JP2006338476A - 快適さ向上支援装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えば乳幼児や動物等の被支援対象動物が居る室内の家電製品の動作を、被支援対象動物の音声から判定される感情に応じて自動的に制御して室内環境をコントロールすることにより、被支援対象動物の快適さの向上を支援すること。
【解決手段】 快適さ向上支援装置1aは、乳幼児Nの声を分析して乳幼児Nの感情を判定するとともに、検出された室内環境状況に基づいて室内環境の状況を分析する。そして、判定した乳幼児Nの感情と、分析した室内環境の状況とに基づいて家電製品2Aの遠隔制御内容を決定し、この遠隔制御内容に相当する赤外線信号の発信制御を行って遠隔制御対象の家電製品2Aの動作を制御することにより、室内環境の状況と自身の感情とに対する乳幼児Nの快適さの向上を支援する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内に居る被支援対象動物に対する快適さの向上を支援する快適さ向上支援装置に関する。
人間の言葉を発しない動物とのコミュニケーションは、人間の大いなる関心の一つである。例えば、犬やネコと言ったペットを家族のようにかわいがる人にとっては、常日頃彼らの気持ちを知りたいと思う。また、同じく言葉を発することができない赤ちゃん(乳幼児)の気持ちが知りたいと思うのは、乳幼児がなぜ泣いているか分からずに手を焼いたことのある父母であれば当然抱く願いである。
こうした願望に応える技術としては、例えば、動物の鳴声を音声分析してその特徴を抽出したパターンを求め、動物行動学的に分析された基準の音声パターンと比較することによって鳴声の意味する感情を判定し、人間が理解できる文字や画像として表示させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、同様にして、乳幼児の声を音声分析することで乳幼児の感情を判定する商品も市販化されている。
特開平10−3479号公報
上記従来の技術によれば、飼主や乳幼児の父母は、ある程度ペットや乳幼児の感情を知ることが可能となり、要求がある場合にはそれを理解し応えてあげることができるようになった。しかしながら、飼主や父母がペットや乳幼児に機嫌良くいて欲しいと望む一方で、常に側にいて面倒を見ることができないのが実情である。
ところで、例えば乳幼児がぐずる要因の一つとして、乳幼児が居る室内の室内環境が挙げられる。例えば、室内の温度や湿度が高い場合に不快に感じたり、「眠い」ときにテレビ等の騒音を不快に感じたりする。
そこで本発明は、例えば乳幼児や動物等の被支援対象動物が居る室内の家電製品の動作を、被支援対象動物の音声から判定される感情に応じて自動的に制御して室内環境をコントロールすることにより、被支援対象動物の快適さの向上を支援することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内に居る被支援対象動物に対する快適さの向上を支援する快適さ向上支援装置(図2に示す快適さ向上支援装置1a)において、
室内環境の状況を検出する環境状況検出手段(例えば、図2に示す室内環境検出部120;図7に示す室内環境分析処理a30;図9に示すステップc10−c50)と、
前記被支援対象動物から発せられた音声を入力するための音声入力手段(例えば、図2に示す音入力部110;図7に示す感情分析処理a20;図8に示すステップb10)と、
この音声入力手段により入力された音声を分析して前記被支援対象動物の感情を判定する感情判定手段(例えば、図2に示すCPU130;図7に示す感情分析処理a20;図8に示すステップb20)と、
この感情判定手段により判定された感情と前記環境状況検出手段により検出された状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する制御信号を発信し、前記家電製品を遠隔制御する遠隔制御手段(例えば、図2に示すCPU130,赤外線発信部150;図7に示す第1家電制御処理a40;図10に示すステップd10−d30)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明のプログラムは、
遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内の室内環境の状況を検出する環境状況検出手段(例えば、図2に示す室内環境検出部120)と、被支援対象動物から発せられた音声を入力するための音声入力手段(例えば、図2に示す音入力部110)と、前記家電製品に制御信号を発信する発信手段(例えば、図2に示す赤外線発信部150)とを備えたコンピュータに、
前記音声入力手段により入力された音声を分析して被支援対象動物の感情を判定する感情判定機能(例えば、図2に示すCPU130;図7に示す感情分析処理a20;図8に示すステップb20)と、
この感情判定機能により判定された感情と前記環境状況検出手段により検出された状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する制御信号を前記発信手段に発信させて、前記家電製品を遠隔制御する遠隔制御機能(例えば、図2に示すCPU130;図7に示す第1家電制御処理a40;図10に示すステップd10−d30)と、
を実現させるためのプログラムである。
そして、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の快適さ向上支援装置において、
前記感情判定手段は、被支援対象動物の感情が予め定められた緩和対象の感情であるか否かを判定する緩和対象感情判定手段(例えば、図2に示すCPU130;図10に示すステップd10)を有し、
前記遠隔制御手段は、前記緩和対象感情判定手段により前記被支援対象動物の感情が前記緩和対象の感情であると判定された場合に、前記家電製品を遠隔制御して前記家電製品の動作を変更制御する緩和対象感情時制御手段(例えば、図2に示すCPU130,赤外線発信部150;図10に示すステップd20,d30)を有することを特徴としている。
そして、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の快適さ向上支援装置において、
前記遠隔制御手段による前記家電製品の遠隔制御内容を、通信可能な確認装置に送信する制御内容送信手段(例えば、図12に示すCPU130,無線通信部170;図10に示すステップf30)を更に備えることを特徴としている。
そして、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の快適さ向上支援装置において、
