JP2006345894A - ヘアーブラシ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ブラシ基台2と握り部3とからなるヘアーブラシ1において、ブラシ基台2の基台面2a上に該ブラシ基台の長手方向に沿って多数のブラシ毛10を複数列に整列して植設するにあたって、ブラシ基台の幅方向の中央に植設される中央ブラシ毛列11の長手方向のピッチ間隔を、それ以外の側部ブラシ毛列12の長手方向のピッチ間隔に比べて小さくなるように設定する。
【選択図】 図1
Description
すなわち、本発明によれば、簡単にブラッシングするだけで、髪を充分に梳かすことができ、カールやウエーブを再現し易く、ヘアスタイルを立体的に仕上げることができるヘアーブラシを得ることを目的とする。
これらの図面に示す実施形態において、全体を符号1で示すものはヘアーブラシであり、このヘアーブラシ1は、ブラシ基台2とこれに連設して設けられた握り部3とを備えている。そして、ブラシ基台2の基台面2a上に該ブラシ基台2の長手方向に沿って多数のブラシ毛10を複数列に整列させて植設することにより、ヘアーブラシ1が構成されている。この握り部3を備えないものでもよい。
さらに、ブラシ基台2の基台面2a上に植設されるブラシ毛列11,12の列間ピッチ間隔B,Cを等しく(B=C)設定したことを特徴とするヘアーブラシ。
この実施形態では、側部ブラシ毛列12の長手方向のピッチ間隔Aを、上記の第1実施形態よりも大きく設定した例である。すなわち、側部ブラシ毛列12を構成するブラシ毛10は、中央ブラシ毛列11の対応するブラシ毛(ここでは二つ置きのブラシ毛)と共に、ブラシ基台2の幅方向において揃った位置に植設されている。更に、ブラシ基台2の基台2a上に植設されるブラシ系列11,12の列間ピッチ間隔B、Cを等しく(B=C)設定している。
勿論、このように構成しても、上述した他の実施形態と同様に、所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られることが実験により確認されている。
この実施形態では、上述した第1、第2実施形態と異なり、中央ブラシ毛列11と側部ブラシ毛列12の中央寄りの列との列間ピッチ間隔Bを、側部ブラシ毛列12の列間ピッチ間隔Cに比べて大きく(B>C)した例である。
勿論、このように構成しても、上述した実施形態と同様に、所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られることが実験により確認されている。
この実施形態では、上述した第3実施形態と異なり、中央ブラシ毛列11と側部ブラシ毛列12の中央寄りの列との列間ピッチ間隔Bを、他の側部ブラシ毛列12の列間ピッチ間隔Cに比べて小さく(B<C)した例である。
勿論、このように構成しても、上述した実施形態と同様に、所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られることが実験により確認されている。
この実施形態では、上述した第3、第4実施形態とは異なり、ブラシ基台2の基台面2a上に植設される側部ブラシ毛列12の列間ピッチ間隔B,C,Fを、中央ブラシ毛列11から離れるにしたがって徐々に大きく(B<C<F)なるように設定した例である。
勿論、このように構成しても、上述した実施形態と同様に、所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られることが実験により確認されている。
この実施形態では、上述した第5実施形態とは異なり、ブラシ基台2の基台面2a上に植設される側部ブラシ毛列12の列間ピッチ間隔B,C,Fを、中央ブラシ毛列11から離れるにしたがって徐々に小さく(B>C>F)なるように設定した例である。
勿論、このように構成しても、上述した実施形態と同様に、所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られることが実験により確認されている。
この実施形態では、上述した各実施形態とは異なり、中央ブラシ毛列11を、複数(ここでは2列)のブラシ毛列によって構成している。
勿論、このように構成しても、上述した実施形態と同様に、所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られることが実験により確認されている。
この実施形態では、上述した各実施形態とは異なり、側部ブラシ毛列12の中央寄りのブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔A´を、他の側部ブラシ毛列12の長手方向のピッチ間隔A“より小さく(A´<A”)設定し、これにより櫛歯間の通路において中央ブラシ毛列11に髪の毛を導く部分を僅かに屈曲した通路とするように構成している。
このように構成すれば、髪の毛は側部ブラシ毛列12を通ってピッチ間隔の小さい中央ブラシ毛列11部分に至るときに、円滑に導かれることになる。
したがって、このように構成しても、上述した実施形態と同様に所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られるものであり、このことは実験によっても確認されている。
この実施形態は、上述した第8実施形態の変形例であり、側部ブラシ毛列12の長手方向のピッチ間隔A,H,Iを、中央ブラシ毛列11から離れるにしたがって徐々に大きく(A<H<I)なるように設定し、これにより櫛歯状の通路において中央ブラシ毛列11に髪の毛を導く部分をなだらかに湾曲する通路とするように構成している。
このように構成すれば、髪の毛は側部ブラシ毛列12を通ってピッチ間隔の小さい中央ブラシ毛列11部分に至るときに、円滑に導かれることになる。したがって、このように構成してもブラッシングしたときに側部ブラシ毛列によってウエーブが保持された状態になる。従って、上述した実施形態と同様に所望のヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られるものであり、このことは実験によっても確認されている。
この実施形態は、上述した第7実施形態の変形例であり、長手方向がピッチ間隔aである2列の中央ブラシ毛列11の間に、側部ブラシ毛列12の長手方向のピッチ間隔Aと同一のピッチ間隔をもつブラシ毛列を配列している。
