JP2006512354A - 抗潰瘍薬草配合物 - Google Patents

抗潰瘍薬草配合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2006512354A
JP2006512354A JP2004561703A JP2004561703A JP2006512354A JP 2006512354 A JP2006512354 A JP 2006512354A JP 2004561703 A JP2004561703 A JP 2004561703A JP 2004561703 A JP2004561703 A JP 2004561703A JP 2006512354 A JP2006512354 A JP 2006512354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
formulation
ulcer
plant
formulation according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004561703A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4405399B2 (ja
Inventor
プッシュパンガダン パルプ
カンダナ ベンカテスワラ ラオ
ゴビンダラジャン ラグハヴァン
メーロトラ シャンタ
ラドハクリシュナン クリシュナン ネアー
Original Assignee
カウンシル・オブ・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カウンシル・オブ・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ filed Critical カウンシル・オブ・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ
Publication of JP2006512354A publication Critical patent/JP2006512354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4405399B2 publication Critical patent/JP4405399B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K36/00Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
    • A61K36/18Magnoliophyta (angiosperms)
    • A61K36/185Magnoliopsida (dicotyledons)
    • A61K36/23Apiaceae or Umbelliferae (Carrot family), e.g. dill, chervil, coriander or cumin
    • A61K36/235Foeniculum (fennel)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K36/00Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
    • A61K36/18Magnoliophyta (angiosperms)
    • A61K36/185Magnoliopsida (dicotyledons)
    • A61K36/24Apocynaceae (Dogbane family), e.g. plumeria or periwinkle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K36/00Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
    • A61K36/18Magnoliophyta (angiosperms)
    • A61K36/185Magnoliopsida (dicotyledons)
    • A61K36/60Moraceae (Mulberry family), e.g. breadfruit or fig
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K36/00Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
    • A61K36/18Magnoliophyta (angiosperms)
    • A61K36/88Liliopsida (monocotyledons)
    • A61K36/896Liliaceae (Lily family), e.g. daylily, plantain lily, Hyacinth or narcissus
    • A61K36/8965Asparagus, e.g. garden asparagus or asparagus fern
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/12Antidiarrhoeals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Natural Medicines & Medicinal Plants (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Alternative & Traditional Medicine (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

