JP2006516848A - 無損失データ埋め込み - Google Patents

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Abstract

可逆なウォーターマーキングに対する多くの方法(元のホスト信号の完全な再構成を可能にする埋め込みスキーム)は、ウォーターマーク入りコンテンツのわずかな修正が、元の信号及び埋め込まれた補助データの両方のリカバリを妨げる点で非常に脆弱である。送信又はチャネル誤差に対するロバスト性を得るために、本発明による埋め込み方法は、データ埋め込み容量の一部に誤差補正データを収容する。有利な実施例において、ホスト信号(36)はセグメントに分割され、セグメント(S(n))に対する誤差補正データ(p(n))は、前記ホスト信号を再構成する復元データ(r(n))と一緒に次のセグメント(S(n+1))に埋め込まれているデータ(37)に収容される。前記埋め込み容量の残りの部分は、ペイロード(w)に対して使用される。

Description

本発明は、ホスト信号に補助データを埋め込む方法であって、複合信号を生成するために埋め込み率及び歪を持つデータ埋め込み方法を使用するステップと、前記ホスト信号を復元する(restore)復元データを収容するために前記埋め込み率の第1の部分を使用し、前記補助データを埋め込むために前記埋め込み率の第2の部分を使用するステップとを有する方法に関する。本発明は、ホスト信号に補助データを埋め込む対応する装置にも関する。
本発明は更に、このようなホスト信号を再構成する方法及び装置、並びに埋め込まれたデータを有する複合情報信号に関する。
多くのウォーターマーキング及びデータ隠蔽(data-hiding)スキームの不所望な副作用は、補助データが埋め込まれるホスト信号が歪まされることである。したがって、埋め込まれる情報量と引き起こされる歪との間の最適なバランスを見つけることは、活発な研究分野である。近年、ウォーターマーキング及びデータ隠蔽スキームの歪に対する容量の基本的な限度の理解において大きな進展があった。しかしながら幾つかの応用に対しては、どんなに小さくても補助データによる歪は許されない。これらの場合、可逆な(reversible)データ隠蔽方法の使用が、解決法を提供する。可逆なデータ隠蔽スキームは、元のホストデータの完全な且つ目に見えない(blind)復元(即ち追加の信号無し)を可能にするスキームとして定められる。
冒頭の段落で定められた可逆なデータ隠蔽方法は、J. Friedrich, M. Goljan, and R. Du,“Lossless Data Embedding For All Image Formats”, Proceedings of SPIE, Security and Watermarking of Multimedia Contents, San Jose, 2000に記載されているが、理論的な制限についてはほとんど注目されていない。このFriedrich他の文書において、信号XのフィーチャのサブセットB(例えばビットマップ画像の特定のビット面、又はJPEG画像の特定のDCT係数の最小有効ビット)は、(i)Bが無損失で圧縮されることができるように、且つ(ii)Bの無作為化がほとんど影響力をもたないように得られる。無損失なデータ隠蔽は、この場合、Bの無損失圧縮、補助データとのビットストリームの連結及び元のセットBの置き換えにより達成される。
T. Kalker and F. Willems,“Capacity Bounds And Constructions For Reversible Data-Hiding”, Proceedings of the International Conference on Digital Signal Processing”, 1, pp. 71-76, June 2002において、可逆なウォーターマーキングスキームの容量に関する幾つかの最初の結果が得られている。この文書において、Kalker他は、所定の埋め込み率及び歪を有する所定の埋め込み器を使用する。Kalker他は、埋め込み容量が、複合信号を条件として(conditioned on)ホスト信号を識別する復元データをホスト信号に埋め込むことにより増加されることができることを示した。これは、前記復元データが、前記複合信号を鑑みて、いずれのホスト信号サンプルが、埋め込み処理によりいずれの修正を受けるのかを定めることを意味すると理解される。実際の実施例において、Kalker他は、前記ホスト信号をセグメントに分割し、このようなセグメントに対する復元データを次のセグメントに埋め込み、埋め込み率の残りの部分を補助データの埋め込みに使用する。このような可逆なデータ隠蔽スキームは、“再帰的な”可逆埋め込みと称される。本発明は、このような再帰的な可逆埋め込みスキームをも扱う。
