JP2006350051A - 変倍光学系、およびそれを備える撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 物体側から像側に向かって、少なくとも、正のパワーを有する第1レンズ群GR1と、負のパワーを有する第2レンズ群GR2と、正のパワーを有する第3レンズ群GR3と、が配設され、第1レンズ群GRには、第1光学プリズムPRが備えられいる一方、第3レンズ群GR3には第2光学プリズムPR’が備えられている。そして、第3レンズ群GR3における最像側レンズ(第11レンズL11)が、非球面になっている。
【選択図】 図1
Description
2<(|X|−|X0|)×100/{C0×(N’−N)×f3}<100
… 条件式(1)
ただし、
X :非球面の面形状
X0 :非球面の参照球面の面形状
C0 :非球面の参照球面の曲率
N :非球面における物体側の媒質の屈折力
N’:非球面における像側の媒質の屈折力
f3:第3レンズ群の焦点距離
である。
0.1≦MV2/Lw≦0.5 … 条件式(2)
ただし、
MV2:第2レンズ群の移動量
Lw :広角端状態での変倍光学系の全長
である。
5.0<ft/fw … 条件式(3)
ただし、
ft : 望遠端での変倍光学系全体の焦点距離
fw : 広角端での変倍光学系全体の焦点距離
である。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図5・図6は、本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラ29の概略構成図である。図5は、各部の内部ブロックの構成を示すとともに、デジタルカメラ29に内蔵されたレンズユニット1(変倍光学系11と撮像素子SRとを含む構成)を示している。一方、図6は、デジタルカメラ29の側面を示している。特に、この図6は、レンズユニット1を構成する変倍光学系11の一例を示している。なお、デジタルカメラ29の高さ方向を高さ方向U、水平方向を水平方向V,奥行き方向を奥行き方向Zと称する。
ここで、変倍光学系11と撮像素子SRとを含むレンズユニット1について、図1、図5・図6を用いて説明する。図5・図6にて示されるレンズユニット1の一例は、デジタルカメラ29の内部に収容されている。そして、レンズユニット1は、光学プリズムPRや反射ミラーMRを用いて光線を折り曲げるようになっている。
レンズユニット1の変倍光学系11は、撮影対象から順に、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3、第4レンズ群GR4、および撮像素子ユニットSUを含んでいる。なお、この撮像素子ユニットSUは物体側から順に5番目の位置になっていることから、以下で、SU5と表記する場合がある。
第1レンズ群GR1は、物体側から順に、第1レンズL1、光学プリズム(第1光学プリズム)PR、第2レンズL2、および第3レンズL3を含んでいる。そして、この第1レンズ群GR1は、全体として「正」の光学的パワー(屈折力)を有している。なお、パワーは、焦点距離の逆数で定義されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から順に、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6を含んでいる。そして、この第2レンズ群GR2は、全体として「負」の光学的パワーを有している。
第3レンズ群GR3は、物体側から順に、光学絞りST、第7レンズL7、光学プリズム(第2光学プリズム)PR’、第8レンズL8、第9レンズL9、第10レンズL10、および第11レンズ(最像側レンズ)L11を含んでいる。そして、この第3レンズ群GR3は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
第4レンズ群GR4は、物体側から順に、第12レンズL12、および第13レンズL13を含んでいる。そして、この第4レンズ群GR4は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
撮像素子ユニットSU5は、2面構成(s32・s33)のカバーガラスCGおよび固定配置された撮像素子SRを含んでいる。そして、撮像素子SRに対してカバーガラスCGが取り付けられるようになっている。具体的には、カバーガラスCGのs33と撮像素子SRの受光面とが、極めて近づくように配設されている。なお、このカバーガラスCGが、撮像素子SRの画素ピッチにより決定される所定の遮断周波数特性を有する光学的フィルター(例えば赤外線カットフィルター)の役割を果たすようになっていてもよい。
次に、実施例1の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表1・表2を用いて説明する。
X(H)=C0・H2/{1+√(1−ε・C0 2・H2)}+ΣAj・Hj…(定義式
1)
ただし、定義式1中、
H :光軸AXに対しての垂直な方向の高さ
X(H):高さHの位置での光軸AX方向(サグ)の変位量