本発明は、急性および慢性の胃潰瘍を治療するための、薬草による相助作用を有する新規な製剤を提供する。製剤は、錠剤、カプセル、および懸濁可能な粉末をはじめとする経口剤形に成形するための従来の添加剤とともに、植物エキスを含有している。ウトレリア属サリシフォリアの他に、腸の不快感の治療において、また、催乳薬として、従来の添加剤とともに用いられている、シャタバリ、フェンネル、およびウドンゲのような伝統的に使用されている植物が、添加されている。

Description

本発明は、抗潰瘍薬草配合物の開発と、潰瘍を治療するための薬草製剤を調剤するのに役立つエキスを調合するプロセスとに関する。
消化性潰瘍は、罹患率と死亡率の両観点から、健康上の大きな問題となっている。ここ10年間における研究の進歩から、潰瘍を誘発する攻撃因子としての酸やペプシンを弱化させるのではなく、粘膜の防御系を強化することを目指した手段によって、胃潰瘍および十二指腸潰瘍形成の治療と予防における新たな洞察が得られるようになった。胃液酸度上昇およびペプシン活性化は、通常は胃液分泌を調節するひとつまたは複数のメカニズムに影響を与える生理的傷害の兆候である。胃腺による塩酸やペプシンの分泌を直接刺激する神経伝達物質またはホルモンには、アセチルコリン、ガストリン、およびヒスタミンがある。さらに、消化性潰瘍の発現に重要な役割を果たす成因は他にも存在している。胃液分泌細胞の活動は、カフェイン、アルコール、塩酸、塩化ナトリウム、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)およびストレスによって刺激されることが明らかとなっている3,4,5
現代の日常生活は、ストレス時代と呼ばれているように、生活環境のめまぐるしい変化や人間関係の複雑さの増大によって、ストレスを受ける機会がますます増えてきている。さらに、自然界には存在しない、多くの仮想現実を体験する機会も増えてきた
したがって、このような成因によって胃潰瘍、十二指腸潰瘍などを患う患者の数は増加し、さまざまな抗潰瘍剤が開発され、現在実際に使用されている。今までに使用されてきた抗潰瘍剤は、主として消化能抑制剤、胃液分泌抑制剤、粘膜保護組織修復剤などに分類され、投与経路も経口投与または皮下投与がある。ただし、これらの調剤法には、単剤と合成剤とがあるが、各薬剤ともそれぞれに副作用があるので、適用可能な対象患者や使用量に関する制限事項が厳しくなってきており、効能があり且つ安全であるような抗潰瘍剤はまだ開発されておらず、当然使用されてもいない
このように、これらの従来の抗潰瘍剤は、安全性の観点から常用することは不可能であるため、初発予防または再発予防のために利用することはできない。
その一方で、潰瘍予防剤として、腸疾患用薬剤および胃液のみの分泌抑制効果を示す薬剤が使用されているので、これらは、本当の意味での潰瘍予防剤とはいえない。現在、人体に対する薬剤の副作用が問題となっているので、天然成分からなり、副作用のない、初発予防薬や再発予防薬として常用した場合でも十分に安全であるような、抗潰瘍効果のある薬剤の開発が求められている1,2
ケララ州のマラサル族およびカダル族の昔からの言い伝えのみにおいて、疝痛などの腸疾患や胃の出血の治療に、ウトレリア属サリシフォリア(Utleria salicifolia)が使用されている。従来の合成剤は、酸の分泌を抑制するか、潰瘍を治癒させる役割を果たす。しかし、現在使用されている合成剤を長期間投与すると、通常では胃の消化機能を担う胃酸およびペプシンの分泌が完全に抑制され、がんを発症させる。胃の攻撃因子である酸およびペプシンならびに防御因子であるムチンは、胃の機能における必要不可欠な役割を果たす。ヘリコバクタピロリ(Helicobactor Pylori)菌、攻撃因子である酸およびペプシン、ならびに熱い食物の摂取は、細胞の連続性を破壊し、潰瘍や胃がんを誘発する。しかし、これらの完全な治療法は存在しない。したがって、急性胃潰瘍/十二指腸潰瘍やヘリコバクタピロリ菌の治療のために新規な薬草製剤が求められている。それに伴い、急性胃潰瘍/十二指腸潰瘍を治療するための、また、内出血を治療するための、経口摂取用添加剤6,7とともに漢方薬材を含有する経口製剤を開発することを目指した研究が行われてきた。
米国特許第6,187,313号明細書、2001年2月、Segelman 米国特許第5,728,384号明細書、1998年3月、Tokuyama Sairam et al., J.Ethnopharmacology.82, pp.1-9, 2002 Sairam et al., Phytomedicine, 86(6), pp.423-430, 2001 Raw et al., Indian J.Physiol.Pharmacol, 44(4), pp.435-441, 2000 Remington, The science and practice of pharmacy, 19th edition, Vol. II, pp.1635, 1995 Anonymous, Indian Pharmacopoeia.Govt of India, 1996
本発明の主たる目的は、急性および慢性の胃潰瘍および十二指腸潰瘍の治療に役立つ新規な抗潰瘍薬草製剤を提供することにある。
本発明の他の目的は、過剰な酸を中和することにより、胃の活性を即座に緩和させる薬草製剤を調剤することにある。
本発明のさらに他の目的は、下痢および腸の不快感の治療ならびに抗菌に使用されている植物を組み合わせた薬草製剤を調剤することにある。
