JP2007008177A - 印刷装置、印刷装置制御プログラム及び印刷装置制御方法、並びに印刷用データ生成装置、印刷用データ生成プログラム及び印刷用データ生成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷装置100を、画像データを取得する画像データ取得部10と、当該取得した画像データから画像特徴量を抽出する画像特徴量抽出部11と、画像特徴量に基づき、バンディング現象に関与するノズルに対してバンディング回避処理を伴うN値化処理を行うか否かを判定し、当該判定結果に基づきN値化処理を行うことで印刷用データを生成する印刷用データ生成部12と、印刷用データに基づき印刷処理を行う印刷部13とを含んだ構成となっている。
【選択図】図1
Description
インクジェットプリンタは、一般に安価でかつ高品質のカラー印刷物が容易に得られることから、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの普及に伴い、オフィスのみならず一般ユーザにも広く普及してきている。
そこで、現状では前記のようなハード的な部分での改良に加え、以下に示すような印刷制御といった、いわゆるソフト的な手法を用いてこのような「バンディング現象」を低減するような技術が併用されている。
また、以下に示す特許文献4においては、各ノズルのばらつき量を誤差拡散にフィードバックして処理し、ノズルのインクの吐出量のばらつきを吸収してバンディング現象を回避している。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置であって、
バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理を実行可能な印刷手段と、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報及び前記画像の所定領域毎の特徴情報に基づき、前記劣化を低減するための印刷処理を制御する印刷制御手段と、を備えることを特徴としている。
つまり、バンディングによる劣化を低減するための情報の生成処理(画素値の補正処理等)を行う限りは、画質は以前より改善されるものの、この補正処理によって、画像には必ず劣化(色の変化、粒状性の悪化等)が生じるので、バンディングが発生していても、それが目立たない箇所である場合、あるいは、補正処理を行うことでかえって劣化が増してしまうような箇所の場合は、できる限り補正処理を行わないように制御を行うことが可能である。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置であって、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報を記憶するノズル情報記憶手段と、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択手段と、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定手段と、
前記バンディング判定手段において、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出手段と、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定手段と、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成手段と、
前記印刷用データに基づき、前記印刷ヘッドによって前記画像を前記媒体に印刷する印刷手段と、を備え、
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化度判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
つまり、バンディングによる劣化を低減するための印刷用データによる補正処理を行う限りは、画質は以前より改善されるものの、この補正処理によって、画像には必ず劣化(色の変化、粒状性の悪化等)が生じるので、バンディングが発生していても、それが目立たない箇所である場合、あるいは、補正処理を行うことでかえって劣化が増してしまうような箇所の場合は、できる限りバンディングによる劣化を低減するための印刷用データの生成処理を行わないように制御を行うことが望ましい。
前記劣化度判定手段は、前記特徴情報の示す特徴量と所定閾値とを比較し、前記特徴量が前記所定閾値以上である場合に、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つと判定することを特徴としている。
このような構成であれば、特徴量の性質などに応じて、例えば、実験等によって得られた閾値を設定することで、バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを簡易に判定することができるという効果が得られる。
前記画像データを複数の画像データ領域に分割する領域分割手段を備え、
前記各画像データ領域の画像を、前記所定領域の画像とし、
前記特徴情報抽出手段は、前記所定領域の画像毎に前記特徴情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、予め画像データ領域を複数の画像データ領域に分割し、且つ各画像データ領域の画像を所定領域の画像とすることが可能となるので、各選択画素データ毎に所定領域を設定する必要がなく、各判定処理等を高速に行うことができるという効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の濃度情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、例えば、濃度が薄い(輝度が高い)領域においては、物理的に形成されるドット数が少ないので、一つのノズルのばらつきが目立ちにくくなり(他のドットの形成位置との距離が長くなるので、ずれの量が相対的に減少する)、更に、このような領域では印刷に用いる媒体(例えば、印刷用紙)との面積的な濃度差(輝度差)が少なくなり、ドットの形成位置にずれがあっても視覚的に目立たないので、濃度情報に基づき、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理又は情報の生成処理を、バンディングが目立たない部分には行わないように制御することで、適切な部分にのみ前記処理を行うようにでき、印刷画質の劣化を低減する処理が適切に施された印刷結果を得ることができるという効果が得られる。
前記特徴情報抽出手段は、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎に前記濃度情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、各色のインク毎に抽出される濃度情報に基づいて、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理又は情報の生成処理を制御することで、各色のインク毎に適切な制御を行うことができるので、印刷画質の劣化を低減する処理がより適切に施された印刷結果を得ることができるという効果が得られる。
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が所定濃度値以上となる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が中間調の濃度範囲に含まれる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の周波数情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、例えば、所定領域の画像の周波数の低い部分においては、ノズルの特性のばらつきによるバンディングが視覚的に認識しやすく、一方、周波数が高い領域、即ち画像内容(輝度又は濃度)が頻繁に変化している領域においては、この画像自身の変化によってバンディングが視覚的にほとんど認識できなくなるので、このように視覚的に認識しにくくなる領域においては、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理又は情報の生成処理を行わないように制御することで、適切な部分にのみ前記処理を行うようにでき、印刷画質の劣化を低減する処理がより適切に施された印刷結果を得ることができるという効果が得られる。
前記周波数情報は、前記所定領域の画像のエッジ情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、エッジ抽出フィルタ等によって、周波数情報として、各所定領域のエッジ情報を簡易に抽出でき、このエッジ情報から各領域の画像の変化(周波数の高低等)を知ることができるので、このような情報に基づき、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理又は情報の生成処理を、バンディングの目立たない部分については行わないように制御することで、適切な部分にのみ前記処理を行うようにでき、印刷画質の劣化を低減する処理がより適切に施された印刷結果を得ることができるという効果が得られる。
前記特徴情報抽出手段は、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎の前記周波数情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、各色毎の周波数情報に基づいて、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理又は情報の生成処理を制御することで、各色毎に適切な制御を行うことができるので、印刷画質の劣化を低減する処理がより適切に施された印刷結果を得ることができるという効果が得られる。
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記周波数情報の示す周波数が所定周波数以下の前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、前記ドット形成内容に関する情報として、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報含む情報を生成することを特徴としている。
