JP2006526028A - カチオン性の架橋増粘ポリマー及び非イオン性界面活性剤を含むコンディショニング組成物 - Google Patents

カチオン性の架橋増粘ポリマー及び非イオン性界面活性剤を含むコンディショニング組成物 Download PDF

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Abstract

(a)カチオン性の架橋増粘ポリマー約0.01重量%〜約5重量%;(b)非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から成る群より選択される界面活性剤約0.1重量%〜約10重量%;及び(c)水性キャリアを含むコンディショニング組成物が開示されており;該組成物は、非水溶性で高融点の油性化合物を実質上含まない。本発明のコンディショニング組成物は、コンディショニング組成物に適したレオロジーを有し、しかもコンディショニング効果を提供する。前記組成物は、洗い流して使用するためのヘアコンディショニング製品などのヘアケア製品に特に適している。

Description

本発明は、カチオン性の架橋増粘ポリマーと非イオン性界面活性剤を含むが、非水溶性で高融点の油状化合物を実質上含まないコンディショニング組成物に関する。本発明のコンディショニング組成物は、コンディショニング組成物に適したレオロジーを有し、コンディショニング効果を提供する。前記コンディショニング組成物は、洗い流して使用するためのヘアコンディショニング製品などの、ヘアケア製品に特に好適である。
ヘアコンディショニング組成物、皮膚コンディショニング組成物、及び柔軟仕上げ剤のような種々のコンディショニング組成物が、毛髪、皮膚、及び布地などの様々な物質に使用されている。コンディショニング効果をもたらす一般的な方法は、カチオン性界面活性剤及びポリマー、高融点脂肪族化合物、低融点オイル、シリコーン化合物並びにこれらの混合物のようなコンディショニング剤の使用を介する。これらのコンディショニング剤の大部分は、様々なコンディショニング効果をもたらすことが知られている。例えば、一部のカチオン性界面活性剤は、一部の高融点脂肪族化合物とともに使用するとき、コンディショニング組成物に適したレオロジーを有し、しかもつるつるした感触、柔軟性及び濡れた毛髪のもつれ低減並びに乾燥したときの毛髪の柔軟性及び潤った感触のような種々のコンディショニング効果を、特にヘアケア製品として使用したときに提供するのに適したゲルマトリックスを提供すると考えられている。
上記のゲルマトリックスの形成以外の方法によってコンディショニング組成物に適したレオロジーを実現し、同時にゲルマトリックスのコンディショニング効果を維持する必要性が存在する。
さらに、上記コンディショニング剤の大部分は組成物を不透明にすることも知られている。したがって、清明な製品外観、即ち透明又は半透明の製品外観を有するコンディショニング組成物の必要性が存在する。
さらには、上記コンディショニング剤の大部分は、これらコンディショニング剤がヘアケア組成物に包含されると、毛髪を押さえつけることも知られている。例えば細い毛髪を有する消費者の毛髪量の維持又は増加を望む消費者にとって、毛髪を抑えつけることは望ましくない。したがって、毛髪を抑えつけず、同時にコンディショング効果を提供するヘアコンディショニング組成物が必要となる。
組成物がリンスオフ製品の形態で使用されたときに、消費者がリンスオフし易いと感じ、同時にコンディショニング効果を提供するコンディショニング組成物の必要性も存在する。上記ゲルマトリックスを含有するコンディショナー組成物は、毛髪をすすぐときに持続性のあるつるつるした感触も提供する。したがって、毛髪をすすぐときに清浄な感覚を毛髪に容易に残すことができ、同時に十分な量のコンディショニング剤を毛髪に付着するコンディショニング組成物の必要性が依然としてある。
上記に基づき、カチオン性界面活性剤及び高融点脂肪族化合物を含むゲルマトリックス以外の方法によって、コンディショニング組成物に好適なレオロジーを有すると同時に、ヘアコンディショニング製品などのヘアケア製品として使用したときに、コンディショニング効果、特に柔軟性及び濡れた毛髪でのもつれ低減を提供するコンディショニング組成物の必要性が残る。清明な製品外観、毛髪を抑えつけない、及びリンスオフし易い感覚といったさらなる効果を提供し、同時に上記のレオロジー効果及びコンディショニング効果を提供するのに適したコンディショニング組成物が必要である。
既存の技術には、本発明の利点及び効果のすべてを提供するものは存在しない。
本発明は、以下の成分:
(a)カチオン性の架橋増粘ポリマー約0.01重量%〜約5重量%;
(b)非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から成る群より選択される界面活性剤約0.1重量%〜約10重量%;及び
(c)水性キャリア;
を含むコンディショニング組成物であって、非水溶性で高融点の油性化合物を実質上含有しない、コンディショニング組成物に関する。
本発明の前述及びその他の特徴、態様、及び利点は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲を読むことで、よりよく理解されよう。
本明細書は本発明を詳しく指摘しかつ明確に主張している特許請求の範囲でまとめているが、本発明は以下の説明からよりよく理解されるものと考えられる。
本明細書では、「含む」とは、最終結果に影響を与えない他の工程及び他の成分を追加できることを意味する。この用語は、「から成る」及び「から本質的に成る」という用語を包含する。
特に明示しない限り、百分率、割合及び比率はすべて、本発明の組成物の総重量を基準とする。列挙した複数の成分に関するすべてのこのような重量は活性レベルに基づいており、そのため、市販材料に含まれる場合があるキャリア又は副生成物を含まない。
本明細書では、「混合物」とは、物質の単純な組み合わせ及びそのような組み合わせの結果として生成するいかなる化合物も含むことを意味する。
(組成物)
本発明のコンディショニング組成物は、
(a)カチオン性の架橋増粘ポリマー約0.01重量%〜約5重量%;
(b)非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から成る群より選択される界面活性剤約0.1重量%〜約10重量%;及び
(c)水性キャリア;
を含み、該組成物は、非水溶性で高融点の油性化合物を実質上含有しない。
