JP2006346827A - ロボットの教示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 多関節型ロボットの教示を、低コストな手段でより簡単に行うことができる教示システムを提供する。
【解決手段】 ロボット2が有するアーム7〜12に夫々対応する教示用のアーム15〜20を有する操作部3を備え、作業者が、教示用アームの先端を変位させてロボット2に対する教示作業を行なう。その際、操作部3のアーム15〜20の変位量に応じてロボット2のアーム7〜12が連動し、アーム20先端の操作盤28にある液晶パネルにはアーム12先端のビデオカメラ13で撮像された画像が表示される。作業者が教示用アーム15〜20を変位させると、各関節J1〜J6のエンコーダ及びヨーレートセンサが夫々の変位量に応じた検出信号を出力し、パソコン4が座標変換処理を行ない教示用データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アームの先端にビデオカメラが取付けられる多関節型のロボットと、このロボットが有する関節の数以上の自由度を有する教示用アームを備える教示補助装置とで構成されるロボットの教示システムに関する。
従来、多関節型のロボットに対してアームの動作地点教示を行なう際には、ティーチングペンダントに配置されるボタンを操作したり、或いは、ジョイスティックのような操作子をいくつか組み合わせて操作したり、6次元マウスと称される3D_CAD用のマウスなどが用いられている。例えば、特許文献1には、上記のような従来技術の一例が記載されている。
特開平11−288310号公報
しかしながら、上記のような操作系では、人間が3次元空間において動作地点を教示するには、直感的な把握が困難であるという問題がある。また、仮想現実を用いる技術を転用して、仮想現実空間内における操作結果をロボットの教示に利用することも想定されるが、設備が大掛かりとなるためコスト的に引き合わず、現状での実現性は極めて乏しい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、多関節型ロボットの教示を、低コストな手段でより簡単に行うことができる教示システムを提供することにある。
請求項1記載のロボットの教示システムによれば、ロボットが有する関節の数以上の自由度を有する教示用アームを備える教示補助装置を用意し、作業者が、教示用アームの先端を変位させることでロボットに対する教示を行なう。従って、仮想現実技術のような高コストの手段を用いずとも、作業者は、ロボットの教示を極めて直感的に行うことができる。また、その教示作業の際には、教示用アームの変位量に応じてロボットのアームが連動するようになっており、教示用アームの先端に取付けられている表示パネルには、ロボットアーム先端のビデオカメラによって撮像された画像が表示される。従って、例えばロボットと教示補助装置の設置箇所が離れている場合でも、作業者は、表示パネルの画像を見てロボット側の状態を確認しながら教示作業を行なうことができる。
請求項2記載のロボットの教示システムによれば、作業者が教示作業を行う場合、教示補助装置は、作業者が教示用アームを変位させると、各関節機構に配置されている変位量センサが夫々の変位量に応じた検出信号を出力し、それらの検出信号及び教示用アームの各関節間距離とロボットアームの構造データとに基づいて座標変換処理を行ない、ロボットに付与する教示用データを生成する。従って、作業者が教示用アームを変位させた通りにロボットを動作させる教示用データを得ることができる。
請求項3記載のロボットの教示システムによれば、教示補助装置は、表示パネルに、教示処理の際に入力操作を行うための操作スイッチを備えるので、作業者は、表示パネルを把持して教示用アームの先端を所定位置まで変位させた後、教示ポイントを確定するための入力操作などを表示パネルに配置された操作スイッチによって行うことができる。従って、教示作業の作業性をより向上させることができる。