C0 :近軸曲率(=1/ri)
ε :2次曲面パラメータ
j :非球面の次数、
Aj :j次の非球面係数
である。
《ズーミングについて》
ここで、各レンズ群(GR1〜GR4)の移動について、図1を用いて説明する。通常、ズーミング等(変倍等)のとき、変倍光学系11は、各レンズ群の間隔を光軸AXに沿って変化させる。例えば図1の変倍光学系11は、ズーミングのとき、各レンズ群における少なくとも一部のレンズ群を移動させている。具体的には、第1レンズ群GR1〜第4レンズ群GR4(すなわち全てのレンズ群)が物体側に移動する(ただし、第2レンズ群GR2は物体側へ進んだ後に像側へUターン移動する)。
以上のように、本発明は、物体側から像側に向かって、少なくとも、正のパワーを有する第1レンズ群GR1と、負のパワーを有する第2レンズ群GR2と、正のパワーを有する第3レンズ群GR3と、を有する変倍光学系である。そして、第1レンズ群GRには、第1光学プリズムPRが備わっている一方、第3レンズ群GR3には第2光学プリズムPR’が備わっている。
2<(|X|−|X0|)×100/{C0×(N’−N)×f3}<100
… 条件式(1)
ただし、
X :非球面の面形状
X0 :非球面の参照球面の面形状
C0 :非球面の参照球面の曲率
N :非球面における物体側の媒質の屈折力
N’:非球面における像側の媒質の屈折力
f3:第3レンズ群の焦点距離[単位:mm]
である。
・像側面(s27)の(|X|−|X0|)×100/{C0×(N’−N)×f3} =42.9
X = 0.059491
X0 = 0.149167
C0 = 0.02336734
N = 1.62017
N’= 1.00000
f3=14.43653
本発明の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1で用いた部材と同様の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
しかし、本発明の変倍光学系11は、このような位置(配設位置)に限定されるものではない。そこで、下記に、実施例1と異なる配設位置を有する変倍光学系11(実施例2)を図7を用いて説明する。
《第1レンズ群について》
第1レンズ群GR1は、物体側から順に、第1レンズL1、光学プリズムPR、第2レンズL2、および第3レンズL3を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第1レンズL1:物体側凸の負メニスカスレンズ
・第2レンズL2:両側凸の正レンズ
・第3レンズL3:物体側凸の正メニスカスレンズ
第2レンズ群GR2は、物体側から順に、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第4レンズL4:両側凹の負レンズ(s10は非球面)
・第5レンズL5:両側凹の負レンズ
・第6レンズL6:両側凸の正レンズ
なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s12・s13を接合することで接合レンズを構成している。
第3レンズ群GR3は、物体側から順に、光学絞りST(s15とも表記、第3レンズ群GR3と一体構成)、第7レンズL7、第8レンズL8、第9レンズL9、第10レンズL10、および第11レンズ(最像側レンズ)L11を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第7レンズL7 :両側凸の正レンズ(s16は非球面)
・第8レンズL8 :物体側凹の負メニスカスレンズ
・第9レンズL9 :両側凸の正レンズ
・第10レンズL10:両側凹の負レンズ
・第11レンズL11:物体側凹の負メニスカスレンズ(s24・s25は非球面)
なお、第7レンズL7と第8レンズL8とは、s17・s18を接合することで接合レンズを構成し、第9レンズL9と第10レンズL10とは、s21・s22を接合することで接合レンズを構成している。
第4レンズ群GR4は、物体側から順に、第12レンズL12、およびカバーガラスCG(s28・s29を有する2面構成のガラス)を含んでいる。そして、第12レンズL12は、下記のような特徴を有している。
・第12レンズL12:物体側凸の正メニスカスレンズ(s26・s27は非球面)
次に、実施例2の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表3・表4を用いて説明する。なお、この表3・表4は、上記の表1・表2と同様の表現になっている。
《ズーミングについて》
実施例2の変倍光学系11は、図7に示すように、ズーミングの場合、各レンズ群における少なくとも一部のレンズ群を移動させている。具体的には、第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3は物体側に移動する(ただし、第2レンズ群GR2は物体側へ進んだ後に像側へUターン移動する)。そこで、図7は、ズーミングに伴って間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。具体的には、d8・d14・d25が図示されている。
