JP2006349051A - リベット及びこのリベットを用いた接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】重ね合わせた被接合部材の剥離に対する抵抗力を大幅に高めることができ、せん断強度が軸部の全周にわたってほぼ等しく、小さな加圧力で打ち込むことが可能なリベット及びこのリベットを用いた接合方法を提供する。
【解決手段】頭部2と、基端が頭部2に連続し且つ先端で開口する中心孔3を具備した中空軸部4を備え、中空軸部4の外周面で且つ軸心と直交する平面上に、溝状を成す凹部6を設けた。重ねた被接合部材WU,WLをダイD1の凹部Daが形成されたワーク載置面Db上にセットすると共に、上側の被接合部材WU上に上記リベットを配置した後、降下させたパンチPでリベットの頭部2を押圧して打ち込み、上側の被接合部材WUを貫通したリベットの中空軸部4の先端を下側の被接合部材WLに切り込ませて、ダイD1の凹部Daに合わせて被接合部材WL及びリベット1の中空軸部4を変形させることにより、重ねた被接合部材WU,WL同士を接合する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自己穴あけ式のリベット、所謂セルフピアスリベットに係り、特に、車体の構造部材の接合に用いるのに好適なリベット及びこのリベットを用いた接合方法に関するものである。
上記した自己穴あけ式のリベットとしては、頭部及びこれと同軸を成す軸部を備えた構成を成すものが一般的であり、例えば、このリベットによる重ね合わせた被接合部材の接合は、被接合部材にリベットを打ち込んだ際に引き起こされる軸部及び被接合部材の塑性変形によって成されるようになっている。
このように、自己穴あけ式のリベットでは、頭部と塑性変形した軸部とで被接合部材を挟み込んで接合するようにしているので、軸部先端側の塑性変形量が少ない場合には、剥離に対する抵抗力が強いとはい難い。
従来において、リベットの軸部を断面が楕円形状を成すように形成したり、リベットの軸部に径方向に突出する突起を設けたりすることで、重ね合わせた被接合部材の剥離に対する抵抗力の向上を図っていた。
特開2000−205213号 特開2001−304214号 特開2001−132718号
ところが、従来のリベットにおいて、断面が楕円形状を成す軸部を有するリベットの場合、軸部先端側の塑性変形量は大きくなるものの、軸部断面の長軸方向と短軸方向とでせん断力に対する抵抗力が異なってしまい、軸部の全周にわたってせん断強度に異方性が生じてしまうという問題があった。
一方、径方向に突出する突起を有する軸部を具備したリベットの場合、せん断強度の異方性をなくすことはできるものの、このリベット自体の剛性が高くなることから、被接合部材に打ち込んで座屈変形させる際に大きな加圧力を必要とするうえ、被接合部材として高強度材料や厚肉鋼板を用いた場合には、打ち込みに必要且つ十分な加圧力を確保することが困難であるという問題を有しており、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、重ね合わせた被接合部材の剥離に対する抵抗力を大幅に高めることができるのは勿論のこと、せん断強度が軸部の全周にわたってほぼ等しく、そして、小さな加圧力で打ち込むことが可能なリベット及びこのリベットを用いた接合方法を提供することを目的としている。
本発明のリベットは、頭部と、この頭部と同軸に設けられて基端が頭部に連続し且つ先端で開口する中心孔を具備した中空軸部を備え、この中空軸部の外側表面で且つ軸心と直交する平面上に溝状を成す凹部を少なくとも一つ設けた構成としており、このリベットの構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
また、本発明の接合方法は、重ねた被接合部材の一方の側に位置する被接合部材に対して上記本発明のリベットを打ち込み、上記一方の側に位置する被接合部材を貫通したリベットの中空軸部の先端を上記一方の側に位置する被接合部材と隣接する被接合部材に切り込ませて、重ねた被接合部材同士を接合する構成としている。
本発明のリベットにおいて、重ねた被接合部材の一方の側に位置する被接合部材に打ち込むと、中空軸部の外側表面で且つ軸心と直交する平面上に設けた溝状を成す凹部を起点として中空軸部の先端部分の拡がりが助長されて、この中空軸部の先端部分と一方の側に位置する被接合部材と隣接する他方の側の被接合部材との嵌め合い面積が増大することとなる。