請求項4記載のロボットの教示システムによれば、教示補助装置は、表示パネルにビデオカメラのズーム調整及び/又はフォーカス調整を行なうための操作スイッチを備えるので、ロボットアームの先端に配置されているビデオカメラの調整も表示パネルで行うことができ、作業性を一層向上させることができる。
請求項5記載のロボットの教示システムによれば、教示補助装置は、表示パネルに、ロボットアームを連動させるロボット動作モードと走行部を連動させる走行部動作モードとを切り替えるためのモード切替スイッチを備えるので、作業者は、教示作業を行う場合に必要に応じて動作モードを切り替え、教示用アームの変位に応じてロボットアームを連動させたり走行部を連動させたりできる。
請求項6記載のロボットの教示システムによれば、教示補助装置は、ロボット動作モードに切り替えられている場合でも、走行部の走行動作を独立して制御するための走行部制御スイッチを表示パネルに備えているので、ロボット動作モード中であっても、必要に応じて走行部の走行動作を独立して制御することができる。
(第1実施例)
以下、本発明を垂直多関節型の6軸アームを有するロボットに適用した場合の一実施例について図1乃至図6を参照して説明する。図1は、ロボットの教示システムの構成を示す図である。教示システム1は、ティーチングの対象であるロボット2と、ティーチング操作を行うための操作部(教示補助装置)3と、両者間において相互に伝達される指令やデータ等のインターフェイスとして機能すると共に、ロボット2のコントローラとしても機能するパーソナルコンピュータ(パソコン:PC, 教示補助装置)4を中心として構成される。
ロボット2は、自律走行可能な台車部(走行部)5にベース6が載置固定されており、そのベース6上に、第1〜第6アーム7〜12(ロボットアーム)を、第1〜第6関節を介して順に連結して構成されている。この場合、第1〜第6の各関節(各軸)は、全て回転機構で構成されている。具体的には、ベース6上には、第1アーム7が、垂直方向の回転軸J1を有する第1関節により回動(旋回)可能に設けられ、その第1アーム7の先端には、第2アーム8が、水平方向の回転軸J2を有する第2関節により回動可能に設けられ、その第2アーム8の先端に、第3アーム9が、水平方向の回転軸J3を有する第3関節により回動可能に設けられている。
さらに、その第3アーム9の先端面部に、第4アーム10が、回転軸J4を有する第4関節により同軸回転可能に設けられ、第4アーム10の先端には、第5アーム11が、回転軸J5を有する第5関節により回転可能に設けられ、第5アーム11の先端面に第6アーム12が、回転軸J6を有する第6関節により同軸回転可能に設けられて構成されている。
そして、前記第6アーム12の先端(手先)のエンドエフェクタ取付面(メカニカルインタフェース)には、図示しないハンド等のエンドエフェクタが着脱(交換)自在に取付けられるようになっている。また、上記したロボット2の各アーム7〜12(第1〜第6関節)は、エンコーダ付きのサーボモータ40(1〜6)(図4参照)によりそれぞれ駆動されるようになっており、それら各サーボモータ40は、パソコン4によりフィードバック制御されるようになっている。
パソコン4は、各エンコーダの出力から各モータ(出力軸)の現在位置(各軸毎に設定された原点からの回転角度θ1 〜θ6 )を得、エンドエフェクタ取付面のポーズ(位置及び姿勢)を算出するようになっている。斯様にして、パソコン4は、作業プログラムに従い、作業位置データに基づいてロボット2を制御することで、例えば部品の組立作業等を自動的に実行させるようになっている。
また、第6アーム12の側方にはビデオカメラ13が取付けられており、ビデオカメラ13は、エンドエフェクタ取付面と同じ方向を向いて画像を撮像するようになっている。そして、その画像信号は操作部3側に送信されるようになっている。
一方、図2は、操作部3の具体的構成を示すものである。操作部3は、基本的にロボット2の各アーム7〜12(第1〜第6関節)を模して構成されたティーチング用のアーム15〜20(教示用アーム)を備えるものであり、基底部にキャスタやストッパ等を有するベース14上に、第1アーム15〜第6アーム20が、各回転軸J1〜J6を有する第1~第6関節により回動(旋回)可能に設けられている。但し、操作部3は各関節部にアクチュエータを備えておらず、それに替えて、重力が作用するアームを支持する関節部には、重力に抗して姿勢を保持するための回動規制機構を備えている。
