JP2006352227A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 撮影時のフレームレートを可変にして撮影が行われた場合でも、記録媒体に画像信号を記録可能な残時間を算出することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像素子3は被写体像を光電変換し、画像信号として出力する。撮像素子制御部2は撮像素子3のフレームレートを可変に制御する。記録部4は、撮像素子3から出力された画像信号を記録媒体に記録する。記録容量出力部6は記録媒体の記録残量を検出する。記録残時間算出部7は、記録容量出力部6によって検出された記録残量と、フレームレート出力部1から出力される現時点のフレームレートとに基づいて、記録媒体に画像信号を記録可能な残時間を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フレームレートを可変に設定して撮像を行い、画像を取得する撮像装置に関する。
近年、撮影時にスローモーションやクイックモーションといった特殊効果を画像に付加することができる、可変フレームレートでの撮影に対応した電子撮影システムを用いることが多くなった。特許文献1には、テレビジョン番組制作や映画制作等のディジタル化により、ビデオカメラを用いて撮像を行う場合に、高速再生やスロー再生等の特殊な映像効果を容易に得ることができるように、可変フレームレートの撮像装置を用いることが記載されている。
この撮像装置を用いて、再生時の所定フレームレートよりもフレームレートを低くして撮像を行い、撮像した画像を再生時の所定のフレームレートで再生すれば、簡単に高速再生画像を得ることができる。また、フレームレートを高くして撮像を行い、撮像した画像を所定のフレームレートで再生すれば、簡単にスロー再生画像を得ることができる。
また、特許文献2では、記録媒体の未記録領域の残量表示と符号化レートを関連付けて表示することで、記録することによる残量、残量時間の減少時間の度合いも通知することを可能とした映像記録装置が提案されている。特に、可変フレームレートでの撮影においては、現在のフレームレートの値が固定ではなく、時間と共に変化し、記録媒体の残量の減少の度合いも変化するため、記録媒体の残量や記録可能な残時間を表示することの重要性が上がっている。
特開2005−39708号公報 特開2003−250114号公報
従来のビデオカメラの記録媒体の残量表示は可変フレームレートに対応していなかった。フレームレートが、一般的なテレビ信号のフレームレートである30fpsに固定されている場合や、可変フレームレートではあるが、撮影中はフレームレートが50fps等の固定フレームレートである場合には、画素数、フレームレート、および記録媒体の残量から、記録媒体に記録可能な残時間を算出することが可能である。しかし、撮影中にフレームレートを可変とした場合に、記録可能な残時間を算出することは考案されていない。また、可変フレームレートの時系列変化について、過去に行った撮影時のフレームレートの情報や今後に撮影予定のフレームレートの情報を確認する方法も考案されていない。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、撮影時のフレームレートを可変にして撮影が行われた場合でも、記録媒体に画像信号を記録可能な残時間を算出することができる撮像装置を提供することを第1の目的とする。また、本発明は、撮影者がフレームレートの時系列変化を確認することができる撮像装置を提供することを第2の目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、被写体像を光電変換し、画像信号として出力する撮像素子と、前記撮像素子のフレームレートを可変に制御する撮像素子制御手段と、前記撮像素子から出力された前記画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体の記録残量を検出する残量検出手段と、前記残量検出手段によって検出された前記記録残量と前記フレームレートとに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な残時間を算出する残時間算出手段とを有することを特徴とする撮像装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、前記残時間算出手段は、前記記録残量と現時点の前記フレームレートとに基づいて前記残時間を算出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、被写体像を光電変換し、画像信号として出力する撮像素子と、前記撮像素子のフレームレートを可変に制御する撮像素子制御手段と、前記撮像素子から出力された前記画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体の記録残量を検出する残量検出手段と、前記フレームレートを記憶するフレームレート記憶手段と、前記残量検出手段によって検出された前記記録残量と、前記フレームレート記憶手