JP2006518164A - 適応イコライザー長を有した通信受信機 - Google Patents

適応イコライザー長を有した通信受信機 Download PDF

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Abstract

通信システムにおいて、送信された信号を推定する方法が開示される。通信信号が受信される。遅延−電力解析器は、通信信号を解析する。次に、遅延拡散が、遅延−電力解析器から得られた情報から推定される。新しいイコライザーフィルター長が、推定された遅延拡散に基づいて、決定される。イコライザーは新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成される。

Description

この発明は、一般に通信システムにおける等化に関し、特に、無線通信システムに使用するために適応的に調節するイコライザー長を有したイコライザーに関する。
通信システムは一方の装置から他方の装置へ情報を送信するために使用される。
送信に先立って、情報は、通信チャネル上に送信するのに適したフォーマットに符号化される。送信される信号は、通信チャネルを介して移動するとき歪を生じる。信号は、さらに送信の期間に拾得された雑音および干渉からの劣化を経験する。
符号歪みを作成する1つの影響はマルチパス伝播である。
マルチパス信号は、建造物および自然の形成からの反射により発生される同じ無線信号の異なるバージョンである。マルチパス信号は、信号をある場所で互いに相殺させる位相シフトを持っているかもしれない。マルチパス信号の位相取り消しによる信号の損失は、フェージングとして知られている。フェージングは、ユーザー通信を中断させるので、無線システムにおいて、問題である。例えば、無線通信装置によって送信された単一の無線信号のいくつかのマルチパスコピーは、樹木とビルディングからの反射により発生されるかもしれない。これらのマルチパスコピーは、位相オフセットにより互いに結合し、相殺するかもしれない。
信号に影響するかもしれない別の問題は不適当な信号対雑音比である。信号対雑音比(「SNR」)は、周囲の雑音に関連した信号の電力を表す。信号が雑音から分けられるように、適切なSNRを維持する必要がある。
帯域制限されたチャネルで一般に遭遇する干渉の一例は符号間干渉(ISI)と呼ばれる。ISIが、チャネルの分散的性質により、送信されたシンボルパルスの拡散の結果生じる。それは隣接したシンボルパルスの重複に帰着する。チャネルの分散的性質はマルチパス伝播の結果である。受信される信号は解読され、オリジナルのあらかじめ符号化された形式に変換される。送信器と受信機の両方は、チャネル欠陥および干渉の影響を最小化するように設計されている。
様々な受信機設計は送信器とチャネルによって引き起こされた雑音と干渉を補償するために実施されるかもしれない。一例として、イコライザーは、マルチパスおよびISIを対処するための、およびSNRを改善するための共通の選択である。イコライザーはひずみに対して訂正し、送信されたシンボルの推定値を発生する。ワイヤレス環境において、イコライザーは時間変化するチャネル条件を扱うために必要である。理想的には、イコライザーの応答はチャネル特性の変化に合わせて調節する。変化する条件に応答するためのイコライザーの能力はイコライザーのタップの数に関連する。より多くのタップは、イコライザーが変化により正確に調節することを可能にする。一方より少ないタップは、より高速な適応を可能にする。タップの数を選択することによりイコライザーを最適化することは、競合する目標の平衡度を必要とするため困難である。
それゆえ、多様なシステムおよび条件に対して性能を最適化するイコライザー設計のための必要性が存在する。
通信システムにおいて、送信された信号を推定するための方法が開示される。通信信号が受信される。遅延電力解析器は、通信信号を解析する。次に、遅延拡散が遅延電力解析器から得られた情報から推定される。推定された遅延拡散に基づいて、新しいイコライザーフィルター長が決定される。イコライザーは新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成される。
イコライザーは、最大長および使用された長さを有するフィルターを含んでいてもよい。使用された長さは、典型的に最大長以下である。イコライザーは、使用された長さを新しいイコライザーフィルター長に設定することにより新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成してもよい。イコライザーは適応イコライザーであってもよい。
遅延電力解析器から得られた情報は、種々の種類の情報を含んでいてもよい。情報はエネルギーに基づいた情報、タイミングに基づいた情報および/またはSNRに基づいた情報を含んでいてもよい。
開示された方法は、さらにフィルター長を更新するために閾値を使用してもよい。使用された長さと新しいイコライザーフィルター長との間で差分を計算してもよい。イコライザーは、差分が閾値を通過するなら新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成してもよい。
方法は様々なシステムで具現化してもよい。例えば、方法は、移動局または基地局によって実施してもよい。
無線通信システムに使用するための移動局も開示される。移動局は送信された信号を推定するためのイコライザーを含む。移動局は、無線信号を受信するための少なくとも1つのアンテナおよびアンテナと電子通信する受信機を含む。イコライザーは送信された信号を推定する。イコライザーは複数のタップ、最大長および使用された長さを含む。
最大長は、タップの合計数を定義する。使用された長さは、使用されている多くのタップを定義し適応性がある。使用された長さは方法の使用を通じて適応性がある。遅延拡散は、遅延電力解析器から得られた情報から推定される。次に、新しいイコライザーフィルター長は遅延拡散に基づいて決定される。
移動局のコンポーネントも適用可能であり、他の受信システムと共に使用してもよい。装置も、送信された信号を推定するためのイコライザーを含む無線通信システムにおいて使用するための装置も一般的に開示される。装置は、移動局、基地局、あるいは無線信号を受信する必要のある他のシステムで具現化してもよい。
ここに開示されたシステムと方法はマルチパス伝播を補償するために使用してもよい。マルチパス信号は、建造物および自然な形成からの反射によって発生される、同じ無線信号の異なるバージョンである。マルチパス信号は、信号をある場所で互いに相殺させる位相シフトを持っていてもよい。マルチパス信号の位相取り消しによる信号の損失は、フェージングとして知られている。フェージングはユーザー通信を中断するので、無線システムにおける問題である。例えば、無線通信装置によって送信された単一の無線信号のいくつかのマルチパスコピーは、樹木とビルディングからの反射によって発生されるかもしれない。これらのマルチパスのコピーは、位相オフセットにより互いに結合し取り消すかもしれない。
