JP2006505873A

JP2006505873A - 機密データ共用および匿名エンティティ解決

Info

Publication number: JP2006505873A
Application number: JP2004551903A
Authority: JP
Inventors: ジョナス、ジェフリー、ジェームス
Original assignee: International Business Machines Corp
Current assignee: International Business Machines Corp
Priority date: 2002-11-06
Filing date: 2003-11-06
Publication date: 2006-02-16
Also published as: US7900052B2; EP1563628A4; WO2004045123A1; US20040210763A1; EP1563628A1; AU2003298616A1; CN1757188A

Abstract

【課題】データを処理するための方法、プログラム、およびシステムを提供することにある。
【解決手段】データは複数のエンティティのＩＤを有する。この方法、プログラム、およびシステムは、（ａ）１つまたは複数のレコードを受信するステップであって、各レコードが複数のＩＤを有し、各レコードが少なくとも１つのエンティティに符合するステップと、（ｂ）暗号アルゴリズムを使用して、レコード内の複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理するステップと、（ｃ）時には、個別のシステムまたはデータベースに処理レコードを伝送した後で、処理レコードを事前保管データと比較するステップと、（ｄ）そのエンティティを反映すると判別された事前保管データと処理レコードを突き合わせるステップであって、そのエンティティを反映すると判別された事前保管データが、少なくとも２つの事前受信レコードの少なくとも一部分を有するか、あるいはその突き合わせが他のＩＤに基づいて行われるか、またはそれらの組合せによって行われるステップと、（ｅ）そのエンティティとの関係を反映すると判別された事前保管データに処理レコードを関連付けるステップとを有するか、または（ａ）〜（ｅ）の組合せを有する。

Description

本発明は、データベース内のデータの処理および検索に関し、詳細には、機密かつ匿名方式のデータのサブミット、比較、および突き合わせ／関連付けに関する。

関連出願の相互参照
本出願は、２００２年１１月６日に米国特許局に出願された仮出願番号第６０／４２４２４０号の利益を請求するものである。

２００１年９月１１日の事件の結果として、様々な当事者（たとえば、法人、政府機関、または自然人）は、このような情報のセキュリティおよび機密性を維持し、その問題に関係のない情報を分離しながら、潜在的なテロリストまたはその他の問題のある当事者の存在を検出する際に、同じ当事者または別々の当事者を支援すると思われる特定の情報（たとえば、テロリスト監視リスト、ブラック・リスト、または実際にあるいは潜在的に問題のあるエンティティのリスト）を複数の当事者がどのように共用できるかという共通のジレンマに直面している。

プライバシーを侵害したり、またはその他の点で当事者に損害を及ぼすような方法で特定の情報が使用される可能性があると懸念すると、その情報の提供またはその他の開示を躊躇するとともに、その情報の使用および開示を法律で管理することが予測される。このような損害としては、ＩＤの盗用、無許可のダイレクト・マーケティング活動、無許可または侵入的な統治活動、保護クラス（たとえば、人種、宗教、性別、民族）のプロファイリングおよび区別、競争抑止的な慣行、名誉毀損、信用上の損害あるいは経済上の損害またはそれらの組合せを含む可能性がある。

このジレンマまたは機密データの共用を必要とする何らかの状況に応答して、（ａ）エンティティ識別可能データ（たとえば、名前または社会保障番号）を開示せずにデータ内の各レコード（たとえば、ソースおよびレコード番号）を十分に識別するか、（ｂ）（ｉ）ソースにかかわらず、同じデータから同一固有値（複数も可）が得られ、（ｉｉ）このようなデータの機密性およびセキュリティを保護するために、標準的だが機密のフォーマットでそのデータを伝送できるように、データを準備するか、（ｃ）そのデータが依然として機密フォーマットになっている間に、そのデータを事前に提供されたデータと比較するか、（ｄ）比較データの突き合わせにより、（永続キーを使用すること、ならびに、潜在的な別名、アドレス、番号、あるいはその他の識別情報またはそれらの組合せの機密表現を備えたレコードを分析し拡張することなどにより）識別可能エンティティを構築するか、（ｅ）比較データの関連付けにより関連エンティティを構築するか、（ｆ）（たとえば、ソースおよびレコード番号などの関連レコード識別エレメントなどにより）適切な当事者のためにメッセージを生成し、（ｉ）間隔ベースで行うこと、あるいは少なくとも１つのメッセージがノイズ（たとえば、突き合わせまたは関係に符合しないが、トラフィック・パターン分析に符合する特定の脆弱性を最小限にするために発行されるメッセージ）になること、またはそれらの組合せで行うこと、（ｉｉ）可逆暗号アルゴリズム（たとえば、あるレベルの機密性を発生させるために使用されるが、デコードまたは暗号化解除を使用することなどにより逆転可能なエンコード、暗号化、またはその他のアルゴリズム）により、このようなメッセージが処理された後に行うことなど、時には機密の方法でこのようなメッセージを送信するか、または（ａ）〜（ｆ）を組み合わせて行う方法で、様々な当事者が内部あるいは外部プロセスまたはリポジトリにデータを提供できるシステムを有することは有益になるであろう。

現行システムは、当事者内または当事者間で比較的機密の方法でデータを転送するために様々な手段を使用する。たとえば、ある現行システムでは可逆暗号アルゴリズムを使用するが、これは、データを暗号解読して理解するために、受信側が同等のデコードまたは暗号化解除方法（すなわち、エンコード／暗号化されたデータを、元のデータを表すフォーマットに逆転するか、戻すか、または変更するアルゴリズム）を使用するということを理解した上で、データを伝送する前に、あるレベルの機密性を発生させ、伝送中にデータを失うリスクを低減するために、データを変更するものである。しかし、データが暗号解読されると、このようなデータは、エンコード／暗号化プロセスがそれに対する保護を意図していた損害そのものを発生させる可能性のある方法による分析および使用の対象となる。

他の現行システムでは、往々にして、文書が複数の当事者間で共用されているときに無許可の文書変更を検出可能なものにするための文書シグニチャとして、不可逆暗号アルゴリズム（たとえば、あるレベルの機密性を発生させるために使用されるが不可逆である、ＭＤ−５などの一方向性関数（one-way function）またはその他のアルゴリズム）を使用する。実際に、いくつかの既存の不可逆暗号アルゴリズムにより、データは、（ａ）ソースにかかわらず、同じデータについて同一固有値が得られ、（ｂ）データの機密性およびセキュリティを保護するために解読不能かつ不可逆になる。データがその他の点では同じである場合でも、データ内のわずかな変更（余分なスペースなど）の結果、そのわずかな変更を行っていないデータと比較して、不可逆暗号アルゴリズムの使用後に異なる値が得られる。ある現行システムでは、データの一部分を処理するために不可逆暗号アルゴリズムを使用し、その後、同一処理データに基づいて１対１ベースでレコードの突き合わせおよびマージを行う。たとえば、病院内の現行システムは、一方向性関数により電子患者レコードの社会保障番号を処理し、その後、処理した社会保障番号に基づいてデータベース内で１対１ベースでレコードの突き合わせおよびマージを行うことができる。