段によって記憶された撮影開始から現時点までの前記フレームレートとに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な残時間を算出する残時間算出手段とを有することを特徴とする撮像装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮像装置において、前記残時間算出手段は、前記記録残量と撮影開始から現在までの前記フレームレートの平均値とに基づいて前記残時間を算出することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、被写体像を光電変換し、画像信号として出力する撮像素子と、前記撮像素子のフレームレートを可変に制御する撮像素子制御手段と、前記撮像素子から出力された前記画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体の記録残量を検出する残量検出手段と、撮像の開始から終了までの前記フレームレートの時系列変化を予め記憶するフレームレート記憶手段と、前記残量検出手段によって検出された前記記録残量と、前記フレームレート記憶手段によって記憶された前記フレームレートとに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な残時間を算出する残時間算出手段とを有することを特徴とする撮像装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の撮像装置において、前記残時間算出手段は、前記記録残量と現時点から撮影終了までの前記フレームレートとに基づいて前記残時間を算出することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかの項に記載の撮像装置において、前記残時間算出手段によって算出された前記残時間を表示する残時間表示手段をさらに有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかの項に記載の撮像装置において、前記フレームレートの時系列変化を表示するフレームレート表示手段をさらに有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の撮像装置において、前記フレームレートの上限値を入力するための上限値入力手段と、前記フレームレートの下限値を入力するための下限値入力手段とをさらに有し、前記撮像素子制御手段は、入力された前記上限値および前記下限値の間となるように前記フレームレートを制御し、前記残時間算出手段は、前記記録残量と前記上限値とに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な第1の残時間を算出すると共に、前記記録残量と前記下限値とに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な第2の残時間を算出し、前記残時間表示手段は、前記第1の残時間と前記第2の残時間のうち少なくとも1つを表示することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかの項に記載の撮像装置において、撮像終了までの残り記録時間を入力するための記録時間入力手段と、入力された前記残り記録時間と、前記残時間算出手段によって算出された前記残時間とに基づいて、前記画像信号の圧縮率を決定する圧縮率決定手段と、前記圧縮率決定手段によって決定された前記圧縮率を用いて前記画像信号を圧縮する画像圧縮手段とをさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影時のフレームレートを可変にして撮影が行われた場合でも、記録媒体に画像信号を記録可能な残時間を算出することができるという効果が得られる。また、本発明によれば、表示手段によってフレームレートの時系列変化が表示されるので、撮影者がフレームレートの時系列変化を確認することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成を示している。フレームレート出力部1は、逐次入力されるフレームレート情報を撮像素子制御部2および記録残時間算出部7へ出力する。このフレームレート情報は、例えば撮影中に撮影者によってリアルタイムに入力されたフレームレートの値を示している。撮像素子制御部2(撮像素子制御手段)は、入力されたフレームレート情報に基づいて、撮像素子3による撮像のタイミングを制御することによって、撮像素子3のフレームレートを可変に制御する。撮像素子制御部2による撮像のタイミングの制御には、撮像素子3の露光時間(電子シャッタースピード)の制御や、水平走査回路・垂直走査回路の動作タイミングの制御、水平同期信号・垂直同期信号のタイミングの制御等が含まれる。露光時間に関しては、ユーザが任意に設定可能であり、撮像素子3の露光時間が所望の露光時間に制御される。