この中空軸部の先端部分と他方の側の被接合部材との嵌め合い面積の増大は、リベットによる重ね合わせた被接合部材の剥離に対する抵抗力を補強することから、良好な接合信頼性を確保し得ることとなる。
この際、リベットの中空軸部には、せん断強度の異方性をなくすための突起などを設けていないので、被接合部材に対して比較的小さな加圧力で打ち込んで座屈変形させ得ることとなり、被接合部材として高強度材料や厚肉鋼板を用いた場合であったとしても、打ち込みに必要且つ十分な加圧力を確保し得ることとなる。
また、本発明のリベットでは、被接合部材に打ち込んだ状態において、中空軸部の断面を円形状とすれば、せん断力に対する抵抗力、すなわち、せん断強度が中空軸部のいずれの方向もほぼ均一になる。
本発明のリベットによれば、上記した構成としているので、重ね合わせた被接合部材の剥離に対する抵抗力の向上を実現することができるのは言うまでもなく、被接合部材として薄肉の鋼板を用いた場合はもとより高強度材料や厚肉鋼板を用いた場合であったとしても、必要且つ十分な加圧力で打ち込むことができ、加えて、せん断強度のばらつきを少なく抑えることが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
本発明のリベットにおいて、中空軸部を円筒状又は角筒状とすることができ、このような構成を採用すると、リベットの有する軸対称性により、打ち込み時にはリベットが同心円状に変形することとなり、せん断力に対する抵抗力を中空軸部の全周にわたってほぼ均一にすることが可能となる。したがって、高い信頼性が得られることとなる。
また、本発明のリベットにおいて、軸心を中心にして凹部を対称的に配置した構成を採用することができ、この場合、中空軸部の先端部分は、溝状を成す凹部を起点として同心円状に拡がり変形することとなり、せん断力に対する異方性を持たない抵抗力を確保し得ることとなる。
この際、中空軸部の周長に対する凹部の占める割合を40%以上とする構成を採用することができるほか、溝状を成す凹部が、中空軸部の外側表面で且つ軸心と直交する平面上において中空軸部の全周にわたって連続して形成してある構成を採用することができる。
さらに、本発明のリベットにおいて、 中空軸部の凹部設置部位よりも先端側部分は、中空軸部の基端側部分と同じ断面形状を成している構成を採用することができる。
ここで、リベット打ち込み時における亀裂や座屈の発生を抑えるうえで、図1に示すように、凹部6の位置、すなわち、凹部6の頭部2からの距離Iを0〜1L/2mm(Lは中空軸部4の長さ)の範囲とすることが望ましい。
また、同じくリベット打ち込み時における亀裂や座屈の発生を抑えるうえで、凹部6の深さdを0.1D〜0.5Dmm(Dは中空軸部4の肉厚)の範囲とすることが望ましい。
そして、凹部6の断面形状が略二等辺三角形状を成す場合には、同じくリベット打ち込み時における亀裂や座屈の発生を抑えるうえで、その頂角θを30〜90°の範囲とすることが望ましい。
一方、本発明のリベットを用いて被接合部材を接合する場合には、ワーク載置面に凹部を有するダイと、パンチを使用することが望ましい。
すなわち、重ね合わせた2枚の被接合部材をダイの凹部が形成されたワーク載置面上にセットすると共に、上側に位置する被接合部材上に請求項1〜6のいずれかに記載のリベットを配置した後、上方から降下させたパンチで上記リベットの頭部を押圧してこのリベットを打ち込み、上側の被接合部材を貫通したリベットの中空軸部の先端を下側に位置する被接合部材に切り込ませて、ダイの凹部に合わせて被接合部材及びリベットにおける中空軸部の溝状を成す凹部設置部位よりも先端側部分を変形させることにより、重ね合わせた被接合部材同士を接合する構成を採用することが望ましい。
なお、本発明の接合方法は、2枚重ねの被接合部材同士の接合に限定されるものではなく、3枚以上重ねた被接合部材の接合にも当然適用することができる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の一実施例を示している。
図1及び図2に示すように、このリベット1は所謂セルフピアスタイプのリベットであって、皿状の頭部2と、この頭部2と同軸に設けられて基端が頭部2に連続し且つ先端で開口する中心孔3を具備した円筒状の中空軸部4を備えている。中心孔3の開口部分は、径が漸次広がるように形成したテーパ面5としてあり、リベット1の打ち込み時に中空軸部4が拡径変形し易くしてある。
上記中空軸部4の肉厚(外周面と内周面との距離)は、リベット1を被接合部材に打ち込む際に座屈を阻止し得る寸法に設定してある。