ここに開示されたシステムと方法は、また、通信システムの中で使用される電力を最適化するのに有用かもしれない。CDMAシステムは電力制御を使用することの利益を享受する。信号が雑音から分離できるように適切なSNRが維持されなければならない。CDMA信号は、所定のリンク方向に対して周波数または時間により分割されないので、その日の雑音成分は、すべての他の受信したCDMA信号を含む。個々のCDMA信号の電力が高すぎる場合、それは有効に他のすべてのCDMA信号をかき消す。電力制御は、アップリンク(端末から基地局への送信)およびダウンリンク(基地局から端末への送信)上で使用される。アップリンクにおいては、電力制御は、基地局で受信されたすべてのユーザー信号のための適切な電力レベルを維持するために使用される。これらの受信されるCDMA信号の電力レベルは最小化されるべきであるが、適切なSNRを維持するのに依然として十分に強くなければならない。ダウンリンクにおいては、電力制御が様々な端末で受信されたすべての信号のための適切な電力レベルを維持するために使用される。これは、マルチパス信号により同じセルのユーザー間の干渉を最小化する。これは、さらに隣接セルのユーザー間の干渉を最小化する。CDMAシステムは、ダイナミックに基地局および端末を制御しアップリンクとダウンリンク上の適切な電力レベルを維持する。動的制御は産業界で知られているオープンループ制御技術およびクローズドループ制御技術を介して適用される。
各さらなる信号は、すべての他の信号の雑音に加算するので、CDMAシステムのレンジは、受信した信号の共通の電力レベルに直接関連する。平均受信電力レベルが低下するとき、SNRのユーザー雑音成分が縮小される。通信装置からのCDMA信号電力を減少する技術は、CDMAシステムの範囲を直接増加する。受信ダイバーシティーは、必要な信号電力を最小にするために使用される1つの技術である。より低い信号電力も、動作バッテリー寿命並びにレンジを増加させながら、ユーザー通信装置のコストを低減する。適切なSNRが到達するかもしれない場合、高いデータレートが単に支援されるかもしれない場合、使用される電力を最適化することは、高いデータレートシステムにおいて、さらなる利点を有するかもしれない。
通信システムは一方の装置から他方の装置に情報を送信するのに使用される。送信の前に、情報は、通信チャネル上に送信するのにふさわしいフォーマットに符号化される。通信チャネルは、送信機と受信機との間の送信ラインまたは空きスペースであってよい。信号は、チャネルを介して伝播するので、送信された信号は、チャネルの結果によって歪を生じる。更に、信号は、送信の期間拾得された雑音および干渉からの劣化を経験する。帯域制限されたチャネルで一般に遭遇する干渉の一例は符号間干渉(ISI)と呼ばれる。ISIが、チャネルの分散的性質により、送信されたシンボルパルスの拡散の結果生じる。それは隣接したシンボルパルスの重複に帰着する。チャネルの分散的性質はマルチパス伝播の結果である。受信機において、信号は処理され、オリジナルのあらかじめ符号化された形式に変換される。送信機と受信機の両方は、チャネル欠陥および干渉の影響を最小化するように設計されている。
様々な受信機設計は送信器とチャネルによって引き起こされた干渉と雑音を補償するために実施されるかもしれない。一例として、イコライザーは、これらの問題に対処する共通の選択である。イコライザーはトランスバーサルフィルタ、すなわち、T−秒タップ(Tはイコライザーフィルターの時間分解能である)を備えた遅延線を用いて実施してもよい。タップの内容は重み付けされ加算されて、送信された信号の推定値を発生する。タップ係数は無線チャネルの変化を補償するために調節される。一般に、適応等化技術が採用され、それによりタップ係数は、連続的かつ自動的に調節される。適応イコライザーは、タップを決定するために最小二乗(LMS)またはリカーシブ最小二乗(RLS)のような規定されたアルゴリズムを用いてタップ係数を決定する。信号は、デスクランブラー/逆拡散器のようなチャネル分離装置に接続され、およびデコーダーまたはシンボルスライサー(symbol slicer)のような意思決定装置に接続される。
雑音がある場合に信号を検出するための受信機の能力は、一般にSNRまたはキャリア対干渉比(C/I)として知られている、受信信号電力および雑音電力の比に基づいている。これらの用語または類似した用語の産業上の使用は、しばしば互換性があるが、意味は同じである。従って、ここでのC/Iに対する任意の参照は、通信システムにおいて様々なポイントで雑音の影響を測定する広い概念を包含することは、当業者によって理解されるだろう。
無線通信システムにおけるイコライザーは、時間変化するチャネル条件に調節するように設計されている。チャネル特性が変化すると、イコライザーは、それに従ってその応答を調節する。そのような変更は、伝播媒体における変化または送信機と受信機の相対運動、ならびに他の条件を含んでいてもよい。上で述べたように、適応フィルタリングアルゴリズムはしばしば、イコライザータップ係数を変更するために使用される。適応アルゴリズムを使用するイコライザーは一般に適応イコライザーと呼ばれる。適応アルゴリズムは共有財産を共有する:イコライザータップの数が増大するにつれ適応速度が減少する。遅い適応は、適応イコライザーのトラッキング行為に影響を与える。「長い」イコライザー、すなわち多数のタップを有するイコライザーは望ましい。長いイコライザーは、より正確にチャネル歪みを反転し、良い安定した状態性能を生じるからである。しかしながら、長いイコライザーは、チャネル変化に対してよりゆっくりと反応し、遷移挙動が悪くなる、すなわち、チャネルが迅速に変化するとき性能が悪くなる。タップの最適数はそのような考察、および良い定常特性と良い一時的な性能の妥協の平衡を保つ。
実際上、タップの最適数を決定することは困難である。最適条件は、様々な条件および目標に依存し、この中には、これらに限定されないが、チャネルの瞬時応答、およびチャネルの変化のレートが含まれるからである。したがって、イコライザーが様々な時間変化する条件において、様々なチャネル上で使用されるなら、タップの最適数を決定することは先験的に困難である。
「典型的な」という言葉は、ここでは、排他的に「例、インスタンス、または例証としての機能を果たす」ことを意味する。「典型的」としてここに記載される実施形態は、他の実施形態に対して好適であるまたは有利であるとして必ずしも解釈されるべきでない。実施形態の種々の観点は図面の中で示されているが、特に指定しない限りは、図面は、かならずしも縮尺に従って引かれない。
以下の議論は、最初にスペクトル拡散無線通信システムを議論することにより適応イコライザーを備えた通信受信機の実施形態を構築する。次に、基地局と移動局、並びにその間で送信される通信について議論される。加入者装置の一実施形態のコンポーネントが示される。機能ブロック図は、無線信号の送信および受信に関連して示され記述される。受信システムにおけるイコライザーおよびイコライザー設定調節器に関する詳細も述べられる。信号処理に関連する使用に含まれるのは、実例および数学的な微分である。次に、イコライザーを使用し、イコライザーの内部コンポーネントを適応するためのプロセスが議論される。