撮像素子3はCMOSセンサあるいはCCDセンサ等の撮像素子であり、被写体像を光電変換し、画像信号として出力する。撮像素子3は、撮像素子制御部2によって上記のように駆動制御され、出力する画像信号のフレームレートを可変とする。撮像素子3から出力された画像信号は、ホワイトバランス補正やガンマ補正、輪郭強調等の画像処理が行われた後、画像データとして記録部4に記録される。記録部4(記録手段)は、画像信号を記録するための記録媒体や、その記録媒体に対する画像信号の読み書き(画像信号の記録および読み出し)を行う回路等を備えている。再生部5は、記録部4に記録された画像信号を読み出してエンコードし、再生映像信号として出力する。
記録容量出力部6(残量検出手段)は、記録部4の記録媒体の記録残量(残容量、空き容量)を検出し、記録残時間算出部7および記録情報表示部8へ出力する。記録残時間算出部7(残時間算出手段)は、フレームレート出力部1から出力された現時点での(現在の)フレームレート情報と、記録容量出力部6から出力された記録残量と、1フレーム当たりの画像データのデータ量とに基づいて、記録部4の記録媒体に画像信号を記録可能な残時間(記録残時間)を算出する。記録残時間算出部7は、現時点でのフレームレートが現時点以降も一定であると仮定して、記録残時間を算出する。記録残時間算出部7は、算出結果を記録情報表示部8へ出力する。記録情報表示部8(残時間表示手段)は、記録容量出力部6から出力された記録残量、および記録残時間算出部7から出力された記録残時間の情報を視覚可能に表示する。
このように、撮影時のフレームレートを可変にして撮影が行われた場合でも、記録残時間算出部7は現時点でのフレームレートを用いて、記録媒体に画像信号を記録可能な記録残時間を算出する。そして、算出された記録残時間が、記録情報表示部8によって視覚可能に表示されるので、撮影者は撮像素子3のフレームレート制御を行いながら、現時点で(現在の)記録媒体に記録可能な記録残時間を確認することができ、記録媒体の容量を有効に利用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図2は、本実施形態による撮像装置の構成を示している。本実施形態においてはフレームレート情報記録部9(フレームレート記憶手段)が設けられている。フレームレート情報記録部9は、フレームレート情報を記憶するための記録媒体や、その記録媒体に対するフレームレート情報の読み書き(フレームレート情報の記録および読み出し)を行う回路等を備えている。フレームレート情報は、例えば撮影中に撮影者によってリアルタイムに入力され、フレームレート情報記録部9に順次記録される。記録部4およびフレームレート情報記録部9の記録領域はいずれも不揮発性メモリや磁気記録媒体等によって実現可能であるが、それらが異なる記録媒体によって実現されていてもよいし、同一の記録媒体内の異なる記録領域によって実現されていてもよい。
記録残時間は以下のようにして算出される。フレームレート情報に基づいたフレームレートの時系列変化が図3の時系列変化A1であるとする。撮影中の一時点(図3において「NOW」として示されている)において、撮影開始から各時点までのフレームレートの平均値の変化が平均値B1として示されている。記録残時間算出部7は撮影開始から現時点までのフレームレートの平均値と、記録容量出力部6から出力された現時点での記録残量と、1フレーム当たりの画像データのデータ量とに基づいて記録残時間を算出する。このように、過去のフレームレートの時系列変化を考慮して記録残時間が算出される。これによって、現時点でのフレームレートがそれ以降も一定であると仮定して記録残時間を算出する第1の実施形態と比較して、記録残時間をより正確に算出することができる。記録残時間の算出に用いられるフレームレートの値は、撮影開始から現時点までのフレームレートの平均値に限定されず、例えば出現頻度が最も高かったフレームレートの値や、出現頻度が高い方から順に選択した複数のフレームレートの平均値等を用いてもよい。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図4は、本実施形態による撮像装置の構成を示している。本実施形態においては、図1のフレームレート出力部1に代えてフレームレート設定部10が設けられている。フレームレート設定部10は、予めフレームレート情報記録部9に記録されたフレームレート情報を読み出し、撮影開始から撮影終了までの各フレームのフレームレートを撮像素子制御部2に設定する。また、フレームレート設定部10は、撮影開始から撮影終了までのフレームレートの時系列変化からなるフレームレート情報を記録残時間算出部7へ出力する。
フレームレート情報記録部9に記録されるフレームレート情報は、撮影時間中の時間経過に対応したフレームレートの時系列変化(時間変化)を示している。フレームレート情報記録部9は複数のフレームレート情報を記憶可能であり、撮影時にどのフレームレート情報を用いるのかを撮影者が選択可能である。撮影時には、選択されたフレームレート情報がフレームレート情報記録部9から読み出されてフレームレート出力部1へ出力される。フレームレート出力部1は、フレームレート情報を構成する各フレームのフレームレートを順次撮像素子制御部2および記録残時間算出部7へ出力する。