前記ノズル情報は、前記各ノズルのインクの吐出不良の有無を示す情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、バンディングの発生要因となるインク吐出不良のノズルを簡易に識別することができ、これによって、バンディングの発生要因となるノズルに対応した画素データ及びその近傍の画素データの少なくとも一方に対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理又は情報の生成処理を行うことが可能であり、バンディングとは無関係な部分の画質を低減処理によって変化させることなく、バンディング現象によって印刷結果に生じる画質劣化を低減することができるという効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルの前記ドットの実際の形成位置と当該ドットの理想の形成位置との位置ずれ量の情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、ドット形成位置が理想の形成位置からずれることによって発生する、いわゆる「飛行曲がり現象」の発生要因となるノズルを容易に識別することができるので、「飛行曲がり現象」が原因で発生する「バンディング現象」による「白スジ」や「濃いスジ」等の印刷画質の劣化を、適切な制御内容で低減できるという効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルが実際に形成するドットの濃度値と、当該ドットの理想の濃度値とのずれ量の情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、形成されるドットの濃度が理想の濃度からずれることによって発生する、いわゆる「濃度むら」等の発生要因となるノズルを容易に識別することができるので、「濃度むら」等が原因で発生する「バンディング現象」による「白スジ」や「濃いスジ」等の印刷画質の劣化を、適切な制御内容で低減できるという効果が得られる。
前記印刷ヘッドは、前記印刷媒体の装着領域よりも広い範囲に亘って前記ノズルが連続して配列されており1回の走査で印刷可能な印刷ヘッドであることを特徴としている。
このような構成であれば、前述したように、いわゆる1走査(1パス)で印刷が終了するラインヘッド型の印刷ヘッドを用いた場合に特に発生し易いバンディング現象による「白スジ」や「濃いスジ」を目立たなくするのに効果的な印刷用データを生成することができるという効果が得られる。
前記印刷ヘッドは、前記印刷媒体の紙送り方向に直交する方向に往復動しながら印刷を実行する印刷ヘッドであることを特徴としている。
前述したバンディング現象は、ラインヘッド型の印刷ヘッドの場合に顕著にみられるが、マルチパス型の印刷ヘッドの場合でも発生する。従って、前記形態1乃至15のいずれか1の印刷方法をマルチパス型の印刷ヘッドの場合に適用すれば、マルチパス型の印刷ヘッドで発生したバンディング現象による「白スジ」や「濃いスジ」も目立たなくするのに適切な印刷処理又は印刷用データの生成処理を行うことができるという効果が得られる。
また、マルチパス型の印刷ヘッドの場合は、印刷ヘッドの走査を繰り返すなどの工夫を施すことで、前記のようなバンディング現象を回避することが可能であるが、前記の形態1乃至15のいずれか1の印刷装置を適用すれば、印刷ヘッドを同じ箇所を何度も走査させる必要がなくなるため、より高速な印刷を実現することも可能となる。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御プログラムであって、
バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理を実行する印刷ステップと、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報及び前記画像の所定領域毎の特徴情報に基づき、前記劣化を低減するための印刷処理を制御する印刷制御ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。以下、形態14の「印刷装置制御プログラム」、発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御プログラムであって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと、
前記印刷用データに基づき、前記印刷ヘッドによって前記画像を前記媒体に印刷する印刷ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
前記劣化度判定ステップにおいては、前記特徴情報の示す特徴量と所定閾値とを比較し、前記特徴量が前記所定閾値以上である場合に、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つと判定することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記画像データを複数の画像データ領域に分割する領域分割ステップをコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含み、
前記各画像データ領域の画像を、前記所定領域の画像とし、
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記所定領域の画像毎に前記特徴情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の濃度情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎に前記濃度情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が所定濃度値以上となる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が中間調の濃度範囲に含まれる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態8の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の周波数情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態9の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記周波数情報は、前記所定領域の画像のエッジ情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態10の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎の前記周波数情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態11の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記周波数情報の示す周波数が所定周波数以下の前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、前記ドット形成内容に関する情報として、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報含む情報を生成することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態12の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルのインクの吐出不良の有無を示す情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態13の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルの前記ドットの実際の形成位置と当該ドットの理想の形成位置との位置ずれ量の情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態14の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルが実際に形成するドットの濃度値と、当該ドットの理想の濃度値とのずれ量の情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態15の印刷装置と同等の作用および効果が得られる。
形態18乃至形態32のいずれか1の印刷装置制御プログラムが記録されていることを特徴としている。
これによって、形態18乃至形態32のいずれか1の印刷装置制御プログラムと同様の作用及び効果が得られると共に、CD−ROMやDVD−ROM、MOなどの記録媒体を介して前記印刷プログラムを容易に授受することが可能となる。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御方法であって、
バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理を実行する印刷ステップと、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報及び前記画像の所定領域毎の特徴情報に基づき、前記劣化を低減するための印刷処理を制御する印刷制御ステップと、を含むことを特徴としている。
これによって、形態1の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御方法であって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと、
前記印刷用データに基づき、前記印刷ヘッドによって前記画像を前記媒体に印刷する印刷ステップと、を含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態2の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記劣化度判定ステップにおいては、前記特徴情報の示す特徴量と所定閾値とを比較し、前記特徴量が前記所定閾値以上である場合に、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つと判定することを特徴としている。
これによって、形態3の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記画像データを複数の画像データ領域に分割する領域分割ステップを含み、
前記各画像データ領域の画像を、前記所定領域の画像とし、
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記所定領域の画像毎に前記特徴情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態4の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の濃度情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態5の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎に前記濃度情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態6の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が所定濃度値以上となる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態7の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が中間調の濃度範囲に含まれる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態8の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の周波数情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態9の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記周波数情報は、前記所定領域の画像のエッジ情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態10の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎の前記周波数情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態11の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記周波数情報の示す周波数が所定周波数以下の前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、前記ドット形成内容に関する情報として、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報含む情報を生成することを特徴としている。
これによって、形態12の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルのインクの吐出不良の有無を示す情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態13の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルの前記ドットの実際の形成位置と当該ドットの理想の形成位置との位置ずれ量の情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態14の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルが実際に形成するドットの濃度値と、当該ドットの理想の濃度値とのずれ量の情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態15の印刷装置と同等の作用効果が得られる。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置において使用される前記印刷用データを生成する印刷用データ生成装置であって、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報を記憶するノズル情報記憶手段と、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択手段と、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定手段と、
前記バンディング判定手段において、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出手段と、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定手段と、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成手段と、を備え、
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化度判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
従って、形態2の印刷装置と同様の作用及び効果を得ることができると共に、例えば、本形態で生成した印刷用データを印刷装置に送るだけで、当該印刷装置で印刷処理を実行できる構成とすることが可能となるので、このような構成にすることで、専用の印刷装置を用意することなく、既存のインクジェット方式の印刷装置をそのまま利用することができる。
また、パソコンなどの汎用の情報処理装置を利用することができるため、パソコンなどの印刷指示装置とインクジェットプリンタとからなる既存の印刷システムをそのまま活用することができる。
前記劣化度判定手段は、前記特徴情報の示す特徴量と所定閾値とを比較し、前記特徴量が前記所定閾値以上である場合に、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つと判定することを特徴としている。
これによって、形態3の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記画像データを複数の画像データ領域に分割する領域分割手段を備え、
前記各画像データ領域の画像を、前記所定領域の画像とし、
前記特徴情報抽出手段は、前記所定領域の画像毎に前記特徴情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態4の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の濃度情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態5の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報抽出手段は、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎に前記濃度情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態6の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が所定濃度値以上となる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態7の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が中間調の濃度範囲に含まれる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態8の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の周波数情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態9の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記周波数情報は、前記所定領域の画像のエッジ情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態10の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報抽出手段は、前記画像データに基づき、前記画像の色を前記印刷ヘッドに対応するインクの色に応じて分解し、且つ前記画像の各所定領域に対する、各色毎の前記周波数情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態11の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記周波数情報の示す周波数が所定周波数以下の前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、前記ドット形成内容に関する情報として、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報含む情報を生成することを特徴としている。
これによって、形態12の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルのインクの吐出不良の有無を示す情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態13の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルの前記ドットの実際の形成位置と当該ドットの理想の形成位置との位置ずれ量の情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態14の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルが実際に形成するドットの濃度値と、当該ドットの理想の濃度値とのずれ量の情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態15の印刷装置と同様の作用及び効果が得られる。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置において使用される前記印刷用データを生成するのに使用する印刷用データ生成プログラムであって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
前記劣化度判定ステップにおいては、前記特徴情報の示す特徴量と所定閾値とを比較し、前記特徴量が前記所定閾値以上である場合に、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つと判定することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態50の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記画像データを複数の画像データ領域に分割する領域分割ステップをコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含み、
前記各画像データ領域の画像を、前記所定領域の画像とし、
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記所定領域の画像毎に前記特徴情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態51の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の濃度情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態52の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎に前記濃度情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態53の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が所定濃度値以上となる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態54の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が中間調の濃度範囲に含まれる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態55の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の周波数情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態56の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記周波数情報は、前記所定領域の画像のエッジ情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態57の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎の前記周波数情報を抽出することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態58の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記周波数情報の示す周波数が所定周波数以下の前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、前記ドット形成内容に関する情報として、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報含む情報を生成することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態59の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルのインクの吐出不良の有無を示す情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態60の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルの前記ドットの実際の形成位置と当該ドットの理想の形成位置との位置ずれ量の情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態61の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルが実際に形成するドットの濃度値と、当該ドットの理想の濃度値とのずれ量の情報を含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態62の印刷用データ生成装置と同等の作用および効果が得られる。
形態63乃至形態76のいずれか1の印刷用データ生成プログラムが記録されていることを特徴としている。
これによって、形態63乃至形態76のいずれか1の印刷用データ生成プログラムと同様の作用及び効果が得られると共に、CD−ROMやDVD−ROM、FD(フレキシブルディスク)などの記録媒体を介して前記印刷プログラムを容易に授受することが可能となる。
印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置において使用される前記印刷用データを生成するのに使用する印刷用データ生成方法であって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと、を含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態49の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記劣化度判定ステップにおいては、前記特徴情報の示す特徴量と所定閾値とを比較し、前記特徴量が前記所定閾値以上である場合に、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つと判定することを特徴としている。
これによって、形態50の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記画像データを複数の画像データ領域に分割する領域分割ステップを含み、
前記各画像データ領域の画像を、前記所定領域の画像とし、
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記所定領域の画像毎に前記特徴情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態51の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の濃度情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態52の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎に前記濃度情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態53の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が所定濃度値以上となる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態54の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が中間調の濃度範囲に含まれる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴としている。
これによって、形態55の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報は、前記所定領域の画像の周波数情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態56の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記周波数情報は、前記所定領域の画像のエッジ情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態57の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記特徴情報抽出ステップにおいては、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎の前記周波数情報を抽出することを特徴としている。
これによって、形態58の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記周波数情報の示す周波数が所定周波数以下の前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、前記ドット形成内容に関する情報として、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報含む情報を生成することを特徴としている。
これによって、形態59の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルのインクの吐出不良の有無を示す情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態60の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルの前記ドットの実際の形成位置と当該ドットの理想の形成位置との位置ずれ量の情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態61の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記ノズル情報は、前記各ノズルが実際に形成するドットの濃度値と、当該ドットの理想の濃度値とのずれ量の情報を含むことを特徴としている。
これによって、形態62の印刷用データ生成装置と同等の作用及び効果が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づき説明する。図1〜図16は、本発明に係る印刷装置、印刷装置制御プログラム及び印刷装置制御方法、並びに印刷用データ生成装置、印刷用データ生成プログラム及び印刷用データ生成方法の第1の実施の形態を示す図である。
印刷装置100は、ラインヘッド型の印刷装置であり、図1に示すように、外部装置や記憶装置等から所定画像を構成するM値(M≧2)の画像データを取得する画像データ取得部10と、画像データ取得部10で取得した画像データから画像特徴量を抽出する画像特徴量抽出部11と、後述する印刷ヘッド200の各ノズルの特性示すノズル情報及び前記抽出した画像特徴量に基づき、バンディング現象に関与するノズルに対して、バンディング回避処理を伴うN値化処理を行うか否かを判定し、当該判定結果及びN値化情報に基づき画像データをN値化することで、後述する印刷部13において、画像データの画像を印刷媒体S(ここでは、印刷用紙)に印刷するための印刷用データを生成する印刷用データ生成部12と、印刷用データに基づき画像データの画像を、インクジェット方式によって印刷用紙に印刷する印刷部13と、前記ノズル情報を記憶するノズル情報記憶部14とを含んだ構成となっている。
印刷用データ生成部12は、処理内容判定部12aと、判定用情報記憶部12bと、N値化処理部12dと、N値化情報記憶部12eとを含んだ構成となっている。
判定用情報記憶部12bは、画像特徴量抽出部11において抽出された各ブロック画像の画像特徴量が、バンディング回避処理を伴うN値化処理を行う対象であるか否かを判定するための各種閾値等の情報を含む判定用情報を記憶するようになっている。
上記したように、N値化及び誤差拡散処理を画像データの全画素データに施すことによって、印刷ヘッド200の各ノズルが形成可能なN種類のドット形成サイズに応じた画素値(濃度値又は輝度値)及びノズル番号情報からなるデータに変換する。以下、N値化及び誤差拡散処理後の第2画像データを、N値化画像データと称す。
N値化情報記憶部12eは、前述したように、ノズルのドット形成サイズに対応したN値化用閾値、各ドット形成サイズに対応したドット番号及び各ドット番号に対応したN値化後の画素値(例えば、輝度値)などを含んでなるN値化情報を記憶するようになっている。
図3に示すように、この印刷ヘッド200は、ブラック(K)インクを専用に吐出する複数個のノズルN(図では18個))が、ノズル配列方向に直線状に配列されたブラックノズルモジュール50と、同じくイエロー(Y)インクを専用に吐出する複数個のノズルNが、ノズル配列方向に直線状に配列されたイエローノズルモジュール52と、同じくマゼンタ(M)インクを専用に吐出する複数個のノズルNが、ノズル配列方向に直線状に配列されたマゼンタノズルモジュール54と、同じくシアン(M)インクを専用に吐出する複数個のノズルNが、ノズル配列方向に直線状に配列されたシアンノズルモジュール56といった4つのノズルモジュール50、52、54及び56を含んだ構成となっている。そして、これら4つのノズルモジュールにおける各同じ番号のノズルNが、図3に示すように、印刷方向(ノズル配列方向に対して垂直方向)において一直線上に並ぶようにノズルモジュール50、52、54及び56が一体的に配列して構成されている。従って、各ノズルモジュールを構成する複数のノズルNは、それぞれノズル配列方向に直線状に配列され、4つのノズルモジュールにおける各同じ番号のノズルNは、それぞれ印刷方向に直線状に配列される。
印刷処理は、CPU60によって実行されると、図5に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、画像データ取得部10において、ネットワークケーブルLを介して接続された外部装置からの印刷指示情報が送られてくることにより、あるいは入力装置74を介して印刷指示情報が入力されたことにより、印刷指示があったか否かを判定し、印刷指示があったと判定された場合(Yes)はステップS102に移行し、そうでない場合(No)は印刷指示があるまで判定処理を繰り返す。
ステップS108では、画像特徴量抽出部11において、画像データ取得部10から伝送されたCMYK画像データに対して画像特徴量抽出処理を実行して画像特徴量を抽出し、当該抽出した画像特徴量を印刷用データ生成部12に伝送してステップS110に移行する。
ステップS112では、印刷用データ生成部12において、ステップS110で生成した印刷用データを印刷部13に出力してステップS114に移行する。
ステップS114では、印刷部13において、印刷用データ生成部12からの印刷用データに基づき、印刷処理を実行してステップS100に移行する。
図6は、第1の実施の形態における印刷装置100の画像特徴量抽出部11における、画像特徴量抽出処理を示すフローチャートである。
画像特徴量抽出処理は、選択画素データがバンディング現象に関与するか否かを判定し、バンディング現象に関与する選択画素データを中心とし、当該選択画素データを含む周辺画素データからなるブロック画像の画素値に基づき、画像特徴量として、各画素データ毎に各ブロック画像の画素値(濃度値)の最大値及び最小値を検出すると共に、ブロック画像の画素値の平均値を算出する処理であって、ステップS108において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS202に移行した場合は、画像特徴量抽出部11において、CMYK画像データから、画像特徴量抽出処理が未処理の画素データを選択してステップS204に移行する。
ステップS206では、画像特徴量抽出部11において、選択画素データに対応したノズルが、バンディングに関与しているか否かを判定し、関与していると判定された場合(Yes)は、ステップS208に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS216に移行する。
ステップS210では、画像特徴量抽出部11において、ステップS208で選択したブロック画像を構成する画素データの画素値(濃度値)に基づき、画像の濃度特徴量を算出してステップS212に移行する。
ステップS212では、画像特徴量抽出部11において、ステップS210で算出した画像の濃度特徴量を濃度値情報として、各画素データと対応付けて記憶装置70の所定領域に記憶してステップS214に移行する。
一方、ステップS206においてバンディングに関与しないと判定されステップS216に移行した場合は、画像特徴量抽出部11において、バンディングに関与しないことを示す情報を濃度値情報として、選択画素データと対応付けて記憶装置70の所定領域に記憶してステップS214に移行する。
図7は、第1の実施の形態における印刷装置100の印刷用データ生成部12における、印刷用データ生成処理を示すフローチャートである。
この印刷用データ生成処理は、画像特徴量抽出部11において抽出された各画素データに対応するブロック毎の画像特徴量(濃度値情報)と、判定用情報記憶部12bに記憶された判定用情報とに基づき、各画素データに対してバンディング回避処理を伴うN値化処理を行うか否かを判定し、行うと判定された画素データ(及び周辺の画素データ)に対してはバンディング回避処理を伴うN値化処理を行い、そうでない画素データに対しては通常のN値化処理を行うことで印刷用データを生成する処理であって、ステップS110において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS302に移行した場合は、判定用情報記憶部12bから、判定用情報を読み出し、当該読み出した判定用情報をRAM62の所定領域に格納することで、当該判定用情報を取得してステップS304に移行する。
ステップS306では、処理内容判定部12aにおいて、選択画素データに対応する濃度値情報を記憶装置70から取得してステップS308に移行する。
ステップS310では、処理内容判定部12aにおいて、選択画素データに対応する画像特徴量情報である、画像の濃度特徴量と閾値thpとを比較してステップS312に移行する。
ステップS316では、N値化処理部12dにおいて、選択画素データに対して、バンディング回避処理を伴うN値化処理を実行してステップS318に移行する。
ステップS318では、処理内容判定部12aにおいて、CMYK画像データにおける全画素データに対して判定処理及びN値化処理が終了したか否かを判定し、終了したと判定された場合(Yes)は、一連の処理を終了し元の処理に復帰し、そうでない場合(No)は、ステップS304に移行する。
ステップS322では、N値化処理部12dにおいて、N値化情報記憶部12eからN値化情報を取得し、当該取得したN値化情報に基づき、選択画素データに対して、通常のN値化処理を実行してステップS318に移行する。
図8は、第1の実施の形態における印刷装置100の印刷用データ生成部12における、バンディング回避処理を伴うN値化処理を示すフローチャートである。
このバンディング回避処理を伴うN値化処理は、処理内容判定部12aにおいて、バンディング回避処理が必要と判定された画素データに対して、バンディング回避処理を伴うN値化処理を実行する処理であって、ステップS316において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS402では、ステップS400で読み出したN値化情報及に基づき、選択画素データに対してN値化処理を実行してステップS404に移行する。
ステップS404では、ステップS402のN値化処理の結果、選択画素データのドットが形成されるか否かを判定し、形成されると判定された場合(Yes)はステップS406に移行し、そうでない場合(No)はステップS422に移行する。
ステップS410に移行した場合は、選択画素データが、ステップS408の抽選において、ドット拡大処理対象に当選したか否かを判定し、当選したと判定された場合(Yes)はステップS412に移行し、そうでない場合(No)はステップS422に移行する。
ステップS414に移行した場合は、実行割合が50%以上か否かを判定し、50%以上であると判定された場合(Yes)はステップS416に移行し、そうでない場合(No)はステップS422に移行する。
ステップS418では、選択画素データの画素近傍の処理済み画素のドットに対して縮小処理または間引き処理を実行してステップS420に移行する。このドット縮小処理及び間引き処理は、近傍の処理済みのドットを、現在のサイズから一段階小さいサイズに変更する処理であり、近傍ドットが一番小さいサイズの場合は、そのドットを間引く処理となる。
ステップS422では、選択画素データに対するドットサイズを確定して、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
ここで、図9(a)は、いわゆる飛行曲がりを発生する異常ノズルがないブラックノズルモジュール50のみで形成されるドットパターンの一例を示した図であり、図9(b)は、ブラックノズルモジュール50のうち、ノズルN6が飛行曲がり現象を発生している場合に形成されるドットパターンの一例を示した図である。また、図10は、バンディング回避処理の施されたドットパターンの一例を示す図である。また、図11(a)は、ノズルN6が飛行曲がり現象を発生している場合に形成される、印刷密度の低いドットパターンの一例を示す図であり、(b)は、(a)のドットパターンに対してバンディング回避処理を施した一例を示す図である。また、図12は、CMYKの各インク色毎に設定された閾値thpの一例を示す図である。また、図13は、ブロック画像の代表濃度値とバンディング回避処理の実行割合との関係を示す図である。また、図14は、ドットサイズに対する、N値の情報、各N値に対する閾値の情報の一例を示す図である。また、図15は、N値化処理に用いる誤差拡散マトリックスの一例を示す図である。また、図16は、バンディング回避処理を伴うN値化処理におけるドット変更の過程を示す概念図である。
一方、飛行曲りの発生するノズルを含んだブラックノズルモジュール50による印刷結果については、図9(b)に示すように、そのノズルN6によって形成されるドットがその右隣りの正常なノズルN7で形成されるドット側に、距離aだけずれてしまい、この結果、ノズルN6によって形成されるドットと、その左隣りのノズルN5によって形成されるドットとの間に「白スジ」が発生してしまっている。
一方、ブラックノズルモジュール50ではなく、他の色に対応したノズルモジュール52,54及び56を用いた場合は、上記したように飛行曲りによってノズルN6が距離aだけずれたことにより、ノズルN6とその右隣りのノズルN7とが距離aの分だけ両者間の距離が近くなるために、これらのノズルが形成するドットの密度が高くなり(ドットが重なる場合もある)、この部分が「濃いスジ」となって目立ってしまい、この場合も印刷物の品質を極端に悪化させてしまう。
更に、印刷用データ生成部12においては、画像特徴量抽出部11からCMYK画像データを取得すると(ステップS300)、処理内容判定部12aにおいて、判定用情報記憶部12bから判定用情報を取得し(ステップS302)、次いで、CMYK画像データから、各インク色毎に判定処理が未処理の画素データを選択する(ステップS304)。ここで、本実施の形態において、判定用情報は、濃度値情報を用いた判定方法の情報、判定に用いる閾値thp等の判定処理に必要な情報等を含んでいる。
選択画素データがバンディング現象に関与している場合は、上記取得した判定用情報に基づき、上記取得した濃度値情報に含まれる各濃度特徴量と閾値thpとを比較し(ステップS310)、当該比較結果に基づき選択画素データに対してバンディング回避処理が必要か否かを判定する(ステップS312)。
更に、最大濃度値差分dma1と閾値thpとの差分dma2と、最小濃度値差分dmi1と閾値thpとの差分dmi2とを算出し、これら算出した差分dma2及び差分dmi2が両者とも所定閾値以上であるか否かを判定することで、最大濃度値及び最小濃度値が、濃度平均値からかけ離れた値であるか否かを判定する。
一方、選択ブロック画像にグラデーション等の変化がないとき(差分dma2及び差分dmi2が共に所定閾値未満)は、濃度平均値を以降の判定処理において使用することが可能であると判定する。
ここで、閾値thpは、図12に示すように、CMYKの各インク色毎に設定されており、ブラックインク(Bk)は「25」、シアンインク(Cy)及びマゼンタインク(Mg)は「30」、イエローインク(Ye)は「60」となっている。つまり、彩度が高いインクほどバンディングが目立ちにくいので閾値thpの値が大きくなるように設定されている。
つまり、選択画素データとその周辺の画素データとを用いて、当該選択画素データを中心としたブロック画像の濃度特徴を判断することで、当該選択画素データに対してバンディング回避処理が必要であるか否かを判定する。
更に、上記バンディング回避処理を伴うN値化処理が実行されると、N値化処理部12dは、まずN値化情報記憶部12eからN値化情報を読み出す(ステップS400)。次いで、選択画素データに対して、前記読み出したN値化情報に基づき、N値化処理を実行する(ステップS402)。
本実施の形態においては、上記N値化処理によって、インク吐出機構の性能にあわせ、CMYKの各色毎に画像の階調方向のデータを階調方向と面積階調とに変換する。図14に示すように、インク吐出機構の性能として、3種類のドットの形成サイズによって印刷が可能であるとすれば、ドットを形成しない状態を含めて各インクに対して、4階調が表現可能である。つまり、この4階調と面積階調とをあわせてフル階調を再現する。なお、ドットサイズが1種類のみに限定されている場合は、形成するか否かの2階調と面積階調とでフル階調を再現することになる。
選択画素データに対して上記N値化処理を行うと、当該選択画素データのN値化処理前の濃度値と、N値化処理後の各ドットサイズに対応する濃度値との誤差を算出して、当該算出した誤差を、図15に示す誤差拡散マトリックスに基づき、選択画素データの画素周辺のN値化処理が未処理の画素に拡散する誤差拡散処理を行う。
なお、上記したN値化処理及び誤差拡散処理までが、選択画素データに対する通常のN値化処理となる。
そして、印刷部13においては、印刷用データ生成部12から出力された印刷用データに基づき、印刷ヘッド200を用いて印刷媒体上にN値化処理後のCMYK画像データに応じたドットが形成(印刷)される(ステップS114)。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面に基づき説明する。図17〜図22は、本発明に係る印刷装置、印刷装置制御プログラム及び印刷装置制御方法、並びに印刷用データ生成装置、印刷用データ生成プログラム及び印刷用データ生成方法の第2の実施の形態を示す図である。
そして、上記第1の実施の形態と異なるのは、画像特徴量として、画像の周波数特性(エッジ情報)を抽出し、当該抽出したエッジ情報に基づきバンディング回避処理の要否の判定処理、実行割合の決定処理及びN値化処理を行う点にある。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同じ符号を付し説明を省略する。
図17は、第2の実施の形態における印刷装置100の画像特徴量抽出部11における、画像特徴量抽出処理を示すフローチャートである。
画像特徴量抽出処理は、画像特徴量として、エッジ抽出フィルタを用いて画像のエッジ情報を抽出する処理であって、ステップS108において実行されると、図17に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
ステップS502に移行した場合は、画像特徴量抽出部11において、CMYK画像データに基づき、各画素データのエッジ量を算出してステップS504に移行する。
ステップS506では、画像特徴量抽出部11において、エッジ量の総和値算出処理が未処理の画素データを選択してステップS508に移行する。
ステップS508では、画像特徴量抽出部11において、ノズル情報記憶部14から選択画素データに対応したノズルのノズル情報を取得してステップS510に移行する。
ステップS512では、選択画素データを中心に、当該選択画素データを含む所定領域の画素データを選択してステップS514に移行する。
ステップS516では、選択領域を構成する各画素データに対応したエッジ量の総和を算出してステップS518に移行する。
ステップS518では、全ての画素データに対して、総和値の算出処理を終了したか否かを判定し、終了したと判定された場合(Yes)は、ステップS520に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS506に移行する。
一方、ステップS510においてバンディングに関与しないと判定されステップS522に移行した場合は、画像特徴量抽出部11において、バンディングに関与しないことを示す情報をエッジ情報として、選択画素データと対応付けて記憶装置70の所定領域に記憶してステップS518に移行する。
図18は、第2の実施の形態における印刷装置100の印刷用データ生成部12における、印刷用データ生成処理を示すフローチャートである。
この印刷用データ生成処理は、画像特徴量抽出部11において抽出された画像特徴量(エッジ情報)と、判定用情報記憶部12bに記憶された判定用情報とに基づき、エッジ部を含む所定領域の画像に対して、バンディング回避処理を伴うN値化処理を行うか否かを判定し、行うと判定された領域に対してはバンディング回避処理を伴うN値化処理を行い、そうでないブロックに対しては通常のN値化処理を行うことで印刷用データを生成する処理であって、ステップS110において実行されると、図18に示すように、まず、ステップS600に移行するようになっている。
ステップS602に移行した場合は、判定用情報記憶部12bから、判定用情報を読み出し、当該読み出した判定用情報をRAM62の所定領域に格納することで、当該判定用情報を取得してステップS604に移行する。
ステップS606では、処理内容判定部12aにおいて、CMYK画像データから、判定処理が未処理の画素データを選択してステップS608に移行する。なお、判定処理は、CMYK画像データの各所定領域毎且つ各色毎に行われる。
ステップS610では、処理内容判定部12aにおいて、選択画素データに対して、高周波領域判定処理を実行してステップS612に移行する。
ステップS614に移行した場合は、処理内容判定部12aにおいて、バンディング回避処理が不必要であると判定してステップS616に移行する。
ステップS618では、処理内容判定部12aにおいて、CMYK画像データにおける全ての画素データに対して判定処理及びN値化処理が終了したか否かを判定し、終了したと判定された場合(Yes)は、一連の処理を終了し元の処理に復帰し、そうでない場合(No)は、ステップS606に移行する。
ステップS622では、N値化処理部12dにおいて、選択領域に対して、バンディング回避処理を伴うN値化処理を実行してステップS618に移行する。
図19は、第2の実施の形態における処理内容判定部12aにおける、高周波領域判定処理を示すフローチャートである。
この高周波領域判定処理は、画像特徴量抽出部11において抽出された画像特徴量(エッジ情報)と、判定用情報記憶部12bに記憶された判定用情報とに基づき、選択画素データがエッジ部であるか否かを判定すると共に、選択画素データがエッジ部では無い場合に、当該選択画素データを中心とした所定領域の画像が高周波領域であるか否かを判定する処理であって、ステップS610において実行されると、図19に示すように、まず、ステップS700に移行するようになっている。
ステップS702に移行した場合は、ステップS700で取得したエッジ量の絶対値が閾値th1以上であるか否かを判定し、閾値th1以上であると判定された場合(Yes)は、ステップS704に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS712に移行する。
ステップS704に移行した場合は、選択画素データを中心に、当該選択画素データを含む周辺の所定数の画素データを選択してステップS706に移行する。
ステップS708では、ステップS706で算出した合計値が、閾値th2以上であるか否かを判定し、閾値th2以上であると判定された場合(Yes)は、ステップS710に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS712に移行する。ここで、閾値th1と閾値th2との関係は、「th2≦(th1×3)」となる。
一方、ステップS702で選択画素データに対する合計値が閾値th1以上ではなく、又はステップS708で前記合計値が閾値th2以上ではなくてステップS712に移行した場合は、RAM62に格納されたエッジ情報から、選択画素データを中心とした所定領域の、エッジ量の絶対値の総和値及びエッジ量の総和値を取得してステップS714に移行する。
ステップS716に移行した場合は、選択画素データを含む所定領域は、高周波領域であると判定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
一方、ステップS718に移行した場合は、選択画素データを含む所定領域は、高周波領域では無いと判定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
ここで、図20は、エッジ抽出フィルタの一例を示す図である。また、図21(a)は、合計値算出対象画素の一例を示す図であり、(b)は、高周波領域判定用の総和値の算出処理を行う所定領域の一例を示す図である。また、図22は、所定領域画像のエッジ量の絶対値の総和とバンディング回避処理の実行割合との関係を示す図である。
本実施の形態における画像特徴量抽出処理は、画像特徴量抽出部11において、まず、取得したCMYK画像データから、各インク色毎に各画素データのエッジ量を算出する(ステップS502)。
矩形領域の画素データが選択されると、当該選択領域に含まれる画素データの各エッジ量の絶対値の総和を算出すると共に(ステップS514)、当該選択領域に含まれる画素データの各エッジ量の総和を算出する(ステップS516)。つまり、矩形領域に含まれる25画素の画素データにそれぞれ対応する、エッジ量の絶対値及びエッジ量をそれぞれ合計した値を算出する。
つまり、エッジ量の絶対値の総和値が閾値th3より大きい、即ちエッジ量の絶対値の総和値が大きな値になるということは、同じ方向(同じ符号)のエッジ量を有する画素が多く含まれていることになるので、その領域の画素値が一方向に変化していることを示す十分な根拠となる。そして、このような変化はグラデーション画像に特有の変化である。
従って、上記比較により、エッジ量の絶対値の総和が閾値th3より大きく且つエッジ量の総和が閾値th4未満の場合(ステップS706の「Yes」の分岐)は、選択画素データを中心とした所定画像領域は、高周波領域であり且つグラデーション画像では無いと判断できる(ステップS716)。
つまり、処理内容判定部12aにおいて、選択画素データを中心とした所定画像領域が高周波領域であると判定された場合(ステップS612の「Yes」の分岐)は、前述したように、画素値が細かく変化していることとなり、このような箇所は、バンディングが目立ちにくいので、バンディング回避処理は不必要であると判定し(ステップS614)、N値化処理部12dにおいて、通常のN値化処理を実行する(ステップS616)。
ここで、通常のN値化処理及びバンディング回避処理を伴うN値化処理については、上記第1の実施の形態と同様となるので説明を省略する。
そして、印刷部13においては、印刷用データ生成部12から出力された印刷用データに基づき、印刷ヘッド200を用いて印刷媒体上にN値化処理後のCMYK画像データに応じたドットが形成(印刷)される(ステップS114)。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、バンディング回避処理として上記ドット拡大処理を例に説明したが、これに限らず、本発明においては、バンディング回避処理として、他のバンディング回避処理を用いても良い。
また、上記第2の実施の形態においては、所定画像領域のエッジ量を求め、当該エッジ量に基づき、所定画像領域が高周波領域であるか否かを判断する例を説明したが、これに限らず、ハイパスフィルタ等を用いて判断したり、FT、FFT、DCT、アダマール変換等を用いて画像信号(画像空間)を周波数領域(周波数空間)に変換し、当該周波数領域の情報等から判断したりするなど、別の判断方法を用いても良い。
まず、所定画像領域の画像信号のコサインの周波数成分への周波数分解を行う。例えば、JPEGなどの画像処理の圧縮のために用いられる離散コサイン変換(DCT)は、画像を8×8の単位のブロック(所定画像領域)に区切り、ブロックごとにコサインの周波数成分に変換する。画像圧縮では、画像データは低周波成分が多いこと、及び周波数成分が高い領域は人間の視覚的な感度が低いことを利用して、周波数成分の再現精度を低下させることでデータ圧縮を行っている。また、DCTは、一般に広く使われている周波数への変換方式である。
ここで、DCT後の変換係数を用いて、所定画像領域(画像空間)が高周波領域であるか否かを判断するには、高い周波数成分を意味する係数の値が大きいか否かを判断する。例えば、縦横ともに周波数成分が高い領域においてはバンディングが目立ちにくいとして、下式(3)に示す比較係数DAを算出し、DAの値をあらかじめ設定した閾値と比較することによって、制御を行うか否かを設定する。
また、画像を構成する画素の解像度に応じて、算出する比較係数DAの計算式を変動させると、より適切に回避処理の有無を判断することが可能である。例えば、高解像度の画像の場合は、比較係数DAを下式(4)に従って算出すると、視覚的な高周波の領域をより的確に反映することが可能になる(簡単には、解像度が2倍になる場合は、下式(4)で算出することができる)。
また、上記第1及び第2の実施の形態における印刷装置100は、ラインヘッド型のインクジェットプリンタのみならず、マルチパス型のインクジェットプリンタにも適用可能であり、ラインヘッド型のインクジェットプリンタであれば、飛行曲がり現象などが発生していても白スジや濃いスジが殆ど目立たない高品質の印刷物を1パスで得ることが可能となり、また、マルチパス型のインクジェットプリンタであれば、往復動作回数を減らすことができるため、従来よりも高速印刷が可能となる。
同図(A)に示すように、矩形状の印刷用紙Sに図示の画像を印刷する場合に、同図(B)に示すように、印刷用紙Sの幅方向を画像データのノズル配列方向、長手方向を画像データのノズル配列方向に対して垂直方向とした場合、ラインヘッド型のインクジェットプリンタでは、印刷ヘッド200がその印刷用紙Sの紙幅分の長さを有しており、この印刷ヘッド200を固定し、この印刷ヘッド200に対して前記印刷用紙Sをノズル配列方向に対して垂直方向に移動させることでいわゆる1パス(動作)で印刷を完了するようにしている。なお、いわゆるフラットベット式のスキャナのように印刷用紙Sを固定し、印刷ヘッド200側をそのノズル配列方向に対して垂直方向に移動させたり、あるいは両方をそれぞれ反対方向に移動させながら印刷を行うことも可能である。これに対し、マルチパス型のインクジェットプリンタは、同図(C)に示すように、印刷用紙Sの長手方向を画像データのノズル配列方向、幅方向を画像データのノズル配列方向に対して垂直方向とした場合、紙幅分の長さに比べてはるかに短い印刷ヘッド200をノズル配列方向に位置させ、これをノズル配列方向に対して垂直方向に何度も往復動させながら印刷用紙Sを所定のピッチずつノズル配列方向に移動させることで印刷を実行するようにしている。従って、後者のマルチパス型のインクジェットプリンタの場合は、前者のラインヘッド型のインクジェットプリンタに比べて印刷時間がかかるといった欠点がある反面、任意の箇所に印刷ヘッド200を繰り返し位置させることができることから前述したようなバンディング現象のうち特に白スジ現象の軽減については、ある程度の対応が可能となっている。
また、図3では、印刷ヘッド200の各色ごとに設けられた各ノズルモジュール50、52,54,56は、その印刷ヘッド200の長手方向に直線状にノズルNが連続した形態となっているが、図25に示すように、これら各ノズルモジュール50、52,54,56をそれぞれ複数の短尺のノズルユニット50a、50b、…50nで構成し、これを印刷ヘッド200の移動方向の前後に配列するように構成しても良い。特に、このように各ノズルモジュール50、52,54,56ごとに複数の短尺のノズルユニット50a、50b、…50nで構成すれば、各ノズルユニット50a、50b、…50nの個々の長さを短くしたヘッドを用いて長尺のノズルモジュールを構成することが可能になるので、ノズルモジュールの製造の歩留まりを高くすることが可能になる。
まず、ラインヘッド型の印刷ヘッドの構成例について説明する。
図27(a)の構成例は、矩形状の印刷用紙Sの長手方向と同方向に複数のノズルを配列し、当該長手方向を「ノズル配列方向」、印刷用紙Sの幅方向を「ノズル配列方向に対して垂直方向」とした短尺の印刷ヘッドである。この構成例の場合は、「ノズル配列方向に対して垂直方向」と「印字方向(紙搬送方向)」とが同方向となる。つまり、「ノズル配列方向」と「印字方向」とが垂直(又はほぼ垂直)となる。また、印刷ヘッドの進行方向は、同図(a)に示すように、印刷ヘッドが印刷用紙Sの幅方向に対して往復動する。一方、図27(b)の構成例は、「ノズル配列方向」と印刷用紙Sの長手方向とが同方向ではなく、長手方向に対して斜め方向に複数のノズルが配列された構成の短尺の印刷ヘッドである。この構成例の場合は、「ノズル配列方向に対して垂直方向」と「印字方向」とが同方向とはならず、「各ノズルが連続して印刷する方向」が「印字方向」となる。つまり、「ノズル配列方向」と「印字方向(紙搬送方向)」とが垂直(又はほぼ垂直)とはならない。従って、印刷用紙Sの幅方向は、「ノズル配列方向」ではなく、「各ノズルが連続して印刷する方向」となり、印刷用紙Sの長手方向は、「各ノズルが連続して印刷する方向に対して垂直方向」となる。このように印字方向とは垂直方向となる長手方向に対してノズル配列方向を斜めにすれば、高解像度の画像を得ることができることが分かっている。
Claims (24)
- 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置であって、
バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理を実行可能な印刷手段と、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報及び前記画像の所定領域毎の特徴情報に基づき、前記劣化を低減するための印刷処理を制御する印刷制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。 - 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置であって、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報を記憶するノズル情報記憶手段と、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択手段と、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定手段と、
前記バンディング判定手段において、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出手段と、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定手段と、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成手段と、
前記印刷用データに基づき、前記印刷ヘッドによって前記画像を前記媒体に印刷する印刷手段と、を備え、
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化度判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする印刷装置。 - 前記劣化度判定手段は、前記特徴情報の示す特徴量と所定閾値とを比較し、前記特徴量が前記所定閾値以上である場合に、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つと判定することを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
- 前記画像データを複数の画像データ領域に分割する領域分割手段を備え、
前記各画像データ領域の画像を、前記所定領域の画像とし、
前記特徴情報抽出手段は、前記所定領域の画像毎に前記特徴情報を抽出することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の印刷装置。 - 前記特徴情報は、前記所定領域の画像の濃度情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記特徴情報抽出手段は、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎に前記濃度情報を抽出することを特徴とする請求項5記載の印刷装置。
- 前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が所定濃度値以上となる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の印刷装置。
- 前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記濃度情報の示す濃度値が中間調の濃度範囲に含まれる前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の印刷装置。
- 前記特徴情報は、前記所定領域の画像の周波数情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記周波数情報は、前記所定領域の画像のエッジ情報を含むことを特徴とする請求項9記載の印刷装置。
- 前記特徴情報抽出手段は、前記印刷ヘッドに対応するインクの色毎の前記周波数情報を抽出することを特徴とする請求項9又は請求項10記載の印刷装置。
- 前記印刷用データ生成手段は、前記劣化判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定され、且つ前記周波数情報の示す周波数が所定周波数以下の前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、前記ドット形成内容に関する情報として、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報含む情報の生成処理を行うことを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記ノズル情報は、前記各ノズルのインクの吐出不良の有無を示す情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記ノズル情報は、前記各ノズルの前記ドットの実際の形成位置と当該ドットの理想の形成位置との位置ずれ量の情報を含むことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記ノズル情報は、前記各ノズルが実際に形成するドットの濃度値と、当該ドットの理想の濃度値とのずれ量の情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記印刷ヘッドは、前記印刷媒体の装着領域よりも広い範囲に亘って前記ノズルが連続して配列されており1回の走査で印刷可能な印刷ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記印刷ヘッドは、前記印刷媒体の紙送り方向に直交する方向に往復動しながら印刷を実行する印刷ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御プログラムであって、
バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理を実行する印刷ステップと、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報及び前記画像の所定領域毎の特徴情報に基づき、前記劣化を低減するための印刷処理を制御する印刷制御ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特徴とする印刷装置制御プログラム。 - 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御プログラムであって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと、
前記印刷用データに基づき、前記印刷ヘッドによって前記画像を前記媒体に印刷する印刷ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする印刷装置制御プログラム。 - 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御方法であって、
バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための印刷処理を実行する印刷ステップと、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報及び前記画像の所定領域毎の特徴情報に基づき、前記劣化を低減するための印刷処理を制御する印刷制御ステップと、を含むことを特徴とする印刷装置制御方法。 - 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置を制御するのに使用する印刷装置制御方法であって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと、
前記印刷用データに基づき、前記印刷ヘッドによって前記画像を前記媒体に印刷する印刷ステップと、を含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする印刷装置制御方法。 - 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置において使用される前記印刷用データを生成する印刷用データ生成装置であって、
前記各ノズルの特性を示すノズル情報を記憶するノズル情報記憶手段と、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択手段と、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定手段と、
前記バンディング判定手段において、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出手段と、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定手段と、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成手段と、を備え、
前記印刷用データ生成手段は、前記劣化度判定手段において前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする印刷用データ生成装置。 - 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置において使用される前記印刷用データを生成するのに使用する印刷用データ生成プログラムであって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする印刷用データ生成プログラム。 - 印刷に用いる媒体にドットを形成可能な複数のノズルを有する印刷ヘッドによって、前記媒体に画像を印刷する印刷装置において使用される前記印刷用データを生成するのに使用する印刷用データ生成方法であって、
前記画像を構成するM値(M≧2)の画素値に対応した複数の画素データを有する画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データから所定の前記画素データを選択する画素データ選択ステップと、
前記ノズル情報に基づき、前記選択した画素データがバンディング現象に関与しているか否かを判定するバンディング判定ステップと、
前記バンディング判定ステップにおいて、前記画像データから、前記バンディング現象に関与すると判定された画素データの画素を含んで構成される所定領域の画像の特徴情報を抽出する特徴情報抽出ステップと、
前記特徴情報に基づき、前記バンディング現象による印刷画質の劣化が目立つか否かを判定する劣化度判定ステップと、
前記画像データの各画素値毎のドット形成内容に関する情報を有する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと、を含み、
前記印刷用データ生成ステップにおいては、前記劣化度判定ステップにおいて前記印刷画質の劣化が目立つと判定された前記所定領域の画像の一部又は全部の画素データに対してのみ、バンディング現象による印刷画質の劣化を低減するための情報を含む前記ドット形成内容に関する情報の生成処理を行うことを特徴とする印刷装置制御方法。
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