以上のような、実施例2の変倍光学系11は、実施例1同様に、少なくとも4枚以上のレンズ(具体的には第7レンズL7〜第11レンズL11)を備えた第3レンズ群GR3を有している。そして、この第3レンズ群GR3の最像側レンズ(第11レンズL11)の両面(s24・s25)は非球面になっている。その上、像側面(s25)は、条件式(1)の条件を満たすようになっている(図23参照)。したがって、実施例2の変倍光学系11は、実施の形態1の変倍光学系11と同様の作用効果を奏じる。
本発明の実施の形態3について説明する。なお、実施の形態1・2で用いた部材と同様の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
ところで、デジタルカメラ29の高さ方向Uをさらに短くする別の構成がある。例えば、ズーミング(変倍)のとき、過剰に第2レンズ群GR2が移動しない構成である。そこで、まず、かかるような構成を備える変倍光学系(実施例3〜実施例5)を、下記にて説明する。
《第1レンズ群について》
第1レンズ群GR1は、物体側から順に、第1レンズL1、光学プリズムPR、第2レンズL2、および第3レンズL3を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第1レンズL1:物体側凸の負メニスカスレンズ
・第2レンズL2:両側凸の正レンズ
・第3レンズL3:物体側凸の正メニスカスレンズ
第2レンズ群GR2は、物体側から順に、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第4レンズL4:両側凹の負レンズ(s10は非球面)
・第5レンズL5:両側凹の負レンズ
・第6レンズL6:両側凸の正レンズ
なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s12・s13を接合することで接合レンズを構成している。
第3レンズ群GR3は、物体側から順に、光学絞りST(s15とも表記、第3レンズ群GR3と一体構成)、第7レンズL7、第8レンズL8、第9レンズL9、第10レンズL10、および第11レンズ(最像側レンズ)L11を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第7レンズL7 :両側凸の正レンズ(s16は非球面)
・第8レンズL8 :物体側凹の負メニスカスレンズ
・第9レンズL9 :物体側凸の負メニスカスレンズ
・第10レンズL10:物体側凸の正メニスカスレンズ
・第11レンズL11:物体側凸の正メニスカスレンズ(s24・s25は非球面)
なお、第7レンズL7と第8レンズL8とは、s17・s18を接合することで接合レンズを構成しており、第9レンズL9と第10レンズL10とは、s21・s22を接合することで接合レンズを構成している。
第4レンズ群GR4は、物体側から順に、第12レンズL12、およびカバーガラスCG(s28・s29を有する2面構成のガラス)を含んでいる。そして、第12レンズL12は、下記のような特徴を有している。
・第12レンズL12:物体側凸の正レンズ(s26・s27は非球面)
次に、実施例3の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表5・表6を用いて説明する。なお、この表5・表6は、上記の表1・表2と同様の表現になっている。
《《ズーミングについて》》
実施例3の変倍光学系11は、図11に示すように、ズーミングの場合、各レンズ群における少なくとも一部のレンズ群(第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3)を、物体側へ移動させている。そこで、図11は、ズーミングに伴って間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。具体的には、d8・d14・d25が図示されている。
《第1レンズ群について》
第1レンズ群GR1は、物体側から順に、第1レンズL1、光学プリズムPR、第2レンズL2、および第3レンズL3を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第1レンズL1:物体側凸の負メニスカスレンズ
・第2レンズL2:両側凸の正レンズ
・第3レンズL3:両側凸の正レンズ
第2レンズ群GR2は、物体側から順に、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第4レンズL4:両側凹の負レンズ(s10は非球面)
・第5レンズL5:両側凹の負レンズ
・第6レンズL6:両側凸の正レンズ
なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s12・s13を接合することで接合レンズを構成している。