前記確認装置から、遠隔制御内容の変更指示を受信する変更指示受信手段(例えば、図12に示す無線通信部170;図15に示すステップf40)を更に備え、
前記遠隔制御手段は、前記変更指示受信手段により受信された変更指示に基づいて、前記家電製品に対する遠隔制御内容を変更する変更手段(例えば、図12に示すCPU130;図15に示すステップf60)を有することを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、
遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内に居る被支援対象動物に対する快適さの向上を支援する快適さ向上支援装置において、
前記室内の室内環境の状況を示す室内環境状況と前記被支援対象動物の音声とを受信する受信手段(例えば、図17に示す快適さ向上支援装置本体1c;図18に示すステップi10)と、
この受信手段により受信された音声を分析して前記被支援対象動物の感情を判定する感情判定手段(例えば、図17に示す快適さ向上支援装置本体1c;図18に示すステップi20)と、
この感情判定手段により判定された感情と前記受信手段により受信された室内環境状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する家電制御信号を送信する送信手段(例えば、図17に示す快適さ向上支援装置本体1c;図18に示すステップi40−i60)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、
コンピュータに、
遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内の室内環境の状況を示す室内環境状況と、前記室内に居る被支援対象動物の音声とを受信する受信機能(例えば、図17に示す快適さ向上支援装置本体1c;図18に示すステップi10)と、
この受信手段により受信された音声を分析して前記被支援対象動物の感情を判定する感情判定機能(例えば、図17に示す快適さ向上支援装置本体1c;図18に示すステップi20)と、
この感情判定機能により判定された感情と前記受信機能により受信された室内環境状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する家電制御信号を送信する送信機能(例えば、図17に示す快適さ向上支援装置本体1c;図18に示すステップi40−プi60)と、
を実現させるためのプログラムである。
そして、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の快適さ向上支援装置において、
前記送信手段により送信される家電制御信号を受信し、この受信された家電制御信号を前記家電製品に向けて送信する家電制御信号送受信手段(例えば、図17に示すリモコン装置9;図18に示すステップj10,j20)を更に備えることを特徴としている。
請求項1又は7に記載の発明によれば、遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内に居る、例えば乳幼児、或いは犬や猫、小鳥等のペットや家畜といった動物等の被支援対象動物から発せられた音声を分析して被支援対象動物の感情を判定し、判定された感情と、被支援対象動物が居る室内の室内環境の状況とに基づいて、当該室内の家電製品を自動的に遠隔制御することができる。これによれば、被支援対象動物の感情に応じて室内環境を適切にコントロールすることができ、被支援対象動物の快適さを向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、被支援対象動物の感情が予め定められた緩和対象の感情である場合に、家電製品を自動的に遠隔制御して当該家電製品の動作を制御することができる。したがって、被支援対象動物の感情が予め設定された緩和すべき感情である場合に、被支援対象動物の快適さを向上させることで当該感情を和らげることができ、例えば乳幼児がぐずったり、動物が騒がしくなるといった事態を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、家電製品の遠隔制御内容を、通信可能な確認装置に送信することができる。したがって、ユーザは、確認装置を例えば携帯することにより、被支援対象動物のそばにいない場合であっても、被支援対象動物が居る室内に設置された家電の遠隔制御内容を知ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、確認装置から遠隔制御内容の変更指示を受信した場合に、家電製品に対する遠隔制御内容を変更することができる。したがって、ユーザは、確認装置を操作して被支援対象動物が居る室内に設置された家電製品の遠隔制御内容を適宜変更することができる。
請求項5又は8に記載の発明によれば、遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内に居る被支援対象動物から発せられた音声及び当該被支援対象動物が居る室内の室内環境の状況を受信し、受信した音声を分析して判定した被支援対象動物の感情と、被支援対象動物が居る室内の室内環境の状況とに基づいて、当該室内の家電製品の動作を制御する家電制御信号を送信することができる。これによれば、被支援対象動物の感情に応じて室内環境を適切にコントロールすることができ、被支援対象動物の快適さを向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、家電制御信号送受信手段により、前述のように送信される家電制御信号を受信し、受信した家電制御信号を家電製品に向けて送信することができる。家電制御信号送受信手段は、快適さ向上支援装置本体と分離した別体とし、本体から離れた位置に配置するよう構成してもよい。
以下、図面を参照し、本発明を適用した快適さ向上支援装置について詳細に説明する。尚、以下では、赤外線受光器を搭載したエアコン、扇風機、テレビ、ビデオ、照明器具といった各種の家電製品を遠隔制御することにより、被支援対象動物である乳幼児(赤ちゃん)の感情を緩和させる場合を例に挙げて説明する。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態について説明する。図1は、ユーザが面倒を看る乳幼児が居る室内の様子を示す図であり、同図において、第1実施形態の快適さ向上支援装置1aを置時計によって実現した場合の適用例を示している。快適さ向上支援装置1aは、室内に設置されたエアコン2aやテレビ2b、照明2cといった家電製品2Aに対して赤外線信号を発信し、これらの遠隔制御を行う。尚、快適さ向上支援装置1aは、音入力部110(マイクロフォン)によって乳幼児Nの声を集音できるように、ベビーベット3周辺に配置される。