Kalker他の再帰的な可逆埋め込みスキームを含む可逆埋め込みスキームの問題は、極めて脆弱な性質を持つことである。ウォーターマーク入りデータの単一のビットの変更は、元のホスト信号及び埋め込まれた補助データの両方のリカバリを妨げる。これは、可逆なウォーターマーキングスキームの有用性に厳しい制限を加える。所有者がウォーターマーク入りデータ(例えばアーカイブ)を完全に制御する状況、又は認証に関連した状況のみに、これらのウォーターマーキングスキームは、有用な応用を持つ。
本発明の目的は、改良された可逆なデータ埋め込み方法及び装置、並びに対応する元のホスト信号を再構成する方法及び装置を提供することである。
本発明の第1の態様によると、請求項1に記載の方法が提供される。本発明は、可逆な埋め込みスキームの埋め込み容量の一部が、ペイロード及び前記ペイロードを運ぶホスト信号のエラー保護に対して使用されることができるという洞察を利用する。したがって、前記埋め込みスキームは、チャネル誤差に対してロバストである。
ウォーターマーク入りホスト信号に誤差補正データを埋め込むことは、米国特許出願US2003/0009670の特定の段落[0419]から既知であることに注意すべきである。しかしながら、この刊行物において、誤差補正データは、ウォーターマークペイロードのみを保護する。
他の独立請求項2に記載の本発明の他の態様によると、複合信号の所定のセグメントに対する誤差補正データは、ホスト信号の次のセグメントに埋め込まれる。このようにして、高い埋め込み率を持つロバストな再帰的な可逆埋め込みスキームが得られる。前記誤差補正データが、他のデータの処理と互換性のあるように処理されることができることは、本発明の特定の利点である。
図1は、本発明によるホスト信号に補助データを埋め込む埋め込み装置3と、前記ホスト信号を再構成する再構成装置5とを有するシステムを概略的に示す。前記システムは、不連続な(discrete)文字(alphabet)からシンボルのホストシーケンスx1 N=x12..xNを生成する不連続なメモリレスソース1を有する。好適な実施例において、ソース1はバイナリソースであり、シンボルxiは、例えば、ビットマップ画像の特定のビット面のビット、又はJPEG画像の特定のDCT係数の最小有効ビットである。しかしながら、本発明はバイナリソースに限定されない。
補助データ又はメッセージソース2は、x1 Nと独立に、確率1/Mのメッセージ指標(index)又はメッセージシンボルw∈{1,2,..,M}を生成する。埋め込み装置3は、メッセージwをホストシーケンスx1 Nに埋め込み、シンボルの複合信号シーケンスy1 N=y12..yNを形成する。シーケンスy1 Nはx1 Nに近くなければならない、即ち平均歪はある特定の歪尺度Dに対して小さくなくてはならないことを必要とする。ソースシンボル毎のビットの埋め込み率Rは、
R=(1/N)log2(M)
と定義される。
前記複合シーケンスは、ウォーターマーク入りシーケンスy1 Nの劣化バージョンz1 Nを生成するために遷移確率行列Q(・|・)を持つメモリレスアタックチャネル(memoryless attack channel)4を通って送信される。単語アタックチャネルは、能動的且つ理性的なアタッカ(attacker)の存在を示唆するので、幾分か誤称である。しかしながら、この記載において、このような暗示的な意味は意図されておらず、単語‘アタック’は、ウォーターマーキングの文献の一般的な用語を反映するように選択されただけである。再構成装置5は、ホストシーケンスx1 Nの推定を生成し、複合シーケンスz1 Nから埋め込まれたメッセージwを取り出す。
本発明はバイナリソースに限定されないが、ここで文字xi={0,1}を有するメモリレスバイナリソース1を考え、歪尺度としてハミング距離(Hamming distance)を使用する。p1=Pr{xi=1}及びp0=Pr{xi=0}=1−p1とする。アタックチャネル4は、dに等しい0→1遷移確率を持つバイナリ対称チャネルとして与えられるものとする。この場合、歪Dav=0.5を持つロバストな可逆データ隠蔽スキームを構築するのは、理論的に及び漸近的に容易である。