第3レンズ群GR3は、物体側から順に、光学絞りST(s15とも表記、第3レンズ群GR3と一体構成)、第7レンズL7、第8レンズL8、第9レンズL9、第10レンズL10、および第11レンズ(最像側レンズ)L11を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第7レンズL7 :両側凸の正レンズ(s16は非球面)
・第8レンズL8 :物体側凹の負メニスカスレンズ
・第9レンズL9 :物体側凸の負メニスカスレンズ
・第10レンズL10:物体側凸の正メニスカスレンズ
・第11レンズL11:物体側凸の正メニスカスレンズ(s24・s25は非球面)
なお、第7レンズL7と第8レンズL8とは、s17・s18を接合することで接合レンズを構成し、第9レンズL9と第10レンズL10とは、s21・s22を接合することで接合レンズを構成している。
第4レンズ群GR4は、物体側から順に、第12レンズL12、第13レンズL13、およびカバーガラスCG(s30・s31を有する2面構成のガラス)を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第12レンズL12:両側凸の正レンズ(s26・s27は非球面)
・第13レンズL13:両側凹の負レンズ
次に、実施例4の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表7・表8を用いて説明する。なお、この表7・表8は、上記の表1・表2と同様の表現になっている。
《《ズーミングについて》》
実施例4の変倍光学系11は、図15に示すように、ズーミングの場合、各レンズ群における少なくとも一部のレンズ群(第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3)を、物体側へ移動させている。そこで、図15は、ズーミングに伴って間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。具体的には、d8・d14・d25が図示されている。
《第1レンズ群について》
第1レンズ群GR1は、物体側から順に、第1レンズL1、光学プリズムPR、第2レンズL2、および第3レンズL3を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第1レンズL1:物体側凸の負メニスカスレンズ
・第2レンズL2:両側凸の正レンズ
・第3レンズL3:物体側凸の正メニスカスレンズ
第2レンズ群GR2は、物体側から順に、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第4レンズL4:物体側凸の負メニスカスレンズ(s10は非球面)
・第5レンズL5:両側凹の負レンズ
・第6レンズL6:両側凸の正レンズ
なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s12・s13を接合することで接合レンズを構成している。
第3レンズ群GR3は、物体側から順に、光学絞りST(s15とも表記、第3レンズ群GR3と一体構成)、第7レンズL7、第8レンズL8、第9レンズL9、第10レンズL10、および第11レンズ(最像側レンズ)L11を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第7レンズL7 :両側凸の正レンズ(s16は非球面)
・第8レンズL8 :物体側凹の負メニスカスレンズ
・第9レンズL9 :物体側凸の負メニスカスレンズ
・第10レンズL10:物体側凸の正メニスカスレンズ
・第11レンズL11:物体側凸の正メニスカスレンズ(s24・s25は非球面)
なお、第7レンズL7と第8レンズL8とは、s17・s18を接合することで接合レンズを構成し、第9レンズL9と第10レンズL10とは、s21・s22を接合することで接合レンズを構成している。
第4レンズ群GR4は、物体側から順に、第12レンズL12、第13レンズL13、およびカバーガラスCG(s30・s31を有する2面構成のガラス)を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第12レンズL12:両側凸の正レンズ(s26・s27は非球面)
・第13レンズL13:物体側凹の負メニスカスレンズ
次に、実施例5の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表9・表10を用いて説明する。なお、この表9・表10は、上記の表1・表2と同様の表現になっている。
《《ズーミングについて》》
実施例5の変倍光学系11は、図19に示すように、ズーミングの場合、各レンズ群における少なくとも一部のレンズ群(第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3)を、物体側へ移動させている。そこで、図19は、ズーミングに伴って間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。具体的には、d8・d14・d25が図示されている。
