JP2006525769A - 特別なピクチャ群を用いたプログレッシブ・ビデオの順方向トリック・モード - Google Patents

特別なピクチャ群を用いたプログレッシブ・ビデオの順方向トリック・モード Download PDF

Info

Publication number
JP2006525769A
JP2006525769A JP2006514266A JP2006514266A JP2006525769A JP 2006525769 A JP2006525769 A JP 2006525769A JP 2006514266 A JP2006514266 A JP 2006514266A JP 2006514266 A JP2006514266 A JP 2006514266A JP 2006525769 A JP2006525769 A JP 2006525769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picture
video signal
predicted
source picture
pictures
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006514266A
Other languages
English (en)
Inventor
リン,シユー
ヘンリー ウイリス,ドナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2006525769A publication Critical patent/JP2006525769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/103Selection of coding mode or of prediction mode
    • H04N19/114Adapting the group of pictures [GOP] structure, e.g. number of B-frames between two anchor frames
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/783Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

本発明は、ビデオ信号を符号化する方法(200)およびシステム(100)に関する。この方法は、プログレッシブ・ビデオ信号を受信するステップ(212)と、このプログレッシブ・ビデオ信号を符号化して、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャおよび少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャを有する少なくとも1つのピクチャ群にするステップ(214)とを含んでいる。全ての非予測ソース・ピクチャは予測ソース・ピクチャから予測され、非予測ソース・ピクチャが別の非予測ソース・ピクチャから予測されないようになっている。また、この方法は、順方向トリック・モード・コマンドに応答して、少なくともピクチャ群内の非予測ソース・ピクチャの数を変更して、プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップ(217、218)も含むことができる。

