向かう。ハーフミラー3を透過した反射光は、光検出器7上に収束され、ここで光電変換される。
光検出器7は一般には複数の受光部から構成されており、これら複数の受光部で別々に光電変換して得られた光ディスク12からの読み取り信号は、コントロール部10に供給され、ここで公知の演算式に基づいて演算処理されてフォーカス制御信号FE及びトラッキング制御信号TEが生成され、また再生信号が得られる。コントロール部10により生成されたフォーカス制御信号FEはフォーカス制御用アクチュエータ5に供給され、トラッキング制御信号TEはトラッキング制御用アクチュエータ6に供給される。
フォーカス制御用アクチュエータ5は、光ディスク12に照射されるレーザ光の焦点位置が光ディスク12の信号面上となるように、またトラッキング制御用アクチュエータ6は光ディスク12の信号面上のレーザ光が光ディスク12のトラックを追従走査するように、それぞれフォーカス制御信号FE及びトラッキング制御信号TEに基づいて対物レンズ4を三次元駆動する。
また、コントロール部10は光ビームが光ディスク12上のトラック追従状態で、トラッキング制御信号TEが所定のしきい値を越えた時に、ヘッド移動機構9内のパルスモータを1パルス駆動することで、光ディスク12の半径方向へ光学ヘッド1を所定距離だけ所定方向に移動し、これにより、常に光ビームがトラックを追従するように制御する。
レンズ位置検出器8は、対物レンズ4の相対移動量を検出する装置であり、例えば図2に示すような構成とされている。図2において、レンズ位置検出器8は、可動台80と、その可動台80上に固定された支柱81に取り付けられた光出射手段82及び光検出手段83と、対物レンズ4の側面を固定保持する、対物レンズ4の光軸と平行な反射面を外部側面に有するレンズ保持部84と、可動台80に固定されたホルダ85と、ホルダ85と保持部84との間を弾性的に支持する板ばね86とから構成されている。
可動台80は、ヘッド移動機構9により光学ヘッド1と一体的に移動するようにされているため、光出射手段82及び光検出手段83も光学ヘッド1と一体的に移動する。一方、対物レンズ4は可動台80と共に移動し、かつ、可動台80の移動とは独立して板ばね86によりディスク半径方向に移動自在に構成されている。板ばね86はトラッキング制御用アクチュエータ6の一部を構成している。なお、対物レンズ4を介して光ビームを光ディスク12の信号面上に照射するための光学系及び光ディスク12で反射されて対物レンズ4を介して入射する反射光の受光光学系の図示はレンズ位置検出器8と直接の関係はないので省略してある。
このレンズ位置検出器8では、光出射手段82から対物レンズ4方向へ出射された光は、固定部84の外側面の反射面で反射されて光検出手段83で受光される。光出射手段82は常に略一定の光量を出射し、光出射手段82から出射した光は、一定の反射率を有する固定部84の反射面で反射される。対物レンズ4は可動台80の移動とは独立して、フォーカス制御用アクチュエータ5及びトラッキング制御用アクチュエータ6により三次元駆動されるので、対物レンズ4と一体的に移動する固定部84も可動台80の移動とは独立して移動する。このため、光出射手段82から出射して固定部84の外側面で反射し光検出手段83で受光される光量が、光出射手段82及び光検出手段83と対物レンズ4との相対位置に応じて変化する。
このときの対物レンズ4とレンズ位置検出器8との相対位置と光検出手段83の受光する光量との関係を図3に示す。図3に示すように、対物レンズ4がレンズ位置検出器8の光出射手段82及び光検出手段83に近付くと、光検出手段83の受光する光量が増加し、逆に、対物レンズ4がレンズ位置検出器8の光出射手段82及び光検出手段83から遠ざかると、光検出手段83の受光する光量が減少する。
よって、光検出手段83で受光する固定部84からの反射光の光量を観察することにより、対物レンズ4の可動台80に対するディスク半径方向で、かつ、光ディスク12の面に平行な平面上での相対位置を検出することができる。光検出手段83から出力された光検出信号は、図1のA/D変換器11によりディジタル信号に変換された後、コントロール部10に供給される。