脆弱な可逆ウォーターマーキングをロバストな可逆ウォーターマーキングに拡張する複数の可能性が存在する。第一に、ロバスト性は、ウォーターマークペイロードのロバスト性に帰することができ、即ちチャネル劣化は、ペイロードのリカバリに干渉しない。第二に、ロバスト性は、可逆性の側面に帰することができ、即ち元のホスト信号は、チャネル劣化後に依然としてリカバされることができる。この第2のオプションは、元のホスト信号が復元されることができる度合いに関して更に詳細に述べられることができる。一方の極端な場合には、前記元のホスト信号は完全にリカバされることができ、他方の極端な場合には、前記元のホスト信号は、前記チャネル劣化と両立する歪までしか取り出されることができない。第三に及び最後に、ロバスト性は、ペイロード及び可逆性の両方に帰することができる。これら第1及び第2のオプションは、可逆ウォーターマーキングの所望の性質の2つのうち1つが失われるので(ペイロード又は可逆性)、限定された適用性を持つ。本発明は、ロバスト性がペイロード及び可逆性の両方の側面に帰する第3のオプションに焦点を合わせる。
Fridrich他の教示によると、長さNのホスト信号シンボルx1 Nのストリングは、長さKのストリングy1 Kに圧縮され、ここでKはおよそN×h(p1)に等しく、h(・)はバイナリエントロピを示す。これは、全シーケンスx1 N又は前記シーケンスが分割されることができる連続したセグメントx1 Nに適用されることができることに注意する。この圧縮は、追加ビットを加えるために利用されることができるN−Kビットのスペースを残す。本発明によると、送信又はチャネル誤差に対するロバスト性は、ここでこのスペースの一部に誤差補正ビットを収容することにより得られる。大きなNに対して、補正されるべき誤差の数はd×Nである。加えられなければならないパリティ確認ビットの数がN×h(d)に等しいような誤差補正コードが存在することを示すのは非常に容易である。残りの部分は、補助(メッセージ)データビットwで埋められることができる。加えられることができる補助データビットの数は、R(p1,d)×Nで示されるものとし、ここでR(p1,d)は埋め込み率を示す。この“単純な”ロバストな埋め込みスキームの前記埋め込み率は、この場合、
N×h(p1)+N×h(d)+N×R(p1,d)=N、又は
R(p1,d)=1−h(p1)−h(d)
から得られる。明らかに、このロバスト性は、h(d)>1−h(p1)であるアタックチャネルに対して達成されることができない。
関連した復号手順は、この埋め込み手順の単純な反転である。第一に、劣化シーケンスz1 Nが誤差補正復号を受ける。第二に、誤差補正データを減算した補正されたシーケンスは、長さNのシーケンスが得られるまで展開される(decompressed)。残りのビットは、この場合、補助メッセージビットとして自動的に得られる。
上述の埋め込みスキームは、x1 N内のシンボルの一部分αのみに対して上述の構成を実行することによりわずかに一般化されることができる。これは、しばしば“タイムシェアリング(time-sharing)”と称される。結果として生じる歪及び情報率は、この場合、
av=α/2 及び
R(p1,d)=α(1−h(p1))−h(d)
により与えられる。換言すると、上記の式の右辺が正である場合には、漸近的に率−歪関数R(D)、即ち
R(D)=2D(1−h(p1))−h(d) (1)
を達成することができる。このタイムシェアリング構成において、全ストリングに対する前記パリティ確認ビットは、圧縮されている部分において符号化されるべきであることに注意すべきである。パリティ確認ビットの包含を別にすると、このロバストな可逆データ隠蔽の方法は、本質的にFridrich他により提案されたものと同じ方法である。
Kalker他は、誤差無しチャネル4に対して、Fridrich他のスキームが最適でないことを示した。本発明者は、ここでロバストな埋め込みに対して、式(1)で与えられた結果が最適でないことも発見した。
図2は、送信又はチャネル誤差に対してロバストであり、より高い埋め込み率を持つ埋め込み装置3の実施例を示す。誤差補正符号化回路35を別にすると、前記装置は、Kalker他の刊行物の教示にしたがう。この装置の動作は、本出願人の予定日まで公開されない国際特許出願WO03/107653に余すところ無く記載されており、ここでは簡潔に要約される。
