JP2006338995A - 組電池の容量調整装置および組電池の容量調整方法 - Google Patents

組電池の容量調整装置および組電池の容量調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組電池の状態に応じた容量調整を行う。
【解決手段】複数のセルから構成される組電池のSOCを演算し、演算したSOCが低いほど、各セルの放電を行う容量調整回路の作動条件となる容量しきい値SOC1を小さくし、組電池のSOCが高いほど、容量しきい値SOC1を大きくする。これにより、組電池の状態に応じて、適切な容量しきい値が設定されるので、容量調整が行われない期間が長くなったり、過放電状態のセルも含めて全てのセルの放電が無駄に行われるのを防ぐことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のセルから構成される組電池の容量調整装置および組電池の容量調整方法に関する。
従来、組電池を構成する各セルの電圧と所定電圧とを比較して、セル電圧が所定電圧を超えたセルの放電を行うことにより、セル間の電圧バラツキを抑制する容量調整装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平11−262188号公報
しかしながら、従来の容量調整装置では、セルの電圧と比較する所定電圧の値が不変であるため、組電池の使用状況によって、全セルの電圧が所定電圧を下回る状態が続くと、容量調整が全く行われない期間が長くなってしまうという問題が生じることがある。
本発明による組電池の容量調整装置および容量調整方法は、組電池の容量と容量しきい値とを比較し、組電池の容量が容量しきい値より高い場合に、少なくとも一部のセルを放電させてセル間の容量調整を行うものであって、組電池の容量が低いほど、容量しきい値を小さくし、組電池の容量が高いほど、容量しきい値を大きくすることを特徴とする。
本発明による組電池の容量調整装置および容量調整方法によれば、組電池の容量が低いほど容量しきい値を小さくし、組電池の容量が高いほど、容量しきい値を大きくするので、組電池の容量に応じて、セル間の容量調整を適切に行うことができる。
図1は、一実施の形態における組電池の容量調整装置を電気自動車に適用した場合の電気自動車の駆動システムを示す図である。組電池1は、複数のセルs1〜sn(n:自然数)を直列に接続して構成されている。組電池1の直流電圧は、インバータ2において、3相交流電圧に変換されて、電気自動車の走行駆動源である3相交流モータ3に供給される。インバータ2はまた、車両の制動時に、モータ3が回生運転を行うことにより発電する交流電力を直流電力に変換する。変換された直流電力は、組電池1の充電に用いられる。組電池1と、インバータ2との間を結ぶ強電ハーネス9には、強電リレー8aおよび8bが設けられている。強電リレー8a,8bのオン/オフは、電池制御装置7によって制御される。
電圧センサ4は、組電池1の総電圧BATVOLを検出する。電流センサ5は、組電池1の充電電流および放電電流(以下、まとめて充放電電流BATCURと記載する)を検出する。ここでは、充電電流検出時に正の値が検出され、放電電流検出時に負の値が検出されるものとする。サーミスタ6は、組電池1の温度を検出する。
電池制御装置7は、CPU7a、メモリ7b、タイマ7cを備え、電圧センサ4により検出される電圧値BATVOL、および、電流センサ5により検出される電流値BATCURを、所定のサンプリング周期で取得し、取得した電圧値BATVOLおよび電流値BATCURに基づいて、組電池1の残存容量(SOC:State Of Charge)を演算する。電池制御装置7は、また、演算した組電池1の容量に基づいて、後述するしきい値SOC1を設定するとともに、組電池1の容量と、設定したしきい値SOC1とに基づいて、後述する容量調整回路10を制御する。電池制御装置7と車内LANで接続されている車両制御装置11は、車両全般の制御を行う。
図2は、容量調整回路10の詳細な構成を示す図である。容量調整回路10は、放電抵抗R1〜Rnと、スイッチSW1〜SWnとを備えている。セルs1には、放電抵抗R1およびスイッチSW1の直列回路が並列に接続されている。同様に、セルs2〜snには、放電抵抗R2〜RnおよびスイッチSW2〜SWnの直列回路がそれぞれ並列に接続されている。スイッチSW1〜SWnのオン/オフは、電池制御装置7によって制御される。例えば、スイッチSW1がオンされると、スイッチSW1と直列接続されている放電抵抗R1を介して、セルs1の放電が行われる。