本発明のコンディショニング組成物は、コンディショニング組成物に適したレオロジーを有し、しかもコンディショニング効果を提供し、特にヘアコンディショニング製品などのヘアケア製品として使用したときに、柔軟性及びや濡れた毛髪でのもつれ低減を提供する。本発明のコンディショニング組成物は、清明な製品外観、毛髪を抑えつけない、及びリンスオフし易い感覚といったさらなる効果を提供し、同時に上記のレオロジー効果及びコンディショニング効果を提供するのに適する。したがって、本発明の組成物は、上記のレオロジー効果及びコンディショニング効果に加えて、清明な製品外観を提供することができる。ヘアケア製品として使用されたときに、本発明の組成物は、上記レオロジー効果及びコンディショニング効果を提供するが、毛髪を抑えつけない。さらに、リンスオフ製品の形態で使用されたときに、本発明の組成物は、リンスオフし易い感覚を提供し、同時に上記のレオロジー効果及びコンディショニング効果を提供することができる。
前記カチオン性の架橋増粘ポリマーは、カチオン性界面活性剤と高融点脂肪族化合物とを含むゲルマトリックスの存在なしにコンディショニング組成物に適したレオロジーを提供でき、それと同時にコンディショニング効果、特にヘアコンディショニング製品などのヘアケア製品として使用されたときに柔軟性及び濡れた毛髪のもつれ低減を提供できるものと考えられる。カチオン性の架橋増粘ポリマーは、界面活性剤、好ましくは相溶性の点から、非イオン性界面活性剤と組み合わせて用いられる。非イオン性界面活性剤を使用することによって、前記組成物は、シリコーン化合物などのさらなる成分を包含できるが、上記効果を悪化させるものではない。
本発明において、組成物が「非水溶性で高融点の油状化合物を実質的に含まない」とは、該組成物が1.0%以下、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.1%以下、より一層好ましくは0%の非水溶性で高融点の油状化合物を包含することを意味する。本明細書において、非水溶性で高融点の油状化合物は、融点が少なくとも約25℃であり、25℃の水に対する溶解度が約1g/水100g未満、好ましくは約0.5g/水100g未満、より好ましくは約0g/水100g未満であるものである。このような非水溶性で高融点の油状化合物としては、例えば、セチルアルコール及びステアリルアルコールのような脂肪族アルコール、ステアリン酸のような脂肪酸、パルミチン酸セチルのような脂肪族アルコール誘導体及び脂肪酸誘導体、ワックスのような炭化水素、コレステロールのようなステロイド類、及びこれらの混合物が挙げられる。
好ましくは、本発明の組成物は、透明又は半透明であり、より好ましくは透明である。本発明において、前記組成物が「透明」であるとは、該組成物が約300NTU(比濁濁度単位)以下、好ましくは約200NTU以下、より好ましくは約100NTU以下の濁度を有することを意味する。本発明において、組成物が「半透明」であるとは、前記組成物が約300NTU〜約3,000NTU(比濁濁度単位)の濁度を有することを意味する。NTU値は、フォルマジン標準で較正され、ハック・カンパニー(Hach Company)から入手可能であるハック(Hach)2100Nラボラトリー濁度計を用いて測定される。
好ましくは、本発明の組成物は、前記カチオン性架橋ポリマーと非相溶性の構成成分を実質上含有しない。このような非相溶性構成成分は、望ましくないことに、カチオン性架橋ポリマーと相互に作用して、カチオン性架橋ポリマーのレオロジー効果を低下させることがあると考えられる。そのような構成成分には、例えば、アニオン性界面活性剤が挙げられる。ある濃度及び/又はある種の水溶性カチオン性界面活性剤及び水溶性キレート化剤が、望ましくないことに、前記カチオン性架橋ポリマーと相互に作用することもある。本発明において、組成物が「非相溶性構成成分を実質上含有しない」とは、前記組成物が1%以下、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0%の該構成成分を包含することを意味する。
(カチオン性の架橋増粘ポリマー)
本発明の組成物は、カチオン性の架橋増粘ポリマーを含む。カチオン性の架橋増粘ポリマーは、架橋剤で架橋されたカチオン性ポリマーである。
本明細書において有用なカチオン性の架橋増粘ポリマーは、水性キャリアに溶解でき、しかも前記組成物に好適な粘度とレオロジー特性を提供できるものであることから、本発明の組成物は、好適な粘度、好ましくは約0.1Pa・s(100cps)〜約100Pa・s(100,000cps)、より好ましくは約1Pa・s(1,000cps)〜約50Pa・s(50,000cps)、なお好ましくは約2Pa・s(2,000cps)〜約50Pa・s(50,000cps)、さらにより好ましくは約5Pa・s(5,000cps)〜約20Pa・s(20,000cps)を示す。本明細書での粘度は、ブルックフィールド(Brookfield)RVTにより、剪断速度2s-1で26.7℃において好適に測定できる。
カチオン性の架橋増粘ポリマーは、約0.01重量%〜約5重量%、好ましくは約0.01重量%〜約3重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約2重量%、なおより好ましくは約0.1重量%〜約1重量%の濃度で本発明の組成物に含まれる。
好ましくは、本明細書で有用なカチオン性架橋ポリマーは、約5ppm〜約5,000ppmの架橋化濃度を有する。本発明において、「架橋化濃度」とは、ポリマーの総重量に対する重量/重量ベースでの架橋剤の量を意味する。最終的なポリマーに望まれる特性、例えば増粘効果(viscosifying effect)によって、広範な様々な架橋剤量が用いられる。前記架橋剤は、濡れた物質でのつるつるした感触などのコンディショニング効果を与えるという観点から、好ましくは重量/重量ベースでポリマー総重量の約5ppm〜約5,000ppm、より好ましくは約50ppm〜約1,000ppm、なお好ましくは約55ppm〜約600ppm、さらにより好ましくは約60ppm〜約250ppm含まれる。
本明細書で有用なカチオン性架橋ポリマーとしては、例えば、モノマー単位を含み、かつ式(A)m(B)n(C)pで表されるものが挙げられ、式中、(A)は、四級化ジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルアクリレートの酸付加塩、又はこれらの混合物であり;(B)は、四級化ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレートの酸付加塩、又はこれらの混合物であり;(C)は、(A)又は(B)と重合可能な非イオン性モノマーであり;m、n及びpは、独立して、0以上であるが、m又はnのうち少なくとも一方が1以上である。
モノマー(C)は、通常使用されるモノマーから選択され得る。これらモノマーの非限定的な例としては、アクリルアミド;メタクリルアミド;メチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、及びt−ブチルアクリレートなどのアクリレートエステル及びメタクリレートエステル;N−イソプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミドなどの(メタ)アクリルアミド誘導体;及びスチレンが挙げられる。本発明において、モノマー(C)は、好ましくはアクリルアミドである。