上記中空軸部4には、断面が略二等辺三角形状を成す凹部6が設けてある。この凹部6は、中空軸部4の外周面(外側表面)で且つ軸心と直交する平面上に位置しており、中空軸部4の全周にわたって溝状に連続して形成してあって、中空軸部4の凹部6の設置部位よりも先端側部分と中空軸部4の基端側部分とは互いに同じ断面形状を成している。
この場合、断面が略二等辺三角形状を成す凹部6の頂角θは30〜120°の範囲で形成し、一方、凹部6の深さdは0.1〜0.5mmの範囲で形成するものとしている。
次に、上記リベット1を用いて被接合部材(例えば、車両のセンタピラーやサイドメンバなどの構造用パネル)を接合する要領を説明する。
まず、図2に示すように、重ね合わせた被接合部材WU,WLをダイD1の凹部Daが形成されたワーク載置面Db上にセットすると共に、重ね合わせた被接合部材WU,WLの上側に位置する被接合部材WU上にリベット1を配置する。
次いで、図3に示すように、上方からパンチPを降下させ、このパンチPでリベット1の頭部2を押圧してこのリベット1を打ち込み、上側に位置する被接合部材WUを貫通したリベット1の中空軸部4の先端を下側に位置する被接合部材WLに切り込ませる。
そして、図4に示すように、リベット1の中空軸部4の先端を下側の被接合部材WLにさらに切り込ませると、中空軸部4の外周面に位置する溝状を成す凹部6を起点として中空軸部4の先端部分の拡がりが助長されて大きく拡径変形すると共に被接合部材WLが変形することから、この中空軸部4の先端部分と被接合部材WLとの嵌め合い面積が増大することとなる。
この中空軸部4の先端部分と被接合部材WLとの嵌め合い面積の増大は、リベットによる重ね合わせた被接合部材の剥離に対する抵抗力を補強することから、図5に示すように、重ね合わせた被接合部材WU,WL同士が機械的に強固に接合することとなる。
そこで、上記した構成のリベット(長さ5.0mm、中空軸部4の直径5mm)を用いて2枚の被接合部材(厚さ1.2mm、引張強度250MPa級のアルミニウム合金)同士を接合し、その際のリベット打ち込み性及び接合強度特性を評価した。
この評価試験において、表1の右側部分に示すように、凹部6の位置、すなわち、凹部6の頭部2からの距離Iが0〜1L/2mm(Lは中空軸部4の長さ)の範囲にあり、且つ凹部6の深さdが0.1D〜0.5Dmm(Dは中空軸部4の肉厚)の範囲にあるリベットを凹部6の頂角θを30,60,90°の3段階に変えて合計18通り作成して実施例1〜18とした。
一方、凹部6の頭部2からの距離Iが0〜1L/2mmの範囲にあり、且つ凹部6の深さdが0.7Dmmであるリベットを凹部6の頂角θを30,60,90°の3段階に変えて合計6通り作成して比較例1〜6とし、凹部6の頭部2からの距離Iが2L/3mmであり、且つ凹部6の深さdが0.1D〜0.5Dmmであるリベットを凹部6の頂角θを30,60,90°の3段階に変えて合計9通り作成して比較例7〜15とした。加えて、凹部6のないリベットを比較例16とした。
上記リベット打ち込み性は、打ち込み時における亀裂の有無及び座屈の有無を調べ、表1の左側部分に示すように、亀裂及び座屈がいずれも生じていない場合には「○」を付して打ち込み性良好と評価し、亀裂及び座屈のういちのいずれかが生じてる場合には「△」を付して打ち込み性普通と評価した。
一方、接合強度特性は、表1の中央部分に示すように、JIS−Z−3136に準拠した試験による剥離強度及びせん断疲労強度を測定し、剥離強度に関しては実施例1〜18及び比較例7〜9,16のそれぞれの測定値を比較して評価し、せん断疲労強度に関しては実施例1,4,11及び比較例16のそれぞれの測定値を比較して評価した。なお、表1において、「−」を付してある欄は評価を省略していることを示す。
Figure 2006349051
表1に示す接合強度特性の評価結果から判るように、実施例1〜18のリベットの剥離強度が、比較例16のリベットの剥離強度を大幅に上回っており、加えて、実施例1,4,11のリベットのせん断疲労強度が、比較例16のリベットのせん断疲労強度を大幅に上回っており、これにより、中空軸部4に溝状を成す凹部6を設けることが、剥離強度及びせん断疲労強度を高めるうえで、非常に効果的であることが立証できた。
また、表1に示す打ち込み性の評価結果から判るように、凹部6の深さdを0.1D〜0.5Dmmの範囲とした実施例1〜18のリベットでは打ち込み性良好であるのに対して、凹部6の深さdを0.7Dとした比較例1〜6のリベットが打ち込み性普通ないし不良であり、これにより、凹部6の深さdを0.1D〜0.5Dmmの範囲とすることが、リベットに亀裂や座屈が生じるのを抑えるうえで有効であることが実証できた。