具体的には、第1アーム15の第2関節付近と、第2アーム16の途中部位との間は、ダンパ21により連結されており、また、第2アーム16の途中部位と第3アーム17の途中部位との間もダンパ22により連結されている。更に、第2アーム16の上端となる第3関節には、トルクコントローラ23が配置されており、第2アーム16の下端からは、第3アーム17が配置される側と反対側の斜め上方に延びるようにして、カウンタウエイト24が配置されている。また、回転軸J1〜J3には、各軸の回動変位量を検出するためのロータリエンコーダ(変位量センサ)25〜27が夫々配置されている。
更に、第6アーム20の先端面であり、ロボット2のエンドエフェクタ取付面に対応する部位には、操作盤(表示パネル)28が取付けられている。図3は、操作盤28の正面図である。操作盤28の中央には液晶モニタ29が配置されており、この液晶モニタ29には、ロボット2側に配置されているビデオカメラ13によって撮像された画像が表示されるようになっている。
液晶モニタ29の図3中右側には、表示用のLED30と、ティーチングデータを記録するためなどに使用されるモーメンタリスイッチ31が配置されている。また、操作盤28の上端側左右には回転式のダイアル32,33が配置されており、これらのダイアル32,33を回転させることで、ロボット2側のビデオカメラ13のフォーカス,ズームの調整を行うことが可能となっている。そして、ダイアル32,33の間には、スライド式のスイッチ34〜36、非常停止ボタン37などが配置されている。
カメラモード切替えスイッチ34は、ビデオカメラ13の操作モードを、ロボット2のエンドエフェクタと同一方向となる視線で操作するCCDモードと、ロボットアームを変異させた場合でも視線を撮像対象(ターゲット)に固定させるように操作するターゲットモードとに切り替えるためのスイッチである。また、走行軸協調切替えスイッチ35は、ロボット2が台車部5の走行軸に沿って移動する際に、走行軸協調動作を行うか否かを切り替えるスイッチである。
また、連動モード切替えスイッチ36は、後述するように操作部3を変位させた場合に、その変位量に応じてロボット2を連動させるか、台車部5を連動させるかを切り替えるスイッチである。そして、非常停止ボタン37は、ロボット2の動作を非常停止させる際に使用する。更に、操作盤28には、デッドマンスイッチ38も備えている。また、操作盤28は、3軸ヨーレートセンサ39(図2,図4参照)を内蔵しており、作業者が操作盤28をJ4〜J6の3軸について変位させた場合の変位量をヨーレートセンサ(変位量センサ)39により検出し、姿勢角信号として出力するようになっている。
図4は、教示システム1における操作部3とロボット2との間で伝送される信号のインターフェイスを示すブロック図である。操作部3からは、エンコーダ25〜27から第1〜第3軸の回転角信号とヨーレートセンサ39からの操作盤28の姿勢角信号とが、パソコン4に出力される。パソコン4では、それらの各信号を信号入力部41で受けると、演算部42が、ロボット関節動作変換部(プログラムモジュール)43によりロボット2側の機構データ等に応じて座標変換処理等を行い、ロボット2側の各関節J1〜J6の変位量を演算する。そして、その演算結果は各軸毎の駆動指令として、信号出力部44を介してロボット2側に出力される。
また、演算部42は、連動モード切替えスイッチ36が台車部5を連動させるように設定されている場合は、信号入力部41を介して入力された各信号を台車走行動作変換部51によって台車部5を4軸駆動するための信号に変換する。そして、その駆動信号は、ドライバ(4軸)52を介して台車走行用モータ53(4軸)に出力される。