図5はフレームレート情報の内容の一例を示している。図中のフレームレート曲線201が撮影中のフレームレートの時系列変化を示している。撮影中の一時点(図5において「NOW」として示されている)において、記録残時間算出部7は、フレームレート情報に基づいたその時点から撮影終了までのフレームレートの値と、記録容量出力部6から出力されたその時点での記録残量と、1フレーム当たりの画像データのデータ量とに基づいて記録残時間を算出する。撮影開始から撮影終了までのフレームレートの時系列変化に基づいて、撮影中の任意の2つの時点の間のフレーム数を算出できるので、記録部4の記録媒体の残量に基づいて、現時点から記録可能な画像信号の残りフレーム数を求め、そのフレーム数の記録が終了する時点を時系列変化から求めることができる。したがって、記録残時間を算出することができる。記録残時間の算出は、撮影中に限らず撮影開始前に行うことも可能である。
このようにして算出される記録残時間は、実際に使用されるフレームレートの時系列変化に基づいている。したがって、本実施形態によれば、現時点でのフレームレートがそれ以降も一定であると仮定して記録残時間を算出する第1の実施形態と比較して、記録残時間を正確に算出することができる。
また、フレームレート情報を予め記録可能とし、撮影時に所望のフレームレート情報をフレームレート情報記録部9から読み出して、繰り返しフレームレート設定部10へ出力可能としたので、再現性のあるフレームレートの変化で画像を取得することができる。なお、例えば他の撮像装置で生成されたフレームレート情報をフレームレート情報記録部9に記録してもよい。このフレームレート情報をフレームレート設定部10がフレームレート情報記録部9から読み出して、撮像素子制御部2に各フレームのフレームレートを設定することによって、他の撮像装置で行われた撮影の時と同じフレームレートで撮影を行うことができる。
また、フレームレート情報記録部9に予め記録された所望のフレームレート情報を撮影後に読み出して表示すれば、どのようなフレームレート変化で撮影が行われたのかを確認することができる。さらに、フレームレート情報記録部9に記録されたフレームレート情報を用いて撮影を行うことによって、過去の撮影と同じフレームレート変化で再度撮影を行うこともできる。
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。図6は、本実施形態による撮像装置の構成を示している。図6においては、図1等に示される構成の一部の図示が省略されているものとする。本実施形態においては、フレームレートの上限値入力部11(上限値入力手段)、フレームレートの下限値入力部12(下限値入力手段)、フレームレート情報表示部13(フレームレート表示手段)、および記録残量表示部14(残時間表示手段)が設けられている。
フレームレートの上限値入力部11およびフレームレートの下限値入力部12は、それぞれフレームレートの上限値および下限値を入力するためのものである。フレームレートの上限値入力部11およびフレームレートの下限値入力部12は、ユーザによって操作されるつまみ、スイッチ、レバー等の可動部材を備えており、その可動部材の操作に応じた情報をフレームレート情報記録部9へ出力する。手動でつまみを回転させる等の可動部材の操作を行うことによって、フレームレートの値を任意に変更することが可能である。
フレームレートの上限値入力部11から入力されたフレームレートの上限値、およびフレームレートの下限値入力部12から入力されたフレームレートの下限値はフレームレート情報記録部9に記録される。撮像素子制御部2は、この上限値および下限値の間となるように撮像素子3のフレームレートを制御する。また、記録残時間算出部7は、フレームレートの上限値に基づいた最小記録残時間を算出すると共に、フレームレートの下限値に基づいた最大記録残時間を算出する。
また、フレームレート情報記録部9には、上記の上限値および下限値の他、前述した各実施形態と同様にしてフレームレート情報が記録される。記録残時間の算出に関しては、さらに以下の3つのモードでの算出が可能である。第1のモードにおいては、撮影中にリアルタイムにフレームレート情報が入力され、フレームレート情報記録部9に記録される。記録残時間算出部7は現時点のフレームレート情報を用いて記録残時間を算出する。この第1のモードでの記録残時間の算出は第1の実施形態での記録残時間の算出と同様である。
第2のモードにおいては、撮影中にリアルタイムにフレームレート情報が入力され、フレームレート情報記録部9に記録される。記録残時間算出部7は撮影開始から現時点までのフレームレート情報を用いて記録残時間を算出する。この第2のモードでの記録残時間の算出は第2の実施形態での記録残時間の算出と同様である。第3のモードにおいては、撮影前に予めフレームレート情報が入力され、フレームレート情報記録部9に記録される。記録残時間算出部7は撮影開始から撮影終了までのフレームレート情報を用いて記録残時間を算出する。この第3のモードでの記録残時間の算出は第3の実施形態での記録残時間の算出と同様である。