モノマー(A)及び(B)のアルキル部分は、好ましくは短い鎖長のアルキルであって、例えばC1〜C8、より好ましくはC1〜C5、なお好ましくはC1〜C3、さらになおより好ましくはC1〜C2である。四級化する場合、前記ポリマーは、好ましくは短鎖アルキル、即ちC1〜C8、より好ましくはC1〜C5、なお好ましくはC1〜C3、さらになおより好ましくはC1〜C2で四級化される。酸付加塩は、プロトン化アミノ基を有するポリマーに言及される。酸付加塩は、ハロゲン(例えば、塩素)、酢酸、リン酸、硝酸、クエン酸、又は他の酸を用いることによって達成できる。本発明において、(A)は、好ましくはトリアルキルアミノエチルアクリレートの塩素塩、より好ましくはトリメチルアミノエチルアクリレートの塩素塩である。本発明において、(B)は、好ましくはトリアルキルアミノエチルメタクリレートの塩素塩、より好ましくはトリメチルアミノエチルメタクリレートの塩素塩である。
前記ポリマーがモノマー(C)を含有する場合、モノマー(C)のモル比は、モノマー(A)、(B)、及び(C)の合計モル比に対して約80%までであり得る。(A)及び(B)のモル比は、独立して、0%〜約100%であり得る。アクリルアミドをモノマー(C)として用いる場合は、好ましくは約5%〜約80%の濃度で包含される。
架橋ポリマーは架橋剤も含有し、架橋剤は、通常は2以上の不飽和官能基を含有する物質である。架橋剤は、前記ポリマーのモノマー単位と反応して、ポリマー中に組み込まれて、2以上の独立したポリマー鎖間もしくは同じポリマー鎖の2以上の区分間に結合又は共有結合を形成する。好適な架橋剤の非限定的な例としては、メチレンビスアクリルアミド、ジアクリレート、ジメタクリレート、ジ−ビニルアリール(例えば、ジ−ビニルフェニル環)化合物、多価アルコールのポリアルケニルポリエーテル、及びアリルアクリレートから成る群より選択されるものが挙げられる。本明細書で有用な架橋剤の具体例としては、メチレンビスアクリルアミド、エチレングリコールジ−(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ−(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ−(メタ)アクリレート、1,4−ジ−エチレンベンゼン、及びアリルアクリレートから成る群より選択されるものが挙げられる。本明細書において好ましくは、メチレンビスアクリルアミドである。
代表的には、本明細書に有用な架橋ポリマーとしては、一般構造式 (A)m(B)n(C)pに準拠するものが挙げられ、式中、mはゼロであり、(B)はメチル四級化ジメチルアミノエチルメタクリレートであり、(C)はアクリルアミドであり、架橋剤は、メチレンビスアクリルアミドである。このような架橋ポリマーの例は、CTFA指定、「ポリクオタニウム32」で表されるものである。本明細書で有用な市販のポリクオタニウム−32としては、例えば、アライド・コロイズ社(Allied Colloids Ltd.)からサルケア(Salcare)(登録商標)SC92という商品名の鉱油分散体として入手されるものが挙げられる。
本明細書で有用な、より好ましいカチオン性架橋ポリマーとしては、アクリルアミド又は他のモノマー(C)を含有しない、即ちpが0であるものが挙げられる。これらポリマーにおいて、モノマー(A)及び(B)は上述の通りである。これらポリマーのうち特に好ましいグループは、mもゼロであるものである。この例において、ポリマーは、本質的にはジアルキルアミノアルキルメタクリレートモノマー又はその四級アンモニウム塩もしくは酸付加塩のホモポリマーである。これらジアルキルアミノアルキルメタクリレートコポリマー及びホモポリマーは、上述の架橋剤も含有する。
非常に好ましいカチオン性架橋ポリマーは、アクリルアミド又は他のモノマー(C)を含有しないホモポリマーである。本明細書で有用なホモポリマーは、一般構造式 (A)m(B)n(C)pに準拠するものであり、式中、mはゼロであり、(B)はメチル四級化ジメチルアミノエチルメタクリレートであり、pはゼロであり、架橋剤は、メチレンビスアクリルアミドである。このようなホモポリマーの例は、CTFA指定、「ポリクオタニウム37」で表されるものである。本明細書で有用な、市販のそのようなポリクオタニウム−37としては、例えば、シンサラン(Synthalen)CR、シンサラン(Synthalen)CU、及びシンサラン(Synthalen)CNという商品名でいずれも3Vシグマ社(3V Sigma)から原材料として入手可能なものが挙げられる。本明細書で有用な、市販のポリクオタニウム−37には、例えば、サルケア(Salcare)(登録商標)商標SC95という商品名で鉱油分散体として入手可能なもの、エステルがプロピレングリコールジカプリレート/ジカプレートであり得るエステル分散体として入手可能なものも挙げられ、前記分散体には、サルケア(Salcare)(登録商標)商標SC96という商品名の、PPG−1 トリグリセス−6などの様々な分散助剤が包含されていてよく、これらはいずれもアライド・コロイズ社(Allied Colloids Ltd.)から入手可能である。商品名シンサラン(Synthalen)シリーズのポリクオタニウム−37は架橋レベルが50ppm以上であるが、商品名サルケア(Salcare)シリーズの架橋レベルは50ppm未満である。
(界面活性剤)
本発明の組成物は、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から成る群より選択される界面活性剤を含む。界面活性剤は前記組成物中に、約0.1重量%〜約10重量%の濃度、好ましくは約0.5重量%〜約8重量%、より好ましくは約1重量%〜約5重量%の濃度で含まれる。
(非イオン性界面活性剤)
本発明の組成物中で使用される界面活性剤は、好ましくは非イオン性界面活性剤である。好ましくは、本発明の組成物中の非イオン界面活性剤は、清明な製品外観を与える点から、水溶性である。「水溶性」界面活性剤で意味されるものは、水に十分に溶解して、(蒸留されたか又は同等の)水中で0.05%の濃度、好ましくは0.1%、より好ましくは0.2%の濃度で25℃において裸眼で実質上清明な溶液を形成する界面活性剤である。そのような水溶性界面活性剤は、HLB値が約9〜約18、より好ましくは約11〜約18、なおより好ましくは約13〜約15である。