したがって、本発明は、急性胃潰瘍および慢性胃潰瘍の治療に役立つ薬草製剤を提供する。この薬草製剤は、上記の目的で、背景技術の項で述べたように、ケララ州のマラサル族およびカダル族によって使用されてきたウトレリア属サリシフォリアを活性成分として含有している。この植物の他に、腸の不快感の治療において、また、催乳薬として、従来の添加剤とともに用いられている、シャタバリ(Asparagus racemosus)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、ウドンゲ(Ficus glomerata)のような伝統的に使用されている植物が添加される。
したがって、本発明は、急性および慢性の胃潰瘍および十二指腸潰瘍の治療に効き目のある新規な抗潰瘍薬草の相助作用を有する製剤を提供する。この製剤は、
a) 錠剤、カプセル、粉末および液体からなる群から選択された経口投与剤形中に、2〜5wt%のウトレリア属サリシフォリア、1〜3wt%のシャタバリ、2〜4%のフェンネル、および3〜5wt%のウドンゲを含む植物の50%アルコール水溶液エキス、を含有する。
本研究の新規なものは、(1)胃潰瘍および十二指腸潰瘍を治療するための薬草製剤であって、(2)この薬草製剤は、胃の過剰な酸を中和し、(3)この薬草製剤は、潰瘍の治癒と治療に効果があり、(4)現在製品化されている抗潰瘍薬とは異なり、内出血の有無も確認する。
一実施形態では、植物エキスとして、ウトレリア属サリシフォリアと、シャタバリと、フェンネルと、ウドンゲとを使用することができる。
他の実施形態では、この製剤は、錠剤、カプセル、あるいは懸濁可能な粉末のいずれかの剤形に調剤できる。
さらに他の実施形態では、結合剤として、スターチ、またはアラビアゴム、またはカルボキシメチルセルロースのいずれかを使用できる。
さらに他の実施形態では、この剤形を完成させる希釈剤として、ラクトースを使用できる。
さらに他の実施形態では、使用される植物エキスは、50%アルコール水溶液エキスである。
さらに他の実施形態では、アルコールとして、エタノールを使用する。
さらに他の実施形態では、薬草製剤は、胃の不快感、胃がん、胃痛、腸の不快感、胃潰瘍および十二指腸潰瘍を治療する。
さらに他の実施形態では、これらの植物エキスは、経口固形剤形を成形するための従来の添加剤とともに、ウトレリア属サリシフォリアを2〜5wt%、シャタバリを1〜3wt%、フェンネルを2〜4wt%、ウドンゲを3〜5wt%の割合で混合される。
さらに他の実施形態では、この薬草製剤の総重量比は、製剤全体の約8〜17%wtである。
さらに他の実施形態では、ウトレリア属サリシフォリアは、根茎エキスである。
さらに他の実施形態では、これらの植物エキスは、葉、根茎、および空中部位から選択された植物部位から得られる。
さらに他の実施形態では、滑剤としてスターチおよびラクトースから選んで使用できる。
さらに他の実施形態では、この製剤は、下痢や腸の不快感の治療に使用されるとともに、抗菌剤でもある。
さらに他の実施形態では、この製剤は、過剰な酸を中和することによって胃の活性を即座に緩和する。
さらに他の実施形態では、寒冷拘束ストレスから誘発される潰瘍において、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、潰瘍指数は、11.2±3.1〜4.2±1.0の範囲である。
さらに他の実施形態では、寒冷拘束ストレスから誘発される潰瘍において、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、治癒率は、83.59〜56.25%の範囲である。
さらに他の実施形態では、幽門部結紮誘発潰瘍において、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、潰瘍指数は、6.1±0.8〜4.8±1.2の範囲である。
さらに他の実施形態では、幽門部結紮誘発潰瘍において、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、治癒率は、57.93〜66.90%の範囲である。
さらに他の実施形態では、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、ラットの胃粘膜における脂質過酸化のキャパシティは、0.1±0.01〜0.21±0.01の範囲である。
さらに他の実施形態では、ラットのエタノール誘発胃潰瘍変化において、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、64.94〜86.75%胃壁粘膜の防護作用が示され、有意に向上した。
さらに他の実施形態では、ラットのアスピリン誘発胃潰瘍変化において、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、潰瘍指数が7.1±2.2〜6.2±1.3の範囲で、治癒率が61.41〜66.30%の範囲であった。
さらに他の実施形態では、ラットの酢酸誘発(潰瘍治癒)慢性潰瘍において、100〜200mg/kgの用量でこの製剤を投与した場合、穿孔発症率が2.1〜0.0%の範囲で、対照群では31.2%であった。
前記目的を達成するために、本発明者らによって実施された集中的研究の結果として、天然成分由来の漢方薬類を採用し、結合剤および希釈剤にこれらを取り込んで経口剤形を形成した、経口摂取用の新しい製剤が開発された。
したがって、本研究では、経口剤形の製剤を取り扱う。各製剤について、調剤法とともに成分の精製法を提示しながら、詳細に説明していく。これらの例は、例証することだけを目的としており、本発明の対象範囲を制限するとの解釈をすべきではない。
