JP2007006191A - 情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部の複合機を使用するときにも、常日頃利用している複合機と同様に使用可能とする。
【解決手段】 複合機18では、リモート機能が選択されて、複合機16のIPアドレスが入力されると、複合機16と接続すると共に、複合機16が保持している親展ボックスの登録情報、電子メールの宛先表、登録されているクライアントPCの宛先表などの、複合機の環境情報を取得する(ステップ100〜122)。これにより、複合機18で、親展ボックスや電子メールの宛先、転送先のクライアントPCなどを指定して、複合機18で読み込んだドキュメントなどを、複合機16に格納したり、電子メールとして送信したり、また、クライアントPCへ転送することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークプリンタなどの情報処理装置に係り、詳細には、互いにネットワーク接続された情報処理装置の間での情報処理方法に関する。
近年、企業内LANの普及などの普及に伴ってネットワークの利用が一般的となっている。また、ネットワークプリンタ機能と共に、スキャナ機能、複写機能、ファクシミリ機能などの複数の機能を備えたマルチファンクション複合機(以下、単に複合機とする)が普及しており、ネットワーク環境では、このような複合機を設けていることが多い。
一方、ネットワーク接続される複合機では、各種の機能が設けられ、利便性の向上が図られている。例えば、複合機には、ユーザごとの記憶領域(親展ボックス)が設けられたものがあり、スキャンしたドキュメントなどのデータや、印刷ジョブとして送信してプリント出力したドキュメントのデータを親展ボックスに保存し、複合機にネットワーク接続されたパーソナルコンピュータなどの情報処理装置(PC)から取り出し可能となるようにしたり、親展ボックスに保存しているドキュメントを、再度、プリント出力するなどが可能となっている。
また、複合機では、スキャンして読み込んだドキュメントを、電子メールに添付して指定した転送先へ送信する機能(Scan to Mail)や、PC内のフォルダに送信する機能(Scan to PC)などを備えたものがある。
このような複合機を利用するユーザにおいては、常日頃、使用している複合機に、自身の進展ボックスを作成し、Scan to MailやScan to PCなどを行うときに用いるメールアドレスや、自身のPCのアドレスやフォルダ名などの宛先情報、また、それを実行する権限を持つユーザ名やパスワードなどの使用環境情報を入力して記憶させておくことが多くなっている。
これにより簡単な操作で、Scan to MailやScan to PCなどの機能を利用できるようにしている。すなわち、Scan to Mailなどの各種の機能を利用するときに、メールアドレスなどの入力操作を行うことなく、登録している宛先などを選ぶだけの簡単な操作で利用できるようにしている。
ところで、例えば、他の部門との会議や出張などの時に、そこにある複合機を用いてScan to Mail機能やScan to PC機能を使用したいときには、通常使用している複合機の操作に慣れてしまっていると、使用環境情報の入力操作が煩わしくなってしまうと共に、入力間違いなどの操作ミスも発生しかねない。
ここから、携帯電話などに蓄積しているアドレス情報などを、ファクシミリ装置に転送することにより、携帯電話に蓄積している宛先を簡単にかつ的確にファクシミリ装置に入力できるようにした提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
また、プリンタとPCの間で、PCごとのプリンタドライバの設定をプリンタ側に持たせておいて、プリンタに接続してくるPCに、プリンタから該当ユーザに、プリンタドライバの設定を、プリンタからPCに送信するようにした提案がなされている(例えば、特許文献2参照。)
しかしながら、特許文献1では、携帯電話においても利用する情報であれば、有効であると思えるが、このようなことはまれであり、複合機で使用するに保存する宛先情報を、携帯電話などに蓄積することは、現実的と言えるものではない。
また、特許文献2の提案は、複数のPCの間でのプリンタドライバの共用に過ぎず、例えば、他のプリンタを使用したいときには、そのプリンタに対しても同様の設定が必要となる。
さらに、一時的に利用する外部の複合機から、通常利用しているPCへScan to PCを実施する場合、ネットワーク接続に用いられているルータの設定によっては、データを外部の複合機からPCへ送信できないことがある。