次に、本発明の光ディスク装置の要部をなすコントロール部10の一実施の形態の構成及び動作について説明する。図4は図1中のコントロール部10の一実施の形態のブロック図を示す。図4において、コントロール部10は、光検出器7から出力された読み取り信号を入力として受け、公知の演算式によりフォーカスセンター基準からのずれ量を示すフォーカスエラー信号と、トラッキングセンター基準からのずれ量を示すトラッキングエラー信号とを信号作成部100で生成する一方、A/D変換器11からのレンズ位置検出ディジタル信号及びA/D変換器107の出力ディジタル信号が入力端子101a、101bに入力される後述する信号処理装置101により、トラッキング制御用アクチュエータ6への制御信号を生成して出力端子101cから出力する。
信号作成部100から出力されたフォーカスエラー信号は位相補償回路102で位相補償処理された後、フォーカスドライバ109で駆動信号FEに変換された後、図1のフォーカス制御用アクチュエータ5に供給され、対物レンズ4を光ディスク12の信号面に対して垂直方向に可変制御する。一方、トラッキングオン時は信号作成部100で生成されたトラッキングエラー信号は、位相補償回路103で位相補償処理された後、スイッチSW9を介してトラッキングドライバ110に供給されて駆動信号TEに変換された後、図1のトラッキング制御用アクチュエータ6に供給され、対物レンズ4を光ディスク12の信号面に対して水平方向で、かつ、ディスク半径方向に可変制御する。
また、位相補償回路103から出力されたトラッキングエラー信号は、低域フィルタ(LPF)104により低域成分が濾波されてトラッキングエラー信号低域成分SEとされる。この低域成分SEはA/D変換器107によりディジタル信号に変換された後、信号処理装置101の入力端子101bに入力される。また、上記の低域成分SEは比較器105でしきい値VSTHと比較され、その比較結果に基づいてパルス発生器106を駆動制御する。パルス発生器106の出力パルスはステップドライバ111を介して図1のヘッド移動機構9内のパルスモータ(ステップモータ)に駆動信号として印加される。
また、信号処理装置101の出力端子101cから出力されたディジタル信号は、D/A変換器108でアナログ信号に変換された後、シーク時等のトラッキングオン時以外はスイッチSW9及びトラッキングドライバ110を介して図1のトラッキング制御用アクチュエータ6に駆動信号として供給される。
次に、コントロール部10の要部をなす信号処理装置101の構成及び動作について更に詳細に説明する。図5は信号処理装置101の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を付してある。図5に示す信号処理装置101は、まず、オフセットの正規化を行う。正規化は、初期状態のレンズ位置検出器8のゲインとオフセットのばらつきを補正するもので、オフセットの正規化時には図5のスイッチSW1、SW4、SW5及びSW6をそれぞれオフセット正規化時側端子に接続すると共に、スイッチSW7及びSW8をそれぞれ正規化時側端子に接続し、スイッチSW2及びSW3はそれぞれどちらの端子にも接続しない状態とする。
これにより、0発生器114から出力された0信号は、スイッチSW6及びSW7を介して出力端子101cから図4のD/A変換器108に供給され、ここでアナログ信号に変換された後、更にスイッチSW9を介してトラッキングドライバ111で増幅されてトラッキング制御信号TEとされて図1のトラッキング制御用アクチュエータ6に供給されてこれを駆動する。また、これと同時に、スイッチSW7を介して出力された上記0信号は、スイッチSW8を介して測定手段(F)123に供給され、ここでレベルが測定された後減算手段(G)125に供給される。
一方、A/D変換器11から入力端子101aを介して入力されたレンズ位置検出器8によるレンズ位置検出ディジタル信号は、加算器116でスイッチSW1を介して入力される0発生器117から出力された0信号と加算された後、係数”−1”を乗算する乗算器118、スイッチSW4を介して測定手段(E)124に供給されて信号tpsのレベルとして測定される。この測定手段(E)124で測定された信号tpsのレベルをeeとすると、減算手段(G)125はこのレベルeeと測定手段(F)123からの測定レベル0とを減算することにより、レベルeeの信号を出力し、スイッチSW5を介して記憶手段126に供給して記憶する。