これらの製剤の調剤における第一のステップでは、錠剤またはカプセルに処方するのに適した植物材料を製造する。植物の特定部位を採集し、室温で(25〜35℃)72時間かけて、あるいは材料が乾燥するまで、日陰で乾燥させる。次に、前記材料を微粉末に粉砕する。次に、特定量の前記粉末材料を室温(25〜35℃)で50%のアルコール水溶液を用いて完全に抽出する。抽出処理は、4〜7日間かけて特定の溶剤(1:8〜1:15の割合)の中に、特定量の前記植物材料を浸漬させた、蓋を閉じた容器内で実施する。このステップの終わりには、溶剤を注ぎ出し、必要に応じて濾過して、植物の堆積物を除去する。次に、40〜60℃かまたはこれより低い温度および真空の両条件下で、前記溶剤を蒸発させて濃縮する。次に、この濃縮液を凍結乾燥し、粉末剤形の最終製品を得る。次に、この最終製品を錠剤やカプセルを製造するための成分として使用することにより、経口剤形として製剤する。スターチなどの好適な結合剤やラクトースのような好適な希釈剤を添加して、前述した製剤を調剤する。
例−1
ウトレリア属サリシフォリア 3wt%
シャタバリ 2wt%
フェンネル 3wt%
ウドンゲ 3wt%
スターチペースト 15wt%
タルク 1wt%
ラクトース 100%にするための必要量
ウトレリア属サリシフォリア、シャタバリ、フェンネル、およびウドンゲを採集し、日陰で乾燥させる。次に、乾燥させた材料(1kg)を粉末にし、5日間かけて、50%アルコール水溶液(3L)を用いてエキスを抽出する。このステップの終わりには、溶剤を注ぎ出し、必要に応じて濾過して植物の堆積物を除去する。次に、50℃より低い温度および真空の両条件下で、このエキスを濃縮する。次に、このエキスを凍結乾燥して、粉末剤形のエキスを得る。
15gのスターチを水と混合し、ペースト状になるまで加熱する。次に、重み付けされた量の植物エキスをスターチペーストと混合した後、100gにするのに十分な量だけラクトースを添加する。次に、前記成分をスターチペーストと適切に混ぜ合わせて、塊を形成する。次に、前記塊を造粒機内で顆粒状にした後、104°Fで乾燥させ、16メッシュの篩いにかける。前記乾燥顆粒にタルクを添加した後、打錠機でこれらを打錠して、均一な錠剤に成形する。
この製剤は、急性および慢性の胃潰瘍および十二指腸潰瘍、さらには内出血の治療に効果がある。
例−2
ウトレリア属サリシフォリア 2wt%
シャタバリ 1wt%
フェンネル 4wt%
ウドンゲ 4wt%
ラクトース 100%にするための必要量
ウトレリア属サリシフォリア、シャタバリ、フェンネル、およびウドンゲを採集し、日陰で乾燥させる。次に、乾燥させた材料(1kg)を粉末にし、5日間かけて、50%アルコール水溶液(3L)を用いてエキスを抽出する。このステップの終わりには、溶剤を注ぎ出し、必要に応じて濾過して植物の堆積物を除去する。次に、50℃より低い温度および真空の両条件下で、このエキスを濃縮する。次に、このエキスを凍結乾燥して、粉末剤形のエキスを得る。重み付けされた量の植物エキス希釈剤としてのラクトースと混合した後に、硬ゼラチンカプセル内に充填し、分配する。
この製剤は、急性および慢性の胃潰瘍および十二指腸潰瘍、さらには内出血の治療に効果がある。
抗潰瘍活動の審査に使用した手順は、以下のとおりである。
1.エタノール誘発潰瘍(Ethanol induced ulcers):エタノール(1ml/200g、1時間)を投与してラットに胃潰瘍を発症させてから頚部脱臼によって犠牲にし、大弯に沿って胃を切開して潰瘍の有無を調べた。
2.アスピリン誘発潰瘍(Aspirin induced ulcers):200mg/kgの用量のアスピリンを実験動物に投与したところ、4時間後に潰瘍の発生が認められた。この動物の胃を摘出してから大弯に沿って切開したところ、実験プロトコルを知らない人物によって、胃腺部の潰瘍が発見された。
3.寒冷拘束ストレス誘発潰瘍(Cold restraint stress - induced ulcers):ラットを動けないように木板上に拘束し、4〜6℃で2時間放置する。次に、この実験動物を頚部脱臼によって犠牲にし、切開した胃に潰瘍の発生が認められた。
4.幽門部結紮誘発潰瘍(Pylorus ligated induced ulcers):ペントバルビタール(pentobarbitione)(35mg/kg、i.p.)を用いて実験動物に麻酔を施してから腹部を切開し、血液供給を阻害せずに、幽門部結紮術を行った。細心の注意を払って胃を元に戻し、2層の腹壁を結節縫合によって閉じた。この動物に対しては、術後期間において水を与えなかった。4時間後に胃を切開して臓器を収集し、潰瘍指数を算出した。
5.酢酸誘発潰瘍(Acetic acid induced ulcers):ペントバルビタール(pentobarbitone)(35mg/kg、i.p.)を用いて実験動物に麻酔を施した。そして、開腹して、胃を観察した。径6mmの円筒形ガラス管を、幽門部端から1cm離れた胃腺部の前漿膜面にしっかりと差し込んだ。50%の酢酸(動物1匹当たり0.06ml)をガラス管に吹き込み、胃壁に60%が付着したままになるようにした。この酸溶液を除去した後に、腹壁2層を閉じ、動物をかごに入れ、通常どおりに餌を与えた。実験後第6日目または11日目のどちらかに最期の治療薬を動物に投与してから犠牲にし、潰瘍の大きさによる治癒度を評価した。潰瘍の長さと幅の積(ラット1匹当たりmm)に基づいて潰瘍指数を算出した。
6.システアミン誘発十二指腸潰瘍(Cysteamine induced duodenal ulcers):400mg/kgの用量2回分のシステアミンを4時間の間隔で投与して、十二指腸潰瘍を誘発させた。薬物投与治療後にこの動物を犠牲にし、潰瘍の有無を観察した。
Figure 2006512354
HCの効果は、用量依存的であり、有意な(P:<0.05〜P:<0.001)潰瘍防御効果は、56.25〜83.59%の範囲であった。Hレセプターブロッカーのラニチジンは、CRS誘発潰瘍と幽門部結紮誘発潰瘍で有意な防御作用と防御率の向上(64.82および79.68%)を示した。