本発明の組成物では、多種多様な非イオン性界面活性剤を使用することができる。そのような非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリソルベート−20〜80などのポリソルベート類;グリセリドのポリエチレングリコール誘導体、例えばPEG−40〜100硬化ヒマシ油などのような硬化ヒマシ油のポリエチレングリコール誘導体、及びPEG−10〜55ステアレートなどのようなステアリン酸のポリエチレングリコール誘導体が挙げられる。
種々の非イオン性界面活性剤の中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類が好ましい。本明細書で有用な、特に好ましいポリオキシエチレンアルキルエーテルは、C12〜C22アルキル鎖を有し、かつ上記HLB値を有するものである。非常に好ましいポリオキシエチレンアルキルエーテル類としては、例えば、ラウレス−7〜12などのラウレス化合物シリーズ;セテス−7〜20などのセテス化合物シリーズ;及びパレス−9〜15などのパレス化合物シリーズが挙げられる。
(カチオン性界面活性剤)
本発明の組成物は、カチオン性界面活性剤を含有していてよい。本明細書で有用なカチオン性界面活性剤としては、例えば、下記の一般式(I)で表されるもの:
Figure 2006526028
が挙げられ、前記式中、R71、R72、R73及びR74のうち少なくとも1つは、炭素数8〜30の脂肪族基、又は炭素数が約22までの芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基もしくはアルキルアリール基から選択され、残りのR71、R72、R73及びR74は、炭素数1〜約22の脂肪族基、又は炭素数が約22までの芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基もしくはアルキルアリール基から独立して選択され;Xは、ハロゲン(例えば、塩素、臭素)ラジカル、アセテートラジカル、シトレートラジカル、ラクテートラジカル、グリコレートラジカル、ホスフェートラジカル、ニトレートラジカル、スルホネートラジカル、スルフェートラジカル、アルキルスルフェートラジカル、及びアルキルスルホネートラジカルから選択されるもののような、塩生成アニオンである。脂肪族基は、炭素原子と水素原子に加えて、エーテル結合、及びアミノ基のような他の基を含有することができる。より長鎖の脂肪族基、例えば、炭素数約12以上のものは、飽和であるか又は不飽和であることができる。R71、R72、R73及びR74が、独立して、C1〜約C22のアルキルから選択される場合が好ましい。本発明において有用なカチオン性界面活性剤の非限定的な例には、次のCTFA名称:クオタニウム−8、クオタニウム−14、クオタニウム−18、クオタニウム−18メトサルフェート、クオタニウム−24を有する物質及びこれらの混合物が挙げられる。
一般式(I)のカチオン性界面活性剤の中では、その分子内に、少なくとも16の炭素を有するアルキル鎖を少なくとも1つ含有しているものが好ましい。このような好ましいカチオン性界面活性剤の非限定的な例には、例えば、クラリアント(Clariant)社からの商品名ジェナミン(Genamine)KDMP、クローダ社(Croda)からの商品名インクロクァット(INCROQUAT)TMC−80及び三洋化成(Sanyo Kasei)からのエコノール(ECONOL)TM22として入手可能なベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド;例えば、ニッコー・ケミカル(Nikko Chemical)から商品名CA−2350で入手可能なセチルトリメチルアンモニウムクロリド、水素添加タローアルキルトリメチルアンモニウムクロリド、ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウムクロリド、ジタローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、ジ水素添加タローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチルアンモニウムクロリド、ジ(ベヘニル/アラキジル)ジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアリルプロピレングリコールホスフェートジメチルアンモニウムクロリド、ステアロイルアミドプロピルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアロイルアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリド、及びN−(ステアロイルコラミノホルミルメチル)ピリジニウムクロリドが挙げられる。
第三級脂肪族アミン類の塩も、カチオン性界面活性剤に適している。このようなアミン類のアルキル基は、好ましくは約12〜約22の炭素原子を有し、置換又は非置換であってもよい。特に有用なものは下記の一般式で表されるアミドアミン類である:
1CONH(CH2mN(R22
式中、R1はC11〜C24の脂肪酸の残基であり、R2はC1〜C4のアルキルであり、mは1〜4の整数である。
本発明に有用な好ましいアミドアミンには、ステアルアミドプロピルジメチルアミン、ステアルアミドプロピルジエチルアミン、ステアルアミドエチルジエチルアミン、ステアルアミドエチルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドエチルジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジメチルアミン、及びこれらの混合物が挙げられ;より好ましくはステアルアミドプロピルジメチルアミン、ステアルアミドエチルジエチルアミン、及びこれらの混合物が挙げられる。
アミドアミン類は、本明細書では、L−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、L−グルタミン酸塩酸塩、酒石酸、クエン酸、及びこれらの混合物;好ましくはL−グルタミン酸、乳酸、塩酸、及びこれらの混合物から成る群より選択される酸と組み合わせて用いられる。好ましくは、アミドアミンと酸とのモル比は、約1:0.3〜約1:2、より好ましくは約1:0.5〜約1:1.3である。
上記カチオン性界面活性剤のうち、非水溶性カチオン性界面活性剤が、カチオン性架橋ポリマーとの相溶性があまり悪くない点で好ましい。本明細書で有用なこのような非水溶性カチオン性界面活性剤としては、例えば、ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウムクロライド、ジタローアルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジ水素添加タローアルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジセチルジメチルアンモニウムクロライド、ジ(ベヘニル/アラキジル)ジメチルアンモニウムクロライド、及びジベヘニルジメチルアンモニウムクロライドなどのように少なくとも2本の長いアルキル鎖を有する四級化アンモニウム塩が挙げられる。