ロボット2では、パソコン4より出力された各軸の駆動指令を、ドライバ45(1〜6)を介して各軸モータ40(1〜6)に出力する。尚、図4では図示しないが、各軸モータ40に配置されているエンコーダの検出信号は、パソコン4側にフィードバックされるようになっている。また、ビデオカメラ13から操作盤28に対しては画像信号が出力され、操作盤28からビデオカメラ13に対しては、ズーム,フォーカスの調整制御信号が出力される。更に、操作盤28からパソコン4に対しては、ティーチング動作時において教示ポイントを確定するためのデータ記録用スイッチ31の操作信号も出力されるようになっている。
次に、本実施例の作用について図5及び図6も参照して説明する。図5は、操作部3によりロボット2のティーチングを行う場合の手順を示すフローチャートである。先ず、ロボット2に例えば組立作業などをさせる場合の動作プログラムを予め作成する(ステップS1)。次に、ロボット2を起動して(ステップS2)、操作部3によりティーチングを行う。尚、操作盤28のカメラモード切替えスイッチ34はCCDモード側に、連動モード切替えスイッチ36はロボット連動モード側に設定しておく(台車部5を連動させる場合については、第2実施例で説明する)。
この時、作業者は、操作盤28を把持し、液晶パネル29に表示されるビデオカメラ13の画像を見ながら、ロボット2のアーム先端を移動させたい方向に操作盤28を移動させる(ステップS3)。すると、それに伴い、操作部3の各軸が変位してエンコーダ25〜27及びヨーレートセンサ39より回転角信号及び姿勢角信号が出力され、パソコン4において演算処理が行われ、ロボット2に駆動指令が出力される。従って、ロボット2のアーム先端は、操作盤28が移動した方向に応じて移動する。
そして、作業者は、ロット2のアーム先端,操作盤28を所定の教示ポイントまで移動させたことを確認すると、操作盤28のスイッチ31をオン操作する。すると、パソコン4側で、その教示ポイントの座標データがステップS1で作成された動作プログラムに取り込まれる(ステップS4)。尚、図6には、上記のようにティーチングを行う場合のイメージを示す。例えば、操作盤28を図6中の左方、この場合、作業者が操作盤28の正面に相対するとしてその後方側に移動させると、それに応じて、ロボット2のアーム先端は正面方向(図6中の矢印方向)に移動するようになる。この時、ロボット2のアーム先端にあるビデオカメラ13は捉えている撮像対象に接近するため、操作盤28の液晶パネル29に表示される画像は、操作盤28が後方側に移動するのに応じて撮像対象がより大きく映し出されるようになる。以上の処理を、必要なだけ繰り返すことでロボット2のティーチングを行うようにする。
即ち、本実施例によれば、ロボット2が有するアーム7〜12に夫々対応する教示用のアーム15〜20を有する操作部3を備え、作業者が、教示用アーム15〜20の先端を変位させることでロボット2に対する教示作業を行なうようにしたので、仮想現実技術のような高コストの手段を用いずとも、作業者は、ロボット2の教示を極めて直感的に行うことができる。そして、その教示作業の際には、操作部3のアーム15〜20の変位量に応じてロボット2のアーム7〜12が連動し、アーム20の先端に取付けられている操作盤28の液晶パネル29には、ロボットアーム12先端のビデオカメラ13によって撮像された画像が表示されるので、ロボット2と操作部3の設置箇所が離れている場合でも、作業者は、表示パネル29の画像を見てロボット2側の状態を確認しながら教示作業を行なうことができる。
そしてまた、教示作業を行う場合、作業者が教示用のアーム15〜20を変位させると、各関節J1〜J6に配置されているエンコーダ25〜27及びヨーレートセンサ39が夫々の変位量に応じた検出信号を出力し、パソコン4がそれらの検出信号及び教示用アームの各関節間距離とロボット2側の構造データとに基づいて座標変換処理を行ない、ロボット2に付与する教示用データを生成する。従って、作業者が教示用アーム15〜20を変位させた通りにロボット2を動作させる教示用データを得ることができる。
更に、操作盤28に、教示処理の際に入力操作を行うための操作スイッチ31等を備えるので、作業者は、操作盤28を把持して教示用アーム20の先端を所定位置まで変位させた後、教示ポイントを確定するための入力操作などをスイッチ32を操作して行うことができ、教示作業の作業性をより向上させることができる。