[機能構成]
図2は、第1実施形態における快適さ向上支援装置1aの主要機能ブロックの一例を示す図である。図2に示すように、快適さ向上支援装置1aは、入力部100、音入力部110、室内環境検出部120,CPU130、表示部140、赤外線発信部150,ROM200a,RAM160の各機能部を備えて構成されている。
入力部100は、ユーザが操作入力するためのものであり、例えばボタンスイッチやレバー、ダイヤル、タッチパネル等によって実現される。入力部100は、操作入力に応じた操作信号をCPU130に出力する。
音入力部110は、乳幼児Nが発した声(音)を集音するためのものであり、マイクロフォン等により構成される。音入力部110は、集音した音に応じた音声信号をCPU130に出力する。
室内環境検出部120は、室内環境の状況(室内環境状況)を検出するためのものであり、例えば、室内の温度を検出する温度センサ121、室内の湿度を検出する湿度センサ123、室内の明るさを検出する明度センサ125、室内の騒音レベルを検出する騒音センサ127等で構成される。
CPU130は、ROM200aやRAM160に格納されているプログラム及びデータに従って各種の演算処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行って快適さ向上支援装置1aを統括的に制御する。
例えば、音入力部110から入力された音声の音声データファイル(音データファイル)を生成する処理や、当該入力された音声の特徴を抽出して音声分析する処理、音声分析の結果から感情を分析する処理、室内環境検出部120によって検出された室内環境状況に基づいて室内環境の現状、状態を含む状況を分析する処理、感情分析の結果及び室内環境分析の結果に基づいて家電製品2Aを遠隔制御する処理、時計機能処理等を実行する。
尚、音声分析処理については、専用のICチップによって実現するとしても良い。具体的には、例えば、A/D変換器やフィルタ回路、DSP(Digital Signal Processor)等の演算処理用集積回路等によって、入力された音声に含まれるノイズ成分の除去処理や、音声信号をA/D変換して所定形式の音声データに変換する処理、音声データの特徴抽出のためのパターン化処理、予め登録されている基準音声パターンとの比較処理等を実行することによって実現する。
表示部140は、CPU130から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示させるためのものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。
赤外線発信部150は、赤外線LED等により構成され、CPU130の指示に従って、家電製品2A本体に赤外線信号を発信する。
ROM200aには、各種初期設定、ハードウェアの検査、又は必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムが格納される。CPU130は、快適さ向上支援装置1aの電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、快適さ向上支援装置1aの動作環境を設定する。
また、ROM200aには、快適さ向上支援装置1aの動作に係るプログラムや、快適さ向上支援装置1aの備える種々の機能を実現するためのプログラム、これらプログラムの実行に係るデータ等が格納される。特に、第1実施形態を実現するため、感情分析プログラム211a、室内環境分析プログラム211b、及び第1家電制御プログラム211cを含む第1メインプログラム211と、感情判定用テーブル213と、家電制御内容一覧テーブル215と、家電制御信号一覧テーブル217とが格納される。
感情分析プログラム211aは、乳幼児Nの声を音声分析して感情を判定する機能を実現させるためのプログラムであり、CPU130は、この感情分析プログラム211aに従って感情分析処理を実行する。この感情分析処理の結果判定された乳幼児Nの感情は、感情分析結果としてRAM160の感情分析結果格納領域163に格納される。
室内環境分析プログラム211bは、室内環境状況に基づいて室内環境の状況を分析する機能を実現させるためのプログラムであり、CPU130は、この室内環境分析プログラム211bに従って室内環境分析処理を実行する。
例えば、CPU130は、室内環境検出部120を構成する各センサの検出値を予め設定された分析用閾値に従って評価し、室内環境の状況を分析する。
具体的には、CPU130は、予め設定された温度分析用閾値に従い、温度センサ121の検出値を“高”、“適当”、及び“低”の3段階で評価することにより、温度レベルを決定する。また、CPU130は、予め設定された湿度分析用閾値に従い、湿度センサ123の検出値を “高”、“適当”、及び“低”の3段階で評価することにより、湿度レベルを決定する。また、CPU130は、予め設定された明度分析用閾値に従い、明度センサ125の検出値を“高”、“適当”、及び“低”の3段階で評価することにより、明度レベルを決定する。そして、CPU130は、予め設定された騒音分析用閾値に従い、騒音センサ127の検出値を“高”、“適当”、及び“低”の3段階で評価することにより、騒音レベルを決定する。尚、前述の各分析用閾値を時間帯毎に用意しておき、現在時刻に応じた分析用閾値を用いて室内環境の状況を分析することとしてもよい。
決定した温度レベル、湿度レベル、明度レベル、及び騒音レベルは、室内環境分析結果としてRAM160の室内環境分析結果格納領域165に格納される。
第1家電制御プログラム211cは、乳幼児Nが居る室内に設置された家電製品2Aを遠隔制御する機能を実現させるためのプログラムであり、CPU130は、この第1家電制御プログラム211cに従って第1家電制御処理を実行する。
具体的には、CPU130は、先ず感情分析の結果判定された感情と、室内環境分析の結果分析された室内環境の状況とに基づいて、家電製品2Aの遠隔制御内容を決定する。そして、CPU130は、決定した遠隔制御内容に相当する赤外線信号を赤外線発信部150から発信させて、遠隔制御対象の家電製品2A(以下、「制御対象家電」という。)の動作を制御する。
感情判定用テーブル213は、対象とする被支援対象動物(この場合、乳幼児N)の感情毎に、当該感情を表す基準音声パターンを記憶する。この感情判定用テーブルの詳細については公知であるのでここでの説明は省略するが、感情判定用テーブル213に設定されている基準音声パターンと、実際に入力された音声の音声分析によって得られる音声パターンとがマッチング判定され、対象とする乳幼児Nや動物の感情が判定されるようになっている。