特開2002−44223号公報 特開2003−50684号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、外部の複合機などの情報処理装置(情報処理端末)を使用するときにも、常日頃利用している情報処理装置と同様に使用可能とする情報処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、それぞれが所定の情報処理機能を備えてネットワーク接続された第1及び第2の情報処理装置の間での情報処理方法であって、前記第1の情報処理装置に、前記第2の情報処理装置を特定する情報を入力することにより、第1の情報処理装置が第2の情報処理装置とデータ交換可能に接続すると共に、前記第2の情報処理装置が保持して、前記所定の情報処理機能を実行するときに使用する環境情報を、前記第1の情報処理装置が取得して保持し、前記第1の情報処理装置上で前記第2の情報処理装置の前記環境情報に基づいて、前記第1の情報処理装置が前記情報処理機能を実行可能としている、ことを特徴とする。
この発明によれば、第1の情報処理装置に、第2の情報処理装置を特定可能とするIPアドレスなどの情報を入力することにより、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置が、情報の交換が可能となるように接続する。
また、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置と接続した時に、第2の情報処理装置が保持している環境情報を取得して保持し、この環境情報に基づいて第1の情報処理装置から第2の情報処理装置の情報処理機能を利用できるようにする。
これにより、第1の情報処理装置に、第2の情報処理装置を特定する情報を入力する操作のみで、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置を遠隔操作することができるようにしている。
このような本発明は、前記第1及び第2の情報処理装置が、印刷処理機能及び、画像読取り機能を含む複合機を適用できる。
このとき、本発明は、前記第1の情報処理装置が実行可能とする前記第2の情報処理装置が備える前記情報処理機能として、画像読取り機能によって読取った情報を予め登録されている電子メールアドレスへ送信する機能を含むことができる。
また、本発明は、前記第1の情報処理装置が前記第2の情報処理装置から取得した前記環境情報に基づいて、第2の情報処理装置にデータを転送することを含む。これにより、例えば、第1の情報処理装置に含まれない画像処理機能などが第2の情報処理装置に含まれるときに、第2の情報処理装置へデータを転送することにより、このデータに対する画像処理などを実行することができる。
さらに、本発明では、前記第2の情報処理装置が備える前記情報処理機能として、データを所定の記憶領域に格納して保持する機能を含むことができ、前記第1の情報処理装置が、前記記憶領域に格納するデータを転送して、転送されたデータが、記憶領域に記憶されるようにできる。
これにより、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置が、異なるLANなどの異なるネットワークに設けられていても、ネットワークの垣根を意識することなく、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置を操作することができる。
また、本発明においては、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の間の接続が、予め設定しているタイミング解除されるものであれば良く、このタイミングとしては、第1の情報処理装置上での、接続終了操作などの予め設定している操作がなされたときや、所定時間以上、第2の情報処理装置に対する処理操作がなされなかったときなどの、任意のタイミングを適用することができる。
また、接続終了のタイミングとしては、第1の情報処理装置が課金式で利用されるときに、残金がなくなったときや、予め設定している金額に達したときなどを適用することができ、また、これらに限らず、予め設定しているタイミングであれば任意のタイミングを適用することができる。