フレームレート情報表示部13は、フレームレート情報記録部9に記録されたフレームレート情報が示すフレームレートの時系列変化を表示する。このフレームレート情報表示部13は、フレームレート情報に基づいたフレームレートの時系列変化を画像で表示することが可能である。第1および第2のモードにおいては、フレームレート情報表示部13は撮影開始から現時点までのフレームレートの時系列変化をグラフ等(図3の時系列変化A1参照)として表示する。また、第2のモードにおいては、必要に応じて、フレームレート情報表示部13は撮影開始から撮影開始と撮影終了との間の各時点までのフレームレートの平均値の変化をグラフ等(図3の平均値B1参照)として表示する。また、現時点のフレームレートの位置を識別可能な表示がなされる。上記のような表示が行われることによって、撮影者が撮影開始からのフレームレートの変化を知ることができる。
第3のモードにおいては、フレームレート情報表示部13は撮影開始から撮影終了までのフレームレートの時系列変化をグラフ等(図7の時系列変化A2参照)として表示する。また、第3のモードにおいては、必要に応じて、フレームレート情報表示部13は撮影開始から撮影開始と撮影終了との間の各時点までのフレームレートの平均値の変化をグラフ等(図7の平均値B2参照)として表示する。このような表示が行われることによって、撮影者が撮影開始から撮影終了までのフレームレート変化の全体像を確認することができる。予め記録されたフレームレート情報を用いて撮影を行っている場合には、撮影者は時間的に先のフレームレートを知ることができるので、それに合わせてカメラワークを行ったり、被写体に情報を知らせたりすることによって、演出効果を創造することができ、所望の映像効果を与えた撮影を行うことができる。
記録残量表示部14は、記録残時間算出部7によって算出された記録残時間および記録媒体の残量を表示する。図8(a)は、第1および第2のモードにおける記録残量および記録残時間の表示の例である。表示領域301には記録媒体の残量および全体容量(現在の記録容量と空き容量の総和)が表示される。表示領域302にはフレームレートの上限値および下限値と、それらの各々に対応した最小記録残時間と最大記録残時間とが表示される。表示領域303にはモード1およびモード2のそれぞれに対応した記録残時間が表示される。図8(b)は、第3のモードにおける記録残量および記録残時間の表示の例である。表示領域304にはモード3に対応した記録残時間が表示される。
上述したように、本実施形態においては、上限値および下限値のそれぞれに対応した記録残時間が、記録残量表示部14によって表示される。これは、どのようなフレームレート変化で撮影すれば、希望する記録時間を達成できるのかを撮影者が考えるための目安となる。また、本実施形態においては、フレームレート情報の内容が、フレームレート情報表示部13によって表示される。これによって、撮影者がフレームレートの時系列変化を確認することができ、表示された情報に基づいて最適なフレームレート変化を与えつつ、記録に最適な状態で撮影を行うことができる。
なお、フレームレート情報表示部13が過去の撮影時のフレームレート情報を表示してもよい。これによって、既に撮影された画像を再生する場合に、どのようなフレームレートで撮影が行われたのかを、撮影者が出力画像を見ながら確認することができ、撮影の映像効果を再確認することができる。このように本実施形態によれば、過去の撮影時のフレームレートの概略や、これから行われる撮影でのフレームレートを確認することができる。
次に、本発明の第5の実施形態を説明する。図9は、本実施形態による撮像装置の構成を示している。図9においては、図1等に示される構成の一部の図示が省略されているものとする。本実施形態においては、画像圧縮部15(画像圧縮手段)、記録時間設定部16(記録時間入力手段)、および圧縮率制御部17(圧縮率決定手段)が設けられている。画像圧縮部15は、撮像素子3から出力された画像信号を圧縮して記録部4へ出力する。記録時間設定部16は、希望する撮影開始から撮影終了までの残り記録時間(撮影時間)を撮影者が撮影前に入力し、撮像装置に設定するためのものである。記録時間設定部16に入力された記録時間は圧縮率制御部17へ出力される。圧縮率制御部17は、画像圧縮部15が画像信号の圧縮の際に用いる圧縮率に対応した圧縮パラメータを制御する。
撮影動作の開始前に記録残時間算出部7は、フレームレート情報記録部9から読み出されたフレームレート情報と、記録容量出力部6から出力された記録残量と、1フレーム当たりの画像データのデータ量と、所定の圧縮パラメータまたは任意に初期設定された圧縮パラメータが示す圧縮率とに基づいて、現時点から撮影が開始された場合の記録残時間を算出する。記録残時間算出部7は、算出した記録残時間を圧縮率制御部17へ出力する。
圧縮率制御部17は、記録時間設定部16から出力された記録時間と、記録残時間算出部7によって算出された、現時点の圧縮パラメータに対応した記録残時間とに基づいて撮影中の圧縮パラメータを決定する。例えば、記録残時間よりもユーザの希望記録時間が長い場合には、記録容量を小さくするため、圧縮率制御部17は画質を犠牲にして圧縮率を上げる。逆に、記録残時間よりも撮影者の希望記録時間が短い場合には、記録容量の限界まで記録容量を使用することができるように、圧縮率制御部17は画質を優先して圧縮率を下げる。圧縮率制御部17は上記のようにして決定した圧縮パラメータを画像圧縮部15に設定する。