図3は、一実施の形態における組電池の容量調整装置によって行われる処理内容を示すフローチャートである。図示しない車両のキースイッチがオンされて、車両が起動すると、制御装置7のCPU7aによってステップS10の処理が開始される。ステップS10では、電圧センサ4によって検出される組電池1の電圧値BATVOL、電流センサ5によって検出される充放電電流値BATCURのサンプリングを開始する。このサンプリングは、所定の周期にて行われる。
ステップS10に続くステップS20では、一定周期にてサンプリングしている組電池1の電圧値BATVOLおよび電流値BATCURに基づいて、組電池1の残存容量BATSOCを算出する。残存容量BATSOCの算出は、既知の方法を用いることができる。組電池1の残存容量BATSOCを算出すると、ステップS30に進む。
ステップS30では、組電池1の残存容量SOCと比較するためのしきい値SOC1を設定する。ここでは、メモリ7bに格納されている初期値SOC0を読み出して、しきい値SOC1に設定する(SOC1=SOC0)。しきい値SOC1を設定すると、ステップS40に進む。
ステップS40では、セル間の容量バラツキを検知するバラツキ検知モードに移行するか否かを判定する。ここでは、車両起動後に時間計測を開始するタイマ7cのタイマ値が所定値T1以上であれば、バラツキ検知モードに移行すると判定する。タイマ7cのタイマ値が所定値T1以上であり、バラツキ検知モードに移行すると判定すると、ステップS50に進み、タイマ7cのタイマ値が所定値T1未満であると判定すると、ステップS90に進む。なお、タイマ7cのタイマ値が所定値T1に達すると、タイマ値をリセットして、再び時間計測を開始する。
ステップS50では、過放電状態となっているセルを検知するために、車両制御目標SOCを、通常制御時の車両制御目標SOC(例えば、50%)より低い値に設定し、設定した車両制御目標SOCを車両制御装置11に送信する。車両制御装置11は、組電池1のSOCが車両制御目標SOCと一致するように、組電池1の入力および出力を制御する。ここでは、設定した車両制御目標SOCをBALDETSOCと記載する。車両制御目標SOC(BALDETSOC)を車両制御装置11に送信すると、ステップS60に進む。
ステップS60では、組電池1の残存容量BATSOCがBALDETSOC(車両制御目標SOC)±BALDET1の範囲内にあるか否かを判定する。BALDET1は、所定のしきい値である。組電池1の残存容量BATSOCがBALDETSOC±BALDET1の範囲内にないと判定すると、ステップS60で待機し、上記範囲内にあると判定すると、ステップS70に進む。
ステップS70では、過放電状態となっているセルが存在するか否かを判定する。この判定は、セル電圧が所定の過放電判定電圧を下回っているか否かに基づいて行う。電池制御装置7は、各セルの電圧と、所定の過放電判定電圧とを比較する比較回路(不図示)を備えており、比較回路からの出力に基づいて、セル電圧が所定の過放電判定電圧を下回っているセルが存在するか否かを判定する。セル電圧が所定の過放電電圧を下回っている過放電セルが存在すると判定するとステップS80に進み、過放電状態となっているセルは存在しないと判定すると、ステップS90に進む。
ステップS80では、バイパス有効フラグF1を1に設定する。このバイパス有効フラグF1の初期値は0に設定されている。バイパス有効フラグF1を1に設定すると、ステップS90に進む。ステップS90では、車両制御目標SOCを、通常制御時の車両制御目標SOC(例えば、50%)に設定し、設定した車両制御目標SOCを車両制御装置11に送信する。ここでは、通常制御時の車両制御目標SOCをTARGSOCと記載する。通常制御時の車両制御目標SOCを車両制御装置11に送信すると、ステップS100に進む。
ステップS100では、所定時間(例えば、1秒)ごとに、組電池1の容量BATSOCをサンプリングし、サンプリングした30個の容量BATSOCの平均値BATSOCaveを算出する。BATSOCaveを算出すると、ステップS110に進む。