例示実施形態は、この議論の全体において、代表例として提供されることに留意する必要がある。しかしながら、代わりの実施形態は本発明の範囲を逸脱することなく、種々の観点を組み込んでいてもよい。具体的には、本発明は、データ処理システム、通信システム、モバイルIPネットワークおよび通信信号を受信し処理することを所望する任意の他のシステムに適用可能である。
例示実施形態は、スペクトル拡散無線通信システムを採用する。無線通信システムは音声、データなどのような様々なタイプの通信を提供するために広く展開される。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)あるいは他のいくつかの変調技術に基づいていてもよい。CDMAシステムは、増加したシステム容量を含む他のタイプのシステムに対するある利点を供給する。
システムは、ここでは、IS−95規格と呼ばれる「デュアルモード広域スペクトル拡散セルラーシステムのためのTIA/EIAIS−95−B移動局−基地局互換規格」、ここでは、3GPPと呼ばれる「第三世代パートナーシッププロジェクト」という名前のコンソーシアムにより提供され、文献番号3GPP TS 25.211、3GPP TS 25.212、3GPP TS 25.213および3GPP TS 25.214、3GPP TS 25.302を含む文献のセットに具現化され、ここでは、W−CDMA規格と呼ばれる規格、ここでは、3GPP2と呼ばれる「第三世代パートナーシッププロジェクト2」という名前のコンソーシアムにより提供される規格、および以前にはIS−2000MCと呼ばれここでは、cdma2000規格と呼ばれるTR−45.5のような1つ以上の規格を支援するように設計してもよい。上記に引用された規格は、これによって参照によって明白にここに組込まれる。
各規格は、特に基地局から移動局への送信するためのデータの処理を定義し、その逆もまた同様である。例示実施形態として、以下の説明はプロトコルのcdma2000と一致するスペクトル拡散通信システムを考慮する。もうひとつの実施形態は別の規格を組込んでもよい。
ここに記述されたシステムと方法は、高いデータレート通信システムと共に使用されてもよい。以下の説明の全体にわたって、特定の高いデータレートシステムは明瞭さのために記述される。高いデータレートで情報の送信を供給するもうひとつのシステムを実施してもよい。高データレート(HDR)通信システムのようなより高いデータレートで送信するように設計されたCDMA通信システムの場合、変数データレート要求スキームを用いて、C/Iがサポートしてもよい最大データレートで通信してもよい。HDR通信システムは、典型的に、「第三世代パートナーシッププロジェクト2」により公布された、「cdma2000高速パケットデータエアーインターフェース仕様」、3GPP2 C.S0024、バージョン2、2000年10月27日、のような1つ以上の規格に一致するように設計される。上述した規格のコンテンツは、参照することによりここに組み込まれる。
例示HDR通信システムにおける受信機は、可変レートデータ要求スキームを採用してもよい。受信機は、基地局(下に示される)へのアップリンク上にデータを送信することにより地上にあるデータネットワークと通信する加入者局内において具現化してもよい。
基地局はデータを受信し、基地局コントローラー(BSC)(図示せず)を通ってデータを地上にあるネットワークに送る。反対に、加入者局への通信はBSCを経由して地上にあるネットワークから基地局に送ってもよいし、ダウンリンク上で基地局から加入者局に送信してもよい。
図1は、多数のユーザーを支援し、少なくともここに議論された実施形態のある観点を実施することができる通信システム100の一例としての機能を果たす。
様々なアルゴリズムおよび方法のうちのどれでもシステム100における送信をスケジュールするために使用されてもよい。システム100は多くのセル102A−102Gに通信を供給する。各セルは、それぞれ対応する基地局104A−104Gによりサービスされる。例示実施形態において、基地局104のうちのいくつかは複数の受信アンテナを持っている。また、他のものは1つの受信アンテナだけを有する。同様に、基地局104のうちのいくつかは複数の送信アンテナを持っている。また、他のものは単一の送信アンテナだけを有する。送信アンテナおよび受信アンテナの組合せに関して制限はない。したがって、基地局が複数の送信アンテナと単一の受信アンテナを有すること、または複数の受信アンテナと単一の送信アンテナを持つこと、または両方とも単一または複数の送信および受信アンテナを持つことは可能である。
サービスエリア内の端末106は、固定(すなわち静止)であってもよいし移動体であってもよい。図1に示すように、種々の端末106がシステム全体にわたって分散している。各端末106は、例えばソフトハンドオフが採用されているかどうか、または端末が(同時にまたはシーケンシャルに)複数の基地局からの複数の送信を受信するように設計されているかどうかに応じて、いつなんどきでもダウンリンク及びアップリンク上の少なくとも1つのおよびおそらくは複数の基地局104と通信する。CDMA通信システムにおけるソフトハンドオフは、技術的に良く知られており、この発明の譲受人に譲渡される「CDMAセルラー電話システムにおけるソフトハンドオフを供給するための方法およびシステム」(Method and System for Providing a Soft Handoff in a CDMA Cellular Telephone System)というタイトルの米国特許第5,101,501に詳細に記載される。
ダウンリンクは、基地局104から端末106への送信を指す。また、アップリンクは、端末106から基地局104への送信を指す。例示実施形態では、端末106のうちのいくつかは複数の受信アンテナを持っている。また、他のものは1つだけのアンテナを有する。図1において、基地局104Aは、データをダウンリンク上の端末106Aおよび106Jに送信し、基地局104Bは、データを、端末106Bおよび106Jに送信し、基地局104Cはデータを端末106Cに送信する、等々である。
図2は、通信システム100における基地局202および移動局204のブロック図である。基地局202は、移動局204と無線通信している。上で述べたように、基地局202は、信号をその信号を受信する移動局204に送信する。さらに、移動局204は、信号を基地局202に送信してもよい。
図3は、ダウンリンク302およびアップリンク304を図示する基地局202と移動局204のブロック図である。ダウンリンク302は、基地局202から移動局204への送信を指す。また、アップリンク304は、移動局204から基地局202への送信を指す。
図4は、ダウンリンク302の一実施形態におけるチャネルのブロック図である。ダウンリンク302はパイロットチャネル402、同期チャネル404、ページングチャネル406およびトラフィックチャネル408を含んでいる。図示されたダウンリンク302はダウンリンク302の単なる1つの可能な実施形態である。また、他のチャネルを加えてもよいし、ダウンリンク302から除去してもよいことは理解されるであろう。