加えて、操作盤28に、ビデオカメラ13のズーム調整及びフォーカス調整を行なうための操作スイッチ32,33を備えるので、ロボット2のアーム12の先端に配置されているビデオカメラ13の調整も操作盤28で行うことができ、作業性を一層向上させることができる。
(第2実施例)
図7及び図8は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例は、第1実施例の構成において、作業者が操作盤28を操作することで台車部5を連動させる場合について説明する。尚、具体的には図示しないが、台車部5は、周知構成のように、対角2輪が駆動輪であり、他の対角2輪が補助輪となっており、前者を4軸駆動することで操舵が行われるようになっている。
図7のフローチャートにおいて、パソコン4は、操作盤28の連動モード切替えスイッチ36が、ロボット2側,台車部5側の何れに設定されているかを判断する(ステップS11)。そして、スイッチ36が台車部5側に設定されていると(「YES」)、ヨーレートセンサ39より姿勢角信号を取得し(ステップS12)、その姿勢角信号に応じて、台車走行動作変換部51により4軸駆動信号を生成し、台車部5に出力する(ステップS13)。すると、それらの駆動信号によって、台車走行用モータ53(1〜4)が駆動される。
図8は、操作盤28の操作方向に応じて台車部5を走行させる場合の一例を示すものである。即ち、(a)に示すように、操作盤28の上端を奥行き側に傾斜させた場合は台車部5を前進させ、操作盤28の上端を手前側に傾斜させた場合は台車部5を後進させる。また、(b)に示すように、操作盤28の左端を奥行き側に傾斜させた場合は台車部5を右方向に旋回させ、操作盤28の右端を奥行き側に傾斜させた場合は台車部5を左方向に旋回させる。
また、図7のステップS11において、スイッチ36がロボット2側に設定されている場合は(「NO」)、第1実施例と同様にティーチング処理を行なうことになる(ステップS14)。しかし、ロボット2のティーチング処理中であっても、操作盤28のダイアル(走行部制御スイッチ)32,33が操作された場合は(ステップS15,「YES」)ステップS13に移行し、その回動操作に応じて4軸駆動信号を生成し、台車部5に出力する。例えば、ダイアル32を前,後に回動させると台車部5を前進,後進させ、ダイアル33を前,後に回動させると台車部5を右旋回,左旋回させるようにする。
更に、例えば操作盤28自体を左右方向に移動させたことをエンコーダ25の出力信号によって検出した場合には、それに応じて台車部5を左右方向に横行させるようにしても良い。
以上のように第2実施例によれば、操作盤28に、ロボットアーム7〜12を連動させるロボット動作モードと台車部5を連動させる台車部動作モードとを切り替えるためのモード切替スイッチ36を備えるので、作業者は、教示作業を行う場合に必要に応じて動作モードを切り替え、教示用アーム15〜20の変位に応じてロボットアーム7〜12を連動させたり台車部5を連動させたりできる。また、ロボット動作モードに切り替えられている場合でも、ダイアル32,33を操作すれば、必要に応じて台車部5の走行動作を独立して制御することができる。
本発明は上記しかつ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
ロボットは、6軸構成に限ることなく、5軸以下、7軸以上の構成であっても良い。
ダイヤル32,33でビデオカメラ13のズーム,フォーカスを調整する構成は、何れも必要に応じて設ければ良い。
操作盤28に配置されている各スイッチは、必ずしも操作盤28に配置する必要はなく、別の構成部分に配置しても良い。例えば、教示ポイントを確定するためのスイッチは、足で操作可能なフットスイッチとして構成しても良い。
操作盤28を変位させることで台車部5を連動させる構成は、必要に応じて設ければ良い。
ヨーレートセンサ39に替えて、3軸分のエンコーダを用いても良い。