ステップS110では、ステップS100で算出したBATSOCaveがTARGSOC(車両制御目標SOC)±TARGMの範囲内にあるか否かを判定する。TARGMは、所定のしきい値である。ステップS100で算出したBATSOCaveがTARGSOC±TARGMの範囲内にないと判定すると、ステップS100に戻り、上記範囲内にあると判定すると、ステップS120に進む。
ステップS120では、組電池1の残存容量BATSOCと比較するためのしきい値SOC1を次式(1)に基づいて設定する。式(1)中のK1は、組電池1の容量BATSOCに応じて決定される補正係数である。
SOC1=BATSOCave×K1 (1)
式(1)に示すように、しきい値SOC1は、組電池1の残存容量BATSOCaveに応じて変動する値となる。すなわち、組電池1の残存容量BATSOCaveが低いほど、しきい値SOC1は小さい値となり、BATSOCaveが高いほど、しきい値SOC1は大きい値となる。
補正係数K1は、組電池1の容量BATSOCが高い場合には、1未満の値として、容量調整時のセルの放電量を多くする。一方、組電池1の容量BATSOCが低い場合には、1より大きい値として、セルが過放電状態になるのを防ぐ。また、組電池1のSOCが正常だと考えられる範囲にある場合には、補正係数K1を1に設定する。ここでは、組電池1の容量BATSOCの値ごとに、最適なK1の値を実験等によって予め決定しておき、組電池1の容量と、対応する補正係数K1の値とをテーブルデータとして、メモリ7bに格納しておく。従って、電池制御装置7は、このテーブルと、組電池1の容量BATSOCとに基づいて、補正係数K1を求める。
なお、補正係数K1は、組電池1の容量BATSOCが高い場合には、1未満の値とし、組電池1の容量BATSOCが低い場合には、1より大きい値とするが、組電池1の残存容量BATSOCaveが低いほど、しきい値SOC1が小さくなるように、また、組電池1の残存容量BATSOCaveが高いほど、しきい値SOC1が大きくなるように、設定する必要がある。
ステップS120に続くステップS130では、バイパス有効フラグF1が1であるか否か、すなわち、過放電セルが存在するか否かを判定する。バイパス有効フラグF1が1であると判定すると、ステップS140に進み、バイパス有効フラグF1が0であると判定すると、ステップS160に進む。
ステップS140では、組電池1の残存容量BATSOCが、ステップS120で設定したしきい値SOC1以上であるか否かを判定する。組電池1の残存容量BATSOCがしきい値SOC1以上であると判定するとステップS150に進み、しきい値SOC1未満であると判定すると、ステップS160に進む。ステップS150では、容量調整回路10内に設けられているスイッチSW1〜SWnのうち、過放電状態であると判定されたセル以外のセルに対応して設けられているスイッチをオンにする。これにより、過放電状態であるセル以外のセルの放電が行われる。
一方、ステップS160では、容量調整回路10内に設けられている全てのスイッチSW1〜SWnをオフにして、容量調整回路10によるセルの放電を禁止する。ステップS150またはS160の処理を行うと、ステップS170に進む。ステップS170では、図示しない車両のキースイッチがオフされたか否かを判定する。図示しない車両のキースイッチがオフされて、電池制御装置7にシャットダウン要求が入力されると、図3に示すフローチャートの処理を終了し、キースイッチがオフされていないと判定すると、ステップS40に戻る。
図4は、一実施の形態における組電池の容量調整装置によって、セル間の容量調整が行われる場合における全セルの平均容量の変化、および、過放電状態と判定されたセルの容量変化を示す図である。車両の使用状況に応じて、全セルの平均容量41、および、過放電状態と判定されたセルの容量42は、変動する。
上述したように、一実施の形態における組電池の容量調整装置では、組電池1の残存容量に応じて、しきい値SOC1を設定する(式(1)参照)。従って、図4に示すように、組電池1の容量(セルの平均容量)が低下すると、しきい値SOC1も小さい値になり、組電池1の容量が増えると、しきい値SOC1も大きい値となる。このように、組電池1の容量に応じて、適切なしきい値SOC1が設定されるので、容量調整が行われない期間が長くなったり、過放電状態のセルも含めて全てのセルの放電が無駄に行われるのを防ぐことができる。