(水性キャリア)
本発明の組成物は水性キャリアを含む。このキャリアの濃度と種は、他の構成成分との相溶性及び製品の他の所望の特性により選択される。
本発明で有用なキャリアとしては、水及び低級アルキルアルコールの水溶液が挙げられる。本明細書において有用な低級アルキルアルコールは、1〜6の炭素を有する一価アルコール、より好ましくはエタノール及びイソプロパノールである。
好ましくは、水性キャリアは実質的に水である。脱イオン水が好ましくは使用される。製品の所望の特性に応じて、ミネラルカチオンを含む天然供給源からの水を使用することもできる。一般的に、本発明の組成物は約20%〜約99%、好ましくは約40%〜約98%、さらに好ましくは約50%〜約98%の水を含む。
本発明の組成物のpHは、好ましくは約3〜約9、さらに好ましくは約3〜約7である。緩衝剤及び他のpH調整剤を、望ましいpHを達成するために含むことができる。
(追加の増粘ポリマー)
本発明の組成物は、好ましくは追加の増粘ポリマーを含有する。本明細書で有用な、追加の増粘ポリマーは、「カチオン性の架橋増粘ポリマー」という見出しで先に開示されたポリマーとは別のものである。本明細書で有用な、追加の増粘ポリマーは、水性キャリアに溶解でき、しかも前記カチオン性の架橋増粘ポリマーと併せて、適した粘度及びレオロジー特性を前記組成物に提供できるものであることから、本組成物の組成物(the composition of the present composition)は好適な粘度を示す。
追加の増粘ポリマーは、好ましくは約0.01重量%〜約5重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約3重量%、なおより好ましくは約0.1重量%〜約2重量%、なおより一層好ましくは約0.3重量%〜約1.5重量%の濃度で本発明の組成物中に含まれ得る。
種々の追加の増粘ポリマーを本発明の組成物に使用することができる。本明細書で有用な増粘ポリマーとしては、例えば、セルロース及びその誘導体(例えばセルロースエーテル、疎水変性セルロースエーテル、及び四級化セルロース);カチオン性グアーガム及び非イオン性グアーガムを包含するグアーガム;非イオン性架橋ポリマー及びカチオン性架橋ポリマーのような架橋ポリマー;並びにポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、及びポリアクリルアミドのようなアクリレートポリマーが挙げられる。本明細書で有用な増粘ポリマーは、「カチオン性コンディショニングポリマー」という見出しで以下に開示するポリマーを包含してもよい。
様々な追加の増粘ポリマーの中でも、清明な使用感を与える点で、非イオン性ポリマーが本発明の組成物に好ましく用いられる。さらに好ましくは、追加の増粘ポリマーは、カチオン性の架橋ポリマーとの相溶性の点で、非イオン性グアーガム、非イオン性セルロース、及びこれらの混合物から成る群より選択される。
本明細書で有用な非イオン性グアーガムの分子量は、好ましくは約500,000〜約4,000,000、より好ましくは約1,000,000〜約3,000,000である。本明細書で有用な市販の非イオン性グアーガムとしては、例えば、ローディア社(Rhodia)からジャガー(Jaguar)HP−105の商品名で入手可能な、分子量が約2,000,000のものが挙げられる。
本明細書で有用な非イオン性セルロースポリマーとしては、例えば、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロース、セチルヒドロキシエチルセルロースが挙げられる。これらの中でも、ヒドロキシエチルエチルセルロースは非常に好ましい。本明細書で有用な市販の非イオン性セルロースとしては、例えば、アクゾ・ノーベル社(Akzo Nobel)から入手可能なエルファコス(Elfacos)CD481という商品名のヒドロキシエチルエチルセルロース、アクアロン社(Aqualon)から入手可能なポリサーフ(Polysurf)67という商品名のセチルヒドロキシエチルセルロースが挙げられる。
(シリコーン化合物)
好ましくは、本発明の組成物はシリコーン化合物を含有する。本明細書では、シリコーン化合物は、好ましくは前記組成物の約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約8重量%、なおより好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の濃度で使用される。
種々のシリコーン化合物の中でも、水溶性又はナノエマルションが好ましい。本発明で、「水溶性」シリコーン化合物とは、該シリコーン化合物の25℃での水への溶解度が、少なくとも0.05g/水100g、好ましくは少なくとも0.1g/水100g、より好ましくは少なくとも0.2g/水100gであることを意味する。本発明で、「水溶性」シリコーン化合物とは、該シリコーン化合物が界面活性剤の存在時に水に可溶化されることも意味する。ジメチコンコポリオール、アモジメチコンコポリオール、及び四級化シリコーンは、その構造中のアルコキシレート鎖及び四級化基の濃度によって水溶性となり得る。本明細書で有用な市販の水溶性シリコーン化合物としては、例えば、シリコーン(Silicone)DC−5330という商品名のジメチコンコポリオール、及びシリコーン(Silicone)BY16−906という商品名のアミドメチコンコポリオール、及びDC2−8500という商品名のアミノメチコンコポリオールが挙げられ、いずれもダウ・コーニング社(Dow Corning)から入手可能である。本発明において、シリコーン化合物の「ナノエマルション」とは、シリコーン化合物が平均直径200nm以下のエマルションの形態で組成物中に分散されることを意味する。本明細書で有用な市販のナノエマルション形態のシリコーン化合物としては、例えば、ダウ・コーニング社(Dow Corning)より入手可能なシリコーン(Silicone)DC−8177という商品名のもの;ダウ・コーニング社(Dow Corning)より入手可能な商品名DC5−7133の四級化シリコーンナノエマルション;ゼネラル・エレクトリック社(General Electric)より入手可能な商品名XS65−B6413のアモジメチコンナノエマルションが挙げられる。
本明細書で有用な、非常に好ましい水溶性シリコーン化合物は、以下の式で表される疎水変性アミドメチコンコポリオールである:
Figure 2006526028