Description

本発明の構成は、一般にビデオ・システムに関し、特にディジタル符号化されたビデオ・シーケンスを記録または再生するビデオ・システムに関する。
現在の家電製品市場では、ビデオの再生を容易にする装置の人気が高まっている。例えば、多くの消費者は、以前に録画した番組を見たり、好きな番組を録画したりする目的でディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)のレコーダまたはプレーヤを購入している。通常、DVDレコーダまたはプレーヤは、当該レコーダまたはプレーヤが再生するディスクに記憶されたディジタル符号化されたマルチメディア・データを復号するためのMPEG(Moving Picture Expert Group)デコーダ(復号器)を内蔵している。復号されるMPEGビデオ信号は、複数のピクチャ群(GOP:Group Of Pictures)からなり、各GOPは、通常はイントラ(フレーム内)符号化画像(I(Intra)ピクチャ)、複数の予測符号化画像(P(Predictive)ピクチャ)、および複数の双方向予測符号化画像(B(Bi−predictive)ピクチャ)を含んでいる。
ビデオ信号の再生中に、視聴者が特定のトリック・モードを実行したいと思うこともある。トリック・モード(trick mode)とは、通常速度でまたは順方向に再生を行わない任意のビデオ再生であると考えられる。例えば、高速順方向(fast−forward)トリック・モードを開始すれば、視聴者は幾つかのビデオ部分をより速く見ることができる。MPEGビデオ信号で高速順方向トリック・モードを実行するためには、DVDのデコーダは、ビデオ信号の各GOPに含まれる幾つかのピクチャをスキップする(読み飛ばす)。トリック・モードが高速になるほど、スキップする必要のある各GOP内のピクチャ数は増加する。一般に、連続したGOP内で双方向予測符号化画像(Bピクチャ)が最初にスキップされる。Bピクチャが全てスキップされた後に、予測符号化画像(Pピクチャ)がスキップされる。Pピクチャも、最終的には全てスキップされる。Pピクチャに関しては、GOPの末尾にあるPピクチャ(通常は表示順序がGOP内で最後になるピクチャ)を最初にスキップして、その後に表示順序がその直前であるPピクチャをスキップしなければならない。このプロセスは、当該GOP内の(表示順序が)最後のPピクチャをスキップするようにして、Pピクチャが1つも残らなくなるまで続けることができる。必要なら、イントラ符号化画像(Iピクチャ)もスキップすることができ、この時点で当該GOP全体がスキップされる。
表示順序に鑑みてBピクチャを最初にスキップし、その次にPピクチャをスキップするというこの特定のアルゴリズムの背後にある原理は、通常のGOPで利用される予測方式に基づいている。具体的には、Bピクチャはその他のピクチャの予測には使用されず、Bピクチャをスキップすることは、中程度または低程度のスピードアップを行うのに有用である。対照的に、Iピクチャは、GOP内のその他の全てのピクチャの予測に直接的にも間接的にも使用される。GOP内にIピクチャが1つしか存在しない場合には、GOP内のその他のピクチャの何れもスキップされない場合には、そのIピクチャを保持しなければならない。その他のピクチャを何れもスキップせずにIピクチャをスキップした場合には、残りのピクチャを正確に予測することが不可能になる。同様に、Pピクチャはその他のPピクチャの予測に使用され、その時のGOP内の最後のPピクチャ以外のPピクチャをスキップすると、表示順序でそのスキップしたPピクチャの後に表示される任意のピクチャの表示に悪影響が及ぶことになる。
許容可能ではあるが、上述のアルゴリズムでは、ピクチャをスキップする特定の順序に応答して更なるマイクロプロセッサのプログラミングを行う必要がある。更に、このスキップ・アルゴリズムでは、ピクチャをスキップして最適な再生を行うことができない。例えば、視聴者が通常の再生速度の2倍の速度でビデオを再生したいと思う場合には、ビデオ内のピクチャをスキップする最も望ましい方法は、ピクチャを1つおきにスキップする方法となる。しかし、通常のGOP構造では、上述のような制限があるためにこの方法でピクチャをスキップすることはできない。
(発明の概要)
本発明は、ディジタル・ビデオ信号を符号化する方法に関する。この方法は、プログレッシブ・ビデオ信号を受信するステップと、このプログレッシブ・ビデオ信号を符号化して、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャ(prediction source picture)および少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャ(non−prediction source picture)を有する少なくとも1つのピクチャ群(GOP)にするステップとを含むことができる。全ての非予測ソース・ピクチャは予測ソース・ピクチャから予測され、非予測ソース・ピクチャが別の非予測ソース・ピクチャから予測されないようになっている。
更に、この方法は、プログレッシブ・ビデオ信号を記憶媒体に記録するステップと、プログレッシブ・ビデオ信号を再生するステップとを含むことができる。また、この方法は、順方向トリック・モード・コマンドに応答して、少なくともピクチャ群内の非予測ソース・ピクチャの数を変更して、プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップも含むことができる。
一構成では、予測ソース・ピクチャはイントラ符号化画像(Iピクチャ)にする。更に、非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部を、双方向予測符号化画像(Bピクチャ)、または予測符号化画像(Pピクチャ)にする。例えば、双方向予測符号化ピクチャをそれぞれ、一方向双方向予測符号化画像にする。