以上のような、実施例3〜5の変倍光学系11は、実施例1・2同様に、少なくとも4枚以上のレンズ(具体的には第7レンズL7〜第11レンズL11)を備えた第3レンズ群GR3を有している。そして、この第3レンズ群GR3の最像側レンズ(第11レンズL11)における少なくとも1つの面(s24・s25)は非球面になっている。その上、像側面(s25)は、条件式(1)の条件を満たすようになっている(図23参照)。したがって、実施例3〜5の変倍光学系11は、実施の形態1の変倍光学系11と同様の作用効果を奏じる。
0.1≦MV2/Lw≦0.5 … 条件式(2)
ただし、
MV2:第2レンズ群GR2の移動量[単位:mm]
Lw :広角端状態(W)での変倍光学系11の全長[単位:mm]
である。
・実施例3のMV2/Lw=0.19
・実施例4のMV2/Lw=0.20
・実施例5のMV2/Lw=0.26
・実施例3のMV2=14.349、実施例3のLw=75.347
・実施例4のMV2=15.165、実施例4のLw=75.000
・実施例5のMV2=16.950、実施例5のLw=65.470
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、本発明のレンズユニット1におけるズーム比(変倍比)は、特に限定されるものではないが、下記の条件式(3)を満たすことが好ましい。
5.0<ft/fw
ただし、
ft : 望遠端での変倍光学系全体の焦点距離
fw : 広角端での変倍光学系全体の焦点距離
である。
11 変倍光学系
29 デジタルカメラ(撮像装置)
GRi レンズ群
GR1 第1レンズ群
GR2 第2レンズ群
GR3 第3レンズ群
GR4 第4レンズ群
SU 撮像素子ユニット
Li レンズ
si 面
SR 撮像素子
PR 光学プリズム(第1光軸変更素子)
PR’ 光学プリズム(第2光軸変更素子)
ST 光学絞り
CG カバーガラス
AX 光軸
Claims (11)
- 物体側からの光線を撮像素子に結像させる複数のレンズ群を備え、
上記複数のレンズ群は、物体側から像側に向かって、少なくとも、
正のパワーを有する第1レンズ群と、
負のパワーを有する第2レンズ群と、
正のパワーを有する第3レンズ群と、
を含んでおり、
上記第1レンズ群が光軸を変更する第1光軸変更素子を含む一方、上記第3レンズ群は光軸を変更する第2光軸変更素子を含んでおり、
さらに、上記第3レンズ群における最像側レンズが、少なくとも1つの非球面を有することを特徴とする変倍光学系。 - 上記最像側レンズにおいて像側に位置する非球面は、以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の変倍光学系;
2<(|X|−|X0|)×100/{C0×(N’−N)×f3}<100
… 条件式(1)
ただし、
X :非球面の面形状
X0 :非球面の参照球面の面形状
C0 :非球面の参照球面の曲率
N :非球面における物体側の媒質の屈折力
N’:非球面における像側の媒質の屈折力
f3:第3レンズ群の焦点距離
である。 - 上記第3レンズ群は、少なくとも4枚以上のレンズを含んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の変倍光学系。
- 上記第3レンズ群は、第2光軸変更素子よりも物体側に、複数のレンズを含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の変倍光学系。
- 変倍のときに、以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の変倍光学系;
0.1≦MV2/Lw≦0.5 … 条件式(2)
ただし、
MV2:第2レンズ群の移動量
Lw :広角端状態での変倍光学系の全長
である。 - 以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の変倍光学系;
5.0<ft/fw … 条件式(3)
ただし、
ft : 望遠端での変倍光学系全体の焦点距離
fw : 広角端での変倍光学系全体の焦点距離
である。 - 変倍のために、上記の第1レンズ群と第3レンズ群とが移動するとき、
第1レンズ群と第3レンズ群との群間距離が不変になっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の変倍光学系。 - 上記の第1レンズ群と第3レンズ群とが、連結状態になっていることを特徴とする請求項7に記載の変倍光学系。
- 上記第3レンズ群の像側に、正のパワーを有する第4レンズ群が配設されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の変倍光学系。
- 上記第3レンズ群における最像側レンズが、樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の変倍光学系。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の変倍光学系を備えることを特徴とする撮像装置。
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