例−3
ウトレリア属サリシフォリア 4wt%
シャタバリ 2wt%
フェンネル 3wt%
ウドンゲ 3wt%
重炭酸ナトリウム 0.5wt%
クエン酸 0.5wt%
ラクトース 100%にするための必要量
ウトレリア属サリシフォリア、シャタバリ、フェンネル、およびウドンゲを採集し、日陰で乾燥させる。次に、乾燥させた材料(1kg)を粉末にし、5日間かけて、50%アルコール水溶液(3L)を用いてエキスを抽出する。このステップの終わりには、溶剤を注ぎ出し、必要に応じて濾過して植物の堆積物を除去する。次に、50℃より低い温度および真空の両条件下で、このエキスを濃縮する。次に、このエキスを凍結乾燥して、粉末剤形のエキスを得る。植物エキスを重炭酸ナトリウム、さらにはクエン酸と混合する。次に、この混合物を乾燥造粒し、篩いにかけた後に打錠して発泡錠を成形する。
この製剤は、急性および慢性の胃潰瘍および十二指腸潰瘍、さらには内出血の治療に効果がある。
例−4
シャタバリ 2wt%
フェンネル 4wt%
ウドンゲ 4wt%
スターチペースト 15wt%
タルク 1.5wt%
ラクトース 100%にするための必要量
シャタバリ、フェンネル、およびウドンゲを採集し、日陰で乾燥させる。次に、乾燥させた材料(1kg)を粉末にし、5日間かけて、50%アルコール水溶液(3L)を用いてエキスを抽出する。このステップの終わりには、溶剤を注ぎ出し、必要に応じて濾過して植物の堆積物を除去する。次に、50℃より低い温度および真空の両条件下で、このエキスを濃縮する。次に、このエキスを凍結乾燥して、粉末剤形のエキスを得る。
15gのスターチを水と混合し、ペースト状になるまで加熱する。次に、重み付けされた量の植物エキスをスターチペーストと混合した後、100gにするのに十分な量だけラクトースを添加する。次に、これらの成分をスターチペーストと適切に混ぜ合わせて、塊を形成する。次に、塊を造粒機内で顆粒状にした後、104°Fで乾燥させ、16メッシュの篩いにかける。この乾燥顆粒にタルクを添加した後、打錠機でこれらを打錠して、均一な錠剤を成形する。
この製剤は、急性潰瘍の治療に効果がある。
(ウトレリア属サリシフォリアを含有しない)HC製剤の場合、200mg/kgの用量で、幽門部結紮誘発潰瘍に限り、有意な(p<0.05)潰瘍防御作用が認められた。
利点
1.胃の過剰な酸を中和する。
2.急性および慢性の胃潰瘍および十二指腸潰瘍に対して使用できる。
3.潰瘍の治癒と治療に使用できる。
4.内出血の治療に効果がある。

Claims (35)

  1. a)2〜5wt/wt%のウトレリア属サリシフォリア(Utleria salicifolia)エキスと、
    b)1〜3wt/wt%のシャタバリ(Asparagus recemosus)エキスと、
    c)2〜4wt/wt%のフェンネル(Foeniculum vulgare)エキスと、
    d)3〜5wt/wt%のウドンゲ(Ficus glomerata)エキスと、
    e)83〜92wt/wt%の許容可能な医薬品賦形剤と、
    を成分として有する抗潰瘍薬草製剤。
  2. 錠剤、カプセル、粉末、または液体のいずれかの剤形として経口投与可能な、請求項1に記載の製剤。
  3. 使用する植物エキスは、50%アルコール水溶液を用いて抽出することにより得られる、請求項1に記載の製剤。
  4. 使用するアルコールは、エタノールである、請求項3に記載の製剤。
  5. 使用する植物エキスの総重量比は、製剤全体の8〜17wt%の範囲内である、請求項1に記載の製剤。
  6. ウトレリア属サリシフォリアエキスは、根茎エキスである、請求項1に記載の製剤。
  7. 使用する植物エキスは、葉、根茎または空中部位から選択された植物部位である、請求項1に記載の製剤。
  8. 使用する賦形剤は、結合剤、希釈剤、滑剤、流動化剤、錠剤分解物質、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項1に記載の製剤。
  9. 希釈剤は、ラクトース、スターチ、マニトール、ソルビトール、キシリトール、デキシトロース、サクロースなどの糖類、微結晶性セルロース、塩基性リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、およびそれらの混合物である、請求項8に記載の製剤。
  10. 使用する結合剤は、スターチペースト、ソルビトール、アルギン酸塩、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ピドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロースなどのセルロース誘導体、ゼラチン化スターチ、またはそれらの混合物である、請求項8に記載の製剤。
  11. 使用する流動化剤は、シリカ誘導体、タルク、スターチ、およびこれらの混合物である、請求項8に記載の製剤。
  12. 使用する滑剤は、金属ステアリン酸塩、ステアリン酸、タルク、ポリエチレングリコール、塩化ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどの可溶性塩類、拭き付け乾燥ラウリル酸マグネシウム、ホウ酸、スターチ、ラクトース、またはそれらの混合物である、請求項8に記載の製剤。
  13. 請求項1に記載の製剤を調剤するための方法であって、
    a)薬用植物の必要な部位を採集するステップと、
    b)ステップa)で採集した植物材料を日陰で乾燥させるステップと、
    c)ステップb)で乾燥させた植物材料を粉砕し、粗植物粉末を得るステップと、