家電制御内容一覧テーブル215は、乳幼児Nのネガティブな感情である緩和対象感情毎に、室内環境条件と、家電制御内容との対応関係の一覧を記憶する。尚、ここで言う「ネガティブな感情」とは、乳幼児Nがぐずる要因となる感情であって、例えば、「不快」、「退屈」、「空腹」、「眠い」、「ストレス」等が挙げられるが、その他適宜設定して構わない。
図3は、家電制御内容一覧テーブル215のデータ構成例を示す図である。CPU130は、上記した第1家電制御処理において、この家電制御内容一覧テーブル215を参照して家電製品2Aの遠隔制御内容を決定する。
例えば、感情分析の結果乳幼児Nの感情が緩和対象感情である「眠い」と判定された場合には、レコードL11に設定されている室内環境条件と家電制御内容との対応関係を参照し、室内環境分析の結果が対応する室内環境条件を満足する家電制御内容を全て選出することにより、制御対象家電と、その制御内容を決定する。具体例としては、例えば室内環境分析の結果が、温度レベル“高”,湿度レベル“高”,明度レベル“適当”,騒音レベル“高”であった場合、レコードL11に設定されている室内環境条件の中から合致する室内環境条件(図3の例では、レコードL111及びL113の室内環境条件)を全て選択する。そして、選択した各室内環境条件それぞれに対応付けられている家電制御内容(レコードL111及びL113の家電制御内容)を全て選出する。
ここで選出された家電制御内容は、遠隔制御内容としてRAM160の遠隔制御内容格納領域167に格納される。
家電制御信号一覧テーブル217は、家電製品2Aを遠隔制御するための赤外線信号の一覧を記憶する。図4は、家電制御信号一覧テーブル217のデータ構成例を示す図である。図4に示すように、家電制御信号一覧テーブル217には、家電種別毎に、動作種別と、該当する動作を指示する赤外線信号とが対応付けられて設定されている。
例えば、エアコンの電源を投入させる場合、CPU130は、エアコンの電源ONに相当する所定周波数の赤外線信号(信号A1)を、赤外線発信部150に発信させる。
RAM160は、CPU130の作業用メモリとして用いられる半導体メモリであり、CPU130が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。特に、第1実施形態を実現するため、音入力部110から入力された音声のデータを保持する入力音声データ格納領域161と、感情分析結果を保持する感情分析結果格納領域163と、室内環境分析結果を保持する室内環境分析結果格納領域165と、遠隔制御内容格納領域167と、家電使用状況格納領域169とを備える。
遠隔制御内容格納領域167は、判定された感情と室内環境の状況とに基づいて決定される家電製品2Aの遠隔制御内容を保持する。図5は、遠隔制御内容格納領域167の構成の一例を示す図である。この遠隔制御内容格納領域167には、前述のように第1家電制御処理において家電制御内容一覧テーブル215の中から選出された家電制御内容が設定される。CPU130は、家電制御信号一覧テーブル217を参照し、遠隔制御内容格納領域167に設定されている制御対象家電の制御内容に応じた赤外線信号を赤外線発信部150から発信させる。
家電使用状況格納領域169は、室内の各家電製品2Aの使用状況を保持する。図6は、家電使用状況格納領域169の構成の一例を示す図である。この家電使用状況格納領域169には、各家電製品2Aの使用状況として、家電種別毎に、電源がON状態なのかOFF状態なのかを示すデータが設定される。尚、各家電製品2Aの使用状況は、快適さ向上支援装置1aの電源投入時において、初期値として「OFF」が設定されるようになっている。
[処理の流れ]
次に、第1実施形態の快適さ向上支援装置1aにおいて実行される第1メイン処理の流れについて説明する。図7は、第1メイン処理の流れを説明するためのフローチャートである。尚ここで説明する処理は、快適さ向上支援装置1aの電源が投入(ON)されると開始される処理であり、CPU130が感情分析プログラム211a、室内環境分析プログラム211b、及び第1家電制御プログラム211cを含む第1メインプログラム211を読み出して実行することによって実現される。
第1メイン処理では、CPU130は、例えば所定の時間間隔(例えば1時間毎)で、ループAの処理を繰り返し実行する(ステップa10〜ステップa50)。
ループAでは、CPU130は、先ず感情分析処理を実行する(ステップa20)。図8は、感情分析処理の流れを説明するためのフローチャートである。
感情分析処理では、CPU130は、音入力部110から入力された音声を所定時間の分だけサンプリングして入力音声データを生成し、入力音声データ格納領域161に格納する(ステップb10)。
続いて、CPU130は、入力音声データを音声分析し、分析結果を感情判定用テーブル213に設定されている基準音声パターンと比較して、音声の示す感情を判定する(ステップb20)。
具体的には、例えば音声データをパターン化してソノグラフを求め、感情判定用テーブル213の基準音声パターンと比較する。そして、パターンの特徴が近似するものが有れば当該パターンにマッチングし、入力された音声がマッチングした音声パターンに対応する感情を示しているものと判断する。その他、詳細な音声分析及び音声パターンのマッチングについては、適宜、公知の技術を用いて実現する。
感情を判定したならば、CPU130は、判定結果を感情分析結果格納領域163に格納して、感情分析処理を終了する。
図7に戻り、続いてCPU130は、室内環境分析処理を実行する(ステップa30)。図9は、室内環境分析処理の流れを説明するためのフローチャートである。
室内環境分析処理では、CPU130は、先ず、室内環境検出部120を構成する各センサの検出値を順次取得して室内環境の状況を検出する。すなわち、CPU130は、温度センサ121の検出値を取得して室内の温度を検出する(ステップc10)。続いてCPU130は、湿度センサ123の検出値を取得して室内の湿度を検出する(ステップc20)。続いてCPU130は、明度センサ125の検出値を取得して室内の明るさを検出する(ステップc30)。そしてCPU130は、騒音センサの検出値を取得して室内の騒音を検出する(ステップc40)。
そして、CPU130は、取得した各センサの検出値を予め設定された分析用閾値に従って評価し、室内環境の状況を分析する(ステップc50)。室内環境の状況を分析したならば、CPU130は、分析結果を室内環境分析結果格納領域165に格納して、室内環境分析処理を終了する。