前記装置は、長さNのホスト信号シーケンスx1 Nを長さKのセグメントx1 Kに分割するセグメント化段30を有する。まず、全てのセグメントが同じ長さKを持つと仮定されるが、後に前記セグメントが異なる長さを持つ実施例が記載される。再び、ホスト信号Xが文字{0,1}を持つバイナリ信号であると仮定される。
前記装置は、データ埋め込み器31を有し、データ埋め込み器31は、前記ホスト信号のサンプルを修正し、したがって前記ホスト信号の歪を取り込むことにより所定の埋め込み率でペイロードdを埋め込むという意味で従来的である。埋め込み器31は、各ホスト信号セグメントX1 Kに対して1つの複合信号セグメントY1 Kを生成する。セグメント結合(desegmentation)回路32は、前記セグメントを連結して複合信号シーケンスY1 Nを形成する。
前記装置の好適な実施例において、埋め込み器31は、M. van Dijk及びF.M.J. Willemsによる記事“Embedding Information in Grayscale Images”, Proceedings of the 22nd Symposium on Information Theory in the Benelux, Enschede, The Netherlands, May 15-16, 2001, pp. 147-154の教示にしたがって動作する。この記事において、著者は、効率的な率−歪比を持つ損失性埋め込みスキームを記載している。より具体的には、複数L(L>1)のホスト信号サンプルが、ホストシンボルのブロック又はベクトルを与えるように一緒にグループ分けされる。メッセージシンボルdをLのホストシンボルのブロックX1 Lに埋め込むために、前記埋め込み器は、出力ブロックY1 Lのシンドローム(syndrome)が、所望のメッセージシンボルdを表し、ハミング(Hamming)の意味でX1 Lに最も近くなるように、前記ブロックの1つ又は複数のホストシンボルを修正する。データワード又はベクトルのシンドロームは、これに所定の行列を乗算した結果である。
これを説明するために、ブロック長L=3を持つハミングコード(Hamming code)を使用するデータ埋め込み法が、ここで簡潔に要約される。このコードは、2ビットがブロックに埋め込まれることを可能にする(R=2/3ビット/シンボル)。全ての数学的演算が2進法演算であることに注意する。
3ビットのブロック又はベクトルのシンドロームを計算するために、前記ベクトルは、以下の3×2の行列、即ち
Figure 2006516848
で乗算される。例えば、
Figure 2006516848
なので、入力ベクトル(001)のシンドロームは(11)である。このシンドローム(11)が前記埋め込まれたデータを表す。明らかに、ホストベクトルのシンドロームは、一般に埋め込まれるべきメッセージと等しくない。したがって、前記ホストシンボルの1つは、しばしば修正されなければならない。例えばメッセージ(01)が(11)の代わりに埋め込まれるべきである場合に、埋め込み器23は、第2のホストシンボルを変更し、この結果、元のホストベクトル(001)は(011)に修正される、即ち
Figure 2006516848
である。“2乗誤差”が、しばしば歪を表すのに使用され、即ち
D(x,y)=(y−x)2
である。この埋め込みスキームの3シンボル毎の歪は、(1/4)・02+(3/4)・12=3/4(前記ホスト信号のいずれも変更されない確率1/4及び1つのシンボルが±1だけ変更される確率3/4)であり、この結果、シンボル毎の平均歪はD=1/4である。前記埋め込み率は、ブロック毎に2ビットであり、即ち2/3ビット/シンボルである。
同様に、3データビットが7の信号シンボルのブロックに埋め込まれることができ、4ビットが15の信号シンボルに埋め込まれることができ、以下同様である。より一般的には、ハミングコードに基づく埋め込みスキームは、多くとも1のホストシンボルを修正することにより、mのメッセージシンボルがL=2m−1のホストシンボルのブロックに埋め込まれることを可能にする。前記埋め込み率は、
R=m/(2m−1) (2)
であり、前記歪は、
D=1/2m (3)
である。
