JP2007009345A - 体型補整機能を具備する下着類 - Google Patents

体型補整機能を具備する下着類 Download PDF

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【課題】 肌触りが良好で、皮膚に対する刺激の低減に加えて、優れた外観を達成することができる体型補整機能を具備する下着類を提供する。
【解決手段】 天然素材を主体とする下着類本体における補整機能強化を要する所要部に対して、補整対象に適合するサイズならびに伸縮特性を備えた伸度調整部材を取り付け、該伸度調整部材の表面を下着類本体と実質的に同質の素材によって被覆してサンドイッチ構造となるように縫製した、体型補整機能を具備する下着類である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、着用者の体型(プロポーション)を整え、着用する外衣に適合する好ましい基礎体型を形成するために有効な体型補整機能を具備する下着類に関する。
腹前部、脇腹部、胸周り、ヒップ周り等における皮下脂肪や贅肉を押さえることにより可能な限り理想的なプロポーションを形成するための、いわゆる体型補整機能を具備する下着類に対する強い要請がある。例えば、ショーツ、ガードル、ボディスーツ、ブラジャー、ウエストニッパー、パンティストッキングのように素肌に触れる可能性の高い各種下着類では、装飾、保温、身体保護のような衣服一般に求められる機能に加えて、着用者のプロポーションを整えることにより外衣着用後の容姿を際立たせる基礎体型形成効果が強く求められることは良く知られている。
かかる効果を発揮するために、これら下着類は素材はもとより、編織法等の加工・処理法を工夫することにより様々な特徴を備えた生地や部材が用いられている。基本素材としては、生糸、綿、麻等に代表される天然繊維、ナイロン、ポリエステル、ウレタン等のような化学繊維がそのまま、または一部加工されて用いられ、必要に応じてこれらを混紡とするなどによりそれぞれの部位毎に異なる要求に応えるように工夫されているものが多い。
下着類は、言うまでもなく素肌に密着するものであり、発汗のような生理現象によって不快感を覚えるものであることは望ましくなく、天然素材ないしは吸汗・乾燥機能などを付与した素材が求められることは当然である。そして、前腹部、ヒップ部、脇腹部、ウェスト部、バスト等を適当に締め付け、持ち上げ、好ましい部分への変移等の作用により体型補整を行う必要がある。
このような要請に応えるため、特許文献1は、縦方向と横方向の伸縮パワーが異なる素材により前部と後部とをショーツ本体として構成し、さらに縦方向の伸縮パワーが横方向の伸縮パワーよりも強くなるような腹部当て布を配置することにより前(下)腹部の補整を行うことを目的としたショーツを開示している。この場合、腹部当て布はショーツ本体の前部裏側に当接して縫着ラインが見えるように縫着する実施例を開示しており、さらにショーツ本体の表側に当接して縫製するか、接着ないし熱融着等であっても良いとしている。かかる構成における腹部当て布は、ショーツ本体の前部において伸縮パワーの強弱方向が互いにほぼ直角方向になるように配置することにより、お互いの引張り圧力が総合されて着用者の腹部に作用するので、腹部の膨出を押さえる体型補整機能を発揮できることを開示している。しかしながら、かかる構成は専ら構成素材の伸縮度調整を目的としたものであって、外観、肌触り(着用感)、アレルギー反応を示す着用者の皮膚に対する刺激等の点に関する配慮がなされていない。
また、特許文献2は、伸縮性生地を使用した衣服において、生地の伸びを抑制したい部分に、熱可塑性エラストマー樹脂、架橋エラストマー樹脂および熱可塑性無定形樹脂から選ばれた少なくとも1種の樹脂が、伸縮性生地の表面上に付着しており、この場合伸びを拘束したい部分の伸縮性生地の目がこれら樹脂類によって全部は塞がれていないような構成の衣服を開示している。該文献では、良好な通気性、肌触り、着用感を達成しながら樹脂付与部分が目立ち難く、見栄えの低下が少なく、凹凸による外衣への影響が少なく、かつ衣服の所定部分の伸びを拘束して身体の整形効果を発揮する衣服が提供できる旨開示している。しかしながら、生地の網目に対して部分的に熱接着等により付与された樹脂によって伸縮度を調整する構成であるから、肌触りを損なう可能性や皮膚に対する新たな刺激源となる可能性も否定できない欠点がある。