図7に戻り、続いてCPU130は、第1家電制御処理を実行する(ステップa40)。図10は、第1家電制御処理の流れを説明するためのフローチャートである。
第1家電制御処理では、CPU130は、先ず、ステップa20の感情分析処理の結果判定された感情が、緩和対象感情として予め定められたネガティブな感情か否かを判定する(ステップd10)。例えば、「不快」、「退屈」、「空腹」、「眠い」、「ストレス」をネガティブな感情とみなし、緩和対象と判定する。
そして、CPU130は、判定された感情が緩和対象である場合には(ステップd10;YES)、感情分析結果と室内環境分析結果とに基づいて、家電製品2Aの遠隔制御内容を決定する(ステップd20)。
具体的には、CPU130は、家電制御内容一覧テーブル215においてステップd10で判定された緩和対象感情と対応付けられた室内環境条件と家電制御内容との対応関係を参照し、ステップa30の室内環境分析処理の結果分析された室内環境の状況に当てはまる室内環境条件を全て選択する。そして、選択した各室内環境条件それぞれに対応付けられている家電制御内容を全て選出する。この際、CPU130は、選出した家電制御内容を遠隔制御内容として遠隔制御内容格納領域167に格納する。
そして、CPU130は、家電制御信号一覧テーブル217を参照し、ステップd20で決定した遠隔制御内容に相当する赤外線信号の発信制御を行う(ステップd30)。
具体的には、CPU130は、遠隔制御内容格納領域167に設定されている制御対象家電の制御内容に応じた赤外線信号を赤外線発信部150から順次発信させる。尚このとき、CPU130は、制御内容として電源投入/遮断以外の動作(例えば、エアコンの温度調整やテレビの音量調整等)が設定されている場合には、家電使用状況格納領域169を参照して制御対象家電の使用状況を取得する。そして、CPU130は、取得した使用状況が“OFF”の場合には、先ず制御対象家電の電源投入を指示する赤外線信号を発信させる。また、電源投入/遮断を遠隔制御した場合には、CPU130は、家電使用状況格納領域169の該当する家電製品2Aの使用状況を更新する。
赤外線信号を発信したならば、CPU130は、第1家電制御処理を終了する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、遠隔制御が可能な家電製品2Aが設置された室内に居る乳幼児Nから発せられた音声を分析して乳幼児Nの感情を判定するとともに、当該乳幼児Nが居る室内の室内環境状況を検出して室内環境の状況を分析することができる。そして、判定した乳幼児Nの感情と、室内環境の状況とに基づいて、当該室内の家電製品2Aを自動的に遠隔制御することができる。したがって、乳幼児Nの感情に応じて室内環境を適切にコントロールし、乳幼児Nの快適さを向上させることができるので、判定した乳幼児Nの感情がネガティブなもので機嫌を損ねているような場合に、当該感情を和らげることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。尚、以下では、第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付して説明は省略する。
図11は、第2実施形態における全体構成の一例を示す図である。第1実施形態と同様に、ユーザが面倒を看る乳幼児Nが居る室内には、例えば置時計によって実現される快適さ向上支援装置1bが設置される。快適さ向上支援装置1bは、室内のエアコン2aやテレビ2b、照明2cといった家電製品2Aに対して赤外線信号を発信し、これらの遠隔制御を行う。また第2実施形態では、快適さ向上支援装置1bは、確認装置5との間で無線通信を行い、家電製品2Aの遠隔制御内容のデータを送受する。この確認装置5は、例えば可搬性に優れた腕時計によって実現され、室内に居る乳幼児Nの面倒を看るお母さん(ユーザ)によって携帯される。
[機能構成]
先ず、第2実施形態における快適さ向上支援装置1bの機能構成について説明する。図12は、快適さ向上支援装置1bの主要機能ブロックの一例を示す図である。図12に示すように、快適さ向上支援装置1bは、入力部100、音入力部110、室内環境検出部120,CPU130、表示部140、赤外線発信部150、無線通信部170,ROM200b,RAM160の各機能部を備えて構成されている。
無線通信部170は、装置内部で利用される情報を外部とやり取りするための装置であり、他の装置(確認装置5)との間で無線通信を実行する。この無線通信部170は、例えばワイヤレスLAN等の通信規格に基づく無線通信が可能な装置によって実現される。
また、快適さ向上支援装置1bのROM200bには、第2実施形態を実現するため、感情分析プログラム211a、室内環境分析プログラム211b、及び第2家電制御プログラム221aを含む第2メインプログラム221と、感情判定用テーブル213と、家電制御内容一覧テーブル215と、家電制御信号一覧テーブル217とが格納される。
第2家電制御プログラム221aは、乳幼児Nが居る室内に設置された家電製品2Aを遠隔制御するとともに、その遠隔制御内容を確認装置5の指示に従って変更する機能を実現させるためのプログラムであり、CPU130は、この第2家電制御プログラム221aに従って第2家電制御処理を実行する。
具体的には、CPU130は、先ず感情分析の結果判定された感情と、室内環境分析によって分析された室内環境の状況とに基づいて、家電製品2Aの遠隔制御内容を決定する。次いで、CPU130は、決定した家電製品2Aの遠隔制御内容を、感情分析結果及び室内環境分析結果とともに確認装置5に送信する。そして、確認装置5から内容確認通知を受信したならば、CPU130は、前述のように決定した遠隔制御内容に相当する赤外線信号を赤外線発信部150から発信させるが、確認装置5から内容確認通知とともに遠隔制御内容のデータを受信した場合には、当該受信した遠隔制御内容に相当する赤外線信号を赤外線発信部150から発信させて、遠隔制御対象の家電製品2Aの動作を制御する。
次に、確認装置5の機能構成について説明する。図13は、確認装置5の主要機能ブロックの一例を示す図である。図13に示すように、確認装置5は、入力部500、CPU510、表示部520、無線通信部530,ROM540,RAM550の各機能部を備えて構成されている。
入力部500は、ユーザが操作入力するためのものであり、例えばボタンスイッチやタッチパネル等によって実現される。入力部500は、操作入力に応じた操作信号をCPU510に出力する。
CPU510は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、確認装置5を統括的に制御する。