元のホスト信号X1 Nを再構成することを可能にするために、復元符号化器33は、各ホスト信号セグメントX1 K及び複合信号Y1 Kを受信する。前記復元符号化器は、Y1 Kを条件としてX1 Kを符号化し、これはY1 Kを鑑みてX1 Kを符号化するとも表されることができる。実際に、符号化器33は、いずれのホストシンボルがいずれの修正を受けたのかに関する記録を保持し、この情報を復元データrに符号化する。表現“いずれのホストシンボルがいずれの修正を受けたのか”は、幅広く解釈されなければならない。前記歪がD=0又はD=1のいずれかである場合(本実施例の場合)には、いずれのシンボルが歪を受けたのかを識別するのに十分である。他のタイプの埋め込み器31に対して、前記歪の量が、同様に符号化されなければならない。ビット/シンボル単位での復元データ率は、埋め込み器31の埋め込み率より小さいことが示されることができる。
復元符号化器33が、本発明の機能的フィーチャを表すことに注意すべきである。この回路は、これ自体で物理的に存在する必要はない。この後に示される装置の実際的な実施例において、いずれのシンボルが歪まされているかに関する情報は、埋め込み器31自体により固有に生成される。
本例において、埋め込み容量の一部は、前記信号サンプルの1つが修正されているかどうか、及び修正されていれば、いずれのサンプルが修正されているサンプルであるかを識別するために使用される。ブロック長3(m=2、L=3)を持つハミングコードに対して、4つの可能性が存在し、即ち、3つのホストシンボルのいずれも変更されていないか、第1のシンボルが修正されているか、第2のシンボルが修正されているか、又は第3のシンボルが修正されているかである。ホスト信号ソースのエントロピH(p)が1と等しい場合に、全ての事象は等しい確率を持つ。この場合、ブロック毎のメッセージビットの両方が復元に必要とされる。しかしながら、前記信号ソースのエントロピH(p)が1に等しくない場合に、前記事象は異なる確率を持ち、mより少ない復元ビットが必要とされる。これは、他のデータを前記ホスト信号に埋め込むスペースを残す。
0=0.9であると仮定する。したがって、前記ソースがホストベクトル(000)を生成する確率p(x=000)は、(0.9)3=0.729である。前記ソースが、ホストベクトル(001)を生成する確率p(x=001)は、(0.9)2×(0.1)=0.081であり、以下同様である。前記装置の埋め込み器31は、複合ベクトルy=000を生成したと仮定する。元のホストベクトルxは、(000)であった可能性がある。この場合、前記元の信号サンプルのいずれも修正されていない。しかしながら、前記元のホストベクトルは、(001)、(010)又は(100)であった可能性もある。この場合、前記ホストシンボルの1つが修正されている。y=000を鑑みて、前記ホストベクトルがx=000である確率は、
p(x=000|y=000)=p(x=000)/(p(x=000)+p(x=001)+p(x=010)+p(x=100))=0.75
である。
同様に、y=000がホストベクトル(001)、(010)又は(100)から生じる確率が計算されることができる。これは、
p(x=001|y=000)=0.083
p(x=010|y=000)=0.083
p(x=100|y=000)=0.083
を生じる。
したがって、各複合ベクトルyは、条件付き確率p(x|y)の関連したセットを持つ。これらは以下の表に要約される。前記表は、各ブロックyに対して、対応する条件付きエントロピH(x|y)をも含む。前記条件付きエントロピは、ベクトルyを鑑みて、元のベクトルxの不確実性を表す。前記表は、メッセージ00、01、10及び11が等しい確率1/4を持つと仮定すると、各ベクトルyに対して、確率p(y)をも含む。例えば、確率p(y=000)は、
p(y=000)=(1/4)p(x=000)+(1/4)p(x=001)+(1/4)p(x=010)+(1/4)p(x=100)=0.2430
と計算されている。
Figure 2006516848
全てのブロックyに対して平均された前記ソースの条件付きエントロピH(X|Y)は、yを鑑みてxを再構成するためのビット数を表す。本例において、前記平均エントロピは、
H(X|Y)=Σyp(y)H(x|y)=0.8642ビット/ブロック
に等しい。
したがって、ブロック毎に0.8642の復元ビットが、元のブロックを識別するために必要とされる。これは、他のデータを埋め込むために2−0.8642=1.1358ビット/ブロックを残す。この容量がペイロードを埋め込むために使用される場合、データ率Rは、
R=1.1358/3=0.3786ビット/シンボル
である。
前記複合信号の歪Dは、ここで埋め込まれるデータdに割り当てられた特定の意味の影響を受けないことに注意する。前に述べられたように、この無損失埋め込みスキームの歪はD=1/4である。