    d)4〜7日の期間にわたって25〜35℃の温度範囲条件下で、ステップc)で粉末化した植物材料のエキスを、エタノール水溶液を用いて抽出してアルコール水溶液エキス得るステップと、
    e)40〜60℃の温度範囲と減圧の両条件下で、ステップd)で得たエキスを濃縮するステップと、
    f)ステップe)で濃縮したエキスを凍結乾燥して溶媒を除去して、必要な植物エキスを得るステップと、
    g)ステップf)で得た植物エキスを、許容可能な医薬品賦形剤と混合して調剤し、必要な製剤を得るステップと、
    を有する方法。
  14. ステップa)で、薬用植物は、ウトレリア属サリシフォリア、シャタバリ、フェンネル、およびウドンゲから使用される、請求項13に記載の方法。
  15. 使用する薬用植物の部位は、葉、根茎または空中部位から選択される、請求項14に記載の方法。
  16. ステップd)で使用するエタノール水溶液は、6:4〜1:1の比率で水とエタノールとを含有する、請求項13に記載の方法。
  17. ステップd)で、植物と使用するエタノール水溶液との比率は、1:8〜1:15の範囲である、請求項13に記載の方法。
  18. 使用する全植物エキスの総重量比は、製剤全体の8〜17wt%の範囲に相当する、請求項13に記載の方法。
  19. 賦形剤は、結合剤、希釈剤、滑剤、流動化剤、錠剤分解物質、またはそれらの混合物から選択される、請求項13に記載の方法。
  20. 希釈剤は、ラクトース、スターチ、マニトール、ソルビトール、キシリトール、デキシトロース、サクロースなどの糖類、微結晶性セルロース、塩基性リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、およびそれらの混合物である、請求項19に記載の方法。
  21. 使用する結合剤は、スターチペースト、ソルビトール、アルギン酸塩、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ピドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロースなどのセルロース誘導体、ゼラチン化スターチ、またはそれらの混合物である、請求項19に記載の方法。
  22. 使用する流動化剤は、シリカ誘導体、タルク、スターチ、およびこれらの混合物である、請求項19に記載の方法。
  23. 使用する滑剤は、金属ステアリン酸塩、ステアリン酸、タルク、ポリエチレングリコール、塩化ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどの可溶性塩類、拭き付け乾燥ラウリル酸マグネシウム、ホウ酸、スターチ、ラクトース、またはそれらの混合物である、請求項19に記載の方法。
  24. 過剰な酸を中和することによって、胃の活性を緩和させるための、請求項1に記載の製剤の使用。
  25. 胃の不快感、胃がん、胃痛、腸の不快感、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、および下痢を治療するための、請求項1に記載の製剤の使用。
  26. 抗菌剤としての、請求項1に記載の製剤の使用。
  27. 寒冷拘束ストレス誘発潰瘍において、100〜200mg/kgの用量で、潰瘍指数が11.2±3.1〜4.2±1.0の範囲内である、請求項1に記載の製剤の使用。
  28. 寒冷拘束ストレス誘発潰瘍において、100〜200mg/kgの用量で、治癒率が83.59:56.25%である、請求項1に記載の製剤の使用。
  29. 幽門部結紮誘発潰瘍において、100〜200mg/kgの用量で、潰瘍指数が6.1±0.8〜4.8±1.2の範囲内である、請求項1に記載の製剤の使用。
  30. 幽門部結紮誘発潰瘍において、100〜200mg/kgの用量で、治癒率が57.93:66.90%である、請求項1に記載の製剤の使用。
  31. 100〜200mg/kgの用量で、ラットの胃粘膜における脂質過酸化のキャパシティが0.1±0.01〜0.21±0.01の範囲である、請求項1に記載の製剤の使用。
  32. エタノール誘発胃潰瘍において、100〜200mg/kgの用量で、ラットの胃壁粘膜の防御が64.94〜86.75%の範囲であり、有意な向上を示す、請求項1に記載の製剤の使用。
  33. ラットのアスピリン誘発胃潰瘍において、100〜200mg/kgの用量で、潰瘍指数が7.1±2.2〜6.2±1.3で、治癒率が61.41〜66.30%である、請求項1に記載の製剤の使用。
  34. ラットにおける酢酸誘発性の慢性潰瘍治癒において、100〜200mg/kgの用量で、穿孔発生率が、対照群の31.2%に比べ、0.0〜2.1%である、請求項1に記載の製剤の使用。
  35. ラットのシステアミン誘発十二指腸潰瘍において、100〜200mg/kgの用量で、潰瘍発生率が、対照群の80%に比べ、0〜20%である、請求項1に記載の製剤の使用。
JP2004561703A 2002-12-19 2002-12-19 抗潰瘍薬草配合物 Expired - Fee Related JP4405399B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IB2002/005518 WO2004056381A1 (en) 2002-12-19 2002-12-19 Antiulcer herbal composition(s)

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006512354A true JP2006512354A (ja) 2006-04-13