例えば、快適さ向上支援装置1bから受信した制御内容確認データを閲覧表示する処理、当該受信した制御内容確認データに含まれる遠隔制御内容を変更操作に応じて変更する処理等を実行する。
表示部520は、CPU510から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示させるものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。
無線通信部530は、装置内部で利用される情報を外部とやり取りするための装置であり、他の装置(快適さ向上支援装置1b)との間で無線通信を実行する。例えばワイヤレスLAN等の通信規格に基づく無線通信が可能な装置によって実現される。
ROM540には、各種初期設定、ハードウェアの検査、又は必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムが格納される。CPU510は、確認装置5の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、確認装置5の動作環境を設定する。
また、ROM540には、確認装置5の動作に係るプログラムや、確認装置5の備える種々の機能を実現するためのプログラム、これらのプログラムの実行に係るデータ等が格納される。特に、第2実施形態を実現するため、確認データ閲覧プログラム541が格納される。
確認データ閲覧プログラム541は、快適さ向上支援装置1bから受信した制御内容確認データを閲覧する機能を実現させるためのプログラムであり、CPU510は、この確認データ閲覧プログラム541に従って確認データ閲覧処理を実行する。
具体的には、CPU510は、快適さ向上支援装置1bから制御内容確認データを受信すると、当該制御内容確認データに設定されている感情分析結果、室内環境分析結果、及び遠隔制御内容を表示部520に閲覧表示する制御を行う。また、ユーザによって変更操作が入力された場合には、CPU510は、制御内容確認データ格納領域551に格納されている遠隔制御内容を変更する。そして、CPU510は、ユーザによって確認操作が為されたならば、内容確認通知を快適さ向上支援装置1bに送信するが、変更操作に従って遠隔制御内容を変更した場合には、変更した遠隔制御内容のデータを内容確認通知とともに快適さ向上支援装置1bに送信する。
RAM550は、CPU510の作業用メモリとして用いられる半導体メモリであり、CPU510が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。特に、第2実施形態を実現するため、快適さ向上支援装置1bから送信される制御内容確認データを保持する制御内容確認データ格納領域551を備える。
[処理の流れ]
次に、快適さ向上支援装置1bにおいて実行される第2メイン処理の流れについて説明する。図14は、第2メイン処理の流れを説明するためのフローチャートである。尚ここで説明する処理は、快適さ向上支援装置1bの電源が投入(ON)されると開始される処理であり、CPU130が感情分析プログラム211a、室内環境分析プログラム211b、及び第2家電制御プログラム221aを含む第2メインプログラム221を読み出して実行することによって実現される。
第2メイン処理では、CPU130は、例えば所定の時間間隔(例えば1時間毎)で、ループBの処理を繰り返し実行する(ステップe10〜ステップe50)。すなわちCPU130は、第1実施形態と同様に、先ず感情分析処理を実行し(ステップe20)、続いて室内環境分析処理を実行する(ステップe30)。
次に、CPU130は、第2家電制御処理を実行する(ステップe40)。図15は、第2家電制御処理の流れを説明するためのフローチャートである。尚、図15において、第2家電制御処理の流れとともに、確認装置5において実行される確認データ閲覧処理の流れを示している。
第2家電制御処理では、CPU130は、先ず、第1実施形態と同様に、ステップe20の感情分析処理の結果判定された感情が、緩和対象感情として予め定められたネガティブな感情か否かを判定する(ステップf10)。そして、CPU130は、判定された感情が緩和対象である場合には(ステップf10;YES)、感情分析結果と室内環境分析結果とに基づいて、家電製品2Aの遠隔制御内容を決定する(ステップf20)。
続いて、CPU130は、ステップf20で決定した家電製品2Aの遠隔制御内容を、感情分析結果及び室内環境分析結果とともに、制御内容確認データとして確認装置5に送信する(ステップf30)。CPU130は、確認装置5から内容確認通知を受信するまで待機状態となる。
一方確認装置5では、CPU510は、確認データ閲覧処理として、制御内容確認データを受信する(ステップg10)。このとき、CPU510は、受信した制御内容確認データ(感情分析結果、室内環境分析結果、及び遠隔制御内容)を制御内容確認データ格納領域551に格納する。
続いてCPU130は、当該制御内容確認データの内容を表示部520に閲覧表示する制御を行う(ステップg20)。そして、CPU510は、制御内容確認データの閲覧表示中に変更操作が為されたならば、遠隔制御内容を変更する(ステップg30)。そして、CPU510は、確認操作に応じて(ステップg40:YES)、内容確認通知を快適さ向上支援装置1bに送信する(ステップg50)。このとき、ステップg30で遠隔制御内容を変更した場合には、CPU510は、変更した遠隔制御内容のデータを内容確認通知とともに快適さ向上支援装置1bに送信する。
一方快適さ向上支援装置1bでは、CPU130は、内容確認通知を受信したならば(ステップf40)、変更指示の有無を判定する(ステップf50)。そして、CPU130は、内容確認通知とともに遠隔制御内容のデータを受信した場合には変更指示有りと判定し、続いて当該受信した遠隔制御内容のデータを遠隔制御内容格納領域167に格納して更新する(ステップf60)。
そして、CPU130は、家電制御信号一覧テーブル217を参照し、遠隔制御内容格納領域167に設定されている制御対象家電の制御内容に応じた赤外線信号を赤外線発信部150から順次発信させる(ステップf70)。赤外線信号を発信したならば、CPU130は、第2家電制御処理を終了する。
[操作例]
次に、確認装置5においてユーザが行う操作について説明する。
図16(a)は、確認装置5の表示部520に表示される閲覧画面の一例を示す図である。図16(a)に示すように、閲覧画面には、感情分析結果、室内環境分析結果、及び遠隔制御内容が表示される。すなわち、内部処理として、快適さ向上支援装置1bから受信した制御内容確認データの内容を表示部520に閲覧表示する制御が行われる(図15に示すステップg20)。