式中、R1、R2、R4はそれぞれC1〜C3アルキル、好ましくはエチルであり;R3は炭素数8〜22、好ましくは炭素数10〜20、より好ましくは炭素数12〜16、より一層好ましくは炭素数12のアルキル基であり;R5はH又はC1〜C3アルキル、好ましくはメチルであり;R6はOH又はCH3、好ましくはメチルであり;nは1〜10の整数、非常に好ましくは5であり;mは2〜20の整数、非常に好ましくは12であり;nとmの和は3〜30、好ましくは5〜25、より好ましくは8〜20、より一層好ましくは17であり;xは200〜500、好ましくは300〜400の整数であり;yは5〜40、好ましくは10〜30の整数であり;zは0又は1〜30の整数、好ましくは5〜20の整数である。本明細書で有用な市販の疎水変性アミドメチコンコポリオールとしては、例えば、ダウ・コーニング社(Dow Corning)より商品名BY16−906で入手可能なものが挙げられる。
コンディショニング特性を有する他のシリコーンも前記組成物に使用されてよい。このようなシリコーンとしては、例えば、ゼネラル・エレクトリック社(General Electric Company)からのTSF451シリーズ及びダウ・コーニング社(Dow Corning)からのダウ・コーニング(Dow Corning)SH200シリーズのポリジメチルシロキサンのようなポリアルキルシロキサン類;ポリアリールシロキサン類;ポリアルキルアリールシロキサン類;ポリエーテルシロキサンコポリマー類;ダウ・コーニング社(Dow Corning)より入手可能な商品名BY16−872のアモジメチコンのようなアミノ置換シリコーン類;ユニオンカーバイド社(Union Carbide)から商品名ウカル・シリコーン(UCAR SILICONE)ALE56で入手可能なもの及びノベオン社(Noveon)から商品名ウルトラシルQ−プラス(Ultrasil Q-Plus)で入手可能なもののような四級化シリコーン;及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書で用いるシリコーン化合物は、好ましくは25℃で約0.0001〜約2m2/s(100〜約2,000,000cSt)の粘度を有する。粘度を、ダウ・コーニング・コーポレート試験方法(Dow Corning Corporate Test Method)CTM0004(1970年7月20日)に記載のガラス毛管粘度計(glass capillary viscometer)によって測定することができる。
(他の追加的な成分)
本発明の組成物は他の追加的な構成成分を含んでもよく、それは最終的な製品の所望の特性によって当業者により選択されてもよく、それは組成物をより美容的又は審美的に許容可能なものにしたり、あるいは付加的な使用による効果を組成物に提供するのに好適なものである。このような他の追加的な構成成分は、一般に、組成物の約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは約5重量%までの濃度で独立して使用される。
(カチオン性コンディショニングポリマー)
本発明のコンディショニング組成物は、カチオン性コンディショニングポリマーを含有していてよい。本明細書で有用なカチオン性ポリマーは、水性キャリアに溶解でき、しかも一般に重量平均分子量が少なくとも約5,000、典型的には少なくとも約10,000でかつ約10,000,000未満のもの、好ましくは前記分子量が約100,000〜約2,000,000のものである。本明細書で有用な追加的なカチオン性コンディショニングポリマーは、「カチオン性の架橋増粘ポリマー」という見出しで先に開示したポリマーとは違うものである。本明細書で有用なカチオン性ポリマーは、「追加の増粘ポリマー」という見出しで先に開示したポリマーを包含してもよい。
カチオン性コンディショニングポリマーは、好ましくは約0.01重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約5重量%の濃度で組成物に包含され得る。
好適なカチオン性コンディショニングポリマーとしては、例えば、1−ビニル−2−ピロリドンと1−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えば、クロリド塩)とのコポリマー(化粧品、洗面用品、及び芳香剤協会、「CTFA」により業界ではポリクオタニウム−16と呼ばれる)、例えばバスフ・ワイアンドット社(BASF Wyandotte Corp.)(米国、ニュージャージー州パルシパニー)よりルビクアット(LUVIQUAT)の商品名(例えば、ルビクアット(LUVIQUAT)FC370)で市販されているもの;1−ビニル−2−ピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー(「CTFA」により業界ではポリクオタニウム−11と呼ばれる)、例えばガフ社(Gaf Corporation)(米国、ニュージャージー州ウェイン)より商品名ガフクアット(GAFQUAT)(例えば、ガフクアット(GAFQUAT)755N)で市販されているもの;例えば、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー及びアクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマーを包含し、業界(CTFA)ではそれぞれポリクオタニウム6及びポリクオタニウム7と呼ばれる、カチオン性ジアリル第四級アンモニウム含有ポリマーであって、ここでポリクオタニウム−7には、オンデオ・ナルコ社(Ondeo Nalco)から商品名メルクアット(Merquat)550で市販されているものが包含され;ポリメタクリルアミドプロピルトリモニウムクロライド、例えばローヌ・プーラン社(Rhone-Poulenc)から商品名ポリケア(Polycare)133で市販されているものが挙げられる。
本明細書で好適なカチオン性コンディショニングポリマーは、カチオン性セルロース誘導体も包含する。本明細書で有用なカチオン性セルロース誘導体としては、例えば、業界(CTFA)でポリクオタニウム10と呼ばれ、アマコール社(Amerchol Corp.)(米ニュージャージー州エジソン)からポリマーJR(登録商標)及びLR(登録商標)シリーズで入手可能であり、ナショナル・スターチ&ケミカル社(National Starch & Chemical)からも商品名セルクアット(Celquat)SC−230Mで入手可能な、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキエチルセルロースの塩;業界(CTFA)でポリクオタニウム24と呼ばれ、アマコール社(Amerchol Corp.)(米ニュージャージー州エジソン)より商品名ポリマー(Polymer)LM−200(登録商標)で入手可能な、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの高分子四級アンモニウム塩;及びナショナル・スターチ&ケミカル社(National Starch & Chemical)より商品名セルクアット(Celquat)H−100で入手可能な、ポリクオタニウム−4が挙げられる。