また、本発明においては、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の間の接続を解除したときに、前記第1の情報処理装置が保持している前記第2の情報処理装置の環境情報を、前記第1の情報処理装置から消去することが好ましく、これにより、第2の情報処理装置の環境情報が、第1の情報処理装置上に残ってしまうのを確実に防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、例えば複合機などの第1及び第2の情報処理装置の間で、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置を指定する簡単な操作で、第1の処理装置を操作して、第2の処理装置によって所定の処理を実行することが可能となるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用したネットワーク10の概略構成を示している。このネットワーク10では、それぞれが構内LANなどを形成する複数のネットワーク12が、さらにネットワーク接続して形成されている。
なお、ここでは、一例として、2つのネットワーク12A、12Bを示しているが、相互に接続されるネットワーク12の数はこれに限るものではない。また、ネットワーク12A、12Bは、専用回線で接続されていてもよく、また、インターネットなどの公衆回線網を介して接続されていても良い。さらに、ネットワーク10は、ネットワーク12A、12Bを含むLANやWANであっても良い。すなわち、ネットワーク10は、ネットワーク12A、12Bを任意の形態で接続した構成を適用することができる。
ネットワーク12A、12Bのそれぞれには、パーソナルコンピュータやワークステーションなどを用いたクライアントPC14が設けられている。また、ネットワーク12Aには、情報処理装置として複合機16が設けられ、また、ネットワーク12Bには、情報処理装置として複合機18が設けられている。
なお、本実施の形態では、複合機16、18の一例として同一の機能を含むものを用いて説明するが、異なる機能を含むものであっても良い。
図1に示すように、本実施の形態に適用した複合機16、18のそれぞれは、プリンタ部20とスキャナ部22と共に、コントローラ24及びネットワークI/F26を含んでいる。また、コントローラ24には、各種の操作設定などに用いる操作キー28と、複合機16、18の動作情報や各種の操作を行うときにUI等を表示するLCD30が設けられている。なお、複合機16、18では、操作キー(入力デバイス)28とLCD(表示デバイス)30が一体となっているタッチパネル等を用いることができる。
また、ネットワーク12A、12Bでは、複合機16、18を特定する識別子としてIPアドレスを付与しており、クライアントPC14は、IPアドレスを指定して、複合機16、18へ印刷ジョブなどの送信が可能となっている。
これにより、複合機16、18は、クライアントPC14から印刷ジョブが送信されてくると、プリンタ部20で該当印刷ジョブに基づいた印刷処理の実行が可能となっている。
さらに、複合機16、18では、操作キー28の操作によって、スキャナ部22によって原稿の画像を読み込んで、読み込んだ画像の画像データをクライアントPC14へ送信したり(スキャンPC機能)、スキャナ部22で原稿画像を読み込みながら、プリンタ部20で該原稿画像に応じた印刷処理(複写機能)の実行が可能となっている。
すなわち、複合機16、18は、ネットワークプリンタ機能、スキャナ機能、複写機能を含んでいる。なお、複合機16、18は、さらに、ファクシミリ機能などを含むものであっても良い。
一方、コントローラ24には、各種の設定を一時記憶するメモリ32が設けられていると共に、各種の設定やデータを記憶するHDD34が設けられている。このHDD34には、クライアントPC14を使用するユーザごとの記憶領域である親展ボックス36が設けられていると共に、親展ボックス36内のデータや各種の設定を環境情報として記憶する環境情報記憶部38が形成されている。なお、前記したメモリ32としては、HDD34の記憶領域の一部を用いても良い。
親展ボックス36には、各種のデータが保存可能となっており、環境情報記憶部38には、親展ボックス36を使用するユーザごとの環境情報が記憶される。この環境情報としては、親展ボックス36の番号ごとの登録ユーザのユーザ名、メールアドレス、パスワードなどの登録情報及び、登録ユーザごとに設定している宛先表などがあり、また、複合機16、18のそれぞれで記憶しているWebのURLなどの一覧等を含むことができる。
また、この宛先表には、SMB(Server Message Block)、FTP(File Transfer Protocol)等で送信する時の送信先のアドレスとフォルダ名が記録されている。
これにより複合機16、18では、親展ボックス36を用いた各種の転送サービス機能を備えている。すなわち、複合機16、18では、クライアントPC14などから送信されたデータやクライアントPC14のユーザ宛に送信されたデータ、電子メールなどの各種のデータが保存可能となっていると共に、親展ボックス36に保存しているデータを、宛先表から選択した宛先へ送信可能となっている。
また、複合機16、18では、スキャナ部22で読み込んだデータを親展ボックス36に保存するスキャンボックス機能、スキャナ部22で読み込んだデータを宛先表から選択した宛先(メールアドレス)で電子メールとして送信するスキャンメール機能、となっている。
すなわち、複合機16、18は各種の機能を備えた所謂マルチファンクション複合機となっている。これらの機能を用いた操作は、LCD30に所定のUIを表示して、表示しているUIに基づいて選択設定することにより実行可能となっている。
ところで、複合機14、16の間では、一方から他方を遠隔操作するリモート機能を備えている。すなわち、複写機14、16の間では、同等の機能を備えており、また、それらに機能を実行するためのUIも備えている。
ここから、複合機16、18を接続して、複合機16、18の一方で設定した操作を、他方で実行可能となるようにしている。
ここで、この機能をリモート機能(リモートモード)とし、一例として複合機18側での操作を主に説明する。
図2には、リモートモードでの処理の流れを示している。なお、以降では、複合機16に親展ボックス36を登録しているユーザが、複合機18で操作を行うものとして説明する。
複合機18でリモート機能を利用するときには、複合機18の操作キー28のキー操作によってLCD30にメニュー画面を表示することにより、そのメニュー画面からリモート機能を用いるときのリモートモードの選択を行う(ステップ100)。
複合機18では、メニュー画面の表示操作がなされることにより、メニュー画面を表示する(ステップ102)。
図3(A)、図3(B)には、そのときのUIの一例として、LCD30に表示するメニュー画面40を示している。複合機18では、メニュー画面の表示を選択することにより、先ず、図2(A)に示すメインメニュー画面40Aが表示され、このメインメニュー画面40(A)に設けている上キー42A、下キー42Bのうち、下キー42Bを操作して、画面をスクロールすることにより、図2(B)に示すように、リモートモードの選択が可能となるメニュー画面40Bが表示される。このメニュー画面40B上で、ボタン44を操作することによりリモートメードが選択される。
図2に示すように、複合機18では、リモートモードに移行すると、LCD30には、常に終了ボタン(図示省略)を表示し、任意のタイミングリモートモードの終了が可能となるようにしている(ステップ104)。
ネットワーク10(ネットワーク12A、12B)では、複合機16、18のそれぞれに対してIPアドレスを設定しており、複合機18では、リモートモードが選択されると、接続先(ここでは複合機16)を特定するためのUIを表示し(ステップ106)、ユーザが、このUIから接続先のIPアドレスを入力することにより(ステップ108)、複合機18は、このIPアドレスをメモリ32に格納すると共に、このIPアドレスで特定される相手に接続要求を行う(ステップ110)。このとき、複合機18では、環境情報を合わせて要求する。
一方、接続先となる複合機16では、接続要求を受けると、この接続要求に基づいて、複合機18との間で接続を確立する(ステップ112)。なお、複合機16、18などの機器間で接続するとき、例えば、複合機18が接続要求を行うときに、機器認証などを行い、予め接続可能に登録されている機器であるか否かの確認を行うことが好ましい。
これと共に、複合機16では、環境情報の要求に基づいて環境情報記憶部38に記憶している環境情報を、複合機18へ送信する。なお、複合機16、18との通信は、HTTPなどの任意のプロトコルを用いることができるが、通信路を暗号化したHTTPSを用いることがより好ましい。
複合機16、18との間で接続を確立したときに複合機16から複合機18へ送信する環境情報は、環境情報記憶部38に記憶している環境情報の全てを送信する必要はなく、必要最小限の情報であれば良い。このような環境情報としては、親展ボックス36に関する情報であれば、親展ボックス36の番号と、その番号ごとのユーザ名を含んでいれば良く、また、宛先表であれば、番号と宛先名を含んでいれば良く、また、未使用の領域があれば、その領域は省略しても良い。
