JP2007002507A - コーナーガード - Google Patents
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Abstract
【課題】建物の内装と違和感が無く、出隅角度が９０度以外の時にも容易に対応することができるコーナーガードを提供する。
【解決手段】平板の中央が直角に屈曲されるとともに、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されたＬ形のコーナーガード部材が透明エラストマーから作製され、このコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられたもので、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されているので９０度以外の角度のところにも容易に貼着することができるし、透明エラストマー製のコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられているので、貼着面が見えコーナーガードが目立たず、建物の内装との違和感がない。
【選択図】 図１
【解決手段】平板の中央が直角に屈曲されるとともに、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されたＬ形のコーナーガード部材が透明エラストマーから作製され、このコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられたもので、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されているので９０度以外の角度のところにも容易に貼着することができるし、透明エラストマー製のコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられているので、貼着面が見えコーナーガードが目立たず、建物の内装との違和感がない。
【選択図】 図１
Description
本発明は、高齢者用施設や病院或いは家庭内で、建物の出隅や家具の角などに貼着し、衝突によるけがを防ぐためのコーナーガードに関する。
従来、高齢者用施設や病院或いは家庭内で、柱や家具の角などでのけがを防ぐために、軟質ポリ塩化ビニルなどの軟質合成樹脂からなる成型品を貼着したものが知られている。
又、特開２００１−１４６８０１号公報に於いて、一面を布地で被覆した２枚の側板と、２枚の側板間にＶ字状溝が形成された接続部とより成る合成樹脂発泡体製のコーナー用緩衝材が提案されている。
特開２００１−１４６８０１号公報
ポリ塩化ビニル製の成型品では、長期の使用をすると可塑剤がブリードして、硬化するとともに表面がべたつきやすいという問題があった。又使用後の廃棄の時に焼却処理をするとダイオキシンが発生することがあるという問題があった。
又、特開２００１−１４６８０１号公報に提案されているコーナー用緩衝材においては、合成樹脂発泡体で構成され、かつ表面が布地で被覆されている為、軽量で持ち運びが容易で、外観が美麗で、肌触りが良く、吸汗性に優れ、洗濯が可能で、繰り返し使用出来る。更に、裏面に粘着テープを貼着することにより、柱、家具等に容易に貼り付けることができるという特徴を有するものの、建物の内装とコーディネートするために布地の色や柄を他種類用意せねばならないという問題があった。又、柱や家具の出隅の角度が必ずしも９０度に限らず、９０度以外の角度での貼着がし難いという問題があった。
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、建物の内装と違和感が無く、出隅角度が９０度以外の時にも容易に対応することができるコーナーガードを提供する。
本発明請求項１記載のコーナーガードは、平板の中央が直角に屈曲されるとともに、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されたＬ形のコーナーガード部材が透明エラストマーから作製され、このコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられたもので、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されているので９０度以外の角度のところにも容易に貼着することができるし、透明エラストマー製のコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられているので、貼着面が見えコーナーガードが目立たず、建物の内装との違和感がない。
本発明請求項２記載の透明エラストマーとして軟質アクリル樹脂が用いられ、透明粘着剤としてアクリル系粘着剤からなる基材無し両面テープが用いられたもので、透明性に優れ、コーナーガード部材と透明粘着剤の剥離強度が高く、使用後にコーナーガードを剥がすときにも糊残りがし難い。
本発明請求項１記載のコーナーガードは、平板の中央が直角に屈曲されるとともに、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されたＬ形のコーナーガード部材が透明エラストマーから作製され、このコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられたもので、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されているので９０度以外の角度のところにも容易に貼着することができるし、透明エラストマー製のコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられているので、貼着面が見えコーナーガードが目立たず、建物の内装との違和感がない。又、内装面に合わせて色や柄を用意する必要が無く、他種類の在庫を持つ必要がない。
又、本発明請求項２記載のコーナーガードは、透明エラストマーとして軟質アクリル樹脂が用いられ、透明粘着剤としてアクリル系粘着剤からなる基材無し両面テープが用いられたもので、透明性に優れ、コーナーガード部材と透明粘着剤の剥離強度が高く、使用後にコーナーガードを剥がすときにも糊残りがし難い。
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図１は本発明コーナーガードの実施形態の一例を示すコーナーガード部材１の断面図である。図に於いて、コーナーガード部材１は、２辺が略等長のＬ字形に形成されており、中央の屈曲部１２の内面側に半円形断面の凹溝が形成されている。この凹溝の両側に壁部１１が形成されている。凹溝部分の厚みは、壁部１１の厚みの略半分の厚みとなされ、壁部１１と壁部１１の間の屈曲部１２の角度を容易に変えることができるようになされている。
図１は本発明コーナーガードの実施形態の一例を示すコーナーガード部材１の断面図である。図に於いて、コーナーガード部材１は、２辺が略等長のＬ字形に形成されており、中央の屈曲部１２の内面側に半円形断面の凹溝が形成されている。この凹溝の両側に壁部１１が形成されている。凹溝部分の厚みは、壁部１１の厚みの略半分の厚みとなされ、壁部１１と壁部１１の間の屈曲部１２の角度を容易に変えることができるようになされている。
コーナーガード部材１は、透明の軟質アクリル樹脂等のエラストマーから作製され、柱などの建物の出隅や家具の角などに貼着されたとき、柱や家具の表面が透視されるため違和感が無く外観が好適である。又、コーナーガード部材１は透明のエラストマーから作製されているので、適度なゴム弾性を有し衝突時の衝撃を緩和する。
コーナーガード部材１の壁部１１の内面には、アクリル系粘着剤からなる基材無し両面テープが透明粘着剤２として設けられ、柱などの建物の出隅や家具の角などに貼着されて、衝突によるけがの防止などに使用される。又、基材の両面に粘着剤を塗布した両面テープと比べて透明性が高く、コーナーガード部材１の透明感を損なうことがない。又、コーナーガード部材１との剥離強度が高く、使用後にコーナーガードを剥がすときにも糊残りがし難い。
１ コーナーガード部材
１１ 壁部
１２ 屈曲部
２ 透明粘着剤
１１ 壁部
１２ 屈曲部
２ 透明粘着剤
Claims (2)
- 平板の中央が直角に屈曲されるとともに、屈曲部の内面側に全長に亘って凹溝が形成されたＬ形のコーナーガード部材が透明エラストマーから作製され、このコーナーガード部材の内面壁に透明粘着剤が設けられたことを特徴とするコーナーガード。
- 透明エラストマーとして軟質アクリル樹脂が用いられ、透明粘着剤としてアクリル系粘着剤からなる基材無し両面テープが用いられたことを特徴とする請求項１記載のコーナーガード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005183222A JP2007002507A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | コーナーガード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2005183222A JP2007002507A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | コーナーガード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007002507A true JP2007002507A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37688368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005183222A Pending JP2007002507A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | コーナーガード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007002507A (ja) |
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2005
- 2005-06-23 JP JP2005183222A patent/JP2007002507A/ja active Pending
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