一方、図16(b)は、確認装置5の表示部520に表示される変更画面の一例を示す図である。図16(b)に示すように、変更画面には、家電製品2Aの遠隔制御内容が変更可能に表示される。この変更画面において、確認装置5のユーザは、入力部500を操作して家電製品2Aの遠隔制御内容の変更操作を行う。図16(b)では、テレビに対する遠隔制御内容「音量調整(−3)」が「電源OFF」に変更されている。この場合には、内部処理として、制御内容確認データ格納領域551に格納されている遠隔制御内容を変更する処理が行われる(図15に示すステップg30)。
以上説明したように、第2実施形態によれば、遠隔制御が可能な家電製品2Aが設置された室内に居る乳幼児Nから発せられた音声を分析して乳幼児Nの感情を判定するとともに、当該乳幼児Nが居る室内の室内環境状況を検出して室内環境の状況を分析することができる。そして、判定した乳幼児Nの感情と、室内環境の状況とに基づいて、当該室内の家電製品2Aを遠隔制御するための遠隔制御内容を決定し、感情分析結果及び室内環境分析結果とともに確認装置5に通知することができる。
一方確認装置5では、乳幼児Nが居る室内の快適さ向上支援装置1bから受信した感情分析結果、室内環境分析結果、及び遠隔制御内容を表示部520に閲覧表示することができる。また、変更操作が為された場合には遠隔制御内容を変更し、変更した遠隔制御内容のデータを快適さ向上支援装置1bに送信することができる。そして、快適さ向上支援装置1bでは、確認装置5から受信した遠隔制御内容のデータに従って、家電製品2Aを遠隔制御することができる。
したがって、ユーザは、確認装置5を常時携帯することによって、乳幼児Nの感情、乳幼児Nが居る室内の室内環境の状況、及び家電の遠隔制御内容を確認し、家電の制御内容を必要に応じて変更することができる。
[変形例]
以上、本発明についての好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記したものに限らず、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更可能である。
例えば、上記した実施形態では、乳幼児Nが居る室内に快適さ向上支援装置を設置した場合について説明したが、例えば乳幼児Nの面倒を看るユーザ(お母さん)が携帯することとしてもよい。図17は、快適さ向上支援装置を3つの別体の装置とし、いわばシステムとして構成した場合の当該システム全体の構成の一例を示す図であり、例えば置時計によって実現される送信装置7と、縫いぐるみ等の育児玩具によって実現されるリモコン装置9と、腕時計によって実現される快適さ向上支援装置本体1cとから構成される。快適さ向上支援装置本体1cは、ユーザ(お母さん)によって携帯され、ユーザが面倒を看る乳幼児Nが居る室内に設置される送信装置7及びリモコン装置9との間で無線通信を実行する。
送信装置7は、上記した実施形態における音入力部110及び室内環境検出部120(図2参照)に相当する機能部を具備しており、集音した乳幼児Nの声と検出した室内環境状況とを、快適さ向上支援装置本体1cに送信する。
リモコン装置9は、上記した実施形態における赤外線発信部150(図2参照)に相当する機能部を具備しており、快適さ向上支援装置本体1cの指示に従って、室内のエアコンやテレビ、照明といった各種の家電製品2Aに対して赤外線信号を発信する。
快適さ向上支援装置本体1cは、送信装置7から乳幼児Nの声と室内環境状況とを受信した際に、受信した乳幼児Nの声をもとに感情を判定するとともに、受信した室内環境状況をもとに室内環境の状況を分析する。そして、快適さ向上支援装置本体1cは、判定された感情と分析された室内環境の状況とに基づいて家電製品2Aの遠隔制御内容を決定し、リモコン装置9に送信する。
図18は、システム全体の処理の流れを説明するためのフローチャートである。図18に示すように、送信装置7では、例えば所定の時間間隔(例えば1時間毎)で、ループCの処理を繰り返し実行する(ステップh10〜ステップh50)。
すなわち、送信装置7は、音入力部により集音した音声を所定時間の分だけサンプリングして入力音声データを生成する(ステップh20)。続いて、送信装置7は、室内環境検出部の検出値を取得して室内環境状況を検出する(ステップh30)。そして、送信装置7は、ステップh20で生成した入力音声データとステップh30で検出した室内環境状況とを快適さ向上支援装置本体1cに送信する(ステップh40)。
一方快適さ向上支援装置本体1cでは、入力音声データ及び室内環境状況を受信したならば(ステップi10)、受信した入力音声データを音声分析し、音声の示す感情を判定する(ステップi20)。続いて快適さ向上支援装置本体1cは、受信した室内環境状況に従って、乳幼児Nが居る室内の室内環境の状況を分析する(ステップi30)。
そして、快適さ向上支援装置本体1cは、第3家電制御処理としてステップi40〜ステップi60の処理を実行する。すなわち、先ず快適さ向上支援装置本体1cは、ステップi20の結果判定された感情が緩和対象感情か否かを判定する(ステップi40)。そして、快適さ向上支援装置本体1cは、判定された感情が緩和対象である場合には(ステップi40;YES)、感情分析結果と室内環境分析結果とに基づいて家電製品2Aの遠隔制御内容を決定し(ステップi50)、決定した遠隔制御内容をリモコン装置9に送信する(ステップi60)。
一方リモコン装置9では、遠隔制御内容を受信したならば(ステップj10)、受信した遠隔制御内容に相当する赤外線信号の発信制御を行って、制御対象家電の動作を制御する(ステップj20)。
また、上記した実施形態では、被支援対象動物を乳幼児として乳幼児の感情を緩和させる場合について説明したが、乳幼児に限らず、高齢者や身体障害者、或いは犬や猫、小鳥といったペットや家畜等の他の動物等、音声を発し支援対象となる人間を含む動物についても同様に適用可能である。また、ネガティブな感情を緩和させる場合に限らず、「たのしい」、「きもちいい」、「自己表現」などのポジティブな感情に応じて適宜家電製品を遠隔制御することとしてもよい。
また、快適さ向上支援装置や確認装置、リモコン装置、送信装置を適用可能な製品は、上記した置時計や腕時計、玩具に限定されるものではなく、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、パソコン等の電子機器全般に適用可能である。