また、このときのフォーマットは、予め設定しているものであれば、任意のフォーマットを適用することができる。図4には、テキスト形式で送信する環境情報の一例を示している。
図2に示すように、複合機18は、接続要求及び環境情報の要求を行うと、ステップ116で接続が確立されたか否かを確認し、ステップ118では、環境情報を取得したか否かを確認する。このとき、所定時間経過しても接続が確立されずにステップ116で否定判定されたときや、環境情報を受信できずにステップ118で否定判定されたときには、ステップ120へ移行して、エラー表示を行うと共に、例えば、ステップ102へ戻って、最初からの操作を要求する。
これに対して、接続が確立し、環境情報も取得できたときには、ステップ116、118で肯定判定してステップ122へ移行し、取得した環境情報をメモリ32に格納する。
この後に、ユーザの操作(ステップ124)に応じて、複合機18と複合機16の間で所定の機能処理(情報処理)を実行する(ステップ126、128)。
一方、複合機18では、LCD30に表示している終了ボタンが操作されたか否かを確認しており(ステップ130)、ユーザがこの終了ボタンを操作することにより(ステップ132)、ステップ130で肯定判定してステップ134へ移行し、複合機16との接続を解除する。これにより、複合機16も接続を解除する(ステップ136)。
また、複合機18では、複合機16の接続解除タイミングに合わせて、メモリ32に格納しているIPアドレスや、環境情報をメモリ32から削除し、これらの情報が漏洩してしまうのを確実に防止するようにしている。
なお、ここでは、ユーザの終了操作によって複合機16、18の接続を解除するが、これに限らず、例えば、所定時間の間、何らの操作もなされないときには、自動的に接続を解除して、メモリ32に記憶している情報もクリアするようにしてもよく、また、操作可能な機能の一つを使用した一連の処理が終了するごとに接続を解除するようにしても良い。さらに、複合機18を使用することにより課金が発生するときには、予め投入するなどして仮払いされている料金分の処理や時間が経過したときに、接続を解除するようにしても良く、このときには、接続の解除に先立って、接続を解除する旨の通知をユーザに行うことがより好ましい。
次に、図5を参照しながら、複合機18を操作することにより複合機18と複合機16の間(図2のステップ126、128)で実行される具体的処理の一例として、親展ボックス36を用いた機能を説明する。
複合機16の持つ親展ボックス機能としては、スキャンボックス、スキャンメールなどがあるが、ここでは、先ず、スキャンボックスを説明する。
スキャンボックスを実行するときには、図3(A)に示すメニュー画面40(40A)で表示されるスキャナ機能(ボックス保存)を選択する。これにより、複合機18では、図5に示す処理を開始する。
複合機18は、スキャナ機能が選択されると、先ず、メモリ32に複合機16のIPアドレスを保持しているか否か、すなわち、リモートモードであるか否かを確認する(ステップ140)。ここで、メモリ32がクリアされているなどして、複合機16などとの接続が確立していないときには、ステップ140で否定判定して、ステップ142へ移行し、通常のスキャナ機能を実行する。
これに対して、リモートモードであるときには、ステップ140で肯定判定してステップ144へ移行し、メモリ32に記憶されている環境情報から親展ボックス36に関す情報、すなわち、使用可能(複合機16で使用されている)親展ボックス36の番号と、ユーザ名を表示する。
図6には、このときの表示の一例とする親展ボックス36の選択画面46を示しており、この選択画面46から、保存先とする親展ボックス36や親展ボックス36の番号などを指定することにより、選択される。
図5では、ここで、ユーザが親展ボックス36の番号を選択すると(ステップ146)、複合機18は、パスワード入力画面を表示する(ステップ148)。なお、これらの表示は、複合機18も親展ボックス機能を備えており、そのときに使用するUIをそのまま使用することができる。
複合機18では、この表示に基づいてユーザからパスワードが入力されると(ステップ150)、入力されたパスワードと親展ボックス36の番号を、複合機16へ送信する(ステップ152)。
複合機16では、親展ボックス36の番号とパスワードを受信すると、パスワードの認証を行い(ステップ154)、認証結果を複合機18へ送信する(ステップ156)。