また、特許文献3は、パワーネット等の伸縮性生地を用いた婦人用下着に対して、胸カップ部、腹部、ヒップ部等の体型整容のために必要となる部位の内面に粘着体を塗着することにより、着用時におけるずり上がり及びずり下がりを防止することができる整容のための婦人用下着を開示している。該文献にかかる肩紐から胸部ならびに腹部にかかる上半身部とパンツ部を一体化した婦人用下着を着用する際の便宜を考慮したものであるが、各部に塗着された粘着体と皮膚との密着をもたらすものであり、前記第2の先行特許文献と同様に肌触りを損なう可能性や皮膚に対する新たな刺激源となる可能性も否定できない。
実開平6−22304号公報 実開平6−33909号公報 実開平6−76305号公報
本発明は、肌触りが良好で、皮膚に対する刺激の低減に加えて、優れた外観を達成することができる体型補整機能を具備する下着類を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、天然素材を主体とする下着類本体10、20、30における補整機能強化を要する所要部に対して、補整対象に適合するサイズならびに伸縮特性を備えた伸度調整部材17、27、37を取り付け、該伸度調整部材の表面を下着類本体と実質的に同質の素材によって被覆してサンドイッチ構造となるように縫製した、体型補整機能を具備する下着類であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記天然素材を主体とする下着類本体10、20、30を二重生地とし、補整機能強化を要する所要部に所望形状の伸度調整部材17、27、37を間挿せしめて縫着した、体型補整機能を具備する下着類であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記天然素材を主体とする下着類本体10、20、30を一重生地とし、補整機能強化を要する所要部に所望形状の伸度調整部材17、27、37を配置し、少なくとも該伸度調整部材の表面全体を覆うように下着類本体と実質的に同質の素材を主体とする当て布を重畳被覆せしめて縫着した、体型補整機能を具備する下着類であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記伸度調整部材17、27、37が、単一素材から構成される体型補整機能を具備する下着類であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記伸度調整部材17、27、37が、複数素材を重畳させた集合体であり、該集合体が縦、横、斜めの各所望方向に対して最適の伸縮度を得るように組み合わされた複合素材である、体型補整機能を具備する下着類であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記下着類本体10、20、30の素材が綿、絹、麻等の天然素材であり、前記伸度調整部材17、27、37がナイロン、ポリエステル、ウレタン加工品等の化学繊維を主体とする編組素材である、体型補整機能を具備する下着類であることを特徴とする。各種形状、模様を施したレースを伸度調整部材として利用することにより、当該形状、模様が下着類本体表面に透き通って表れ、下着類に優れた装飾効果を付与することができる。
請求項7に記載の発明は、前記下着類がショーツ、ガードル、ボディスーツ、ブラジャー、ウエストニッパー、パンティストッキング類のいずれかである、体型補整機能を具備する下着類であることを特徴とする。
本発明にかかる体型補整機能を具備する下着類は、基本的に伸縮性を有しかつ肌触りの優れた生地によって製造されるものであるが、下着類本体に間挿される伸度調整部材の機能により体型補整のために必要となる部位、例えば前(下)腹部、脇腹部、ヒップ部、バスト部等の身体の凹凸部に応じて所望方向に沿った伸縮性を発揮することができる。ここで、伸度調整部材としてはナイロン、ポリエステル、ポリウレタン等素材が本来具備する伸縮性を利用し、さらにはパワーネット、ベアー天竺、トリコット、ツーウェイトリコット等の編組織体として利用することができ、当然前述の素材によりこれら編組織体を構成することにより、より有効な部材が得られる。