図5は、各セルの電圧と所定のしきい値電圧とを比較して、セル電圧がしきい値電圧を超えた場合に、そのセルの放電を行う従来の容量調整方法を行った場合における全セルの平均電圧の変化、および、過放電状態と判定されたセルの電圧変化を示す図である。この場合も、車両の使用状況に応じて、全セルの平均電圧51、および、過放電状態と判定されたセルの電圧52は、変動する。
セル電圧がしきい値電圧を下回っている期間54は、セルの放電(容量調整)が行われない期間である。セル電圧と比較するしきい値電圧を固定値としている場合には、組電池1の状態に応じてしきい値を設定する場合に比べて、容量調整が行われない期間54が長くなる。また、組電池1の使用状況によって、全セルの電圧が上昇した場合には、過放電状態と判定されたセルも含めて全セルの放電が行われることになり(期間56)、無駄な放電が行われることになる。
一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、組電池1の容量と容量しきい値SOC1とを比較し、組電池1の容量が容量しきい値SOC1より高い場合に、容量調整回路10によって、少なくとも一部のセルを放電させて、セル間の容量調整を行うものであって、組電池1の容量が低いほど容量しきい値SOC1を小さくし、組電池1の容量が高いほど容量しきい値SOC1を大きくする。これにより、容量調整が行われない期間が長くなったり、過放電状態のセルも含めて全てのセルの放電が無駄に行われるのを防ぐことができる。すなわち、組電池1の容量が低いほど容量しきい値SOC1を小さくすることにより、組電池1の容量が低下している状態でも、セル間の容量調整を行うことができる。また、組電池1の容量が高いほど容量しきい値SOC1を大きくすることにより、全セルの容量が高くなった場合に、電圧バラツキの大きい電圧低下セルに対しても放電が行われるのを防ぐことができる。
また、一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、組電池1の残存容量BAATSOCと、容量しきい値SOC1とに基づいて、セル間の容量調整を行うので、各セルの電圧と所定のしきい値電圧とをそれぞれ比較して、セル間の容量調整を行う従来の装置に比べて、装置全体の構成を簡易にすることができる。
一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、セル電圧が所定の過放電判定電圧より低いセルが存在する場合に、容量調整回路10によって、過放電セルを除く他のセルの放電を行うようにした。これにより、セル間の容量調整時に、過放電セルの放電が行われるのを防ぐことができる。また、過放電セルが存在しない場合には、全セルの放電を禁止するので、無駄な放電が行われるのを防ぐことができる。
一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、所定回数演算した組電池の容量の平均値BATSOCaveに、組電池の容量に応じた補正係数K1を乗じた値を、容量しきい値SOC1として設定するので、組電池の使用状態に関わらず、容量調整を行うのに最適な容量しきい値を設定することができる。特に、補正係数を乗じる組電池の容量の値を、所定回数演算した組電池の容量の平均値としたので、容量を演算する際の誤差等の影響を除外して、正確な容量しきい値SOC1を設定することができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、容量しきい値SOC1は、30個の容量BATSOCの平均値BATSOCaveに、補正係数K1を乗じて求めたが、平均値BATSOCaveを算出するためのサンプリング数は30に限られることはない。また、平均値を求めずに、演算した容量BATSOCに補正係数K1を乗じて、しきい値SOC1を求めることもできる。
上述した一実施の形態では、過放電セルを検出し、組電池1の残存容量BATSOCがしきい値SOC1以上であれば、過放電セル以外のセルの放電を行うことにより、セル間の容量調整を行った。しかし、過放電状態にまで至らなくても、セル電圧が所定電圧以下となっているセルが存在すれば、そのセルの放電を行うことにより、セル間の容量調整を行うこともできる。
容量しきい値SOC1は、組電池1の残存容量BATSOCaveに補正係数K1を乗じて求めたが、容量しきい値SOC1の設定方法は、この方法に限られることはなく、組電池1の容量が低いほど、小さい値とし、組電池の容量が高いほど、大きい値になるように設定すればよい。