ユーザが面倒を看る乳幼児が居る室内の様子を示す図。 第1実施形態における快適さ向上支援装置の主要機能ブロックの一例を示す図。 家電制御内容一覧テーブルのデータ構成例を示す図。 家電制御信号一覧テーブルのデータ構成例を示す図。 遠隔制御内容格納領域の構成の一例を示す図。 家電使用状況格納領域の構成の一例を示す図。 第1メイン処理の流れを説明するためのフローチャート。 感情分析処理の流れを説明するためのフローチャート。 室内環境分析処理の流れを説明するためのフローチャート。 第1家電制御処理の流れを説明するためのフローチャート。 第2実施形態における全体構成の一例を示す図。 第2実施形態における快適さ向上支援装置の主要機能ブロックの一例を示す図。 第2実施形態における確認装置の主要機能ブロックの一例を示す図。 第2メイン処理の流れを説明するためのフローチャート。 第2家電制御処理及び確認データ閲覧処理の流れを説明するためのフローチャート。 (a)は確認装置の表示部に表示される閲覧画面の一例を示す図、(b)は確認装置の表示部に表示される変更画面の一例を示す図。 構成の変形例を説明するための図。 処理の流れの変形例を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1a 快適さ向上支援装置
100 入力部
110 音入力部
120 室内環境検出部
121 温度センサ
123 湿度センサ
125 明度センサ
127 騒音センサ
130 CPU
140 表示部
150 赤外線通信部
200a ROM
211 第1メインプログラム
211a 感情分析プログラム
211b 室内環境分析プログラム
211c 第1家電制御プログラム
213 感情判定用テーブル
215 家電制御内容一覧テーブル
217 家電制御信号一覧テーブル
160 RAM
161 入力音声データ格納領域
163 感情分析データ格納領域
165 環境分析データ格納領域
167 遠隔制御内容格納領域
169 家電使用状況格納領域

Claims (8)

  1. 遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内に居る被支援対象動物に対する快適さの向上を支援する快適さ向上支援装置において、
    室内環境の状況を検出する環境状況検出手段と、
    前記被支援対象動物から発せられた音声を入力するための音声入力手段と、
    この音声入力手段により入力された音声を分析して前記被支援対象動物の感情を判定する感情判定手段と、
    この感情判定手段により判定された感情と前記環境状況検出手段により検出された状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する制御信号を発信し、前記家電製品を遠隔制御する遠隔制御手段と、
    を備えることを特徴とする快適さ向上支援装置。
  2. 請求項1に記載の快適さ向上支援装置において、
    前記感情判定手段は、被支援対象動物の感情が予め定められた緩和対象の感情であるか否かを判定する緩和対象感情判定手段を有し、
    前記遠隔制御手段は、前記緩和対象感情判定手段により前記被支援対象動物の感情が前記緩和対象の感情であると判定された場合に、前記家電製品を遠隔制御して前記家電製品の動作を変更制御する緩和対象感情時制御手段を有することを特徴とする快適さ向上支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の快適さ向上支援装置において、
    前記遠隔制御手段による前記家電製品の遠隔制御内容を、通信可能な確認装置に送信する制御内容送信手段を更に備えることを特徴とする快適さ向上支援装置。
  4. 請求項3に記載の快適さ向上支援装置において、
    前記確認装置から、遠隔制御内容の変更指示を受信する変更指示受信手段を更に備え、
    前記遠隔制御手段は、前記変更指示受信手段により受信された変更指示に基づいて、前記家電製品に対する遠隔制御内容を変更する変更手段を有することを特徴とする快適さ向上支援装置。
  5. 遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内に居る被支援対象動物に対する快適さの向上を支援する快適さ向上支援装置において、
    前記室内の室内環境の状況を示す室内環境状況と前記被支援対象動物の音声とを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された音声を分析して前記被支援対象動物の感情を判定する感情判定手段と、
    この感情判定手段により判定された感情と前記受信手段により受信された室内環境状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する家電制御信号を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする快適さ向上支援装置。
  6. 請求項5に記載の快適さ向上支援装置において、
    前記送信手段により送信される家電制御信号を受信し、この受信された家電制御信号を前記家電製品に向けて送信する家電制御信号送受信手段を更に備えることを特徴とする快適さ向上支援装置。
  7. 遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内の室内環境の状況を検出する環境状況検出手段と、被支援対象動物から発せられた音声を入力するための音声入力手段と、前記家電製品に制御信号を発信する発信手段とを備えたコンピュータに、
    前記音声入力手段により入力された音声を分析して被支援対象動物の感情を判定する感情判定機能と、
    この感情判定機能により判定された感情と前記環境状況検出手段により検出された状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する制御信号を前記発信手段に発信させて、前記家電製品を遠隔制御する遠隔制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. コンピュータに、
    遠隔制御が可能な家電製品が設置された室内の室内環境の状況を示す室内環境状況と、前記室内に居る被支援対象動物の音声とを受信する受信機能と、
    この受信手段により受信された音声を分析して前記被支援対象動物の感情を判定する感情判定機能と、
    この感情判定機能により判定された感情と前記受信機能により受信された室内環境状況とに基づいて前記家電製品の動作を制御する家電制御信号を送信する送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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