このように、記録媒体の記録残量に応じて画像の圧縮率を決定し、記録残量を有効に使用することができる。また、記録媒体の容量と画質のうち、いずれかの希望を満足するような画像記録を、ユーザの意思に基づいて、または自動で行うことができる。
次に、本発明の第6の実施形態を説明する。図10は、本実施形態による撮像装置の構成を示している。図10においては、図1等に示される構成の一部の図示が省略されているものとする。本実施形態においては、記録時間設定部16に入力された記録時間を満足するように、圧縮パラメータまたは撮像の画像サイズが制御される。圧縮パラメータおよび画像サイズのいずれを制御するのかは任意に選択可能である。圧縮パラメータの制御は第5の実施形態と同様であるので説明を省略し、画像サイズの制御を説明する。
本実施形態においては、画像サイズ設定部18が設けられている。画像サイズ設定部18は、記録時間設定部16に入力された記録時間と、記録残時間算出部7によって算出された記録残時間とに基づいて、撮像の画像サイズを決定し、その設定値を撮像素子制御部2へ出力する。撮像素子制御部2はその画像サイズを撮像素子3に設定する。
画像サイズの決定は以下のようにして行われる。撮影動作の開始前に記録残時間算出部7は、フレームレート情報記録部9から読み出されたフレームレート情報と、記録容量出力部6から出力された記録残量と、所定の画像サイズまたは任意に初期設定された画像サイズとに基づいて、現時点から撮影が開始された場合の記録残時間を算出する。記録残時間算出部7は、算出した記録残時間を画像サイズ設定部18へ出力する。
画像サイズ設定部18は、記録時間設定部16から出力された記録時間と、記録残時間算出部7によって算出された、現時点の画像サイズに対応した記録残時間とに基づいて撮影中の画像サイズを決定する。例えば、記録残時間よりもユーザの希望記録時間が長い場合には、記録容量を小さくするため、画像サイズ設定部18は画像サイズを犠牲にして、その値を小さくする。逆に、記録残時間よりも撮影者の希望記録時間が短い場合には、記録容量の限界まで記録容量を使用することができるように、画像サイズ設定部18は画像サイズを優先して、その値を大きくする。画像サイズ設定部18は上記のようにして決定した画像サイズの値を撮像素子制御部12へ出力する。
本実施形態によれば、ある限られた記録容量で画質を優先するため、圧縮率を上げることができない場合には、画像サイズを小さくすることによって、所望の記録容量と画質を優先した撮像および画像記録を行うことができる。また、画像サイズを優先したい場合には、限られた記録時間で画質を犠牲にして圧縮率を上げることによって、所望の記録時間と画像サイズを優先した撮像および画像記録を行うことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における記録残時間の算出方法を説明するための参考図である。 本発明の第3の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態におけるフレームレート情報の内容の一例を示す参考図である。 本発明の第4の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるフレームレート情報の表示例を示す参考図である。 本発明の第4の実施形態における記録残量および記録残時間の表示例を示す参考図である。 本発明の第5の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1・・・フレームレート出力部、2・・・撮像素子制御部、3・・・撮像素子、4・・・記録部、5・・・再生部、6・・・記録容量出力部、7・・・記録残時間算出部、8・・・記録情報表示部、9・・・フレームレート情報記録部、10・・・フレームレート設定部、11・・・フレームレートの上限値入力部、12・・・フレームレートの下限値入力部、13・・・フレームレート情報表示部、14・・・記録残量表示部、15・・・画像圧縮部、16・・・記録時間設定部、17・・・圧縮率制御部、18・・・画像サイズ設定部

Claims (10)

  1. 被写体像を光電変換し、画像信号として出力する撮像素子と、
    前記撮像素子のフレームレートを可変に制御する撮像素子制御手段と、
    前記撮像素子から出力された前記画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体の記録残量を検出する残量検出手段と、
    前記残量検出手段によって検出された前記記録残量と前記フレームレートとに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な残時間を算出する残時間算出手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記残時間算出手段は、前記記録残量と現時点の前記フレームレートとに基づいて前記残時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 被写体像を光電変換し、画像信号として出力する撮像素子と、