本発明によると、残りの埋め込み容量の一部は、ここで送信又はチャネル誤差に対するロバスト性を達成するために誤差補正データを収容するために使用される。
このために、埋め込み装置3(図2参照)は、パリティビットpを生成する誤差補正符号化回路35を有することによりロバストにされる。セグメント内のd×Kの誤差を補正するために必要とされるパリティビットの数は、シンボル毎にh(d)ビットであり、ここで遷移パラメータdを持つ対称チャネルを仮定した。例えば、d=0.05の場合、シンボル毎にh(d)=0.2864のパリティビットが埋め込まれるべきである。
前記残りの埋め込み容量は、補助データ又はペイロードwを埋め込むために使用される。本例において、シンボル毎に0.3786−0.2864=0.0922のペイロードビットwが埋め込まれることができる。復元データr、パリティビットp及びペイロードwは、連結回路35において連結される。連結されたデータdが、埋め込みのために埋め込み器31に印加される。
より一般的に、本発明者は、以下の定理を考案した。Dは、平均歪Dav=Δ及び率ρを持つブロック長Kに対するデータ隠蔽方法であるとする。Dをシーケンスx1 Nからシーケンスy1 Nまでの(必ずしもメモリレスではない)テストチャネルと見なす。Cは上記の再帰的な構成であるとする。この場合、C(D)は、平均歪Δ及び率ρ−H(X1 K|Y1 K)/K−h(d)を持つ可逆データ隠蔽スキームである。
Kalker他の従来技術の刊行物に開示されている可逆な埋め込み装置は再帰的である。これは、連結回路35が、1セグメントの遅延で復元データrを埋め込み器31に印加することを意味すると理解される。したがって、あるセグメントに対する復元データは、次のセグメントに埋め込まれる。本発明の好適な実施例によると、連結回路35は、遅延、好ましくは同じ1セグメントの遅延で前記セグメントの誤差補正データpをも埋め込み器31に印加する。したがって、前記セグメントに対する前記誤差補正データも、前記次のセグメントに埋め込まれる。図2を参照して理解されるように、これは、誤差補正データpが、復元データrと同様に及び互換性を持って処理されることができるという利点を持つ。したがって、ロバストな再帰的な可逆データ埋め込み装置3は、複雑ではない(ハードウェア又はソフトウェア)構成を持つ。
復元データr及びパリティデータpを次のセグメントに埋め込む特定の方法の2つの実際的な例が、ここに記載される。これらの例において、埋め込み器31は、ブロック長3を持つ上述のタイプの埋め込み器であると仮定される。式(2)及び(3)によると、この非ロバスト及び不可逆な埋め込み器31の歪はD=1/4であり、埋め込み率はR=2/3ビット/シンボルである。更に、前述のように、前記ホスト信号はシンボル確率p0=0.9を持ち、チャネル4は遷移確率d=0.05を持つと仮定される。
第1の例において、前記ホスト信号は、K=3000シンボル(ビット)の等しい長さのセグメントS(n)に分割される。これは、図3の参照符号36により図示される。この図の参照符号37は、埋め込まれたデータdを示す。前記埋め込み率はR=2/3ビット/シンボルであり、したがって2000ビットが各セグメントに埋め込まれることができる。以前に計算されたように、ブロック毎の0.8642の復元ビットr(0.288ビット/シンボル、セグメント毎に864ビット)が、セグメントYを鑑みてセグメントXを再構成するために必要とされる。前記図に示されるように、セグメントS(n)に関連した復元ビットr(n)は、次のセグメントS(n+1)に埋め込まれ、セグメントS(n)に埋め込まれた復元ビットは、前のセグメントS(n−1)を再構成する復元ビットr(n−1)である。前記数は、統計的な平均数であることに注意する。復元ビットの正確な数は、セグメント毎に異なる可能性がある。例えば、復元ビットの各系列に適切な終点コードを設けることにより、復元ビットrと前記埋め込まれたデータの残りとの間の境界を識別することは有利である。
以前にも示されたように、シンボル毎の0.2864のパリティビット(セグメント毎の860ビット)が、誤差補正のために埋め込まれるべきである。セグメントS(n)と関連したパリティビットは、p(n)で示される。図3は、これらが次のセグメントS(n+1)にも埋め込まれることを示す。これは、ペイロードwを埋め込むために、平均してセグメント毎に2000−864−860=276ビットを残す。したがって、前記ロバストな再帰的な可逆埋め込み器の埋め込み率は、3000のシンボル毎に276ビットであり、これは既に前に述べられた0.0922ビット/シンボルに対応する。