しかし、最低でも、（ａ）そのデータが依然として機密フォーマットになっている間に識別可能エンティティに基礎を置く現行システム内の能力を制限して、受信データの少なくとも一部分が暗号アルゴリズム（たとえば、エンコードあるいは暗号化解除などの可逆暗号アルゴリズムまたは一方向性関数などの不可逆暗号アルゴリズム）により処理された後で、その受信データをデータベースに事前に保管されたデータと１対多または多対多ベースで突き合わせるか（すなわち、受信データはデータベースに事前に保管されたデータと一致する１つまたは複数のレコードからなり、データベースに事前に保管された一致データは２つ以上の事前受信レコードを有する）、（ｂ）識別可能エンティティを構築する現行システムの能力をさらに制限して、初期突き合わせプロセスを超えて進み、初期突き合わせで任意の追加情報が得られたかどうかを分析し、その後、追加情報に基づいてデータベースに事前に保管された他のデータと突き合わせるか、（ｃ）この段落の（ａ）および（ｂ）で特定された機能の全部または一部を使用して、同じエンティティを突き合わせるだけでなく、何らかの方法で関連する（たとえば、航空路線予約リスト上の乗客が航空路線監視リスト上の自然人のルームメートである）と判別された様々なエンティティを関連付けるか、（ｄ）複数のメッセージのうちの少なくとも１つが単にノイズにすぎない複数のメッセージを発行するか、または（ａ）〜（ｄ）を組み合わせて行う既存のシステムはまったく存在しない。

このように、また、加えて、機密データを共用して比較し（個人的に識別可能な情報を暗号フォーマットのまま残すことを無制限に含む）、識別可能または関連エンティティを構築し、元のデータのセキュリティおよび機密性を維持する方法で適切なエンティティにメッセージを送るために暗号アルゴリズムを使用できる既存のシステムはまったく存在しない。

本発明は、上記その他の問題に対処するために提供される。
米国特許仮出願番号第６０／４２４２４０号米国特許出願番号第１０／３３１０６８号

本発明の一目的は、データベース内のデータを処理するための方法、プログラム、およびシステムを提供することにある。この方法、プログラム、およびシステムは好ましくは、（ａ）１つまたは複数のレコードを受信するステップであって、各レコードが複数のＩＤ（たとえば、既知の「ファーストネーム」タイプに符合する「Ｊｏｈｎ」と既知の「ラストネーム」タイプに符合する「Ｓｍｉｔｈ」という２つのデータ値などの既知のタイプの複数のデータ値であり、既知の「氏名」タイプに符合するＪｏｈｎＳｍｉｔｈという元のデータ値が「ファーストネーム」タイプに符合するＪｏｈｎと「ラストネーム」タイプに符合するＳｍｉｔｈという２つのデータ値に解析される場合のように、時には別々の既知のタイプに符合する別々の値に解析される１つのデータ値から発生している）を有し、各レコードが少なくとも１つのエンティティに符合するステップと、（ｂ）暗号アルゴリズムを使用して、レコード内の複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理するステップと、（ｃ）時には、個別のシステムまたはデータベースに処理レコードを伝送した後で、処理レコードを事前保管データと比較するステップと、（ｄ）そのエンティティを反映すると判別された事前保管データと処理レコードを突き合わせるステップであって、そのエンティティを反映すると判別された事前保管データが、少なくとも２つの事前受信レコードの少なくとも一部分を有するステップとを有する。

この方法、プログラム、およびシステムは、（ａ）そのレコードにソース（たとえば、そのレコードを提供する組織、その組織内の特定のシステム、およびその特定のシステム内でそのレコードを表す固有のＩＤ）を割り当てるかまたはソースを識別するステップと、（ｂ）暗号アルゴリズムを使用する前にそのレコードにソルト（すなわち、処理データを埋め込むか、変更するか、スキューするか、またはコーティングするために使用される追加データ）を追加するステップと、（ｃ）時には、そのエンティティを反映すると判別された事前保管データと処理レコードを突き合わせるステップの後で、処理レコードの少なくとも一部分（ソースなど）を暗号解読するステップとをさらに有することがさらに企図されている。

この方法、プログラム、およびシステムは、暗号アルゴリズムを使用するステップの前にそのレコードを分析するステップをさらに有することがさらに企図されており、そのステップは、（ａ）ユーザ定義基準（ユーザ定義標準など）または２次データベースまたはリスト内の１つまたは複数のデータ・セットに照らし合わせて（２次ＩＤについて２次データベースに照会することなど）そのＩＤを比較するステップと、（ｂ）（ｉ）少なくとも１つのＩＤに対する少なくとも１つの変形を生成し、そのレコードとともにその変形（複数も可）を組み込むことと、（ｉｉ）２次ＩＤ（複数も可）でそのレコードを補足することなどにより、そのレコードを拡張するステップとを含むことができる。

この方法、プログラム、およびシステムは、そのレコードを標準メッセージ・フォーマットに変換するステップをさらに有することがさらに企図されている。たとえば、この方法、プログラム、およびシステムは、ＩＤのそれぞれについてタイプ標識（たとえば、氏名または電話番号などのタイプに符合するＸＭＬタグなど、あるタイプに符合する指名、変数、タグ、またはその他の標識）を使用することにより、そのレコードを標準メッセージ・フォーマットに変換することができる。他の例として、そのレコードが１つのラストネーム・タイプと２つの電話番号タイプに符合する３つのＩＤを含む場合、ラストネーム・タイプ用のタイプ標識として＜２＞を使用し、電話番号タイプ用のタイプ標識として＜３＞を使用する標準化レコードは、＜２＞Ｓｍｉｔｈ＜／２＞＜３＞１１１−２２２−３３３３＜／３＞＜３＞２２２−１１１−３１３１＜／３＞になる可能性がある。暗号アルゴリズムを使用するステップの後でタイプ標識が認識可能なものになりうることがさらに企図されている。たとえば、この段落で上述した標準化レコードは、暗号アルゴリズムで処理された後で、＜２＞２３ｆｆ０ａｄ３９８ｇｌ３ｅｆ８２ｋｃｋｓ８３ｃｋｅ８２１ａｐｗ＜／２＞＜３＞ｂｃｋｅ３９ｓｃｋ３０ｃｖｋ１００２ｃｋｗＩＡｅＭｎ３０１Ｌ３ｂ＜／３＞＜３＞２３ｋａＰｅｋ３０９ｃｗｆ３１９ｏｃ３ｆ９２１ｌｄｋｓ８７７３ｑ＜／３＞になる可能性がある。

処理レコードを突き合わせるステップは、（ａ）同一ＩＤ（複数も可）を有する事前保管データを検索するステップと、（ｂ）事前保管データに存在しない他のＩＤが処理レコードに含まれるかどうかを評価するステップと、（ｃ）他のＩＤに基づいて、処理レコードとの一致について事前保管データを分析するステップと、（ｄ）他のＩＤに基づいて、処理レコードとの一致について事前保管データが分析されるまで、上記ステップを繰り返すステップと、（ｅ）事前保管データの少なくとも一部分に関連する永続キー（すなわち、最低でも、特定のエンティティに符合する１つまたは複数のレコードを異なるエンティティに符合する他のレコードから区別するために使用可能な固有の数字または英数字ＩＤ）を一致した処理レコードに割り当てるステップとを含むことがさらに企図されている。任意の突き合わせの結果として事前保管データの永続キーが変更される範囲で、システムは、変更された永続キーへの参照とともに任意の事前永続キー（複数も可）を保管することができる。

この方法、プログラム、およびシステムは、（ａ）（ｉ）１つまたは複数のメッセージがそのレコードのソースあるいは事前保管データのソース（複数も可）またはその両方を含み、それが他のソース（複数も可）内の関連情報を識別するために使用することができること、（ｉｉ）そのメッセージのうちの少なくとも１つがノイズであること、あるいは（ｉｉｉ）ユーザ定義間隔で行うこと、または（ｉ）〜（ｉｉｉ）の組合せなどのユーザ定義ルールに基づいて、１つまたは複数のメッセージを発行するステップあるいは（ｂ）処理レコードをデータベースに保管するステップまたはその両方のステップを含むことがさらに企図されている。

この方法、プロセス、およびシステムは、（ａ）複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、そのレコードがあるエンティティに符合するステップと、（ｂ）暗号アルゴリズムを使用して、そのレコード内の複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理する（時には、暗号アルゴリズムを使用する前にそのレコードを分析する）ステップと、（ｃ）その処理レコードを事前保管データと比較するステップと、（ｄ）複数のＩＤのうちの少なくとも１つに基づいて、そのエンティティを反映すると判別された事前保管データと処理レコードを突き合わせるステップと、（ｅ）一致した事前保管データに含まれない他のＩＤがその処理レコードに含まれるかどうかを分析するステップと、（ｆ）他のＩＤに基づいて、そのエンティティを反映すると判別された２次事前保管データと一致データを突き合わせる（時には、処理レコードをデータベースに保管する）ステップとを含むことがさらに企図されている。

この方法、システム、およびプログラムは、（ａ）複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、そのレコードがあるエンティティに符合するステップと、（ｂ）暗号アルゴリズムを使用して、そのレコードの少なくとも一部分を処理する（時には、暗号アルゴリズムを使用する前にそのレコードを分析し拡張する）ステップと、（ｃ）その処理レコードを事前保管データと比較するステップと、（ｄ）そのエンティティとの関係を反映すると判別された事前保管データにその処理レコードを関連付けるステップと、（ｅ）そのエンティティとの関係をデータベースに保管するステップとをさらに有することがさらに企図されている。

この方法、システム、およびプログラムは、その処理レコードに永続キーを割り当てるステップをさらに有することがさらに企図されている。

この方法、システム、およびプログラムは、（ａ）複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、そのレコードがあるエンティティに符合し、複数のＩＤのうちの少なくとも１つが暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、（ｂ）そのレコードを事前保管データと比較するステップであって、事前保管データの少なくとも一部分が暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、（ｃ）そのエンティティを反映すると判別された事前保管データとそのレコードを突き合わせるか、あるいはそのエンティティとの関係を反映すると判別された事前保管データにそのレコードを関連付けるか、またはその両方を行うステップと、（ｄ）複数のメッセージのうちの少なくとも１つがノイズである、複数のメッセージを発行するステップとをさらに有することがさらに企図されている。

本発明の上記その他の態様および属性については、添付図面および付随する明細に関連して論ずる。

本発明は多種多様な形式で実施可能であるが、本開示内容は本発明の原理の例証と見なすべきであり、図示した特定の実施形態に本発明を限定するためのものではないことを理解した上で、その特定の実施形態が図面に示されており、その特定の実施形態について本明細書で詳細に説明する。

図１〜７には、データベース以前のデータおよびデータベース内のデータを処理するためのデータ処理システム１０が図示されている。システム１０は、プロセッサ１４とメモリ１６とを有する少なくとも１つの従来のコンピュータ１２を含む。メモリ１６は、システム１０を操作するための実行可能ソフトウェアの保管と、データベースおよびランダム・アクセス・メモリ内のデータの保管の両方に使用される。このソフトウェアの全部または一部は、関連する機密性およびセキュリティの要件に応じて、様々なアプリケーションおよび機器内で実施することができる。たとえば、このソフトウェアは、最低でも、（ａ）ソース・システム上のインストール済みソフトウェア・アプリケーション、（ｂ）改ざんが行われたときにそのユニットを自己破壊するボックス・ユニット、あるいは（ｃ）ＣＤ、ＤＶＤ、もしくはフレキシブル・ディスク、または（ａ）〜（ｃ）の組合せのうちのいずれかを使用して、任意のコンピュータ可読媒体上で、実施、保管、または提供することができる。コンピュータ１２は、１つまたは複数のソース１８₁〜１８_nから入力を受信することができる。

データは、複数のＩＤを有する１つまたは複数のレコードを有する。各レコードは、１つまたは複数のエンティティに符合する。１つまたは複数のエンティティは、自然人、組織、動産、不動産、タンパク質、化合物あるいは有機化合物、生物測定構造あるいは原子構造、または識別データによって表すことができるその他の項目にすることができる。たとえば、氏名、雇用主名、自宅住所、勤務先住所、勤務先電話番号、自宅電話番号、自動車登録番号、自動車のタイプ、および社会保障番号に関するＩＤを含むレコードは、最低でも、（ａ）自然人、（ｂ）組織（たとえば、雇用主または航空路線）、あるいは（ｃ）財産（たとえば、自動車）、または（ａ）〜（ｃ）の組合せというエンティティに符合する可能性がある。

システム１０は、図２に図示した通り、１つまたは複数のソース１８₁〜１８_nからデータを受信し、受信レコードのそれぞれを処理する。ソフトウェアは、メモリ１６に保管され、プロセッサ１４によって処理または実施される。

図２に図示した通り、システム１０は、ステップ２０で受信レコードを受信し、（ａ）受信レコードが標準フォーマット（たとえば、ＸＭＬ）ではない場合に、ステップ２２で受信レコードを標準フォーマットに変換するステップと、（ｂ）ステップ２４で、あるソース（たとえば、組織ＩＤ、システムＩＤ、およびレコードＩＤなどのそのレコードの１つまたは複数の１次キーなど、ソース１８₁〜１８_n内でまたはソース１８₁〜１８_nに対してそのレコードを識別する１つまたは複数のＩＤ）に対してそのレコードを識別するか、割り当てるか、または帰因するものとするステップ（受信レコードのソースに帰因するものとしたＩＤは「帰因データ（Attribution Data）」になる）とを有する方法で受信レコードを処理する。代わって、時には、コード化相互参照テーブルが使用され、それにより、帰因データが帰因キーによって表され、帰因キーは必要なときに帰因値を突き止めるために使用される。

システム１０は、（ａ）（ｉ）ステップ２８の名前標準化（たとえば、ルート名リストとの比較）、（ｉｉ）ステップ３０のアドレス予防措置（address hygiene）（たとえば、郵便配達規格との比較）、（ｉｉｉ）ステップ３２のジオコーディング（たとえば、緯度および経度座標などの地理的位置の決定）、（ｉｖ）ステップ３４のフィールド・テストまたは変換（たとえば、Ｍ／Ｆを確認するための性別フィールドの比較または男性からＭへの変換）、（ｖ）ステップ３６のユーザ定義フォーマット設定（たとえば、すべての社会保障番号の９９９−９９−９９９９フォーマットへのフォーマット設定）、あるいは（ｖｉ）ステップ３８の変形生成および組込み（たとえば、共通値代案またはミススペル）、または（ｉ）〜（ｖｉ）の組合せなどのいくつかの機能を実行するために、受信レコード２０のＩＤの少なくとも一部分をユーザ定義基準あるいはユーザ定義ルールまたはその両方と比較すること、（ｂ）ステップ４４で受信レコードに追加可能な追加データ（ステップ２０で受信および処理するための新規レコード（複数も可）としてサブミット可能なもの）をサーチするために、ステップ４２でシステム１０に１つまたは複数のデータベースにアクセスさせることにより（これは、事前に識別した処理を含む可能性があり、したがって、システムにカスケード方法で追加データベースにアクセスさせる）、ステップ４０で受信レコードを補足すること、および（ｃ）ステップ４６でハッシュ・キー（たとえば、定着したファーストネームの最初の３文字、ラストネームの最初の４文字、および社会保障番号の最後の５つの数字など、受信レコード内の特定のデータの組合せ）を構築し組み込むことにより、ステップ２６で受信レコードの複数のＩＤのうちの１つまたは複数を分析し拡張することにより（そのレコードの分析し拡張したＩＤは「拡張データ（Enhanced Data）」になる）、ステップ２０で受信レコードをさらに処理する。元のデータの保全性を維持するために、任意の新規データ、変更データ、または拡張データは新たに作成したフィールドに保管することができる。各レコード内のＩＤを分析し拡張することにより、同じエンティティに符合するＩＤは（元のＩＤによるか、または新規データ、変更データ、あるいは拡張データにより）一致する可能性が高くなる。

その後、拡張データの全部または一部は暗号アルゴリズムにより処理され、帰因データの全部または一部は時にはステップ４８で暗号アルゴリズムにより処理され、これは、（ａ）不可逆暗号アルゴリズム（たとえば、一方向性関数）を使用してエンティティ識別可能拡張データを処理すること（不可逆処理データは「匿名化データ」になる）および（ｂ）時には、可逆暗号アルゴリズム（たとえば、暗号化またはエンコード）を使用して帰因データを処理すること（可逆処理データは「保護帰因データ」になる）など、保護および機密性のために、拡張データまたは帰因データにソルトを追加することを含む可能性がある。

次に、匿名化データと保護帰因データは、ステップ５０で結合され（時には、可逆暗号アルゴリズムによりさらに処理され）（結合された匿名化データと保護帰因データは「結合データ（Conjoined Data）」になる）、ステップ５２で転送され、処理され、リポジトリ（「リポジトリ」）に保管される。

ステップ５２のリポジトリ内の結合データは機密フォーマットになるので、ステップ５２のリポジトリの位置はあまり重要ではない。さらに、この例では、帰因データのみが結合データから逆転（たとえば、暗号化解除またはデコード）可能である。このように、無許可当事者が帰因データを逆転することができた場合でも、このような当事者は拡張データにアクセスするか、それを読み取るか、またはその他の方法で評価することはできないであろう。しかし、機密性を維持しながら、比較およびＩＤ認識または相関目的のために結合データの全体を使用することができる。

ステップ５２のリポジトリ内のシステムは、ステップ５４で、結合データを事前保管データ（その他のソースおよび潜在的に保管データのウェアハウスからのものなど）と比較し、同じエンティティまたは関連エンティティを反映する任意のデータを突き合わせる。「ＲｅａｌＴｉｍｅＤａｔａＷａｒｅｈｏｕｓｉｎｇ」という名称で提出され、出願番号第１０／３３１０６８号であり、公告番号第２００３／０１５４１９４Ａ１で２００３年８月１４日に公表された発明において本発明者によって同様に例証されている図４に図示した通り、リポジトリ内のシステムは、ステップ５６で結合データの第１のＩＤを分析し、ステップ５８でこのようなＩＤが候補リスト・ビルダＩＤ（たとえば、エンティティ間を差異化する際に役立つ可能性があるＩＤ）であるかどうかを判別する。たとえば、自然人タイプのエンティティ用の社会保障番号を表すＩＤは、エンティティ間を差異化する際に有用であり、突き合わせまたは関係構築のために使用されると思われる潜在的な候補のリストを構築するために使用されるであろう。そのＩＤが候補リスト・ビルダＩＤである場合、システムは、そのＩＤを共通ＩＤのリストと比較し、このようなＩＤがそのリスト上にあるかどうかを判別することなどにより、ステップ６０でそのＩＤがエンティティ間で一般に特異なものであるかどうかを判別することになるであろう。そのＩＤが（ａ）候補リスト・ビルダＩＤではないか、または（ｂ）候補リスト・ビルダＩＤであるが、エンティティ間で一般に特異なものではない場合に、システムは、ステップ６２で結合データ内に追加の非比較ＩＤ（uncompared identifier）が存在するかどうかを判別することになるであろう。

そのＩＤが候補リスト・ビルダであり、一般に特異なＩＤである場合、システムがユーザ定義基準に基づいてステップ６６でそのＩＤが一般に特異なＩＤと見なされるべきではないと判別しない限り、システムは、ステップ６４で事前保管データ内の同一ＩＤのすべてのオカレンスを検索することになるであろう。たとえば、（ａ）そのＩＤが社会保障番号を表し、処理値が９９９−９９−９９９９という値（たとえば、社会保障番号が不明である場合にデフォルトとしてソース・システム内で使用される値）に符合しており、（ｂ）その社会保障番号ＩＤに符合するユーザ定義基準が、同一社会保障番号の数が５０（またはその他の設定量）に到達した場合にオカレンスの検索を停止することであった場合、同じ社会保障番号が５１に到達したときに、システムは、その社会保障番号が一般に特異なＩＤではないと判別することになり、オカレンスの検索を停止することになるであろう。

ステップ６６でそのＩＤが依然として一般に特異なＩＤであると見なされている場合、ステップ６８で検索したオカレンスは更新されるかまたは候補リストおよび関係レコードに追加される。しかし、ステップ６６でそのＩＤが一般に特異なＩＤと見なされるべきではないとシステムが判別した場合、システムは、ステップ７０で共通ＩＤに基づく突き合わせを停止し（共通ＩＤのリストにそのＩＤを追加することなどによる）、ステップ７２で共通ＩＤに基づいて突き合わせされた前のレコードをアンマッチする（un-match）ことができる。最後に、システムはステップ６２で、結合データ内に追加の非比較ＩＤが存在するかどうかを判別する。

ステップ６２で非比較ＩＤがそれ以上まったく存在しないとシステムが判別すると、システムは、ステップ７４で候補リストに対応する信頼性あるいはＩＤ認識（このようなＩＤが候補構築ＩＤであるかどうか）またはその両方に使用したＩＤのすべてを検索し、ステップ７６で結合データを候補リストと比較して、ステップ７８でシステムが信頼性標識（相似標識および関連標識など）を作成し、信頼性標識で候補リストおよび関係レコードを更新できるようにする。次にシステムは、ステップ８０で相似標識に基づいて一致が存在するかどうかを判別し、一致が識別された場合に、ステップ８２で一致レコード（複数も可）が、候補リスト／関係レコードを追加または更新するための候補リスト・ビルダＩＤである可能性のある任意の新規ＩＤまたは前に不明だったＩＤを含むかどうかを評価する。このプロセスは、一致がそれ以上まったく認識できなくなるまで、ステップ８４で繰り返される。次にシステムは、ステップ８６で一致レコードのすべてに同じ永続キーを割り当てることになるであろう。任意のレコードについていかなる一致も見つからなかった場合、ステップ８８で結合データに新規永続キーが割り当てられるであろう。プロセス全体を通して、システムは結合データの完全帰因を保持し、突き合わせプロセスはマージ機能、パージ機能、または削除機能によりデータを失うことはない。

結合データを事前保管データと比較して、同じエンティティの一致を見つけるステップのもう１つの例は、図５〜７に図示されている（特に識別されていないが、図５〜７は、関連エンティティの関連付けの識別に関して使用されるいくつかの機能を識別するものである）。空のデータベース９０から始めて、結合データ・レコード１９２は（ＡＡＡ社の予約システムから発生したものであり、予約システム内のレコード２１またはＡＡＡ−Ｒｅｓ−００２１であり、標準化、分析および拡張、匿名化、および結合された後のものである）、リポジトリで受信される。データベース９０内にレコードがまったくない場合、システムは、保管データ内で同一候補リストおよび一般に特異なＩＤ（「ファジー論理」様の機能を使用可能にするために変形あるいはハッシュ・キーまたはその両方に基づく可能性がある）のオカレンスがまったく見つからず、その結果、ステップ９４で空の候補リストが得られるであろう。候補リストが空である場合、ステップ９６で候補リストに符合するＩＤがまったく検索されず、信頼性標識はまったく作成されず、したがって、いかなる相似一致も発生しないであろう。このように、システムはステップ９８で、結合データ・レコード１に新規永続キーを割り当て、そのレコードをデータベースに追加することになるであろう。

図６にさらに図示した通り、ステップ１００で、ＢＢＢ社のダイニング・システムから発生したものであり、ダイニング・システム内のレコード０４８６（またはＢＢＢ−Ｄｉｎ−０４８６）などの結合データ・レコード２がリポジトリで受信されると、同じプロセスが行われるであろう。システムは、ステップ１０２で候補リストに追加するために、（永続キーとともに）同じ電話番号を識別する、保管データ内の同一候補リストおよび一般に特異なＩＤのすべてのオカレンスを検索することになるであろう。システムは、候補リストに対応するすべてのＩＤを検索し、その結果、ステップ１０４で検索中の第１のレコードに符合するデータが得られる。単に一致した電話番号に基づいて、システムは、関係信頼性標識（２人の個人がルームメートであることを示すものなど）を作成することになるが、電話番号の一致は、同じ氏名または同じ社会保障番号など相似を確認する追加情報がなければ、高い信頼性の相似一致を示すものではないであろう。このように、一致を示す相似信頼性標識がない場合、システムは、ステップ１０６で、結合データ・レコード２に新規永続キーを割り当て、データベースにそのレコードを追加することになるであろう。

図７にさらに図示した通り、ステップ１０８で、ＣＣＣ社の自動車レンタル・システムから発生したものであり、自動車レンタル・システム内のレコード０３５６（またはＣＣＣ−Ｃａｒ−０３５６）などの結合データ・レコード３が受信されると、システムは、保管データ内の同一候補リストおよび一般に特異なＩＤのすべてのオカレンスを検索し、その結果、ステップ１１０で、（結合データ・レコード１の永続キーとともに）結合データ・レコード１から社会保障番号を識別し、（結合データ・レコード２の永続キーとともに）結合データ・レコード２から運転免許証番号を識別する候補リストが得られる。次にシステムは、ステップ１１２で２つの事前保管レコードからすべてのＩＤを示す候補リストに符合するすべてのＩＤを検索することになるであろう。次にシステムは、結合データ・レコード３と検索データに基づいて信頼性標識を作成し、一致を示す相似信頼性標識を作成できるようにするであろう。相似一致に基づいて、システムは、ステップ１１４ですべてのレコードに同じ永続キーを割り当て、データベースにその結合データ・レコード３を追加することになるであろう。時には、結合データ・レコード２に符合する事前永続キーＰＫ：０００００００２がその後、新規永続キーＰＫ：０００００００１に変更されたことをシステムが後で認識するために、その新規永続キーＰＫ：０００００００１への参照とともに、事前永続キーＰＫ：０００００００２が保管されることになるであろう。

さらに、図２に図示した通り、ステップ１１６で結合データとその結果得られる任意の関係あるいは一致またはその両方が保管され、ステップ１１８で、（ｉ）設定間隔ベースで行うこと、（ｉｉ）時には、トラフィック分析アタック（traffic analysis attack）を最小限にするために単なるノイズにすぎないメッセージを含むこと、あるいは（ｉｉｉ）一致データからの保護帰因データを識別する真のメッセージに関すること、または（ｉ）〜（ｉｉｉ）の組合せなどのユーザ定義ルールに基づいて、一連のメッセージが送信される。たとえば、元のデータがその帰因データ（リポジトリにとって不明である）に符合していないが、暗号解読可能な保護帰因データ（たとえば、ＡＡＡ−Ｒｅｓ−００２１、ＢＢＢ−Ｄｉｎ−０４８６、あるいはＣＣＣ−Ｃａｒ−０３５６、またはそれらの組合せ）が関連当事者に与えられる場合があり、したがって、このような組織がその帰因データに符合する特定のレコードを他の関連当事者から要求するかまたは他の関連当事者と共用することができる。他の例として、その間隔内に一致または関係が判別されなかった情況では、ノイズのメッセージが送信される。基礎となる帰因データの機密性およびセキュリティを維持するために、適切な手順が確立されることになるであろう。

上記により、本発明の精神および範囲を逸脱せずに多数の変形および変更を実施できることが分かるであろう。本明細書に例示した特定の装置に関する制限はまったく意図されておらず、推論すべきではないことを理解されたい。当然のことながら、特許請求の範囲に含まれるようなすべての変更を特許請求の範囲によって包含することが意図されている。

本発明によるシステムの機能ブロック図である。レコード受信ステップおよびレコード処理ステップの流れ図である。図２のレコード分析ブロックの流れ図である。図２の結合データ比較ブロックの流れ図である。図２の結合データ比較ブロックをさらに示す流れ図である。図２の結合データ比較ブロックをさらに示す流れ図である。図２の結合データ比較ブロックをさらに示す流れ図である。

Claims

データを処理するための方法において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに対応するステップと、
暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理し、処理レコードを形成するステップと、
前記処理レコードを事前保管データと比較するステップと、
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせるステップであって、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データが、少なくとも２つの事前受信レコードの少なくとも一部分を有するステップと、
を有する方法。
前記レコードへのソースの割当ておよび識別のうちの一方を行うステップをさらに有する、請求項１に記載の方法。
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせる前記ステップの後で、前記処理レコードの少なくとも一部分を暗号解読するステップをさらに有する、請求項２に記載の方法。
前記処理レコードの前記暗号解読された少なくとも一部分が前記ソースである、請求項３に記載の方法。
前記レコードにソルトを追加するステップをさらに有する、請求項１に記載の方法。
複数の受信レコードを受信するステップをさらに有する、請求項１に記載の方法。
前記暗号アルゴリズムを使用して前記レコードの少なくとも一部分を処理する前記ステップの前に、前記レコードを分析するステップをさらに有する、請求項１に記載の方法。
前記レコードを分析する前記ステップが、
ユーザ定義基準と、
２次データベースおよびリストのうちの一方に含まれるデータ・セットと、
のうちの一方に照らし合わせて前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを比較するステップを含む、請求項７に記載の方法。
前記レコードを拡張するステップをさらに有する、請求項８に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、ユーザ定義標準により前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つをフォーマット設定するステップを含む、請求項９に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つに対する変形を生成し、前記レコードとともに前記変形を組み込むステップを含む、請求項９に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、
前記レコードに関する２次ＩＤについて前記データ・セットに照会するステップと、
前記２次ＩＤで前記レコードを補足するステップと、
を含む、請求項９に記載の方法。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換するステップをさらに有する、請求項１に記載の方法。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換する前記ステップが、前記複数のＩＤのそれぞれに符合するタイプ標識を使用するステップを含む、請求項１３に記載の方法。
前記暗号アルゴリズムを使用する前記ステップの後で前記タイプ標識が認識可能なものになる、請求項１４に記載の方法。
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせる前記ステップが、
前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを有する前記事前保管データを検索するステップと、
前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つを有する前記事前保管データに含まれない他のＩＤが前記処理レコードに含まれるかどうかを評価するステップと、
前記他のＩＤに基づいて、前記処理レコードとの一致について前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つを有する前記事前保管データを分析するステップと、
を含む、請求項１に記載の方法。
前記処理レコードを突き合わせる前記ステップが、前記他のＩＤを有する２次事前保管データを検索し、複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つを有する前記事前保管データとともに前記２次事前保管データを組み込むステップをさらに有する、請求項１６に記載の方法。
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせる前記ステップが、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データの少なくとも一部分に関連する永続キーを一致した前記処理レコードに割り当てるステップを含む、請求項１に記載の方法。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行するステップをさらに有する、請求項２に記載の方法。
前記メッセージが、前記レコードの前記ソースと、前記事前保管データの少なくとも１つのソースのうちの一方を含む、請求項１９に記載の方法。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔でメッセージを発行するステップを含む、請求項１９に記載の方法。
前記処理レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項１に記載の方法。
データを処理するための方法において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに対応するステップと、
暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理し、処理レコードを形成するステップと、
前記処理レコードを事前保管データと比較するステップと、
前記複数のＩＤに基づいて、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせることにより、一致データを判別するステップと、
前記複数のＩＤに基づいて、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データに含まれない他のＩＤが前記処理レコードに含まれるかどうかを分析するステップと、
前記他のＩＤに基づいて、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記一致データを突き合わせるステップと、
を有する方法。
前記レコードへのソースの割当ておよび識別のうちの一方を行うステップをさらに有する、請求項２３に記載の方法。
前記一致データを突き合わせる前記ステップの後で、前記処理レコードの少なくとも一部分を暗号解読するステップをさらに有する、請求項２４に記載の方法。
前記処理レコードの前記暗号解読された少なくとも一部分が前記ソースである、請求項２５に記載の方法。
前記レコードにソルトを追加するステップをさらに有する、請求項２３に記載の方法。
受信した前記レコードが複数の受信レコードを有する、請求項２３に記載の方法。
前記暗号アルゴリズムを使用して前記レコードの少なくとも一部分を処理する前記ステップの前に、前記レコードを分析するステップをさらに有する、請求項２３に記載の方法。
前記レコードを分析する前記ステップが、
ユーザ定義基準と、
２次データベースおよびリストのうちの一方に含まれるデータ・セットと、
のうちの一方に照らし合わせて前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを比較するステップを含む、請求項２９に記載の方法。
前記レコードを拡張するステップをさらに有する、請求項３０に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、ユーザ定義標準により前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つをフォーマット設定するステップを含む、請求項３１に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つに対する変形を生成し、前記レコードとともに前記変形を組み込むステップを含む、請求項３１に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、
前記レコードに関する２次ＩＤについて前記データ・セットに照会するステップと、
前記２次ＩＤで前記レコードを補足するステップと、
を含む、請求項３１に記載の方法。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換するステップをさらに有する、請求項２３に記載の方法。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換する前記ステップが、前記複数のＩＤのそれぞれに符合するタイプ標識を使用するステップを含む、請求項３５に記載の方法。
前記暗号アルゴリズムを使用する前記ステップの後で前記タイプ標識が認識可能なものになる、請求項３６に記載の方法。
前記一致データを突き合わせる前記ステップが、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データの少なくとも一部分に関連する永続キーを前記処理レコードに割り当てるステップを含む、請求項２３に記載の方法。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行するステップをさらに有する、請求項２４に記載の方法。
前記メッセージが、前記レコードの前記ソースと、前記事前保管データの少なくとも１つのソースのうちの一方を含む、請求項３９に記載の方法。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔でメッセージを発行するステップを含む、請求項４０に記載の方法。
前記処理レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項２３に記載の方法。
データを処理するための方法において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに対応するステップと、
暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理し、処理レコードを形成するステップと、
前記処理レコードを事前保管データと比較するステップと、
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データに前記処理レコードを関連付けるステップと、
を有する方法。
前記レコードへのソースの割当ておよび識別のうちの一方を行うステップをさらに有する、請求項４３に記載の方法。
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データに前記処理レコードを関連付ける前記ステップの後で、前記処理レコードの少なくとも一部分を暗号解読するステップをさらに有する、請求項４４に記載の方法。
前記処理レコードの前記暗号解読された少なくとも一部分が前記ソースである、請求項４５に記載の方法。
前記レコードにソルトを追加するステップをさらに有する、請求項４３に記載の方法。
受信した前記レコードが複数の受信レコードを有する、請求項４３に記載の方法。
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データが、２つの事前受信レコードの少なくとも一部分を有する、請求項４３に記載の方法。
前記暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理する前記ステップの前に、前記レコードを分析するステップをさらに有する、請求項４３に記載の方法。
前記レコードを分析する前記ステップが、
ユーザ定義基準と、
２次データベースおよびリストのうちの一方に含まれるデータ・セットと、
のうちの一方に照らし合わせて前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを比較するステップを含む、請求項５０に記載の方法。
前記レコードを拡張するステップをさらに有する、請求項５１に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、ユーザ定義標準により前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つをフォーマット設定するステップを含む、請求項５２に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つに対する変形を生成し、前記レコードとともに前記変形を組み込むステップを含む、請求項５２に記載の方法。
前記レコードを拡張する前記ステップが、
前記レコードに関する２次ＩＤについて前記データ・セットに照会するステップと、
前記２次ＩＤで前記レコードを補足するステップと、
を含む、請求項５２に記載の方法。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換するステップをさらに有する、請求項４３に記載の方法。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換する前記ステップが、前記複数のＩＤのそれぞれに符合するタイプ標識を使用するステップを含む、請求項５６に記載の方法。
前記暗号アルゴリズムを使用する前記ステップの後で前記タイプ標識が認識可能なものになる、請求項５７に記載の方法。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行するステップをさらに有する、請求項４４に記載の方法。
前記メッセージが、前記レコードの前記ソースと、前記事前保管データの前記ソースのうちの一方を含む、請求項５９に記載の方法。
前記ユーザ定義ルールに基づいて前記メッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔でメッセージを発行するステップを含む、請求項５９に記載の方法。
前記処理レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項４３に記載の方法。
前記エンティティとの前記関係をデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項４３に記載の方法。
データを処理するための方法において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに符合し、前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つが暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記レコードを事前保管データと比較するステップであって、前記事前保管データの少なくとも一部分が前記暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記レコードを突き合わせるステップと、
複数のメッセージのうちの少なくとも１つがノイズである、複数のメッセージを発行するステップと、
を有する方法。
複数のメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔で行われる、請求項６４に記載の方法。
前記複数のメッセージのうちの少なくとも１つが前記レコードのソースを含む、請求項６４に記載の方法。
前記レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項６４に記載の方法。
データを処理するための方法において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに符合し、前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つが暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記レコードを事前保管データと比較するステップであって、前記事前保管データの少なくとも一部分が前記暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データに前記レコードを関連付けるステップと、
複数のメッセージのうちの少なくとも１つがノイズである、複数のメッセージを発行するステップと、
を有する方法。
複数のメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔で行われる、請求項６８に記載の方法。
前記複数のメッセージのうちの少なくとも１つが前記レコードのソースを含む、請求項６８に記載の方法。
前記レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項６８に記載の方法。
前記エンティティとの前記関係をデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項６８に記載の方法。
データを処理するためのシステムに関し、コンピュータによる実行のためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに対応するステップと、
暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理し、処理レコードを形成するステップと、
前記処理レコードを事前保管データと比較するステップと、
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせるステップであって、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データが、少なくとも２つの事前受信レコードの少なくとも一部分を有するステップと、
を有する方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードへのソースの割当ておよび識別のうちの一方を行うステップをさらに有する、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせる前記ステップの後で、前記処理レコードの少なくとも一部分を暗号解読するステップをさらに有する、請求項７４に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記処理レコードの前記暗号解読された少なくとも一部分が前記ソースである、請求項７５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードにソルトを追加するステップをさらに有する、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
複数の受信レコードを受信するステップをさらに有する、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記暗号アルゴリズムを使用して前記レコードの少なくとも一部分を処理する前記ステップの前に、前記レコードを分析するステップをさらに有する、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを分析する前記ステップが、
ユーザ定義基準と、
２次データベースおよびリストのうちの一方に含まれるデータ・セットと、
のうちの一方に照らし合わせて前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを比較するステップを含む、請求項７９に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張するステップをさらに有する、請求項８０に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、ユーザ定義標準により前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つをフォーマット設定するステップを含む、請求項８１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つに対する変形を生成し、前記レコードとともに前記変形を組み込むステップを含む、請求項８１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、
前記レコードに関する２次ＩＤについて前記データ・セットに照会するステップと、
前記２次ＩＤで前記レコードを補足するステップと、
を含む、請求項８１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換するステップをさらに有する、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換する前記ステップが、前記複数のＩＤのそれぞれに符合するタイプ標識を使用するステップを含む、請求項８５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記暗号アルゴリズムを使用する前記ステップの後で前記タイプ標識が認識可能なものになる、請求項８６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせる前記ステップが、
前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを有する前記事前保管データを検索するステップと、
前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つを有する前記事前保管データに含まれない他のＩＤが前記処理レコードに含まれるかどうかを評価するステップと、
前記他のＩＤに基づいて、前記処理レコードとの一致について前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つを有する前記事前保管データを分析するステップと、
を含む、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記処理レコードを突き合わせる前記ステップが、前記他のＩＤを有する２次事前保管データを検索し、複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つを有する前記事前保管データとともに前記２次事前保管データを組み込むステップをさらに有する、請求項８８に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせる前記ステップが、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データの少なくとも一部分に関連する永続キーを一致した前記処理レコードに割り当てるステップを含む、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行するステップをさらに有する、請求項７４に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記メッセージが、前記レコードの前記ソースと、前記事前保管データの少なくとも１つのソースのうちの一方を含む、請求項９１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔でメッセージを発行するステップを含む、請求項９１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記処理レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項７３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
データを処理するためのシステムに関し、コンピュータによる実行のためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに対応するステップと、
暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理し、処理レコードを形成するステップと、
前記処理レコードを事前保管データと比較するステップと、
前記複数のＩＤに基づいて、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記処理レコードを突き合わせることにより、一致データを判別するステップと、
前記複数のＩＤに基づいて、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データに含まれない他のＩＤが前記処理レコードに含まれるかどうかを分析するステップと、
前記他のＩＤに基づいて、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記一致データを突き合わせるステップと、
を有する方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードへのソースの割当ておよび識別のうちの一方を行うステップをさらに有する、請求項９５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記一致データを突き合わせる前記ステップの後で、前記処理レコードの少なくとも一部分を暗号解読するステップをさらに有する、請求項９６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記処理レコードの前記暗号解読された少なくとも一部分が前記ソースである、請求項９７に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードにソルトを追加するステップをさらに有する、請求項９５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
受信した前記レコードが複数の受信レコードを有する、請求項９５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記暗号アルゴリズムを使用して前記レコードの少なくとも一部分を処理する前記ステップの前に、前記レコードを分析するステップをさらに有する、請求項９５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを分析する前記ステップが、
ユーザ定義基準と、
２次データベースおよびリストのうちの一方に含まれるデータ・セットと、
のうちの一方に照らし合わせて前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを比較するステップを含む、請求項１０１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張するステップをさらに有する、請求項１０２に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、ユーザ定義標準により前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つをフォーマット設定するステップを含む、請求項１０３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つに対する変形を生成し、前記レコードとともに前記変形を組み込むステップを含む、請求項１０３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、
前記レコードに関する２次ＩＤについて前記データ・セットに照会するステップと、
前記２次ＩＤで前記レコードを補足するステップと、
を含む、請求項１０３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換するステップをさらに有する、請求項９５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換する前記ステップが、前記複数のＩＤのそれぞれに符合するタイプ標識を使用するステップを含む、請求項１０７に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記暗号アルゴリズムを使用する前記ステップの後で前記タイプ標識が認識可能なものになる、請求項１０８に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記一致データを突き合わせる前記ステップが、前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データの少なくとも一部分に関連する永続キーを前記処理レコードに割り当てるステップを含む、請求項９５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行するステップをさらに有する、請求項９６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記メッセージが、前記レコードの前記ソースと、前記事前保管データの少なくとも１つのソースのうちの一方を含む、請求項１１１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔でメッセージを発行するステップを含む、請求項１１２に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記処理レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項９５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
データを処理するためのシステムに関し、コンピュータによる実行のためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに対応するステップと、
暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理し、処理レコードを形成するステップと、
前記処理レコードを事前保管データと比較するステップと、
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データに前記処理レコードを関連付けるステップと、
を有する方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードへのソースの割当ておよび識別のうちの一方を行うステップをさらに有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データに前記処理レコードを関連付ける前記ステップの後で、前記処理レコードの少なくとも一部分を暗号解読するステップをさらに有する、請求項１１６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記処理レコードの前記暗号解読された少なくとも一部分が前記ソースである、請求項１１７に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードにソルトを追加するステップをさらに有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
受信した前記レコードが複数の受信レコードを有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データが、２つの事前受信レコードの少なくとも一部分を有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記暗号アルゴリズムを使用して前記レコード内の前記複数のＩＤのうちの少なくとも２つを処理する前記ステップの前に、前記レコードを分析するステップをさらに有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを分析する前記ステップが、
ユーザ定義基準と、
２次データベースおよびリストのうちの一方に含まれるデータ・セットと、
のうちの一方に照らし合わせて前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つを比較するステップを含む、請求項１２２に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張するステップをさらに有する、請求項１２３に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、ユーザ定義標準により前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つをフォーマット設定するステップを含む、請求項１２４に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、前記複数のＩＤのうちの前記少なくとも１つに対する変形を生成し、前記レコードとともに前記変形を組み込むステップを含む、請求項１２４に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを拡張する前記ステップが、
前記レコードに関する２次ＩＤについて前記データ・セットに照会するステップと、
前記２次ＩＤで前記レコードを補足するステップと、
を含む、請求項１２４に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換するステップをさらに有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードを標準化メッセージ・フォーマットに変換する前記ステップが、前記複数のＩＤのそれぞれに符合するタイプ標識を使用するステップを含む、請求項１２８に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記暗号アルゴリズムを使用する前記ステップの後で前記タイプ標識が認識可能なものになる、請求項１２９に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
ユーザ定義ルールに基づいてメッセージを発行するステップをさらに有する、請求項１１６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記メッセージが、前記レコードの前記ソースと、前記事前保管データの前記ソースのうちの一方を含む、請求項１３１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記ユーザ定義ルールに基づいて前記メッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔でメッセージを発行するステップを含む、請求項１３１に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記処理レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記エンティティとの前記関係をデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項１１５に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
データを処理するためのシステムに関し、コンピュータによる実行のためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに符合し、前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つが暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記レコードを事前保管データと比較するステップであって、前記事前保管データの少なくとも一部分が前記暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記エンティティを反映すると判別された前記事前保管データと前記レコードを突き合わせるステップと、
複数のメッセージのうちの少なくとも１つがノイズである、複数のメッセージを発行するステップと、
を有する方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
複数のメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔で行われる、請求項１３６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記複数のメッセージのうちの少なくとも１つが前記レコードのソースを含む、請求項１３６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項１３６に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
データを処理するためのシステムに関し、コンピュータによる実行のためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体において、
複数のＩＤを有するレコードを受信するステップであって、前記レコードがあるエンティティに符合し、前記複数のＩＤのうちの少なくとも１つが暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記レコードを事前保管データと比較するステップであって、前記事前保管データの少なくとも一部分が前記暗号アルゴリズムを使用して事前に処理されているステップと、
前記エンティティとの関係を反映すると判別された前記事前保管データに前記レコードを関連付けるステップと、
複数のメッセージのうちの少なくとも１つがノイズである、複数のメッセージを発行するステップと、
を有する方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
複数のメッセージを発行する前記ステップが、ユーザ定義間隔で行われる、請求項１４０に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記複数のメッセージのうちの少なくとも１つが前記レコードのソースを含む、請求項１４０に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記レコードをデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項１４０に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。
前記エンティティとの前記関係をデータベースに保管するステップをさらに有する、請求項１４０に記載の前記方法を実行するためのコンピュータ可読媒体。