その他の好適なカチオン性コンディショニングポリマーには、ローディア社(Rhodia)よりジャガー(Jaguar)(登録商標)シリーズとして市販されているグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドのようなカチオン性グアーガム誘導体が挙げられる。
(保湿剤)
本発明の組成物は保湿剤を含有してもよい。本明細書の保湿剤は、多価アルコール、水溶性アルコキシル化非イオン性ポリマー、及びこれらの混合物から成る群より選択される。本明細書における保湿剤は、組成物の重量に対し、好ましくは約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の濃度で用いられる。
本明細書において有用な多価アルコールには、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、エトキシル化グルコース、1,2−ヘキサンジオール、ヘキサントリオール、ジプロピレングリコール、エリスリトール、トレハロース、ジグリセリン、キシリトール、マルチトール、マルトース、グルコース、フルクトース、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アデノシンリン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカーボネート、グルコサミン、シクロデキストリン及びこれらの混合物が挙げられる。
本明細書で有用な水溶性アルコキシル化非イオン性ポリマーには、約10,000までの分子量を有するポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール、例えば、CTFA名称PEG−4、PEG−8、PEG−12、PEG−20、PEG−150のもの、及びこれらの混合物が挙げられる。
(その他の構成成分)
他の多種多様な追加的な構成成分を本組成物中に配合することができる。これらには、ホーメル社(Hormel)から入手可能な商品名ペプテイン(Peptein)2000のコラーゲン加水分解物、エーザイ社(Eisai)から入手可能な商品名Eミックス−d(Emix−d)のビタミンE、ロシュ社(Roche)から入手可能なパンテノール、ロシュ社から入手可能なパンテニルエチルエーテル、ステファン・ケミカルズ社(Stepan Chemicals)から入手可能なステアリン酸グリセリルなどの非イオン性界面活性剤、ケラチン加水分解物、タンパク質、植物の抽出物及び栄養素のようなその他のコンディショニング剤;ゴールドシュミット社(Goldschmidt)から入手可能な商品名バロニック(Varonic)APMのPPG−3ミリスチルエーテル、トリメチルペンタノールヒドロキシエチルエーテル、ゴールドシュミット社から入手可能な商品名バロニックAPSのPPG−11ステアリルエーテル、ゴールドシュミット社から入手可能な商品名テゴソフト(Tegosoft)SHのヘプタン酸ステアリル、ゴールドシュミット社から入手可能なラクチル(Lactil)(乳酸ナトリウム、ナトリウムPCA、グリシン、フルクトース、尿素、ナイアシンアミド、イノシトール、安息香酸ナトリウム及び乳酸の混合物)、日新製油(Nishin Seiyu)から入手可能な商品名サラコス(Saracos)及びゴールドシュミット社から入手可能な商品名テゴソフトOPのパルミチン酸エチルヘキシルのような皮膚軟化剤;両性固定剤ポリマー、カチオン性固定剤ポリマー、アニオン性固定剤ポリマー、非イオン性固定剤ポリマー及びシリコーングラフトコポリマーのような毛髪固定剤ポリマー;ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン及びイミダゾリジニル尿素のような防腐剤;FD&C又はD&C染料のいずれかのような着色剤;過酸化水素、過ホウ酸塩及び過硫酸塩のような毛髪酸化(脱色)剤;チオグリコール酸塩のような毛髪還元剤;香料;サリチル酸オクチルのような紫外線及び赤外線の遮断剤及び吸収剤;ジンクピリチオン及びサリチル酸のような抗フケ剤;インジュヘム・アー・ゲー社(Induchem AG)(スイス)から入手可能な商品名ユニスフェア(Unisphere)及びユニセリン(Unicerin)の可視粒子;並びにジー・イー−東芝シリコーン(GE-Toshiba Silicone)から入手可能な商品名XS63−B8929の消泡剤が挙げられる。
(製品形態)
本発明のコンディショニング組成物は、リンスオフ製品又はリーブオン製品の形態であることができ、透明、半透明、又は不透明であってよく、多種多様な製品形態で配合されることができ、例えばクリーム、ジェル、エマルション、ムース、及びスプレーなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明のコンディショニング組成物は、該組成物を毛髪、皮膚、及び布地などの物体に適用することにより、毛髪、皮膚、及び布地などの様々な物体をコンディショニングするために使用できる。本発明のコンディショニング組成物は、ヘアコンディショナーなどのヘアケア製品、スキンコンディショナーなどのスキンケア製品、及び柔軟仕上げ剤などの布地ケア製品に特に好適である。
本発明のコンディショニング組成物は、洗い流して使用するヘアコンディショナーに特に好適である。このような組成物は、好ましくは、
(i)毛髪をシャンプーした後、毛髪のコンディショニングのために有効な量のコンディショニング組成物を該毛髪に適用する工程、及び
(ii)続いて、毛髪をすすぐ工程
によって使用される。
以下の実施例は、本発明の範囲内の実施形態をさらに記載及び例示する。これらの実施例は、単に例示の目的で与えられるに過ぎず、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくそれらの多くの変形形態が可能であるため、本発明を制限するものと解釈すべきではない。成分は化学名又はCTFA名により識別し、そうでない場合は以下に定義する。
(組成(重量%))
Figure 2006526028
(構成成分の定義)
*1カチオン性架橋ポリマー−1:3Vシグマ社(3V Sigma)から商品名シンサラン(Synthalen)CRで入手されるポリクオタニウム−37
*2カチオン性架橋ポリマー−2:3Vシグマ社(3V Sigma)から商品名シンサラン(Synthalen)CUで入手されるポリクオタニウム−37