パソコン4は、少なくとも教示データを生成する装置としてのみ機能すれば良く、教示データに応じてロボット2を通常制御するためのコントローラは、パソコン4と別に構成しても良い。例えば、台車部5の内部にコントローラが配置されていても良い。
また、台車部5も必要に応じて設ければ良い。
また、パソコン4に教示補助装置としてのみ機能する専用の装置で構成しても良い。
本発明を6軸アームを有するロボットに適用した場合の一実施例であり、ロボットの教示システムの構成を示す図 操作部の具体的構成を示す図 操作盤の正面図 操作部とロボットとの間で伝送される信号のインターフェイスを示すブロック図 操作部によりロボットのティーチングを行う場合の手順を示すフローチャート ティーチングを行う場合のイメージを示す図 本発明の第2実施例を示す制御内容のフローチャート 操作盤の操作方向に応じて台車部を走行させる場合の一例であり、(a)は操作盤の側面図、(b)は操作盤の正面図
符号の説明
図面中、1は教示システム、2はロボット、3は操作部(教示補助装置)、4はパーソナルコンピュータ(教示補助装置)、5は台車部(走行部)、7〜12は第1〜第6アーム(ロボットアーム)、13はビデオカメラ、15〜20は教示用アーム、25〜27はロータリエンコーダ(変位量センサ)、28は操作盤(表示パネル)、29は液晶モニタ、31はモーメンタリスイッチ、32,33はダイアル(走行部制御スイッチ)、34はカメラモード切替えスイッチ、35は走行軸協調切替えスイッチ、36は連動モード切替えスイッチ、39はヨーレートセンサ(変位量センサ)を示す。

Claims (6)

  1. アームの先端にビデオカメラが取付けられる多関節型のロボットと、
    このロボットが有する関節の数以上の自由度を有する教示用アームを備え、その教示用アームの先端に表示パネルが取付けられる教示補助装置とで構成され、
    作業者が、前記教示用アームの先端を変位させることで前記ロボットに対する教示処理を行なうと共に、その変位量に応じて前記ロボットのアームが連動し、
    前記表示パネルには、前記ビデオカメラによって撮像された画像が表示されることを特徴とするロボットの教示システム。
  2. 前記教示補助装置は、
    前記教示用アームを構成する各関節機構に、夫々の変位量に応じた検出信号を出力する変位量センサを備え、
    前記複数の変位量センサより出力される検出信号及び前記教示用アームの各関節間距離と前記ロボットアームの構造データとに基づいて座標変換処理を行ない、前記ロボットに付与する教示用データを生成することを特徴とする請求項1記載のロボットの教示システム。
  3. 前記教示補助装置は、前記表示パネルに、前記教示処理の際に入力操作を行うための操作スイッチを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のロボットの教示システム。
  4. 前記教示補助装置は、前記表示パネルに、前記ビデオカメラのズーム調整及び/又はフォーカス調整を行なうための操作スイッチを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のロボットの教示システム。
  5. 前記ロボットは、自律走行可能な走行部に載置されており、
    前記走行部も、前記教示用アームの変位量に連動して走行動作が可能に構成され、
    前記教示補助装置は、前記表示パネルに、前記ロボットアームを連動させるロボット動作モードと、前記走行部を連動させる走行部動作モードとを切り替えるためのモード切替スイッチを備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のロボットの教示システム。
  6. 前記教示補助装置は、前記ロボット動作モードに切り替えられている場合でも、前記走行部の走行動作を独立して制御するための走行部制御スイッチを、前記表示パネルに備えていることを特徴とする請求項5記載のロボットの教示システム。

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