上述した一実施の形態では、組電池の容量調整装置を電気自動車に適用した例を挙げて説明したが、組電池を使用する他のシステムに適用することもできる。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、電池制御装置7が容量演算手段、制御手段、容量しきい値変更手段および電圧低下セル検出手段を、容量調整回路10が放電手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
一実施の形態における組電池の容量調整装置を電気自動車に適用した場合の電気自動車の駆動システムを示す図 容量調整回路の詳細な構成を示す図 一実施の形態における組電池の容量調整装置によって行われる処理内容を示すフローチャート 一実施の形態における組電池の容量調整装置によって、セル間の容量調整が行われる場合における全セルの平均容量の変化、および、過放電状態と判定されたセルの容量変化を示す図 組電池1の残存容量と比較するためのしきい値を固定値とする従来の容量調整方法を行った場合における全セルの平均容量の変化、および、過放電状態と判定されたセルの容量変化を示す図
符号の説明
1…組電池、2…インバータ、3…交流モータ、4…電圧センサ、5…電流センサ、6…サーミスタ、7…電池制御装置、8a,8b…強電リレー、9…強電ハーネス、10…容量調整回路、11…車両制御装置

Claims (6)

  1. 組電池を構成する複数のセル間の容量調整を行う組電池の容量調整装置において、
    組電池の容量を演算する容量演算手段と、
    前記複数のセルをそれぞれ放電するための放電手段と、
    前記容量演算手段によって演算された組電池の容量と、容量しきい値とを比較し、組電池の容量が前記容量しきい値より高い場合に、前記放電手段によって少なくとも一部のセルを放電させる制御手段と、
    前記容量演算手段によって演算された組電池の容量が低いほど、前記容量しきい値を小さくし、組電池の容量が高いほど、前記容量しきい値を大きくする容量しきい値変更手段とを備えることを特徴とする組電池の容量調整装置。
  2. 請求項1に記載の組電池の容量調整装置において、
    前記複数のセルのうち、電圧が所定電圧以下となっているセル(以下、電圧低下セルと呼ぶ)を検出する電圧低下セル検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記電圧低下セル検出手段によって、電圧低下セルが検出されると、電圧低下セルを除く他のセルを前記放電手段によって放電させることを特徴とする組電池の容量調整装置。
  3. 請求項2に記載の組電池の容量調整装置において、
    前記制御手段は、前記電圧低下セル検出手段によって、電圧低下セルが検出されない場合には、前記放電手段によるセルの放電を禁止することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の組電池の容量調整装置において、
    前記容量しきい値変更手段は、前記容量演算手段によって演算された組電池の容量に、組電池の容量に応じた補正係数を乗じた値を前記容量しきい値として設定することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の組電池の容量調整装置において、
    前記容量しきい値変更手段は、前記容量演算手段によって所定回数演算された所定数の組電池の容量の平均値に、組電池の容量に応じた補正係数を乗じた値を前記容量しきい値として設定することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  6. 組電池を構成する複数のセル間の容量調整を行う組電池の容量調整方法において、
    組電池の容量を演算し、
    演算された組電池の容量が低いほど、組電池の容量と比較する容量しきい値が小さくなるように設定するとともに、組電池の容量が高いほど、前記容量しきい値が大きくなるように設定し、
    演算された組電池の容量と、設定された容量しきい値とを比較し、組電池の容量が前記容量しきい値より高い場合に、少なくとも一部のセルを放電させることによって、セル間の容量調整を行うことを特徴とする組電池の容量調整方法。
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