なお、パスワードのハッシュ値などを予め複合機16から取得しておいて、取得しているハッシュ値と、入力されたパスワードから、複合機18で認証を行うようにしても良く、このときには、複合機16が送信する環境情報として親展ボックス36の番号、ユーザ名に、ハッシュ値を加えるようにすれば良い。
複合機18は、認証結果を受信すると、パスワードが正当だったか否かを判断する(ステップ158)。このとき、パスワードが正当でなければ、ステップ158で否定判定して、パスワードの再入力ないし親展ボックス36の再選択を要求する(エラー処理)。
また、パスワードが正当であったときには、ステップ158で肯定判定されて、スキャナ機能を実行可能とする(ステップ160)。
これにより、ユーザが原稿となるドキュメントなどを複合機18のスキャナ部22に装填し、図示しないスタートボタンを操作することにより(ステップ162)、複合機18では、画像読取りを実行する(ステップ164)。
この後、複合機18は、読取ったドキュメントと共に、保存先となる親展ボックス36の番号及びパスワードを複合機16へ送信する(ステップ166)。このときには、HTTPSなどによって通信路が暗号化されていることが好ましい。
複合機16では、送信されてくるドキュメントを、指定されている親展ボックス36に格納する(ステップ168)。また、複合機16は、受信したドキュメントを指定されている親展ボックス36へ格納したときに、格納完了を複合機16へ通知する(170)。
複合機18は、この通知を受けてスキャナ機能を終了する(ステップ172)。
次に、スキャンメールを説明する。図7には、スキャンメールの処理の概略を示している。なお、スキャンメールにおける基本的な処理の流れは、前記したスキャンボックスと同じとなっており、同じ処理には、同じステップ番号を付与している。
スキャンメールを実行する時には、を実行するときには、図3(A)に示すメニュー画面40(40A)で表示されるスキャナ機能(メール送信)を選択する。これにより、複合機18では、図7に示す処理を開始する。
複合機18は、スキャナメール機能が選択されると、先ず、メモリ32に複合機16のIPアドレスを保持しているか否か、すなわち、リモートモードであるか否かを確認する(ステップ140)。ここで、メモリ32がクリアされているなどして、複合機16などとの接続が確立していないときには、ステップ140で否定判定して、ステップ142へ移行し、通常のスキャナメール機能を実行する。
これに対して、リモートモードであるときには、ステップ140で肯定判定してステップ180へ移行し、メモリ32に記憶されている環境情報から、複合機16に登録されている宛先表を表示する。なお、宛先表は、宛先名のみを表示し、メールアドレスなどの詳細情報は非表示とする。
図8には、このときの表示の一例とする宛先表示画面48を示しており、この宛先表示画面48から、宛先を指定することにより、指定された宛先が選択される。
図7では、ここで、ユーザが宛先を選択すると(ステップ182)、複合機18は、スキャナ機能の実行を開始する(ステップ184)。
これにより、ユーザが原稿となるドキュメントなどを複合機18のスキャナ部22に装填し、図示しないスタートボタンを操作することにより(ステップ186)、複合機18では、画像読取りを実行する(ステップ188)。
この後、複合機18は、読取ったドキュメントと共に、指定されている宛先を複合機16へ送信する(ステップ190)。
複合機16では、宛先に指定されているメールアドレスを読み出すと、受信したドキュメントを、該当宛先への電子メールとして送信する(ステップ192)。また、複合機16では、送信結果を通知し(ステップ194)、複合機18は、送信結果の通知を受けることにより、スキャナ機能を終了する(ステップ196)。
次に、図9を参照しながら、スキャンPC機能を説明する。スキャンPC機能を実行するときには、図3(A)に示すメニュー画面40(40A)で表示されるスキャナ機能(PC保存)を選択する。これにより、複合機18では、図9に示す処理を開始する。
複合機18は、スキャナ機能が選択されると、先ず、メモリ32に複合機16のIPアドレスを保持しているか否か、すなわち、リモートモードであるか否かを確認する(ステップ140)。ここで、メモリ32がクリアされているなどして、複合機16などとの接続が確立していないときには、ステップ140で否定判定して、ステップ142へ移行し、通常のスキャナ機能を実行する。