本発明の一態様では、変更ステップは、ピクチャ群(GOP)内の少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャをスキップして、プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップを含むことができる。或いは、変更ステップは、少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャの複製をピクチャ群に挿入して、プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップを含むことができる。
別の態様では、スキップされる非予測ソース・ピクチャは、ピクチャ群内の表示順序が最後のピクチャである予測符号化画像にする。更に、この方法は、ピクチャ群内で表示順序がその直前である非予測ソース・ピクチャを、該直前の非予測ソース・ピクチャが予測符号化画像でない限り、予測符号化画像に変換するステップを更に含むことができる。
別の構成では、予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャは、それぞれ表示指示を含むことができ、この方法は、所期の表示順序を反映するように、予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部の表示指示を変更するステップを更に含むことができる。例えば、表示指示は、時間的参照フィールドとする。
また、本発明は、ディジタル・ビデオ信号を符号化するシステムにも関する。このシステムは、プログレッシブ・ビデオ信号を符号化して、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャおよび少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャを有する少なくとも1つのピクチャ群にするプロセッサを含んでいる。全ての非予測ソース・ピクチャは、予測ソース・ピクチャから予測され、非予測ソース・ピクチャが別の非予測ソース・ピクチャから予測されないようになっている。更に、このシステムは、プログレッシブ・ビデオ信号を復号するデコーダを含んでいる。また、このシステムは、上述の方法を実施するために適当なソフトウェアおよび回路も含んでいる。
本発明の構成による様々な先進的な動作機能を実施するシステム100を、図1Aにブロック図として示す。しかし、本発明は、図1Aに示す特定のシステムに限定されるものではなく、本発明は、ビデオ信号を受信し、この信号を処理し、この信号をディスプレイ・デバイスなど任意の適当な構成要素に対して出力することができるその他任意のシステムで実施することができる。また、システム100がデータを読み取る、またはデータを書き込む記憶媒体は、いかなる特定のタイプの記憶媒体にも制限されず、ディジタル符号化データを記憶することができる任意の記憶媒体をシステム100と共に使用することができる。
システム100は、入来するビデオ信号を符号化するエンコーダ(符号器)110と、このビデオ信号を様々な技術で符号化するようエンコーダ110に命令するマイクロプロセッサ112とを備えることができる。ビデオ信号を符号化する様々な技術のうちの幾つかについては、後述する。本発明では、エンコーダ110およびマイクロプロセッサ112の全体または一部を、プロセッサ114とみなすことができる。エンコーダ110は、マイクロプロセッサ112と同じ装置内に位置していても良いし、或いはマイクロプロセッサ112を収容した装置とは遠隔に配置されたデバイス内に配置しても良い。離れた場所に遠隔に配置される場合には、エンコーダ110は、必ずしもマイクロプロセッサ112により制御されるとは限らない。
また、システム100は、記憶媒体118からデータを読み取り、且つこれにデータを書き込むための制御装置116も備えることができる。例えば、データは、ディジタル符号化ビデオ信号とすることができる。また、システム100は、符号化ビデオ信号が記憶媒体118から読み取られたときにこの信号を復号し、復号したビデオ信号をディスプレイ・デバイスなど適当な構成要素に転送するデコーダ120も有することができる。デコーダ120は、エンコーダ110(エンコーダ110が遠隔配置されていない場合)、マイクロプロセッサ112および制御装置116を収容しているのと同じ装置内に取り付けることもできるし、或いは以下で述べるように、別のデバイス内に取り付けることもできる。
また、マイクロプロセッサ112が(上述のように)エンコーダ110の動作を制御し、また制御装置116およびデコーダ120の動作を制御できるようにするために、制御インタフェースおよびデータ・インタフェースを設けることもできる。マイクロプロセッサ112により従来の動作が行われるように適当なソフトウェアまたはファームウェアをメモリに記憶する。更に、本発明の構成によれば、マイクロプロセッサ112にプログラム・ルーチンを与えることもできる。
動作中には、エンコーダ110は、入来するプログレッシブ・ビデオ信号を受信し、符号化する。当技術分野で既知の通り、このタイプのビデオ信号は、漸進的に走査された複数のピクチャで構成される。本発明の構成によれば、マイクロプロセッサ112は、入来するビデオ信号を、トリック・モードを実行するのに特に有用な1つまたは複数のGOPに符号化するようエンコーダ110に命令する。このようなGOPの例の幾つかを、以下に挙げる。次いで、エンコーダ110は、符号化したビデオ信号を制御装置116に転送することができ、制御装置116は、この信号を記憶媒体118に記録する。エンコーダ110が遠隔に位置する場合には、エンコーダ110は、入来する非プログレッシブなビデオ信号を符号化することができるが、必ずしもマイクロプロセッサ112から符号化命令を受信するとは限らない。
マイクロプロセッサ112が再生コマンドを受信した場合には、マイクロプロセッサ112は、記憶媒体118から符号化ビデオ信号を読み取るよう制御装置116に命令する。制御装置116は、この信号をマイクロプロセッサ112に転送することができ、マイクロプロセッサ112はこの信号をデコーダ120に送信する。デコーダ120は、ビデオ信号を復号し、適当なデバイスで表示するためにこの信号を出力する。マイクロプロセッサ112がトリック・モード・コマンドを受信した場合には、マイクロプロセッサ112は、GOP内の複数のピクチャをスキップする、またはGOPのピクチャを反復する。