JP4405399B2 JP4405399B2 (ja) 2010-01-27

Family

ID=32652190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004561703A Expired - Fee Related JP4405399B2 (ja) 2002-12-19 2002-12-19 抗潰瘍薬草配合物

Country Status (8)

Country Link
US (2) US7025995B2 (ja)
EP (1) EP1575604B1 (ja)
JP (1) JP4405399B2 (ja)
CN (1) CN100502923C (ja)
AU (1) AU2002353367A1 (ja)
CA (1) CA2510786C (ja)
DE (1) DE60216645T2 (ja)
WO (1) WO2004056381A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184995A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Okinawa Pref Gov 錠剤およびその製造方法
JP2011505815A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 免疫促進用組成物

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3891145B2 (ja) 2003-05-16 2007-03-14 ソニー株式会社 無線通信装置、無線通信方法及びプログラム
CN100522207C (zh) * 2003-10-28 2009-08-05 科学工业研究理事会 用于治疗胃溃疡的新的草药组合物
WO2006061849A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-15 Council Of Scientific And Industrial Research Novel health promoting functional foods fortified with herbs
US8510127B2 (en) 2008-06-04 2013-08-13 Therapease Cuisine, Inc. Method and system for developing and delivering a therapeutic meal plan program
DE102008047910A1 (de) 2008-09-19 2010-03-25 Molkerei Meggle Wasserburg Gmbh & Co. Kg Tablettierhilfsstoff auf Laktose- und Cellulosebasis
CN105998688A (zh) * 2016-06-22 2016-10-12 郑亮 一种胃粘膜损伤的抑制方法
GB2558268B (en) * 2016-12-23 2020-09-09 Lee Mitson David An animal feed supplement for treating gastric ulceration in equines
CN108815439A (zh) * 2018-08-07 2018-11-16 家胜男 一种辅助针灸治疗胃脘痛的中药

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5411733A (en) * 1992-04-27 1995-05-02 Hozumi; Toyoharu Antiviral agent containing crude drug
CA2115707A1 (en) 1993-02-16 1994-08-17 Takashi Tokuyama Antiulcer agent
US5595756A (en) * 1993-12-22 1997-01-21 Inex Pharmaceuticals Corporation Liposomal compositions for enhanced retention of bioactive agents
JP3851668B2 (ja) * 1994-03-31 2006-11-29 第一三共ヘルスケア株式会社 医薬用組成物
US5693327A (en) * 1995-07-12 1997-12-02 Shah; Eladevi Herbal compositions
CA2182917C (en) 1996-03-26 2001-05-08 Alvin B. Segelman Composition and method for treating and preventing helicobactor pylori-associated stomach gastritis, ulcers and cancer
US6218183B1 (en) * 1998-03-31 2001-04-17 Council Of Scientific & Industrial Research Screening method for the identification of plants possessing anti-microbial activity and tolerance to abiotic stresses

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505815A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 免疫促進用組成物