通信機械工業会のデュアルモード広域スペクトル拡散セルラーシステムのためのTIA/EIA/IS−95−A移動局−基地局互換規格に記載されている1つのCDMA規格の下で、各基地局202は、パイロットチャネル402、同期チャネル404、ページングチャネル406およびフォワードトラヒックチャネル408をそのユーザーに送信する。パイロットチャネル402は、各基地局202により連続的に送信される、変調されていないダイレクトシーケンススペクトル拡散信号である。パイロットチャネル402は、各ユーザーが基地局202によって送信されたチャネルのタイミングを得ることを可能にし、干渉性の復調に位相参照を供給する。パイロットチャネル402は、基地局202間の信号強度比較のための手段を供給し、(いつセル102間で移動するかのように)いつハンドオフするかを決定する。
同期チャネル404は移動局204へタイミングとシステム構成情報を伝える。ページングチャネル406はそれらがトラフィックチャネル408に割り当てられない場合に、移動局204で通信するために使用される。ページングチャネル406は移動局204へ、ページ、すなわち入電の通知を伝えるために使用される。トラフィックチャネル408は利用者データとボイスを送信するために使用される。シグナリングメッセージもトラフィックチャネル408上に送られる。
図5は、アップリンク304の一実施形態におけるチャネルのブロック図である。アップリンク304はパイロットチャネル502、アクセスチャンネル504およびトラフィックチャネル506を含んでいてもよい。図示されたアップリンク304はアップリンクの単なる1つの可能な実施形態である。また、他のチャネルを加えてもよいし、アップリンク304から除去してもよいことは理解されるであろう。
図5のアップリンク304はパイロットチャネル502を含む。アップリンク304パイロットチャネル502が使用される第3世代(3G)の無線の無線電話通信システムが提案されたことを思い起こされたい。例えば、現在提案されたcdma2000規格では、移動局204は、基地局202が最初の獲得、時間トラッキング、レーキ受信機コヒーレント基準信号回復および電力測定のために使用するリバースリンクパイロットチャネル(R−PICH)を送信する。従って、ここに記載したシステムと方法は、ダウンリンク302、およびアップリンク304上のパイロット信号に適用可能である。
モバイル204が割り当てられたトラフィックチャネル506を有さないとき、基地局202と通信するために移動局によりアクセスチャネル504が使用される。アップリンクトラフィックチャネル506はユーザーデータと音声を送信するために使用される。シグナリングメッセージもアップリンクトラフィックチャネル506上に送られる。
移動局204の一実施形態は、図6の機能ブロック図の中で図示された、加入者装置システム600において示される。システム600はプロセッサー602を含んでいる。それは、システム600のオペレーションをコントロールする。プロセッサー602は、また中央処理装置(CPU)と呼ばれるかもしれない。メモリ604、それは読み取り専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含んでいるかもしれないは、プロセッサー602に命令とデータを提供する。メモリ604の一部はさらに不揮発性RAM(NVRAM)を含んでいてもよい。
システム600、それは携帯電話のような無線通信装置において典型的に具現化される、はさらにセルサイトコントローラーまたは基地局202のような、システム600と遠隔局との間での、オーディオ通信のデータの送信および受信を可能にするために送信機608および受信機610を含むハウジング606を含む。送信機608および受信機610はトランシーバー612に結合してもよい。アンテナ614はハウジング606に取り付けられ、電気的にトランシーバー612に接続される。追加のアンテナ(示されない)も使用されてもよい。送信器608、受信機610およびアンテナ614の動作は、技術的によく知られており、ここでは、記載する必要が無い。
システム600は、さらにトランシーバー612によって受信された信号のレベルを検知し量を計るために使用される信号検出器616を含んでいる。技術的によく知られているように、信号検出器616は、合計エネルギー、擬似雑音(PN)チップあたりのパイロットエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号のような信号を検出する。
システム600の状態変更器626は、トランシーバー612によって受信され、信号検出器616によって検知された現在状況と付加信号に基づいた無線通信装置の状態を制御する。無線通信装置は多くの状態のうちの任意の1つで作動することができる。
システム600は、さらにシステム決定器が現在のサービスプロバイダーシステムが不適当であると決定すると、無線通信装置を制御し、どのサービスプロバイダーシステムに無線通信装置が転送しなければならないかを決定するために使用されるシステム決定器628を含む。
システム600の様々なコンポーネントは、データバスに加えて電力バス、制御信号バスおよびステータス信号バスを含んでいてもよいバスシステム630によってともに接続される。しかしながら、明瞭さのために、様々なバスはバスシステム630として図6の中で図示される。システム600は、さらに信号の処理で使用されるデジタルシグナルプロセッサー(DSP)607を含んでいてもよい。当業者は、図6に示されるシステムは、特定のコンポーネントのリストよりむしろ機能ブロック図であることを理解するであろう。
通信受信機内の適応イコライザーを使用するためにここに開示される方法は、加入者装置600の一実施形態において、実施してもよい。開示されたシステムおよび方法も、基地局202のような受信機を有した他の通信システムにおいて実施してもよい。基地局202が開示されたシステムおよび方法を実施するために使用されているなら、図6の機能ブロック図も、基地局202の機能ブロック図にコンポーネントを記載するために使用してもよい。
図7は、無線信号の送信を図示する機能ブロック図である。
図示するように、無線信号は、パイロットチャネルおよび他の直交チャネル704を含む。追加の非直交チャネル706も無線信号に含まれていてもよい。非直交チャネルの例は、同期チャネル(SCH)、WCDMA内の二次スクランブリングコード(SSC)によりスクランブルされるチャネル、および準直交シーケンス(QOS)により拡散されるチャネルを含む。
直交チャネルは、直交拡散コンポーネント708に供給される。次に、直交チャネルおよび非直交チャネルは、チャネルに対して利得を加えるチャネル利得コンポーネント710に供給される。加算器712によって示されるように、チャネル利得コンポーネント710からの出力はともに合計される。図7に示されるように、非直交チャネルは時分割多重(TDM)711であってもよい。他の実施形態では、直交チャネルの1つ以上は時分割多重であってもよい。
非直交チャネル706は、直交拡散コンポーネントを有さないが、直接チャネル利得コンポーネント710に供給される。いくつかの非直交チャネル706(例えば同期チャネル)は、チャネル利得コンポーネント710に直接供給される。他の直交チャネル(例えば、cdma2000における準直交シーケンスにより拡散されるチャネル)は、非直交方法で拡散され、チャネル利得コンポーネント710に供給される。チャネル利得710の出力は加算器712で合計される。
合計された信号は、擬似ランダム雑音(PN)スクランブルコンポーネント714に供給される。ベースバンドフィルター716はPNのスクランブルコンポーネント714から出力をとり、フィルターされた出力を送信機718に供給する。送信器718はアンテナ720を含む。次に、無線信号は無線チャネル722に入る。
ワイヤレス信号の送信を図示する図7の機能ブロック図は、様々なコンポーネントにおいて実施してもよい。例えば、基地局202は、図7に示されるブロック図の1つの形式を具現化する。さらに、移動局204は、さらに送信ブロック図の形式を実施する。
図8は、無線信号801の受信を示す機能ブロック図である。受信機802はアンテナ804の使用を通じて無線信号801を受信する。受信した信号は、送信されたパイロットチャネルの歪みを生じたバージョンを含む。受信信号は、ベースバンドに変換され、送信機内のベースバンドフィルターのインパルス応答に整合される整合フィルター806に供給される。
整合フィルター806からの出力808は、依然として送信されたすべての異なるチャネルを含む。整合フィルター806の出力808は、イコライザー810に供給される。
イコライザー810は歪みのために修正し、送信された信号の推定値を発生する。
イコライザー810はさらに時間変化するチャネル条件を取り扱う。イコライザー810は、多数のイコライザータップ811の使用を介して実施されるフィルターを含む。そのタップは遅延時間に対して等間隔であってもよいし、非等間隔であってもよい。他の実施形態において、等化は、周波数領域で実行される。
イコライザー810は、また、最大長813および使用された長さ815を有する。最大長813はフィルターの最大長、すなわち、イコライザー810におけるタップ811の最大数である。使用された長さ815は、いくつのタップ811が現在アクティブであるかまたはいくつが現在使用されているかを示すパラメーターである。使用された長さ815は最大長813以下である。以下に議論されるように、イコライザー設定調節器816は使用された長さ815のための値を決定する。典型的に、最大長813の値は、図8の受信システムがひとたびサービスすれば、固定される。
イコライザー出力812はさらなる処理814のために供給される。処理されている信号のタイプによって、さらなる処理814は、当業者によって知られている様々な異なるコンポーネントを含んでいてもよい。例えば、受信した信号が符号分割多重(CDM)信号だった場合、さらなる処理はPNデスクランブリング(図示せず)、逆拡散(図示せず)およびデコーディング(図示せず)を含んでいてもよい。トラフィックチャネルは逆拡散コンポーネントから出力され、デコーディングコンポーネント(図示せず)によりデコードされてもよい。パイロットチャネルおよび他の直交チャネルは、逆拡散コンポーネント(図示せず)からの出力であろうことが当業者により理解されるであろう。次に、様々な直交チャネルはデコーディングコンポーネント(図示せず)によりデコードされてもよい。
現在のシステムおよび方法も、CDM信号でない信号と共に使用されてもよい。例えば、ここに開示されたシステムと方法は、イコライザーを調節するためにTDMパイロットと使用されてもよい。他のタイプの信号も使用されてもよい。その結果、CDM信号と共に使用されるであろうように、更なる処理814コンポーネントはPNデスクランブリングまたは直交逆拡散を含まなくてもよい。
イコライザー設定調節器は、以下により完全に議論されるように、イコライザー810の設定を調節するために使用される。イコライザー設定調節器816は、入力として、整合フィルター808からの出力を取り、入力818をイコライザー810に供給する。
図9は、イコライザー設定調節器の一実施形態のブロック図である。イコライザー設定調節器816は遅延−電力解析器902、およびイコライザー長決定器904を含む。従来のアーキテクチャでは、SNRは自己干渉によって制限されている。これはスループットを厳しいマルチパスチャネル内の端末に制限する。自己干渉を緩和する1つの方法はチャネルを等しくすることである。
典型的には、イコライザータップの数は固定される。ここに開示されたシステムと方法において、イコライザー810は、可変数のタップ811を含む。使用されているタップ811の数は、チャネルの遅延拡散906に依存して変化する。チャネルの遅延拡散906は遅延−電力解析器902から推定される。この記載のために、遅延拡散906は、最も早い重要な到着部分と最も遅い重要な到着部分との間の時間差分である。各解析器は特定のマルチパスコンポーネントである。
従来のRAKE受信機のフィンガーフロントエンド(図示せず)を考察されたい。一実施形態において、フィンガーフロントエンドは、遅延−電力解析器902を成就するために使用されてもよい。技術的に知られているように、フィンガーフロントエンドは、1つ以上のフィンガーを含む。フィンガーフロントエンドは、最も強いパスに対してタイミング914およびパイロットSNR916を供給する。最も早く到着するパスと最も遅く到着するパスとの間の時間差分(τ)は、チャネルの遅延拡散906の推定値を供給する。τをNチップに対応させる。その結果、式1で見つけられた表現を形成してもよい。項Tcはチップ持続時間である。
Figure 2006518164
仮にイコライザータップ811をTc/Ωだけ離間していると仮定し、イコライザータップ811のデフォルト数をM・Ωと仮定する。それゆえ、イコライザー持続時間スパンをMチップである(Mは、図8の最大長813に相当する)。しかしながら、使用されているタップ811の実際の数は、N<Mに設定される(Nは、図8の使用される長さ815に相当する)。残りのM−Nタップは、ゼロに設定され、フィルターにおいて処理されない(非アクティブ化される。これは、適切なチャネル条件のための性能に影響せずに、計算の数を著しく減らす。
0でないタップ811の数は、チャネルの遅延拡散906に従って変化される。
アーキテクチャを単純化するために、この数、Nは,スロット当たり1回変えることもあり得る。もうひとつの実施形態において、Tは、すべてのパスの最大SNR内のxdBのSNRを有するパスの時間から導き出すこともできる。
遅延拡散906は、遅延−電力解析器902により得られた情報から推定される。遅延拡散906は、多数の異なる特性に基づいていてもよい。例えば、遅延拡散906はエネルギー912b3ベース、SNR916ベース、またはタイミング914ベース、またはエネルギー912ベースと、SNR916ベースと、タイミングベース914に基づいていてもよい。遅延拡散906がエネルギー912ベースなら、異なるフィンガーのエネルギー912を用いて遅延拡散906を決定する。遅延拡散がSNR916ベースなら、異なるフィンガーのSNR916を用いて、遅延拡散906を決定する。タイミング914に基づいた遅延拡散906は、タイミング値に基づく。他の因子を用いて、遅延拡散906を決定してもよいことは当業者には理解されるであろう。さらに、上述するように、フィンガーフロントエンドを用いることにより遅延拡散を推定することが可能である。他の手段を用いて、遅延拡散を推定してもよい。例えば、遅延拡散は、マルチパスコンポーネントごとにタイムトラッキングループのセットを用いて推定するということもあり得る。
イコライザー長決定器904はチャネルの遅延拡散906を使用して、新しい使用された長さ910を決定する。新しい使用された長さ910はイコライザー810において使用された長さ815の値を設定するために使用される。
一実施形態において、イコライザー810は有限インパルス応答(FIR)フィルターによって実施してもよい。図10は、FIRフィルター1000の実施を図示するブロック図である。示されるように、フィルターへの入力はxlである。また、出力はxeである。遅延ブロック1002によって示されるように、入力xlは過去のサンプルと同様に現在の入力サンプルも含んでいる。ベクトルeは、フィルターのタップを表わす。
その出力は、式2で示される式に従って計算してもよい。式2の式は、式3に示すように行列形式で書いてもよい。
FIRフィルターのほかに他のコンポーネントをイコライザー810内で使用してもよい。例えば、無限インパルス応答(IIR)を使用してもよい。さらに、フィルタリングは周波数領域で行なってもよい。
Figure 2006518164
Figure 2006518164
イコライザー設定調節器816の実施形態は、種々の設計および実施に使用してもよい。例えば、図11は、イコライザー適応コンポーネント1122を含む無線信号1101の受信を図示する機能ブロック図である。イコライザー適応コンポーネント1122は、この譲受人に譲渡され、参照することにより明白に組み込まれる、これと共に同時に出願した、代理人整理番号第030047を有する、デュルガ・マラディ、ジョセフ・ブランツ、およびヨンビン・ウエイによる「チャネル推定を使用する適応イコライザーを有する通信受信機」(Communication Receiver with an Adaptive Equalizer That Uses Channel Estimation)というタイトルの特許出願に開示されている。
イコライザー設定調節器1124の一実施形態は、イコライザー適応コンポーネント1122内に組み込んで、使用されるイコライザータップ1111の数を調節してもよい。イコライザー適応コンポーネント1122は遅延−電力解析器を含む。遅延−電力解析器は、図9の遅延電力解析器902として使用し、遅延拡散906を得てもよい。ここに示されるように、イコライザー設定調節器1124の動作は、ここに開示されたように動作してもよい。図11のコンポーネントの残りは図8のコンポーネントに相当しおよび/または上で参照したアプリケーションにおいて開示される。
種々の設計および実施において使用されているイコライザー設定調節器のさらなる一例として、図12は、イコライザー1210のための適応アルゴリズムを含む無線信号801の受信を図示する機能ブロック図である。このシステムは、この譲受人に譲渡され、参照することにより、ここに明白に組み込まれ、これとともに同時に出願された、代理人整理番号第030037を有する、デュルガ・マラディ、ジョセフ・ブランツ、およびヨンビン・ウエイによる「適応イコライザーを有する通信受信機」(Communication Receiver with an _Adaptive Equalizer)というタイトルの特許出願に開示されている。
イコライザー設定調節器1230のさらなる実施形態は、適応アルゴリズム1222を有した上述したシステムと組み合わせて使用し、使用されるイコライザータップ1211の数を調節してもよい。イコライザー設定調節器1230は、使用されるタップの数を調節するためにここに開示するように動作してもよい。イコライザー設定調節器1230は、その出力をイコライザー1210に供給し、および/または適応アルゴリズム1222に供給し、イコライザー1210フィルターにより使用されるタップ1211の数を設定してもよい。図12の残りのコンポーネントは図8のコンポーネントに相当し、および/または上で参照したアプリケーションにおいて開示される。
図13は、イコライザーフィルター長を適応可変するための方法1200のフロー図である。図13の方法は、移動局204、基地局202および無線通信システム100における他のタイプの受信機により使用してもよい。方法1300は、イコライザーフィルター調節に関連して実行されるステップを含む。遅延−電力解析器902を使用して遅延−電力解析を実行する1302。
次に、遅延拡散は、遅延−電力解析器902により得られた情報から推定される1304。遅延拡散906は、多数の異なる特性に基づいていてもよい。例えば、遅延拡散906は、エネルギーに基づいていてもよいし、SNRに基づいていてもよいし、タイミングに基づいていてよい。遅延拡散906がエネルギーに基づいているなら、異なるフィンガーのエネルギーを用いて遅延拡散906を決定してもよい。遅延拡散がSNRに基づいているなら、異なるフィンガーのSNRを用いて遅延拡散を決定してもよい。タイミングに基づいた遅延拡散906は、タイミング値に基づく。他の因子を用いて遅延拡散906を決定してもよいことは当業者により理解されるであろう。
次に、新しい使用された長さ910は遅延拡散に基づいて計算される1306。新しい使用された長さ910は、イコライザー810が必要な時間遅延をカバーしてもよいように、さらに、イコライザーが不必要なタップ811を含まないように設定される。
一旦新しい使用された長さ910が計算された1306ならば、次に、無用のタップ811は0にセットしてもよいし、または非アクティブな(使用されずに)ものとして設定してもよい。次に、新しい使用された長さ910はイコライザー810に供給してもよい。
パイロットシンボルごとにイコライザーが使用した長さ815を更新する必要はない。異なる設定は、いつイコライザーが使用した長さ815を適応させるかを決定するのに使用してもよい。例えば、この方法は、パイロットシンボル間隔ごとに、イコライザーが使用した長さ815を更新するように構成してもよい。あるいは、この方法はN番目のパイロットシンボル間隔ごとにイコライザーの長さを適応するように構成してもよい。但し、Nは正の整数である。Nの値は静的であってもよいし、または動的であってもよい。
この方法は、パイロットシンボル間隔ごとにイコライザー長さを複数回適応するように構成してもよい。環境に応じて、イコライザーの長さをより頻繁にまたは頻度をより少なくして適応する必要があるかもしれないことは当業者により理解されるであろう。例えば、低速状況で、イコライザーは、システムが高速度状況の中で使用されている場合と同じくらいしばしば適応され、更新される必要がないかもしれない。
閾値はイコライザー長さが更新されるかどうか決めるために使用されてもよい。図14は、フィルター長さを更新するために閾値を使用してイコライザーフィルター長を適応可変するための方法1400のフロー図である。図14の方法は、最小数のタップを変更するときのみイコライザー長を更新することが望ましいときに使用してもよい。図14の方法は、閾値に関係のあるさらなるステップを除いて図13のそれに類似する。新しい使用された長さ910が計算された1406後、この方法は使用された長さ815と新しく使用される長さ910との間の差分を計算し1407、フィルターサイズ更新閾値(図示せず)と比較する1409。それが閾値を越える場合、この方法は、図示するように、ステップ1408および1410を続けるかもしれない。それが閾値を越えない場合、イコライザー調節器シーケンスは終了し1411、長さは更新されない。
当業者は、情報および信号は、さまざまな異なる科学技術および技法を用いて表してもよいことを理解するであろう。例えば、上述した記述全体を通して参照してもよいデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界、磁性粒子、光学界、または光学粒子またはそれらの任意の組合せにより表してもよい。
当業者はさらに、ここに開示した実施の形態に関連して記載した種々の実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウエア、コンピュータソフトウエアまたは両方の組合せで実施してもよいことを理解するであろう。このハードウエアとソフトウエアの互換性を明瞭に説明するために、種々の実例となる部品、ブロック、モジュール、回路、およびステップが一般にそれらの機能性の観点から上に記載された。そのような機能性がハードウエアまたはソフトウエアとして実現されるかは特定のアプリケーションおよび全体のシステムに課せられた設計制約に依存する。熟達した職人は、各特定のアプリケーションに対して記載した機能性を変形した方法で実施することができるが、そのような実施の判断は、この発明の範囲を逸脱するものとして解釈されるべきでない。
ここに開示された実施の形態に関連して記載された種々の実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサー、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理装置、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウエアコンポーネント、またはここに記載した機能を実行するように設計されたいずれかの組合せを用いて実施または実行してもよい。汎用プロセッサーは、マイクロプロセッサーであってよいが、別の方法では、プロセッサーは、いずれかの一般的なプロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、またはステートマシンであってよい。プロセッサーはまた、計算装置の組合せとしても実施できる。例えば、DSPとマイクロプロセッサーの組合せ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと協力した1つ以上のマイクロプロセッサーまたはいずれかの他のそのような構成として実施してもよい。
ここに開示された実施の形態に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウエアにおいて、プロセッサーにより実行されるソフトウエアモジュールにおいて、または両者の組合せにおいて直接具現化してもよい。ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、脱着可能ディスク、CD−ROM、または技術的に知られているその他のいずれかの形態の記憶媒体に常駐してもよい。例示記憶媒体は、プロセッサーに接続される。そのようなプロセッサーは記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができる。別の方法では、記憶媒体は、プロセッサーに集積可能である。プロセッサーと記憶媒体はASICに存在してもよい。ASICはユーザー端末に存在してもよい。別の方法では、プロセッサーと記憶媒体はユーザー端末内のディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
ここに開示される方法は、記載した方法を達成するための1つ以上のステップまたは行為を含む。方法ステップおよび/または行為は本発明の範囲を逸脱することなく、互いに交換してもよい。言いかえれば、特定の順番のステップまたは行為がこの実施形態の適切な動作のために必要でない限り、測定のステップおよび/または行為の順番および/または使用は、この発明の範囲から逸脱することなく、変更してもよい。
好適実施の形態の上述の記載は当業者がこの発明を製作または使用することを可能にするために提供される。これらの実施の形態に対する種々の変更は当業者には容易に明白であろう、そしてここに定義される包括的原理は発明力の使用なしに他の実施の形態に適用可能である。従って、この発明は、ここに示した実施の形態に限定されることを意図したものではなく、ここに開示した原理と新規な特徴に一致する最も広い範囲が許容されるべきである。
図1は、多数のユーザーを支援するスペクトル拡散通信システムの図である。 図2は、通信システムにおける、基地局と移動局のブロック図である。 図3は、基地局と移動局の間のダウンリンクおよびアップリンクを図示するブロック図である。 図4は、ダウンリンクの実施形態におけるチャネルのブロック図である。 図5は、アップリンクの実施形態におけるチャネルのブロック図である。 図6は加入者装置の実施形態のブロック図である。 図7は、無線信号の送信を図示する機能ブロック図である。 図8は、無線信号の受信を図示する機能ブロック図である。 図9は、イコライザー設定調節器の一実施形態のブロック図である。 図10は、FIRフィルターの実施を示すブロック図である。 図11は、イコライザー設定調節器の一実施形態を含む受信機を図示するブロック図である。 図12は、イコライザー設定調節器のさらなる実施形態を含む他の受信機を図示するブロック図である。 図13は、イコライザーフィルター長を適応的に変換する方法のフロー図である。 図14は、フィルター長を更新するために閾値を用いてイコライザーフィルター長を適応的に変化させる方法のブロック図である。

Claims (38)

  1. 下記を具備する、通信システムにおいて、送信された信号を推定するための方法:
    通信信号を受信する;
    遅延−電力解析器を用いて前記通信信号を解析する;
    前記遅延−電力解析器から得られた情報から遅延拡散を推定する;
    前記推定された遅延拡散に基づいて、新しいイコライザーフィルター長を決定する;および
    前記新しいイコライザーフィルター長を使用するためにイコライザーを構成する。
  2. 前記イコライザーは、最大長および使用された長さを有するフィルターを具備し、前記使用された長さは、前記最大長以下であり、前記イコライザーは、前記使用された長さを前記新しいイコライザーフィルター長に設定することにより前記新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記通信信号は、無線通信信号を具備する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記遅延−電力解析器は、少なくとも2つの受信されたマルチパス信号コンポーネントのエネルギーを計算する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記遅延−電力解析器は、少なくとも2つの受信されたマルチパス信号コンポーネントの遅延を計算する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記遅延−電力解析器は、少なくとも2つの受信されたマルチパス信号コンポーネントの信号対雑音比を計算する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記イコライザーは適応イコライザーである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記使用された長さと前記新しいイコライザーフィルター長との間の差分を計算することをさらに具備し、前記イコライザーは、前記差分が閾値を通過するなら、前記新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成される、請求項2に記載の方法。
  9. 前記方法は移動局により実施される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記方法は基地局により実施される請求項1に記載の方法。
  11. 前記方法は、パイロットシンボル間隔ごとに一度使用され前記新しいイコライザーフィルター長を決定する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記方法は、N番目のパイロットシンボル間隔ごとに一度使用され、前記新しいイコライザーフィルター長を決定する、但しNは任意の正の整数である、請求項1に記載の方法。
  13. 前記方法は、パイロットシンボル間隔ごとに一度使用され、前記新しいイコライザーフィルター長を決定する、請求項1に記載の方法。
  14. 前記方法は、パイロットシンボル間隔ごとにN回使用され前記新しいイコライザーフィルター長を決定する、但しNは任意の正の整数である、請求項1に記載の方法。
  15. 下記を具備する、移動局が送信された信号を推定する、無線通信システムにおいて使用する移動局:
    無線信号を受信するための少なくとも1つのアンテナ;
    前記少なくとも1つのアンテナと電子通信する受信機;
    前記送信された信号を推定するためのイコライザーで下記を具備するイコライザー:
    複数のタップ;
    タップの合計数を定義する最大長;
    および
    使用されているタップの数を定義する使用された長さ、前期使用された長さは適応的である。
  16. 前記使用された長さは、下記を具備する方法の使用を介して適応的である、請求項15に記載の移動局:
    遅延−電力解析器から得られた情報から遅延拡散を推定する;および
    遅延拡散に基づいて新しいイコライザーフィルター長を決定する。
  17. 前記使用された長さは、前記最大長以下であり、前記イコライザーは、前記使用された長さを前記新しいイコライザーフィルター長に設定することにより前記新しいイコライザーフィルター長を構成する、請求項16に記載の移動局。
  18. 前記情報はエネルギーベースの情報を具備する、請求項16に記載の移動局。
  19. 前記情報は、タイミングベースの情報を具備する、請求項16に記載の移動局。
  20. 前記情報は信号対雑音比ベースの情報を具備する、請求項16に記載の移動局。
  21. 前記イコライザーは、適応イコライザーである、請求項16に記載の移動局。
  22. 前記方法は、さらに、前記使用された長さと前記新しいイコライザーフィルター長との間の差分を計算することを具備し、前記イコライザーは、前記差分が閾値を通過するなら前記新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成される、請求項16に記載の移動局。
  23. 下記を具備する、装置が送信された信号を推定する無線通信システムに使用する装置:
    無線信号を受信するための少なくとも1つのアンテナ;
    前記少なくとも1つのアンテナと電子通信する受信機;
    前記送信された信号を推定するためのイコライザーで下記を具備するイコライザー:
    複数のタップ;
    タップの合計数を定義する最大長;および
    使用されているタップの数を定義する使用された長さ、前記使用された長さは適応的である。
  24. 前記使用された長さは、下記を具備する方法の使用を介して適応的である、請求項15に記載の移動局:
    遅延−電力解析器から得られた情報から遅延拡散を推定する;および
    遅延拡散に基づいて新しいイコライザーフィルター長を決定する。
  25. 前記使用された長さは、前記最大長以下であり、前記イコライザーは、前記使用された長さを前記新しいイコライザーフィルター長に設定することにより前記新しいイコライザーフィルター長を構成する、請求項24に記載の移動局。
  26. 前記情報はエネルギーベースの情報を具備する、請求項24に記載の移動局。
  27. 前記情報は、タイミングベースの情報を具備する、請求項24に記載の移動局。
  28. 前記情報は信号対雑音比ベースの情報を具備する、請求項24に記載の移動局。
  29. 前記イコライザーは、適応イコライザーである、請求項24に記載の移動局。
  30. 前記方法は、さらに、前記使用された長さと前記新しいイコライザーフィルター長との間の差分を計算することを具備し、前記イコライザーは、前記差分が閾値を通過するなら前記新しいイコライザーフィルター長を使用するように構成される、請求項24に記載の移動局。
  31. 前記装置は移動局を具備する、請求項24に記載の装置。
  32. 前記装置は基地局を具備する、請求項24に記載の装置。
  33. 下記を具備する、移動局が送信された信号を推定する、無線通信システムに使用する移動局:
    第1の無線信号を受信する手段;
    前記送信された信号を推定する手段、前記推定する手段は下記を具備する:
    複数のタップ;
    タップの合計数を定義する最大長;および
    使用されているタップの数を定義する使用された長さ、前記使用された長さは適応的である。
  34. さらに下記を具備する、請求項33に記載の移動局:
    遅延拡散を推定する手段;および
    前記遅延拡散に基づいて新しいイコライザーフィルター長を決定する手段。
  35. 前記使用された長さは、前記最大長以下であり、前記推定手段は、前記使用された長さを前記新しいイコライザーフィルター長に設定することにより前記新しいイコライザーを使用するように構成される、請求項34に記載の移動局。
  36. 前記遅延拡散推定手段は、エネルギーに基づく、請求項34に記載の移動局。
  37. 前記遅延拡散推定手段は、タイミングに基づく、請求項34に記載の移動局。
  38. 前記遅延拡散推定手段は、信号対雑音比にもとづく、請求項34に記載の移動局。
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