記憶手段126に記憶されたレベルeeの信号は、記憶手段126から読み出されて”−1”を乗算する乗算器127を介して加算器116にオフセット補正用信号offset_vとして供給され、ここでレンズ位置検出ディジタル信号と加算される(すなわち、offset_vが減算される)と、測定手段(E)124で最初に測定されたレベルeeは打ち消されて0になり、オフセットが補正されたこととなる。このように、オフセットの正規化時には、トラッキング制御用アクチュエータ6の入力トラッキング制御信号TEを0として、tps信号のレベルeeを測定し、それが0になるようにoffset_vを設定する。
次に、ゲインの正規化が行われる。ゲインの正規化時には図5のスイッチSW1、SW4及びSW5をそれぞれオフセット正規化時側端子とは反対側端子に接続し、スイッチSW2、SW3及びSW6をゲイン正規化時側端子に接続すると共に、スイッチSW7及びSW8をそれぞれ正規化側に接続する。
これにより、三角波発生器113から出力された特定の振幅の三角波は、スイッチSW6及びSW7を介して出力端子101cから図4のD/A変換器108に供給され、ここでアナログ信号に変換された後、更にスイッチSW9を介してトラッキングドライバ111で増幅されてトラッキング制御信号TEとされて図1のトラッキング制御用アクチュエータ6に供給されてこれを駆動する。また、これと同時に、スイッチSW7を介して出力された上記三角波はスイッチSW8を介して2時刻間の差(または積算値)を測定する測定手段(B)115に供給されて、トラッキング制御用アクチュエータ6を駆動する電圧変動値bbとして測定される。
一方、A/D変換器11から入力端子101aを介して入力されたレンズ位置検出器8によるレンズ位置検出ディジタル信号は、加算器116でスイッチSW1を介して入力されたオフセット補正用信号offset_vと逆極性で加算されることによりオフセットが補正された後、係数”−1”を乗算する乗算器118、係数”1”を乗算する乗算器119、スイッチSW2を介して2時刻間の差(または積算値)を測定する測定手段(A)120に信号tpsとして供給されて、2時刻間のレベル差が測定される。なお、乗算器119は波形整形などのためにあるが、必須ではなく設けなくてもよい。このとき測定手段(A)120で測定されるのは、トラッキング制御用アクチュエータ6の駆動時におけるtps信号の変動値aaである。
演算手段(C)121は、測定手段(A)120からのtps信号の変動値aaと、測定手段(B)115からのトラッキング制御用アクチュエータ6を駆動する電圧変動値bbとの比(bb/aa)を演算算出し、その演算結果(bb/aa)を乗算手段(W)122に乗算係数gain_Aとして設定記憶する。これにより、通常のトラッキング制御時に乗算手段(W)122から出力されるtps信号の2時刻間の変動値はbbとなり、tps信号の2時刻間の変動値とトラッキング制御用アクチュエータ6を駆動する電圧変動値とが等しくなり、レンズ位置検出器8のゲインの正規化がなされたこととなる。
以上のオフセットゲイン正規化とゲイン正規化を終了すると、光ディスク再生時や記録時などにおいて通常のスレッド送りが行われてトラッキング制御が行われる。このトラッキング制御時(トラッキングオン状態時)では、スイッチSW8はトラッキングオン時側端子に接続されると共に、スイッチSW1、SW4及びSW5はオフセット正規化時側端子の反対側端子に、スイッチSW2及びSW3はゲイン正規化時側端子の反対側端子にそれぞれ接続され、スイッチSW6及びSW7はどちら側の端子にも接続されない状態となる。また、図4のスイッチSW9もトラッキングオン時側端子に接続される。