本実施例において、シーケンスの最初及び最後のセグメントは、異なって処理されなければならないことに注意する。前記最初のセグメントにおいて、ペイロードデータwのみが埋め込まれることができる。前記最後のセグメントにおいて、前述の“単純な”埋め込み方法が、前記最後のセグメントに関する復元データr及び誤差補正データpを収容するために使用されることができる。
図4は、ホスト信号Xをセグメント化する第2の例を示す。本実施例において、所定の初期長さを持つ最初のセグメントS(0)は、ペイロードwのみを備える。このセグメントに対する復元ビットr(0)及びパリティビットp(0)は、次のセグメントS(1)に収容される。次のセグメントS(1)は、ここで復元ビットr(0)及びパリティビットp(0)を収容するのに必要とされる長さを割り当てられる。次のセグメントS(1)は、新しい複数の復元ビットr(1)及びパリティビットp(1)が更に他のセグメントS(2)に埋め込まれる必要があり、以下同様である。このプロセスは、複数回、例えば前記次のセグメントが所定の閾値より小さくなるまで繰り返される。ペイロードwは前記次のセグメントには埋め込まれない。全プロセスは、この場合、所定の初期長さを持つ新しい最初のセグメントS(0)に対して繰り返される。
図5は、受信された複合信号から元のホスト信号を再構成する装置の概略図を示す。前記装置は、アタックチャネル4からシーケンスZ1 Nを受信する(図1参照)。セグメント化回路50は、前記シーケンスを長さKのセグメントZ1 Kに分割する。セグメントZ1 Kは、データ取り出し回路51及び誤差検出及び補正回路52に反転された順序で印加される。
データ取り出し回路51は、前記複合信号に埋め込まれているデータdを取り出す。データdが長さLのハミングコードを使用して埋め込まれている好適な実施例において、取り出し回路51は、Lのシンボルの各ブロックのシンドロームを決定する。前記回路は、前記取り出されたデータを誤差補正データp、復元データr及び補助ペイロードwに分割する。
誤差補正データpは、セグメントZ1 K内の誤差を補正するために誤差検出及び補正回路52に印加される。これの出力は、推定された複合信号セグメント
Figure 2006516848
である。再構成ユニット53は、取り出された復元データrを使用して元のホスト信号X1 Kに加えられた修正を元に戻すように構成される。前記好適な実施例において、復元データrは、セグメントY1 K内のシンボルの1つが修正されているか、及び修正されている場合には、いずれのシンボルが修正されているシンボルであるかを識別する。この復元は、推定された複合信号セグメント
Figure 2006516848
に適用され、元のホスト信号セグメントX1 Kの推定値
Figure 2006516848
を生じる。埋め込まれた誤差補正データのため、この再構成は、ビット誤差が前記アタックチャネルにより生じた場合でさえも完全である。再構成されたホスト信号セグメント
Figure 2006516848
は、最後にセグメント結合回路54において再び順序付けられ、セグメント結合される。
本発明によるホスト信号に補助データを埋め込む装置と、ホスト信号を再構成する装置とを有するシステムを概略的に示す。 図1に示された埋め込み装置の実施例を概略的に示す。 本発明の好適な実施例によりホスト信号をセグメントに分割する実際の例を示す。 本発明の好適な実施例によりホスト信号をセグメントに分割する実際の例を示す。 図1に示されたホスト信号を再構成する装置の実施例を概略的に示す。

Claims (9)

  1. ホスト信号に補助データを埋め込む方法であって、
    埋め込み率及び歪を持つデータ埋め込み方法を使用して複合信号を生成するステップと、
    前記ホスト信号を復元する復元データを収容するために前記埋め込み率の第1の部分を使用し、前記補助データを埋め込むために前記埋め込み率の第2の部分を使用するステップと、
    を有する方法において、
    前記方法が、前記復元データ及び/又は前記補助データ内の誤差を補正する誤差補正データを埋め込むために前記埋め込み率の第3の部分を使用するステップを有することを特徴とする方法。
  2. ホスト信号に補助データを埋め込む方法であって、
    前記ホスト信号をセグメント化するステップと、