これに対して、リモートモードであるときには、ステップ140で肯定判定してステップ200へ移行し、メモリ32に記憶されている環境情報から、複合機16に登録されているクライアントPC14を宛先とする宛先表を表示する。
図10には、このときの表示の一例とする宛先表示画面50を示しており、この宛先表示画面50から、ユーザ自身を指定することにより該当番号が宛先として選択される。なお、複合機18で表示する宛先表には、ユーザが使用するサーバ名、IPアドレスなどの表示を省略する。また、複合機18が送信するのではないので、転送プロトコルの表示を省略しても良く、少なくともユーザ名又はユーザ名と登録番号を表示するものであれば良い。
図9では、ここで、ユーザが宛先を選択すると(ステップ202)、複合機18は、スキャナ機能の実行を開始する(ステップ204)。
これにより、ユーザが原稿となるドキュメントなどを複合機18のスキャナ部22に装填し、図示しないスタートボタンを操作することにより(ステップ206)、複合機18では、画像読取りを実行する(ステップ208)。
この後、複合機18は、読取ったドキュメントと共に、指定されている宛先の番号(登録番号)を複合機16へ送信する(ステップ210)。
複合機16では、登録番号を受信すると、該当する登録番号のユーザが使用しているクライアントPC14へ、複合機18から受信したドキュメントを転送する(ステップ212)。また、複合機16では、転送結果を通知し(ステップ214)、複合機18は、転送結果の通知を受けることにより、スキャナ機を終了する(ステップ216)。
このように、複合機16、18の間では、例えば、複合機16に設けている親展ボックス36を用いたスキャンボックス機能、電子メールを用いたスキャンメール機能、登録されているクライアントPC14へデータを伝送するスキャンPC機能を、複合機18から遠隔操作して実行することができる。
また、複合機16、18とクライアントPC14の間では、SMBやFTPなどのプロトコルが使用されるが、これらのプロトコルは、ルータやファイヤウォールなどの設定の制限を受けることがある。このために、複合機16から同じネットワーク12A内のクライアントPC14へは、SMBなどのプロトコルを用いてデータを送信できるが、ネットワーク12Bの複合機18からネットワーク12A内のクライアントPC14へはデータ伝送ができなくなることがある。
このようなネットワーク12A、12Bの間でも、複合機16、18の間では、データの交換が可能である。ここから、複合機18から複合機16を介してネットワーク12A内のクライアントPC14へデータを伝送することが可能となるので、ネットワーク12A、12Bの間の垣根を意識することなく、データを伝送することが可能となる。
また、これらに限らず、複合機16と複合機18の間で、例えば、複合機18が複合機16を処理端末として使用するなどが可能となっている。
例えば、複合機16にブックマーク機能を含むときに、ブックマークとして登録されているURLに、複合機16からアクセスして、所得したデータを、複合機18から印刷出力して取り出すことも可能であり、また、複合機16のHDD34や、親展ボックス36に格納しているドキュメントなどを、複合機18から取り出して印刷出力するなどの処理も可能であり、このときにも、複合機16、18の間で接続が確立していることにより、複合機16上で操作しているのと同様にして複合機18を操作しながら取り出すことができる。
なお、複合機16と複合機18が接続して、複合機18から複合機16を操作しているとき、特に、親展ボックス36を使用する処理や、宛先表などを使用する処理が行われるときには、親展ボックス36、宛先、ユーザなどの登録/削除などの更新処理が行われないようにすることが好ましい。
このような更新処理の停止は、複合機16がメモリ32に複合機18のIPアドレスを保持するようにし、複合機16がIPアドレスを保持しているときに実行されるようにすればよい。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、同等の機能を備えた複合機16、18を例に説明したが、必ずしもこれに限るものではい。例えば、複合機16が備えいる機能で、複合機18が備えていない機能を、複合機18から利用するときには、その機能に対する設定を可能とするUIを含むドライバソフトを、複合機18に持たせればよい。これにより、下位機能の複合機によって上位機能の複合機のリモート操作が可能となる。
また、情報処理装置を複合機とするときには、少なくともスキャナ機能とプリント機能(ネットワークプリンタとしての機能)を含むものであれば良い。