上述のように、復号ステップを実行するデコーダ120がマイクロプロセッサ112を収容している装置とは別のデバイス内に位置している例も幾つか考えられる。このような構成の一例を、図1Bに示す。図1Bでは、デコーダ120が、マイクロプロセッサ112を収容することができるマルチメディア・デバイス124とは別のディスプレイ・デバイス122内に位置している。この場合には、デコーダ120は、マイクロプロセッサ112の制御の下にないこともある。このようなシステムは、遠隔デコーダ・システムと呼ぶことができる。この状態でも、依然としてこのシステム100内でトリック・モードを実行することができ、マイクロプロセッサ112は、ディスプレイ・デバイス122内のデコーダ120がビデオ信号を復号する前に、ビデオ信号中のピクチャを削除する、またはピクチャの複製をビデオ信号に挿入する。このタイプのシステムでは、エンコーダ110も遠隔に位置することができることを理解されたい。
図1Aおよび図1Bに関連して述べた構成の何れにおいても、符号化プロセス中に作成されるGOPにより、順方向トリック・モードの効率的な実施が容易になる。以下では、本発明の全体的な動作について詳細に述べる。
図2を参照すると、特別なGOPを用いてプログレッシブ・ビデオ信号のトリック・モードを実行する1つの方法を実施する方法200が示してある。この方法200は、ビデオ信号を符号化および復号することができる任意の適当なシステムで実施する。この方法200は、ステップ210に示すように開始する。ステップ212で、プログレッシブ・ビデオ信号を受信する。上述のように、プログレッシブ・ビデオ信号は、漸進的に走査された複数のピクチャを含むものである。ステップ214に示すように、このプログレッシブ・ビデオ信号を符号化して、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャおよび少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャを有する少なくとも1つのGOPにする。一構成では、全ての非予測ソース・ピクチャを予測ソース・ピクチャから予測することができ、非予測ソース・ピクチャが別の非予測ソース・ピクチャから予測されることがないようになっている。
図3を参照すると、このプロセスの一例が示してある。この特定の構成では、ビデオ信号を符号化して、1つまたは複数のGOP300にする。GOP300は、表示順序で示してある。各GOP300は、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャ310と、少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャ312とを含むことができる。予測ソース・ピクチャは、別のピクチャからは予測されないが、GOP内の他のピクチャを予測するために使用することができる、GOP内のピクチャである。更に、非予測ソース・ピクチャは、当該GOP内の予測ソース・ピクチャから予測することができる、GOP内の任意のピクチャとする。
例えば、予測ソース・ピクチャ310をI(イントラ)ピクチャとし、非予測ソース・ピクチャ312をB(双方向予測)ピクチャおよび/またはP(予測)ピクチャとする。各非予測ソース・ピクチャ312は、予測ソース・ピクチャ310から予測する。これは、この例で言えば、各BピクチャおよびPピクチャがIピクチャから予測されるということである。Pピクチャが非予測ソース・ピクチャ312として働くので、非予測ソース・ピクチャ312が、Bピクチャなど、その他のピクチャを予測するのに利用することが出来ないピクチャに限定されないことは明らかであろう。
しかし、本発明の構成によれば、各非予測ソース・ピクチャ312は、予測ソース・ピクチャ310からしか予測することができない。一構成では、Bピクチャを一方向予測画像とし、Iピクチャより前(表示順序)のBピクチャは、Iピクチャから逆方向に予測することができ、Iピクチャより(表示順序)後のBピクチャはIピクチャから順方向に予測することができるようにする。予測ソース・ピクチャ310および非予測ソース・ピクチャ312に付した下付き数字は、これらの各ピクチャが通常の再生速度で表示される順序(当該GOP内におけるその他のピクチャとの相対的な順序)を示している。
上述のように、GOP300は表示順序で示してある。この例ではピクチャIである予測ソース・ピクチャ310を最初にデコーダに送信し、その後に予測ソース・ピクチャ310から予測される非予測ソース・ピクチャ312を送信することができるので、送信順序は表示順序とは若干異なる。
本発明は、本発明の構成によるGOP構造の単なる一例を表しているだけであり、これらの特定のGOP300に限定されるものではないことに留意することは重要である。実際に、その中に含まれる全ての非予測ソース・ピクチャを当該GOP内の予測ソース・ピクチャから予測することができる任意のGOPが、本発明の構成に含まれるものとする。更に、図3には、1つの予測ソース・ピクチャ310および6個の非予測ソース・ピクチャ312をそれぞれ有する2つのGOP300しか示していないが、受信されるビデオ信号は、任意の適当な数の予測ソース・ピクチャ310および非予測ソース・ピクチャ312を有する任意の適当な数のGOP300に符号化することができることを理解されたい。
また、GOP300内に複数の予測ソース・ピクチャ310が存在する場合には、GOP300内の任意のBピクチャを両方向に予測する。例えば、複数の予測ソース・ピクチャ310をGOP300内に位置づけ、非予測ソース・ピクチャ312の幾つかをこれらの予測ソース・ピクチャ310から予測する。従って、予測ソース・ピクチャ310を、これらの予測ソース・ピクチャ310に依存してその予測が行われる非予測ソース・ピクチャ312より先にデコーダに送信することができる。
方法200に戻ると、ステップ215で、これらのGOPを含むプログレッシブ・ビデオ信号を、適当な記憶媒体に記録する。一度記録されたら、これらのGOPを含むプログレッシブ・ビデオ信号は、ステップ216に示すように再生する。判定ブロック217で、GOP内の非予測ソース・ピクチャの数を変更するかどうかを判定する。例えば、この変更は、高速順方向や低速順方向などの順方向トリック・モード・コマンドに応答して行うことができる。変更が行われない場合には、ステップ216で方法200を再開する。変更を行う場合には、ステップ218で変更プロセスを実行する。ステップ218で行われる動作では、プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換する。幾つかの例を、図4Aから図4Dに示す。
図4Aを参照すると、図3に最初に示したように、各GOP300は、幾つかの非予測ソース・ピクチャ312が除去またはスキップされた状態で示してある。具体的には、左側のGOP300では、ピクチャB、B、BおよびPをスキップすることができ、右側のGOP300では、B、BおよびPをスキップする。これらの非予測ソース・ピクチャ312をスキップすることにより、再生速度を高めることができる。ここで、スキップされる非予測ソース・ピクチャ312の数は、2つのGOP300に含まれる総ピクチャの2分の1であるが、この数が、通常の再生速度の2倍の再生速度、即ち2X(1Xが通常の再生速度(1倍)を表す)と関係している。
本発明の構成によれば、GOP300内の非予測ソース・ピクチャ312のうちのどのピクチャをスキップしても、GOP300内の残りの任意の非予測ソース・ピクチャ312の予測に影響を及ぼすことなく、ビデオ信号の再生速度を高めることができる。この機能は、上述の符号化プロセスにより可能になるものである。例えばMPEG規格に従ってGOP300を配置するステップについては、後述する。
言うまでもなく、本発明は図4Aに関連して述べた例に限定されるものではなく、全ての非予測ソース・ピクチャ312をスキップすることができるということは、予測ソース・ピクチャ310から非予測ソース・ピクチャ312が予測されるその他の任意のGOPについても当てはまることを理解されたい。また、GOP300全体をスキップして、より高速の再生を行うこともできる。
図2に戻ると、変更ステップ218は、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャ310または非予測ソース・ピクチャ312の複製をGOP300に挿入して、プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップを更に含むことができる。このような動作の一例を、図4Bに示す。ここで、各予測ソース・ピクチャ310および非予測ソース・ピクチャ312の複製を、GOP300に挿入することができる(便宜上、図3に示すGOP300のうち1つのみを示す)。この特定の例では、1/2X(1/2倍)の再生速度を生じることができる。下付き文字「d」は、それが付されたピクチャがその直前のピクチャの複製であることを表している。
元の非予測ソース・ピクチャ312と同様に、これらのピクチャの複製も、予測ソース・ピクチャ310から予測することができる(MPEG規格によれば、GOP300内の最後のピクチャ、ここでは複製ピクチャP6dは、その直前のPピクチャ、この場合ではピクチャPから予測することができる)。更に、元の非予測ピクチャ312およびそれらの複製は、予測ソース・ピクチャ310の複製から予測することもできる。
図4Bに示す例は、次のように説明される。つまり、元の予測ソース・ピクチャ310、即ちピクチャIより前(表示順序)の全ての非予測ソース・ピクチャ312およびその複製は、ピクチャIから予測する。更に、元の予測ソース・ピクチャ310の複製、即ちピクチャI3dより後(表示順序)の元の非予測ソース・ピクチャ312およびその複製は、複製ピクチャI3dから予測することができる(複製ピクチャP6dは例外とする)。ただし、この特定の構成は単なる例示であり、非予測ソース・ピクチャ312およびそれらの複製は、予測ソース・ピクチャ310の任意の複製も含めてその他の任意の適当な予測ソース・ピクチャ310から予測することができることを理解されたい。
別の構成では、GOP300に挿入された複製ピクチャのうちの1つまたは複数を、ダミーBピクチャまたはダミーPピクチャとすることができる。ダミーBピクチャまたはダミーPピクチャとは、そのダミー・ピクチャの動きベクトルがゼロに設定され、その残りの信号がゼロに設定される、または符号化されない、BピクチャまたはPピクチャである。例えば、GOP300内の予測ソース・ピクチャ310(ピクチャI)の複製を、ピクチャI3dなど、別のIピクチャではなく、ダミーPピクチャとする。同様に、最後の非予測ピクチャ312(ピクチャP)の複製を、ピクチャP6dなど、従来のPピクチャではなくダミーPピクチャにすることもできる。トリック・モード中にダミーBピクチャまたはダミーPピクチャを使用することにより、状況によっては必要となることもあるビデオ信号のビット・レートの低下を実現することができる。
図2に戻って、判定ブロック220で、GOP内の最後の非予測ソース・ピクチャがスキップされたかどうかを判定する。スキップされていない場合には、ジャンプ・サークルA(jump circle A)を介して判定ブロック226で方法200を再開する。スキップされている場合には、判定ブロック222で、GOP内で表示順序がその直前の非予測ソース・ピクチャがPピクチャであるかどうかを判定する。Pピクチャである場合には、方法200は、ジャンプ・サークルAを介して判定ブロック226に進むことができる。Pピクチャでない場合には、ステップ224に示すように、GOP内のその直前の非予測ソース・ピクチャをPピクチャに変換する。
この動作の一例を、図4Cに示す。MPEGビデオの仕様によれば、GOP内の最後のピクチャがPピクチャまたはIピクチャであることが必要である。従って、非予測ソース・ピクチャ312であるGOP300内のピクチャPがトリック・モード中にスキップされた場合、GOP300内の最後のピクチャは、(スキップされていなければ)ピクチャBとなり、MPEG規格に沿わなくなる。MPEGの要件を満たすために、直前の非予測ソース・ピクチャ312、この場合はピクチャBを、Pピクチャ、即ちピクチャPに変換することができる。
Bピクチャは、Bピクチャのピクチャ・ヘッダ内にあるパラメータ、picture_coding_type、full_pel_backward_vectorおよびbackward_f_codeを、Pピクチャの値に設定することにより、Pピクチャに変換する。更に、macroblock_typeについての可変長コード、macroblock_quant、macroblock_motion_forward、macroblock_motion_backward、macroblock_pattern、macroblock_intra、spatial_temporal_weight_code_flagおよびpermitted_spatial_temporal_weight_classesを、Pピクチャの値に設定する。
このプロセスにより、このピクチャをPピクチャとして復号するようデコーダに命令することができる。従って、本発明の構成によれば、GOP内の最後のピクチャはPピクチャでなければならないというMPEG要件に背くことなく、GOP300内の最後のピクチャをスキップする。別の例として、図4Aを参照すると、両GOP300内のピクチャBを、MPEG規格に合うようにPピクチャに変換する。
図2の方法200に戻って、予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャは、表示指示を含むことができる。ジャンプ・サークルAから判定ブロック226に進んで、これらのピクチャの表示指示を変更すると判定された場合には、この変更プロセスをステップ228で実行する。これらのピクチャの何れか1つがスキップまたは複製される場合には、これらの表示指示の変更は、予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャの所期の表示順序を反映して行うことができることに留意されたい。表示指示を変更しない場合には、ステップ230で方法200を終了する。
一構成では、表示指示は、時間的参照フィールドとすることができる。時間的参照フィールドは、通常は、ディジタル符号化ピクチャのピクチャ・ヘッダに位置する10ビット・フィールドである。デコーダによっては、ビデオ信号内の特定のピクチャが、当該ビデオ信号内のその他のピクチャとの関係においていつ表示されるかを判定するのに、時間的参照フィールドに依拠するものもある。このフィールドは、通常は整数値を有する。
例えば、再度図3を参照すると、各GOP300は7個のピクチャを含んでいる。各GOP300内のピクチャに付された下付き数字は、それぞれのピクチャの時間的参照フィールドの整数値に対応する。例えば、第1の非予測ソース・ピクチャ312、即ちピクチャBの時間的参照フィールドの整数値を0とする。この0という数値は、この特定のピクチャが、各GOP300内で最初に表示されることを示している。次に表示されるピクチャであるピクチャBの時間的参照フィールドは、整数値1を有する。このように、その後に表示される各ピクチャの時間的参照フィールドの整数値を、その時間的参照フィールドが整数値6を有することができるピクチャPまで、1ずつ大きくする。便宜上、「時間的参照フィールドの整数値」という表現を、「整数値」とすることもできる。
しかし、例えば、非予測ソース・ピクチャ312がスキップされた場合には、元の時間的参照フィールドに基づく表示順序が有効ではなくなる。従って、スキップされたピクチャの後に続く予測ソース・ピクチャ310および非予測ソース・ピクチャ312の時間的参照フィールドの整数値を変更して、適当な表示順序を示すようにする。この機能は、予測ソース・ピクチャ310または非予測ソース・ピクチャ312の複製がGOP300に挿入された場合にも適用する。
例えば、右側のGOP300のピクチャBがスキップされた場合には、このピクチャの後に続く予測ソース・ピクチャ310および非予測ソース・ピクチャ312の整数値を1ずつ減少させることができる。従って、ピクチャBの時間的参照フィールドの整数値は2から1に変更することができ、ピクチャIの時間的参照フィールドの整数値は3から2に変更することができ、以下同様に変更を行うことができる。この変更プロセスは、GOP300の末端に到達するまで継続することができ、この変更プロセスにより、GOP300内の残りのピクチャが適当な順序で表示されることを保証する。
従って、GOP内の予測ソース・ピクチャ310または非予測ソース・ピクチャ312がスキップされるたびに、スキップされたピクチャの後に続く当該GOP内の残りのピクチャの時間的参照フィールド(temporal reference field)の整数値を1ずつ減少させることができる。その最終的な結果を図4Dに示す。この図では、新しい整数値を示し、スキップされたピクチャBは輪郭を破線で示し、以前の整数値は括弧書きで示してある。同様に、予測ソース・ピクチャ310または非予測ソース・ピクチャ312の複製がGOP300に挿入されるたびに、挿入された複製の後に続くピクチャの整数値を1ずつ増加させることができる。
本発明はこれらの特定の例に限定されるわけではなく、所期の表示順序を反映するように関連のある時間的参照フィールドの整数値を変更するその他の方法を、その他の任意の適当な形態で実行することができることを理解されたい。更に、本発明は、時間的参照フィールドの使用に限定されるわけではなく、上述の実施形態の何れにおいても、その他の任意の適当な表示指示を変更して所期の表示順序を反映することができることに留意されたい。図2に戻って、方法200はステップ230で終了する。
本明細書に開示の実施形態に関連して本発明について説明したが、上述の説明は例示を目的としたものであり、特許請求の範囲により定義される本発明の範囲を制限するものではないことを理解されたい。
本発明の構成による、ビデオ信号を特別なGOPに符号化し、順方向動作トリック・モードを実行することができるシステムを示すブロック図である。 本発明の構成による、ビデオ信号を特別なGOPに符号化し、順方向動作トリック・モードを実行することができる別のシステムを示すブロック図である。 本発明の構成による、ビデオ信号を特別なGOPに符号化し、順方向動作トリック・モードを実行する方法を示す流れ図である。 本発明の構成による特別なGOPの一例を示す図である。 本発明の構成による、図3に示す特別なGOP内でのピクチャのスキップの一例を示す図である。 本発明の構成による、図3に示す特別なGOPへの複製ピクチャの挿入の一例を示す図である。 本発明の構成による、図3に示す特別なGOP内でのピクチャのスキップの別の例を示す図である。 本発明の構成による、図3に示す特別なGOP内でのピクチャのスキップ、および任意の残りのピクチャの表示指示の変更の更に別の例を示す図である。

Claims (24)

  1. ディジタル・ビデオ信号を符号化する方法であって、
    プログレッシブ・ビデオ信号を受信するステップと、
    前記プログレッシブ・ビデオ信号を符号化して、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャおよび少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャを有する少なくとも1つのピクチャ群にするステップと、を含み、
    全ての非予測ソース・ピクチャが、予測ソース・ピクチャから予測され、非予測ソース・ピクチャが、別の非予測ソース・ピクチャから予測されないようになっている、前記方法。
  2. 前記プログレッシブ・ビデオ信号を記憶媒体に記録するステップと、
    前記プログレッシブ・ビデオ信号を再生するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 順方向トリック・モード・コマンドに応答して、少なくとも前記ピクチャ群内の非予測ソース・ピクチャの数を変更し、前記プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記予測ソース・ピクチャが、イントラ符号化画像である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部が、双方向予測符号化画像である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部が、予測符号化画像である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記双方向予測符号化画像がそれぞれ、一方向双方向予測符号化画像である、請求項5に記載の方法。
  8. 前記変更ステップが、前記ピクチャ群内の少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャをスキップし、前記プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  9. 前記変更ステップが、少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャの複製を前記ピクチャ群に挿入し、前記プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  10. スキップされる非予測ソース・ピクチャが、前記ピクチャ群内の表示順序が最後のピクチャである予測符号化画像であり、前記方法が、前記ピクチャ群内で表示順序がその直前である非予測ソース・ピクチャを、前記直前の非予測ソース・ピクチャが予測符号化画像でない限り、予測符号化画像に変換するステップを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャが、それぞれ表示指示を含み、前記方法が、所期の表示順序を反映するように、予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部の表示指示を変更するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  12. 前記表示指示が、時間的参照フィールドである、請求項11に記載の方法。
  13. ディジタル・ビデオ信号を符号化するシステムであって、
    プログレッシブ・ビデオ信号を符号化し、少なくとも1つの予測ソース・ピクチャおよび少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャを有する少なくとも1つのピクチャ群にするプロセッサであって、全ての非予測ソース・ピクチャが予測ソース・ピクチャから予測され、非予測ソース・ピクチャが別の非予測ソース・ピクチャから予測されないようにする、前記プロセッサと、
    前記ピクチャ群を復号するデコーダと、
    を含む、前記システム。
  14. 前記プログレッシブ・ビデオ信号を記憶媒体に記録し、前記プログレッシブ・ビデオ信号を再生する制御装置を含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記プロセッサが、順方向トリック・モード・コマンドに応答して、少なくとも前記ピクチャ群内の非予測ソース・ピクチャの数を変更し、前記プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するようにプログラムされる、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記予測ソース・ピクチャが、イントラ符号化画像である、請求項13に記載のシステム。
  17. 前記非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部が、双方向予測符号化画像である、請求項13に記載のシステム。
  18. 前記非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部が、予測符号化画像である、請求項13に記載のシステム。
  19. 前記双方向予測符号化画像がそれぞれ、一方向双方向予測符号化画像である、請求項17に記載のシステム。
  20. 前記プロセッサが、前記ピクチャ群内の少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャをスキップし、前記プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するようにプログラムされる、請求項15に記載のシステム。
  21. 前記プロセッサが、少なくとも1つの非予測ソース・ピクチャの複製を前記ピクチャ群に挿入し、前記プログレッシブ・ビデオ信号をトリック・モード・ビデオ信号に変換するようにプログラムされる、請求項15に記載のシステム。
  22. スキップされる非予測ソース・ピクチャが、前記ピクチャ群内の表示順序が最後のピクチャである予測符号化画像であり、前記プロセッサが、前記ピクチャ群内で表示順序がその直前である非予測ソース・ピクチャを、前記直前の非予測ソース・ピクチャが予測符号化画像でない限り、予測符号化ピクチャに変換するようにプログラムされる、請求項20に記載のシステム。
  23. 予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャが、それぞれ表示指示を含み、前記プロセッサが、所期の表示順序を反映するように、予測ソース・ピクチャおよび非予測ソース・ピクチャの少なくとも一部の表示指示を変更するようにプログラムされる、請求項15に記載のシステム。
  24. 前記表示指示が、時間的参照フィールドである、請求項23に記載のシステム。
JP2006514266A 2003-05-05 2004-05-03 特別なピクチャ群を用いたプログレッシブ・ビデオの順方向トリック・モード Pending JP2006525769A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/429,628 US7379656B2 (en) 2003-05-05 2003-05-05 Forward trick modes on progressive video using special groups of pictures
PCT/US2004/013814 WO2004100524A2 (en) 2003-05-05 2004-05-03 Forward trick modes on progressive video using special groups of pictures