    所定の埋め込み率及び歪を持つ所定のデータ埋め込み方法を使用してホスト信号セグメントにデータを埋め込み、それぞれの複合信号セグメントを生成するステップと、
    前記複合信号セグメントを条件として前記ホスト信号セグメントを識別する復元データを決定するステップと、
    前記埋め込み率の一部を使用して前記復元データを次のホスト信号セグメントに埋め込むステップと、
    を有する方法において、前記方法が、
    前記複合信号セグメント内の誤差を補正する誤差補正データを生成するステップと、
    前記埋め込み率の他の部分を使用して前記誤差補正データを前記次のホスト信号セグメントに埋め込むステップと、
    前記埋め込み率の残りの部分を使用して前記ホスト信号セグメントに前記補助データを埋め込むステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  3. 各セグメントが、前記補助データ並びに前のセグメントに対する前記復元データ及び前記誤差補正データを有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記セグメントが等しい長さを持つ、請求項3に記載の方法。
  5. (a)所定の長さを持つ第1のホスト信号セグメントのみに補助データを埋め込むステップと、
    (b)次のセグメントに前のセグメントに対する前記復元データ及び前記誤差補正データを埋め込むステップと、
    (c)前記次のセグメントの長さを前記復元データ及び前記誤差補正データの量に適合するステップと、
    (d)前記次のセグメントの長さが所定の閾値より小さくなるまで前記ステップ(b)及び(c)を繰り返すステップと、
    を有する請求項2に記載の方法。
  6. ホスト信号に補助データを埋め込む装置であって、
    前記ホスト信号をセグメント化するセグメント化手段と、
    ホスト信号セグメントにデータを埋め込んでそれぞれの複合信号セグメントを生成する所定の埋め込み率及び歪を有する所定のデータ埋め込み器と、
    前記複合信号セグメントを条件として前記ホスト信号セグメントを識別する復元データを決定する手段と、
    を有し、
    前記データ埋め込み器が、前記埋め込み率の一部を使用して前記復元データを次のセグメントに埋め込むように構成される、
    当該装置において、
    前記装置が更に、前記複合信号セグメント内の誤差を補正する誤差補正データを生成する手段を有し、前記データ埋め込み器が更に、前記埋め込み率の他の部分を使用して前記誤差補正データを前記次のホスト信号セグメントに埋め込み、前記埋め込み率の残りの部分を使用して前記ホスト信号セグメントに前記補助データを埋め込むように構成されることを特徴とする装置。
  7. 請求項2ないし5のいずれか一項に記載の方法により生成された複合信号からホスト信号を再構成する方法において、
    前記複合信号をセグメント化するステップと、
    複合信号セグメントから埋め込まれた誤差補正データを取り出すステップと、
    前記誤差補正データを前の複合信号セグメント内の誤差を補正するために使用するステップと、
    前記複合信号セグメントから埋め込まれた復元データを取り出すステップと、
    前記前の複合信号セグメントを鑑みて前のホスト信号セグメントを再構成するために前記復元データを使用するステップと、
    を有する方法。
  8. 請求項2ないし5のいずれか一項に記載の方法により生成された複合信号からホスト信号を再構成する装置において、
    前記複合信号をセグメント化するセグメント化手段と、
    複合信号セグメントから埋め込まれた誤差補正データを取り出す手段と、
    前記誤差補正データを使用して前の複合信号セグメント内の誤差を補正する誤差補正手段と、
    前記複合信号セグメントから埋め込まれた復元データを取り出す手段と、
    前記復元データを使用して前記前の複合信号セグメントを鑑みて前のホスト信号セグメントを再構成する手段と、
    を有する装置。
  9. 埋め込まれたデータを持つセグメントの形式の複合情報信号において、複合信号セグメントに埋め込まれた前記データが、前の複合信号セグメントを条件として前のホスト信号セグメントを識別する復元データを有し、更に前記前の複合信号セグメント内の誤差を補正する誤差補正データを有する、複合情報信号。
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