さらに、表1に示す打ち込み性の評価結果から判るように、凹部6の位置、すなわち、凹部6の頭部2からの距離Iを0〜1L/2mmの範囲とした実施例1〜18のリベットでは打ち込み性良好であるのに対して、凹部6の頭部2からの距離Iを2L/3mmとした比較例7〜15のリベットが打ち込み性普通ないし不良であり、これにより、凹部6の頭部2からの距離Iを0〜1L/2mmの範囲とすることが、リベットに亀裂や座屈が生じるのを抑えるうえで有効であることが実証できた。
さらにまた、表1に示す打ち込み性の評価結果から判るように、凹部6の頂角θを30〜90°の範囲とした実施例1〜18のリベットでは、いずれの場合も打ち込み性が良好であることから、凹部6の頂角θを30〜90°の範囲とすることが、リベットに亀裂や座屈が生じるのを抑えるうえで有効であることが実証できた。
そして、実施例1〜18のリベットにより接合した被接合部材の接合部分を切断して断面を観察したところ、被接合部材の貫通部分へのリベットの切り込み量が多くなっており、良好な接合状態になっていることが確認できた。
本発明のリベットの一実施例を示す側面説明図(a)及び底面説明図(b)である。(実施例1〜18) 図1に示したリベットの打ち込み開始時の動作説明図である。 図1に示したリベットの打ち込み途中の動作説明図である。 図1に示したリベットの打ち込み終了時の動作説明図である。 図2〜図4に示した過程を経てリベットにより接合された被接合部材の断面説明図である。
符号の説明
1 リベット
2 頭部
3 中心孔
4 中空軸部
6 凹部
D1 ダイ
Da 凹部
Db ワーク載置面
P パンチ
WU,WL 被接合部材

Claims (8)

  1. 頭部と、この頭部と同軸に設けられて基端が頭部に連続し且つ先端で開口する中心孔を具備した中空軸部を備え、この中空軸部の外側表面で且つ軸心と直交する平面上に溝状を成す凹部を少なくとも一つ設けたことを特徴とするリベット。
  2. 中空軸部を円筒状又は角筒状とした請求項1に記載のリベット。
  3. 軸心を中心にして凹部を対称的に配置した請求項1又は2に記載のリベット。
  4. 中空軸部の周長に対する凹部の占める割合を40%以上とした請求項1〜3のいずれか一つの項に記載のリベット。
  5. 溝状を成す凹部は、中空軸部の外側表面で且つ軸心と直交する平面上において中空軸部の全周にわたって連続して形成してある請求項1又は2に記載のリベット。
  6. 中空軸部の凹部設置部位よりも先端側部分は、中空軸部の基端側部分と同じ断面形状を成している請求項1〜5のいずれか一つの項に記載のリベット。
  7. 重ねた被接合部材の一方の側に位置する被接合部材に対して請求項1〜6のいずれかに記載のリベットを打ち込み、上記一方の側に位置する被接合部材を貫通したリベットの中空軸部の先端を上記一方の側に位置する被接合部材と隣接する被接合部材に切り込ませて、重ねた被接合部材同士を接合することを特徴とするリベットを用いた接合方法。
  8. 重ねた被接合部材をダイの凹部が形成されたワーク載置面上にセットすると共に、重ねた被接合部材の上側に位置する被接合部材上に請求項1〜6のいずれかに記載のリベットを配置した後、上方から降下させたパンチで上記リベットの頭部を押圧してこのリベットを打ち込み、上側に位置する被接合部材を貫通したリベットの中空軸部の先端を上側に位置する被接合部材と隣接する被接合部材に切り込ませて、ダイの凹部に合わせて被接合部材及びリベットにおける中空軸部の溝状を成す凹部設置部位よりも先端側部分を変形させることにより、重ねた被接合部材同士を接合することを特徴とするリベットを用いた接合方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215464A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Toyota Motor Corp リベット構造及び車両用ボデー構造
US20220090619A1 (en) * 2020-09-24 2022-03-24 Ford Global Technologies, Llc Grooved self piercing rivet
WO2022210510A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 川崎重工業株式会社 締結体並びにこれを用いた接合構造体および接合方法

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