*3非イオン性グアーガム:ローディア社(Rhodia)から入手可能な、分子量約2,000,000のジャガー(Jaguar)HP105
*4アミドメチコンコポリオール:ダウ・コーニング社(Dow Corning)から入手可能なシリコーン(Silicone)BY16−906
*5シリコーンナノエマルション:ダウ・コーニング社(Dow Corning)から入手可能なシリコーン(Silicone)DC−8177
*6消泡剤:GE−東芝シリコーン(GE-Toshiba Silicone)から入手可能なXS63−B8929
*7ビタミンE:エーザイ(Eisai)から入手可能なEミックス−d(Emix-d)
*8コラーゲン加水分解物:ホーメル社(Hormel)から入手可能なペプテイン(Peptein)2000
*9ロシュ(Roche)から入手可能なパンテニルエチルエーテル
*10パンテノール:ロシュ(Roche)から入手可能なパンテノール
*11ベンゾフェノン−4:バスフ社(BASF)から入手可能なユブヌル(Uvnul)MS−40
*12メトキシケイ皮酸オクチル:ロシュ(Roche)から入手可能なパラソル(Parasol)MCX
*13メチルクロロイソチアゾリノン/メチルイソチアゾリノン:ローム・アンド・ハース社(Rohm&Haas)から入手可能なカトン(Kathon)CG
(調製方法)
上に示す「実施例1」〜「実施例7」のコンディショニング組成物は、当該技術分野において周知のいかなる常套方法によっても調製できる。これらを、次のようにして好適に調製する。
カチオン性架橋ポリマー以外のポリマー材料は、含有する場合には、溶解するまで攪拌しながら約25〜40℃で水に加える。この混合物を約60〜65℃に加熱する。パラベンのように温度に非感応の構成成分は、含有する場合には、溶解又は分散するまで攪拌しながら前記混合物に加える。得られた混合物を約50℃まで冷却する。カチオン性架橋ポリマーを溶解するまで攪拌しながら前記混合物に加える。次に、この混合物を40℃未満に冷却して、非イオン性界面活性剤と、(含有する場合は)シリコーン及び香料などの残りの構成成分を攪拌しながら添加する。均質化した後、これを室温まで冷却する。
実施例1〜7は、洗い流して使用するためのヘアコンディショナーに特に有用な、本発明のコンディショニング組成物である。これらの実施例は多くの利点を有している。例えば、「実施例1」〜「実施例7」までの組成物は、コンディショニング組成物に適したレオロジーを有し、しかもコンディショニング効果、特にヘアコンディショニング製品などのヘアケア製品に使用したときに柔軟性や濡れた毛髪のもつれ低減をもたらす。「実施例1」〜「実施例6」までの組成物は透明又は半透明の外観を示し、また「実施例7」の組成物は不透明な外観を示す。ヘアケア製品に使用すると、「実施例1」〜「実施例7」までの組成物は、上記のレオロジー効果とコンディショニング効果を与え得るが、毛髪を抑えることがない。リンスオフ製品形態で使用すると、「実施例1」〜「実施例7」までの組成物は、リンスオフし易い感覚をもたらすと同時に、上記レオロジー効果及びコンディショニング効果を与え得る。
「発明を実施するための最良の形態」において引用したすべての文書は、関連する部分において、参考として本明細書に組み込まれるが、いかなる文書の引用も、本発明に関する先行技術であることの容認と考えられるべきではない。
本発明の特定の実施形態について例示しかつ記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、その他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (11)

  1. (a)好ましくは、架橋剤で架橋されたメチル四級化ジメチルアミノエチルメタクリレートのホモポリマーであって、架橋化濃度が好ましくは約50ppm〜約1,000ppmである、カチオン性の架橋増粘ポリマー約0.01重量%〜約5重量%;
    (b)非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から成る群より選択される界面活性剤であって、好ましくは非イオン性界面活性であり、より好ましくはHLB値が約9〜約18の非イオン性界面活性剤であり、なおより好ましくはポリオキシエチレンアルキルエーテルである、界面活性剤約0.1重量%〜約10重量%;及び
    (c)水性キャリア;
    を含むコンディショニング組成物であって、非水溶性で高融点の油性化合物を実質上含有しない、コンディショニング組成物。
  2. 透明又は半透明、好ましくは透明である、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  3. 追加の増粘ポリマー約0.01%〜約5%をさらに含み、前記追加の増粘ポリマーが、好ましくは、非イオン性グアーガム、非イオン性セルロースポリマー、及びこれらの混合物から成る群より選択され、該追加の増粘ポリマーがより好ましくは非イオン性グアーガムである、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  4. 水溶性シリコーン化合物、シリコーンナノエマルション、及びこれらの混合物から成る群より選択されるシリコーン化合物約0.1%〜約10%をさらに含む、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  5. カチオン性コンディショニングポリマー約0.01%〜約10%をさらに含む、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  6. アニオン性界面活性剤を実質上含有しない、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  7. 前記組成物が非イオン性界面活性剤である前記界面活性剤を含む場合には、水溶性カチオン性界面活性剤を実質上含有しない、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  8. 水溶性の塩を実質上含有しない、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  9. ヘアコンディショニング組成物である、請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  10. 洗い流して使用するための請求項1に記載のコンディショニング組成物。
  11. 毛髪のコンディショニング方法であって、
    (i)毛髪をシャンプーした後、毛髪をコンディショニングするために、該毛髪に有効量の請求項1に記載のコンディショニング組成物を適用する工程;及び
    (ii)続いて、毛髪をすすぐ工程を含む方法。
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