このように、下着類にとって求められる平均的に緩やかな伸縮パワー(締め付け力の度合いを示す)を発揮する生地をもって下着類本体を形成し、縦横斜め等所望方向に強力な伸縮パワーを要する部位にあっては、対応する伸度調整部材を本体生地の内部に間挿して逢着固定せしめるものである。その結果、体型補整上有効な部位には、着用者の体型を補整するために必要とされる伸縮パワー、例えば、押さえる、引き上げる、変移させる等のために必要となる所望の伸縮パワーが得られ、所期の目的が達せられる。
さらに、このような伸度調整部材を適宜組み合わせて重畳使用することにより、身体の中心軸を基準として縦方向または横方向のみならず所定角度傾いた斜め方向に対する伸度パワーを調整することができ、より決め細やかな体型補整が可能となる。また、このような体型補整のための伸度調整部材は、主として天然素材からなる下着類本体を形成する生地によって表裏ともに被覆されているため、吸汗性も阻害されず着用感も優れており、またアレルギー体質等の敏感肌や繊細肌の着用者であってもかぶれや肌荒れ等も防止できる。
このような下着類本体生地の伸縮度ならびに本体内に間挿固定される伸度調整部材の伸縮度は、着用者の好みによって大きく左右されるものであるから、サイズに基づくS、M、L、LL、XL等の分類に加えて、特に伸度調整部材の伸縮度パワーに関しても弱、普通、強、より強のような分類を加えてユーザーにアピールすることもできる。下着類の単なるサイズに止まらず、このような伸縮度パワーの強弱を考慮して選択することにより、多くのユーザーにとってそれぞれ希望する体型補整機能効果を確保しながら、優れた着用感、薄手のシンプル感を実現してより使い易い下着類を提供することが可能となる。
次に、添付図を参照しつつ本発明にかかる体型補整機能を具備する下着類について詳細に説明する。ここでは下着類の典型的な実施例としてショーツについて開示するが、本発明がショーツ以外の、ガードル、ボディスーツ、ブラジャー、ウエストニッパー、パンティストッキングのように素肌に触れる可能性の高い各種下着類にも適用可能であることは言うまでもない。
図1は、本発明にかかる体型補整機能を具備する下着類の構成をショーツ10に適用した実施例の主要部を示す正面図である。ショーツ本体の前面を形成する前身頃11と図背面側の後ろ身頃12とは、両側面において縫着ライン13のように縫製されており、上端にはウェスト弾性帯14が、そして前後各身頃11、12の下端部はクロッチ部16が、それぞれ縫製により取り付けられている。なお、ショーツ本体を構成する前後の身頃は、着用者の肌に優しい天然素材ないし天然素材を主体とする混紡が好ましく、少なくとも前身頃11は二重構造に形成されている。
また、脚を通すショーツ裾部15にはレース等のフリルを施した実施例を略示しているが、簡易な周縁処理であっても差し支えない。ショーツのクロッチ部16は、前身頃11および後ろ身頃12の下端と、左右の脚を通すショーツ裾部15を除いて縫着連結している。なお、かかる構成において、伸度調整部材を配置しない後ろ身頃12は前身頃11と同様に二重構造であってもよく、また前身頃11よりもやや厚手の一重素材であってもよい。
図1における前身頃11のほぼ中央、着用時に下腹部に当接される部分には、二重構造布地の間に縦横X−Y方向の伸度パワーが異なる6角形の伸度調整部材17が間挿され、縫着ライン18、18’および19、19’によってサンドイッチ状に縫着されている。この場合の伸度調整部材17は、例えば、ナイロン糸ないしポリエステル糸等を加工したパワーネットとすることができ、横方向矢印Xのように図面の水平方向に生ずる伸度と図面の縦方向矢印Yのように垂直方向に作用する伸度とが異なるように作用する。
図2は、図1に示したショーツ10において前身頃11部分のA−A’矢視断面図である。二重構造に形成された前身頃11の表面布11aと前身頃11の裏面布11bとの間にパワーネットのような伸度調整部材17がサンドイッチ構造となるように間挿せしめられ、左右の縫着ライン18、18’によって縫着されたものである。
なお、伸度調整部材17の縫着は、本実施例では縫着ライン19、19’ならびに上方のウェスト弾性体14、クロッチ部16の縫着に合わせて全周が固定されているが、別個の縫着ラインにより固定してもよい。図1の構成において、他部位、例えば後ろ身頃12のヒップ部に当接する部分に対しても補整機能を付与する場合には、後ろ身頃12も二重構造とし、所要部位に伸度調整部材をサンドイッチ構造となるように縫着すればよい。
図3は、前身頃21および後ろ身頃22を1枚生地として裁断し、クロッチ部も同一生地によって形成する実施例を示すものである。ここでは、ウェスト部の直ぐ下方に相当する部位に伸度パワーを付与しようとするもので、図1の実施例よりも小さい逆三角形の伸度調整部材27が二重構造の前身頃21の表裏間に間挿せしめられ、逆三角形の上底辺がウェスト弾性体24に合わせて縫着され、他の二辺がそれぞれの辺に沿った縫着ライン29、29’によって縫着されたものである。
この場合も、図1に示した第1の実施例と同様に水平方向の両頭矢印Xおよび垂直方向の両頭矢印Yのそれぞれの方向の伸度パワーが異なり、例えば前腹(下)部を引き締める効果が得られる。図3では比較的小さな伸度調整部材27を開示しているが、前腹(下)部の引き締める効果の期待度に応じてサイズならびに形状を変更することは任意に選定できる。なお、図3の実施例では、裾部25やウェスト弾性体24等に対してレース、彩色レース等によるフリル類は省略しているが、縫着ライン29、29’を利用することにより着用者の年齢や好みに適合する装飾を付加することも任意である。
図4は、図3に示したショーツ20において前身頃21部分のB−B’矢視断面図であり、二重構造に形成された前身頃の表面布21aと前身頃の裏面布21bとの間にパワーネットのような伸度調整部材27がサンドイッチ構造となるように間挿せしめられ、左右の縫着ライン29、29’によって縫着された状態を示すものである。図に示すように、逆三角形の伸度調節部材27は、前身頃の表面布21aおよび裏面布21b間に挿入されてサンドイッチ構造となっている。その結果、パワーネット等の素材が素肌に直接触れることはないため伸度調節部材の素材選択の自由度が大きくなり、また、本発明にかかるショーツ等の下着はアレルギー体質その他による敏感肌や繊細肌の如何を問わず安心して着用することができる。
図5に示す実施例では、ショーツ30の本体を構成する前身頃31および後ろ身頃32のうち、少なくとも前身頃31は一重生地によって構成されている。この構成では、ウェスト弾性体34に接する前腹部には内面に伸度調整部材37が配され、そしてその裏側に天然素材または天然素材を主体とする混紡生地からなる内部当て布38をもって裏打ちするように縫着ライン39によって縫着固定した構成を開示している。なお、ショーツ本体の後ろ身頃32は、クロッチ部において前後身頃に分離することも可能であるから、後ろ身頃32は一重、二重いずれであっても良い。
図6(A)は、図5におけるC−C’矢視断面を示すもので、ショーツ本体の前身頃31、その下方に伸度調整部材37が配され、さらに内部当て布38によって裏打ちされている状態を示すものである。図に示すように、かかる部分の構成は、図1および図3に示す両実施例と同様に、伸度調整部材37を前身頃31本体と内部当て布38とによって挟み込むサンドイッチ構造となっている。
一方、図5におけるD−D’矢視断面を示す図6(B)のように、下着本体の前身頃31は前述のように一重の生地であり、伸度調整部材37は、当該伸度調整部材と同等もしくは若干大きめの内部当て布38によって裏打ちされた状態で縫着ライン39によって縫着固定され、部分的にサンドイッチ構造を形成している。
なお、本実施例の変形として図6(B)の配置を上下反転し、前身頃31の外側に伸度調整部材37を配し、これをサンドイッチ状態で外部当て布によって覆うように縫着固定してもよい。このような構成は外観上やや目立つ傾向があるものの、肌に接する縫着ラインの凹凸を低減することができるため着用感の改善が期待できる。図6(C)は、図5におけるE−E’矢視断面を示すもので、この部分における前身頃31の構成を示すものである。ショーツ本体のこの部位にはもはや伸度調整部材は存在しないため、一重の前身頃31が1層のみを形成している。
本発明にかかる上述の各実施例においては、伸度調整部材17、27、37は、それぞれ単一の素材のように図示して開示してきたが、複数の部材を適宜重畳させたものであってもよい。例えば、単一の素材における伸度調整パワーが不足する場合には、同等の特性を発揮する部材を同じ方向に重畳することによって、より強力な伸度調整効果が期待できる。さらに、直交方向に異なる伸縮パワーを発揮する複数の部材を、適宜角度を設けて重畳縫着することにより、直交方向(X−Y)以外の任意角度となるような合成伸度調整効果を発揮するように構成することも可能である。このような部材の組み合わせによって、個人差のある体型に応じて微妙な体型補整効果が期待できる。
本発明にかかる体型補整機能を具備する下着類は、実施例では素肌に着用する下着の典型例としてショーツを取り上げているが、その他、ガードル、ボディスーツ、ブラジャー、ウエストニッパー、パンティストッキングのように直接素肌に触れる可能性の高い各種下着類にも適用可能である。かかる下着類は、比較的簡易な構成でありながらそれぞれ体型の異なる着用者にとって着用し易く、かつ化繊等が多く用いられる伸度調整部材が素肌に触れないように天然繊維によりサンドイッチ構造に形成されているから、アレルギー体質などの敏感肌に対しても刺激の少ない製品の提供が可能となる。
本発明においては、このようなサンドイッチ構造が採用される結果、伸度調整素材としての採用範囲が拡がり、強弱様々な素材の使用が可能となるばかりでなく、伸度調整パワーの近似するものか異なるものかに拘わらず重畳させる使用が可能となり、伸度調整パワーの適用範囲が拡大し、さらに異方向に作用する伸度調整効果を得ることも可能であり、下着類の産業において大きな利用可能性が期待できる。
本発明にかかる下着類の技術思想を体現したショーツの実施例を示す正面図である。 図1におけるA−A’矢視断面図である。 本発明にかかる下着類の技術思想を体現したショーツの第2の実施例を示す正面図である。 図3におけるB−B’矢視断面図である。 本発明にかかる下着類の技術思想を体現したショーツの第3の実施例を示す正面図である。 図5におけるC−C’矢視断面図(A)、D−D’矢視断面図(B)、E−E’矢視断面図(C)である。
符号の説明
10、20、30 ショーツ(下着類本体、下着類)
11、21、31 前身頃
11a、21a 前身頃表面布
11b、21b 前身頃裏面布
12、22、32 後ろ身頃
13、23、33 縫着ライン
14、24、34 ウェスト弾性帯
15、25、35 裾部
16 クロッチ部
17、27、37 伸度調整部材
18、18’ 縫着ライン
19、29、39、19’、29’ 縫着ライン
38 内部当て布

Claims (7)

  1. 天然素材を主体とする下着類本体における補整機能強化を要する所要部に対して、補整対象に適合するサイズならびに伸縮特性を備えた伸度調整部材を取り付け、該伸度調整部材の表面を下着類本体と実質的に同質の素材によって被覆してサンドイッチ構造となるように縫製した、ことを特徴とする体型補整機能を具備する下着類。
  2. 前記天然素材を主体とする下着類本体を二重生地とし、補整機能強化を要する所要部に所望形状の伸度調整部材を間挿せしめて縫着した、ことを特徴とする請求項1に記載の体型補整機能を具備する下着類。
  3. 前記天然素材を主体とする下着類本体を一重生地とし、補整機能強化を要する所要部に所望形状の伸度調整部材を配置し、少なくとも該伸度調整部材の表面全体を覆うように下着類本体と実質的に同質の素材からなる当て布を重畳被覆せしめて縫着した、ことを特徴とする請求項1に記載の体型補整機能を具備する下着類。
  4. 前記伸度調整部材が単一素材から構成される、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の体型補整機能を具備する下着類。
  5. 前記伸度調整部材が、複数の部材を重畳させた集合体であり、該集合体が縦、横、斜めの各所望方向に対して最適の伸縮度を得るように組み合わされた複合素材である、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の体型補整機能を具備する下着類。
  6. 前記下着類本体の主たる素材が綿、絹、麻等の天然素材であり、前記伸度調整部材がナイロン、ポリエステル、ウレタン加工品等の化学繊維を主体とする編組素材である、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の体型補整機能を具備する下着類。
  7. 前記下着類が、ショーツ、ガードル、ボディスーツ、ブラジャー、ウエストニッパー、パンティストッキング類のいずれかである、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の体型補整機能を具備する下着類。

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