これにより、図4の低域フィルタ(LPF)104で濾波されたトラッキングエラー信号の低域成分SEは、A/D変換器107でディジタル信号に変換された後、入力端子101b及び図5のスイッチSW8を介して測定手段(B)115に供給されて2時刻間の変動値が測定される。一方、乗算手段(W)122から取り出されたオフセット補正されたレンズ位置検出ディジタル信号の乗算係数gain_Aとの乗算信号であるtps信号は、乗算手段(D)128に供給される一方、スイッチSW(A)120に供給されて2時刻間の変動値が測定される。
上記の測定手段(A)120の変動値と測定手段(B)115の変動値とは等しく、演算手段(C)121の出力信号は”1”で、この値がスイッチSW3を介して乗算手段(D)128に乗算係数hos_gainとして設定記憶される。なお、このときの減算手段(G)125の出力信号は”0”であり、スイッチSW5を介して減算手段(H)129に供給される値center_ofsは”0”となる。
次に、図4のスレッド送り時の動作について説明する。図6はスレッド送り動作中の図4の各部の信号波形を示す。図4のLPF104から出力されるSE信号は、トラッキングエラー信号の低域成分に相当しており、トラッキングサーボがかかっている状態では、図6(A)に示すようなレンズセンター位置からのレンズシフト量を示す信号に相当する。
このSE信号は比較器105に供給され、そのレベルが、しきい値VSTHと比較され、SE信号レベルがしきい値VSTHを越えた時、比較器105からの信号に基づきパルス発生器106が図6(B)に示すような1発パルスSDを発生し、ステップドライバ111を介して図1のヘッド移動機構9内のパルスモータを1パルス駆動する。これにより、図2の可動台80が光ディスク1外周方向に所定距離移動し、これにより、対物レンズ4の中心位置は、光軸センターに近づき、SE信号のレベルは低下し、また、tps信号もレベルが低下する。初期状態では、正規化されているので、この2信号の変動分は等しい。
信号処理装置101は、上記のようにトラッキングオン時には、ゲイン特性とオフセット特性の変化を検出し、上記の乗算手段(D)128に設定する乗算係数hos_gainと、上記の減算手段(H)129に供給される値center_ofsを更新し出力する。
次に、シーク時の動作について説明する。光ディスク12上の目標トラックへ光学ヘッド1を高速に移動させるシーク時には、現在のトラックを再生しているときのトラッキングオン状態から、トラッキングをオフ状態に切替えて光学ヘッド1を目標トラックへ高速に移動する高速移動と、目標トラック付近に光学ヘッド1が来たときにトラッキングをオン状態に切替えて目標トラックを正確に走査するトラッキングオン状態とを繰り返す。
上記の高速移動時には、パルス発生器106は連続的なパルスを発生させ、図1のヘッド移動機構9内のパルスモータを駆動し、図2の可動台80を高速に移動させる。この時、図5のスイッチSW7及びSW8は高速移動側に接続される。これにより、減算手段(H)129から出力されたtps信号とcenter_ofsとの減算信号tps2は、加算器130でレンズ位置制御をかける時の制御の基準値(一定)center_vと加算された後、ゲインループフィルタ131により所定の周波数成分が取り出されて、スイッチSW7、出力端子101cを介して出力され、更に図4のD/A変換器108、スイッチSW9及びトラッキングドライバ110を介して、図1のトラッキング制御用アクチュエータ6に供給されてこれを駆動する。このフィードバック制御により、高速移動中の対物レンズ4の振動は抑えられる。
次に、レンズ位置検出器8のゲイン特性が変化した場合の高速移動時の動作について説明する。初期状態で、レンズ位置検出器8が図3のx0で示すゲイン特性であったのが、x1で示す特性に変化した場合は、図5の乗算手段(W)122から出力されるtps信号は、図6(C)において、最大値がMax_x0からMax_x1へと大きくなる。これにより、高速移動時のフィードバック制御のゲインが大きくなり、制御性能が悪化したり、発振し易くなったりする。
しかし、本実施の形態では、図5に示す測定手段(A)120は、図6(C)に示すtps信号の時刻t1と時刻t2でのレベル差を測定し、初期状態では(b3−b1)、特性変化後では(b4−b1)の値を得る(ただし、図6(C)の点B1のレベルをb1、点B3のレベルをb3、点B4のレベルをb4とする。)。