JP2009184995A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Okinawa Pref Gov 錠剤およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7025995B2 (en) 2006-04-11
US20040121029A1 (en) 2004-06-24
EP1575604A1 (en) 2005-09-21
JP4405399B2 (ja) 2010-01-27
CA2510786A1 (en) 2004-07-08
DE60216645D1 (de) 2007-01-18
WO2004056381A1 (en) 2004-07-08
EP1575604B1 (en) 2006-12-06
CN1741807A (zh) 2006-03-01
DE60216645T2 (de) 2007-09-20
AU2002353367A1 (en) 2004-07-14
US7438932B2 (en) 2008-10-21
US20050287235A1 (en) 2005-12-29
CA2510786C (en) 2012-02-07
CN100502923C (zh) 2009-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7438932B2 (en) Method for treating stomach ulcers with herbal extract composition
KR101099004B1 (ko) 위장질환의 예방 또는 개선용 조성물
EP3124048B1 (en) Composition for oral use in the treatment of gastro-oesophageal reflux disease or discomfort
CN100374145C (zh) 一种治疗胃病的药物及其制备方法
CN102106965B (zh) 一种治疗软组织急性损伤的组合物及其应用
CN106390065A (zh) 半夏厚朴中药制剂在治疗和/或预防反流性咽喉炎中的用途
KR100522176B1 (ko) 남성 성기능 개선 조성물
Saxena et al. Evaluation of antiulcer activity of different extracts of Clitoria ternatea leaves on experimental animals
CN108057102B (zh) 预防或治疗痛风性关节炎的药物组合物、制备方法和用途
RU2302255C2 (ru) Противоязвенная растительная композиция, способ ее получения и применения
US20120121736A1 (en) Composition for treating gastric ulcer and a process thereof
Dizaye et al. Gastroprotective effects of Calendula officinalis Extract
CN103893732B (zh) 一种治疗慢性胃炎的藏药
CA2480223C (en) A composition for treating gastric ulcer and a process for preparing the same
US11723939B2 (en) Composition for gastric and oesophageal diseases
KR20070065652A (ko) 위염 예방 및 치료에 유용한 목별자 추출물
CN106377686A (zh) 一种治疗阑尾炎的药物组合物
Venkatanarayana et al. ANTIULCER ACTIVITY OF BUCHANANIA ANGUSTIFOLIA,﴾ ANACARDIACEAE﴿
WO2022064468A1 (en) Composition for the prevention and treatment of diseases of the gastrointestinal system and the related symptoms
KR20220001553A (ko) 역류성 식도염 예방용 청위탕 조성물
Hossain et al. 1Hamdard Unani Medical College & Hospital, Bogra, Bangladesh 2Hakim Said Eastern Medical College & Hospital, 37 Nobab Katara (Nimtoli), Dhaka-1000, Bangladesh Corresponding author: Md. Tofazzal Hossain, Hamdard Unani Medical College & Hospital, Bogra, Bangladesh. E-mail: drtofazzalbd@ gmail. com
Merai Ankit et al. EFFECT OF GYMNEMA SYLVESTRE LEAVES EXTRACT ON GASTRIC ULCER
Kuraganti Evaluation of Anti-Ulcer Activity of Aqueous and Alcoholic Extracts of Nelumbo Nucifera in Rats
CN105381427A (zh) 治疗消化性溃疡的固体分散颗粒剂
CN105267928A (zh) 治疗消化性溃疡的药物组合物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees