JP2006503728A - 車両ホイール用タイヤの製造方法及び装置 - Google Patents

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ココッツァ,アルフレド
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ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
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Abstract

車両のホイール用タイヤを製造する方法及び装置であって、前記タイヤ(1)は、取付け用リムに整合するのに適した一対の環状補強構造と動作可能に結合された少なくとも1つのカーカスプライ(2)を有するカーカス構造を含み、各々の環状補強構造は少なくとも1つのビードコア(8)及び1つの環状要素(9)を含み、前記少なくとも1つのカーカスプライ(2)は前記環状要素(9)の1つの上で少なくとも折返されており、前記方法には、ドラム(20)上に少なくとも1つの半完成品を提供するステップ;前記少なくとも1つの半完成品に対し半径方向外側の位置に少なくとも1つの分離要素(26)を設置するステップ;前記少なくとも1つの分離要素(26)に関して半径方向外側位置で、前記ドラム(20)に前記少なくとも1つのカーカスプライ(2)を提供するステップ;前記カーカスプライ(2)に対し半径方向外側の位置に前記環状要素(9)を設置するステップ;前記環状要素(9)の周りで前記カーカスプライ(2)を折返すステップ;前記少なくとも1つの分離要素(26)を除去するステップ;前記ビードコア(8)を付加するステップ;半径方向外側位置で前記カーカス構造に対しベルト構造(7)を付加するステップ、半径方向外側位置で前記ベルト構造(7)にトレッドバンド(6)を付加するステップ、トーラス形状に前記タイヤ(1)を成形するステップが含まれており、上述のステップは全て前記ドラム(20)上で実施される。

Description

記述
本発明は、「単段」タイプすなわち単一の段から成るドラムを用いる車両ホイール用タイヤの製造方法に関する。
車両ホイール用のタイヤは基本的に、大部分の従来の実施形態において、通常タイヤ「ビード」として識別される領域内で、軸方向に対向する位置にある環状補強構造の一部分でありかつ通常「ビードコア」と呼ばれる環状インサートの周りで折返された、それぞれの内部円周方向縁部を有する1つ以上のカーカスプライで構成されたカーカス構造を含む。
カーカスプライに対して半径方向外側の位置において、半径方向に連続して重畳された1つ以上のベルト層を含むベルト構造が付加される。該ベルト構造上に半径方向に重畳されるのは、エラストマー材料のトレッドバンドである。カーカス構造の外側面は同様に、同じくエラストマー材料で作られたそれぞれのサイドウォールで被覆されている。
本明細書の目的に対しては、「エラストマー材料」という語により、少なくとも1つのエラストマー重合体と少なくとも1つの補強用充填材を含む組成物が意図されているという点を指摘しておくべきである。好ましくは、この組成物はさらに、例えば架橋及び/又は可塑化剤といった添加剤を含んでいる。架橋剤の存在によって、この材料は、最終製品を形成するべく加熱により架橋され得る。
通常タイヤビード及び、特にその内部に組込まれた環状補強構造は、タイヤが結合されなくてはならないリム上に配置されたそれぞれの円周方向座面と整合するのに適した形で構造化及び成形されており、これら2つのホイールコンポーネントの間に安定した連結を確保している。
より詳細には、各ビードとリム内の対応する円周方向座面の間の結合は、リムの軸方向外縁部を画定する突合せ肩部に対して、タイヤ空気圧の効果により、ビードがつねに押しつけられるような性質のものである。少なくともチューブレスタイヤすなわちエアチューブの備わっていないタイヤにおいては、タイヤ係合用の各々の円周方向座面は、タイヤの赤道面に近づく方へ(on moving close to the equatorial plane)回転軸に向かって収束する延長部分をもつ、以下「リムフランジ」と呼ぶ円錐台形の表面を有している。各ビードは、タイヤ空気圧の効果により赤道面から軸方向に押しやられて、タイヤの中に格納された空気に対する完全な気密性を確保するべく、それぞれのリムフランジに対して軸方向スラスト関係で作用を及ぼす。
最近、タイヤビード係合座面が、赤道面から離れるように回転軸に向かって収束する全体的に見て1つの延長部分をもつ、実質的に円錐台形のV字形状を有するものである、新設計の車両ホイール用リムが提案されてきた。
当該技術分野において広く用いられているタイヤを構築する方法は一般的に、「2段階プロセス」として知られている。より詳細には、タイヤ製造にはまず第1に、1つ以上のカーカスプライが、「ビルディングドラム」又は「第1段ドラム」として通常識別される第1のドラム上に置かれて、円筒形スリーブを形成することを含んでいる。ビードに対する環状補強用インサートは、カーカスプライの対向するエンドフラップ上にはめ込まれ、かかるエンドフラップは次に環状インサート自体の周りで折返されて、環状補強用インサートを一種のループの形にとり囲む。
このように構築されたカーカススリーブは、次に、タイヤのサイドウォールを構成するように適合されたエラストマー材料のストリップがすでに上に位置づけされている可能性のある、いわゆる「成形ドラム」又は「第2段ドラム」である第2のドラムまで移送される。
その後、トーラス形態へのカーカスの成形が行なわれて、ベルト構造及びその上に半径方向に重畳されたトレッドバンドを含む、カーカススリーブに対して整列された位置に置かれた外部スリーブ又はクラウンスリーブ(一般に別途調製されるもの)と、このカーカスを結合することになる。
カーカス構造が成形された後、例えばレバーシステム又は膨張袋から成る成形ドラムの適切な拡張可能部分が、該カーカス構造の側面に対しエラストマー材料の前記ストリップを押しつけるべく、このストリップの横転作用(overturning action)を発生させる。
単段階プロセスでは、上述の先行ステップすなわち構築ステップ及び成形ステップは全て、単一のドラム上で行なわれる。この場合、往々にしてこのドラムと結合されているのは、例えばドラム自体の上に一部の未完成品(ベルト構造及びトレッドバンドなど)を予め組立て移送するための移送システムを含む補助装置である。
欧州特許出願公開第1 174 253 A2号明細書は、農業車両用のラジアルタイヤを生産するための単段ドラムを開示している。該ドラムは、タイヤカーカスの比較的薄い中央部分を支持するための中央固定本体及び、カーカスのより厚みのある側方部分をそれぞれ支持するため中央本体の対向する側面上に配置された2つの可動半分を有しており;各々の半分はそれぞれの膨張可能なビード把持装置を有し、少なくともそれぞれのビード把持装置の外向きに突出する部分に沿って、カーカスの中央部分と側方部分の間の厚みの差を補償するべく、中央本体の直径よりも小さい直径を有するものである。
米国特許第4,214,940号明細書は、タイヤ構築システムのための折返し装置を開示している。該折返し装置は、少なくとも3つの円錐形のフィン要素(three conical fin elements)が上に取付けられたアーチ形の支持体を含んでいる。前記要素は、ドラム自体の回転方向で構築ドラムの軸方向中心線に漸進的に近づくように位置づけされている。支持体上には、前記円錐要素の間の1つの位置で、押えローラが回転可能な形で取付けられている。支持体は、構築ドラムの軸方向中心線に関して直角に配置された1本の軸を中心にして回転するためのピボット駆動機構上に旋回可能な形で取付けられている。ピボット駆動機構手段は、構築ドラムの軸方向中心線に対し平行な方向で移動するよう、平行なガイド手段上に取付けられている。
米国特許第6,250,356号明細書は、タイヤを作るための第1段ドラム及び構築方法を開示している。前記ドラムは、中央シャフト上に取付けられ、組立てるべき半完成品のための収容表面をもつ本体を含んでおり、異なる直径をもつその端部は、より小さい直径の収容表面の端部をカバーできる引込み可能な手段(retractable means)、及びドラムを2つの異なる拡張位置に向かって拡張させるための手段を保持している。構築方法では、異なる直径の端部をもつ第1の表面を使用すること;第1の表面の小さい方の直径の端部をカバーし全体として円筒形の全体収容表面を作り上げる目的で、大きい方の直径の端部とほぼ同じ直径の第2の表面を、第1の表面に向かって移動させること;前記全体表面上にカーカス補強材を置くこと;それぞれカーカス補強材の各々の上にゴム又は金属から作られたリング形状の要素を置くこと;第2の表面を収縮させ第1の表面を拡張させること;それぞれ、対応するリング形要素の周りで折返されるようにカーカス部分の各端部を上向きに曲げること、が考慮されている。
以上の記述から、一般にタイヤのビード構造の中においてプライは、リム上のタイヤの定着を維持するべく使用される剛性環状インサート(上述のビードコア)の周りに折返されるように設けられているということを推論することが可能である。この結果に至るためには、ビードコア自体がひとたびプライにロックされると、プライ自体の巻きつけが周りで起こる1つの要素として作用するような形で、タイヤは通常、構築される。特に、すでに言及した通り、タイヤ構築ステップの間、半完成品が第1段ドラム又は単段タイプのドラム上に横たえられた後、ビードコアがプライの外側側縁部に対し軸方向内側にあるような形で、ビードコアの位置づけが実施される。折返し動作は、膨張袋又は機械的装置を用いて、ビードコアに対し軸方向外側にあるプライの部分をカーカスの赤道面に向かって押すことによって実施される。出願人は、拡張したドラム及び膨張袋又はレバースラストが及ぼす負荷にも関わらずビードコアは自ら係合させたプライ部分を所定の位置に保つことができるという事実に起因して、これが起こり得るということを確認した。
従って当該出願人は、好ましくはエラストマー材料の環状要素の周りに折返されたカーカスプライ(このタイヤは前述の部分で例示された新設計のリムとの結合のために特に適合されている)及び前記プライの完成した折返し部分上に設置されたビードコアを有するタイヤを作ることが望まれる場合、充填要素上に折り返されたプライの配置が提供されないことから、従来の折返し装置はその有効性を失なうということを認識した。実際、この場合、ドラム上にロックされて、プライ上に保持作用を及ぼし、プライの動きをことごとく回避するいかなる剛性環状要素も存在しないことから、もはや折返された部分上の不均等性を回避するべくプライ上に高いスラストを及ぼすことは不可能である。
従って、出願人の認識では、上述の要領でカーカスプライを折返す能力をもつ装置を探究することが適切である。より詳細には、前記装置は、その役目を果たすため、出願人の見解では、前記プライの縁部を、前記環状要素の周りでのプライ自体の折返しを可能にするべく前記ドラム上に配置されたもう1つの半完成品から分離した状態に保つ。さらに、折返し装置は、ビードコアといったような剛性保持要素の助けがない場合でも、前記プライ縁部の折返しを実施する。
当該出願人は、タイヤの構築中、前記ドラム上に設置されたもう1つの半完成品から少なくとも1つのカーカスプライ部分を分離するための要素を用いることによって、前記プライのフラップが、半完成品(好ましくはエラストマー材料製)に起因しかつ折返し部分と無関係の従ってもう1つの半完成品と接触した状態にある領域に対する前記プライの付着に起因する唯一の保持反応によって、この半完成品の周りで折返される、ということを発見した。
第1の態様においては、本発明は、車両ホイール用タイヤを製造する方法において、前記タイヤが、取付け用リムに整合するのに適した一対の環状補強構造と動作可能に結合された少なくとも1つのカーカスプライを有するカーカス構造を含み、各々の環状補強構造が少なくとも1つのビードコア及び1つの環状要素を含み、前記少なくとも1つのカーカスプライが前記環状要素の1つの上で少なくとも折返されている方法であって、ドラム上に少なくとも1つの半完成品を供給するステップ;前記少なくとも1つの半完成品に対し半径方向外側の位置に少なくとも1つの分離要素を設置するステップ;前記少なくとも1つの分離要素に関して半径方向外側位置で前記ドラム上に前記少なくとも1つのカーカスプライを供給するステップ;前記カーカスプライに対し半径方向外側の位置に前記環状要素を設置するステップ;前記環状要素の周りで前記カーカスプライを折返すステップ;前記少なくとも1つの分離要素を除去するステップ;前記ビードコアを付加するステップ;半径方向外側位置で前記カーカス構造に対しベルト構造を付加するステップ、半径方向外側位置で前記ベルト構造にトレッドバンドを付加するステップ、トーラス形状に前記タイヤを成形するステップを含んで成る方法に関する。
さらにもう1つの態様においては、本発明は、車両ホイール用タイヤを製造するためのドラムにおいて、前記タイヤが、取付け用リムに整合するのに適した一対の環状補強構造と動作可能に結合された少なくとも1つのカーカスプライを有するカーカス構造を含み、各々の環状補強構造が少なくとも1つのビードコア及び1つの環状要素を含み、前記少なくとも1つのカーカスプライが前記環状要素の1つの上で少なくとも折返されており、前記ドラムが、少なくとも、2つの側面部分と動作可能に結合された1つの中央部分、前記ビードコアのための少なくとも1つの輸送装置、異なる半完成品を互いに統合するように適合された少なくとも1つの圧力装置、前記カーカスプライのための少なくとも1つの折返し装置及び前記ドラムの表面を半径方向に修正するように適合された装置を含み、前記折返し装置には、前記ドラムと外部的に結合された少なくとも片端で開放した少なくとも1つの管状分離要素が含まれているドラムに関する。
本発明のさらなる特長及び利点は、本発明に従った車両ホイール用タイヤを製造する方法及び装置の、好適であるが排他的でない実施形態についての詳細な説明からさらに明白になることだろう。
かかる説明は以下で、制限的な意味のない例として示されている添付図面を参考にして記述されている。
図1に示されているように、本発明に従った方法によって構築されたタイヤ1は、少なくとも1つのカーカスプライ2、各ビードについて1つの環状補強構造3及び前記ビードのための1対の充填材4を有するカーカス構造を含み、前記カーカス構造は、少なくとも一対のサイドウォール5、カーカス構造に対し半径方向外側位置にある1つのトレッドバンド6及び前記カーカス構造とトレッドバンドの間に設置された1つのベルト構造7と結合されている。有利には、各々の環状補強構造3について、(既知の方法論に従って、例えば鋼で作られた)環状ビードコア8、及び、タイヤ1が取付けられるリムのフランジに対し底部側が基本的に平行であるくさび形の形状を実質的に有する横断面輪郭をもつ、環状要素9が具備されている。前記くさびは、その軸方向外側位置で、前記ビードコアに隣接しており、前記底部側に属するそのテーパのついた端部は、前記ビードコア8に関して半径方向内側位置にある。前記カーカスプライ2は、好ましくは部分的に前記ビードコア8の周りに巻きつけられ、一方、これは前記環状要素又はくさび9の周りで完全に巻きつけられており、最終的に、対応するビードコア8の半径方向内側部分と接触した状態で各々のエンドフラップ10を提供している。好ましい実施形態に従うと、前記環状くさび9は、80〜110度の間、好ましくは95度のショアA硬度のエラストマー材料で作られている。
前記タイヤ1を構築し成形するための本発明の装置(図18−19)は、好ましくは、(あらゆる場合において異なる幅のカバーとの交換のため解体されるように適合された)剛性カバー33が具備された中央部分32と、各々半径方向に拡張可能な補助的ブラダー様の膜が具備されている2つの軸方向に対向する側方部分34とを含む単段タイプのドラム20から成る。
剛性カバー33は、ドラム20の側方部分34の軸方向内側端部を入れ子式に被覆し、かくして、最初の構築ステップにおいては、半完成品をその上に被着させるためドラム全体にわたり、連続した円筒形表面が作り上げられるようになっている。
前記ドラム20はさらに、以下でより良く記述されている構築ステップを実施できるようにするため、予め定められた相互距離に達するまで、前記ビードコア対8をその回りで搬送するように適合された装置24を含んでいる。輸送のために必要とされる運動は例えば、前記装置24に連結された駆動用スクリュー41と作動的に連結されている、好ましくは電動モーター40によって得られる。
当該ドラム20はさらに、以下でより良く例示されているように、環状くさび9に作用する押えローラ21(図4)を通してカーカスプライ2とその下にあるサイドウォール5の間のその接触点における付着力の強化を実施する第1の圧力装置;前記環状くさび9の周りの前記カーカスプライのフラップ10のループ状の折返しのための第2の装置22;及び、ひとたびカーカスプライ2のループによりとり囲まれた時点での、前記輸送装置24により支持されたビードコア8の表面に対して、くさび9の外向き半径方向変位のための第3の装置23を含み、前記第3の装置は、前記補助的ブラダー様の膜の各々の管状表面の内側にある。
有利には、ビードコア8のための前記輸送装置24及び半径方向拡張用の前記第3の装置23は、対応するくさび9の周りのカーカスプライ2の折返しフラップの少なくとも1つの端部部分上で、各ビードコア8の内部表面の停止を確保するように配置されている。
好ましい実施形態においては、関連するドラムには、以下でより良く例示される通り、前記くさび9の周りに形成されたカーカスプライ2のフラップ10に作用を及ぼすべく設計されたさらなる圧力装置が具備されており、この装置は、前記第2の折返し装置22と動作可能に結合されている。前記さらなる圧力装置は、適切には、環状で、前記ドラムと同軸でかつこのドラムより大きい直径をもつ膨張袋25の形をしており、前記袋は前記ドラムの運転中、ドラム表面に向かって拡張可能である。
膨張袋25が関与する解決法に対する一変形形態として、装置22と結合された1つ以上の押えローラも利用可能である。
好ましくは、前記第2の装置22には、前記ドラムより小さい直径又はこれと同じ直径をもちかつそれと同軸である少なくとも1つの管状要素26が、前記ドラム20の各サイドウォールの近くに具備されており、前記第2の装置22は、両方のドラム方向に軸方向に移動可能であり、ドラムの軸を中心として自由に回転できる。ドラム軸を中心として前記装置22が運動できるということは、以下でより良く示す通り、前記管状要素26がタイヤ構築プロセス中に1つ以上の半完成品と結合されている間、前記ドラム20のいかなる回転運動も、この管状要素26の完全性を改変しないようにする(not to alter the integrity of said tubular element 26)ことができるため、特に有利である。
以下でより良く記述される通り、カーカスプライ2の軸方向外側のフラップ10の両方を分離させるため、前記折返し装置22は、各々前記ドラムに関して対向する側面上で軸方向外側位置に設置されている2つの部分又は半分へと分割されるようになっている(図19)。好ましくは、前記折返し装置22は、前記装置の運動を制御する駆動スクリュー43と動作可能に結合されたモーター42により駆動される。
任意には、前記管状要素26を中心として円周方向に配置された複数の糸状要素を含む、放射状に広がったコードも具備され、このコードは、適切に操作された場合、管状要素26の開放端部の拡幅又は解除を実施し、すでに存在する半完成品上の初期摩擦(initial rubbing)が全く無い状態でドラム20上のそのはめ込みを可能にする。
管状要素は、好ましくは、半径方向の弾性及び横方向の実質的非弾性という特長を有するような形で製造されている。さらに、前記管状要素26を作るためには、好ましくは付着防止材料で作られた織地が利用され、従って、前記管状要素は機械的絶縁を行なう、すなわちそれが接触することになる半完成品のための真の分離要素である。
排他的ではないものの、好ましくは、半径方向外側方向での前記くさび9の変位のための前記第3の装置23の使用には、ドラムの各側で、適切な機構を用いて互いに関して軸方向及び半径方向に移動可能である、それぞれ第1及び第2の半径方向拡張装置27及び28が含まれる。より詳細には、好ましくは空気タイプのピストン35が、前記第1の半径方向−拡張装置27の運動を操作するべくこの装置27に連結された持上げ用くさび36と、動作可能に結合されている。前記ピストン35によってひき起こされたスラストの停止時点での戻り運動は、好ましくは、バネリング又はバネといったような弾性装置によって実施される。前記第2の半径方向−拡張装置28の運動は、前記第2の装置28と結合されている持上げ用くさび38を操作する、好ましくは空気式のピストン37によって制御される。この場合も又、バネリング又はバネといった弾性装置が前記装置28の戻り運動のために具備されている。
第1の半径方向−拡張装置27は、複数の区画で形成され、その最も外側の表面は、少なくとも前記区画が半径方向外側位置にあるとき、凹状表面を持つハウジング座面29を作り上げており、一方、前記第2の半径方向−拡張装置28は好ましくは、複数の区画で形成され、その最も外側の表面は、凸状ヘッド30で終結する(図11)。前記装置27及び28の区画はさらに、拡張した形態において、充填材4の被着のための適切な断面形状及びドラムの内側に向かうビードコアとくさび9の滑動に対する適切な軸方向保持作用を作り出すのに適した凹状外部表面を形成する。
同様に、各々の半径方向−拡張装置27をワンピース構造の剛性材料で作ることが可能であり、又異なる実施形態(図18)においては、これは2つの部分から成っており、上部部分27’が好ましくは前記ハウジング座面29の凹状表面を有利にも緩和するようにエラストマー材料で作られていてもよい。実質的に前記上部部分27’は、第1の半径方向−拡張装置27で形成された連続性表面を得ることができるようにし、この表面は有利にも、タイヤ構築プロセスの終りにおいて、タイヤを成形できるようにするべく、実質的に密封を維持するのに適している。
前記半径方向−拡張装置27、28は、最終的に互いに関して傾斜した接触表面31を含む。
図2及び3に示されているように、本発明の方法は、まず最初に、装置23が収縮した形態にある間に、第1の半完成品が前記ドラム20の半径方向外側表面上に横たえられる第1のステップが含んでいる。前記半完成品は好ましくはライナー(すなわちタイヤが完成した時点で半径方向内側位置にあり、チューブレスタイヤにおいて気密性を担当する部分)及びサイドウォールを含んでいる。任意には、各サイドウォールは2つの部分から構成され得る。
ひとたび前記半完成品がドラム上に横たえられ、場合によっては、ドラムの内側から適用された真空の作用により所定の場所に維持された時点で、前記折返し装置22はその半分の状態で、好ましくは管状要素26が上述の半完成品の周りに巻きつけられドラムの中央領域をその上のカーカスプライ2の被着のため完全にクリアした状態に残すような形で位置づけされることを可能にする前後タイプの往復運動によって、ドラム20に関して軸方向内側の方向で前記モーター42によって移動させられる。管状要素の位置づけは、環状くさび9上へのカーカスプライ2の折畳みがその後始まってほしい箇所に応じて、実施される。有利には、前記管状要素26は付着防止繊維材料で作られていることから、前記第1の半完成品の後に横たえられたカーカスプライ2は、その全長にわたって、ドラム上にすでに存在する部品に付着できず、ほとんどそこから分離した状態を保つ。先に例示した通り、カーカスプライ2の軸方向外側のエンドフラップ10の両方を分離するため、前記折返し装置22は2つの部分又は半分へと分割される:従ってそれらの各々は、前記ドラムの周りの前記管状要素26の部分的巻きつけをひき起こすべく、同時発生的でなくてもよい前後運動を行なう。
図4に示されているように、当該方法のその後のステップにおいては、その他の半完成品が、前記ドラム上に、より詳細には、前記カーカスプライ2及び前記環状くさび9上の、前記カーカスプライ2の前記フラップ10の各々に近い位置に、半径方向外側位置に横たえられる。この作業は、前述の通り、ドラム自体の軸の周りで前記要素が自由に回転できることから、ドラム上に管状要素26が位置づけされている状態で実施可能である。さらに、任意には、プライ2とサイドウォール5の間の、それらの接触点、すなわち前記サイドウォールが前記管状要素26で被覆されていない場所における付着を、促進し強化するように、押えローラ21を使用するようにしてもよい。
その後、図5に示されているように、前記折返し装置22のさらなる順方向(すなわち軸方向内側の方向)の運動により、各管状要素26の一部分がそれぞれのフラップ10を持上げ、対応する環状くさび9の周りでのその各々の巻きつけを開始することが可能となる。
さらなるステップ(図6)においては、前記モーター40により駆動されている前記輸送装置24は、各くさび9に関して半径方向外側位置及び前記くさび9の周りで部分的に折返されたそれぞれのフラップ10に実質的に隣接し軸方向外側である位置に、その各々を実質的に位置づけすることによって、各ビードコア8の軸方向位置づけを実施する。
その後(図7)、各々の管状要素26は、前記ドラムの横方向対称軸の近くに来るまで装置22の各半分を軸方向内向きに移動させることにより滑り外され、こうして前記装置22から各フラップ10を係合解除することが可能となる。
図8に示されているように、各々のビードコア−輸送装置24は前記ビードコアを各環状くさび9に対し半径方向外側位置に設置し、前記カーカスプライ2の各フラップ10は前記くさび2とビードコア8の間に介在させられている。
図9に示されているように、当該方法のさらなるステップにおいては、装置23は、半径方向外側の方向へと前記くさび9及び下にある半完成品を押すことにより操作され、一方、各々のビードコア8は、前記輸送装置24により半径方向位置で静止状態に保たれている。
代替的には、前記装置24は、装置23の半径方向外側の方向の動作及び装置24からのビードコア8の早期係合解除の間、ビードコアがカーカスプライ2のフラップ10上をわずかに摺動し、このビードコアがその最終座面を占有する前にループの圧縮及び統合動作を実施するように、ビードコア8の最終軸方向位置に対しわずか外側のところに位置づけされてもよい。
その後のステップにおいては、図10に示されている通り、装置23がその動作を続けるにつれて、タイヤ構築のためにこれまで横たえられた半完成品の特定の形状が得られる。詳細には、ビードコアは、このビードコアに関して軸方向外側位置に各くさびが設置された状態で、ビードコアとくさびとが同じ半径方向位置を実質的に有し、各フラップ10は、前記くさび9の周りに、前記ビードコア8に対し半径方向内側の位置で、巻きつけられることになる。
図11は、半分の状態で装置22が前記ドラムに対し軸方向外側の位置に戻される、さらなるステップを示している。
図12に例示されているその後のステップでは、前記装置23を用いて、前記充填材4が、構築中のタイヤに、上述の形態で付加される。
タイヤの構築は次に、図13に示されている通り、前記装置23からの軸方向スラスト及び側方ドラム部分の補助的膜の拡張による作用によって、進められる。前記ベルト構造7及びトレッドバンド6の被着、ならびに加硫の準備が整ったグリーンタイヤの最終的トーラス形成を含む後続ステップは、得るべきタイヤの仕様に応じていわゆる「上載せサイドウォール」又は「下置きサイドウォール」技術に従って、既知の単段構築及び成形ドラムの場合と同様に実質的に実施される(これらのステップは、当該技術分野において実質的に知られており、従ってここで例示されない)。
言及されている方法の重要な1つの変形実施形態においては、図14に示されたステップは、図5に示されているものと類似しているが、最後に言及されたケースでは、各半分の状態の装置22も、管状要素26に加えて、各環状くさび9及び各フラップ10に対し半径方向外側位置にもってこられた膨張袋25とともに提供されている。
図15に示された後続ステップにおいては、前記袋25の膨張が前記フラップ10を前記くさび9の周りに巻きつけさせ、各フラップ10の折返しを実質的に実施し完成させる。
図16に例示されたその後のステップは、半分の状態の装置22の軸方向外側への離隔移動を示し、こうして管状要素26は滑って外れ、膨張袋25は空気の抜けた状態で離れ去ることになる。
言及されている方法(図17)のこの変形実施形態のさらなるステップでは、前記くさび9の周りに巻き上げられた前記フラップ10に対し半径方向外側の位置に、前記輸送装置24により前記ビードコア8を位置づけすることが、考慮されている。
その後、図10、12及び13に描かれたものを参照して本方法の先行する変形実施形態のステップについてすでに述べたように、同じ構成が決定される。最後に、ベルト構造及びトレッドバンドの最終的組立て、及び前記タイヤのトーラス形成についても、上述のものと同じ指摘を行なうことができる。
本発明に従って作られた車両ホイール用タイヤを示す、直断面における部分的概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 第1の実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 さらなる実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 さらなる実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 さらなる実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 さらなる実施形態に従って言及した方法の一部のステップ中の、本発明の装置の直断面における概略図である。 本発明の装置の垂直断面における部分図である。 言及した装置の垂直断面における全体図である。

Claims (25)

  1. 車両のホイール用タイヤを製造する方法において、前記タイヤ(1)が、取付け用リムに整合するのに適した一対の環状補強構造と動作可能に結合された少なくとも1つのカーカスプライ(2)を有するカーカス構造を含み、各々の環状補強構造が少なくとも1つのビードコア(8)及び1つの環状要素(9)を含み、前記少なくとも1つのカーカスプライ(2)が前記環状要素(9)の1つの上で少なくとも折返されている方法であって、ドラム(20)上に少なくとも1つの半完成品を供給するステップ;前記少なくとも1つの半完成品に対し半径方向外側の位置に少なくとも1つの分離要素(26)を設置するステップ;前記少なくとも1つの分離要素(26)に関して半径方向外側位置で前記ドラム(20)上に前記少なくとも1つのカーカスプライ(2)を供給するステップ;前記カーカスプライ(2)に対し半径方向外側の位置に前記環状要素(9)を設置するステップ;前記環状要素(9)の周りで前記カーカスプライ(2)を折返すステップ;前記少なくとも1つの分離要素(26)を除去するステップ;前記ビードコア(8)を付加するステップ;半径方向外側位置で前記カーカス構造に対しベルト構造(7)を付加するステップ、半径方向外側位置で前記ベルト構造(7)にトレッドバンド(6)を付加するステップ、トーラス形状に前記タイヤ(1)を成形するステップを含んで成る方法。
  2. 2つの分離要素(26)が、前記ドラム(20)の対向する端部から前記外側から前記内側に向かう軸方向運動により前記半完成品上に設置される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の半完成品と前記カーカスプライ(2)の間の前記ドラム(20)上の半径方向の重ね合せが圧力装置(21)によりその接触点で統合されている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記環状要素(9)の周りで前記カーカスプライ(2)を折返す前記ステップでは、前記カーカスプライ(2)のフラップ(10)をもち上げ、前記フラップ(10)の各々をそれぞれの環状要素(9)の周りに巻きつけさせるために、前記少なくとも1つの分離要素(26)の軸方向運動が考慮されている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの分離要素(26)の前記軸方向運動の終りで、各ビードコア(8)を各環状要素(9)に関して半径方向外部位置、及び前記フラップ(10)の各々に実質的に隣接しかつその各々に対し軸方向外側にある位置に設置するステップが提供されている、請求項4に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの付着防止要素(26)を除去するステップの後には、各フラップ(10)が前記ビードコア(8)と要素(9)の間に介在している間、前記環状要素(9)に関して半径方向外側位置まで前記ビードコア(8)を搬送するステップが続いている、請求項5に記載の方法。
  7. 各々のビードコア(8)が半径方向位置で静止状態に維持されている間、前記環状要素(9)及び前記下にある半完成品を半径方向外側方向に押すためのステップが提供されている、請求項6に記載の方法。
  8. 各々のビードコア(8)が前記対応するフラップ(10)上を摺動し、前記環状要素(9)の周りでの前記カーカスプライ(2)の折り返し部分の圧縮及び統合作用を実施する間、前記環状要素(9)が及び前記下にある半完成品を半径方向外側の方向に押すためのステップが提供されている、請求項6に記載の方法。
  9. 半径方向外側の方向での前記スラストステップは、前記ビードコア(8)及び環状要素(9)が実質的に同じ半径方向位置をとるまで続き、各環状要素(9)は対応するビードコア(8)に関して軸方向外側位置に維持され、各フラップ(10)は、前記環状要素(9)の周りに巻きつけられ前記ビードコア(8)に対し半径方向内側の位置を保っている、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記それぞれの環状要素(9)の周りで各フラップ(10)を折返す前記ステップが、主として少なくとも1つの膨張袋(25)の膨張によって実施される、請求項4に記載の方法。
  11. 前記それぞれの環状要素(9)の周りで各フラップ(10)を折返すステップが、主として押えローラによって実施される、請求項4に記載の方法。
  12. 前記環状要素(9)が片端でテーパのかかった細長い形状の横断面を有する、請求項1に記載の方法。
  13. 前記環状要素(9)がエラストマー材料でできている、請求項1に記載の方法。
  14. 前記ステップ全てが前記ドラム(20)上で実施される、請求項1に記載の方法。
  15. 車両ホイール用タイヤを構築するためのドラムにおいて、前記タイヤ(1)が、取付け用リムに整合するのに適した一対の環状補強構造と動作可能に結合された少なくとも1つのカーカスプライ(2)を有するカーカス構造を含み、各々の環状補強構造が少なくとも1つのビードコア(8)及び1つの環状要素(9)を含み、前記少なくとも1つのカーカスプライ(2)が前記環状要素(9)の1つの上で少なくとも折返され、前記ドラム(20)が、少なくとも、2つの側面部分(34)と動作可能に結合された1つの中央部分(32)、前記ビードコア(8)のための少なくとも1つの輸送装置(24)、異なる半完成品を互いに統合するように適合された少なくとも1つの圧力装置、前記カーカスプライ(2)のための少なくとも1つの折返し装置(22)及び前記ドラム(20)の表面を半径方向に修正するように適合された装置(23)を含み、前記折返し装置(22)には前記ドラム(20)と外部的に結合された少なくとも片端で開放した少なくとも1つの管状分離要素(26)が含まれているドラム。
  16. 前記圧力装置が、前記カーカスプライ(2)とその下に配置された少なくとも1つの半完成品の間の付着を強化するための押えローラ(21)を含む、請求項15に記載のドラム。
  17. 前記折返し装置(22)が2つの半分に分割され、各半分が前記ドラム(20)の対向する側で軸方向外側位置に設定され、各半分に前記少なくとも1つの環状分離要素(26)が含まれている、請求項15に記載のドラム。
  18. 前記半分の各々が、軸方向に移動可能であり、前記ドラム(20)の軸を中心に自由に回転できる、請求項17に記載のドラム。
  19. 各々の管状要素(26)が前記ドラム(20)と同じ直径のものであるか又は前記ドラム(20)より小さい直径のものである、請求項17に記載のドラム。
  20. 複数の円周方向に配置された糸状要素が各管状要素(26)の周りに提供されている、請求項17に記載のドラム。
  21. 第2の圧力装置が前記折返し装置(22)と結合されている、請求項15に記載のドラム。
  22. 前記第2の圧力装置が少なくとも1つの膨張袋(25)を含み、前記膨張袋(25)がドラム表面に向かって前記ドラム(20)の運転中、拡張可能である、請求項21に記載のドラム。
  23. 前記膨張袋(25)が環状で、前記ドラム(20)と同軸でかつより大きな直径を有するものである、請求項22に記載のドラム。
  24. 前記第2の圧力装置が1つ以上の押えローラを含む、請求項21に記載のドラム。
  25. 前記管状要素(26)が付着防止弾性材料で作られている、請求項15に記載のドラム。
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