一方、上記の高速移動直前に、トラッキングエラー信号の低域成分であるSE信号は、A/D変換器107によりディジタル信号に変換された後、トラッキングオン時側に接続されているスイッチSW8を介して2時刻間のレベル差(または積算値)測定手段(B)115に供給されて2時刻間のレベル差が測定され、その測定信号が演算手段(C)121に供給される。ここで、SE信号は図6(A)に示され、上記の時刻t1では初期状態及び特性変化後のいずれも点A1での信号レベルa1であり、上記の時刻t2では初期状態及び特性変化後のいずれも点A3での信号レベルa3である。従って、測定手段(B)115は初期状態及び高速移動直前のトラッキングオン状態での特性変化後のいずれも(a3−a1)の値を得る。
一方、初期状態では測定手段(A)120の測定結果は(b3−b1)であり、測定手段(B)115の測定結果は(a3−a1)であるから、演算手段(C)121は初期状態で(a3−a1)/(b3−b1)の比を得、特性変化後は測定手段(A)120の測定結果は(b4−b1)であり、測定手段(B)115の測定結果は(a3−a1)であから、演算手段(C)121は特性変化後の状態で(a3−a1)/(b4−b1)の比を得て、この値をスイッチSW3を介して乗算手段(D)128に乗算係数(利得)hos_gainとして設定する。
この演算手段(D)128の乗算係数(利得)hos_gain(=(a3−a1)/(b3−b1))は、前記したように初期状態では”1”であり、レンズ位置検出器8のゲイン特性の変化による、tps信号の振幅増加分は、このhos_gainをtps信号に乗算することで相殺され、乗算出力信号は、減算手段129でcenter_ofsと減算されて図6(D)に示すようなtps2信号となる。
このtps2信号は、加算器130において基準値center_vと加算された後、ゲインループフィルタ131により所定の周波数成分が取り出されて、スイッチSW7、出力端子101cを介して出力され、更に図4のD/A変換器108、スイッチSW9及びトラッキングドライバ110を介して、図1のトラッキング制御用アクチュエータ6に供給されてこれを駆動する。
ここで、高速移動中では、スイッチSW8は高速移動中側端子に接続されており、前記hos_gainとcenter_ofsの検出及び更新は行わず、各測定手段123、124の測定値及び、乗算手段128に設定されたhos_gain、減算手段129に設定されたcenter_ofsは、それぞれ高速移動直前のトラッキングオン時での値を保持している。これにより、レンズ位置検出器8のゲイン特性が変化した場合でも、高速移動時のトラッキングのフィードバック制御のゲインは変わらないので、制御性能が悪化することはなくなる。
なお、上記の説明では、信号の2時刻間の差を値として用いたが、これは、2時刻間の積算値でもよい。この場合、測定手段(A)120の値は、初期状態で、図6(C)に示す三角形B1B3B2の面積、特性変化後で三角形B1B4B2の面積となる。測定手段(B)115の値は、初期状態で、図6(A)に示す三角形A1A3A2の面積、特性変化後も三角形A1A3A2の面積となる。演算手段(C)121では、初期状態で(三角形A1A3A2の面積)/(三角形B1B3B2の面積)(前記のとおり、この値は、1)、特性変化後は、(三角形A1A3A2の面積)/(三角形B1B4B2の面積)の値を得るが、これは、前述の(a3−a1)/(b3−b1)と、(a3−a1)/(b4−b1)の値と同じであることがわかる。積算値を用いることの利点は、多数のデータを取り込むので、ノイズの影響が少なくなることである。
次に、光学ヘッド1の高速移動中に、レンズ位置検出器8のオフセット特性が変化した場合の動作について説明する。この場合、レンズ位置制御をかけると、対物レンズ4のレンズ位置がずれた状態で制御がかかるため、制御できる範囲(ダイナミックレンジ)が狭くなるという問題が発生する。また、対物レンズ4のレンズ位置がずれた状態で制御がかかるため、制御中の消費電力が増えるという問題も発生する。
図7はレンズ位置検出器8にオフセットが発生した場合の一例の特性図を示す。この場合、図2に示した光検出手段83の受光光量対対物レンズ4の相対位置特性が、図7において正常な場合の特性x0に対して、オフセットが発生すると、例えば、オフセット特性はx0に平行な直線で表されるx2のように変化する。
オフセット特性がx2に示す特性に変化すると、乗算手段(D)128から出力されるtps信号は図8(C)に示すように、+方向にオフセットを生じ、振幅レベル最大がMax_x2に変化する。なお、図8(A)は図4に示したLPF104から出力されるトラッキングエラー信号の低域成分であるSE信号を示し、図8(B)は図4に示したパルス発生器106の出力信号SDを示す。
図5に示す信号処理装置101は、高速移動直前のトラッキングオン状態において、測定手段(E)124が図8(C)に示すtps信号を入力として受け、時刻t3のtps信号のレベルtps1を測定する一方、測定手段(F)123が図8(A)に示すSE信号を入力として受け、時刻t3のSE信号のレベルse1を測定する。図7の減算手段(G)125は、同じ時刻t3での測定手段(E)124の測定値と測定手段(F)123の測定値とを減算して(tps1−se1)の減算結果を算出し、これをオフセット値center_ofsとして減算手段(H)129に供給し設定する。
減算手段(H)129は、レンズ位置検出器8の出力信号に対応したtps信号から上記のオフセット値center_ofsを減算することにより、図8(D)に示すように、オフセットの除去されたtps2信号を出力し、加算器130に供給する。
続いて、目標トラックへの高速移動が開始される。ここで、前述したように、高速移動中では、スイッチSW7及びスイッチSW8は高速移動中側端子に接続されており、前記hos_gainとcenter_ofsの検出及び更新は行わず、各測定手段123、124の測定値及び、乗算手段128に設定されたhos_gain、減算手段129に設定されたcenter_ofsは、それぞれ高速移動直前のトラッキングオン時での値を保持している。
これにより、レンズ位置検出器8の高速移動が開始されると、減算手段(H)129は、高速移動直前に設定された上記のオフセット値center_ofsを高速移動期間中保持して、レンズ位置検出器8の出力信号に対応したtps信号から上記のオフセット値center_ofsを減算することにより、オフセットの除去されたtps2信号を出力し、加算器130に供給する。
加算器130はtps2信号と基準値center_vとを加算した信号をゲインループフィルタ131に供給して所定の周波数成分を周波数選択させる。このインループフィルタ131の出力信号は、スイッチSW7、出力端子101cを介して出力され、更に図4のD/A変換器108、スイッチSW9及びトラッキングドライバ110を介して、図1のトラッキング制御用アクチュエータ6に供給されてこれを駆動する。このようにして、レンズ位置検出器8のオフセット特性が変化した場合のオフセットを高速移動中において除去できる。このようにして、本実施の形態によれば、レンズ位置検出器8のゲインとオフセットの両方を補正することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば上記の実施の形態では、信号処理装置101はレンズ位置検出器8のゲイン特性を検出して補正するゲイン特性補正手段(測定手段(A)120、測定手段(B)115、演算手段(C)121及び乗算手段(D)128)の後段に、レンズ位置検出器8のオフセット特性を検出して補正するオフセット特性補正手段(測定手段(E)124、測定手段(F)123、減算手段(G)125及び減算手段(H)129)を接続しているが、接続順は実施の形態と逆でもよく、また、ゲイン特性補正手段とオフセット特性補正手段の両方を備えているが、どちらか一方の手段だけを備えていてもよい。
また、上記の実施の形態では、トラッキングドライバ110の入力信号の低域成分であるSE信号を使って、ゲインやオフセットの補正を行ったが、これは、この信号がトラッキングオン状態で、対物レンズ4のレンズ移動量に比例した信号であるからであり、こうした信号であれば、別の信号でも使用でき、従って、図2におけるトラッキング制御信号又はトラッキングエラー信号をもとに作成した信号でもよい。また、それらの信号を、所定回数読み取り、そのデータを平均した信号でもよい。
本発明の光ディスク装置の一実施の形態のブロック図である。 図1中のレンズ位置検出器の一実施の形態の構成図である。 図1中のレンズ位置検出器の一例の特性図である。 図1中のコントロール部の一実施の形態のブロック図である。 図4中の信号処理装置の一実施の形態のブロック図である。 図4の通常スレッド送り時のタイミングチャートである。 図1中のレンズ位置検出器の他の例の特性図である。 図7の通常スレッド送り時のタイミングチャートである。
符号の説明
1 光学ヘッド
2 半導体レーザ
3 ハーフミラー
4 対物レンズ
5 フォーカス制御用アクチュエータ
6 トラッキング制御用アクチュエータ
7 光検出器
8 レンズ位置検出器
9 ヘッド移動機構
10 コントロール部
11 A/D変換器
12 光ディスク
80 可動台
82 光出射手段
83 光検出手段
84 レンズ保持部
86 板ばね
100 信号作成部
104 低域フィルタ(LPF)
105 比較器
106 パルス発生器
109 フォーカスドライバ
110 トラッキングドライバ
111 ステップドライバ
115、120 2時刻間の差(又は積算値)測定手段
121 演算手段
122、128 乗算手段
123、124 レベル測定手段
125、129 減算手段
126 記憶手段
SW1〜SW9 スイッチ

Claims (1)

  1. 光源と、その光源から出射した光ビームを光ディスク上に集束照射し、かつ、前記光ディスクからの反射光を透過する対物レンズと、前記対物レンズを透過した前記反射光を受光して電気信号を得る光検出器とを少なくとも含む光学ヘッドと、
    前記光学ヘッドを前記光ディスクの半径方向に移動させるヘッド移動機構と、
    前記光検出器からの電気信号に基づいて、前記光ディスク上の信号トラックと前記光ビームのずれ量に応じたトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成手段と、
    前記トラッキング誤差信号に応じて、前記光ディスク上の信号トラックが前記光ビームを追従走査するように前記対物レンズ位置を制御するトラッキング制御用アクチュエータとを少なくとも備えた光ディスク装置において、
    前記対物レンズの前記光ディスクの半径方向の移動位置を検出するレンズ位置検出手段と、
    前記トラッキング誤差信号に応じて前記トラッキング制御用アクチュエータを制御しているトラッキングオン状態の時に、前記トラッキング誤差信号に関連して変化する第1の信号と、前記レンズ位置検出手段により得られた前記対物レンズの移動位置検出信号である第2の信号とを入力として受け、前記レンズ位置検出手段のゲイン特性を逐次検出して補正するゲイン特性補正手段と、前記レンズ位置検出手段のオフセット特性を逐次検出して補正するオフセット特性補正手段とのうち、どちらか一方又は両方を備えた信号処理手段と、
    前記トラッキング誤差信号による前記トラッキング制御用アクチュエータの制御を行わないトラッキングオフ状態として、前記ヘッド移動機構により前記光学ヘッドを前記光ディスクの半径方向へ高速移動する高速移動期間中は、前記信号処理手段内の前記ゲイン特性補正手段及び/又は前記オフセット補正手段の前記高速移動開始直前の第1及び/又は第2の補正値を保持する制御手段と
    を有し、前記ゲイン特性補正手段は、前記第1の信号のレベルの変化量に対する前記第2の信号のレベルの変化量の比に応じて前記第2の信号を補正するための前記第1の補正値を設定する手段であり、前記オフセット特性補正手段は、前記第1の信号のレベルと前記第2の信号のレベルとの差に応じて前記第2の信号を補正するための前記第2の補正値を設定する手段であることを特徴とする光ディスク装置。
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