そして、このように構成しても、中央部分にピッチ間隔の狭いブラシ毛列を配置してあるから上述した他の実施形態と同様に所望のウエーブを維持したヘアスタイルを簡単にしかも適切に得られるものであり、このことは実験によっても確認されている。
すなわち、ブラシ基台2の幅方向において、側部側にピッチ間隔の大きなブラシ毛列を、中央寄りにピッチ間隔の小さいブラシ毛列を配列するとよい。また、中央ブラシ毛列のブラシ毛に対応する側部ブラシ毛列のブラシ毛が、ブラシ基台2の幅方向においてほぼ一列に並んで配列されている方が望ましい。特に、髪の毛が案内される櫛歯間の通路がジグザグ状通路や急激に屈曲する通路とはならないように留意することが望ましい。更に、側部ブラシ毛列は、中央ブラシ毛列を中心に左右対称になるように配列することが好ましい。重要なことはブラシ基台の幅方向の両側端の側部ブラシの長手方向のピッチ間隔を狭くしないことである。
たとえばブラシ毛10としては、従来から周知のブラシ毛であればよく、材質としても、動物毛はもとより、合成樹脂材からなるもの、あるいは金属材からなるものであってもよい。
2 ブラシ基台
2a 基台面
3 握り部
10 ブラシ毛
11 中央ブラシ毛列
12 側部ブラシ毛列
Claims (11)
- ブラシの基台面上に該基台の長手方向に沿って多数のブラシ毛を複数列に整列させて植設してなるヘアーブラシであって、
前記ブラシ毛は、前記基台の幅方向の中央付近に植設される中央ブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔が、この中央ブラシ毛列の両側に配置される側部ブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔に比べて小さくなるようにして植設されていることを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1記載のヘアーブラシにおいて、前記側部ブラシ毛列を構成するブラシ毛は前記中央ブラシ毛列の対応するブラシ毛と共に、前記基台の幅方向において揃った位置に植設されていることを特徴とするヘアーブラシ。
- 請求項1または請求項2記載のヘアーブラシにおいて、
前記基台上の全ての前記側部ブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔が同一であることを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1乃至請求項3記載のいずれか1つのヘアーブラシにおいて、
前記中央ブラシ毛列の両側に隣接する側部ブラシ毛列との列間ピッチ間隔および中央ブラシ毛列と隣接していないその他の側部ブラシ毛列の列間ピッチ間隔が同一で植設されていることを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1乃至請求項3記載のいずれか1つのヘアーブラシにおいて、
前記中央ブラシ毛列と前記側部ブラシ毛列の中央寄りの列との列間ピッチ間隔を、その他の側部ブラシ毛列の列間ピッチ間隔と異なるように設定したことを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1乃至請求項3記載のいずれか1つのヘアーブラシにおいて、
ブラシの基台面上に植設される側部ブラシ毛列の列間ピッチ間隔を、中央ブラシ毛列から離れるにしたがって徐々に大きくなるように設定したことを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1乃至請求項3記載のいずれか1つのヘアーブラシにおいて、
ブラシ基台面上に植設される側部ブラシ毛列の列間ピッチ間隔を、中央ブラシ毛列から離れるにしたがって徐々に小さくなるように設定したことを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1、請求項6または請求項7記載のいずれか1つのヘアーブラシにおいて、
前記中央ブラシ毛列を、複数の配列にして構成したことを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項8記載のヘアーブラシにおいて、
前記中央ブラシ毛列の間に、前記側部ブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔と同一のピッチ間隔をもつたブラシ毛列を配列したことを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1、請求項2、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または請求項9記載のヘアーブラシにおいて、
前記側部ブラシ毛列の中央寄りのブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔を、他の側部ブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔よりも小さく設定したことを特徴とするヘアーブラシ。 - 請求項1、請求項2、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または請求項9記載のヘアーブラシにおいて、
前記側部ブラシ毛列の長手方向のピッチ間隔を、前記中央ブラシ毛列から離れるにしたがって徐々に大きくなるように設定したことを特徴とするヘアーブラシ。
Priority Applications (1)
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JP2005172057A JP2006345894A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | ヘアーブラシ |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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2005
- 2005-06-13 JP JP2005172057A patent/JP2006345894A/ja active Pending
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