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006525769A true JP2006525769A (ja) 2006-11-09

Family

ID=33416091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006514266A Pending JP2006525769A (ja) 2003-05-05 2004-05-03 特別なピクチャ群を用いたプログレッシブ・ビデオの順方向トリック・モード

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7379656B2 (ja)
EP (1) EP1621006A4 (ja)
JP (1) JP2006525769A (ja)
KR (1) KR101015413B1 (ja)
CN (1) CN1998232A (ja)
BR (1) BRPI0410016A (ja)
WO (1) WO2004100524A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7720350B2 (en) * 2004-11-30 2010-05-18 General Instrument Corporation Methods and systems for controlling trick mode play speeds
US8307390B2 (en) 2009-02-26 2012-11-06 Comcast Cable Communications, Llc Re-addressable alternate content
US20100218208A1 (en) * 2009-02-26 2010-08-26 Comcast Cable Communications, Llc Method and Apparatus for Generating Alternative Commercials
US11818203B2 (en) 2015-02-05 2023-11-14 Comcast Cable Communications, Llc Methods for determining second screen content based on data events at primary content output device

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795571A (ja) * 1993-09-27 1995-04-07 Oki Electric Ind Co Ltd 画像符号化装置、画像復号化装置及び多地点間データ伝送方法
JPH11155129A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Nec Corp Mpeg画像再生装置およびmpeg画像再生方法
JP2000032395A (ja) * 1998-07-09 2000-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 復号化方法
JP2001103477A (ja) * 1999-08-26 2001-04-13 Sony United Kingdom Ltd 信号プロセッサ
JP2001218166A (ja) * 1999-11-25 2001-08-10 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号再生方法及び映像信号再生装置
JP2002027478A (ja) * 2000-07-07 2002-01-25 Sony Corp 画像情報符号化装置及び方法
JP2002077815A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Sony Corp 画像情報の伝送装置、伝送システムおよび伝送方法
JP2003052020A (ja) * 2001-05-31 2003-02-21 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理方法とこの方法を利用可能な画像処理装置およびテレビジョン受像機
WO2003036958A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Thomson Licensing S.A. Fast motion trick mode using dummy bidirectional predictive pictures
WO2003036971A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Thomson Licensing S.A. Trick modes using non-progressive dummy bidirectional predictive pictures
JP2006525768A (ja) * 2003-05-05 2006-11-09 トムソン ライセンシング 特殊画像グループを使用する順次走査ビデオでの逆トリック・モード

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69535679T2 (de) 1994-03-16 2009-01-02 Sony Corp. Bildeditionssystem
JP3484834B2 (ja) * 1995-07-28 2004-01-06 ソニー株式会社 データ符号化/復号化方法および装置
JP3164031B2 (ja) * 1997-05-30 2001-05-08 日本ビクター株式会社 動画像符号化復号化装置、動画像符号化復号化方法、及び動画像符号化記録媒体
US6307886B1 (en) * 1998-01-20 2001-10-23 International Business Machines Corp. Dynamically determining group of picture size during encoding of video sequence
US7263127B1 (en) * 1998-04-02 2007-08-28 Intel Corporation Method and apparatus for simplifying frame-based motion estimation
JP2001203977A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Pioneer Electronic Corp 情報再生装置
US7787746B2 (en) * 2001-10-23 2010-08-31 Thomson Licensing Fast motion trick mode using non-progressive dummy bidirectional predictive pictures
US20040223735A1 (en) * 2003-05-05 2004-11-11 Shu Lin Forward trick modes on non-progressive video using special groups of pictures

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795571A (ja) * 1993-09-27 1995-04-07 Oki Electric Ind Co Ltd 画像符号化装置、画像復号化装置及び多地点間データ伝送方法
JPH11155129A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Nec Corp Mpeg画像再生装置およびmpeg画像再生方法
JP2000032395A (ja) * 1998-07-09 2000-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 復号化方法
JP2001103477A (ja) * 1999-08-26 2001-04-13 Sony United Kingdom Ltd 信号プロセッサ
JP2001218166A (ja) * 1999-11-25 2001-08-10 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号再生方法及び映像信号再生装置
JP2002027478A (ja) * 2000-07-07 2002-01-25 Sony Corp 画像情報符号化装置及び方法
JP2002077815A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Sony Corp 画像情報の伝送装置、伝送システムおよび伝送方法
JP2003052020A (ja) * 2001-05-31 2003-02-21 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理方法とこの方法を利用可能な画像処理装置およびテレビジョン受像機
WO2003036958A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Thomson Licensing S.A. Fast motion trick mode using dummy bidirectional predictive pictures
WO2003036971A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Thomson Licensing S.A. Trick modes using non-progressive dummy bidirectional predictive pictures
JP2006525768A (ja) * 2003-05-05 2006-11-09 トムソン ライセンシング 特殊画像グループを使用する順次走査ビデオでの逆トリック・モード

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004100524A3 (en) 2006-04-27
KR20060007424A (ko) 2006-01-24
BRPI0410016A (pt) 2006-04-25
EP1621006A4 (en) 2009-12-09
US7379656B2 (en) 2008-05-27
KR101015413B1 (ko) 2011-02-22
US20040223734A1 (en) 2004-11-11
WO2004100524A2 (en) 2004-11-18
EP1621006A2 (en) 2006-02-01
CN1998232A (zh) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4296089B2 (ja) フレームアドバンス及びスライドショウのトリックモード
JP2005514817A (ja) トリック・モードによる録画の再生
US7149410B2 (en) Trick modes using non-progressive dummy bidirectional predictive pictures
KR101044397B1 (ko) 특수 화상 그룹을 이용하는 순차 비디오 상의 역방향 트릭 모드
JP4388812B2 (ja) トリックモードを実行する方法及びシステム
US6873786B2 (en) Reverse trick modes on non-progressive video using special groups of pictures
US7257312B2 (en) Fast motion trick mode using dummy predictive pictures
US6990287B2 (en) Fast motion trick mode using dummy bidirectional predictive pictures
JP2006525769A (ja) 特別なピクチャ群を用いたプログレッシブ・ビデオの順方向トリック・モード
US20040223735A1 (en) Forward trick modes on non-progressive video using special groups of pictures
US6990147B2 (en) Generating a non-progressive dummy bidirectional predictive picture
JP5099958B2 (ja) 双方向予測フレームに関するトリックモード
JP4388474B2 (ja) ダミーの双方向予測ピクチャを用いるトリックモード
MXPA05011879A (en) Reverse trick modes on progressive video using special groups of pictures
MXPA05011876A (en) Reverse trick modes on non-progressive video using special groups of pictures
MXPA05011869A (es) Modos trucados de avance en video progresivo utilizando grupos especiales de imagenes

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070425

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080319

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100901