    前記撮像素子のフレームレートを可変に制御する撮像素子制御手段と、
    前記撮像素子から出力された前記画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体の記録残量を検出する残量検出手段と、
    前記フレームレートを記憶するフレームレート記憶手段と、
    前記残量検出手段によって検出された前記記録残量と、前記フレームレート記憶手段によって記憶された撮影開始から現時点までの前記フレームレートとに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な残時間を算出する残時間算出手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 前記残時間算出手段は、前記記録残量と撮影開始から現在までの前記フレームレートの平均値とに基づいて前記残時間を算出することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 被写体像を光電変換し、画像信号として出力する撮像素子と、
    前記撮像素子のフレームレートを可変に制御する撮像素子制御手段と、
    前記撮像素子から出力された前記画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体の記録残量を検出する残量検出手段と、
    撮像の開始から終了までの前記フレームレートの時系列変化を予め記憶するフレームレート記憶手段と、
    前記残量検出手段によって検出された前記記録残量と、前記フレームレート記憶手段によって記憶された前記フレームレートとに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な残時間を算出する残時間算出手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記残時間算出手段は、前記記録残量と現時点から撮影終了までの前記フレームレートとに基づいて前記残時間を算出することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記残時間算出手段によって算出された前記残時間を表示する残時間表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかの項に記載の撮像装置。
  8. 前記フレームレートの時系列変化を表示するフレームレート表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかの項に記載の撮像装置。
  9. 前記フレームレートの上限値を入力するための上限値入力手段と、
    前記フレームレートの下限値を入力するための下限値入力手段と、
    をさらに有し、
    前記撮像素子制御手段は、入力された前記上限値および前記下限値の間となるように前記フレームレートを制御し、
    前記残時間算出手段は、前記記録残量と前記上限値とに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な第1の残時間を算出すると共に、前記記録残量と前記下限値とに基づいて、前記記録媒体に前記画像信号を記録可能な第2の残時間を算出し、
    前記残時間表示手段は、前記第1の残時間と前記第2の残時間のうち少なくとも1つを表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 撮像終了までの残り記録時間を入力するための記録時間入力手段と、
    入力された前記残り記録時間と、前記残時間算出手段によって算出された前記残時間とに基づいて、前記画像信号の圧縮率を決定する圧縮率決定手段と、
    前記圧縮率決定手段によって決定された前記圧縮率を用いて前記画像信号を圧縮する画像圧縮手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかの項に記載の撮像装置。

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JP2011239155A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Canon Inc 映像記録装置及びその制御方法
US8520139B2 (en) 2007-01-31 2013-08-27 Sony Corporation Device and method for controlling frame rate, recording apparatus and image pickup apparatus
JP2016115960A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 株式会社イマジオム 映像記録装置

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