さらに、本実施の形態では、情報処理装置として複合機を例に説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、複合機とクライアントPC14の間や、クライアントPC14同士などに適用し、一方の情報処理装置に備えている機能やデータを、他方の情報処理装置を用いて利用可能とすることができる。
本実施の形態に適用したネットワークの概略構成図である。 2台の複合機の接続処理の概略を示す流れ図である。 (A)及び(B)はそれぞれメニュー画面の一例を示す概略図である。 一方の複合機から他方の複合機へ送信する環境情報の一例を示す概略図である。 スキャンボックス機能を用いた処理の概略を示す流れ図である。 親展ボックスの選択画面の一例を示す概略図である。 スキャンメール機能を用いた処理の概略を示す流れ図である。 宛先画面の一例を示す概略図である。 スキャンPC機能を用いた処理の概略を示す流れ図である。 登録されている宛先表示画面の一例を示す概略図である。
符号の説明
10 ネットワーク
12(12A、12B) ネットワーク
14 クライアントPC
16、18 複合機(情報処理装置)
20 プリンタ部
22 スキャナ部
24 コントローラ
32 メモリ
34 HDD
36 親展ボックス
38 環境情報記憶部
40(40A、40B) メニュー画面
46 選択画面
48 宛先表示画面
50 宛先表示画面

Claims (8)

  1. それぞれが所定の情報処理機能を備えてネットワーク接続された第1及び第2の情報処理装置の間での情報処理方法であって、
    前記第1の情報処理装置に、前記第2の情報処理装置を特定する情報を入力することにより、第1の情報処理装置が第2の情報処理装置とデータ交換可能に接続すると共に、
    前記第2の情報処理装置が保持して、前記所定の情報処理機能を実行するときに使用する環境情報を、
    前記第1の情報処理装置が取得して保持し、
    前記第1の情報処理装置上で前記第2の情報処理装置の前記環境情報に基づいて、前記第1の情報処理装置が前記情報処理機能を実行可能としている、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記第1及び第2の情報処理装置が、印刷処理機能及び、画像読取り機能を含む複合機であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記第1の情報処理装置が実行可能とする前記第2の情報処理装置が備える前記情報処理機能として、画像読取り機能によって読取った情報を予め登録されている電子メールアドレスへ送信する機能が含まれることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記第1の情報処理装置が前記第2の情報処理装置から取得した前記環境情報に基づいて、第2の情報処理装置にデータを転送することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報処理方法。
  5. 前記第2の情報処理装置が備える前記情報処理機能として、データを所定の記憶領域に格納して保持する機能を含むときに、前記第1の情報処理装置が、前記記憶領域に格納するデータを転送することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理方法。
  6. 前記第1の情報処理装置が実行可能とする前記第2の情報処理装置が備える前記情報処理機能として、前記画像読取り機能によって読取った情報を予め登録されている情報処理端末へ送信する機能が含まれることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理方法。
  7. 前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の間の接続が、予め設定しているタイミング解除されることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の間の接続を解除したときに、前記第1の情報処理装置が保持している前記第2の情報処理装置の環境情報を、前記第1の情報処理装置から消去することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
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